JP2587323Y2 - ロータリクランプシリンダ - Google Patents

ロータリクランプシリンダ

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JP2587323Y2
JP2587323Y2 JP1992092733U JP9273392U JP2587323Y2 JP 2587323 Y2 JP2587323 Y2 JP 2587323Y2 JP 1992092733 U JP1992092733 U JP 1992092733U JP 9273392 U JP9273392 U JP 9273392U JP 2587323 Y2 JP2587323 Y2 JP 2587323Y2
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JP
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guide pin
piston
rod
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rotary clamp
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光雄 増田
伸広 藤原
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エスエムシー株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/02Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member
    • F15B15/06Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement
    • F15B15/068Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement the motor being of the helical type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種機械の作動部材等
をクランプするために用いられ、ピストンロッドに直線
運動と回動運動を行わせるロータリクランプシリンダに
関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本出願人が先に特許庁に出願
し、実願平3−110473号として受理された先願で
未公知のロータリクランプシリンダである。シリンダチ
ューブ(ボディ)2の内部にピストン3が摺動・回動自
在に嵌合され、ピストン3にピストンロッド6が連結さ
れている。前記連結は、小径部30の突出したピストンロ
ッド6の基端(図2では右端)を、ピストン3の段付孔
に挿入し、小径部30を図2に示される状態にかしめるこ
と(例えば、ローリングかしめ)により行われる。シリ
ンダチューブ2のロッド側(図2では左側)にはロッド
カバー1が挿入され、ロッドカバー1からピストンロッ
ド6の先端が突出し、リングナット8によりロッドカバ
ー1がシリンダチューブ2に固定されている。回り止め
用の六角穴付止めネジ11がシリンダチューブ2側部のネ
ジ孔43にねじ込まれ、止めネジ11の先端がロッドカバー
1の断面三角形の回り止め溝44に圧入されて、ロッドカ
バー1がシリンダチューブ2に対して回動不可能の状態
に維持されている。ピストンロッド6の外周面にはガイ
ド溝31が形成されており、図2ではガイド溝31が簡略に
表示されているが、ガイド溝31には平行部分(直線運動
用)と螺旋状部分(直線+回転運動用)とがある。ガイ
ドピン5が、シリンダチューブ2の側部の挿通孔を通
り、ロッドカバー1側部のネジ孔45にねじ込まれ、ガイ
ドピン5先端のガイド部分が前記ガイド溝31に係合され
ている。
【0003】ピストン3外周面の2つの環状溝にはゴム
磁石10及びピストンパッキン25がそれぞれ装着されてお
り、ゴム磁石10はオートスイッチ23がピストン位置を検
出するときに用いられる。ピストン3のロッド側表面に
は環状の緩衝用ダンパ7が固定されており、またガスケ
ット26がロッドカバー1内周の環状溝に挿入され、ロッ
ドカバー1とシリンダチューブ2との間を密封してい
る。エア吸排孔35・36がシリンダチューブ2の側部に形
成され、エア吸排孔35・36を通してピストン3前後のエ
アが給排される。ロッドカバー1の先端部(図2では左
端部)内周面の各環状溝にはブッシュ4,ロッドパッキ
ン27が基端側から順次装着され、ロッドカバー1とピス
トンロッド6との間を密封している。ロッドパッキン27
の先端側内周面の環状溝には、耐スパッタ用のコイルス
クレーパ24が2つのスクレーパ押さえ板9により挟持さ
れた状態で挿入され、止め輪12の装着により固定されて
いる。シリンダチューブ2の基端側端面にはインローリ
ング装着用凹部38が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】先願で未公知のロータ
リクランプシリンダの組立に際しては、回り止め用の六
角穴付止めネジ11をシリンダチューブ2側部のネジ孔43
にねじ込み、止めネジ11の先端をロッドカバー1の断面
三角形の回り止め溝44に圧入して、ロッドカバー1をシ
リンダチューブ2に対して回動不可能の状態に維持す
る。治具等によりガイド溝31とロッドカバー1のねじ孔
45を、止めネジ11の反対位置(図2のA−A断面でみて
180 度)に位置決めしてから、ガイドピン5をシリンダ
チューブ2の側部の挿通孔を通し、ロッドカバー1側部
のネジ孔45にねじ込み、ガイドピン5先端のガイド部分
を前記ガイド溝31に係合させる。そして、ガイドピン5
の外部シールとして液状ガスケット(ロックタイト)を
使用する。先願のロータリクランプシリンダは、図3に
示すように、ロッドカバー1に回り止め溝44及びねじ孔
45を加工する際の加工誤差Eにより、シリンダチューブ
2に対するピストンロッド6の位置にバラツキを生ず
る。また、液状ガスケットの塗布量が厳しく規制され、
塗布量不足による不良製品の生ずるおそれがあり、また
その乾燥に相当の時間を要するという欠点もある。本考
案は、ロータリクランプシリンダにおいて、シリンダチ
ューブに対するピストンロッドの位置の誤差をなくすこ
とを目的とし、また液状ガスケットの使用を止めて組立
時間の短縮化を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を達
成するために、シリンダチューブの内部にピストンが摺
動・回動自在に嵌合され、ピストンにピストンロッドが
連結され、シリンダチューブのロッド側にロッドカバー
が挿入され、ロッドカバーからピストンロッドの先端が
突出され、ピストンロッドにガイド溝が形成されたロー
タリクランプシリンダにおいて、ロッドカバーに形成さ
れた挿通孔とシリンダチューブに形成されたネジ孔とが
同一軸線上に隣接して配設され、ガイドピンと止ネジと
が一体的に挿通孔及びネジ孔に装着されたことを構成と
する。また、ガイドピンと挿通孔との間にOリングが配
設されている。なお、ここに、「ガイドピンと止ネジと
が一体的」とは、ガイドピンと止ネジとが隣接している
こと及びガイドピンと止ネジとが一体化されていること
をいう。
【0006】
【作用】シリンダチューブの内部のピストンの前後にエ
アを給排すると、ピストン・ピストンロッドは直線運動
を行い、ガイドピンとガイド溝とにより拘束されて回動
運動をも行う。
【0007】
【実施例】図1を用いて本考案のロータリクランプシリ
ンダの実施例について説明する。なお、本考案の実施例
の説明に当たり、図2に示す先願のロータリクランプシ
リンダと同一の構成については、先願のロータリクラン
プシリンダに付した符号を用い、その説明は省略する。
本考案の実施例においては、段付の挿通孔52とピストン
ロッド6のガイド溝31とが隣接し、やや小径のガイド部
分を有する段付のガイドピン53が挿通孔52内に嵌合され
ている。ガイドピン53の段部が挿通孔52の段部と当接さ
れ、ガイドピン53の先端のガイド部が挿通孔52から内方
に突出し、ガイド部の突出した部分がガイド溝31と係合
している。ガイドピン53の外周面に環状溝が形成され、
この環状溝にOリング13が嵌合され、Oリング13により
ガイドピン53と挿通孔52との間が密封される。ネジ孔43
が挿通孔52と同一軸線上に隣接され、ガイドピン53の末
端には截頭円錐形の凹部55が形成され、回り止め用の六
角穴付止めネジ54がネジ孔43にねじ込まれ、止めネジ54
の截頭円錐形の先端が凹部55に嵌合される。このよう
に、ガイドピン53と止めネジ54とが同軸線上で一体とな
って配設され、ガイドピン53が止めネジ54により図1の
位置に固定され、ガイドピン53と挿通孔52との間はOリ
ング13により密封される。なお、ガイドピン53と挿通孔
52とをもっと小径にし、ガイドピン53と止めネジ54とを
一体となし、挿通孔52とネジ孔43とを同一軸線上に配置
して、一体のガイドピン53・止めネジ54をネジ孔43から
螺合させ、ガイドピン53のガイド部をガイド溝31と係合
させることができる。本考案の実施例においては、ガイ
ドピン53は挿入するだけで、ねじ込む必要がなく、止め
ネジ54の螺合によりガイドピン53の固定とロッドカバー
1の廻り止めが同時に行われる。
【0008】
【考案の効果】本考案では、ロッドカバーに形成された
挿通孔とシリンダチューブに形成されたネジ孔とが同一
軸線上に隣接して配設され、ガイドピンと止ネジとが一
体的に挿通孔及びネジ孔に装着されている。このよう
に、挿通孔とネジ孔とが確実に同一軸線上に隣接して配
設されるので、先願のロータリクランプシリンダの有し
ていた回り止め溝44及びねじ孔45を加工する際の加工誤
差Eの問題が解消され、シリンダチューブに対するピス
トンロッドの位置の誤差が生じなくなった。また、先願
のロータリクランプシリンダのロッドカバーでは形成さ
れていた円錐形の回り止め溝の加工が不要となり、ガイ
ドピン表面のねじ加工が不要となり、ガイドピンを挿通
する挿通孔のねじ加工も不要となり、加工工数の削減及
び加工コストの低減が実現される。本考案では、ガイド
ピンと挿通孔との間にOリングが配設されている。従っ
て、液状ガスケットを使用する必要がなく、液状ガスケ
ットの塗布及び乾燥に要していた時間が不要となり、組
立時間の短縮化が図られる。また、液状ガスケットの塗
布量不足による不良製品の生ずるおそれがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のロータリクランプシリン
ダを示す図である。
【図2】先願で未公知のロータリクランプシリンダを示
す図である。
【図3】図2のA−A線からみた断面図である。
【符号の説明】
1 ロッドカバー 2 シリンダチューブ 3 ピストン 6 ピストンロッド 13 Oリング 31 ガイド溝 43 ネジ孔 52 挿通孔 53 ガイドピン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71943(JP,A) 特開 昭52−151482(JP,A) 実開 平3−28303(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/06 F15B 15/14 370

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブの内部にピストンが摺
    動・回動自在に嵌合され、ピストンにピストンロッドが
    連結され、シリンダチューブのロッド側にロッドカバー
    が挿入され、ロッドカバーからピストンロッドの先端が
    突出され、ピストンロッドにガイド溝が形成されたロー
    タリクランプシリンダにおいて、ロッドカバーに形成さ
    れた挿通孔とシリンダチューブに形成されたネジ孔とが
    同一軸線上に隣接して配設され、ガイドピンと止ネジと
    が一体的に挿通孔及びネジ孔に装着されたことを特徴と
    するロータリクランプシリンダ。
  2. 【請求項2】 ガイドピンと挿通孔との間にOリングが
    配設された請求項1記載のロータリクランプシリンダ。
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