JP2588136Y2 - ワイヤハーネス用組立治具 - Google Patents
ワイヤハーネス用組立治具Info
- Publication number
- JP2588136Y2 JP2588136Y2 JP1992075853U JP7585392U JP2588136Y2 JP 2588136 Y2 JP2588136 Y2 JP 2588136Y2 JP 1992075853 U JP1992075853 U JP 1992075853U JP 7585392 U JP7585392 U JP 7585392U JP 2588136 Y2 JP2588136 Y2 JP 2588136Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- base
- clip
- shaped
- assembly jig
- Prior art date
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車等のワイ
ヤハーネス回路を組立てる際に、電線を回路に応じて区
分し仮保持するためのワイヤハーネス用組立治具に関す
るものである。
ヤハーネス回路を組立てる際に、電線を回路に応じて区
分し仮保持するためのワイヤハーネス用組立治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤハーネス回路を組立てる際
には、U字部を有する多種の大きさの金属製の治具が利
用され、1個の作業板には100本近くの治具が取り付
けられて使用される。例えば図3に示すように、作業板
1上には回路に応じて多数本の治具2が固定され、治具
2のU字部内には、回路の行先に応じて複数本の電線3
が掛け渡されて電線が例えば行先別に区分けされてい
る。
には、U字部を有する多種の大きさの金属製の治具が利
用され、1個の作業板には100本近くの治具が取り付
けられて使用される。例えば図3に示すように、作業板
1上には回路に応じて多数本の治具2が固定され、治具
2のU字部内には、回路の行先に応じて複数本の電線3
が掛け渡されて電線が例えば行先別に区分けされてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例は、掛け渡した電線3が治具2から外れ易く、作
業性が極めて悪いものとなっている。
従来例は、掛け渡した電線3が治具2から外れ易く、作
業性が極めて悪いものとなっている。
【0004】本考案の目的は、上述した問題点を解消
し、作業中に電線が治具から外れ難いワイヤハーネス用
組立治具を提供することにある。
し、作業中に電線が治具から外れ難いワイヤハーネス用
組立治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案に係るワイヤハーネス用組立治具は、ワイヤ
ハーネスを組立てる際に電線を区分し仮保持するための
ワイヤハーネス用組立治具であって、棒体の先端にU字
状の固定部を取り付けた基体と、該基体の固定部に合成
樹脂材から成り先端に可撓性を有する幅狭の開口部を設
けた略リング状のクリップを嵌合したことを特徴とす
る。
めの本考案に係るワイヤハーネス用組立治具は、ワイヤ
ハーネスを組立てる際に電線を区分し仮保持するための
ワイヤハーネス用組立治具であって、棒体の先端にU字
状の固定部を取り付けた基体と、該基体の固定部に合成
樹脂材から成り先端に可撓性を有する幅狭の開口部を設
けた略リング状のクリップを嵌合したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上述の構成を有するワイヤハーネス用組立治具
は、クリップを基体に嵌合し、開口部から電線を挿通し
てクリップ内に保持する。
は、クリップを基体に嵌合し、開口部から電線を挿通し
てクリップ内に保持する。
【0007】
【実施例】本考案を図1、図2に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は基体11とクリップ12を組
み立てた実施例の正面図、図2はクリップ12の右側面
図である。剛体から成る基体11の下部は棒体部13と
され、上部はU字部14とされて溶接等により一体化さ
れている。棒体部13には作業板に螺設するためのねじ
部15が設けられ、U字部14には図示しない電線を保
持するための合成樹脂材料から成るクリップ12が嵌合
されている。
て詳細に説明する。図1は基体11とクリップ12を組
み立てた実施例の正面図、図2はクリップ12の右側面
図である。剛体から成る基体11の下部は棒体部13と
され、上部はU字部14とされて溶接等により一体化さ
れている。棒体部13には作業板に螺設するためのねじ
部15が設けられ、U字部14には図示しない電線を保
持するための合成樹脂材料から成るクリップ12が嵌合
されている。
【0008】クリップ12は上部に可撓性を有する開口
部16を、下部に嵌合部17を有し、略リング状に成型
されている。嵌合部17は基部18と、基部18の両端
に相互に平行に延在する平行部19a、19bとから成
り、嵌合部17と開口部16の間には平行部19a、1
9bに延在して相互に円弧状に弯曲する弯曲部20a、
20bと、弯曲部20a、20bに延在して相互に近接
する近接部21a、21bと、近接部21a、21bに
延在して外側に口を開く案内部22a、22bとが設け
られている。また、近接部21a、21bの外側には案
内部22a、22bの剛性を補強するためのリブ23
a、23bが設けられている。
部16を、下部に嵌合部17を有し、略リング状に成型
されている。嵌合部17は基部18と、基部18の両端
に相互に平行に延在する平行部19a、19bとから成
り、嵌合部17と開口部16の間には平行部19a、1
9bに延在して相互に円弧状に弯曲する弯曲部20a、
20bと、弯曲部20a、20bに延在して相互に近接
する近接部21a、21bと、近接部21a、21bに
延在して外側に口を開く案内部22a、22bとが設け
られている。また、近接部21a、21bの外側には案
内部22a、22bの剛性を補強するためのリブ23
a、23bが設けられている。
【0009】一方、基部18の側縁には、相互にずれた
位置で基体11を挟んで対向する突起24、25が設け
られ、突起24、25の先端の内側には凸部24a、2
5aが設けられていて、基体11のU字部14が突起2
4、25間に圧入された際に、凸部24a、25aによ
ってU字部14を係止するようになっている。更に、ク
リップ12の平行部19a、19bのそれぞれの両側縁
には、突片26、27(27は図示せず)及び突片2
8、29がそれぞれ断面コ字状に設けられ、これらの突
片26、27間及び突片28、29間にU字部14の平
行部が圧入されるようになっている。
位置で基体11を挟んで対向する突起24、25が設け
られ、突起24、25の先端の内側には凸部24a、2
5aが設けられていて、基体11のU字部14が突起2
4、25間に圧入された際に、凸部24a、25aによ
ってU字部14を係止するようになっている。更に、ク
リップ12の平行部19a、19bのそれぞれの両側縁
には、突片26、27(27は図示せず)及び突片2
8、29がそれぞれ断面コ字状に設けられ、これらの突
片26、27間及び突片28、29間にU字部14の平
行部が圧入されるようになっている。
【0010】クリップ12を基体11に取り付ける際に
は、クリップ12の基部18を基体11のU字部14の
部に向けながら、突片26、27間及び突片28、29
間にU字部14の平行部を長手方向から圧入する。この
とき、U字部14の平行部は突片26、27間及び突片
28、29間を滑動すると共に、U字部14が突起2
4、25の間を滑り込み、凸部24a、25aの内側に
位置する。
は、クリップ12の基部18を基体11のU字部14の
部に向けながら、突片26、27間及び突片28、29
間にU字部14の平行部を長手方向から圧入する。この
とき、U字部14の平行部は突片26、27間及び突片
28、29間を滑動すると共に、U字部14が突起2
4、25の間を滑り込み、凸部24a、25aの内側に
位置する。
【0011】また、クリップ12を基体11から取り外
す際には、クリップ12の平行部19a、19bを基体
11の平行部から離脱させた後に、基部18を引き上げ
るか捩るようにすれば、クリップ12は基体11から容
易に離脱する。
す際には、クリップ12の平行部19a、19bを基体
11の平行部から離脱させた後に、基部18を引き上げ
るか捩るようにすれば、クリップ12は基体11から容
易に離脱する。
【0012】使用に際しては、基体11のねじ部15を
作業板のねじ孔に螺合し、電線をクリップ12内に開口
部16から収容する。電線の布線が終了すれば、クリッ
プ12内の電線束をクリップ12から取り出し、例えば
テーピング等を行って仕分けを行う。
作業板のねじ孔に螺合し、電線をクリップ12内に開口
部16から収容する。電線の布線が終了すれば、クリッ
プ12内の電線束をクリップ12から取り出し、例えば
テーピング等を行って仕分けを行う。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係るワイヤ
ハーネス用組立治具は、合成樹脂製のクリップを基体に
嵌合し、クリップの幅狭の開口部から電線を内部に挿通
するため、作業中に電線がクリップから不時に外れるこ
とがなくなり、作業性が向上する。
ハーネス用組立治具は、合成樹脂製のクリップを基体に
嵌合し、クリップの幅狭の開口部から電線を内部に挿通
するため、作業中に電線がクリップから不時に外れるこ
とがなくなり、作業性が向上する。
【図1】実施例の正面図である。
【図2】クリップの右側面図である。
【図3】従来例の斜視図である。
11 基体 12 クリップ 13 棒体部 14 U字部 15 ねじ部 16 開口部 17 嵌合部 24、25 突起 26、28、29 突片
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスを組立てる際に電線を区
分し仮保持するためのワイヤハーネス用組立治具であっ
て、棒体の先端にU字状の固定部を取り付けた基体と、
該基体の固定部に合成樹脂材から成り先端に可撓性を有
する幅狭の開口部を設けた略リング状のクリップを嵌合
したことを特徴とするワイヤハーネス用組立治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075853U JP2588136Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | ワイヤハーネス用組立治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075853U JP2588136Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | ワイヤハーネス用組立治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636150U JPH0636150U (ja) | 1994-05-13 |
JP2588136Y2 true JP2588136Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13588201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992075853U Expired - Fee Related JP2588136Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | ワイヤハーネス用組立治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588136Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4728689B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-07-20 | 古河電気工業株式会社 | U字形電線受け具用アタッチメント |
JP6068525B2 (ja) * | 2015-02-03 | 2017-01-25 | 矢崎総業株式会社 | 布線治具用の電線外れ止め具及び布線治具 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP1992075853U patent/JP2588136Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636150U (ja) | 1994-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R371 | Transfer withdrawn |
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