JP2587138Y2 - 組立車庫 - Google Patents

組立車庫

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JP2587138Y2
JP2587138Y2 JP1992061058U JP6105892U JP2587138Y2 JP 2587138 Y2 JP2587138 Y2 JP 2587138Y2 JP 1992061058 U JP1992061058 U JP 1992061058U JP 6105892 U JP6105892 U JP 6105892U JP 2587138 Y2 JP2587138 Y2 JP 2587138Y2
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吉俊 川渕
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主として自転車を駐
輪しておく組立車庫に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車の駐輪車庫は、主に駅や公園に付
随して、或いは人の出入りの多い建物に付随して設けら
れ、不特定の人々に広く使用されている。この駐輪車庫
は、鋼材を片流れの骨組みに組立て、該骨組みの上に屋
根を取付け、骨組みの後に取付けた車止めにより、1区
間に4〜6台の自転車を止めていたが、近年、骨組みに
軽金属材も用いるに至っている。
【0003】野外に設ける自動車用の簡易車庫として、
屋根の骨組みと、屋根を片持支持する支柱に軽金属材を
用いた簡易車庫や、該車庫の支柱先部を軽金属製の支持
柱で下から支持する簡易車庫が知られている。(例えば
実開昭55−40131号公報、実開昭58−2202
号公報、実開昭58−64750号公報、実開昭61−
147854号公報)又、屋根を両側より軽金属製の支
柱で支持するア−チ型簡易車庫も知られている。(例え
ば実開昭61−141464号公報)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】降雪地方の組立車庫の
屋根と支柱を軽金属材で構成した場合、雪の重さにより
屋根や車庫が破損する問題点があった。鋼材で構成すれ
ば耐久力もあるが、錆る問題点があった。本考案は、従
来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、鋼材と軽金属材の利
点を利用した強靱で錆びない組立車庫を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における組立車庫は、適宜間隔に立設する円
筒鋼材の支柱と、支柱の上部に設けた屋根支持部の上に
取付ける屋根より構成され、屋根支持部は円筒頂部に、
抜孔を穿設した水平板を溶着し、屋根を構成する野縁
は、底壁より一側に延長する取付片を設け、該取付片を
水平板の抜孔にビス止めして取付けている。
【0006】
【実施例】以下、本考案における組立車庫の構造を実施
例の図面に基ずき説明すれば、組立車庫は適宜間隔に立
設する円筒鋼材の支柱1と、支柱1の上部に設けた屋根
支持部11の上に取付ける屋根20より構成され、屋根
支持部11は円筒頂部1aに、抜孔17を適宜穿設した
水平板7を溶接し、屋根20を構成する野縁3は、底壁
3cより一側に延長する取付片3bを設け、該取付片3
bを水平板7の抜孔17にビス止めして取付けている。
支柱1は円筒鋼材10の外面に防水と電蝕防止を兼ねた
被膜14を施し、中間部を略80〜86度の範囲で前方
に彎曲し、上向きに傾斜する屋根支持部11を設け、屋
根支持部11の先端を目板12にて塞ぐものである。
【0007】屋根20は屋根枠2と、屋根枠2の上に取
付ける屋根板4とから成り、屋根枠2は前縁材2Aと後
縁材2Bと側縁材2C、及び前後縁材2A,2Bと平行
に取付ける野縁3より構成され、少なくとも野縁3を、
軽金属製の角筒材13と、その内部に挿入する角筒鋼材
23より構成し、角筒材13は上部に、角筒材13の長
手方向に平行する突条3aを突設し、底壁3cより一側
に延長する取付片3bを設け、前縁材2Aと後縁材2B
は、底壁a1,b1より屋根枠2内に向けて取付片a
2,b2を夫々延長している。
【0008】屋根板4として、無色透明、又は有色透明
な合成樹脂板やガラス、或いは半透明や不透明な合成樹
脂板を用いるもので、野縁3,3間の突条3aに載置
し、縁部を前縁材2Aと後縁材2B、及び側縁材2Cに
嵌挿するものである。この屋根板4を前後、又は左右に
分けて取付けるか、或いは前後と左右に分けて取付ける
場合、連結材5を介在して取付ける。
【0009】連結材5は左右に開口する嵌合口5a,5
bを長手方向に平行して設け、中央部に貫通孔15を上
下方向に穿設するか、上部材5Aと下部材5Bより構成
するものである。屋根板4を分けて取付ける場合、野縁
3の突条3aに連結材5の切欠口21を設け、該切欠口
21に連結材5を嵌合し、連結材5を野縁3にビス止め
する。
【0010】屋根支持部11に屋根20の取付けるに
は、屋根支持部11の円筒頂部1aに支柱径Rより小幅
の水平板7を重ね、該水平板7を支柱1との隙間Sを利
用して溶接Yし、水平板7の上に野縁3を載置し、野縁
3の取付片3bより水平板7の抜孔17にビスを螺入し
て取付けるものである。水平板7の抜孔17は、溶着す
る前に予め穿設しておくもので、即ち、野縁3の取付片
3bの固定位置に合わせて穿設しておく。
【0011】本考案の組立車庫は、少なくとも3本以上
の支柱1を適宜間隔に立設するもので、その両側に立設
する支柱1の屋根支持部11の先部に、中空鋼材10の
外面に被膜14を施した支持柱6の上端を着設し、屋根
支持部11の先部を支持柱6にて下から支えることが望
ましい。又支柱1,1間の下部に、側板28を取付ける
ことも可能であるし、車止め29を取付けることも可能
である。
【0012】支柱1,1間に側板28を取付ける場合、
支柱径Rより広幅の平板8を円筒頂部1aに着設し、該
平板8の左右に切込溝18を穿設しておき、車止め29
を取付ける場合、アングル9の一片9bを支柱1側と反
対向きにし、他片9aを円筒頂部1aに直交するように
着設する。平板8とアングル9、及び支持柱6は、水平
板7の着設と同様に、円筒頂部1aとの隙間Sを利用し
て溶接Yするものである。
【0013】
【考案の効果】本考案の組立車庫は、上記のとおり構成
されているので、次に記載する効果を奏する。支柱を円
筒鋼材で構成するものであるから、車庫の骨組みの総て
を軽金属材で構成するものより耐久力が著しく向上す
る。その結果、降雪地用の組立車庫として有益な効果を
奏するものである。又支柱を湾曲して設けた屋根支持部
は、円筒形状を成すが、円筒頂部に水平板を溶着し、野
縁に底壁より延長する取付片を設け、水平板に取付片を
ビス止めするので、野縁を安定した状態で取付け得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案組立車庫の構造を示す斜視図である。
【図2】屋根の取付け例を正面より示す要部縦断面図で
ある。
【図3】屋根の取付け例を側方より示す要部縦断面図で
ある。
【図4】屋根板の取付け例を示す要部縦断面図である。
【図5】(A)(B)支柱の平面図と側縁材の側面図で
ある。
【図6】(A)(B)前縁材と後縁材の構造例を示す側
面図である。
【図7】支柱に対する水平板等の着設位置を示す側面図
である。
【図8】水平板の平面図である。
【図9】(A)(B)水平板の着設例を示す側面図であ
る。
【図10】(A)(B)連結材の構造例を示す断面図で
ある。
【図11】(A)(B)野縁の構造例を示す側面図であ
る。
【図12】(A)(B)平板の平面図とその着設例を示
す一部切欠側面図である。
【図13】(A)(B)アングルの平面図とその着設例
を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 支柱、11 屋根支持部、1a 円筒頂部 2 屋根枠、2A 前縁材、2B 後縁材、2C 側縁
材 3 野縁、3a 突条、a2,b2,3b 取付片 4 屋根板 5 連結材 6 支持柱 7 水平板 8 平板 9 アングル 10 鋼材、13 角筒材、14 被膜、15 貫通
孔、19 保持具 20 屋根、21 切欠口、23 角筒鋼材、28 側
板、29 車止め R 支柱径、S 水平板を支柱の隙間 Y 溶接

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔に立設する円筒鋼材の支柱
    (1)と、支柱(1)の上部に設けた屋根支持部(1
    1)の上に取付ける屋根(20)より構成され、屋根
    持部(11)は円筒頂部(1a)に抜孔(17)を穿設
    した水平板(7)を溶着し、屋根(20)を構成する野
    縁(3)は、底壁(3c)より一側に延長する取付片
    (3b)を設け、該取付片(3b)を水平板(7)の抜
    孔(17)にビス止めして取付けている組立車庫。
JP1992061058U 1992-08-05 1992-08-05 組立車庫 Expired - Fee Related JP2587138Y2 (ja)

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JPH0616625U JPH0616625U (ja) 1994-03-04
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