JP2588452Y2 - シートベルト装着用の小物入れ - Google Patents

シートベルト装着用の小物入れ

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JP2588452Y2
JP2588452Y2 JP1993030856U JP3085693U JP2588452Y2 JP 2588452 Y2 JP2588452 Y2 JP 2588452Y2 JP 1993030856 U JP1993030856 U JP 1993030856U JP 3085693 U JP3085693 U JP 3085693U JP 2588452 Y2 JP2588452 Y2 JP 2588452Y2
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JP
Japan
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holder
coin purse
seat belt
accessory
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993030856U
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JPH074216U (ja
Inventor
香織 森永
耕嗣 山本
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シートベルトに装着可
能な小物入れに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内の小銭入れは図7および
図8に示す如く構成されているのが一般的である。即
ち、図7の小銭入れ31はスイッチの盲ブタを利用したコ
インホルダーで、図8に示した小銭入れ41は灰皿に仕切
りを入れたシークレットボックス型のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す小銭入れ31はコインしか入らず、でこぼこ道の走行
ではこぼれ落ちたりする。また、図8に示す小銭入れ41
は取付け位置が規制されるため、手が届きにくかった
り、片手でしか使えない不都合がある。
【0004】そこで、本考案は、前述した従来の不都合
な問題点を解決するためになされたもので、その目的は
自動車内において小銭等を入れる携帯用の小物入れとし
て自動車のシートベルトに着脱可能で、かつ小物入れ本
体を使用し易い方向に調節し得て使い勝手の良いシート
ベルト装着用の小物入れを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を解決する
ために、本考案は小銭等の小物を入れる袋状の小物入れ
本体と、該小物入れ本体を前面側において保持しかつ裏
面側においてシートベルトに取外し可能に止着するため
の止着手段が設けられた板状のホルダーとを主体とし、
前記小物入れ本体裏面と前記ホルダーの前面とを相互に
係合分離させるための一対の係着手段が対応部位に各々
設けられるとともに、前記小物入れ本体とホルダーが回
転自在に軸止めされてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】小物入れ本体はホルダー裏面の止着手段により
シートベルトに装着される。小物入れ本体はホルダー前
面において軸止めされている。また小物入れ本体とホル
ダーは係着手段により係着されて止め軸まわりの回動が
防止されている。シートベルトに装着した小物入れ本体
(とくに出し入れ口の)方向の変更は、係着手段を分離
させた後、小物入れ本体を所定方向へ回動させ、再度係
着手段を係合させることでなし得る。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。なお、本実施例はシートベルト装着用の小
銭入れの場合の例である。図1ないし図3に示すよう
に、本例の小銭入れ1は小銭入れ本体2とそのホルダー
9とを主体としてなる。小銭入れ本体2は、たとえばシ
ートベルト16の幅に対し、約2倍幅でかつ約1.5 倍の深
さの袋体の上部の開口3に開閉蓋4を設けた小型の形状
に保形性の良い布等の軟質材あるいは硬質材にて形成さ
れている。本例の開閉蓋4は小銭入れ本体2と一体に形
成されていて、図4に示すように、開閉側先端部分には
本体前面部に対し開放可能な閉止手段、たとえば一対の
マジックテープ5A,5Bよりなる閉止手段、が設けられて
いる。
【0008】一方、小銭入れ本体2の背面6側の上部に
は図3に示すように、マジックテープの雄面側すなわち
雄面マジックテープ7が縫着され、また、小銭入れ本体
2の背面6の中央部には止め孔8が貫設されている。
【0009】前記ホルダー9は小銭入れ本体2の背面6
に重ね合せるためのものであり、厚布等の支持性の良い
厚板にて小銭入れ本体2の背面形状とほぼ同形に形成さ
れ、前面の全体にはマジックテープの雌面側すなわち雌
面マジックテープ10が縫着あるいは接着等にて取付けら
れている。
【0010】また、ホルダー9の裏面には小銭入れ本体
2をシートベルト16(なお、ズボンのベルトあるいはス
カートのベルトの場合もある。)に装着するための装着
用バンド11が取付けられている。装着用バンド11は布等
の軟質シート材にて形成され、ホルダー9からはみ出さ
ない程度の所定幅でかつホルダー9裏面に配置したシー
トベルト16を充分に被い得る長さにされている。
【0011】装着用バンド11の一端はホルダー9の左右
側の一側に縫着(縫着部11A 参照)あるいは接着等にて
取付けられ、装着用バンド11の他端にはシートベルト16
を被った際のバンド端部をホルダー表面の雌面マジック
テープ10の端部に係合させ得るように雄面マジックテー
プ12が取付けられている。ホルダー9の中央部には小銭
入れ本体2の止め孔8に対応する止め孔13が貫設されて
いる。
【0012】しかして、小銭入れ本体2の背面6には雌
面マジックテープ10を小銭入れ本体2側に向けたホルダ
ー9を重ね、両止め孔8,13を一致させた後、該両止め
孔8,13にカシメピン等の止め軸14を挿通して、小銭入
れ本体2とホルダー9が必要に応じ相対的に回動させ得
るように止め軸14が適当に止着されて本例の小銭入れ1
が形成されている。
【0013】さて、本例の小銭入れ1の使用に際して
は、図1に示すように装着ベルト11を開いた状態のホル
ダー9裏面を、シートベルト16の所定位置の外面部分に
重ね、シートベルト16を包むように装着ベルト11を被
い、装着ベルト11の自由側の端部を小銭入れ本体2とホ
ルダー9の雌面マジックテープ10の隙間に差し込み、差
し込んだ装着ベルト11端部の雌面マジックテープ12をホ
ルダー9の雌面マジックテープ10に係合させることによ
り小銭入れ本体2をシートベルト16に装着固定すること
ができる(図2,図4参照)。
【0014】なお、自動車20のシートベルト16を装着し
た着座者21に対し小銭入れ本体2の向きが適当でない場
合は小銭入れ本体2背面6の開口3側を前方へ引き、背
面6の雄面マジックテープ7をホルダー9の雌面マジッ
クテープ10より剥した後、ホルダー9に対し小銭入れ本
体2を止め軸14まわりに回すことによりその位置を適正
になし得る(図5参照)。ホルダー9の雌面マジックテ
ープ10に対し、小銭入れ本体2背面6の雄面マジックテ
ープ7はその量が少ないことより、雄面マジックテープ
7を剥がす操作は簡単であり、また、所定方向に回動さ
せた小銭入れ本体2はこの雄面マジックテープ7をホル
ダー9の雌面マジックテープ10に係合させることで容易
に小銭入れをホルダーに固定させ得る。
【0015】本例の小銭入れ1はシートベルト16に装着
させたため、図7,図8に示す従来の小銭入れ31,41と
は異なり、手を伸ばす必要がなく、シートベルト16を装
着した着座者21の自身の前面において使用でき、使い勝
手は極めて良好である。
【0016】そして、着座者21がシートベルト16を外し
て自動車20をはなれる場合は、シートベルト16から小銭
入れ1を取外し、、外した小銭入れ1を図6に示す着座
者21のズボンあるいはスカートのベルト23に装着するこ
とができる。
【0017】例えば図5,図6のように小銭入れの取付
けをシートベルト16からズボンのベルト23にかえる場合
はホルダー9に対する小銭入れ1の開閉蓋4すなわち開
口3の位置が変るので、この場合はまず小銭入れ本体2
の雄面マジックテープ7とホルダーの雌面マジックテー
プ10の係合を解除し、次に小銭入れ本体2を止め軸14の
まわりに回して位置決めした後、前記雄面マジックテー
プ7と雌面マジックテープ10を係合固定させる。そし
て、ホルダー9の裏面の装着用バンド11がズボンのベル
ト23を環状に抱え込む状態にし、装着用バンド11の一端
に縫着してある雄面マジックテープ12をホルダー9の雌
面マジックテープ10と係合させ、小銭入れ本体2を図6
のようにズボンのベルト23に取付けることができる。
【0018】本実施例は小銭入れ1の場合について説明
したが、ライター,化粧用具などの小物入れとしてもよ
い。なお、その形状は内容物に適した小型形状となし得
る。また、前記した実施例にシートベルト16に取外し可
能に止着する止着手段は、ホルダー9裏面にシートベル
ト16を包むように装着ベルト11を被い、装着ベルト11の
自由側の端部を小銭入れ本体2とホルダー9の雌面マジ
ックテープ10の隙間に差し込み、この端部の雄面マジッ
クテープ12をホルダー9の雌面マジックテープ10に係合
させることにより小銭入れ本体2をシートベルト16に装
着固定する構造としたが、この止着手段は本例の構造に
限るものではなく、たとえば板状のホルダーの裏面に、
常には閉状態にばね付勢した開閉可能なクリップを形成
し、このクリップにてシートベルトに小物入れを装着す
る構造の止着手段としてもよい(図示せず)。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば小
銭等の小物入れとして自動車のシートベルトに着脱可能
であり、かつ小物入れ本体はホルダーに対して使用し易
い方向に向きを調節し得るので使い勝手は良好である。
また、本考案の小物入れはシートベルトより外した際は
ズボンやスカートのベルトに装着できるため、携帯用の
小物入れとしても便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の小銭入れの裏面側の構造を示
す斜視図。
【図2】本考案の実施例の小銭入れのシートベルト装着
状態の斜視図。
【図3】本考案の実施例の小銭入れの分解斜視図。
【図4】図2のA−A線における断面図。
【図5】本考案の実施例の小銭入れの使用態様図。
【図6】本考案の実施例の小銭入れをズボンのベルトに
装着した態様図。
【図7】自動車における従来の小銭入れの斜視図。
【図8】自動車における従来の小銭入れの別例図。
【符号の説明】
1…小銭入れ 2…小銭入れ本体 9…ホルダー 11…装着用バンド 7,12…雄面マジックテープ 10…雌面マジックテープ 14…止め軸 16…シートベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 22/12 A41F 9/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小銭等の小物を入れる袋状の小物入れ本
    体と、該小物入れ本体を前面側において保持しかつ裏面
    側においてシートベルトに取外し可能に止着するための
    止着手段が設けられた板状のホルダーとを主体とし、前
    記小物入れ本体裏面と前記ホルダーの前面とを相互に係
    合分離させるための一対の係着手段が対応部位に各々設
    けられるとともに、前記小物入れ本体とホルダーが回転
    自在に軸止めされてなることを特徴としたシートベルト
    装着用の小物入れ。
JP1993030856U 1993-06-10 1993-06-10 シートベルト装着用の小物入れ Expired - Lifetime JP2588452Y2 (ja)

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JPH074216U JPH074216U (ja) 1995-01-20
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