JP2949172B2 - 電源コネクタ - Google Patents

電源コネクタ

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JP2949172B2
JP2949172B2 JP25717592A JP25717592A JP2949172B2 JP 2949172 B2 JP2949172 B2 JP 2949172B2 JP 25717592 A JP25717592 A JP 25717592A JP 25717592 A JP25717592 A JP 25717592A JP 2949172 B2 JP2949172 B2 JP 2949172B2
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plug
movable contact
lid
slide
connector
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康夫 義浦
英郎 三井
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Sony Corp
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ESU EMU KEI KK
Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラに
バッテリーボックスからの電源コードを接続するために
使用する電源コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラにはバッテリーパ
ックが直接着脱できるようになっており、AC電源を利
用する場合や別のバッテリーボックスをコードを介して
接続するような場合には、バッテリーパックの装着部と
同じ形状で同じ接触端子を設けたコネクタプラグが使用
され、これにDCアダプター等からの直流電源がコード
を介して供給されるようになっている。
【0003】そして、これらの従来のコネクタは、カメ
ラ機器側に突出方向に附勢した可動接触子を突設してお
き、コネクタ側には板状の固定接触子を露出させてお
き、コネクタプラグを機器のプラグ嵌入部内にスライド
させて装着することによって両接触子が圧接されるよう
にしたものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電源
コネクタは、プラグ側の接触子が常に表面に露出してい
るため、未嵌合時に導電性材料に触れてショートする危
険性があり、また未嵌合状態では可動側の接触子は常に
突出しているため、何かに触れた際に損傷し易いという
問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ことのできる新規な電源コネクタの提供を目的としてな
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、電源が供給される機器
側に設けたプラグ嵌入部の壁面に露出させて複数の固
定接触子を備え、該プラグ嵌入部に挿入されるコネクタ
プラグの前記固定接触子に対向する面に配置されるとと
もに、バネ圧によって突出方向に附勢され、スライド蓋
開き方向の動作により該スライド蓋の面から突出する
可動接点バネを備え、前記スライド蓋は、前記可動接点
バネの突出側面上を往復動自在に配置され、コネクタプ
ラグがプラグ嵌入部に挿入されることによって開き方向
に動作されるとともに前記プラグ嵌入部から抜かれるこ
とによって閉じ方向に動作されるように設置され、前記
コネクタプラグ内に前記スライド蓋の閉じ方向の動作に
連動して前記可動接点バネへの+側の電源回路をOFF
にし、該スライド蓋の開き方向の動作に連動して前記+
側の電源回路をONにするスイッチを備えてなる電源コ
ネクタに存する。
【0007】
【作用】本発明の電源コネクタは、プラグ未嵌合状態で
はバネ圧によってスライド蓋が閉じる方向に移動し、可
動接点バネを押し込むとともに、その突出側のほとんど
の部分が閉じられ、更に+側回路の電源スイッチがOF
F状態となる。また嵌合時には機器側のプラグ嵌入部に
プラグを押し込むことによりスライド蓋が開かれ、その
動作によってスイッチがONされるとともに可動接点バ
ネの突出側が開かれ、バネ圧によって突出し、機器側の
固定接触子に圧接される。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0009】図において、Aは本発明のコネクタを構成
するプラグである。このプラグAは摘み兼用のボックス
部10aと、このボックス部10aの底縁から側方に突
出させた板状の差し込み部10bとからなっている。
【0010】差し込み部10bは、両側縁上側にフラン
ジ11,11が一体成形されているとともに、上面の略
中央にスライド蓋12により開閉される窓13が設けら
れ、この窓13から上面側に板バネからなる可動接点バ
ネ14,14……が自らの弾性により突出されるように
なっている。そして上記フランジ11,11をビデオカ
メラB(図10,11に示す)の底面のプラグ嵌入部1
5の内面の両側部に形成した凹溝16,16内に挿入し
て差し込むことにより、該ビデオカメラBに電源コード
Cが接続されるようになっている。
【0011】また、両フランジ11,11下には節度用
の突子17,17がスプリング17a,17a(図6に
示す)をもって突出方向に附勢されており、この突子1
7とプラグ嵌入部15のフランジに設けたに凹部との嵌
り合いによりプラグを抜け止めするとともに、プラグ差
し込み完了時の節度感が得られるようになっている。
【0012】電源コードC内には、図5、図12に示す
ように直流電源のアース側に接続した−側導線C1と、
同+側に接続した+側導線C2と、信号線C3があり、
ボックス部10a内には、電源ON,OFF用のスライ
ドスイッチ18と、交流が印加された際に、これを導通
させるためのコンデンサー19及びノイズ除去用のコイ
ルインダクタ20が収容されており、これらを介して3
本の−側端子14a、2本の+側端子14b及び1本の
信号端子14cに接続させ、これらの各端子をそれぞれ
別々の可動接点バネ14,14……に接続している。
【0013】コネクタAは、図3,4に示す如き上下の
ケース30a,30bとを互いに嵌め合わせ、その内部
に必要部品を収容している。上ケース30aには、その
差し込み部10b位置の略中央に窓13が形成され、そ
の窓13の両側対向縁に内向きのフランジ31,31が
形成されているとともに、窓13の中央部下にはフラン
ジ31より低い位置に中央枠32が一体形成されてい
る。そしてスライド蓋12の下面中央を前記中央枠32
上に載せ、フランジ31,31下にスライド蓋12の両
側縁下側に突出形成した突起12a,12a……を挿入
することによりスライド蓋12を上ケース30aに装着
している。
【0014】スライド蓋12の装着は上ケース30aの
上面側からなすようになっている。即ちフランジ31,
31にはスライド蓋12の両側の突起12a,12aの
間隔に合わせて切欠33,33が形成されており、上下
ケース30a,30bの嵌合前に切欠33,33……よ
り突起12a,12a……を挿入して該突起をフランジ
31,31より低い位置まで落し込み、然る後スライド
蓋12をスライドさせて突起12a,12a……をフラ
ンジ31,31下に移動させる。そして突起12a,1
2a……が移動した後の切欠33,33……位置に下ケ
ース30bから上向きに突出させた上下ケース係止用の
爪34,34……を挿入して各切欠33内に設けた係止
段部に該爪を係止せることにより、各切欠33を閉じ、
これによってスライド蓋12の抜け出しと上下ケースの
外れ止めとを兼用させている。
【0015】スライド蓋12には、その後端にスイッチ
動作棹12bが一体成形されている。このスイッチ動作
棹12bは上ケース30aの差し込み部10bの上部を
貫通させてボックス部10a内に挿入されている。ボッ
クス部10a内には、スイッチ動作棹12bの先端に対
向する位置にスライドスイッチ18が収容されている。
【0016】スライドスイッチ18は、箱状のモールド
ケース40内に摺動子41がスイッチ動作棹12bのス
ライド方向と同方向に往復動自在に収容され、コイルス
プリング42により常時スイッチ動作棹12bを押し出
す側に附勢されている。摺動子41にはクリップ状の可
動接触片43が保持されており、この可動接触片43は
モールドケース40内に設けた固定接触子44,45を
挾持した状態で摺動するようになっており、スイッチ動
作棹12bによりコイルスプリング42に抗して押し込
まれることにより固定接触子44,45間をOFF状態
(図7)からON状態(図10)に切り換えるようにな
っている。
【0017】固定接触子44,45は図8に示すように
モールドケース40の底面に突設したナイフ状の絶縁基
体46の表面に保持されており、一方の固定接触子44
は長方形状をなし、絶縁基体46の一方側の面の可動接
点バネ移動方向側の一方側に片寄せて保持させている。
また他方の固定接触子45は、固定接触子44側の面の
残り部分と絶縁基体46の上面及び他方側の面の略全域
に亘って保持させている。そして可動接触片43は摺動
子41が非動作時は、絶縁基体46の両面にまたがらせ
て配置した一方の固定接触子45のみを挾持し、スイッ
チ動作棹12bによって摺動子41とともに押されるこ
とによって両固定接触子44,45を挾持する位置へ移
動し、両固定接触子44,45間が可動接触片43によ
って互いに導通されるようになっている。
【0018】各可動接点バネ14は、図5に示すように
1本単独もしくは2〜3本共通に板バネを打ち抜いて成
形されており、下ケース30bから突出させた突軸5
0,50を貫通させるとともに、各接点バネ14,14
……間を仕切る突条51,51……間に収容することに
よって位置決めされている。また各接点バネ14,14
……は引き回し部52,52……が一体成形されてお
り、その先端をボックス部10a内に導入し、他の回路
構成部品とともにプリント基板53に接続させている。
【0019】また各可動接点バネ14は、図9に示すよ
うに突軸50を貫通させた固定用基部54から差し込み
部上面側に傾斜させた傾斜部55を有し、その先端に円
弧状の接点部56が一体成形されている。そして、スラ
イド蓋12が閉鎖方向側にあるときは、スライド蓋12
の前下縁の接点バネ押下部57によって傾斜部55が押
され、接点部56がスライド蓋12の上面、即ち、差し
込み部10bの表面より低い位置まで押し下げられた状
態となっている。
【0020】各接点バネ押下部57は、2本の+側端子
14b,14bが接続されている可動接点バネに対応す
る部分を、他の部分とその高さを違え、スライド蓋12
が窓13の開き方向にスライドされた際に、これらの両
可動接点バネが他のものより遅く突出されるようにし、
これによって−側の接点部が接続された後に+側の接点
部が接続されるようになっている。
【0021】プラグ嵌入部15には、図14に示すよう
にプラグの差し込み部10bが完全に差し込まれた位置
にて各可動接点バネ14の接点部56に対向する位置に
それぞれ板状の固定接点58が壁面に露出して固着され
ている。
【0022】またプラグ嵌入部15の先端の角部59が
スイッチ動作棹動作部となっており、プラグの押し込み
動作によりスイッチ動作棹12bの先端上縁12cがこ
れに当り、これによってスイッチ動作棹12bがスイッ
チ動作方向に動作されるようになっている。
【0023】プラグのボックス部10aには、差し込み
部10b側に向けて棒状の短突起60が一体に成形され
ているとともに、ビデオカメラBのプラグの差し込み部
15の稍上側には突起嵌合穴61が形成され、プラグを
差し込んだ際に短突起60が穴61に嵌め合わされるよ
うになっている。
【0024】このように構成されるコネクタは、プラグ
Aが未嵌合状態にあるときは、スライド蓋12はスライ
ドスイッチ18のコイルスプリング42の押圧力によっ
て窓13を閉じる方向に移動され、可動接点バネ14を
窓13内に押し込んだ状態となっている。
【0025】そしてプラグAの差し込み部10bをプラ
グ受け入れ部15内に挿入すると、その挿入終端部近く
でスイッチ動作棹12bの前端上縁がプラグを角部59
に当り、更に押し込むことによりスライド蓋12が開き
方向に動作すると同時にスライドスイッチ18の摺動子
41が押し込まれて電源回路をON状態に切り換える。
【0026】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、コ
ネクタプラグ側に可動接点バネを設け、これをスライド
蓋の閉鎖方向の動作によって押し込ませるようにし、か
つ、スライド蓋が閉鎖状態で接点バネに通じる電源回路
をOFF状態とし、開放状態で該回路ををON状態とす
るスイッチを設けたことにより、プラグ嵌合されてい
ない状態では、接点バネが押し込まれるとともに非通電
状態となり、ショートしたり、接点バネが何かに触れて
損傷することが無くなったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプラグ部分を示す平面図であ
る。
【図2】同、正面図である。
【図3】同、底面図である。
【図4】同、側面図である。
【図5】同、下ケース部分の平面図である
【図6】同、上ケース部分の平面図である
【図7】図1中のA−A線断面図である。
【図8】同上のスライドスイッチの接触子部分を示す縦
断面図である。
【図9】同上の接点バネ部分を示す縦断側面図である。
【図10】プラグ嵌入部の嵌合状態を示す縦断側面図で
ある。
【図11】図10中のB−B線断面図である。
【図12】プラグ部の回路図である。
【符号の説明】
A プラグ B ビデオカメラ C 電源コード 10a ボックス部 10b 差し込み部 11,31 フランジ 12 スライド蓋 12a 突起 12b 動作棹 13 窓 14 可動接点バネ 14a −側端子 14b +側端子 14c 信号端子 15 プラグ嵌入部 16 凹溝 17 突子 17a スプリング 18 スライドスイッチ 19 コンデンサー 20 コイルインダクタ 30a,30b 上下ケース 32 中央枠 33 切欠 34 爪 40 モールドケース 41 摺動子 42 コイルスプリング 43 可動接触片 44,45 固定接触子 50 突軸 51 突条 52 引き回し部 53 プリンと基板 54 固定用基板 55 傾斜部 56 接点部 59 角部 60 短突起 61 突起嵌合穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が供給される機器側に設けたプラグ
    嵌入部の壁面に露出させて複数の固定接触子を備え、
    該プラグ嵌入部に挿入されるコネクタプラグの前記固定
    接触子に対向する面に配置されるとともに、バネ圧によ
    って突出方向に附勢され、スライド蓋の開き方向の動作
    により該スライド蓋の面から突出する可動接点バネを備
    、前記スライド蓋は、前記可動接点バネの突出側面上
    を往復動自在に配置され、コネクタプラグがプラグ嵌入
    部に挿入されることによって開き方向に動作されるとと
    もに前記プラグ嵌入部から抜かれることによって閉じ方
    向に動作されるように設置され、前記コネクタプラグ内
    に前記スラィド蓋の閉じ方向の動作に連動して前記可動
    接点バネへの+側の電源回路をOFFにし、該スライド
    蓋の開き方向の動作に連動して前記+側の電源回路をO
    にするスイッチを備えてなる電源コネクタ。
JP25717592A 1992-09-01 1992-09-01 電源コネクタ Expired - Lifetime JP2949172B2 (ja)

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