JP2802564B2 - コネクタプラグ - Google Patents

コネクタプラグ

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JP2802564B2 JP27513792A JP27513792A JP2802564B2 JP 2802564 B2 JP2802564 B2 JP 2802564B2 JP 27513792 A JP27513792 A JP 27513792A JP 27513792 A JP27513792 A JP 27513792A JP 2802564 B2 JP2802564 B2 JP 2802564B2
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康夫 義浦
信正 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラに
バッテリーボックスからの電源コードを接続するために
使用する電源コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラにはバッテリーパ
ックが直接着脱できるようになっており、AC電源を利
用する場合や別のバッテリーボックスをコードを介して
接続するような場合には、バッテリーパックの装着部と
同じ形状で同じ接触端子を設けたコネクタプラグが使用
され、これにDCアダプター等からの直流電源がコード
を介して供給されるようになっている。
【0003】そして、これらの従来のコネクタは、カメ
ラ機器側に突出方向に附勢した可動接触子を突設してお
き、コネクタ側には板状の固定接触子を露出させてお
き、コネクタプラグを機器のプラグ嵌入部内にスライド
させて装着することによって両接触子が圧接されるよう
にしたものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電源
コネクタは、プラグ側の接触子が常に表面に露出してい
るため、未嵌合時に導電性材料に触れてショートする危
険性があり、また未嵌合状態では可動側の接触子は常に
突出しているため、何かに触れた際に損傷し易いという
問題があった。
【0005】本発明者等は、このような問題を解決する
ため、プレート状の差し込み部の表面に窓を設け、その
窓内に板バネからなる多数の可動接点バネを突出方向に
附勢させて設けるとともに、該窓を開閉するスライド蓋
を設け、プラグ未嵌入時にはスライド蓋が閉じられて可
動接点バネを窓内に引き込ませ、プラグ嵌入時にスライ
ド蓋が開かれて可動接点バネが突出するようにしたコネ
クタプラグを開発した。
【0006】本発明の目的は、このようなスライド蓋を
有するコネクタプラグの部品点数を少くし、組立工程を
容易にし、かつ、組み込み形状を単純化することにあ
る。
【0007】
【課題を達成するための手段】上述の如き目的を達成す
るための本発明の特徴は、プレート状の差し込み部の表
面に窓を設け、該窓内に可動接点バネを突出方向に附勢
させて設けるとともに、該窓を開閉するスライド蓋を備
え、プラグ嵌入時に前記スライド蓋を開き方向に動作さ
せるようにしてなるコネクタプラグにおいて、前記差し
込み部を半割状の上ケースと下ケースとをもって構成さ
せ、該上ケースに前記窓を備えるとともに、下ケースに
前記可動接点バネを支持させ、前記上ケースには窓の両
側縁に内向きの蓋用のスライドガイドを備えるととも
に、前記スライド蓋には前記スライドガイド下に沿って
スライドする抜け止め突起を両縁に複数づつ備え、か
つ、前記両スライドガイドには上ケース表面側から前記
抜け止め突起をスライドガイド下に挿入できる切欠を備
え、該切欠を前記下ケースから突出させた両ケース係止
用の爪をもって閉鎖したことにある。
【0008】
【作用】このコネクタプラグは、その組み立てに際し、
上下ケースを合体させる前に下ケースに可動接点バネを
保持させるとともに、上ケースの上面側の窓内にスライ
ドガイド蓋を取り付ける。その取り付けに際してはスラ
イド蓋の両縁の突起を窓縁のスライドガイドに形成され
ている切欠内に差し込み、スライドガイドにスライドさ
せておく。この状態で上下ケースを互いに組み合わせる
ことにより下ケースの係止爪が上ケースのスライドガイ
ドの切欠内に挿入されて係止され、切欠が閉鎖され、上
ケースが抜け止めされる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0010】図において、Aは本発明のコネクタを構成
するプラグである。このプラグAは摘み兼用のボックス
部10aと、このボックス部10aの底縁から側方に突
出させたプレート状の差し込み部10bとからなってい
る。
【0011】差し込み部10bは、両側縁上側にフラン
ジ11,11が一体成形されているとともに、上面の略
中央にスライド蓋12により開閉される窓13が設けら
れ、この窓13から上面側に板バネからなる可動接点バ
ネ14,14……が自らの弾性により突出されるように
なっている。そして上記フランジ11,11をビデオカ
メラB(図4に示す)の底面のプラグ嵌入部15の内面
の両側部に形成した凹溝16,16内に挿入して差し込
むことにより、該ビデオカメラBに電源コードCが接続
されるようになっている。
【0012】また、両フランジ11,11下には節度用
の突子17,17がスプリング17a,17a(図6に
示す)をもって突出方向に附勢されており、この突子1
7とプラグ嵌入部15のスライドガイドに設けた凹部と
の嵌り合いによりプラグを抜け止めするとともに、プラ
グ差し込み完了時の節度感が得られるようになってい
る。
【0013】電源コードC内には、図5,図10に示す
ように直流電源のアース側に接続した−側導線C1と、
同+側に接続した+側導線C2と、信号線C3があり、
ボックス部10a内には、電源ON・OFF用のスライ
ドスイッチ18と、コンデンサー19及びコイルインダ
クタ20が収容されており、これらを介して3本の−側
端子14a、2本の+側端子14b及び1本の信号端子
14cに接続させ、これらの各端子をそれぞれ別々の可
動接点バネ14,14……に接続している。
【0014】コネクタAは、図5,図6に示す如き上下
のケース30a,30bとを互いに嵌め合わせ、その内
部に必要部品を収容している。上ケース30aには、図
6に示すように、その差し込み部10b位置の略中央に
窓13が形成され、その窓13の両側対向縁に内向きの
フランジからなるスライドガイド31,31が形成され
ているとともに、窓13の中央部下にはスライドガイド
31より低い位置に中央枠32が一体形成されている。
そしてスライド蓋12の下面中央を前記中央枠32上に
載せ、スライドガイド31,31下にスライド蓋12の
両側縁下側に突出形成した突起12a,12a……を挿
入することによりスライド蓋12を上ケース30aに装
着している。
【0015】スライド蓋12の装着は上ケース30aの
上面側からなすようになっている。即ち、スライドガイ
ド31,31には、スライド蓋12の両側の突起12
a,12aの間隔に合わせて切欠33,33が形成され
ており、上下ケース30a,30bの嵌合前に切欠3
3,33……より突起12a,12a……を挿入して該
突起をスライドガイド31,31より低い位置まで落し
込み、然る後スライド蓋12をスライドさせて突起12
a,12a……をスライドガイド31,31下に移動さ
せる。そして図1,図8に示すように、突起12a,1
2a……が移動した後の切欠33,33……位置に、下
ケース30bから上向きに突出させた上下ケース係止用
の爪34,34……を挿入して各切欠33内に設けた係
止段部に該爪を係止させることにより、、各切欠33を
閉じ、これによってスライド蓋12の抜け出しと上下ケ
ースの外れ止めとを兼用させている。
【0016】スライド蓋12には、その後端にスイッチ
動作棹12bが一体成形されている。このスイッチ動作
棹12bは上ケース30aの差し込み部10bの上部を
貫通させてボックス部10a内に挿入されている。ボッ
クス部10a内には、スイッチ動作棹12bの先端に対
向する位置にスライドスイッチ18が収容されている。
【0017】スライドスイッチ18は、箱状のモールド
ケース40内に摺動子41がスイッチ動作棹12bのス
ライド方向と同方向に往復動自在に収容され、コイルス
プリング42により常時スイッチ動作棹12bを押し出
す側に附勢されている。摺動子41には、クリップ状の
可動接触片43が保持されており、この可動接触片43
は、モールドケース40内に設けた固定接触子44,4
5を挾持した状態で摺動するようになっており、スイッ
チ動作棹12bによりコイルスプリング42に抗して押
し込まれることにより固定接触子44,45間をOFF
状態(図7)からON状態(図9)に切り換えるように
なっている。
【0018】各可動接点バネ14は、図5に示すように
1本単独もしくは2〜3本共通に板バネを打ち抜いて成
形されており、下ケース30bから突出させた突軸5
0,50を貫通させるとともに、各接点バネ14,14
……間を仕切る突条51,51……間に収容することに
よって位置決めされている。また各接点バネ14,14
……は引き回し部52,52……が一体成形されてお
り、その先端をボックス部10a内に挿入し、他の回路
構成部品とともにプリント基板53に接続させている。
【0019】プラグ嵌入部15には、図9に示すように
プラグの差し込み部10bが完全に差し込まれた位置に
て各可動接点バネ14の接点部に対向する位置にそれぞ
れ板状の固定接点54が壁面に露出して固着されてい
る。
【0020】またプラグ嵌入部15の先端の角部55が
スイッチ動作棹動作部となっており、プラグの押し込み
動作によりスイッチ動作棹12bの先端上縁12cがこ
れに当り、これによってスイッチ動作棹12bがスイッ
チ動作方向に動作されるようになっている。
【0021】このように構成されるコネクタは、プラグ
Aが未嵌合状態にあるときは、スライド蓋12はスライ
ドスイッチ18のコイルスプリング42の押圧力によっ
て窓13を閉じる方向に移動され、可動接点バネ14を
窓13内に押し込んだ状態となっている。
【0022】そしてプラグAの差し込み部10bをプラ
グ受け入れ部15内に挿入すると、その挿入終端部近く
でスイッチ動作棹12bが前端上縁がプラグを角部55
に当り、更に押し込むことによりスライド蓋12が開き
方向に移動すると同時にスライドスイッチ18の摺動子
41が押し込まれて電源回路をON状態に切り換える。
【0023】
【発明の効果】上述したように本発明においては、プレ
ート状の差し込み部を上下ケースに分け、上ケースに窓
を設けて、その内側にスライド蓋を支持させるように
し、かつ、下ケースに窓から突出される配置に可動接触
バネを保持させるようにし、かつ、上ケースの窓の両縁
のスライドガイド部にスライド蓋の突起を支持させるよ
うにし、スライド蓋の組み込み時に突起が落し込ませる
ための切欠を下ケースから突出させた上下ケース係止用
の爪をもって閉鎖させることにより突起を抜け止めさせ
たことにより、部品点数が少くなり、組立工程が合理化
され、組み込みの形状を単純化できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のプラグ部分を示す平面図であ
る。
【図2】同、側面図である。
【図3】同、底面図である。
【図4】同、正面図である。
【図5】同、下ケース部分の平面図である。
【図6】同、下ケース部分の平面図である。
【図7】図1中のA−A線断面図である。
【図8】図1中のB−B線断面図である。
【図9】プラグ嵌入部の嵌合状態を示す縦断側面図であ
る。
【図10】プラグ部の回路図である。
【符号の説明】
A プラグ B ビデオカメラ C 電源コード 10a ボックス部 10b 差し込み部 11 フランジ 12 スライド蓋 12a 突起 12b 動作棹 13 窓 14 可動接点バネ 14a −側端子 14b +側端子 15 プラグ嵌入部 16 凹溝 17 突子 17a スプリング 18 スライドスイッチ 19 コンデンサー 20 コイルスプリング 30a 上ケース 30b 下ケース 31 スライドガイド 32 中央枠 33 切欠 34 爪 40 モールドケース 41 摺動子 42 コイルスプリング 43 可動接触片 44,45 固定接触子 50 突軸 51 突条 52 引き回し部 53 プリント基板 54 接点部 55 角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 正晴 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 井出 義博 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−3675(JP,U) 実開 平4−98276(JP,U) 実開 昭60−115471(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/506 H01R 13/453

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート状の差し込み部の表面に窓を設
    け、該窓内に可動接点バネを突出方向に附勢させて設け
    るとともに、該窓を開閉するスライド蓋を備え、プラグ
    嵌入時に前記スライド蓋を開き方向に動作させるように
    してなるコネクタプラグにおいて、前記差し込み部を半
    割状の上ケースと下ケースとをもって構成させ、該上ケ
    ースに前記窓を備えるとともに、下ケースに前記可動接
    点バネを支持させ、前記上ケースには窓の両側縁に内向
    きの蓋用のスライドガイドを備えるとともに、前記スラ
    イド蓋には前記スライドガイド下に沿ってスライドする
    抜け止め突起を両縁に複数づつ備え、かつ、前記両スラ
    イドガイドには上ケース表面側から前記抜け止め突起を
    スライドガイド下に挿入できる切欠を備え、該切欠を前
    記下ケースから突出させた両ケース係止用の爪をもって
    閉鎖したことを特徴としてなるコネクタプラグ。
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