JPH05343128A - カム作動型電気コネクタ - Google Patents
カム作動型電気コネクタInfo
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- JPH05343128A JPH05343128A JP5037981A JP3798193A JPH05343128A JP H05343128 A JPH05343128 A JP H05343128A JP 5037981 A JP5037981 A JP 5037981A JP 3798193 A JP3798193 A JP 3798193A JP H05343128 A JPH05343128 A JP H05343128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- connector
- housing
- fitting
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62905—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
- H01R13/62911—U-shaped sliding element
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】相手コネクタの嵌合面前面のスペースが少ない
場合でも嵌合離脱を容易にできる嵌合離脱装置を備えた
カム作動型電気コネクタを提供する。 【構成】ソケットハウジング２の側壁に嵌合面の開口に
連続する開口を形成し、嵌合方向に交差する方向からソ
ケットハウジング２の側壁に形成された開口を通してこ
のソケットハウジング２内にプラグハウジング４を挿入
する。プラグハウジング４がソケットハウジング２内に
挿入された状態において、カム部材７２を嵌合方向に交
差する方向に摺動することにより、ソケットハウジング
２とプラグハウジング４を嵌合させる。
場合でも嵌合離脱を容易にできる嵌合離脱装置を備えた
カム作動型電気コネクタを提供する。 【構成】ソケットハウジング２の側壁に嵌合面の開口に
連続する開口を形成し、嵌合方向に交差する方向からソ
ケットハウジング２の側壁に形成された開口を通してこ
のソケットハウジング２内にプラグハウジング４を挿入
する。プラグハウジング４がソケットハウジング２内に
挿入された状態において、カム部材７２を嵌合方向に交
差する方向に摺動することにより、ソケットハウジング
２とプラグハウジング４を嵌合させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カム部材が嵌合方向に
交差する方向に摺動されることより２つのコネクタハウ
ジングが相互に嵌合離脱されるカム作動型電気コネクタ
に関する。
交差する方向に摺動されることより２つのコネクタハウ
ジングが相互に嵌合離脱されるカム作動型電気コネクタ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一方のコネクタにカムスロットが形成さ
れ、このカムスロットと他方のコネクタハウジングの壁
面を摺動するカム部材が協働するように構成されたコネ
クタがドイツ特許第３６０４５４８号に開示されてい
る。このコネクタは、一方のコネクタの嵌合面を他方の
コネクタの嵌合面に平行に対向させ、互いに嵌合される
構造になっている。カムスロットが形成された一方のコ
ネクタには、このカムスロットを取り囲む周壁が形成さ
れ、カム部材がこの周壁に平行に移動し、またこのカム
部材は周壁に対して相対的に移動できる構成になってい
る。これらのコネクタでは、一方のコネクタが他方のコ
ネクタの内部に入り込み、二つのコネクタが少しだけ嵌
合されると、カム部材が嵌合方向に交差する方向に摺動
され、このカム部材により二つのコネクタハウジングが
互いに嵌合され、対応する電気接点が互いに電気的に接
触されるように構成されている。また、カム部材を反対
方向に摺動させると、二つのコネクタは互いに離脱され
る。
れ、このカムスロットと他方のコネクタハウジングの壁
面を摺動するカム部材が協働するように構成されたコネ
クタがドイツ特許第３６０４５４８号に開示されてい
る。このコネクタは、一方のコネクタの嵌合面を他方の
コネクタの嵌合面に平行に対向させ、互いに嵌合される
構造になっている。カムスロットが形成された一方のコ
ネクタには、このカムスロットを取り囲む周壁が形成さ
れ、カム部材がこの周壁に平行に移動し、またこのカム
部材は周壁に対して相対的に移動できる構成になってい
る。これらのコネクタでは、一方のコネクタが他方のコ
ネクタの内部に入り込み、二つのコネクタが少しだけ嵌
合されると、カム部材が嵌合方向に交差する方向に摺動
され、このカム部材により二つのコネクタハウジングが
互いに嵌合され、対応する電気接点が互いに電気的に接
触されるように構成されている。また、カム部材を反対
方向に摺動させると、二つのコネクタは互いに離脱され
る。
【０００３】上述の嵌合機構は、 嵌合離脱機構をかなり
改良したものであるが、相手コネクタを取り囲む周壁内
にこの相手コネクタを整合させるように配置する充分な
スペースが無く、またこの整合を目視できないという問
題がある。また、このコネクタの嵌合方向前面にわずか
なスペースしか得ることができない場所に、周壁が形成
されたコネクタを取り付けると、相手コネクタを周壁か
ら離して嵌合方向前面で整合させるスペースを得ること
ができない。嵌合方向前面に整合用スペースを得ること
ができたとしても、周壁内を目視できないため、コネク
タを整合させることは困難である。
改良したものであるが、相手コネクタを取り囲む周壁内
にこの相手コネクタを整合させるように配置する充分な
スペースが無く、またこの整合を目視できないという問
題がある。また、このコネクタの嵌合方向前面にわずか
なスペースしか得ることができない場所に、周壁が形成
されたコネクタを取り付けると、相手コネクタを周壁か
ら離して嵌合方向前面で整合させるスペースを得ること
ができない。嵌合方向前面に整合用スペースを得ること
ができたとしても、周壁内を目視できないため、コネク
タを整合させることは困難である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、相手コネクタの嵌合方向前面のスペースが少ない
場合でも嵌合離脱を容易にするカム部材を備えたカム作
動型電気コネクタを提供することを目的とする。
鑑み、相手コネクタの嵌合方向前面のスペースが少ない
場合でも嵌合離脱を容易にするカム部材を備えたカム作
動型電気コネクタを提供することを目的とする。
【０００５】
【問題を解決するめの手段】上記目的を達成するための
本発明のカム作動型電気コネクタは、カム従動子が形成
されたカム部材が嵌合方向に交差する方向に摺動される
ことより第１及び第２コネクタハウジングが相互に嵌合
離脱されるカム作動型電気コネクタにおいて、前記カム
部材が、嵌合方向に交差する方向に摺動自在に前記第１
コネクタハウジングに取り付けられ、前記第２コネクタ
ハウジングが、前記カム従動子が摺動するカムスロット
が形成された側壁、及び嵌合面の開口に連続する開口が
形成された側壁を有し、前記第１コネクタハウジング
が、嵌合方向に交差する方向から前記第２コネクタハウ
ジングの前記開口を通って前記第２コネクタハウジング
内に挿入され、該第２コネクタハウジング内に挿入され
た状態において前記カム部材が嵌合方向に交差する方向
に摺動されて前記カム従動子が前記カムスロットを摺動
することにより前記第２コネクタハウジングと嵌合され
ることを特徴とするものである。
本発明のカム作動型電気コネクタは、カム従動子が形成
されたカム部材が嵌合方向に交差する方向に摺動される
ことより第１及び第２コネクタハウジングが相互に嵌合
離脱されるカム作動型電気コネクタにおいて、前記カム
部材が、嵌合方向に交差する方向に摺動自在に前記第１
コネクタハウジングに取り付けられ、前記第２コネクタ
ハウジングが、前記カム従動子が摺動するカムスロット
が形成された側壁、及び嵌合面の開口に連続する開口が
形成された側壁を有し、前記第１コネクタハウジング
が、嵌合方向に交差する方向から前記第２コネクタハウ
ジングの前記開口を通って前記第２コネクタハウジング
内に挿入され、該第２コネクタハウジング内に挿入され
た状態において前記カム部材が嵌合方向に交差する方向
に摺動されて前記カム従動子が前記カムスロットを摺動
することにより前記第２コネクタハウジングと嵌合され
ることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明のカム作動型電気コネクタによれば、第
１コネクタハウジングが、嵌合方向に交差する方向から
第２コネクタハウジングの開口を通ってこの第２コネク
タハウジング内に挿入される。この第２コネクタハウジ
ング内に挿入された状態において、カム部材を嵌合方向
に交差する方向に摺動させカム従動子をカムスロットに
摺動させることにより第１及び第２コネクタハウジング
が嵌合される。
１コネクタハウジングが、嵌合方向に交差する方向から
第２コネクタハウジングの開口を通ってこの第２コネク
タハウジング内に挿入される。この第２コネクタハウジ
ング内に挿入された状態において、カム部材を嵌合方向
に交差する方向に摺動させカム従動子をカムスロットに
摺動させることにより第１及び第２コネクタハウジング
が嵌合される。
【０００７】このため、第２コネクタハウジングの嵌合
方向前面のスペースが少ない場合でも、嵌合離脱が容易
に行える。また、第２コネクタハウジングの側壁に開口
を設けることにより、第２コネクタハウジングを嵌合方
向前面のスペースが少ない場所に装着でき、また開口を
外方に向けるようにして別の装置にも装着できる。また
第１コネクタハウジングは、第１のコネクタハウジング
の壁面上に設けられたカム部材などのガイド手段と第２
コネクタハウジングの側壁に形成されたカムスロットな
どのガイド手段により、第２コネクタハウジングと整合
され、これにより第１と第２コネクタハウジングを目視
せずに整合させて嵌合させることを回避できる。さらに
第２コネクタハウジングの側壁に開口を形成したため、
側壁の高さ分だけ第１と第２コネクタハウジングを嵌合
するための高さを低減できる。
方向前面のスペースが少ない場合でも、嵌合離脱が容易
に行える。また、第２コネクタハウジングの側壁に開口
を設けることにより、第２コネクタハウジングを嵌合方
向前面のスペースが少ない場所に装着でき、また開口を
外方に向けるようにして別の装置にも装着できる。また
第１コネクタハウジングは、第１のコネクタハウジング
の壁面上に設けられたカム部材などのガイド手段と第２
コネクタハウジングの側壁に形成されたカムスロットな
どのガイド手段により、第２コネクタハウジングと整合
され、これにより第１と第２コネクタハウジングを目視
せずに整合させて嵌合させることを回避できる。さらに
第２コネクタハウジングの側壁に開口を形成したため、
側壁の高さ分だけ第１と第２コネクタハウジングを嵌合
するための高さを低減できる。
【０００８】本発明を他の観点から見ると、本発明の目
的は、互いに嵌合する第１と第２のコネクタハウジング
を備え、第１コネクタハウジングが、嵌合方向に交差す
る方向に移動可能なカム部材を備えてなるカム作動型電
気コネクタを提供することにより達成される。このカム
部材は、第２コネクタハウジング上の対応するカムスロ
ットと協働する。カム部材は移動可能であって、第１と
第２コネクタハウジングの間で嵌合方向に交差する方向
に移動する。このカム作動型電気コネクタの特徴は、第
２コネクタハウジングが、少なくとも一部が開口された
側壁を有し、また上記カムスロットが、第２コネクタハ
ウジングの側面に形成され、かつ第１コネクタハウジン
グが、第２コネクタハウジングの二つの側壁の間で、嵌
合方向に交差する方向に、上記一部が開口した端壁を通
して挿入されることにある。
的は、互いに嵌合する第１と第２のコネクタハウジング
を備え、第１コネクタハウジングが、嵌合方向に交差す
る方向に移動可能なカム部材を備えてなるカム作動型電
気コネクタを提供することにより達成される。このカム
部材は、第２コネクタハウジング上の対応するカムスロ
ットと協働する。カム部材は移動可能であって、第１と
第２コネクタハウジングの間で嵌合方向に交差する方向
に移動する。このカム作動型電気コネクタの特徴は、第
２コネクタハウジングが、少なくとも一部が開口された
側壁を有し、また上記カムスロットが、第２コネクタハ
ウジングの側面に形成され、かつ第１コネクタハウジン
グが、第２コネクタハウジングの二つの側壁の間で、嵌
合方向に交差する方向に、上記一部が開口した端壁を通
して挿入されることにある。
【０００９】上述のように、第１コネクタハウジング
が、側壁に形成された開口を通って嵌合方向に交差する
方向に挿入され、第１と第２コネクタハウジングがこの
交差する方向に整合され、これによりカム部材が動作で
きるようになり第１と第２コネクタハウジングが充分に
嵌合される。本発明をさらに他の観点から見ると、本発
明のカム作動型電気コネクタには、第１と第２コネクタ
ハウジングが備えられ、第２コネクタハウジングには、
一部が開口された側壁と、この側壁に直交する側壁とか
らなる周壁が形成されている。この直交する側壁には、
その内面に第１コネクタハウジングをガイドするための
第１のガイド手段が設けられており、第１コネクタハウ
ジングは、その壁面上に、第２のガイド手段と協働する
第２のガイド手段が設けられている。第１コネクタハウ
ジングは、第１と第２のガイド手段の作用下で第２コネ
クタハウジングの開口部を通ってこの第２コネクタハウ
ジング内に挿入される。第１コネクタハウジングは、第
２コネクタハウジングの嵌合面を横断して第１と第２コ
ネクタハウジングが嵌合方向に交差する方向に整合する
位置まで移動し、続いて第１と第２のガイド手段が第１
と第２コネクタハウジングを嵌合方向に移動させて第１
と第２コネクタハウジングが嵌合されるように構成され
ている。
が、側壁に形成された開口を通って嵌合方向に交差する
方向に挿入され、第１と第２コネクタハウジングがこの
交差する方向に整合され、これによりカム部材が動作で
きるようになり第１と第２コネクタハウジングが充分に
嵌合される。本発明をさらに他の観点から見ると、本発
明のカム作動型電気コネクタには、第１と第２コネクタ
ハウジングが備えられ、第２コネクタハウジングには、
一部が開口された側壁と、この側壁に直交する側壁とか
らなる周壁が形成されている。この直交する側壁には、
その内面に第１コネクタハウジングをガイドするための
第１のガイド手段が設けられており、第１コネクタハウ
ジングは、その壁面上に、第２のガイド手段と協働する
第２のガイド手段が設けられている。第１コネクタハウ
ジングは、第１と第２のガイド手段の作用下で第２コネ
クタハウジングの開口部を通ってこの第２コネクタハウ
ジング内に挿入される。第１コネクタハウジングは、第
２コネクタハウジングの嵌合面を横断して第１と第２コ
ネクタハウジングが嵌合方向に交差する方向に整合する
位置まで移動し、続いて第１と第２のガイド手段が第１
と第２コネクタハウジングを嵌合方向に移動させて第１
と第２コネクタハウジングが嵌合されるように構成され
ている。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を添付図を参照して詳述す
る。図１及び図２に示されるように、本発明の一実施例
のカム作動型電気コネクタは、ソケットハウジング２と
プラグハウジング４とで構成され、プラグハウジング４
は、ソケットハウジング２と嵌合されることによりこの
ソケットハウジング２に電気的に接続される。ソケット
ハウジング２は、複数のソケット端子（図１には図示せ
ず）を含む中央本体６を有する。このソケット端子に接
続された複数の電線は、下面８の下方に延び、従来から
公知のごとく歪み除去（ストレインリリーフ）ストラッ
プ１０により定位置に保持されたれている。コネクタハ
ウジング２にはさらに、直立の側壁１２，１４と端壁１
６が設けられている。また、開口が、側壁１２，１４の
前縁１８及び下面１９により画定されている。側壁１
２，１４の内面２０，２２には、それぞれカム溝２４が
設けられている。各カム溝２４には、各カムスロット２
８，３０と連通する導入部２６が形成されている。カム
スロット３０には、水平スロット部３０ａと傾斜スロッ
ト部３０ｂが形成されている。図２に最もよく示される
ように、ハウジング２は、装着用の貫通開口３３が形成
された装着用フランジ３２を有する。図２に示されるよ
うに、カム溝２４ならびに前縁１８は端から目視でき
る。図４には、アンダーカットスロット３４を含む水平
スロット部３０ａが横断面で示されており、全体として
Ｔ字形の錠止溝が形成されている。
る。図１及び図２に示されるように、本発明の一実施例
のカム作動型電気コネクタは、ソケットハウジング２と
プラグハウジング４とで構成され、プラグハウジング４
は、ソケットハウジング２と嵌合されることによりこの
ソケットハウジング２に電気的に接続される。ソケット
ハウジング２は、複数のソケット端子（図１には図示せ
ず）を含む中央本体６を有する。このソケット端子に接
続された複数の電線は、下面８の下方に延び、従来から
公知のごとく歪み除去（ストレインリリーフ）ストラッ
プ１０により定位置に保持されたれている。コネクタハ
ウジング２にはさらに、直立の側壁１２，１４と端壁１
６が設けられている。また、開口が、側壁１２，１４の
前縁１８及び下面１９により画定されている。側壁１
２，１４の内面２０，２２には、それぞれカム溝２４が
設けられている。各カム溝２４には、各カムスロット２
８，３０と連通する導入部２６が形成されている。カム
スロット３０には、水平スロット部３０ａと傾斜スロッ
ト部３０ｂが形成されている。図２に最もよく示される
ように、ハウジング２は、装着用の貫通開口３３が形成
された装着用フランジ３２を有する。図２に示されるよ
うに、カム溝２４ならびに前縁１８は端から目視でき
る。図４には、アンダーカットスロット３４を含む水平
スロット部３０ａが横断面で示されており、全体として
Ｔ字形の錠止溝が形成されている。
【００１１】同様に図４に示されるように、ソケットハ
ウジング２には、貫通開口３６を有する中央ポスト部３
５が設けられ、中央ポスト部３５の上面３７の下方に、
ソケット（図示せず）が配置されるようになっている。
スロット３８は、中央ポスト部３５の両側に設けられ、
前方スロット３９（図５参照）は、中央ポスト部３５の
前方に配置され、後方スロット４０（図５参照）は中央
ポスト部３５の後方に配置されている。図１と図５に示
されるように、ソケットハウジング２には、後述する下
肩部４２を有するスロット４１と、スロット３８内に形
成されたガイドリブ４３が設けられている。
ウジング２には、貫通開口３６を有する中央ポスト部３
５が設けられ、中央ポスト部３５の上面３７の下方に、
ソケット（図示せず）が配置されるようになっている。
スロット３８は、中央ポスト部３５の両側に設けられ、
前方スロット３９（図５参照）は、中央ポスト部３５の
前方に配置され、後方スロット４０（図５参照）は中央
ポスト部３５の後方に配置されている。図１と図５に示
されるように、ソケットハウジング２には、後述する下
肩部４２を有するスロット４１と、スロット３８内に形
成されたガイドリブ４３が設けられている。
【００１２】再び図１を参照して説明する。プラグハウ
ジング４には、タブ端子を受ける複数の端子受け５４を
有する中央本体部５２が備えられている。中央本体部５
２には、錠止肩部の様な形式のタブ端子を保持する手段
をその内部に設けることが好ましい。さらに中央本体部
５２には、２つの側壁５６と、嵌合面５８と、電線導出
面６０と導入面６２と、外面６４が形成されている。二
つの溝７０が、側壁５６に一体に設けられており、カム
スライド７２を受け入れるようになっている。カムスラ
イド７２には、溝７０内で摺動する摺動アーム７４が形
成され、また、作動部７６により外面６４に隣接して二
つの摺動アーム７４が相互に接続されている。図７に示
されるように、カムスライド７２は、これに対応する溝
７０の上下縁に嵌め合わされており、カムスライド７２
は溝７０内で摺動可能であるが、嵌合方向では定位置に
固定されている。カムスライド７２には、二つのカム従
動子７８，８０が形成されており、カム従動子７８は、
カムスロット３０の水平スロット部３０ａ内に受入れら
れる外形をしており、またカム従動子８０は、カムスロ
ット２８に受入れられるようになっている。
ジング４には、タブ端子を受ける複数の端子受け５４を
有する中央本体部５２が備えられている。中央本体部５
２には、錠止肩部の様な形式のタブ端子を保持する手段
をその内部に設けることが好ましい。さらに中央本体部
５２には、２つの側壁５６と、嵌合面５８と、電線導出
面６０と導入面６２と、外面６４が形成されている。二
つの溝７０が、側壁５６に一体に設けられており、カム
スライド７２を受け入れるようになっている。カムスラ
イド７２には、溝７０内で摺動する摺動アーム７４が形
成され、また、作動部７６により外面６４に隣接して二
つの摺動アーム７４が相互に接続されている。図７に示
されるように、カムスライド７２は、これに対応する溝
７０の上下縁に嵌め合わされており、カムスライド７２
は溝７０内で摺動可能であるが、嵌合方向では定位置に
固定されている。カムスライド７２には、二つのカム従
動子７８，８０が形成されており、カム従動子７８は、
カムスロット３０の水平スロット部３０ａ内に受入れら
れる外形をしており、またカム従動子８０は、カムスロ
ット２８に受入れられるようになっている。
【００１３】カム従動子は、対応するカムスロット内に
錠止係合可能な外形を有している。たとえば、図７のカ
ム従動子７８は、軸部７８ｂと頭部７８ａで構成されて
いる。軸部７８ｂは、スロット部３０ａ，３０ｂ内に挿
入され、頭部７８ａは、アンダーカットスロット部３４
（図４参照）で錠止される。これにより側壁が外方に弓
なりに広がるのが防止され、二つのコネクタ部材２，４
同士が外れることが防止される。
錠止係合可能な外形を有している。たとえば、図７のカ
ム従動子７８は、軸部７８ｂと頭部７８ａで構成されて
いる。軸部７８ｂは、スロット部３０ａ，３０ｂ内に挿
入され、頭部７８ａは、アンダーカットスロット部３４
（図４参照）で錠止される。これにより側壁が外方に弓
なりに広がるのが防止され、二つのコネクタ部材２，４
同士が外れることが防止される。
【００１４】図７に示されるように、プラグハウジング
４には、タブ式接点を受けるための複数の端子受け穴８
２が形成され、相手タブ部は下面８４から下方に延びて
いる。周壁８６は、面８４から延びるタブ部を取り囲ん
でいる。周壁８６は、図５を参照して前述したように、
中央ポスト部３５に嵌る外形をしている。周壁８６の側
壁には、図４及び図５に示されたように、２つの傾斜リ
ブ４３の間に入る薄壁部８８が形成されている。プラグ
ハウジング４には、さらに、以下に詳述する下肩部９２
を有する垂直のリブ９０が形成されている。
４には、タブ式接点を受けるための複数の端子受け穴８
２が形成され、相手タブ部は下面８４から下方に延びて
いる。周壁８６は、面８４から延びるタブ部を取り囲ん
でいる。周壁８６は、図５を参照して前述したように、
中央ポスト部３５に嵌る外形をしている。周壁８６の側
壁には、図４及び図５に示されたように、２つの傾斜リ
ブ４３の間に入る薄壁部８８が形成されている。プラグ
ハウジング４には、さらに、以下に詳述する下肩部９２
を有する垂直のリブ９０が形成されている。
【００１５】コネクタ本体部５２は、前縁１８から挿入
可能であり、挿入するためには、垂直リブ９０をソケッ
トハウジング２の前方ポスト４８の前に配置し、側壁１
２，１４の上面４６にリブ９０の下肩部９２を当接させ
る（図１参照）。さらにプラグハウジング４を端壁１６
に向けて移動させると、カム従動子７８がカムスロット
３０の水平スロット部３０ａ内に位置し、カム従動子８
０が対応するカムスロット２８の先端にくる。図６に示
されるように、カム従動子７８は、カム従動子８０より
高い位置に形成されており、これによりカム従動子７８
がカムスロット２８に挿入されるという不整合を防止で
きる。プラグハウジング４の中央本体部５２には、垂直
リブ９０が形成されており、この垂直リブ９０はソケッ
トハウジング２の側壁２０の側方スロット４１（図１参
照）内に落下する位置に形成されている。プラグハウジ
ング４は、カムスライド７２を内方に移動させることに
より降下する。ソケットハウジング２内を嵌合方向に交
差する方向に押すことにより、対応する傾斜スロット３
０ｂ，２８におけるカム従動子７８，８０間の協働作用
でプラグハウジング４が下方に移動され、これにより二
つのコネクタは嵌合される。充分低い位置で、垂直リブ
９０の下面９２は、スロット４１の対応面４２に当接し
安定する。
可能であり、挿入するためには、垂直リブ９０をソケッ
トハウジング２の前方ポスト４８の前に配置し、側壁１
２，１４の上面４６にリブ９０の下肩部９２を当接させ
る（図１参照）。さらにプラグハウジング４を端壁１６
に向けて移動させると、カム従動子７８がカムスロット
３０の水平スロット部３０ａ内に位置し、カム従動子８
０が対応するカムスロット２８の先端にくる。図６に示
されるように、カム従動子７８は、カム従動子８０より
高い位置に形成されており、これによりカム従動子７８
がカムスロット２８に挿入されるという不整合を防止で
きる。プラグハウジング４の中央本体部５２には、垂直
リブ９０が形成されており、この垂直リブ９０はソケッ
トハウジング２の側壁２０の側方スロット４１（図１参
照）内に落下する位置に形成されている。プラグハウジ
ング４は、カムスライド７２を内方に移動させることに
より降下する。ソケットハウジング２内を嵌合方向に交
差する方向に押すことにより、対応する傾斜スロット３
０ｂ，２８におけるカム従動子７８，８０間の協働作用
でプラグハウジング４が下方に移動され、これにより二
つのコネクタは嵌合される。充分低い位置で、垂直リブ
９０の下面９２は、スロット４１の対応面４２に当接し
安定する。
【００１６】蓋１００，１０２を、それぞれに対応する
ソケットハウジング２、プラグハウジング４上にかぶせ
ることができ、これにより絶縁被覆電線を、対応する歪
み除去部１０，１０６に適切に取り付けることができ
る。図９に示されるように、プラグハウジング４が、ソ
ケットハウジング２の対応する端壁１６に当接する位置
まで側方に移動され、この位置で、垂直リブ９０が対応
するスロット４１（図７参照）と垂直に整合する。同様
に図９に示されるように、プラグハウジング４がソケッ
トハウジング２に少しだけ挿入される。カムスライド７
２が、完全に引っ込んだ位置に保持されて、図１０に示
されるように、カムスライド７２は、完全に引っ込んだ
位置から完全動作位置まで移動して、これによりカム従
動子７８，８０がカムスロット３０、２８内を移動し、
プラグハウジング４が嵌合される。また、図１０に示さ
れるように、カムスライド７２は、プラグハウジング４
の後端から突出しており、これにより作業者は、開口１
１２を通してソケットハウジング２とプラグハウジング
４の嵌合離脱を充分に制御できるようになっている。
ソケットハウジング２、プラグハウジング４上にかぶせ
ることができ、これにより絶縁被覆電線を、対応する歪
み除去部１０，１０６に適切に取り付けることができ
る。図９に示されるように、プラグハウジング４が、ソ
ケットハウジング２の対応する端壁１６に当接する位置
まで側方に移動され、この位置で、垂直リブ９０が対応
するスロット４１（図７参照）と垂直に整合する。同様
に図９に示されるように、プラグハウジング４がソケッ
トハウジング２に少しだけ挿入される。カムスライド７
２が、完全に引っ込んだ位置に保持されて、図１０に示
されるように、カムスライド７２は、完全に引っ込んだ
位置から完全動作位置まで移動して、これによりカム従
動子７８，８０がカムスロット３０、２８内を移動し、
プラグハウジング４が嵌合される。また、図１０に示さ
れるように、カムスライド７２は、プラグハウジング４
の後端から突出しており、これにより作業者は、開口１
１２を通してソケットハウジング２とプラグハウジング
４の嵌合離脱を充分に制御できるようになっている。
【００１７】図８に示されているように、隔壁１１０に
フランジを配置して、この隔壁１１０にソケットハウジ
ング２を装着できる。ソケットハウジング２は、外壁１
１４の開口１１２に隣接して配置され、これにより開口
１１２の垂直高さは、従来の設計のものよりも低くでき
る。また、下面１９が形成されているため、プラグハウ
ジング４は、図８に示されるように、ソケットハウジン
グ２の開口端を通って側方に移動可能であり、これによ
り二つのコネクタハウジング同士が嵌合される。導入部
２６は、ソケットハウジング２の前縁に形成され、開口
１１２の方に向いており、これによりプラグハウジング
４の嵌合を目視できる。
フランジを配置して、この隔壁１１０にソケットハウジ
ング２を装着できる。ソケットハウジング２は、外壁１
１４の開口１１２に隣接して配置され、これにより開口
１１２の垂直高さは、従来の設計のものよりも低くでき
る。また、下面１９が形成されているため、プラグハウ
ジング４は、図８に示されるように、ソケットハウジン
グ２の開口端を通って側方に移動可能であり、これによ
り二つのコネクタハウジング同士が嵌合される。導入部
２６は、ソケットハウジング２の前縁に形成され、開口
１１２の方に向いており、これによりプラグハウジング
４の嵌合を目視できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカム作動
型電気コネクタによれば、第１コネクタハウジングが嵌
合方向に交差する方向から第２コネクタハウジング内に
挿入され、この挿入された状態でカム部材が摺動される
ことにより第１及び第２のコネクタハウジングが嵌合さ
れる。このため、第２コネクタハウジングの嵌合方向前
面のスペースが少ない場合でも、嵌合離脱を容易に行う
ことができる。
型電気コネクタによれば、第１コネクタハウジングが嵌
合方向に交差する方向から第２コネクタハウジング内に
挿入され、この挿入された状態でカム部材が摺動される
ことにより第１及び第２のコネクタハウジングが嵌合さ
れる。このため、第２コネクタハウジングの嵌合方向前
面のスペースが少ない場合でも、嵌合離脱を容易に行う
ことができる。
【図１】カム作動型電気コネクタの分解斜視図である。
【図２】ソケットハウジングの側面図である。
【図３】ソケットハウジングの正面図である。
【図４】図３の４−４断面図である。
【図５】ソケットハウジングの底面図である。
【図６】プラグハウジングの正面図である。
【図７】図６の７−７断面図である。
【図８】嵌合位置にあるプラグハウジングと、ソケット
ハウジングの正面図である。
ハウジングの正面図である。
【図９】プラグハウジングが、嵌合方向に交差する方向
からソケットハウジングに挿入された状態を示す正面図
である。
からソケットハウジングに挿入された状態を示す正面図
である。
【図１０】プラグハウジングとソケットハウジングが完
全に嵌合した状態を示す正面図である。
全に嵌合した状態を示す正面図である。
２ ソケットハウジング ４ プラグハウジング １２，１４ 側壁 １８ 前縁 ２０，２２ 内面 ２８ 傾斜スロット部 ３０ スロット部 ７２ カムスライド ７８，８０ カム従動子
Claims (1)
- 【請求項１】 カム従動子が形成されたカム部材が嵌合
方向に交差する方向に摺動されることより第１及び第２
コネクタハウジングが相互に嵌合離脱されるカム作動型
電気コネクタにおいて、 前記カム部材が、嵌合方向に交差する方向に摺動自在に
前記第１コネクタハウジングに取り付けられ、 前記第２コネクタハウジングが、前記カム従動子が摺動
するカムスロットが形成された側壁、及び嵌合面の開口
に連続する開口が形成された側壁を有し、 前記第１コネクタハウジングが、嵌合方向に交差する方
向から前記第２コネクタハウジングの前記開口部を通っ
て前記第２コネクタハウジング内に挿入され、該第２コ
ネクタハウジング内に挿入された状態において前記カム
部材が嵌合方向に交差する方向に摺動されて前記カム従
動子が前記カムスロットを摺動することにより前記第２
コネクタハウジングと嵌合されることを特徴とするカム
作動型電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB929204155A GB9204155D0 (en) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | Improved latching mechanism for blindmate electrical connectors |
| GB9204155/7 | 1992-02-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05343128A true JPH05343128A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=10711119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5037981A Withdrawn JPH05343128A (ja) | 1992-02-27 | 1993-02-26 | カム作動型電気コネクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5350313A (ja) |
| EP (1) | EP0557976B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05343128A (ja) |
| DE (1) | DE69303391T2 (ja) |
| GB (1) | GB9204155D0 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2730585B1 (fr) * | 1995-02-10 | 1997-04-25 | Framatome Connectors Int | Connecteur electrique a grille de verrouillage de contacts et tiroir |
| US5967809A (en) * | 1996-09-23 | 1999-10-19 | General Motors Corporation | Electrical connector |
| US6065999A (en) * | 1997-09-30 | 2000-05-23 | The Whitaker Corporation | Secondary locking shroud for an electrical connector |
| JPH11250973A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-17 | Yazaki Corp | コネクタの係止構造 |
| JP3743599B2 (ja) * | 1998-05-15 | 2006-02-08 | 株式会社サタケ | 製粉方法及び該製粉方法による製粉システム |
| US6155850A (en) * | 1998-09-25 | 2000-12-05 | The Whitaker Corporation | Cam slide electrical connector |
| JP2003528149A (ja) | 2000-03-24 | 2003-09-24 | ジェネンテック・インコーポレーテッド | 軟骨性疾患の治療のためのインスリンの使用 |
| DE10024782A1 (de) * | 2000-05-19 | 2001-11-29 | Delphi Tech Inc | Verbindungsmodul |
| DE20106746U1 (de) * | 2001-04-19 | 2002-08-29 | Bosch Gmbh Robert | Kabelbaumstecker mit kompaktem Verriegelungselement in einer schüttelfesten und wasserdichten Ausführung |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE373002C (de) * | 1923-04-06 | Louis Duperron | Vorrichtung zum Ausstossen des bei der Herstellung von Rohren verwendeten Kernes auspulverfoermigem Werkstoff aus den Rohren und zum Absaugen des beim Ausstossen hervorgerufenen Staubes | |
| FR2424643A1 (fr) * | 1978-04-26 | 1979-11-23 | Cit Alcatel | Dispositif d'insertion, de verrouillage et d'extraction de fiches de connecteurs rectangulaires |
| US4332432A (en) * | 1978-12-06 | 1982-06-01 | Molex Incorporated | Low insertion force connector assembly |
| US4586771A (en) * | 1985-03-04 | 1986-05-06 | Amp Incorporated | Connector assembly having camming system for mating and unmating |
| DE3812097A1 (de) * | 1988-04-12 | 1989-10-26 | Kostal Leopold Gmbh & Co Kg | Elektrische steckverbinderkupplung |
| US5061197A (en) * | 1989-05-19 | 1991-10-29 | Yazaki Corporation | Multi-terminal electric connector requiring low insertion and removal force |
-
1992
- 1992-02-27 GB GB929204155A patent/GB9204155D0/en active Pending
-
1993
- 1993-02-24 EP EP93102891A patent/EP0557976B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-24 DE DE69303391T patent/DE69303391T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 US US08/023,541 patent/US5350313A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 JP JP5037981A patent/JPH05343128A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69303391T2 (de) | 1996-10-31 |
| EP0557976B1 (en) | 1996-07-03 |
| EP0557976A3 (en) | 1993-11-03 |
| DE69303391D1 (de) | 1996-08-08 |
| US5350313A (en) | 1994-09-27 |
| GB9204155D0 (en) | 1992-04-08 |
| EP0557976A2 (en) | 1993-09-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |