JP2588278Y2 - 防水コネクタ用水封プラグ - Google Patents
防水コネクタ用水封プラグInfo
- Publication number
- JP2588278Y2 JP2588278Y2 JP1992064302U JP6430292U JP2588278Y2 JP 2588278 Y2 JP2588278 Y2 JP 2588278Y2 JP 1992064302 U JP1992064302 U JP 1992064302U JP 6430292 U JP6430292 U JP 6430292U JP 2588278 Y2 JP2588278 Y2 JP 2588278Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof connector
- terminal
- water seal
- connection terminal
- seal plug
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防水コネクタハウジン
グの使用しない端子収容孔に挿着して、防水性を確保す
るために使用される防水コネクタ用水封プラグに関する
ものである。
グの使用しない端子収容孔に挿着して、防水性を確保す
るために使用される防水コネクタ用水封プラグに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水コネクタ水封プラグ
は端子収容孔の防水性を機能させるために使用され、例
えば図3に示すようにハウジング1内の端子収容孔2に
は電線Wを接続した接続端子3が収容され、この電線W
にはシール部材4が被着されている。また、接続端子3
を収容する必要のない端子収容孔2’には、専用に製作
されたシール部材5が挿着されている。
は端子収容孔の防水性を機能させるために使用され、例
えば図3に示すようにハウジング1内の端子収容孔2に
は電線Wを接続した接続端子3が収容され、この電線W
にはシール部材4が被着されている。また、接続端子3
を収容する必要のない端子収容孔2’には、専用に製作
されたシール部材5が挿着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例は、シール部材5は内方に押し込まれてはいる
が、コネクタを嵌合する場合などに内圧によって端子収
容孔2’から抜け出す虞れがある。また、接続端子3を
収容しない端子収容孔2’をシールするために、端子収
容孔2’の形状に応じたシール部材5を専用に設計製造
しなければならず、部品点数やコストが増加するという
問題もある。
従来例は、シール部材5は内方に押し込まれてはいる
が、コネクタを嵌合する場合などに内圧によって端子収
容孔2’から抜け出す虞れがある。また、接続端子3を
収容しない端子収容孔2’をシールするために、端子収
容孔2’の形状に応じたシール部材5を専用に設計製造
しなければならず、部品点数やコストが増加するという
問題もある。
【0004】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、端子収容孔から抜け出し難く、通常用いているシー
ル部材を使用し得る防水コネクタ用水封プラグを提供す
ることにある。
し、端子収容孔から抜け出し難く、通常用いているシー
ル部材を使用し得る防水コネクタ用水封プラグを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係る防水コネクタ用水封プラグは、防水コ
ネクタハウジングの配線が不要な端子収容孔をシールす
る水封プラグであって、前端にフランジ部を有する硬質
材料から成る芯部材の軸部周囲に略円筒状のシール部材
を被着し、前記芯部材のフランジ部の後部を接続端子の
後部の被覆圧着部を用いて前記接続端子に取り付けたこ
とを特徴とする。
めの本考案に係る防水コネクタ用水封プラグは、防水コ
ネクタハウジングの配線が不要な端子収容孔をシールす
る水封プラグであって、前端にフランジ部を有する硬質
材料から成る芯部材の軸部周囲に略円筒状のシール部材
を被着し、前記芯部材のフランジ部の後部を接続端子の
後部の被覆圧着部を用いて前記接続端子に取り付けたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の構成を有する防水コネクタ用水封プラグ
は、シール部材を被着した芯部材を接続端子に取り付け
る。
は、シール部材を被着した芯部材を接続端子に取り付け
る。
【0007】
【実施例】本考案を図1、図2に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0008】図1は防水コネクタの断面図であり、合成
樹脂等の絶縁体から成るハウジング11内の端子収容孔
12、12’には、同形状の接続端子13、13’が挿
入されている。各接続端子13、13’は図示しない挿
込接続端子を受け入れる端子接続部14と、電線Wの導
体芯線を加締圧着する芯線圧着部15と、電線Wの絶縁
体被覆を加締圧着する被覆圧着部16とを有している。
上部の端子収容孔12に収容された接続端子13の被覆
圧着部16には電線Wが加締圧着され、この電線Wには
合成ゴム等から成る略円筒状のシール部材17が被着さ
れている。
樹脂等の絶縁体から成るハウジング11内の端子収容孔
12、12’には、同形状の接続端子13、13’が挿
入されている。各接続端子13、13’は図示しない挿
込接続端子を受け入れる端子接続部14と、電線Wの導
体芯線を加締圧着する芯線圧着部15と、電線Wの絶縁
体被覆を加締圧着する被覆圧着部16とを有している。
上部の端子収容孔12に収容された接続端子13の被覆
圧着部16には電線Wが加締圧着され、この電線Wには
合成ゴム等から成る略円筒状のシール部材17が被着さ
れている。
【0009】下部の端子収容孔12’に収容された接続
端子13’は本考案に係る水封プラグの一部であり、そ
の被覆圧着部16には、図2に示すような合成樹脂等の
硬質部材で造られた芯部材18及びゴム等の弾性材料か
ら成るシール部材17が加締圧着されている。芯部材1
8の軸部18aの外径は電線Wの外径とほぼ同一とさ
れ、その端部にはフランジ部18bが設けられている。
軸部18aには、電線Wに装着したものと同一のシール
部材17が挿着されていて、このシール部材17の前端
は小径の円筒部17aとされ、後端は大径で内外面に波
状突起17bが設けられていてシール部材17の防水性
を高めるようになっている。接続端子13の被覆圧着部
16による圧着は、軸部18aのフランジ部18bの後
部のシール部材17の円筒部17a上から行われ、フラ
ンジ部18bはこの場合の抜け止めとなる。
端子13’は本考案に係る水封プラグの一部であり、そ
の被覆圧着部16には、図2に示すような合成樹脂等の
硬質部材で造られた芯部材18及びゴム等の弾性材料か
ら成るシール部材17が加締圧着されている。芯部材1
8の軸部18aの外径は電線Wの外径とほぼ同一とさ
れ、その端部にはフランジ部18bが設けられている。
軸部18aには、電線Wに装着したものと同一のシール
部材17が挿着されていて、このシール部材17の前端
は小径の円筒部17aとされ、後端は大径で内外面に波
状突起17bが設けられていてシール部材17の防水性
を高めるようになっている。接続端子13の被覆圧着部
16による圧着は、軸部18aのフランジ部18bの後
部のシール部材17の円筒部17a上から行われ、フラ
ンジ部18bはこの場合の抜け止めとなる。
【0010】このように、使用しない端子収容孔12’
をシールする際には、接続端子13’の被覆圧着部16
に芯部材18の軸部18aを加締圧着した水封プラグ
を、端子収容孔12’の通常の位置まで挿入すると、接
続端子13’はハウジング11から端子収容孔12’内
に突出された係止ランス11aにより係止され、電線W
を圧着した通常の接続端子13と同様にハウジング11
内に固定される。
をシールする際には、接続端子13’の被覆圧着部16
に芯部材18の軸部18aを加締圧着した水封プラグ
を、端子収容孔12’の通常の位置まで挿入すると、接
続端子13’はハウジング11から端子収容孔12’内
に突出された係止ランス11aにより係止され、電線W
を圧着した通常の接続端子13と同様にハウジング11
内に固定される。
【0011】なお、芯部材18にシール部材17を予め
挿着し、リール状に巻回されて供給される接続端子素材
と同期して、芯部材18等を順次に1個ずつ被覆圧着部
16に送って加締圧着することにより、水封プラグの自
動的な組立が可能になる。
挿着し、リール状に巻回されて供給される接続端子素材
と同期して、芯部材18等を順次に1個ずつ被覆圧着部
16に送って加締圧着することにより、水封プラグの自
動的な組立が可能になる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る防水コ
ネクタ用水封プラグは、軸部周囲にシール部材を被着し
た芯部材のフランジ部後方を接続端子の被覆圧着部に取
り付けているので、シール部材の抜け出しが防止される
と共に、ハウジング内における固定が通常の接続部材と
同様になされ、更には使用するシール部材は電線に被着
するものと同一のものを使用でき、新たなシール部材を
設計製造する必要がなくなりコストが低減する。
ネクタ用水封プラグは、軸部周囲にシール部材を被着し
た芯部材のフランジ部後方を接続端子の被覆圧着部に取
り付けているので、シール部材の抜け出しが防止される
と共に、ハウジング内における固定が通常の接続部材と
同様になされ、更には使用するシール部材は電線に被着
するものと同一のものを使用でき、新たなシール部材を
設計製造する必要がなくなりコストが低減する。
【図1】実施例の断面図である。
【図2】芯部材の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
11 防水コネクタ 12、12’ 端子収容孔 13 接続端子 16 被覆圧着部 17 シール部材 18 芯部材 18a 軸部 18b フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−273(JP,U) 実開 昭63−50468(JP,U) 実公 平2−16527(JP,Y2) 実公 平3−10619(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/52 302 H01R 13/533
Claims (1)
- 【請求項1】 防水コネクタハウジングの配線が不要な
端子収容孔をシールする水封プラグであって、前端にフ
ランジ部を有する硬質材料から成る芯部材の軸部周囲に
略円筒状のシール部材を被着し、前記芯部材のフランジ
部の後部を接続端子の後部の被覆圧着部を用いて前記接
続端子に取り付けたことを特徴とする防水コネクタ用水
封プラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064302U JP2588278Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 防水コネクタ用水封プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064302U JP2588278Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 防水コネクタ用水封プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621168U JPH0621168U (ja) | 1994-03-18 |
JP2588278Y2 true JP2588278Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13254324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992064302U Expired - Fee Related JP2588278Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 防水コネクタ用水封プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588278Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002343495A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-29 | Aisin Seiki Co Ltd | 電気機器の端子接続構造 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP1992064302U patent/JP2588278Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621168U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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