JP2762347B2 - 端子位置保証手段を有するフード付き電気コネクタ - Google Patents
端子位置保証手段を有するフード付き電気コネクタInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電気コネクタに係
り、より詳細には、端子位置保証手段が適切に配置され
ない限りコネクタハウジングに固定することのできない
フード又はカバーを備えた電気コネクタに関する。
り、より詳細には、端子位置保証手段が適切に配置され
ない限りコネクタハウジングに固定することのできない
フード又はカバーを備えた電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】フード付き電気コネクタは、一般に、コ
ネクタハウジングを備え、該コネクタハウジングの前方
嵌合端とその後端との間に複数の端子受入通路が延びて
いる。これら端子受入通路には複数の端子が受け入れら
れ、これら端子は、コネクタハウジングの後端から離れ
るように延びる多導線ケーブルに接続される。カバー又
はフードは、多導線ケーブルの終端接続された端をカバ
ーするように電気コネクタの後端に取り付けられる。
ネクタハウジングを備え、該コネクタハウジングの前方
嵌合端とその後端との間に複数の端子受入通路が延びて
いる。これら端子受入通路には複数の端子が受け入れら
れ、これら端子は、コネクタハウジングの後端から離れ
るように延びる多導線ケーブルに接続される。カバー又
はフードは、多導線ケーブルの終端接続された端をカバ
ーするように電気コネクタの後端に取り付けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、全ての端子がコ
ネクタハウジング内に適切に配置されるよう確保するた
めに端子位置保証手段を電気コネクタに使用することが
知られている。端子位置保証手段は、基本的に、第１位
置と第２位置との間で移動できる。この端子位置保証手
段は、全ての端子が各端子受入通路内に適切に配置され
たときだけ第２位置へ移動することができる。１つの端
子が適切に配置されなくても、端子位置保証手段はその
第１位置から離れることができない。このような端子位
置保証手段は、これが第２位置即ち作動可能位置へ移動
されない限り、電気コネクタとその相手側の電気コネク
タとの嵌合を防止するために使用される。このようなシ
ステムに伴う問題は、１つ以上の端子が適切に配置され
ないことを、操作者が電気コネクタを相手側の電気コネ
クタに嵌合してみるまで発見できないことである。こう
なったときには、その欠陥電気コネクタは、単に廃棄す
るしかない。
ネクタハウジング内に適切に配置されるよう確保するた
めに端子位置保証手段を電気コネクタに使用することが
知られている。端子位置保証手段は、基本的に、第１位
置と第２位置との間で移動できる。この端子位置保証手
段は、全ての端子が各端子受入通路内に適切に配置され
たときだけ第２位置へ移動することができる。１つの端
子が適切に配置されなくても、端子位置保証手段はその
第１位置から離れることができない。このような端子位
置保証手段は、これが第２位置即ち作動可能位置へ移動
されない限り、電気コネクタとその相手側の電気コネク
タとの嵌合を防止するために使用される。このようなシ
ステムに伴う問題は、１つ以上の端子が適切に配置され
ないことを、操作者が電気コネクタを相手側の電気コネ
クタに嵌合してみるまで発見できないことである。こう
なったときには、その欠陥電気コネクタは、単に廃棄す
るしかない。
【０００４】本発明は、コネクタハウジング内の全ての
端子がそれらの各々の端子受入通路の適切な位置に配置
されるまで、即ち端子位置保証手段がその第２の即ち作
動可能位置へ移動されるまで電気コネクタのフード即ち
カバーをコネクタハウジングに組み立て又は固定できな
いような独特なシステムに向けられる。かくて、フード
付き電気コネクタの組み立ての早期段階において不適切
な配置の端子を検出することができる。
端子がそれらの各々の端子受入通路の適切な位置に配置
されるまで、即ち端子位置保証手段がその第２の即ち作
動可能位置へ移動されるまで電気コネクタのフード即ち
カバーをコネクタハウジングに組み立て又は固定できな
いような独特なシステムに向けられる。かくて、フード
付き電気コネクタの組み立ての早期段階において不適切
な配置の端子を検出することができる。
【０００５】それ故、本発明の目的は、端子位置保証手
段を有する新規で且つ改良されたフード付き電気コネク
タを提供することである。
段を有する新規で且つ改良されたフード付き電気コネク
タを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例によれ
ば、電気コネクタは、ハウジング手段を備え、該ハウジ
ング手段の前方嵌合端とその後端との間に複数の端子受
入通路が延びている。これら端子受入通路には複数の端
子が受け入れられ、全ての端子がそれらの各々の端子受
入通路に適切に配置されたときだけ第１位置と第２位置
との間で動くことができるように端子位置保証手段がハ
ウジング手段に取り付けられている。ハウジング手段の
後端の少なくとも一部分にフード又はカバーが固定され
る。
ば、電気コネクタは、ハウジング手段を備え、該ハウジ
ング手段の前方嵌合端とその後端との間に複数の端子受
入通路が延びている。これら端子受入通路には複数の端
子が受け入れられ、全ての端子がそれらの各々の端子受
入通路に適切に配置されたときだけ第１位置と第２位置
との間で動くことができるように端子位置保証手段がハ
ウジング手段に取り付けられている。ハウジング手段の
後端の少なくとも一部分にフード又はカバーが固定され
る。
【０００７】本発明によれば、端子位置保証手段は、ハ
ウジング手段の水平スロットを通してハウジング手段内
に移動可能に取り付けられたプレート部分と、このプレ
ート部分の側縁に立設され、ハウジング手段の側壁に沿
って形成されたグルーブに向って延びるアーム部分を有
し、アーム部分の先端にブロックタブが形成してあり、
上記プレート部分は端子受入通路と整列して端子が貫通
できるようにした端子受入通路と整列する穴を有してい
ると共に、端子が正しい位置に装着されている時にの
み、カバーの取り付けを不能とする第１位置と、カバー
の取り付けを可能とする第２位置の間を移動できるよう
にしてあり、また、上記カバーは、ハウジング手段の側
壁に沿って形成した上記グルーブと係合するリブと、リ
ブの延長上のリブボスを備え、グルーブの端部側壁に形
成したアクセス開口を通してリブボスをグルーブの延長
上に配して、リブをグルーブへスライド係合することに
よってハウジング手段に取り付けられる構成としてあ
る。
ウジング手段の水平スロットを通してハウジング手段内
に移動可能に取り付けられたプレート部分と、このプレ
ート部分の側縁に立設され、ハウジング手段の側壁に沿
って形成されたグルーブに向って延びるアーム部分を有
し、アーム部分の先端にブロックタブが形成してあり、
上記プレート部分は端子受入通路と整列して端子が貫通
できるようにした端子受入通路と整列する穴を有してい
ると共に、端子が正しい位置に装着されている時にの
み、カバーの取り付けを不能とする第１位置と、カバー
の取り付けを可能とする第２位置の間を移動できるよう
にしてあり、また、上記カバーは、ハウジング手段の側
壁に沿って形成した上記グルーブと係合するリブと、リ
ブの延長上のリブボスを備え、グルーブの端部側壁に形
成したアクセス開口を通してリブボスをグルーブの延長
上に配して、リブをグルーブへスライド係合することに
よってハウジング手段に取り付けられる構成としてあ
る。
【０００８】そして、上記端子位置保証手段が第１位置
にある時は、アーム部分のブロックタブがアクセス開口
に対向してリブボスがアクセス開口を通過できないよう
にし、端子位置保証手段が第２位置にある時は、アーム
部分のブロックタブがアクセス開口の外側に移動して、
リブボスがアクセス開口を通過できるようにし、かつ、
カバーのリブとハウジング手段のグルーブのスライド係
合が可能としてある。
にある時は、アーム部分のブロックタブがアクセス開口
に対向してリブボスがアクセス開口を通過できないよう
にし、端子位置保証手段が第２位置にある時は、アーム
部分のブロックタブがアクセス開口の外側に移動して、
リブボスがアクセス開口を通過できるようにし、かつ、
カバーのリブとハウジング手段のグルーブのスライド係
合が可能としてある。
【０００９】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図１を参照すれば、本発明のフード付
き電気コネクタ１６は、互いに嵌合する相手側の電気コ
ネクタのコネクタハウジング１７と共に示されている。
この相手側の電気コネクタの全体は図示されておらず、
これら電気コネクタの嵌合軸がＸで示されている。
詳細に説明する。図１を参照すれば、本発明のフード付
き電気コネクタ１６は、互いに嵌合する相手側の電気コ
ネクタのコネクタハウジング１７と共に示されている。
この相手側の電気コネクタの全体は図示されておらず、
これら電気コネクタの嵌合軸がＸで示されている。
【００１０】一般に、フード付き電気コネクタ１６は、
ハウジング手段１８を備え、該ハウジング手段１８は、
リセプタクルハウジング部分２４の空洞２２内に位置設
定可能な端子ブロック２０を備えている。端子位置保証
手段２６は、リセプタクルハウジング部分２４の一端に
ある水平スロット２８にスライド可能に受け入れられ
る。一対のロックスライド３０は、リセプタクルハウジ
ング部分２４の両側にある一対の垂直スロット３２内に
スライド可能に受け入れられる。リセプタクルハウジン
グ部分２４は、前方嵌合端３４と、後端３６とを形成
し、この後端３６は、フード即ちカバー３８によって実
質的に覆われる。一部片のロックレバー４０は、リセプ
タクルハウジング部分２４の両側部から外方に突出した
一対のピボットピン４２に枢着される。
ハウジング手段１８を備え、該ハウジング手段１８は、
リセプタクルハウジング部分２４の空洞２２内に位置設
定可能な端子ブロック２０を備えている。端子位置保証
手段２６は、リセプタクルハウジング部分２４の一端に
ある水平スロット２８にスライド可能に受け入れられ
る。一対のロックスライド３０は、リセプタクルハウジ
ング部分２４の両側にある一対の垂直スロット３２内に
スライド可能に受け入れられる。リセプタクルハウジン
グ部分２４は、前方嵌合端３４と、後端３６とを形成
し、この後端３６は、フード即ちカバー３８によって実
質的に覆われる。一部片のロックレバー４０は、リセプ
タクルハウジング部分２４の両側部から外方に突出した
一対のピボットピン４２に枢着される。
【００１１】図１と共に図２及び図３を参照すれば、端
子位置保証手段２６は、第１部分即ちプレート部分４４
と、このプレート部分４４から横方向に突出した一対の
第２部分即ちアーム部分４６とを有している。プレート
部分４４は、複数の穴４８ａ、４８ｂ、４８ｃを有し、
これらの穴４８ａ、４８ｂ、４８ｃはサイズが異なり、
図１について述べたハウジング手段１８の端子ブロック
２０に設けられた複数の端子受入通路５０ａ、５０ｂ、
５０ｃに対応する。端子位置保証手段２６のプレート部
分４４には、切欠部５２ａにラッチ５２が形成されてい
る。プレート部分４４は、リセプタクルハウジング部分
２４の水平スロット２８（図１）に矢印Ａの方向に挿入
され、アーム部分４６は、水平スロット２８に連通する
一対の垂直スロット部分２８ａに位置設定することがで
きる。
子位置保証手段２６は、第１部分即ちプレート部分４４
と、このプレート部分４４から横方向に突出した一対の
第２部分即ちアーム部分４６とを有している。プレート
部分４４は、複数の穴４８ａ、４８ｂ、４８ｃを有し、
これらの穴４８ａ、４８ｂ、４８ｃはサイズが異なり、
図１について述べたハウジング手段１８の端子ブロック
２０に設けられた複数の端子受入通路５０ａ、５０ｂ、
５０ｃに対応する。端子位置保証手段２６のプレート部
分４４には、切欠部５２ａにラッチ５２が形成されてい
る。プレート部分４４は、リセプタクルハウジング部分
２４の水平スロット２８（図１）に矢印Ａの方向に挿入
され、アーム部分４６は、水平スロット２８に連通する
一対の垂直スロット部分２８ａに位置設定することがで
きる。
【００１２】図１ないし図３と共に図４及び図５を参照
すれば、図４は、端子位置保証手段２６を、端子ブロッ
ク２０の肩部５４内に係合するラッチ５２により定めら
れた第１の位置において示されている。フード付き電気
コネクタ１６の端子の幾つかが各端子受入通路５０ａ、
５０ｂ、５０ｃにおいて示されており、即ち、大きな端
子５６が端子受入通路５０ａの１つにおいて示されてお
り、中間サイズの端子５８が端子受入通路５０ｂの１つ
において示されており、そして小さな端子６０が端子受
入通路５０ｃの１つに示されている。端子５６、５８、
６０は、端子位置保証手段２６の穴４８ａ、４８ｂ、４
８ｃの各々を貫通して延びる。端子５６ないし６０の各
々は、各端子５６−６０の肩部６２を画成するネックダ
ウン部分を有することが明らかである。これら端子５６
−６０は、端子受入通路５０ａ、 ５０ｂ、５０ｃに矢印
Ｂの方向に挿入される。端子５６−６０が各々の端子受
入通路５０ａ、５０ｂ、５０ｃに完全に適切に配置され
ると、全ての端子５６−６０の肩部６２は、端子位置保
証手段２６の底面６４より少なくとも下に配置される。
すれば、図４は、端子位置保証手段２６を、端子ブロッ
ク２０の肩部５４内に係合するラッチ５２により定めら
れた第１の位置において示されている。フード付き電気
コネクタ１６の端子の幾つかが各端子受入通路５０ａ、
５０ｂ、５０ｃにおいて示されており、即ち、大きな端
子５６が端子受入通路５０ａの１つにおいて示されてお
り、中間サイズの端子５８が端子受入通路５０ｂの１つ
において示されており、そして小さな端子６０が端子受
入通路５０ｃの１つに示されている。端子５６、５８、
６０は、端子位置保証手段２６の穴４８ａ、４８ｂ、４
８ｃの各々を貫通して延びる。端子５６ないし６０の各
々は、各端子５６−６０の肩部６２を画成するネックダ
ウン部分を有することが明らかである。これら端子５６
−６０は、端子受入通路５０ａ、 ５０ｂ、５０ｃに矢印
Ｂの方向に挿入される。端子５６−６０が各々の端子受
入通路５０ａ、５０ｂ、５０ｃに完全に適切に配置され
ると、全ての端子５６−６０の肩部６２は、端子位置保
証手段２６の底面６４より少なくとも下に配置される。
【００１３】それ故、図５を参照すれば、全ての端子５
６−６０がそれらの各端子受入通路５０ａ、５０ｂ、５
０ｃへ完全に又は適切に挿入されて、端子５６−６０の
肩部６２が端子位置保証手段２６の底面６４より下にな
った場合には、端子位置保証手段２６を矢印Ｃ（図５）
の方向に移動することができる。端子位置保証手段２６
のこの第２位置は、カバー３８をハウジング手段１８へ
固定するための作動位置と考えることができる。
６−６０がそれらの各端子受入通路５０ａ、５０ｂ、５
０ｃへ完全に又は適切に挿入されて、端子５６−６０の
肩部６２が端子位置保証手段２６の底面６４より下にな
った場合には、端子位置保証手段２６を矢印Ｃ（図５）
の方向に移動することができる。端子位置保証手段２６
のこの第２位置は、カバー３８をハウジング手段１８へ
固定するための作動位置と考えることができる。
【００１４】しかしながら、カバー３８を固定するため
の構造を説明する前に、図６及び図７を参照する。端子
位置保証手段２６のプレート部分４４には単一の穴（例
えば、４８ａ）が設けられ、端子５６はこの穴を貫通し
て延びる。図６は、図４に示された端子位置保証手段２
６の第１位置に対応し、そして図７は、図５に示した端
子位置保証手段２６の第２位置に対応する。穴４８ａ
は、一対の耳６６を有し、これは、端子位置保証手段２
６がその第２位置にあるときに端子５６の肩部６２上に
延びて互いに係合する。それ故、端子位置保証手段２６
は、端子５６−６０がそれらの各々の端子受入通路５０
ａ、５０ｂ、５０ｃから抜けないようにするロックとし
て働く。
の構造を説明する前に、図６及び図７を参照する。端子
位置保証手段２６のプレート部分４４には単一の穴（例
えば、４８ａ）が設けられ、端子５６はこの穴を貫通し
て延びる。図６は、図４に示された端子位置保証手段２
６の第１位置に対応し、そして図７は、図５に示した端
子位置保証手段２６の第２位置に対応する。穴４８ａ
は、一対の耳６６を有し、これは、端子位置保証手段２
６がその第２位置にあるときに端子５６の肩部６２上に
延びて互いに係合する。それ故、端子位置保証手段２６
は、端子５６−６０がそれらの各々の端子受入通路５０
ａ、５０ｂ、５０ｃから抜けないようにするロックとし
て働く。
【００１５】図８を参照すれば、フード即ちカバー３８
は、その一対の側壁７０の底部外縁に沿って長手方向に
延びる一対のリブ６８によってリセプタクルハウジング
部分２４に固定され、これらのリブ６８は、リセプタク
ルハウジング部分２４の両側壁８８で長手方向に延びて
いる一対のグルーブ７２内にスライド可能に受け入れら
れる。大きなリブボス７４は、ギャップ７６によってリ
ブ６８から分離されている。以下で詳細に述べるよう
に、リブボス７４は、リブ６８よりも厚い。更に、図８
を参照すれば、一対の垂直のアクセス開口７８がリセプ
タクルハウジング部分２４にグルーブ７２と連通して形
成され、これを通して大きなリブボス７４を矢印Ｄの方
向に挿入することによって、この大きなリブボス７４及
びリブ６８がリセプタクルハウジング部分２４のグルー
ブ７２と水平方向に整列される。
は、その一対の側壁７０の底部外縁に沿って長手方向に
延びる一対のリブ６８によってリセプタクルハウジング
部分２４に固定され、これらのリブ６８は、リセプタク
ルハウジング部分２４の両側壁８８で長手方向に延びて
いる一対のグルーブ７２内にスライド可能に受け入れら
れる。大きなリブボス７４は、ギャップ７６によってリ
ブ６８から分離されている。以下で詳細に述べるよう
に、リブボス７４は、リブ６８よりも厚い。更に、図８
を参照すれば、一対の垂直のアクセス開口７８がリセプ
タクルハウジング部分２４にグルーブ７２と連通して形
成され、これを通して大きなリブボス７４を矢印Ｄの方
向に挿入することによって、この大きなリブボス７４及
びリブ６８がリセプタクルハウジング部分２４のグルー
ブ７２と水平方向に整列される。
【００１６】図９及び図１０を参照すれば、リセプタク
ルハウジング部分２４の１つのグルーブ７２がその垂直
アクセス開口７８及び端子位置保証手段２６と共に各々
示されている。端子位置保証手段２６のアーム部分４６
の１つは、そこから上方に突出するブロックタブ８０と
共に図９及び図１０に示されている。端子位置保証手段
２６は、図９においては、ブロックタブ８０がアクセス
開口７８に一般的に整列されてアクセス開口７８をブロ
ックする状態で示されている。これは、端子位置保証手
段２６の第１位置、即ちブロック位置を示している。図
１０は、端子位置保証手段２６が矢印Ｃの方向にその第
２位置即ち作動可能位置へ移動された状態を示してい
る。ここで、ブロックタブ８０はアクセス開口７８から
外側にずらされ、各リブボス７４（図８）を矢印Ｄの方
向に挿入できるようにされている。
ルハウジング部分２４の１つのグルーブ７２がその垂直
アクセス開口７８及び端子位置保証手段２６と共に各々
示されている。端子位置保証手段２６のアーム部分４６
の１つは、そこから上方に突出するブロックタブ８０と
共に図９及び図１０に示されている。端子位置保証手段
２６は、図９においては、ブロックタブ８０がアクセス
開口７８に一般的に整列されてアクセス開口７８をブロ
ックする状態で示されている。これは、端子位置保証手
段２６の第１位置、即ちブロック位置を示している。図
１０は、端子位置保証手段２６が矢印Ｃの方向にその第
２位置即ち作動可能位置へ移動された状態を示してい
る。ここで、ブロックタブ８０はアクセス開口７８から
外側にずらされ、各リブボス７４（図８）を矢印Ｄの方
向に挿入できるようにされている。
【００１７】図１１及び図１２を参照する。図１１にお
いて、端子位置保証手段２６の各アーム部分４６のブロ
ックタブ８０は、リセプタクルハウジング部分２４の片
側にあるグルーブ７２へのアクセス開口７８をブロック
する位置にある。カバー３８は、その大きなリブボス７
４がアクセス開口７８と整列された状態で示されてい
る。しかしながら、リブボス７４は、グルーブ７２に整
列したアクセス開口７８に挿入することができない。と
いうのは、端子位置保証手段２６のブロックタブ８０が
グルーブ７２へのアクセスをブロックするからである。
又、リブボス７４が何故大きくされているか、即ちリブ
６８より厚くされているかが図１１より明らかであろ
う。
いて、端子位置保証手段２６の各アーム部分４６のブロ
ックタブ８０は、リセプタクルハウジング部分２４の片
側にあるグルーブ７２へのアクセス開口７８をブロック
する位置にある。カバー３８は、その大きなリブボス７
４がアクセス開口７８と整列された状態で示されてい
る。しかしながら、リブボス７４は、グルーブ７２に整
列したアクセス開口７８に挿入することができない。と
いうのは、端子位置保証手段２６のブロックタブ８０が
グルーブ７２へのアクセスをブロックするからである。
又、リブボス７４が何故大きくされているか、即ちリブ
６８より厚くされているかが図１１より明らかであろ
う。
【００１８】図１２を参照すれば、端子位置保証手段２
６は、矢印Ｃの方向にその第２位置即ち作動可能位置へ
と移動されており、ブロックタブ８０はもはやアクセス
開口７８をブロックせず、カバー３８の大きなリブボス
７４は、アクセス開口７８を経て矢印Ｄの方向に挿入す
ることができる。次いで、カバー３８は、大きなリブボ
ス７４及びリブ６８をグルーブ７２において矢印Ｅの方
向にスライドさせることによりリセプタクルハウジング
部分２４へリブ６８とグルーブ７２を互いに係合させて
固定することができる。図１２から明らかなように、リ
ブ６８は大きなリブボス７４より薄いので、端子位置保
証手段２６がその第２位置にあって全ての端子５６−６
０がリセプタクルハウジング部分２４内に適切に配置さ
れたことを指示するときには、リブ６８は、グルーブ７
２内において端子位置保証手段２６のブロックタブ８０
の上をスライドすることができる。
６は、矢印Ｃの方向にその第２位置即ち作動可能位置へ
と移動されており、ブロックタブ８０はもはやアクセス
開口７８をブロックせず、カバー３８の大きなリブボス
７４は、アクセス開口７８を経て矢印Ｄの方向に挿入す
ることができる。次いで、カバー３８は、大きなリブボ
ス７４及びリブ６８をグルーブ７２において矢印Ｅの方
向にスライドさせることによりリセプタクルハウジング
部分２４へリブ６８とグルーブ７２を互いに係合させて
固定することができる。図１２から明らかなように、リ
ブ６８は大きなリブボス７４より薄いので、端子位置保
証手段２６がその第２位置にあって全ての端子５６−６
０がリセプタクルハウジング部分２４内に適切に配置さ
れたことを指示するときには、リブ６８は、グルーブ７
２内において端子位置保証手段２６のブロックタブ８０
の上をスライドすることができる。
【００１９】図１と共に図１３を参照すれば、フード付
き電気コネクタ１６（図１）と、コネクタハウジング１
７を含む相手側の電気コネクタとを嵌合したり解離した
りするためのカム手段が設けられる。図１３から明らか
なように、各ロックスライド３０は、一対のカムスロッ
ト８２を有し、これらカムスロット８２は、その一端に
開いた口８２ａを含むと共に、その反対端に閉じた口８
２ｂを含んでいる。各ロックスライド３０は、更に、上
方を向いたギアラック８４及び下方を向いた柔軟な止め
ラッチ８６を含んでいる。ロックスライド３０は、矢印
Ｆ（図１３）で示されたように、リセプタクルハウジン
グ部分２４の両側面に形成された垂直スロット３２にス
ライド式に受け入れられる。止めラッチ８６は、側壁８
８の外側に設けられた２位置の止め手段９０へと安住さ
れる。各止め手段９０は、フード付き電気コネクタ１６
の非嵌合状態に対応する第１止めくぼみ９０ａと、フー
ド付き電気コネクタ１６の嵌合位置に対応する第２止め
くぼみ９０ｂとを含んでいる。
き電気コネクタ１６（図１）と、コネクタハウジング１
７を含む相手側の電気コネクタとを嵌合したり解離した
りするためのカム手段が設けられる。図１３から明らか
なように、各ロックスライド３０は、一対のカムスロッ
ト８２を有し、これらカムスロット８２は、その一端に
開いた口８２ａを含むと共に、その反対端に閉じた口８
２ｂを含んでいる。各ロックスライド３０は、更に、上
方を向いたギアラック８４及び下方を向いた柔軟な止め
ラッチ８６を含んでいる。ロックスライド３０は、矢印
Ｆ（図１３）で示されたように、リセプタクルハウジン
グ部分２４の両側面に形成された垂直スロット３２にス
ライド式に受け入れられる。止めラッチ８６は、側壁８
８の外側に設けられた２位置の止め手段９０へと安住さ
れる。各止め手段９０は、フード付き電気コネクタ１６
の非嵌合状態に対応する第１止めくぼみ９０ａと、フー
ド付き電気コネクタ１６の嵌合位置に対応する第２止め
くぼみ９０ｂとを含んでいる。
【００２０】図１において明らかなように、相手側の電
気コネクタのコネクタハウジング１７は、一対の内方を
向いたカムホロワ即ちボス９４を各々有する一対の側壁
９２を備えている。これらのカムホロワ９４は、以下に
述べるように、ロックスライド３０のカムスロット８２
にのせられる。最後に、ロックレバー４０は、一対のハ
ブ部分９８から半径方向に延びる一般的にＵ字型のハン
ドル９６を含み、ハブ部分９８はこれを貫通する穴１０
０を有すると共に、その底部に弓状のギアセグメント１
０２を有する。穴１００は、リセプタクルハウジング部
分２４の側壁８８から外方に突出するピボットピン４２
を受け取り、弓状のギアセグメント１０２は、ロックス
ライド３０のギアラック８４と噛み合う。弓状のギアセ
グメント１０２は、穴１００及びピボットピン４２と同
心的である。
気コネクタのコネクタハウジング１７は、一対の内方を
向いたカムホロワ即ちボス９４を各々有する一対の側壁
９２を備えている。これらのカムホロワ９４は、以下に
述べるように、ロックスライド３０のカムスロット８２
にのせられる。最後に、ロックレバー４０は、一対のハ
ブ部分９８から半径方向に延びる一般的にＵ字型のハン
ドル９６を含み、ハブ部分９８はこれを貫通する穴１０
０を有すると共に、その底部に弓状のギアセグメント１
０２を有する。穴１００は、リセプタクルハウジング部
分２４の側壁８８から外方に突出するピボットピン４２
を受け取り、弓状のギアセグメント１０２は、ロックス
ライド３０のギアラック８４と噛み合う。弓状のギアセ
グメント１０２は、穴１００及びピボットピン４２と同
心的である。
【００２１】より詳細には、フード付き電気コネクタ１
６、特にリセプタクルハウジング部分２４が、相手側の
電気コネクタのハウジング１７と嵌合するときには、カ
ムホロワ９４がロックスライド３０のカムスロット８２
の開いた口８２ａに入る。この非嵌合状態においては、
ロックスライド３０の止めラッチ８６がリセプタクルハ
ウジング部分２４の第１止めくぼみ９０ａに配置され、
これは、ロックスライド３０の非嵌合位置を表す。フー
ド付き電気コネクタ１６のこの非嵌合状態において、ロ
ックレバー４０が比較的高い位置にあり、即ちＵ字型ハ
ンドル９６の湾曲部１０４がカバー３８より上にある。
ハンドル９６を矢印Ｇ（図１）の方向に押したときは、
ロックスライド３０が更に矢印Ｆ（図１３）の方向に移
動される。というのは、ロックレバー４０の弓状のギア
セグメント１０２とロックスライド３０のギアラック８
４とが噛み合い係合するからである。スライドが矢印Ｆ
の方向に移動するにつれて、相手側電気コネクタのコネ
クタハウジング１７のカムホロワ９４がカムスロット８
２を登ってカムスロット８２の閉じた端８２ｂへ進む。
ロックスライド３０は、実際には、フード付き電気コネ
クタ１６の嵌合軸Ｘに対して横方向に移動する部材であ
るから、両電気コネクタは、本質的に、ロックレバー４
０を押して回転することによりロックスライドが移動さ
れるにつれて、互いに向かってそれらの嵌合状態へと引
っ張られる。両電気コネクタが完全に嵌合状態になる
と、ロックスライド３０の止めラッチ８６がリセプタク
ルハウジング部分２４の外側の第２止めくぼみ９０ｂに
パチンと入り、電気コネクタの完全嵌合状態を形成す
る。
６、特にリセプタクルハウジング部分２４が、相手側の
電気コネクタのハウジング１７と嵌合するときには、カ
ムホロワ９４がロックスライド３０のカムスロット８２
の開いた口８２ａに入る。この非嵌合状態においては、
ロックスライド３０の止めラッチ８６がリセプタクルハ
ウジング部分２４の第１止めくぼみ９０ａに配置され、
これは、ロックスライド３０の非嵌合位置を表す。フー
ド付き電気コネクタ１６のこの非嵌合状態において、ロ
ックレバー４０が比較的高い位置にあり、即ちＵ字型ハ
ンドル９６の湾曲部１０４がカバー３８より上にある。
ハンドル９６を矢印Ｇ（図１）の方向に押したときは、
ロックスライド３０が更に矢印Ｆ（図１３）の方向に移
動される。というのは、ロックレバー４０の弓状のギア
セグメント１０２とロックスライド３０のギアラック８
４とが噛み合い係合するからである。スライドが矢印Ｆ
の方向に移動するにつれて、相手側電気コネクタのコネ
クタハウジング１７のカムホロワ９４がカムスロット８
２を登ってカムスロット８２の閉じた端８２ｂへ進む。
ロックスライド３０は、実際には、フード付き電気コネ
クタ１６の嵌合軸Ｘに対して横方向に移動する部材であ
るから、両電気コネクタは、本質的に、ロックレバー４
０を押して回転することによりロックスライドが移動さ
れるにつれて、互いに向かってそれらの嵌合状態へと引
っ張られる。両電気コネクタが完全に嵌合状態になる
と、ロックスライド３０の止めラッチ８６がリセプタク
ルハウジング部分２４の外側の第２止めくぼみ９０ｂに
パチンと入り、電気コネクタの完全嵌合状態を形成す
る。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、端子位置保証手段をもつ新規で且つ改良された
電気コネクタが提供され、コネクタハウジング内の全て
の端子がそれらの各々の適切な位置に配置されるまで電
気コネクタのフード即ちカバーをコネクタハウジングに
組み立て又は固定できないような電気コネクタが提供さ
れ、フード付き電気コネクタの組み立ての早期段階にお
いて不適切な配置の端子を検出できる電気コネクタが提
供された。
により、端子位置保証手段をもつ新規で且つ改良された
電気コネクタが提供され、コネクタハウジング内の全て
の端子がそれらの各々の適切な位置に配置されるまで電
気コネクタのフード即ちカバーをコネクタハウジングに
組み立て又は固定できないような電気コネクタが提供さ
れ、フード付き電気コネクタの組み立ての早期段階にお
いて不適切な配置の端子を検出できる電気コネクタが提
供された。
【図１】本発明によるフード付き電気コネクタを、互い
に嵌合する相手側の電気コネクタのコネクタハウジング
部分と共に示した分解斜視図である。
に嵌合する相手側の電気コネクタのコネクタハウジング
部分と共に示した分解斜視図である。
【図２】端子位置保証手段の平面図である。
【図３】図２の３−３線に沿った断面図である。
【図４】端子位置保証手段がその第１位置にある状態の
コネクタハウジングの断面図である。
コネクタハウジングの断面図である。
【図５】図４と同様の図であるが、端子位置保証手段が
その第２位置にある場合を示す図である。
その第２位置にある場合を示す図である。
【図６】端子位置保証手段がその第１位置にあるときに
端子を取り巻く保証手段の単一の穴を示した部分図であ
る。
端子を取り巻く保証手段の単一の穴を示した部分図であ
る。
【図７】図６と同様の図であるが、端子位置保証手段が
その第２位置にあるときの図である。
その第２位置にあるときの図である。
【図８】カバーがハウジング手段に組み立てられる位置
にある状態でハウジング手段を示した分解斜視図であ
る。
にある状態でハウジング手段を示した分解斜視図であ
る。
【図９】端子位置保証手段が第１位置にあるときのハウ
ジング手段の部分斜視図である。
ジング手段の部分斜視図である。
【図１０】図９と同様の図であるが、端子位置保証手段
が第２位置にあるときの図である。
が第２位置にあるときの図である。
【図１１】端子位置保証手段が第１位置にある状態でカ
バー及びハウジング手段のリブ及びグルーブを示した分
解図である。
バー及びハウジング手段のリブ及びグルーブを示した分
解図である。
【図１２】図１１と同様の図であるが、端子位置保証手
段が第２位置にあり、カバーのリブがハウジング手段の
グルーブに受け入れられた状態を示す図である。
段が第２位置にあり、カバーのリブがハウジング手段の
グルーブに受け入れられた状態を示す図である。
【図１３】ハウジング手段と、相手側のコネクタハウジ
ングに係合するためのロックスライドとを示す分解斜視
図である。
ングに係合するためのロックスライドとを示す分解斜視
図である。
１６ フード付き電気コネクタ １７ 相手側の電気コネクタのコネクタハウジン
グ １８ ハウジング手段 ２０ 端子ブロック ２２ 空洞 ２４ リセプタクルハウジング部分 ２６ 端子位置保証手段 ２８ 水平スロット ３０ ロックスライド ３２ 垂直スロット ３４ 前方嵌合端 ３６ 後端 ３８ フード即ちカバー ４０ ロックレバー ４２ ピボットピン ４４ プレート部分 ４６ アーム部分４８ａ、４８ｂ、４８ｃ 穴５０ａ、５０ｂ、５０ｃ 端子受入通路 ５２ ラッチ５６、５８、６０ 端子６２ 端子の肩部 ６６ 穴の耳 ６８ リブ ７２ グルーブ ７４ リブボス７８ アクセス開口 ８０ ブロックタブ ８８ リセプタクルハウジング部分の側壁
グ １８ ハウジング手段 ２０ 端子ブロック ２２ 空洞 ２４ リセプタクルハウジング部分 ２６ 端子位置保証手段 ２８ 水平スロット ３０ ロックスライド ３２ 垂直スロット ３４ 前方嵌合端 ３６ 後端 ３８ フード即ちカバー ４０ ロックレバー ４２ ピボットピン ４４ プレート部分 ４６ アーム部分４８ａ、４８ｂ、４８ｃ 穴５０ａ、５０ｂ、５０ｃ 端子受入通路 ５２ ラッチ５６、５８、６０ 端子６２ 端子の肩部 ６６ 穴の耳 ６８ リブ ７２ グルーブ ７４ リブボス７８ アクセス開口 ８０ ブロックタブ ８８ リセプタクルハウジング部分の側壁
Claims (3)
- 【請求項１】 前方嵌合端３４とその後端３６との間に
複数の端子受入通路５０ａ−５０ｃが延びているハウジ
ング手段１８と、 端子受入通路５０ａ−５０ｃに受け入れられた複数の端
子５６−６０と、 全ての端子５６−６０がそれぞれの端子受入通路５０ａ
−５０ｃに正しく装着された時にのみ第１位置と第２位
置の間で移動できるようにした、ハウジング手段１８に
取り付けられた端子位置保証手段２６と、 後端３６の少なくとも一部をカバーするようにハウジン
グ手段１８に取り付けられたカバー３８とを備えている
フード付き電気コネクタ１６において、 上記端子位置保証手段２６は、ハウジング手段１８の水
平スロット２８を通してハウジング手段１８内に移動可
能に取り付けられたプレート部分４４と、このプレート
部分４４の側縁に立設され、ハウジング手段１８の側壁
８８に沿って形成されたグルーブ７２に向って延びるア
ーム部分４６を有し、アーム部分４６の先端にブロック
タブ８０が形成してあり、上記プレート部分４４は端子
受入通路５０ａ−５０ｃと整列して端子５６−６０が貫
通できるようにした端子受入通路５０ａ−５０ｃと整列
する穴４８ａ−４８ｃを有していると共に、端子５６−
６０が正しい位置に装着されている時にのみ、カバー３
８の取り付けを不能とする第１位置と、カバー３８の取
り付けを可能とする第２位置の間を移動できるようにし
てあり、 上記カバー３８は、ハウジング手段１８の側壁８８に沿
って形成した上記グルーブ７２と係合するリブ６８と、
リブ６８の延長上のリブボス７４を備え、グルーブ７２
の端部側壁に形成したアクセス開口７８を通してリブボ
ス７４をグルーブ７２の延長上に配して、リブ６８をグ
ルーブ７２へスライド係合することによってハウジング
手段１８に取り付けられる構成としてあり、 上記端子位置保証手段２６が第１位置にある時は、アー
ム部分４６のブロックタブ８０がアクセス開口７８に対
向してリブボス７４がアクセス開口７８を通過できない
ようにし、端子位置保証手段２６が第２位置にある時
は、アーム部分４ ６のブロックタブ８０がアクセス開口
７８の外側に移動して、リブボス７４がアクセス開口７
８を通過できるようにし、かつ、カバー３８のリブ６８
とハウジング手段１８のグルーブ７２のスライド係合が
可能としてあることを特徴とするフード付き電気コネク
タ。 - 【請求項２】 ハウジング手段１８のグルーブ７２は、
ハウジング手段１８の対向する側壁８８のそれぞれに形
成してあり、端子位置保証手段２６のアーム部分４６
は、プレート部分４４の両側縁に立設してあり、各アー
ム部分４６がハウジング手段１８のグルーブ７２に向っ
て延びている請求項１に記載のフード付き電気コネク
タ。 - 【請求項３】 端子位置保証手段２６のプレート部分４
４に形成した穴４８ａ−４８ｃは、端子位置保証手段２
６が第２位置にある時、穴４８ａ−４８ｃの縁部の耳６
６が端子５６−６０の肩部６２に係合するようにした請
求項１に記載のフード付き電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB93119069.8 | 1993-11-26 | ||
| EP93119069A EP0655799B1 (en) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | Hooded electrical connector with terminal position assurance means |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07192801A JPH07192801A (ja) | 1995-07-28 |
| JP2762347B2 true JP2762347B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=8213444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6309662A Expired - Fee Related JP2762347B2 (ja) | 1993-11-26 | 1994-11-18 | 端子位置保証手段を有するフード付き電気コネクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5489224A (ja) |
| EP (1) | EP0655799B1 (ja) |
| JP (1) | JP2762347B2 (ja) |
| KR (1) | KR0156026B1 (ja) |
| DE (1) | DE69326696T2 (ja) |
Families Citing this family (44)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9514797D0 (en) * | 1995-07-19 | 1995-09-20 | Amp Gmbh | Electrical connector with two step positive contact retention |
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