JP2586997Y2 - クラッド式鉛蓄電池 - Google Patents
クラッド式鉛蓄電池Info
- Publication number
- JP2586997Y2 JP2586997Y2 JP1992052852U JP5285292U JP2586997Y2 JP 2586997 Y2 JP2586997 Y2 JP 2586997Y2 JP 1992052852 U JP1992052852 U JP 1992052852U JP 5285292 U JP5285292 U JP 5285292U JP 2586997 Y2 JP2586997 Y2 JP 2586997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode plate
- storage battery
- inter
- positive electrode
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はクラッド式鉛蓄電池に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクラッド式鉛蓄電池の1つに、蓄
電池内部空間に顆粒を充填したものがある。これは、正
極板と負極板と間及び極板群の上下空間部に顆粒状シリ
カを充填した構成のものであり、正極板と負極板との間
にはリブ付きの薄いセパレータが配設されている。この
ような蓄電池は、図1に示すように、正極板1と負極板
2とをリブ付の隔離板3を介在させて交互に積重ね、正
極板耳4と負極板耳5とを鉛合金で連結してストラップ
6を形成するとともに、電槽8と蓋9とを熱溶着などに
よって接着したもので、ポール7を蓋9上に突出させた
構造である。この2V単位セルを基本として、鉄製ケー
ス等に納めて所定の12〜48Vの組電池を形成してい
る。円筒状のクラッド式正極板1と平板状のペースト式
負極板2とは、隔離板3でセパレートされている。この
ような蓄電池では、正極板と負極板との間に電解液保持
性のすぐれた顆粒状シリカ10が充填されているので、
良好な寿命性能を有することが確認されている。
電池内部空間に顆粒を充填したものがある。これは、正
極板と負極板と間及び極板群の上下空間部に顆粒状シリ
カを充填した構成のものであり、正極板と負極板との間
にはリブ付きの薄いセパレータが配設されている。この
ような蓄電池は、図1に示すように、正極板1と負極板
2とをリブ付の隔離板3を介在させて交互に積重ね、正
極板耳4と負極板耳5とを鉛合金で連結してストラップ
6を形成するとともに、電槽8と蓋9とを熱溶着などに
よって接着したもので、ポール7を蓋9上に突出させた
構造である。この2V単位セルを基本として、鉄製ケー
ス等に納めて所定の12〜48Vの組電池を形成してい
る。円筒状のクラッド式正極板1と平板状のペースト式
負極板2とは、隔離板3でセパレートされている。この
ような蓄電池では、正極板と負極板との間に電解液保持
性のすぐれた顆粒状シリカ10が充填されているので、
良好な寿命性能を有することが確認されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
蓄電池では、リブ付隔離板で隔離された正極板と負極板
との間隙は通常1〜3mm程度であり、円筒状の正極板
とリブ付隔離板のあいだの間隙は非常に狭いうえにピッ
チが一定でない為、顆粒状シリカが充填しにくいという
欠点や、充填のバラツキよる性能バラツキといった欠点
がある。本考案はこのような課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的とするところは、製造が容易
で品質の安定したクラッド式鉛蓄電池を提供することに
ある。
蓄電池では、リブ付隔離板で隔離された正極板と負極板
との間隙は通常1〜3mm程度であり、円筒状の正極板
とリブ付隔離板のあいだの間隙は非常に狭いうえにピッ
チが一定でない為、顆粒状シリカが充填しにくいという
欠点や、充填のバラツキよる性能バラツキといった欠点
がある。本考案はこのような課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的とするところは、製造が容易
で品質の安定したクラッド式鉛蓄電池を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では、極板
群上部に配設された極間保持部材と、正極下部連座に設
けられた極間保持用突起と、蓄電池内部空間に充填され
た顆粒状多孔体とを備えてなるクラッド式鉛蓄電池とす
ることにより、前期課題を解決せんとするものである。
群上部に配設された極間保持部材と、正極下部連座に設
けられた極間保持用突起と、蓄電池内部空間に充填され
た顆粒状多孔体とを備えてなるクラッド式鉛蓄電池とす
ることにより、前期課題を解決せんとするものである。
【0005】
【作用】従来の構造のものは、正負極板間に必ず隔離板
を配置しなければ所定の極板間ピッチが得られないが、
本考案のように、極板群上部に配設された極間保持部材
と正極下部連座に設けられた極間保持用突起との上下2
カ所で極板間を一定に保つことにより、隔離板がない状
態か又は極間寸法に対して薄い隔離板であっても、一定
の極板間ピッチが得られる。従って、顆粒充填にバラツ
キが無く性能も安定する。しかも、極板群上部に配設さ
れた極間保持部材の形状を適宜選択することにより、顆
粒状多孔体の充填性を著しく改善することができる。
を配置しなければ所定の極板間ピッチが得られないが、
本考案のように、極板群上部に配設された極間保持部材
と正極下部連座に設けられた極間保持用突起との上下2
カ所で極板間を一定に保つことにより、隔離板がない状
態か又は極間寸法に対して薄い隔離板であっても、一定
の極板間ピッチが得られる。従って、顆粒充填にバラツ
キが無く性能も安定する。しかも、極板群上部に配設さ
れた極間保持部材の形状を適宜選択することにより、顆
粒状多孔体の充填性を著しく改善することができる。
【0006】
【実施例】図2は本考案の1実施例を示す蓄電池の断面
図であり、11は負極板2の耳部に取り付けられた樹脂
製極間保持部材、12は正極板1の下部連座に設けられ
たは極間保持用突起である。
図であり、11は負極板2の耳部に取り付けられた樹脂
製極間保持部材、12は正極板1の下部連座に設けられ
たは極間保持用突起である。
【0007】図3aは極間保持部材の1例を示す図であ
り、図3b、cはその部分断面を示す図である。AA部
は断面逆凹状に形成してあり、この部分が極板上端面に
嵌合されることにより固定される。本実施例で断面逆凹
状部分が3カ所に設けられている。断面逆凹状部の側壁
厚が、極板間隙寸法となる。BB部は断面△状に形成さ
れており、極板上端面にあって顆粒が流れ込み易いよう
にするためのものである。このような極間保持部材が全
ての負極板の上部に装着されている。
り、図3b、cはその部分断面を示す図である。AA部
は断面逆凹状に形成してあり、この部分が極板上端面に
嵌合されることにより固定される。本実施例で断面逆凹
状部分が3カ所に設けられている。断面逆凹状部の側壁
厚が、極板間隙寸法となる。BB部は断面△状に形成さ
れており、極板上端面にあって顆粒が流れ込み易いよう
にするためのものである。このような極間保持部材が全
ての負極板の上部に装着されている。
【0008】図4は正極板の下部連座につけた極間保持
用突起を示す図である。突起の高さは上記の断面逆凹状
部側壁厚と一致させることより、極間ピッチにばらつき
のない蓄電池を得ることができる。
用突起を示す図である。突起の高さは上記の断面逆凹状
部側壁厚と一致させることより、極間ピッチにばらつき
のない蓄電池を得ることができる。
【0009】10は蓄電池内部空間に充填されたシリカ
の顆粒状多孔体である。
の顆粒状多孔体である。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本考案にかかるクラ
ッド式鉛蓄電池は、極板群上部に配設された極間保持部
材と、正極下部連座に設けられた極間保持用突起と、蓄
電池内部空間に充填された顆粒状多孔体とを備えたこと
を特徴とするものであり、例えば、予め極板耳部に極間
保持部材を係合させた負極板と正極板とを積み重ねるこ
とにより容易に、一定の極間ピッチの蓄電池が得られ
る。従って、極間への顆粒状多孔体充填が確実になされ
るので蓄電池性能が安定する。しかも、極間保持部材の
形状を適宜選択することにより、顆粒状多孔体の充填作
業が容易になる。本考案の工業的価値は大きい。
ッド式鉛蓄電池は、極板群上部に配設された極間保持部
材と、正極下部連座に設けられた極間保持用突起と、蓄
電池内部空間に充填された顆粒状多孔体とを備えたこと
を特徴とするものであり、例えば、予め極板耳部に極間
保持部材を係合させた負極板と正極板とを積み重ねるこ
とにより容易に、一定の極間ピッチの蓄電池が得られ
る。従って、極間への顆粒状多孔体充填が確実になされ
るので蓄電池性能が安定する。しかも、極間保持部材の
形状を適宜選択することにより、顆粒状多孔体の充填作
業が容易になる。本考案の工業的価値は大きい。
【図1】従来例を示す図である。
【図2】本考案の1実施例を示す図である。
【図3】極間保持部材の1例を示す図である。
【図4】正極下部連座の極間保持用突起の1例を示す図
である。
である。
10 顆粒状多孔体 11 極間保持部材 12 正極板下部連座 12a 極間保持用突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/18 H01M 4/14 H01M 10/12
Claims (1)
- 【請求項1】 極板群上部に配設された極間保持部材
(11)と、正極下部連座に設けられた極間保持用突起
(12)と、蓄電池内部空間に充填された顆粒状多孔体
(10)とを備えてなるクラッド式鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052852U JP2586997Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | クラッド式鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992052852U JP2586997Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | クラッド式鉛蓄電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067154U JPH067154U (ja) | 1994-01-28 |
JP2586997Y2 true JP2586997Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12926388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992052852U Expired - Lifetime JP2586997Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | クラッド式鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586997Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321708Y2 (ja) * | 1981-06-23 | 1988-06-15 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP1992052852U patent/JP2586997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067154U (ja) | 1994-01-28 |
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