JP2590103Y2 - コード接続用コネクタ - Google Patents
コード接続用コネクタInfo
- Publication number
- JP2590103Y2 JP2590103Y2 JP1992071462U JP7146292U JP2590103Y2 JP 2590103 Y2 JP2590103 Y2 JP 2590103Y2 JP 1992071462 U JP1992071462 U JP 1992071462U JP 7146292 U JP7146292 U JP 7146292U JP 2590103 Y2 JP2590103 Y2 JP 2590103Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- insertion portion
- connector
- fitting
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば小型ビデオカメ
ラの如き携帯用の電気機器類に電源や信号線を接続する
ためのコード接続用コネクタに関する。
ラの如き携帯用の電気機器類に電源や信号線を接続する
ためのコード接続用コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯用その他の電気機器類に電源
コードや、その他の信号用コード等を接続するコネクタ
は、プラグ側の差し込み部と機器側のプラグ嵌入部との
嵌合によってプラグを保持させているものであり、プラ
グ側の差し込み部はそれ自体が嵌合状態時における曲げ
力等の外力に耐え得る強度をもたせている。
コードや、その他の信号用コード等を接続するコネクタ
は、プラグ側の差し込み部と機器側のプラグ嵌入部との
嵌合によってプラグを保持させているものであり、プラ
グ側の差し込み部はそれ自体が嵌合状態時における曲げ
力等の外力に耐え得る強度をもたせている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のコネ
クタにあっては、プラグの形状を想定される外力に見合
う強度が得られる断面積にする必要があるため、その小
型化に限界があった。
クタにあっては、プラグの形状を想定される外力に見合
う強度が得られる断面積にする必要があるため、その小
型化に限界があった。
【０００４】特にビデオカメラの電源供給においては、
平らな面に電源供給用の接触子を露出させた構造とし、
これにプラグ側の接触子を圧接する如き構造が採られて
いるため、プラグ形状が平板状になり、曲げ強度を高め
るにはその厚さを大きくせざるを得ず、全体の形状が大
型化するという問題があった。
平らな面に電源供給用の接触子を露出させた構造とし、
これにプラグ側の接触子を圧接する如き構造が採られて
いるため、プラグ形状が平板状になり、曲げ強度を高め
るにはその厚さを大きくせざるを得ず、全体の形状が大
型化するという問題があった。
【０００５】本考案はこのような従来の問題にかんが
み、特に互いに平面上に露出させ、接触子を圧接する構
造のコネクタにおいて、板状のプラグを使用した場合に
もその形状を小さくできるコード接続用コネクタの提供
を目的としたものである。
み、特に互いに平面上に露出させ、接触子を圧接する構
造のコネクタにおいて、板状のプラグを使用した場合に
もその形状を小さくできるコード接続用コネクタの提供
を目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本考案の特徴は、
コードが接続される機器側に、内壁面に機器側接触子を
露出させて固定したプラグ嵌入部を備えるとともに、コ
ネクタプラグ側に、前記機器側接触子に電気接続される
プラグ側接触子を有する板状の差し込み部を備え、か
つ、前記機器とコネクタプラグとの間に前記差し込み部
のプラグ嵌入部への差し込み終端位置で互いに嵌り合う
嵌合補強用の凸起部及び凸起嵌合穴を備えてなるコード
接続用コネクタに存する。
解決し、所期の目的を達成するための本考案の特徴は、
コードが接続される機器側に、内壁面に機器側接触子を
露出させて固定したプラグ嵌入部を備えるとともに、コ
ネクタプラグ側に、前記機器側接触子に電気接続される
プラグ側接触子を有する板状の差し込み部を備え、か
つ、前記機器とコネクタプラグとの間に前記差し込み部
のプラグ嵌入部への差し込み終端位置で互いに嵌り合う
嵌合補強用の凸起部及び凸起嵌合穴を備えてなるコード
接続用コネクタに存する。
【０００７】
【実施例】次に本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
【０００８】図において、Ａは本考案のコネクタを構成
するプラグである。このプラグＡは摘み兼用のボックス
部１０ａと、このボックス部１０ａの底縁から側方に突
出させた板状の差し込み部１０ｂとからなっている。
するプラグである。このプラグＡは摘み兼用のボックス
部１０ａと、このボックス部１０ａの底縁から側方に突
出させた板状の差し込み部１０ｂとからなっている。
【０００９】差し込み部１０ｂは、両側縁上側にフラン
ジ１１，１１が一体成形されているとともに、上面の略
中央にスライド蓋１２により開閉される窓１３が設けら
れ、この窓１３から上面側に板バネからなる可動接点バ
ネ１４，１４……が自らの弾性により突出されるように
なっている。そして上記フランジ１１，１１をビデオカ
メラＢの底面のプラグ嵌入部１５の内面の両側部に形成
した凹溝１６，１６内に挿入して差し込むことにより、
該ビデオカメラＢに電源コードＣが接続されるようにな
っている。
ジ１１，１１が一体成形されているとともに、上面の略
中央にスライド蓋１２により開閉される窓１３が設けら
れ、この窓１３から上面側に板バネからなる可動接点バ
ネ１４，１４……が自らの弾性により突出されるように
なっている。そして上記フランジ１１，１１をビデオカ
メラＢの底面のプラグ嵌入部１５の内面の両側部に形成
した凹溝１６，１６内に挿入して差し込むことにより、
該ビデオカメラＢに電源コードＣが接続されるようにな
っている。
【００１０】また、両フランジ１１，１１下には節度用
の突子１７，１７がスプリングをもって突出方向に附勢
されており、この突子１７とプラグ嵌入部１５のフラン
ジに設けたに凹部との嵌り合いによりプラグを抜け止め
るとともに、プラグ差し込み完了時の節度感が得られる
ようになっている。
の突子１７，１７がスプリングをもって突出方向に附勢
されており、この突子１７とプラグ嵌入部１５のフラン
ジに設けたに凹部との嵌り合いによりプラグを抜け止め
るとともに、プラグ差し込み完了時の節度感が得られる
ようになっている。
【００１１】スライド蓋１２には、その後端にスイッチ
動作棹１２ｂが一体成形されている。このスイッチ動作
棹１２ｂは差し込み部１０ｂの上部を貫通させてボック
ス部１０ａ内に挿入されている。ボックス部１０ａ内に
は、スイッチ動作棹１２ｂの先端に対向する位置に電源
回路ＯＮ，ＯＦＦ用のスライドスイッチ１８が収容され
ている。
動作棹１２ｂが一体成形されている。このスイッチ動作
棹１２ｂは差し込み部１０ｂの上部を貫通させてボック
ス部１０ａ内に挿入されている。ボックス部１０ａ内に
は、スイッチ動作棹１２ｂの先端に対向する位置に電源
回路ＯＮ，ＯＦＦ用のスライドスイッチ１８が収容され
ている。
【００１２】スライドスイッチ１８は、図４，図５に示
すように箱状のモールドケース２０内に摺動子２１がス
イッチ動作棹１２ｂのスライド方向と同方向に往復動自
在に収容され、コイルスプリング２２により常時スイッ
チ動作棹１２ｂを押し出す側に附勢されており、摺動子
２１がスイッチ動作棹１２ｂによりコイルスプリング２
２に抗して押し込まれることにより回路をＯＦＦ状態か
らＯＮ状態に切り換えるようになっている。
すように箱状のモールドケース２０内に摺動子２１がス
イッチ動作棹１２ｂのスライド方向と同方向に往復動自
在に収容され、コイルスプリング２２により常時スイッ
チ動作棹１２ｂを押し出す側に附勢されており、摺動子
２１がスイッチ動作棹１２ｂによりコイルスプリング２
２に抗して押し込まれることにより回路をＯＦＦ状態か
らＯＮ状態に切り換えるようになっている。
【００１３】プラグ嵌入部１５には、プラグの差し込み
部１０ｂが完全に差し込まれた位置にて各可動接点バネ
１４の接点部に対向する位置にそれぞれ板状の固定接点
２３が壁面に露出して固着されている。
部１０ｂが完全に差し込まれた位置にて各可動接点バネ
１４の接点部に対向する位置にそれぞれ板状の固定接点
２３が壁面に露出して固着されている。
【００１４】またプラグ嵌入部１５の先端の角部１５ａ
がスイッチ動作棹動作部となっており、プラグの押し込
み動作によりスイッチ動作棹１２ｂの先端上縁１２ｃが
これに当り、これによってスイッチ動作棹１２ｂがスイ
ッチ動作方向に動作されるようになっている。
がスイッチ動作棹動作部となっており、プラグの押し込
み動作によりスイッチ動作棹１２ｂの先端上縁１２ｃが
これに当り、これによってスイッチ動作棹１２ｂがスイ
ッチ動作方向に動作されるようになっている。
【００１５】プラグのボックス部１０ａには、差し込み
部１０ｂ側に向けて棒状の短突起２４が一体に成形され
ているとともに、ビデオカメラＢのプラグの差し込み部
１５の稍上側には突起嵌合穴２５が形成され、プラグを
差し込んだ際に短突起２４が穴２５に嵌め合わされるよ
うになっている。
部１０ｂ側に向けて棒状の短突起２４が一体に成形され
ているとともに、ビデオカメラＢのプラグの差し込み部
１５の稍上側には突起嵌合穴２５が形成され、プラグを
差し込んだ際に短突起２４が穴２５に嵌め合わされるよ
うになっている。
【００１６】このように構成されるコネクタは、プラグ
Ａが未嵌合状態にあるときは、スライド蓋１２はスライ
ドスイッチ１８のコイルスプリング２２の押圧力によっ
て窓１３を閉じる方向に移動され、可動接点バネ１４を
窓１３内に押し込んだ状態となっている。
Ａが未嵌合状態にあるときは、スライド蓋１２はスライ
ドスイッチ１８のコイルスプリング２２の押圧力によっ
て窓１３を閉じる方向に移動され、可動接点バネ１４を
窓１３内に押し込んだ状態となっている。
【００１７】そしてプラグＡの差し込み部１０ｂをプラ
グ嵌入部１５内に挿入すると、その挿入終端部近くでス
イッチ動作棹１２ｂの前端上縁がプラグ嵌入部の角部１
５ａに当り、更に押し込むことによりスライド蓋１２が
開き方向に動作すると同時にスライドスイッチ１８の摺
動子２１が押し込まれて電源回路をＯＮ状態に切換え
る。
グ嵌入部１５内に挿入すると、その挿入終端部近くでス
イッチ動作棹１２ｂの前端上縁がプラグ嵌入部の角部１
５ａに当り、更に押し込むことによりスライド蓋１２が
開き方向に動作すると同時にスライドスイッチ１８の摺
動子２１が押し込まれて電源回路をＯＮ状態に切換え
る。
【００１８】またプラグＡの差し込み動作終端稍手前位
置からボックス部１０ａの短突起２４が突起嵌合穴２５
に嵌り込み、差し込み動作終端において完全に嵌合さ
れ、短突起２４と差し込み部１０ｂとによって曲げ力に
対抗する必要な強度が発現される。
置からボックス部１０ａの短突起２４が突起嵌合穴２５
に嵌り込み、差し込み動作終端において完全に嵌合さ
れ、短突起２４と差し込み部１０ｂとによって曲げ力に
対抗する必要な強度が発現される。
【００１９】
【考案の効果】上述したように本考案のコート接続用コ
ネクタにおいては、プラグに設けた平板状の差し込み部
の他に短突起を突出させておき、これを機器側の突起嵌
合穴に嵌合させる構造としたことにより、差し込み部の
厚さを小さくしてもこの短突起によって曲げ応力が増強
され、十分な強度が得られることとなり、また差し込み
部を薄型とすることができるため、機器側の嵌入部も小
さくでき、全体の小型化が図られる。
ネクタにおいては、プラグに設けた平板状の差し込み部
の他に短突起を突出させておき、これを機器側の突起嵌
合穴に嵌合させる構造としたことにより、差し込み部の
厚さを小さくしてもこの短突起によって曲げ応力が増強
され、十分な強度が得られることとなり、また差し込み
部を薄型とすることができるため、機器側の嵌入部も小
さくでき、全体の小型化が図られる。
【図１】本考案の実施例のプラグ部分を示す平面図であ
る。
る。
【図２】同、側面図である。
【図３】同、正面図である。
【図４】図１中のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】同上のコネクタの嵌合状態を示す断面図であ
る。
る。
Ａ プラグ Ｂ ビデオカメラ Ｃ 電源コード １０ａ ボックス部 １０ｂ 差し込み部 １１，３１ フランジ １２ スライド蓋 １２ａ 突起 １２ｂ 動作棹 １３ 窓 １４ 可動接点バネ １５ プラグ嵌入部 １５ａ 角部 １７ 突子 １８ スイッチ ２０ モールドケース ２１ 摺動子 ２２ コイルスプリング ２３ 固定接点 ２４ 短突起 ２５ 突起嵌合穴
Claims (1)
- 【請求項１】 コードが接続される機器側に、内壁面に
機器側接触子を露出させて固定したプラグ嵌入部を備え
るとともに、コネクタプラグ側に、前記機器側接触子に
電気接続されるプラグ側接触子を有する板状の差し込み
部を備え、かつ、前記機器とコネクタプラグとの間に前
記差し込み部のプラグ嵌入部への差し込み終端位置で互
いに嵌り合う嵌合補強用の凸起部及び凸起嵌合穴を備え
てなるコード接続用コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071462U JP2590103Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コード接続用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071462U JP2590103Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コード接続用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629025U JPH0629025U (ja) | 1994-04-15 |
| JP2590103Y2 true JP2590103Y2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=13461285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992071462U Expired - Fee Related JP2590103Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | コード接続用コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590103Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP1992071462U patent/JP2590103Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0629025U (ja) | 1994-04-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |