JP2589639B2 - 囲用枠体及び囲 - Google Patents

囲用枠体及び囲

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JP2589639B2 JP4359922A JP35992292A JP2589639B2 JP 2589639 B2 JP2589639 B2 JP 2589639B2 JP 4359922 A JP4359922 A JP 4359922A JP 35992292 A JP35992292 A JP 35992292A JP 2589639 B2 JP2589639 B2 JP 2589639B2
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H17/00Fencing, e.g. fences, enclosures, corrals
    • E04H17/14Fences constructed of rigid elements, e.g. with additional wire fillings or with posts
    • E04H17/16Fences constructed of rigid elements, e.g. with additional wire fillings or with posts using prefabricated panel-like elements, e.g. wired frames
    • E04H17/165Fences constructed of rigid elements, e.g. with additional wire fillings or with posts using prefabricated panel-like elements, e.g. wired frames using panels with rigid filling and frame

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は囲用枠体及び囲、更に
詳しくは天然の竹からなる竹製長板部材を視線を遮る遮
り部材として保持するための囲用枠体及び該遮り部材を
保持してなる囲いに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天然の竹を用いた竹垣といわれる
囲は、太杭や竹棒を地面に立てて支柱 にし、遮り部材と
なる竹棒や竹板などを縄や釘などの部品で取付けたもの
であった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の天然の竹板を遮
り部材に用いた囲いは、威圧感・拒絶感のない情緒のあ
る、人と景観に優しい落ち着いた感じを与えるものであ
った。しかし、ある程度の年月が立つと支柱の根元が腐
食したりして支柱が傾いたり曲がたり否んだりして、遮
り部材を所定の場所に保持できず整然とした景観が否み
酷くなるという問題があった。また、竹製の遮り部材は
その品質にばらつきがあり、個々には朽ち果てる期間に
大きな差異があり、長い間には整然と並べられた竹板の
一部が朽ち果てたりして全体の統一感や美観を損なうと
いう問題が発生していた。こうした問題を克服して、囲
いの整然とした趣のある景観を維持するためには、専門
職人による恒常的なメンテナンスが必要であった。ま
た、ある程度年月がたち全体が老朽化すれば、囲い全部
を取り壊し全く新たに作り直さなければならないもので
あった。このため、経済的に余裕のない一般家庭では設
置し難いという問題があった。特に、50坪や100坪
程度の敷地に家屋を有する者にとって、取り壊した後の
大量の廃材の処理や置き場所は大変困難であること、素
人にはメンテナンスが困難であること、いつかは全部作
り直さなければならないなどから敬遠されがちであっ
た。また、木の杭と竹と縄という従来からの組み合わせ
では、今日の多数となっている西洋風の近代感覚の家屋
や街並みにはあまりマッチしないという問題からも敬遠
されていた。こうしたなかで、天然の竹部材からなる遮
り部材をより長期間にわたって維持しつづけることがで
きるとともに枠体が半永久的ともいえる年月にわたって
使用しつづけることにでき、素人一人でも特殊な道具な
しに容易にメンテナンスを行なって行くことができ、経
済的に負坦の軽い、近代感覚の家屋等にもマッチした竹
製部材を遮り部材に用いた囲の開発が切望されていた。
【0004】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、竹製長板部材からなる遮り部材多数本を縦に保持
する枠体が半永久的ともいえる長い年月にわたってその
まま使用でき、遮り部材の一本一本の修復・交換を素
人一人で特殊な道具なしにどこからでも行なうことがで
き、枠体の色彩及び質感の容易に再生することがで
き、保持された竹製の遮り部材と調和して日本的な家
屋だけでなく近代的な家屋や町並みにもマッチする景観
を演出し、設置後は撤去、取り壊しも含めて経済的負
担をかるくできる囲用枠体を提供することを目的とした
ものである。請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明の目的に加えて、丸竹棒等の笠飾を容易に取付るこ
とができ且つ容易に取り外すことができることを可能と
した囲用枠体を提供することを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明の目的に
加えて、笠飾りの下に押さえられえる半竹割部材等から
なる笠飾りを容易に取付ることができることを可能とし
た囲用枠体を提供することを目的としたものである。請
求項4記載の発明は、請求項1、2または3に記載の発
明の目的に加えて、遮り部材支持部や支柱の向き変える
を可能とした囲用枠体を提供することを目的としたもの
である。請求項5記載の発明は、請求項1、2、3また
は請求項4に記載の発明の目的に加えて、多様な造形・
形状の笠飾を取り付けることを可能とした囲用枠体を提
供することを目的としたものである。請求項6記載の発
明は、遮り部材が老化しその反発力=保持力がなくな
り弓状態が固定化してしまっても枠体内に保持しつづけ
ることが容易であり、竹製長板部材からなる遮り部材
多数本を横向きにして重ねたように保持する枠体が半永
久的ともいえる長い年月にわたって使用でき、遮り部
材の交換を素人一人で特殊な道具なしにどこからでも少
しずつ行なうことができ、枠体の色彩及び質感の容易
に再生することができ、保持された竹製の遮り部材と
調和して日本的な家屋だけでなく近代的な家屋や町並み
にもマッチする景観を演出し、設置後は経済的負坦を
かるくできる囲用枠体を提供することを目的としたもの
である。請求項7記載の発明は、請求項1、2、3、
4、5または6に記載の発明の目的に加えて、枠載に
保持された遮り部材と遮り部材の間に生じる隙間を小さ
でき、老化して反発力・保持力がなくたった遮り部
材でも、ずり落ちたり横に動いたりすることなく所定の
場所に保持しつづけられることを、可能とした囲用枠体
を提供することを目的としたものである。請求項記載
の発明は、請求項1から7に記載の発明の囲用枠体に、
竹製長板部材からなる遮り部材多数本を保持してなる囲
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の囲用枠体の発明
は、竹製長板部材からなる遮り部材を弓状態で縦に保持
するための、前記遮り部材の上方を支持する上方遮り部
材支持部、該遮り部材の中方の該上方遮り部材支持部の
支持面の反対面を支持する中方遮り部材支持部、該遮り
部材の下方を支持する該上方遮り部材支持部の支持面と
同一面を支持する下方遮り支持部とを、前記遮り部材を
容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に引き抜くこと
ができる間隔で横平行に設けてなる部材保持部と、この
部材保持部の両側部に位置し前記各遮り部材支持部を上
下方向に平行に支持してなる一対の支柱と、前記部材保
持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス製部材から
なることを特徴としたものである。本発明及び以下に述
べる発明において「竹製長板部材からなる遮り部材」と
は、天然の竹を割ったり切断したりして長板状にしたも
のをいう。「横平行に設けてなる部材保持部」とは、斜
め横平行も含むものである。また、各遮り部材支持部は
同一の形状や構成を持つものとはかぎらないものであ
る。また、「ステンレス製部材」とは、非メッキ、非塗
装の肌剥ぎ出しのものをいうものである。また請求項
2記載の囲用枠体の発明は、請求項1記載の発明の構成
に、支柱の頭部に丸竹棒等の笠飾を載せるための凹形状
に形成された笠飾取付部を設け、この笠飾取付部の上方
に前記丸竹棒等の笠飾を該笠飾取付部上に固定する針金
を止めるための針金通し穴などからなる針金止め手段を
設けた構成を加えたことを特 徴としている。また請求項
3記載の囲用枠体の発明は、請求項2記載の発明の構成
に、笠飾取付部の底部に上方に突出して設けられた、丸
竹棒等の下に押さえ固定されて半竹割等の笠部分を位置
決めするための位置決部を加えたことを特徴とする。ま
た請求項4記載の囲用枠体の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に、ボルトを通し該ボルトを一定
方向に自在に振ることができる振穴を形成した半球状の
球面カバーと、この球面カバーの内側に設けた球面ワッ
シャーと、前記球面カバーと前記球面ワッシャーに内側
から通したボルトとを設け、前記球面カバーを各遮り部
材支持部の先端に溶接等により取り付けた構成を加えた
ことを特徴とする。また請求項5記載の囲用枠体の発明
は、請求項1、2、3又は4記載の発明の構成に、支柱
の上部に多様な造形の笠飾をボルトで取り付けるための
笠飾取付穴を設けた構成を加えたことを特徴とする。ま
た請求項6記載の囲用枠体の発明は、竹製長板部材から
なる遮り部材を弓状態で横に保持するための、前記遮り
部材の左方を支持する左方遮り部材支持部、該遮り部材
の中方の該左方遮り部材支持部の支持面の反対面を支持
する中方遮り部材支持部、該遮り部材の右方を支持する
該左方遮り部材支持部の支持面と同一面を支持する右方
遮り部材支持部を、前記遮り部材を容易に差し込み弓状
態に保持し且つ容易に引き抜くことができる間隔で縦平
行に設けてなる部材保持部と、前記各遮り部材支持部同
士の頭部を連結してなる上部部材と、前記部材保持部と
前記支柱とからなる枠体がステンレス製部材からなるこ
とを特徴としている。また請求項7記載の囲用枠体の発
明は、請求項1、2、3、4、5または6に記載の発明
の構成のうち、遮り部材支持部の数を三箇所から四箇所
以上に変えたことを特徴とする。また請求項8記載の囲
の発明は、請求項1から7の記載の発明の囲用枠体の構
成に、竹製長板部材からなる遮り部材多数本を差し込ん
で弓状態で弓方向を交互に保持した構成を加えたことを
特徴とする。本明細書でいう「弓状態で弓方向交互にな
るように保持する「とは、弓の向きが一本一本交互にな
るように保持する場合も、複数本ずつ交互になるように
保持 する場合もあるものである。
【0006】
【作用】本発明は、以上のような構成となっているので
次に述べるように作用する。請求項1記載の囲用枠体の発明の作用。 竹製長板部材からなる遮り部材を上方遮り部材支持部と
中方遮り部材支持部の間から差し入れ、下に移動させな
がら下方を湾曲させ中方遮り部材支持部と下方遮り部材
支持部の間に差し入れ、弓状態で部材保持部の所定の場
所に保持する。遮り部材の弓方向を前後交互になるよう
に差し入れ保持する。遮り部材はその上方と下方の同一
面(弓状態の外側面)を上方遮り部材支持部と下方遮り
部材支持部で支持し、該遮り部材の中方の反対面(弓状
態の内側面)中方遮り部材支持部で支持し、弓状態から
元の状態に戻ろうとする反発力により強く各遮り部材支
持部に押し付けられ部材保持部の所定の場所に保持され
る。枠体が半永久的ともいえる長い年月にわたって使用
しつづけられるステンレス製部材からなているので、遮
り部材を整然とした保持した状態で長時間使用しつづけ
ることができ且つ枠体をペーパーヤスリ等で磨きな
がら遮り部材を交換して行くだけで新しい竹垣として蘇
らせることを可能としている。そして、上方遮り部材支
持部、中方遮り部材支持部、下方遮り部材支持部の間隔
を遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に
引き抜くことができる間隔で横平行に設けているので、
どの場所の遮り部材でも容易に交換することができる。 請求項2記載の囲用枠体の発明の作用。 針金を針金止め手段に取り付ける。支柱と支柱の頭部
(笠飾取付部)に丸竹棒を渡し載せる。笠飾取付部は凹
形状となっているので、丸竹棒は手などで支えなくとも
載せておくことができる。針金を丸竹棒に回し結束し捩
り絞め丸竹棒を支柱頭部に固定する。丸竹棒の底部が笠
飾取付部の凹にすこし入り笠飾取付部の先端が食い込む
ことになり、丸竹棒は前後横の滑ったり移動することが
ない。針金を切ることにより、短時間で丸竹棒を取り外
すことができる。 請求項3記載の囲用枠体の発明の作用。 針金を針金止め手段に取り付ける。二本の半竹割部材を
前後に向かい合うように、支柱と支柱の頭部(笠飾取付
部)に渡し載せる。その際半竹割部材の側部を位置決部
にあたるようにセットする。半竹割部材は差し込まれ保
持されている遮り部材の頭部にも支持されて、所定の位
置にセットされる。丸竹棒を半竹割部材と半竹割部材の
上部に載せ、針金を回し結束し捩り絞め丸竹棒と半竹割
部材を笠飾取付部に固定する。 請求項4記載の囲用枠体の発明の作用。 遮り部材支持部の先端に取り付けたボルトを、振穴の向
きに自在に動かすことができるので、遮り部材支持部を
ある範囲内で自在に傾斜を付けることができる。支柱に
前記ボルトにより遮り部材支持部を取付固定し、傾斜面
でも各遮り部材支持部を傾斜させた状態で囲用枠体を設
置し、遮り部材を差し込み保持することができる。ま
た、振穴を横に向けることにより、支柱も遮り部材支持
ある範囲内で自在に横に振ることができるので、支
柱の向きを変えることができることを可能としている。 請求項5記載の囲用枠体の発明の作用。 囲を設置した家屋や町並みにマッチしたあるいは好みの
形状・造形からなる笠飾りを選んで、笠飾取付穴にボル
トにより取り付け固定することができる。 請求項6記載の囲用枠体の発明の作用。 竹製長板部材からなる遮り部材を左遮り部材支持部と中
方遮り部材支持部の間から差し入れ、横に移動させなが
ら湾曲させ中方遮り部材支持部と右方遮り部材支持部の
間に差し入れ、弓状態で部材保持部の所定の場所に保持
する。多数本の遮り部材の弓方向を前後交互になるよう
に差し入れ保持する。遮り部材が横向きに保持されてい
るので、遮り部材が老化・硬化し反発力がなくなっても
保持されつづける。以下の作用は請求項1記載の発明と
同じなので説明を省略する。 請求項7記載の囲用枠体の発明の作用。 遮り部材支持部の数を四箇所以上設けているので、遮り
部材が上方にも下方に も動けない緩やか略S字状に保持
される。したがって、遮り部材の反発力・保持力が弱く
ても確実に保持し続けることができるので、遮る部材支
持部と遮る部材支持部の間隔を広く取れると共に遮り部
材支持部の太さを細いものにでき、結果遮り部材の横に
生じる隙間を小さいものにできる。 請求項8記載の囲の発明の作用。 請求項1から7に記載の囲用枠体に遮り部材を差し込み
弓状態にし、弓方向を前後交互に向くように多数本保持
したものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸
法、形状、材質、数、その相対配置などは、特に特定的
な記載がないかぎりは、本発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
【0008】実施例1 図1は本発明の実施例1の遮り部材と笠飾を取り付ける
前の組立状態を示す斜視図、図2は同じ実施例1の支柱
と部材保持部の先端部分を示す拡大斜視図、図3は同じ
実施例1の組立完成状態を示す斜視図である。図2にお
いて、ステンレス製の支柱1は、笠飾取付部5が内側を
V字凹を形成して設けられ上部先端に貫通した針金用止
め手段である針金通し穴6a.6bが設けられ、笠飾取
付部5の下部には貫通した笠飾取付穴3a.3bが設け
られ、その3bの下に連結穴4aが設けられ、その4a
の下方に竹製長板部材からなる遮り部材14を容易に差
し込み弓状態に保持し且つ容易に引き抜くことができる
間隔で遮り部材支持部を横平行に取り付けられるように
遮り部材支持部取付穴2a,2b,2cが設けられ、遮
り部材支持部取付穴2cの下に連結穴4bが設けられて
いる。 ステンレス製部材からなる遮り部材支持部8a,
8b,8cの両先端には雄ネジ9が設けられている。図
1において、3本の遮り部材支持部8a,8b,8cが
支柱1,1の遮り部 材支持部取付穴2a,2b,2cに
雄ネジ9を通しナット10で固定され部材保持部7を形
成し、部材保持部7と支柱1,1とにより枠体Aを形成
している。図3において、枠体Aがコンクリートのベー
ス15に立設されている。この枠体Aに竹製長板部材
らなる遮り部材14が遮り部材支持部8a,8b,8c
に弓状態に弓方向を交互にして多数本、該14の反発力
により保持されている。そして支柱1,1の頭部に竹棒
製の笠飾12を渡し、その12の両端を針金通し穴
a,6bに通したアルミニューム製の針金13,13で
結束締め付け固定してある。 部材保持部は真直なものに
限らず、弓状のものなど色々のものがあることは言うま
でもない。遮り部材14の保持の仕方は、図3のように
隣と内側を向き合うようにすれば、外からみても内から
みてもその景観は同じにすることができる。又遮り部材
14の表側を全て外向きになるように折入れることによ
り、外からの景観が竹の表側が全部とすることができ
る。特に表の色と裏の色の大きく異なる、青竹の板を遮
り部材として用いるときなどは効果的である。図2にお
いて、支柱1,1が連結穴4b,4bに通したボルト1
1とナット10,10,10,10により連結固定され
ている。これは支柱1と部材保持部8からなる枠体Aを
いくつも並べて囲を構成する場合、枠体同士を連結固定
するためのもので、連結穴4a,4aにもボルト11を
通しナット10,10,10,10で連結固定する。
【0009】実施例2 図4は本発明の実施例2を示す斜視図である。笠飾16
は上部に三角形をデザインした装飾を適当な数並べてあ
って、一方の端には支柱1の笠飾取付穴3a,3bに対
応しする貫通した穴18a,18bを設けた取付部17
を立ち下げ、もう一方の端にも支柱1の笠飾取付穴
a,3bに対応した貫通した穴18a,18bを設けた
取付部17を立ち下げている。支柱1,1の笠飾取付穴
3a,3bと笠飾16の取付部17,17の穴18a,
18bを合わせ、その合わせた穴にボルト19を通し、
該19とナット10で支柱1の頭部に笠飾16を取り付
ける。笠飾のデザインによって、和風の建築物にも近代
感覚の建築物にもマッチさせた囲にすることができ、建
築物との統一感を持たせた囲とすることも安価にでき
る。支柱1の笠飾取付穴3a,3bを使用して別の支柱
を取付け、囲の高さを高くすることができる。
【0010】実施例3 図5は本発明の実施例3を示す斜視図である。枠体B
は、板状の側部21a,21bと上部20と低部23と
から四角形の枠体に構成され、遮り部材支持部27a,
27b,27cが竹製長板部材からなる遮り部材28を
容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に引き抜くこと
ができる間隔で縦平行に、上部部材20と低部部材23
に端を熔接されて設けられ、側部21a,21bの下端
は底部部材23の下方に伸びその先端は内側に折れ伸び
て取付部25a,25bとなっていて、この25a,2
5bには穴が一つ貫通されている。遮り部材28が遮り
部材支持部27a,27b,27cにその反発力で保持
されるように、弓状態で横に弓方向を交互にして多数本
保持されている。ベース15に逆L字形の形状をしてい
て頭部に貫通した穴を設けた取付台24,24を、枠体
Bの取付部25a,25bに対応させて立設してある。
立設した取付台24,24に取付部25a,25bを合
わせて枠体Bを載せ、ボルト19とナット10で固定し
ている。コンクリートブロックなどの規格品に合わせた
枠体の寸法にすれば、より簡単に速く作業を進めること
ができる。
【0011】実施例4 図6は本発明の実施例4を示す斜視図である。枠体Cは
板上部材からなる四角形形状をしていて、遮り部材支持
部34,34,34が竹製長板部材からなる遮り部材2
8を容易に差し込み弓状態に保持し且 つ容易に引き抜く
ことができる間隔で縦平行に熔接され設けられている。
両側部には貫通した連結穴29a,29bを設け、上部
には貫通した連結穴30a,30bを設けていて、底部
端には貫通した穴を設けた取付部31a,31bを立ち
下げている。枠体C’は枠体Cの取付部31a,31b
のないものである。枠体Dは枠体C’の上下距離を短く
した構成で、両側部に貫通した連結穴38a,38bを
設け、低部に貫通した連結穴39a,39bを設けてあ
る。ベース15にボルト35が枠体Cの取付部31a,
31bの穴に対応した間隔で立設されている。そのボル
ト35に取付部31a,31bの穴を通し、ナット10
で枠体Cが該Cを一つ空けながら何個かベース15に個
定立設されている。その枠体C,Cの空いた部分に、枠
体C’が側部の連結穴29a,29b同士を合わせボル
ト19とナット10で取付られている。そして、連結さ
れた枠体C,C’,Cの上部に枠体D,D,Dが、ボル
ト19とナット10によって取り付けられている。 遮
り部材は実施例3と同じように取り付ける。
【0012】実施例5 図7は本発明の実施例5を示す斜視図である。枠体Eは
側部41a,41bの頭部に弓状に成形された上部部材
40が張り渡され、内側に側部41a,41bに弓状に
成形された遮り部材支持部43,43,43が竹製長板
部材からなる遮り部材14を容易に差し込み弓状態に保
持し且つ容易に引き抜くことができる間隔でネジにより
取り付けられている。枠体Eは側部41a,41bの下
部をベース15に埋め込んで立設されている。遮り部材
は実施例1と同じように取り付ければよい。
【0013】実施例6 図8は本発明の実施例6を示す分解斜視図である。遮り
部材支持部22は弓形に湾曲した形状をしている。遮り
部材支持部22の先端には固定板45が設けられ、この
45の中央には雄ネジ47が設けられて、上部には固定
穴46aが下部には46bがあけられている。支柱50
には遮り部材支持部22の雄ネジ47を差し込み固定す
る取付穴48と、固定穴46a,46bに対応した固定
穴49a,49bがあけられている。支柱50の取付穴
48に遮り部材支持部22の雄ネジ47を差し込み、
り部材支持部22の固定穴46a,46bと支柱50の
固定穴49a,49bを合わせボルト51を差し込み、
ナット10,52,52で支柱50に遮り部材支持部2
をしつかり固定する。支柱50の固定穴49a,49
bと遮り部材支持部22の固定穴46a,46bとボル
ト51,51とナット52,52によって、遮り部材支
持部22を回転させようとする力が加わっても、遮り部
材支持部22を湾曲した状態で水平にし保持しておくこ
とができる。遮り部材支持部22を180度回転させれ
ば、湾曲方向を外に向けたり内に向けたりすることがで
き、囲に変化をつけることができる。
【0014】実施例7 図9は本発明の実施例7を示す分解斜視図である。遮り
部材支持部54は遮り部材支持部42と同じで湾曲した
形状をしている。遮り部材支持部54の先端には固定板
55が設けられ、この55の中央には雄ネジ60が突設
されていて、上部には固定穴57が下部には固定穴59
が右横には固定穴56が左横には固定穴58があけられ
ている。支柱64には遮り部材支持部54の雄ネジ60
を差し込み固定する取付穴63と、この63の上にネジ
穴61が下にネジ穴62ががあけられている。支柱64
の取付穴63に遮り部材支持部54の雄ネジ60を差し
込み、支柱64のネジ穴61,62に遮り部材支持部5
の固定穴57,59を合わせ、固定穴57,59から
ポルト51を差し込み、ネジ穴61,62にねじ込み、
支柱64に遮り部材支持部54を固定し、雄ネジ60に
ナット10をねじ込み、支柱64に遮り部材支持部54
をしっかり固定する。支柱64のネジ穴61,62と
り部材支持部54の固定穴57,59とボルト51,5
1によって、遮り部材支持部54を回転させようとする
力が加わっても、遮り部材支持部54の湾曲した状態を
水平にし保持しておくことができる。
【0015】実施例8 図10は本発明の実施例8を示す分解斜視図である。
り部材支持部66は遮り部材支持部42と同じで湾曲し
た形状をしている。遮り部材支持部66の先端には固定
板67が設けられ、この67の側部には固定爪68,6
9が支柱71の幅に対応した幅で設けられ、中央には雄
ネジ70が突設されている。支柱71には遮り部材支持
部66の雄ネジ70を差し込み固定する取付穴72あけ
られている。支柱71の取付穴72に遮り部材支持部6
の雄ネジ70を差し込みこの70にナット10をねじ
込んで支柱71に遮り部材支持部66をしっかり固定す
る。遮り部材支持部66の固定爪68,69が支柱71
を挟んでいて、遮り部材支持部66を回転させようとす
る力が加わっても、遮り部材支持部66を湾曲した状態
で水平にし保持しておくことができる。
【0016】実施例9 図11は本発明の実施例9を示す正面図である。枠体F
は、板状の上部部材81と底部部材80と側部75,7
7で四角形に形成されていて、この四角形の中央縦に
部部材81から底部部材80の下方に貫通してなる支柱
73からなっている。支柱73は遮り部材支持部74
に、側部75は遮り部材支持部76に、側部77は遮り
部材支持部78ともなっていて、竹製長板部材からなる
遮り部材79を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易
に引き抜くことができる間隔で設けられている。遮り部
材79が遮り部材支持部74,76,78に弓状態にし
てその弓方向を交互にして、遮り部材79の反発力によ
り保持されている。支柱が一本なので凹凸のある場所で
も、その凹凸にあわせて設置することができる。支柱が
一対のものにくらべて材料が少なくて済む。
【0017】実施例10 図12は本発明の実施例10を示す正面図、図13は実
施例10を示す部分拡大正面図と支柱の拡大部分側面
図、図14は実施例10の自在ボルト部の分解斜視図と
組立斜視図、図15は実施例10の支柱の頭部を示す側
面図である。枠体Gは傾斜地などにあわせ、遮り部材支
持部を傾斜した囲とすることができるものである。図1
2において、枠体Gの遮り部材支持部83の両先端には
自在ボルト部84が設けてある。図14において、この
自在ボルト部84は、自在ボルト94に球面ワッシヤ9
5−−−縦長の振り穴97をあけた半球状の球面カバー
96−−−ナット10の順に連結して、球面カバー96
遮り部材支持部83の先端に熔接してる。遮り部材支
持部83の自在ボルト94を支柱の取付穴に差し込み、
ナット10を自在ボルト94にねじ込み、ねじ込んだナ
ット10をしめつけ遮り部材支持部83を支柱に固定す
る。枠体Gの支柱は支柱85と支柱86の二種類であ
る。支柱85には、隣の枠体Gの支柱86とをボルトで
連結するための連結穴90が適宜な数設けられ、遮り部
材支持部83を取り付けるための取付穴91が適宜な数
設けられている。この連結穴90と取付穴91は支柱8
5を上にずらすことができるよう縦長の穴となってい
る。支柱86には、隣の枠体Gの支柱85とをボルトで
連結するための連結穴92が適宜な数設けられ、遮り部
材支持部83を取り付けるための取付穴93が、遮り部
材14を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に引き
抜くことができる間隔になるように設けられている。
体Gは以上の構成からなる支柱85と支柱86と遮り部
材支持部83とから構成されていて、図12のように支
柱85と支柱86の間に3本の遮り部材支持部83が所
定の間隔で取り付けられていて、傾斜地なので上方を支
柱86下方を支柱85としている。傾斜地における枠体
Gと隣の枠体Gのずれは、支柱85の縦長の穴に形成さ
れた連結穴90と取付穴91を利用して調整する(図1
3の部分拡大正面図を参照)。図15において、支柱8
6の頭部は丸竹棒や半割竹などからなる笠飾の位置決め
を容易にし固定しやすくするための、逆三角形状の凹部
を形成しこの凹部の底頂部に突設した小三角形状の位置
決部102とからなる笠飾取付部101となっている。
笠飾取付部101の上部先端には、針金で笠飾を支柱頭
部に固定するための針金止め手段である針金通し穴10
0aと100bが設けてある。笠飾取付部101の下方
には、各種の飾り取付台を取り付けるための笠飾取付穴
99aと99bが設けられている。支柱85の頭部も同
じ構成となっている。
【0018】実施例11 図16は実施例11を示す部分側面図と部分正面図であ
る。図16において、支柱103の側部に遮り部材支持
部108の先端が熔接してある。竹桁からなる遮り部材
106が一本ずつ表を正面に向けて交互に弓状態に差し
込まれ保持されている。支柱103の頭部は実施例10
の支柱86と同じ構成となっている。半割状の半割竹1
05,105が支柱103の笠飾取付部101と遮り部
材106の頭部に伏せ被せる様に置き、この105,1
05の側部端を位置決部102で位置決め止めて、その
上部に丸竹棒104を置き、針金通し穴100aと10
0bに通してある針金13を丸竹棒104に回し結束し
絞め上げ支柱103の頭部に固定してある。
【0019】実施例12 図17は本発明の実施例12を示す斜視図、図19は実
施例12の使用状態を示す部分側面図と部分正面図であ
る。図17において、飾り取付台109は、取付穴11
2,113を設けた板状の枠体取付部111と、この枠
体取付部111の上部に設けた板上部材からなる 飾取
付部110a,110bとからなっていて、笠飾取付部
110aには内側から針金通し穴119、取付穴11
5、取付穴114が設けてあり、笠飾取付部110bに
は内側から針金通し穴118、取付穴116、取付穴1
17が設けてある。笠飾取付部110a,110bは内
側端が付き合わされていて、全体としてへの字状になっ
ている。図19において、支柱103の側部に遮り部材
支持部108の先端が熔接してある。遮り部材支持部1
08には竹板からなる遮り部材106が一本ずつ表を正
面に向けて弓状態に差し込まれ弓方向を交互にして保持
されている。支柱103の頭部の笠飾取付穴99a,9
9bに飾り取付台109の取付穴113,112を合わ
せ、この合わせた取付穴にボルト51を通しナット52
で締め付け固定して支柱103に取付台109を取り付
けてある。支柱103の頭部には木板135,135と
竹板134,134,134,134と丸竹棒133か
らなる笠飾が設けられている。支柱103に取り付けた
取付台109の笠飾取付部110a,110bに木板1
35,135が置かれ、この木板135,135の上に
竹板134が2枚ずつ置かれ、この木板135と竹板1
34はそれぞれに空けられた穴と取付穴114,11
5,116,117に通された皿ネジ137とナット1
36で笠飾取付部110a,110bにしっかり固定さ
れている。頂部である竹板134と竹板134の側部同
士は離れていて、該頂部には丸竹棒133が置かれ、針
金13によって固定されている。針金13による固定方
法は、木板135と竹板134のそれぞれに空けられた
穴と笠飾取付部110a,110bの針金通し穴11
8,119に針金13を通して行なっている。木板13
5,135は、折入れられた遮り部材106の上部先端
によって均一に支持されていて、中程から垂れ下がらな
いようになっている。
【0020】実施例13 図18は本発明の実施例13を示す斜視図、図20は実
施例13の使用状態を示す部分側面図と部分正面図であ
る。図18において、飾り取付台120は、取付穴13
1,132を設け頭部中程を逆三角形状に欠いた板状の
枠体取付部123と、この枠体取付部123の上部に設
けた板上部材からなる笠飾取付部121,122とから
なっていて、笠飾取付部121には内側から取付穴12
7,126,125が設けてあり、笠飾取付部121に
は内側から取付穴128,129,130が設けてあ
る。笠飾取付部121と122の間は逆三角形状の凹部
124となっている。図20において、支柱103側部
遮り部材支持部108の先端が熔接してある。遮り部
材支持部108には竹板からなる遮り部材106が一本
ずつ表を正面に向けて弓状態に交互に保持されている。
支柱103の頭部の笠飾取付穴99a,99bに飾り取
付台120の取付穴131,132を合わせ、この合わ
せた取付穴にボルト51を通しナット52で締め付け固
定して支柱103に取付台120を取り付けてある。支
柱103の頭部には、飾り取付台120に取り付けた太
くない丸竹棒139,139,139,139と太い
竹棒138からなる笠飾が設けられている。支柱103
に取り付けた取付台120の笠飾取付部121,122
丸竹棒139が2本ずつ置かれ、凹部124には丸竹
138が置かれ、それぞれの丸竹棒は針金13によっ
て固定されている。
【0021】実施例14 図21は本発明の実施例14を示す斜視図、図22は実
施例14の使用状態を示す斜視図、図23は実施例14
の部分拡大断面図である。図21において、飾り取付台
140は、断面が逆十字状の湾曲した長物状の笠飾取付
部141と、この笠飾取付部141の一方の端に設けた
枠体取付部142と、笠飾取付部141のもう一方の端
に設けた枠体取付部143とからなり、枠体取付部14
2の下方には取付穴145a,145bが設けられ、枠
体取付部143の下方には取付穴144a,144bが
設けられている。図22において、枠体Hは一対の支柱
146,146と、この支柱146,146を連結した
湾曲状の三本以上の遮り部材支持部148からなってい
る。枠体Hの上部にボルト51とナット52によって飾
り取付台140が取付固定されている。この飾り取付台
140の笠飾取付部14に、丸竹棒149が下に2本上
に1本笠飾取付部14に沿わせ、複数箇所を針金13で
締め付けることによって固定されている。
【0022】実施例15 図24は本発明の実施例15を示す正面図と側面図と平
面図である。本実施例の囲は、棒板状の支柱150,1
51と、この支柱150,151の上部を連結して設け
られた上部部材153と下方を連結して設けられた下部
部材152と、上部部材153と下部部材152に、
り部材165を差し込み波状態に保持でき易に差し込
み引き抜くことができる間隔で縦平行に遮り部材支持部
160,161,162,163,164が設けられ、
この遮り部材支持部160,161,162,163,
164に表を正面に向けて前後交互に差し込まれ波状態
に多数本の遮り部材165が保持されてなっている。
【0023】実施例16 図25は本発明の実施例16を示す正面図と側面図と平
面図である。本実施例の囲いは移動できる衝立にしたも
のであり、棒板状の支柱168,169と、この支柱1
68,169の上部を連結して設けられた上部部材17
1と、該支柱168,16の下方を連結して設けられた
下部部材172と、上部部材171と下部部材172に
長い竹板からなる遮り部材183を差し込み波状態に保
持でき容易に引き抜くことができる間隔で縦平行に遮り
部材支持部178,179,180,181,182を
設け、この遮り部材支持部178,179,180,1
81,182に表を正面に向けて前後交互に差し込まれ
波状態に多数本の遮り部材183が保持されていて、支
柱168,169には台166が履かされている
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の囲用枠体の発明は、竹製長板部材からなる遮
り部材を、容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に引
き抜くことができる間隔で三箇所の遮り部材支持部を横
平行に設け、且つ支柱と遮り部 材支持部からなる枠体が
ステンレス製部材で構成されてているので次に述べるよ
うな効果を奏する。 遮り部材支持部の間隔を遮り部
材を容易に差し込み且つ容易に引き抜くことができる間
隔に設けてあるので、どの場所の遮り部材でも一本一本
でも素人が手袋一つで容易に修復・交換することができ
ることを可能としたものである。これにより、虫に喰わ
れたり破損したりずり落ちたりして囲の美観を損ねる遮
り部材のみを、簡単に短時間で修復・交換することを実
現し、家人による軽労な努力と軽負担により整然とした
景観を維持しつづける竹垣を実現した。また、望む遮り
部材をどこでも容易に取り除くことができるので、植木
を植えたり花を植えたりした部分を解放し、花や植木な
どを囲の一部から露出させ外から観賞できるようにし、
後で遮り部材を差し込み塞ぐことも容易にできるもの
で、従来の竹垣ではなしえなかった機能を実現したもの
である。さらに、枠体がステンレス製部材で構成されて
いるので半永久的ともいえる長い年月にわたってそのま
ま使用しつづけることができ、且つ、枠体をペーパーヤ
スリ等で磨いて初期の輝鋼を容易に蘇らせることができ
るものである。しかるに、遮り部材の全てを交換する際
に、枠体をいっぺんに全部磨き上げいぺんに全部交換す
るのではなく、月日を掛け少しずつつ磨き少しずつ交換
して行くことができる。こうすることにより、例えば月
に遮り部材を数十本ずつ購入し、1日数本ずつ数ヶ月掛
けて素人である家人が磨き交換しつづけ全部を磨き交換
することができるものである。 このような遮り部材の
交換の仕方は、経費の出費が少しずつでよいうえに、家
人自らが磨き交換するので経済的負担を大変軽いものと
する。またこのような少しずつ遮り部材を交換して行く
やりかたは、遮り部材の廃材が少量ずつ出るだけなの
で、そのつど一般ゴミとして出すことも、容易に焼却処
理して行くことも易にできるものである。 以上述
べてきたことから明らかなように、本発明の囲用枠体に
より実現する囲は、軽労なメンテナンス行為を通じて家
人らとの係わりを強め人との係わりを強める機能を有す
るもので、人と環境と自然に優しい囲を実現して行くも
のである。 また、メンテナンス性、経済性において従来
の竹垣の持つ問題点を解決したことにより、より多くの
人が抵抗少なく安心して設置できるものである。しかる
に昨今少なくない自治体が、生活環境をより人に優しい
環境に改善する趣旨から、ブロック塀を生垣や竹垣等に
変更することを補助金を出して迄推進している。本発明
は、こうした要望や運動に的確に応えるものであると確
信するものである。
【0025】請求項2記載の囲用枠体の発明は、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、支柱頭部に凹形状の笠
飾取付部を設け、この笠飾取付部に針金止め手段を設け
ているので、丸竹棒等の笠飾を簡単支柱頭部に動かない
ように載せ、針金で容易に結束固定するとができ、且
針金を切るという単純な操作で取り外すことができ
るという効果が加わったものである。
【0026】請求項3記載の囲用枠体の発明は、請求項
2に記載の発明の効果に加えて、笠飾取付部の底部に上
方に突出した位置決部が設けられているので、半竹割部
材からなる笠部分を所定の位置に容易に位置決めし、そ
の上に載せ針金で固定された丸竹棒等の笠飾で押さえつ
けられることにより容易に動かないように固定すること
ができることを可能としたしたものである。
【0027】請求項4記載の囲用枠体の発明は、請求項
1、2または3に記載の発明の効果に加えて、ボルトを
一定方向に振ることができる振穴を形成した半球状の球
面力部材の内側に球面ワッシャーを設け内側からボルト
を通し該球面力部材を各遮り部材支持部の先端に取り付
けた構成としたので、遮り部材支持部をある範囲内で自
存に傾斜を付けることができ、傾斜のある場所にその傾
斜に沿った状態にして設置できることを可能としたもの
である。さらに、振穴を横に向けることにより、遮り部
材支持部をある範囲内で自在に横に振ることがきる。
すなわち支柱の向きを変えることができ、囲の設置線前
後がある程度曲がっても隣の支柱同士を真正面状態で向
かい合わせ、支柱同士をボルトで連結することを可能
とするものである。
【0028】請求項5記載の囲用枠体の発明は、請求項
1、2、3または請求項4に記載の発明の効果に加え
て、囲を設置した家屋や町並みにマッチしたあるいは好
みの形状・造形からなる笠飾りを選んで、笠飾取付穴に
ボルトにより取り付け固定することを可能としている。
これにより、純和風、西洋風、アラビア風、近代風など
などの建物や街並みに調和した竹垣にすることができ大
変べんりである
【0029】請求項6記載の囲用枠体の発明は、竹製長
板部材からなる遮り部材を、容易に差し込み弓状態に保
持し且つ容易に引き抜くことができる間隔で三箇所の遮
り部材支持部を縦平行に設け、前記各遮り部材支持部同
士の頭部を上部部材により連結し、支柱と前記遮り部材
支持部からなる枠体がステンレス製部材からなっている
ので次に述べるような効果を奏する。上部部材により遮
り部材支持部の頭部が連結されているので、保持した遮
り部材の反発力により端方の遮り部材支持部が押し広げ
られことがないようになっている。遮り部材が横向きに
保持されているので、遮り部材が老化・硬化し反発力が
なくなっても保持されつづけ、トラブルのすくない囲と
するとができる。以上のごとく効果と共に請求項1に記
載の囲の発明と同じ効果を奏するものである。
【0030】請求項7記載の囲用枠体の発明は、請求項
1、2、3、4、5または6に記載の発明の効果に加え
て、遮り部材支持部の数を四箇所以上設けているので、
遮り部材が上方にも下方にも動けない緩やか略S字状に
保持される ので、遮り部材の反発力・保持力弱くして
該遮り部材を容易に保持し続けることができるの。した
がって遮る部材支持部と遮る部材支持部の間隔を広く取
れると共に遮り部材支持部の太さを細いものとすること
ができるので、結果遮り部材の横に生じる隙間を小さい
ものできより外の視線を遮ることのできる囲用枠体を
可能とするものである。 また、遮り部材支持部の数を三
箇所から四箇所以上に変えたことにより、遮り部材が老
化・硬化し反発力がなくなった場合において、遮り部材
支持部を横に設けてなる囲用枠体ではずり落ちることな
く保持されつづけ、遮り部材支持部を縦に設けてなる囲
用枠体では横に動かないよう保持されつづけることを実
現し、より修理の少ない良好なメンテナンスの実現を可
能とした。
【0031】請求項8記載の囲の発明は、請求項1から
7に記載の囲用枠体に遮り部材多数本を差し込み、弓方
向が前後交互に向くように弓状態で保持したものである
ので、請求項に記載のの囲用枠体の説明で述べた効果
と同じ効果を奏するものであるので説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の遮り部材と頭部材を取り付ける前の
組立状態を示す斜視図。
【図2】実施例1の支柱と部材保持部の先端部分を示す
拡大斜視図。
【図3】実施例1の組立完成状態を示す斜視図。
【図4】実施例2を示す斜視図。
【図5】実施例3を示す斜視図。
【図6】実施例4を示す斜視図。
【図7】実施例5を示す斜視図。
【図8】実施例6を示す分解斜視図。
【図9】実施例7を示す分解斜視図。
【図10】実施例8を示す分解斜視図。
【図11】実施例9を示す正面図。
【図12】実施例10を示す正面図。
【図13】実施例10を示す部分拡大正面図と支柱の拡
大部分側面図。
【図14】実施例10の自在ボルト部の分解斜視図と組
立斜視図。
【図15】実施例10を示す支柱の頭部側面図。
【図16】実施例11を示す部分側面図と部分正面図。
【図17】実施例12を示す斜視図。
【図18】実施例13を示す斜視図。
【図19】実施例12の使用状態を示す部分側面図と部
分正面図。
【図20】実施例13の使用状態を示す部分側面図と部
分正面図。
【図21】実施例14を示す斜視図。
【図22】実施例14の使用状態を示す斜視図。
【図23】実施例14の部分拡大断面図。
【図24】実施例15を示す正面図と側面図と平面図。
【図25】実施例16を示す正面図と側面図と平面図。
【符号の説明】
A,B,C,C’D,E,F,G,H−−枠体 1−−−−−−−−−−−−支柱 2a,2b,2c−−−−−遮り部材支持部取付穴 3a,3b−−−−−−−−笠飾取付穴 4a,4b−−−−−−−−連結穴 5−−−−−−−−−−−−笠飾取付部 6a,6b−−−−−−−−針金通し穴 7−−−−−−−−−−−−部材保持部 8a,8b,8c−−−−−遮り部材支持部 9−−−−−−−−−−−−雄ネジ 10−−−−−−−−−−−ナット 11−−−−−−−−−−−ボルト 12−−−−−−−−−−−笠飾 13−−−−−−−−−−−針金 14−−−−−−−−−−−遮り部材 15−−−−−−−−−−−ベース 16−−−−−−−−−−−笠飾 17−−−−−−−−−−−取付部 18a,18b−−−−−−穴 19−−−−−−−−−−−ボルト 20−−−−−−−−−−−上部部材 21a,21b−−−−−−側部 22−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 23−−−−−−−−−−−底部部材 24−−−−−−−−−−−取付台 25a,25b−−−−−−取付部 26−−−−−−−−−−−部材保持部 27a,27b,27c−−遮り部材支持部 28−−−−−−−−−−−遮り部材 29a,29b−−−−−−連結穴 30a,30b−−−−−−連結穴 31a,31b−−−−−−取付部 33−−−−−−−−−−−部材保持部 34−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 35−−−−−−−−−−−雄ネジ 36−−−−−−−−−−−部材保持部 37−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 38a,38b−−−−−−連結穴 39a,39b−−−−−−連結穴 40−−−−−−−−−−−上部部材 41a,41b−−−−−−側部 42−−−−−−−−−−−部材保持部 43−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 44a,44b−−−−−−取付穴 45−−−−−−−−−−−固定板 46a,46b−−−−−−固定穴 47−−−−−−−−−−−雄ネジ 48−−−−−−−−−−−取付穴 49a,49b−−−−−−固定穴 50−−−−−−−−−−−支柱 51−−−−−−−−−−−ボルト 52−−−−−−−−−−−ナット 54−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 55−−−−−−−−−−−固定板 56−−−−−−−−−−−固定穴 57−−−−−−−−−−−固定穴 58−−−−−−−−−−−固定穴 59−−−−−−−−−−−固定穴 60−−−−−−−−−−−雄ネジ 61−−−−−−−−−−−ネジ穴 62−−−−−−−−−−−ネジ穴 63−−−−−−−−−−−取付穴 64−−−−−−−−−−−支柱 66−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 67−−−−−−−−−−−固定板 68−−−−−−−−−−−固定爪 69−−−−−−−−−−−固定爪 70−−−−−−−−−−−雄ネジ 71−−−−−−−−−−−支柱 72−−−−−−−−−−−取付穴 73−−−−−−−−−−−支柱 74−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 75−−−−−−−−−−−側部 76−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 77−−−−−−−−−−−側部 78−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 79−−−−−−−−−−−遮り部材 80−−−−−−−−−−−底部部材 81−−−−−−−−−−−上部部材 82−−−−−−−−−−−部材保持部 83−−−−−−−−−−−遮り部材支持部 84−−−−−−−−−−−自在ボルト部 85−−−−−−−−−−−支柱 86−−−−−−−−−−−支柱 87−−−−−−−−−−−遮り部材 88−−−−−−−−−−−丸竹棒 89−−−−−−−−−−−木板 90−−−−−−−−−−−連結穴 91−−−−−−−−−−−取付穴 92−−−−−−−−−−−連結穴 93−−−−−−−−−−−取付穴 94−−−−−−−−−−−自在ボルト 95−−−−−−−−−−−球面ワッシャ 96−−−−−−−−−−−球面カバー 97−−−−−−−−−−−振り穴 98−−−−−−−−−−−熔接部 99a,99b−−−−−−笠飾取付穴 100a,100b−−−−針金通し穴 101−−−−−−−−−−笠飾取付部 102−−−−−−−−−−位置決部 103−−−−−−−−−−支柱 104−−−−−−−−−−丸竹棒 105−−−−−−−−−−半割竹 106−−−−−−−−−−遮り部材 108−−−−−−−−−−遮り部材支持部 109−−−−−−−−−−飾り取付台 110a,110b−−−−笠飾取付部 111−−−−−−−−−−枠体取付部 112−−−−−−−−−−取付穴 113−−−−−−−−−−取付穴 114−−−−−−−−−−取付穴 115−−−−−−−−−−取付穴 116−−−−−−−−−−取付穴 117−−−−−−−−−−取付穴 118−−−−−−−−−−針金通し穴 119−−−−−−−−−−針金通し穴 120−−−−−−−−−−飾り取付台 121−−−−−−−−−−笠飾取付部 122−−−−−−−−−−笠飾取付部 123−−−−−−−−−−枠体取付部 124−−−−−−−−−−凹部 125−−−−−−−−−−取付部 126−−−−−−−−−−取付穴 127−−−−−−−−−−取付穴 128−−−−−−−−−−取付穴 129−−−ー−−−−−−取付穴 130−−−−−−−−−−取付穴 131−−−−−−−−−−取付穴 132−−−−−−−−−−取付穴 133−−−−−−−−−−丸竹棒 134−−−−−−−−−−竹板 135−−−−−−−−−−木板 136−−−−−−−−−−ナット 137−−−−−−−−−−皿ネジ 138−−−−−−−−−−丸竹棒 139−−−−−−−−−−丸竹棒 140−−−−−−−−−−飾り取付台 141−−−−−−−−−−笠飾取付部 142−−−−−−−−−−枠体取付部 143−−−−−−−−−−枠体取付部 144a,144b−−−−取付穴 145a,145b−−−−取付穴 146−−−−−−−−−−支柱 148−−−−−−−−−−遮り部材支持部 149−−−−−−−−−−丸竹棒 150−−−−−−−−−−支柱 151−−−−−−−−−−支柱 152−−−−−−−−−−下部部材 153−−−−−−−−−−上部部材 154a−154c−−−−連結穴 155−−−−−−−−−−部材保持部 160−−−−−−−−−−遮り部材支持部 161−−−−−−−−−−遮り部材支持部 162−−−−−−−−−−遮り部材支持部 163−−−−−−−−−−遮り部材支持部 164−−−−−−−−−−遮り部材支持部 165−−−−−−−−−−遮り部材 166−−−−−−−−−−台 167−−−−−−−−−−固定ネジ穴 168−−−−−−−−−−支柱 169−−−−−−−−−−支柱 170a,170b−−−−連結穴 171−−−−−−−−−−上部部材 172−−−−−−−−−−下部部材 173−−−−−−−−−−部材保持部 178−−−−−−−−−−遮り部材支持部 179−−−−−−−−−−遮り部材支持部 180−−−−−−−−−−遮り部材支持部 181−−−−−−−−−−遮り部材支持部 182−−−−−−−−−−遮り部材支持部 183−−−−−−−−−−遮り部材

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹製長板部材からなる遮り部材を弓状態
    で縦に保持するための、前記遮り部材の上方を支持する
    上方遮り部材支持部、該遮り部材の中方の該上方遮り部
    材支持部の支持面の反対面を支持する中方遮り部材支持
    部、該遮り部材の下方を支持する該上方遮り部材支持部
    の支持面と同一面を支持する下方遮り部材支持部を、前
    記遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に
    引き抜くことができる間隔で横平行に設けてなる部材保
    持部と、 この部材保持部の両側部に位置し前記各遮り部材支持部
    を上下方向に平行に支持してなる一対の支柱と、 前記部材保持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス
    製部材からなることを特徴とする囲用枠体。
  2. 【請求項2】 竹製長板部材からなる遮り部材を弓状態
    で縦に保持するための、前記遮り部材の上方を支持する
    上方遮り部材支持部、該遮り部材の方の該上方遮り部
    材支持部の支持面の反対面を支持する中方遮り部材支持
    部、該遮り部材の下方を支持する該上方遮り部材支持部
    の支持面と同一面を支持する下方遮り部材支持部を、前
    記遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に
    引き抜くことができる間隔で横平行に設けてなる部材保
    持部と、 この部材保持部の両側部に位置し前記各遮り部材支持部
    を上下方向に平行に支持してなる一対の支柱と、 この支柱の頭部に凹形状に形成された、丸竹棒等の笠飾
    を載せるための笠飾取付部と、 この笠飾取付部の上方に設けられた、前記丸竹棒等の笠
    飾を該笠飾取付部上に固定する針金を止めるための針金
    通し穴などからなる針金止め手段と、 前記部材保持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス
    製部材からなることを特徴とする囲い用枠体。
  3. 【請求項3】 竹製長板部材からなる遮り部材を弓状態
    で縦に保持するための、前記遮り部材の上方を支持する
    上方遮り部材支持部、該遮り部材の中 方の該上方遮り部
    材支持部の支持面の反対面を支持する中方遮り部材支持
    部、該遮り部材の下方を支持する該上方遮り部材支持部
    の支持面と同一面を支持する下方遮り部材支持部を、前
    記遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に
    引き抜くことができる間隔で横平行に設けてなる部材保
    持部と、 この部材保持部の両側部に位置し前記各遮り部材支持部
    を上下方向に平行に支持してなる一対の支柱と、 この支柱の頭部に凹形状に形成された丸竹棒等の笠飾を
    載せるための笠飾取付部と、 この笠飾取付部の底部に上方に突出して設けられた、前
    記丸竹棒等の下に押さえ固定される半竹割部材等からな
    る笠部分を所定の位置に簡単に位置決めし動かないよう
    に保持するための位置決部と、 前記笠飾取付部の上方に設けられた、該笠飾取付部に載
    せられた前記丸竹棒等の笠飾を固定する針金を止めるた
    めの針金通し穴などからなる針金止め手段と、 前記部材保持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス
    製部材からなることを特徴とする囲い用枠体
  4. 【請求項4】 ボルトを通し該ボルトを一定方向に振る
    ことができる振穴を形成した半球状の球面カバーと、こ
    の球面カバーの内側に設けた該球面カバーの内側を滑る
    球面ワッシャーと、前記球面カバーと前記球面ワッシャ
    ーに内側から通したボルトとを設け、前記球面カバーを
    各遮り部材支持部の先端に溶接等により取り付けてなる
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の囲い用枠
    体。
  5. 【請求項5】 支柱の上部に多様な造形の笠飾をボルト
    で取り付けるための笠飾取付穴を設けてなることを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載の囲用枠体。
  6. 【請求項6】 竹製長板部材からなる遮り部材を弓状態
    で横に保持するための、前記遮り部材の左方を支持する
    左方遮り部材支持部、該遮り部材の中方の該左方遮り部
    材支持部の支持面の反対面を支持する中方遮り部材支持
    部、該遮り部材の右方を支持する該左方遮り部材支持部
    の支持面と同一面を支持する右方遮り部材支持部を、前
    記遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易に
    引き抜くことができる間隔で縦平行に設けてなる部材保
    持部と、 前記各遮り部材支持部同士の頭部を連結してなる上部部
    材と、 前記部材保持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス
    製部材からなることを特徴とする囲用枠体。
  7. 【請求項7】 遮り部材をゆるやかな湾曲した波形状態
    にして保持するため、部材保持部の遮り部材支持部を四
    箇所以上設けてなることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の囲用枠体。
  8. 【請求項8】 竹製長板部材からなる遮り部材と、 この遮り部材を弓状態で弓方向が交互になるように保持
    するための、該遮り部材の一方の端方を支持する第1の
    遮り部材支持部、該遮り部材の中方の該第1の遮り部材
    支持部の支持面の反対面を支持する第2の遮り部材支持
    部、該遮り部材の他方の端方の該第1の遮り部材支持部
    の支持面と同一面を支持する第3の遮り部材支持部と、 前記遮り部材を容易に差し込み弓状態に保持し且つ容易
    に引き抜くことができる間隔で前記第1の遮り部材支持
    部、第2の遮り部材支持部、第3の遮り部材支持部を平
    行に設けてなる部材保持部と、 前記各遮り部材支持部同士の端を連結してなる、該遮り
    部材支持部を平行に支持する支柱あるいは上部部材から
    なる支持部連結部材と、 前記部材保持部と前記支柱とからなる枠体がステンレス
    製部材からなり前記遮り部材多数本を横並びに保持して
    なることを特徴とする囲。
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