JP2588241Y2 - ロック付きコネクタ - Google Patents

ロック付きコネクタ

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JP2588241Y2
JP2588241Y2 JP1991003331U JP333191U JP2588241Y2 JP 2588241 Y2 JP2588241 Y2 JP 2588241Y2 JP 1991003331 U JP1991003331 U JP 1991003331U JP 333191 U JP333191 U JP 333191U JP 2588241 Y2 JP2588241 Y2 JP 2588241Y2
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JP
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徹 橋口
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、インターフェイス用な
どに用いられるロック付きコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のロック付きコネクタは、図4に示
すように、複数の導電性のコンタクトを有するコネクタ
本体9、EMI対策のための下部バックシェル7および
上部バックシェル8、上部バックシェル8に回動可能に
取り付けられた金属製のロックスプリング(ロック部
材)1を備えている。ロックスプリング1は一端側に形
成されているロック部2と反対端側を覆うロックカバー
(操作部を含む)11,12と、これらの全体を覆うフ
ード5とを備えている。ロックスプリング1にはロック
カバー11,12によって覆われている部分にバネ4が
形成されている。
【0003】ロックカバー11,12はロックスプリン
グ1に圧入・固定されて、ロック解除するときに操作部
11a,12bとなるものである。この操作部11a,
12bは、コネクタ組み立て後、フード5に設けられて
いる角穴5aに位置する。角穴5aには、ロックスプリ
ング1の中間部分に形成されている突起3が嵌め込まれ
ている。また、ロックカバー11,12は外観を良くす
る目的としても用いられている。
【0004】図5、図6、図7(A)、図7(B)、図
8(A)および図8(B)は、図4のロック付きコネク
タのフード5と、ロックカバー(操作部を含む)11,
12とを一体に構成した例である。このフード5の操作
部11a,12bはロックスプリング1が組み込めるよ
うに、ヒンジ接続により揺動可能に開いた形となってい
る。ロックスプリング1は、図5の矢印Gの方向から組
み込んだ後、操作部11a,12bを閉じて使用する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示したロック付きコネクタにおいては、ロックカバー1
1,12がフード5とは別個に必要であり、組立工程も
増えるため、コネクタが高価になってしまうという問題
がある。
【0006】また、図5乃至図8に示したロック付きコ
ネクタにおいては、ロックスプリング1のフード5への
係止構造や、操作部11a,12bを閉じたときのフー
ド5間の係止構造によりフード5やロックスプリング1
が複雑になってしまう。
【0007】上述の各従来例においては、フード5が一
つであるため、コネクタの結線は、ケーブル20を一旦
フード5の後方から挿入した後に挿入することとなるた
め、フード5の中央部がケーブル20の太さより大きく
なってしまい、コネクタがケーブル20の太さに制約さ
れて厚くなってしまうという問題がある。
【0008】それ故に、本考案の課題は、全体の形状が
薄く、しかも廉価に製造できるロック付きコネクタを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、導電性
のコンタクトを有しているコネクタ本体と、該コネクタ
本体を挟み込み固定したバックシェルと、該バックシェ
ルとは別な部品であって相手側コネクタに係合するロッ
ク部材と、上記バックシェル及び上記ロック部材を覆う
フードとを含むロック付きコネクタにおいて、上記フー
ドは2枚のフード素子を互いに組み合わせたものであ
り、上記各フード素子は可動な操作部を有し、上記ロッ
ク部材は金属板によって作られており、上記相手側コネ
クタに係合させるために上記ロック部材の一端側に形成
したロック部と、上記フードに対する回動中心となる中
間部分に上記金属板の板厚寸法と同じ板厚寸法で突出し
ている突起とを有し、さらに上記ロック部材は上記一端
側とは反対側の反対端側上記操作部によって覆われ、
かつ上記突起のそれぞれが上記各フード素子に対向して
位置されており、上記ロック部材の上記反対端側が上記
操作部と上記操作部に対向している上記各フード素子の
内壁との間に設けられており、上記フードには上記突起
を受容した角穴が形成されていることを特徴とするロッ
ク付きコネクタが得られる。
【0010】
【実施例】図1乃至図3は本考案のロック付きコネクタ
の一実施例を示している。この実施例において図4と同
じ要素部分には同じ符号を付して一部を省略して説明す
る。図1乃至図3を参照して、ロック付きコネクタは、
導電性のコンタクトを有しているコネクタ本体9と、コ
ネクタ本体9を挟み込み固定した一対のバックシェル
7,8と、バックシェル7、8とは別な部品であって相
手側コネクタ(図示せず)に係合する一対のロックスプ
リング(ロック部材)1と、一対のバックシェル7、8
及びロックスプリング1を覆うフード5とを含む。フー
ド5は2枚のフード素子5a,5bを互いに組み合わせ
たものであり、上部フード素子5aと下部フード素子5
とに分割されている。これらのフード素子5a,5b
は同一形状に作られており、操作部11a,12bが各
フード素子5a,5bに1つづ設けられている。各フー
ド素子5a,5bは可動な操作部11a,12bを有し
ている。ロックスプリング1は金属板によって作られて
いる。これらのロックスプリング1は、相手側コネクタ
に係合させるために一端側に形成したロック部2と、フ
ード5に対する回動中心となる中間部分に金属板の板厚
寸法と同じ板厚寸法で突出している突起3とを有してい
る。さらにロックスプリング1は一端側とは反対側の反
対端側が操作部11a,12bによって覆われ、かつ突
起3のそれぞれが各フード素子5a,5bに対向して位
置されている。操作部11a,12bとこれらの操作部
11a,12bに対向している各フード素子の内壁17
との間には、ロックスプリング1の反対端側が設けられ
ている。フード5には突起3を受容した角穴6が形成さ
れている。ロックスプリング1はフード5に設けられて
いる角穴6に挿入されて回動可能となっている。フード
5にはロックスプリング1の一端側のロック部2とは反
対端側を覆うように操作部11a,12bが一体に設け
れている。操作部11a,12bには、これられらが
容易に動くようにスリット14が長手方向に形成されて
いる。
【0011】相手側コネクタ(図示せず)とロック付き
コネクタとが嵌合するときには、ロックスプリング1の
ロック部2が相手側コネクタの鉤状部13に傾斜面が形
成されている誘い部15によって開かれ、最終位置で係
合しロックされる。ロック開放時には、上部フード素子
5a及び下部フード素子5bの操作部11a,12bを
互いに近付く向きに指によって摘めば、ロック部2と反
対端側がコネクタの中央側に押される。この際、ロック
部2が外側に開き、相手側コネクタの鉤状部13とのロ
ック状態が解除される。ロック開放後、操作部11a,
12bを摘んだ状態でコネクタを引けばコネクタが相手
側コネクタから離脱される。コネクタを離脱した後、手
を離せば、ロックスプリング1に設けられているバネ4
によりロック部2がロック状態に戻る。バネ4は上部フ
ード素子5a及び下部フード素子5bの内側にそれぞれ
形成されている内壁17に押圧され、バネ4によりロッ
クスプリング1のロック部2がロック方向に常時付勢さ
れている。
【0012】このロック付きコネクタを組み立てるに
は、以下の順序で行われる。 (1)ケーブル20をブッシング10に通した後、ケー
ブル20の先端の被覆を剥いでその内側のシールド線2
1、電線22を所定の長さに露出させ、電線22の端部
をコネクタ本体9に圧接結線する。 (2)次に、コネクタ本体9を各バックシェル7,8で
挟み込み固定するとともに、ケーブル20のシールド線
21部分をバックシェル7の電線加締め部7aで締め付
固定する。ここで、コネクタ本体9は、その係合突起
9aがバックシェル7,8の係合穴7a,8bに係合し
て固定されるとともに、バックシェル8の係合片8cが
バックシェル7の係合穴7cに係合して互いに固定され
る。 (3)その後、下部フード素子5bの内側凹部に上述の
コネクタ本体とバックシェル7の組立体およびブッシン
グ10を配置するとともに、その両側の角穴6に突起3
を係合してロックスプリング1を配置する。その後、下
部フード素子5bの上に上部フード素子5a,5bを重
ね合わせ固定することにより、その間に各部品を固定す
る。各フード素子5a,5b間の固定は各フード素子5
a,5bに設けられている係合突起25aと係合凹部2
5bとの係合により行われる。
【0013】
【考案の効果】以上、実施例により説明したように、本
考案のロック付きコネクタによれば、操作部はフードと
一体に構成されているため、部品点数が減り組立工程も
減らすことができる。また、ケーブルはコネクタ結線
後、上下のフード素子間に組み込むため、フードのコネ
クタ嵌合面側はケーブル太さに影響されず薄い形状のロ
ック付きコネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロック付きコネクタの一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】図1のロック付きコネクタの組立後の斜視図で
ある。
【図3】図2のロック付きコネクタの断面図である。
【図4】従来のロック付きコネクタを示す分解斜視図で
ある。
【図5】従来のロック付きコネクタの他の従来例を示す
分解斜視図である。
【図6】図5のロック付きコネクタの要部を示す断面図
である。
【図7】(A)はロックスプリングの平面図、(B)は
ロックスプリングの側面図である。
【図8】(A)は操作部の開放状態を示す断面図、
(B)は操作部のロック時を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ロックスプリング 2 ロック部 3 突起 4 バネ 5 フード 6 角穴 7 バックシェル 8 バックシェル 9 コネクタ本体 11 ロックカバー 11a 操作部 12 ロックカバー 12b 操作部 13 鉤状部 14 スリット 16 係合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性のコンタクトを有しているコネク
    タ本体と、該コネクタ本体を挟み込み固定したバックシ
    ェルと、該バックシェルとは別な部品であって相手側コ
    ネクタに係合するロック部材と、上記バックシェル及び
    上記ロック部材を覆うフードとを含むロック付きコネク
    タにおいて、上記フードは2枚のフード素子を互いに組
    み合わせたものであり、上記各フード素子は可動な操作
    部を有し、上記ロック部材は金属板によって作られてお
    り、上記相手側コネクタに係合させるために上記ロック
    部材の一端側に形成したロック部と、上記フードに対す
    る回動中心となる中間部分に上記金属板の板厚寸法と同
    じ板厚寸法で突出している突起とを有し、さらに上記ロ
    ック部材は上記一端側とは反対側の反対端側上記操作
    部によって覆われ、かつ上記突起のそれぞれが上記各フ
    ード素子に対向して位置されており、上記ロック部材の
    上記反対端側が上記操作部と上記操作部に対向している
    上記各フード素子の内壁との間に設けられており、上記
    フードには上記突起を受容した角穴が形成されている
    とを特徴とするロック付きコネクタ。
JP1991003331U 1990-10-30 1991-01-10 ロック付きコネクタ Expired - Fee Related JP2588241Y2 (ja)

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JP1991003331U JP2588241Y2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 ロック付きコネクタ
US07/784,248 US5197901A (en) 1990-10-30 1991-10-29 Lock-spring and lock-equipped connector

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JP1991003331U JP2588241Y2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 ロック付きコネクタ

Publications (2)

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JPH0494281U JPH0494281U (ja) 1992-08-17
JP2588241Y2 true JP2588241Y2 (ja) 1999-01-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS565258U (ja) * 1979-06-20 1981-01-17
JPH0616403Y2 (ja) * 1988-06-24 1994-04-27 本多通信工業株式会社 コネクタ

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JPH0494281U (ja) 1992-08-17

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