JP2589049Y2 - アタッチメントコントロール用ペダル - Google Patents

アタッチメントコントロール用ペダル

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JP2589049Y2
JP2589049Y2 JP1993022465U JP2246593U JP2589049Y2 JP 2589049 Y2 JP2589049 Y2 JP 2589049Y2 JP 1993022465 U JP1993022465 U JP 1993022465U JP 2246593 U JP2246593 U JP 2246593U JP 2589049 Y2 JP2589049 Y2 JP 2589049Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主に建設機械における作
業機等のアタッチメントコントロ−ル用ペダルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にブルド−ザやパワ−ショベル等の
建設機械等に使用されている油圧機器においては、オペ
レ−タの手動によるレバ−の操作で、直接メインコント
ロ−ル弁を切換えて、そのオイルをアクチュエ−タに送
り作動させるようにしていた。しかしながら油圧機器の
大型化や油圧の高圧化により、操作力も大きな力が必要
となってきたため、近年では、操作レバ−を中立位置よ
り作動位置に切換えると、パイロットポンプで発生した
パイロット圧をメインコントロ−ル弁に加圧させて、そ
の方向を大きな力で切換えてアクチュエ−タを作動させ
るようにしたものがある。このようにオペレ−タの直接
の操作力の負担をパイロット圧により軽減させるよう
に、例えば公知のパイロット圧比例制御弁が用いられて
きている。このパイロット圧コントロ−ル弁1は内部が
図7に示すようになっており、操作レバ−1aを操作す
るとパイロット圧は、ロック位置(中立)から全流量域
位置に切換えられてメイン操作弁9の左右端9a,9b
の何れかに作用し、これによりメインポンプ10のオイ
ルはアクチュエ−タ11(例えばシリンダ)のボトム側
11aか、ヘッド側11bに供給されてアクチュエ−タ
11が伸縮することになる。図中、12はタンク、13
はパイロットポンプある。このようなパイロット圧比例
制御弁の操作は一般に手動レバ−で行われるが、作業機
等のアタッチメント、例えばブレ−カ、クラッシャ用等
のように汎用以外に特殊のものが多くなると、手動つま
り操作レバ−のみでは操作できなくなり、レバ−に代え
てペダルを用いることが必要となる。ペダルの場合は、
フリ−の踏み込みとロックの2操作が行えるようになっ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらフリ−と
ロックの2操作が行えると云うことは、逆の云い方をす
れば、パイロットポンプからの吐出流量はロック位置の
0から全流量域までの2通りの制御しかできないことに
なり、ペダル操作ではレバ−操作(手動)のように中間
流量の制御はできないと云う欠点があった。
【0004】本考案はこれに鑑み、ペダル操作において
もロック位置、中間流量域、全流量域の少なくとも3段
階の流量制御を可能とすることができるアタッチメント
コントロ−ル用ペダルを提供して従来技術の持つ欠点の
解消を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案はパイロット圧比例コントロ−ル弁を切換えさせ
ることにより、パイロットポンプの流量をロック位置と
全流量域の2段に制御するようにしたペダルの操作にお
いて、該ペダル下部の穴を設けたプレ−トに、調整穴を
有する調整プレ−トを手前側に当接させて固着し、該両
プレ−トと、フロァに固着したロック部材との間にはロ
ック部材側に、前記両プレ−トのそれぞれの穴を順次貫
通して係合するシャフトを出入り自在に設けて、該シャ
フトが前記調整穴に係合したときのペダル操作が中間流
量域の制御となることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ペダル操作の従来のロッ
ク、および全流量域の2段階制御に加えて中間流量域の
制御ができるので手動によるレバ−操作に準じた制御が
可能となる。
【0007】
【実施例】図1は本考案にかかるアタッチメントコント
ロ−ル用ペダルの一実施例の側面図、図2(a)は図1
の平面図、(b)は図1の正面図、図3は図1のペダル
のロック位置を示し、(a)は正面図、(b)は(a)
の部分拡大図、(c)は側面図、図4は図1のペダルの
中間踏み量を示し、(a)は正面図、(b)は(a)の
部分拡大図、(c)は側面図、図5は図1のペダルの最
大踏み量を示し、(a)は正面図、(b)は(a)の部
分拡大図、(c)は側面図、図6は図2(b)の調整プ
レ−トを示し、(a)はペダル操作前、(b)はペダル
操作後の側面図である。
【0008】以下、本考案を図1乃至図6を参照して説
明する。本考案はパイロット圧比例コントロ−ル弁1を
切換えさせることにより、図示しないパイロットポンプ
の流量をロック位置aと全流量域bの2段に制御するよ
うにしたペダル2の操作において、該ペダル2下部の穴
3aを設けたプレ−ト3に、調整穴4aを有する調整プ
レ−ト4を手前側に当接させて固着し、該両プレ−ト
3,4と、フロァ6に固着したロック部材5との間には
ロック部材5側に、前記両プレ−ト3,4のそれぞれの
穴3a,4aを順次貫通して係合するシャフト7を出入
り自在に設けて、該シャフト7が前記調整穴4aに係合
したときのペダル2操作が中間流量域cの制御となるよ
うにしたもので構成されている。
【0009】ペダル2には下部にボルト等の締めつけに
より一体となったプレ−ト3が設けられ、プレ−ト3に
は穴3aが設けられている。プレ−ト3の下部はボルト
により図7のようなパイロット圧コントロ−ル弁1の上
部と一体に締めつけられている。したがってペダル2を
踏み込むと、パイロット圧コントロ−ル弁1が中立位置
から切換えられてパイロット圧が加圧する方に切り変わ
る。その踏み込み量は図3乃至図5に示すように図3の
ロック位置から図4の中間流量域および図5の最大流量
域まで行える。プレ−ト3には調整プレ−ト4が穴3a
と調整穴4aが重なるように接触して固着されている。
なお、調整穴4aの径は穴3aの径よりも大きくしてあ
る。一方、フロア6にはL型状のロック部材5の上部が
前記調整プレ−ト4に対向して干渉しない適宜隙間を持
つように、底部においてボルト等の締結手段により固着
されている。ロック部材5の上部には穴5aが前記穴3
aとほぼ同径でかつ同心となるような高さに設けられて
いる。これによりロック部材5の穴5aに嵌合するシャ
フト7は調整穴4aは勿論、穴3aにスライドにより挿
入可能となっている。シャフト7は適宜長さを有して、
前記ロック部材5の前記調整プレ−ト4とは反対の側面
に固着された筒形の保持材8に内嵌されており、外周面
には直角方向に突片7aが設けられている。前記保持材
8の長手方向の外周上面には該突片7aが通過できる大
きさの切り欠きが設けけられ、この切り欠きに直交する
方向に一定間隔の少なくとも3個の何れも突片7aが入
る程度の大きさの切り欠き8a,8b,8cが設けられ
ている。したがって前記保持材8内のシャフト7は突片
7aを上にして保持材8内をスライドでき、切り欠き8
a,8b,8cの何れかの位置で突片7aを回動させる
と、シャフト7はその位置に固定されることになる。
【0010】つぎに作用を説明する。図3においてシャ
フト7を手動により穴3aまで貫通するように引き出す
方向にスライドさせたときは、ロック位置aとなり、図
4(a)に示すようにペダル2はシャフト7は穴3aに
より固定される。そしてシャフト7の突片7aは切り欠
き8aに固定される。また、図4のようにシャフト7を
手動により調整穴4aまでの貫通とするように戻す方向
にスライドさせたときは、突片7aは切り欠き8bに固
定される。このときペダル2は図4(a)に示す位置か
ら(b)に示す位置まで調整プレ−ト4の調整穴4aは
固定されたシャフト7に当たるまでの範囲を移動でき
る。これによりこの位置が中間流量域となり、レバ−操
作の場合の途中ストロ−ク位置に相当する。したがって
調整穴4aの径を任意に変更することにより所望の中間
ストロ−ク位置の調整が可能である。さらに、図5に示
すようにシャフト7を調整穴4aから外すように戻す方
向にスライドさせたときは突片7aは切り欠き8aに固
定され、調整プレ−ト4は全く無関係となってロックさ
れなくなるので、ペダル2は全流量域となり、フルスト
ロ−ク(すなわち最大流量)となる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案はパイロット
圧比例コントロ−ル弁を切換えさせることによりパイロ
ットポンプの流量をロック位置と全流量域の2段に制御
するようにしたペダルの操作において、該ペダル下部の
穴を設けたプレ−トに、調整穴を有する調整プレ−トを
手前側に当接させて固着し、該両プレ−トと、フロァに
固着したロック部材との間にはロック部材側に、前記両
プレ−トのそれぞれの穴を順次貫通して係合するシャフ
トを出入り自在に設けて、該シャフトが前記調整穴に係
合したときのペダル操作が中間流量域の制御となるよう
にしたから、必要流量の異なる各種アタッチメントを交
換し作業する建設機械において、1つのペダルで容易に
それぞれのアタッチメントに最適流量を供給することが
できる。また、流量の調整が広範囲に渡り容易にできる
ため、汎用性が得られると共に、構造が簡単なので生産
性も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるアタッチメントコントロ−ル用
ペダルの一実施例を示す側面による説明図である。
【図2】(a)は図1の平面、(b)は図1の正面を示
す説明図である。
【図3】図1(a)のペダルのロック位置を示し、
(a)は正面、(b)は(a)の部分拡大、(c)は側
面の説明図である。
【図4】図1のペダルの中間踏み量を示し、(a)は正
面、(b)は(a)の部分拡大、(c)は側面の説明図
である。
【図5】図1のペダルの最大踏み量を示し、(a)は正
面、(b)は(a)の部分拡大、(c)は側面の説明図
である。
【図6】図2(b)の調整プレ−トを示し、(a)はペ
ダル操作前、(b)はペダル操作後の側面の説明図であ
る。
【図7】従来のパイロット圧比例コントロ−ル弁回りの
油圧回路の説明図である。
【符号の説明】
1 パイロット圧比例コントロ−ル弁 2 ペダル 3 プレ−ト 3a 穴 4 調整プレ−ト 4a 調整穴 5 ロック部材 6 フロア 7 シャフト a ロック位置 b 全流量域 c 中間流量域

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロット圧比例コントロ−ル弁を切換
    えさせることにより、パイロットポンプの流量をロック
    位置と全流量域の2段に制御するようにしたペダルの操
    作において、該ペダル下部の穴を設けたプレ−トに、調
    整穴を有する調整プレ−トを手前側に当接させて固着
    し、該両プレ−トと、フロアに固着したロック部材との
    間にはロック部材側に、前記両プレ−トのそれぞれの穴
    を順次貫通して係合するシャフトを出入り自在に設け
    て、該シャフトが前記調整穴に係合したときのペダル操
    作が中間流量域の制御となることを特徴とするアタッチ
    メントコントロ−ル用ペダル。
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