JP2510828Y2 - シ―トベルトの格納装置 - Google Patents
シ―トベルトの格納装置Info
- Publication number
- JP2510828Y2 JP2510828Y2 JP1990027739U JP2773990U JP2510828Y2 JP 2510828 Y2 JP2510828 Y2 JP 2510828Y2 JP 1990027739 U JP1990027739 U JP 1990027739U JP 2773990 U JP2773990 U JP 2773990U JP 2510828 Y2 JP2510828 Y2 JP 2510828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- storage case
- lid
- buckle
- seat belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Buckles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車のシートベルトの格納装置に関する
ものである。
ものである。
〈従来の技術〉 自動車の後席に設けられているシートベルトは、一般
的には背もたれと座部との隙間よりベルトが取り出さ
れ、そのバックルとタングとが座部上に置かれている。
的には背もたれと座部との隙間よりベルトが取り出さ
れ、そのバックルとタングとが座部上に置かれている。
このような外観上の見栄の悪い状態を改善するため
に、背もたれにシートベルトを格納する蓋付の格納ケー
スを設置した考案が実開昭61−95662号,実開昭62−110
055号,実開平2−21157号で提供されている。
に、背もたれにシートベルトを格納する蓋付の格納ケー
スを設置した考案が実開昭61−95662号,実開昭62−110
055号,実開平2−21157号で提供されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来の技術は、何れも格納ケースの開口部を閉じ
る蓋は格納ケースにヒンジを介して開閉可能に取付けら
れ、シートベルトのバックルは蓋の内側面に設けられた
磁石や把持部材等によって着脱可能に取り付けるように
した技術思想である。
る蓋は格納ケースにヒンジを介して開閉可能に取付けら
れ、シートベルトのバックルは蓋の内側面に設けられた
磁石や把持部材等によって着脱可能に取り付けるように
した技術思想である。
従って、シートベルトの取り出しや格納操作におい
て、蓋の開閉とバックルの着脱の複数の操作が必要であ
る。
て、蓋の開閉とバックルの着脱の複数の操作が必要であ
る。
本考案の目的は、蓋の開閉とシートベルトのバックル
の取り出し及び格納をワンタッチで可能とし、シートベ
ルトの着装時の感触を良好にしたシートベルトの格納装
置を提供することである。
の取り出し及び格納をワンタッチで可能とし、シートベ
ルトの着装時の感触を良好にしたシートベルトの格納装
置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を改善したシートベルト
の格納装置を提供するもので、その構成要旨は、前面に
開口部を有し、この開口部の周囲に磁石を取付けた格納
ケースを座席の背もたれに埋設し、この格納ケース内の
下側にシートベルトのタングを保持するタング受け部材
を設け、シートベルトのバックルに前記格納ケースの開
口部の磁石に吸着する磁石が取付けられ、かつ前記背も
たれの表皮と同素材を施した前記格納ケースの開口部を
閉じる蓋を一体形成したものである。
の格納装置を提供するもので、その構成要旨は、前面に
開口部を有し、この開口部の周囲に磁石を取付けた格納
ケースを座席の背もたれに埋設し、この格納ケース内の
下側にシートベルトのタングを保持するタング受け部材
を設け、シートベルトのバックルに前記格納ケースの開
口部の磁石に吸着する磁石が取付けられ、かつ前記背も
たれの表皮と同素材を施した前記格納ケースの開口部を
閉じる蓋を一体形成したものである。
〈作用〉 上記の構成により、タングが取付けられている側のベ
ルトをタングに巻き付けて、これを格納ケース内のタン
グ受け部材に保持させ、バックルが取付けられている側
のベルトを格納ケース内に押し入れてバックルと一体の
蓋を前記開口部に磁石で吸着して開口部を閉じるもので
ある。
ルトをタングに巻き付けて、これを格納ケース内のタン
グ受け部材に保持させ、バックルが取付けられている側
のベルトを格納ケース内に押し入れてバックルと一体の
蓋を前記開口部に磁石で吸着して開口部を閉じるもので
ある。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、1はタング2が取付けられている側のベル
トであり、3はバックル4が取付けられている側のベル
トである。
図において、1はタング2が取付けられている側のベル
トであり、3はバックル4が取付けられている側のベル
トである。
本考案は、前面に開口部6を有し、下側にタング受け
部材7を設けた格納ケース5を第3図の背もたれ10に埋
設する。
部材7を設けた格納ケース5を第3図の背もたれ10に埋
設する。
さらに、前記バックル4には、前記格納ケース5の開
口部6に係脱可能に嵌合する蓋8を一体に形成する。
口部6に係脱可能に嵌合する蓋8を一体に形成する。
この蓋8の係脱手段は第2図で示すように、格納ケー
ス5の開口部6の周囲に磁石9aを取付け、蓋8にも前記
磁石9aと対応する磁石9bを取付けて磁力吸着させる。
ス5の開口部6の周囲に磁石9aを取付け、蓋8にも前記
磁石9aと対応する磁石9bを取付けて磁力吸着させる。
また、蓋8には背もたれ10の表皮と同素材のファブリ
ックあるいは植毛が施されている。
ックあるいは植毛が施されている。
本考案は上記の通りの構造であるから、タング2が取
付けられている側のベルト1をタング2に巻き付けて、
これを格納ケース5内に挿入しタング受け部材7に保持
させる。
付けられている側のベルト1をタング2に巻き付けて、
これを格納ケース5内に挿入しタング受け部材7に保持
させる。
次いで、バックル4が取付けられている側のベルト3
を格納ケース5内にたたみ込み、バックル4を格納ケー
ス5の開口部6に挿入することにより、バックル4と一
体の蓋8が開口部6に磁力吸着され、格納ケース5内に
タング2、バックル4と共にベルト1が格納され、その
開口部6が閉じられる。
を格納ケース5内にたたみ込み、バックル4を格納ケー
ス5の開口部6に挿入することにより、バックル4と一
体の蓋8が開口部6に磁力吸着され、格納ケース5内に
タング2、バックル4と共にベルト1が格納され、その
開口部6が閉じられる。
また、蓋8を開口部6から取り外すことによりバック
ル4はそのまま使用することができ、ワンタッチによる
蓋8の開閉操作と同時にバックル4の取り出し及び格納
ができる。
ル4はそのまま使用することができ、ワンタッチによる
蓋8の開閉操作と同時にバックル4の取り出し及び格納
ができる。
さらに、蓋8は、その表面に背もたれ10の表皮と同素
材が施されているため、格納ケース5の開口部6を閉じ
ているときには背もたれ10の外観を向上し、シートベル
トの着装時においては、バックル4と一体の蓋8が身体
に触れるが、その接触はソフトになり違和感を低減す
る。
材が施されているため、格納ケース5の開口部6を閉じ
ているときには背もたれ10の外観を向上し、シートベル
トの着装時においては、バックル4と一体の蓋8が身体
に触れるが、その接触はソフトになり違和感を低減す
る。
〈考案の効果〉 以上のように本考案によると、ワンタッチによる蓋の
開閉操作と同時にバックルの取り出し及び格納が得ら
れ、格納ケースから取り外した蓋と一体のバックルが直
ちに使用することができる。
開閉操作と同時にバックルの取り出し及び格納が得ら
れ、格納ケースから取り外した蓋と一体のバックルが直
ちに使用することができる。
また、蓋には背もたれと同素材が施されているため、
格納ケースの開口部を閉じているときには背もたれの外
観を向上し、シートベルトの着装時においては、バック
ルと一体の蓋が身体にソフト接触し違和感を低減する効
果を有している。
格納ケースの開口部を閉じているときには背もたれの外
観を向上し、シートベルトの着装時においては、バック
ルと一体の蓋が身体にソフト接触し違和感を低減する効
果を有している。
第1図は本考案の分解的斜視図、第2図は格納状態とす
る説明図、第3図は本考案を適用した座席の斜視図であ
る。 1……ベルト、2……タング、3……ベルト、4……バ
ックル、5……格納ケース、6……開口部、7……タン
グ受け部材、8……蓋、9a、9b……磁石、10……背もた
れ。
る説明図、第3図は本考案を適用した座席の斜視図であ
る。 1……ベルト、2……タング、3……ベルト、4……バ
ックル、5……格納ケース、6……開口部、7……タン
グ受け部材、8……蓋、9a、9b……磁石、10……背もた
れ。
Claims (1)
- 【請求項1】前面に開口部を有し、この開口部の周囲に
磁石を取付けた格納ケースを座席の背もたれに埋設し、
この格納ケース内の下側にシートベルトのタングを保持
するタング受け部材を設け、シートベルトのバックルに
前記格納ケースの開口部の磁石に吸着する磁石が取付け
られ、かつ前記背もたれの表皮と同素材を施した前記格
納ケースの開口部を閉じる蓋を一体形成したことを特徴
とするシートベルトの格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027739U JP2510828Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | シ―トベルトの格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990027739U JP2510828Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | シ―トベルトの格納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118145U JPH03118145U (ja) | 1991-12-05 |
JP2510828Y2 true JP2510828Y2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=31530579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990027739U Expired - Lifetime JP2510828Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | シ―トベルトの格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510828Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0343086Y2 (ja) * | 1984-11-30 | 1991-09-10 | ||
JPH0347951Y2 (ja) * | 1985-12-28 | 1991-10-14 | ||
JPH0221157U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990027739U patent/JP2510828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118145U (ja) | 1991-12-05 |
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