JP2589962Y2 - 基礎構築用筋枠 - Google Patents

基礎構築用筋枠

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JP2589962Y2 JP1991030949U JP3094991U JP2589962Y2 JP 2589962 Y2 JP2589962 Y2 JP 2589962Y2 JP 1991030949 U JP1991030949 U JP 1991030949U JP 3094991 U JP3094991 U JP 3094991U JP 2589962 Y2 JP2589962 Y2 JP 2589962Y2
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明 林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は木造住宅,特に高級住宅
或いは3階建木造住宅、工場,U字溝或いはその他の基
礎構築用筋枠に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案は実願平2−81928号の改良
に関する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、縦
筋e1 ,e2 を直立させたときに例えば蓋(カンザシ
筋)のような別のものを用いてその間の距離を一定に保
持せねばならず、不便であった。本考案はかかる欠点を
除去するもので、請求項1では上のカンザシ筋等を用い
ることなく、また、請求項2では下のカンザシ筋等を用
いることなく、2つの縦筋e1 ,e2 の間を一定の距離
に保持しうるようにしたものである。また、請求項3で
はカンザシ筋等を用いることなく、2つの縦筋e1 ,e
2 の間を一定の距離に保持しうるようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、一対の平行に
延びる両側筋a,bに複数個の横筋c1 ,c2 ・・・の
両端部を所望間隔毎に溶接部により溶接し、これら横筋
の中央部には上記両側筋a,bと平行な2つの軸筋
1 ,d2 を回動すべく支持し、この2つの軸筋d1
2 には縦筋e1 ,e2 ・・・の下端を所望間隔毎に溶
接部により溶接し、これらの縦筋e1 ,e2 ・・・の端
部及び中央部にも上記両側筋a,bと平行に延びる筋f
1 ,f2 ,g1 ,g2 を夫々溶接部により溶接し、請求
項1では一方の縦筋e2 の上端には他方の縦筋e1 に向
かって水平に延びる上端部hとその他方の縦筋e1 の上
端の筋f1 と係合する鉤h1 を設け、また、請求項2で
は一方の縦筋e1 の下端には他方の縦筋e2 に向かって
水平に延びる下端部kとその縦筋e2 の下端の軸筋d2
に係合する鉤k1 を設け、請求項3では一方の縦筋e2
の上端には他方の縦筋e1 に向かって水平に延びる上端
部hとその他方の縦筋e1 の上端の筋f1 と係合する鉤
1 を設け、他方の縦筋e1 の下端には一方の縦筋e2
に向かって水平に延びる下端部kとその縦筋e2 の下端
の軸筋d2 に係合する鉤k1 を設けてなる基礎構築用筋
枠である。
【0005】
【作 用】通常は縦筋e1 ,e2 ・・・、筋f1
2 ,g1 ,g2 を軸筋d1 ,d2 を中心にして外側に
倒して、全体として平面状にして運搬する。次に使用す
るときには、縦筋e1 ,e2 ・・・、筋f1 ,f2 ,g
1 ,g2 を軸筋d1 ,d2 を中心にして回動させて直立
させ、請求項1ではその上端の筋f1 には鉤h1 を係合
して筋f1 ,f2 の間を一定の距離に保持し、また請求
項2では軸筋d2 には鉤k1 を係合してその軸筋d1
2 間を一定の距離に保持する。また請求項3ではその
上端の筋f1 には鉤h1 を係合して筋f1 ,f2 の間を
一定の距離に保持し且つ軸筋d2 には鉤k1 を係合して
その軸筋d1 ,d2 間を一定の距離に保持する。
【0006】
【実施例】以下図面につき本考案の実施例を詳細に説明
する。各筋枠は太さ10mm或いは13mmの異径 (表
面に環状の凹凸がある) 鉄棒を適宜寸法に裁断し、工場
等で鉄筋を予めアーク溶接又はスポット溶接等により溶
接して組み上げると共にその一部は軸筋として水平に折
り畳めるようにしたものである。
【0007】図3のように一対の平行に延びる両側筋
a,bに複数個の横筋c1 ,c2 ・・・の両端部を交互
に上側,下側で所望間隔毎に溶接部1,1・・・により
溶接し、上記横筋c1 ,c2 ・・・の中央部には上記両
側筋a,bと平行な2つの軸筋d1 ,d2 を外側に回動
すべく挿入する。
【0008】この2つの軸筋d1 ,d2 には縦筋e1
2 ・・・の下端を所望間隔毎に溶接部2,2・・・に
より溶接し、これらの縦筋e1 ,e2 ・・・の上端部及
び中央部には上記両側筋a,bと平行に延びる筋f1
2 ,g1 ,g2 を夫々溶接部3,3・・・,4,4・
・・により溶接する。
【0009】一方、請求項1では上記縦筋e2 の上端は
縦筋e1 に向かって水平に折曲し、その上端部hの端部
には縦筋e1 を直立させたとき、その端部の筋f1 に係
合する鉤h1 を設ける。本考案の請求項1はかかる構成
よりなるものであるから、通常は図1縦線で示すように
縦筋e1 ,e2 ・・・、筋f1 ,f2 ,g1 ,g2 を軸
筋d1 ,d2 を中心にして鎖線x1 で示すように外側に
倒せばこれらは側筋a,b、横筋c1 ,c2 ・・・と同
じ平面に重なって全体として平面状となり、運搬に便利
である。
【0010】これを使用するには先ず図4(イ)示のよ
うに土に溝5を堀り、同図(ロ)示のようにその底に砂
利6を敷いて捨コン7を打ちその上の側筋a,b、横筋
1,c2 ・・・を置き図1実線で示すように縦筋
1 ,e2 ・・・、筋f1 ,f2,g1 ,g2 を軸筋d
1 ,d2 を中心にして回動させて直立させ、請求項1で
は鉤h1 を筋f1 に係合させる。これによってその上端
の筋f1 ,f2 には縦筋e2 の上端部hによりその間を
一定の距離に保持される。なお縦筋e1 ,e2 ・・・を
直立させる際、先ず縦筋e1 を図1鎖線x2 の位置まで
回動し、次に縦筋e2 を鎖線x3 の位置まで回動すると
筋f1 は鉤h1 の内側に入り、両縦筋e1 ,e2 を直立
させると筋f1 は鉤h1 に自然に係合する。なおこの請
求項1の実施例の場合は軸筋d1 ,d2 には図9のよう
に下のカンザシ筋Hを係合してその間を一定の距離に保
持するとよい。
【0011】而してその溝5の直交部において互いに直
交する縦筋f1 ,f2 ,g1 ,g2にL型の筋(図示せ
ず)を当て、これらを針金、帯板等により結束する。次
に図4(ハ)示のように上記溝5の両側に型枠9を組
み、その中にコンクリート8を流し込んで硬化させると
基礎を構築することができるものである。
【0012】図6は本考案の請求項2の実施例を示すも
ので、縦筋e1 の下端は縦筋e2 に向かって水平に折曲
し、その下端部kの先端には軸筋d2 に係合する鉤k1
を設けたものである。これによって縦筋e1 は外方に倒
れることなく、また軸筋d1,d2 は縦筋e1 の下端部
kによりその間を一定の距離に保持される。なおこの請
求項2の実施例の場合は縦筋f1 ,f2 には図9のよう
に上のカンザシ筋Hを係合してその間を一定の距離に保
持するとよい。
【0013】図7〜図8は上記請求項1と請求項2とを
組み合わせた本考案の他の請求項3の実施例を示すもの
で、上記縦筋e2 の上端は縦筋e1 に向かって水平に折
曲し、その上端部hの端部には縦筋e1 を直立させたと
き、その端部の筋f1 に係合する鉤h1 を設ける。縦筋
1 の下端は縦筋e2 に向かって水平に折曲し、その下
端部kの先端には軸筋d2 に係合する鉤k1 を設けたも
のである。これによって縦筋e1 は外方に倒れることな
く、その上端部の筋f1 ,f2 には縦筋e2 の上端部h
によりその間を一定の距離に保持され、また軸筋d1
2 は縦筋e1の下端部kによりその間を一定の距離に
保持される。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案では2組の縦筋
1 ,e2 ・・・及び筋f1 ,f2 ,g1,g2 が直立
するから強度があると共に、軸筋d1 ,d2 間を拡げる
ことによりU字型或いは箱型の筋枠を組むことができ、
また縦筋e1 ,e2 の請求項1では上端または請求項2
では下端の距離はそれらの上端部hの鉤h1 または下端
部kの鉤k1 により、特別の蓋を用いることなく、一定
の距離に保持され、また直立状態に安定に保持される。
また請求項3では縦筋e1 ,e2 の上端と下端の距離は
上端部hの鉤h1 と下端部kの鉤k1 により、特別の蓋
を用いることなく、一定の距離に保持され、また直立状
態に安定に保持される。更に本考案は水平に折り畳める
ので運搬が容易であると共に現場では軸筋を中心にして
縦筋及びそれを連結する筋を回動させて垂直にするのみ
であるから、現場作業が極めて容易で鉄筋の切断、結束
等の作業を節減でき、また各部分は溶接されているか
ら、従来の結束した筋枠よりも強度があると共に結束材
料を節減しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1の一実施例の要部の端面図で
ある。
【図2】その請求項1の組立てた状態の正面図である。
【図3】その請求項1の平面図である。
【図4】(イ),(ロ),(ハ)は本考案の請求項1の
使用法を順次示す説明図である。
【図5】本考案の請求項1の実施例の要部の端面図であ
る。
【図6】本考案の請求項2の実施例の要部の端面図であ
る。
【図7】本考案の請求項3の実施例の組立てた状態の正
面図である。
【図8】その請求項3の実施例の平面図である。
【図9】カンザシ筋の説明図である。
【符号の説明】
a 側筋 b 側筋 c1 横筋 c2 横筋 1 溶接部 d1 軸筋 d2 軸筋 e1 縦筋 e2 縦筋 2 溶接部 f1 筋 f2 筋 g1 筋 g2 筋 3 溶接部 4 溶接部 h 上端部 h1 鉤 k1 鉤 k 下端部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平行に延びる両側筋に複数個の横
    筋の両端部を所望間隔毎に溶接部により溶接し、これら
    横筋の中央部には上記両側筋と平行な2つの軸筋を回動
    すべく支持し、この2つの軸筋には縦筋の下端を所望間
    隔毎に溶接部により溶接し、これらの縦筋の端部及び中
    央部にも上記両側筋と平行に延びる筋を夫々溶接部によ
    り溶接し、一方の縦筋の上端には他方の縦筋に向かって
    水平に延びる上端部とその他方の縦筋の上端の筋と係合
    する鉤を設けてなる基礎構築用筋枠。
  2. 【請求項2】 一対の平行に延びる両側筋に複数個の横
    筋の両端部を所望間隔毎に溶接部により溶接し、これら
    横筋の中央部には上記両側筋と平行な2つの軸筋を回動
    すべく支持し、この2つの軸筋には縦筋の下端を所望間
    隔毎に溶接部により溶接し、これらの縦筋の端部及び中
    央部にも上記両側筋と平行に延びる筋を夫々溶接部によ
    り溶接し、一方の縦筋の下端には他方の縦筋に向かって
    水平に延びる下端部とその縦筋の下端の軸筋に係合する
    鉤を設けてなる基礎構築用筋枠。
  3. 【請求項3】 一対の平行に延びる両側筋に複数個の横
    筋の両端部を所望間隔毎に溶接部により溶接し、これら
    横筋の中央部には上記両側筋と平行な2つの軸筋を回動
    すべく支持し、この2つの軸筋には縦筋の下端を所望間
    隔毎に溶接部により溶接し、これらの縦筋の端部及び中
    央部にも上記両側筋と平行に延びる筋を夫々溶接部によ
    り溶接し、一方の縦筋の上端には他方の縦筋に向かって
    水平に延びる上端部とその他方の縦筋の上端の筋と係合
    する鉤を設け、他方の縦筋の下端には一方の縦筋に向か
    って水平に延びる下端部とその縦筋の下端の軸筋に係合
    する鉤を設けてなる基礎構築用筋枠。
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