JP2586929Y2 - 塑性加工機械の制御盤の旋回装置 - Google Patents

塑性加工機械の制御盤の旋回装置

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JP2586929Y2
JP2586929Y2 JP1992034821U JP3482192U JP2586929Y2 JP 2586929 Y2 JP2586929 Y2 JP 2586929Y2 JP 1992034821 U JP1992034821 U JP 1992034821U JP 3482192 U JP3482192 U JP 3482192U JP 2586929 Y2 JP2586929 Y2 JP 2586929Y2
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control panel
frame
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Inventor
浩一 肥田
保雄 石田
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株式会社松田製作所
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    • B29C47/92

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、射出成形機、押出機な
どの塑性加工機械を操作する際に必要な機能が表示され
たパネルを有する制御盤の旋回装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御盤は射出成形機などの本体の
左側下方若しくは右側上方に設けられるか、あるいはス
タンドを介して任意位置に迄移動することができる。
【0003】ところが、制御盤が所定の位置に固定され
ているため、オペレーターは操作する都度身体をかがめ
たり、背のびをしたりなど不自然な姿勢で操作せねばな
らない。
【0004】また、スタンドの如き任意位置にまで持ち
運び自由なものもよく知られているが、電源ケーブルな
どが床の上をはうことによりオペレーターがこれを不用
意に踏み付けたり、足にからむなどしてきわめて危険で
ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、上記欠点を解
消するには、制御盤が射出成形機などのどの位置にセッ
トし、かつ該制御盤をどのように動かすことに操作し易
くなるかが本考案の技術的課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本考案がなした技術的手段は、一方の縦側辺を
軸にして制御盤が左右に回動するよう該一方の縦側辺を
フレーム上にて軸着し、そして一端が上記制御盤の底壁
に、他端がフレーム側に枢着されて配設されるリーチ・
リターン機構を備え、該リーチ・リターン機構は、フレ
ーム側に一端を枢着した固定リンク部材と、制御盤の底
壁において、該制御盤の回転軸個所と同一線上の位置に
一端を枢着すると共に、他端を上記固定リンク部材の他
端と枢着してなる可動リンク部材とで構成され、該両者
の枢着部が、可動リンク部材の一端が制御盤底壁に枢着
されている個所よりもフレーム側となるように可動リン
ク部材をフレーム側に折曲形成して枢着され、このリー
チ・リターン機構の伸び作用により、パネル位置を上下
に揺動させることなく回転軸を中心に制御盤の向きを変
え、該機構が最大限縮んだ時に制御盤がフレームの前端
より平行状かつ内側に収納されることである。
【0007】
【作用】制御盤が射出成形機などの本体の左側に枢軸を
介して一端が設置されているので、ロックを外すと共
に、該制御盤を時計方向にスムーズに旋回せしむること
ができ、そして該制御盤に固定されたリンク機構などの
ストップ機構により本体に対し、略直角の位置に停止す
ることができ、また不必要時には押し釦などを押圧する
ことにより前記ストップ機構がとかれ、制御盤は前記枢
軸を中心にして旋回し、もとの位置に戻すことができ
る。
【0008】
【実施例】以下図に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。101は射出成形機あるいは押し出し成形機などの
塑性加工機械におけるフレーム102上にセットされた
制御盤で、該制御盤101の表面には電源、ヒータなど
が表示されると共に後方に傾斜面1031を有するパネ
ル103を有し、そして該制御盤101の右側下端に凹
み104が形成されている。
【0009】該凹み104と同一貫通孔105を有する
円板106が前記制御盤101の下面に接すると共に、
該円板106の下部段部に嵌合したスラストベアリング
107を介して前記制御盤101が回転自在に支承され
ている。
【0010】201は前記制御盤101の凹み104に
上方が嵌合した回転軸で、該回転軸201の下方がフラ
ンジ付きスリーブ202に嵌合されると共に、該フラン
ジ付きスリーブ202のフランジの上面が前記スラスト
ベアリング107の下面を支承し、そして該フランジの
下面がフレーム102にボルト204を介して取り付け
たベース203に支承されている。
【0011】従って、前記制御盤101は回転軸201
を中心にしてスラストベアリングに旋回自在に支承され
ている。
【0012】301は制御盤101の底壁に一端302
が枢支ピン304を介して回転自在に取り付けられた可
動リンク部材で、該可動リンク部材301の他端303
側は内方に所定の角度をもって傾斜すると共に他端30
3側には固定リンク部材401の先端402が枢支ピン
305を介して枢着されている。
【0013】該固定リンク部材401の後端403は枢
支ピン404を介して、上下耳片405に枢着されてい
る。
【0014】該上下耳片405は前記フレーム102に
予め固定された受け部材406に固定されている。
【0015】本考案装置の実施例の1つ前記可動リンク
部材301と固定リンク部材401から本考案のリーチ
・リターン機構を示す。
【0016】501は制御盤101の裏面側壁に取り付
けた係止片で、該係止片501は相手側のストッパー5
02に嵌脱自在に係合する。
【0017】符号aは前記制御盤101が旋回するさい
の枢支ピン304の軌跡を示し、符号bは固定リンクの
軌跡を示す。
【0018】そして符号cは可動リンクと固定リンクが
伸びきった状態を示す。以上の如く構成された上記実施
例では射出成形機のフレーム上に設置された制御盤は簡
単な可動リンク部材と固定リンク部材により略90度近
くまでパネル位置を上下に揺動させることなく旋回され
るので、オペレータの操作が容易にして、かつ故障がな
く、制御盤のリーチあるいはリターンがスムーズに作動
する。
【0019】
【考案の効果】本考案装置は、射出成形、押し出し成形
機などの如き塑性加工機械のフレームの端に、パネル位
置の上下揺動を抑えつつ旋回可能に制御盤(通称コント
ロールパネルとも云われている。)が取り付けられてい
るので、オペーレータが、該制御盤を操作するさいは、
該制御盤の一方を手前に引くかあるいは押しボタンのス
イッチ・オンすることにより作動するアクチエータによ
り、回転軸を中心にしてオペレータ側へ旋回し、前記フ
レームに対し、略直角の位置にストップすることができ
る。
【0020】従って、この状態でオペレータは制御盤を
正確に判読でき、かつ容易に操作することができる。
【0021】また、制御盤を使用しない時は、該制御盤
の一方を押圧するかあるいはスイッチ・オンすることに
より前記回転軸を中心にしてもとの位置にスムーズにリ
ターンすることができると共にフレーム上のストッパー
に係合し、フレーム前端から制御盤が突出しないよう保
持されるので機械の点検などの妨げにならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を備えた制御盤の使用時と不使用時
の状態を示す斜視図である。
【図2】制御盤の回転部分の状態を示す一部断面図であ
る。
【図3】制御盤の旋回装置のリーチ機構とリターン機構
を示す平面図である。
【図4】制御盤の不使用の固定装置である。
【符号の説明】
101:制御盤 102:フレーム 201:回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 47/00 - 47/96

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の縦側辺を軸にして制御盤が左右に
    回動するよう該一方の縦側辺をフレーム上にて軸着し、
    そして一端が上記制御盤の底壁に、他端がフレーム側に
    枢着されて配設されるリーチ・リターン機構を備え、該
    リーチ・リターン機構は、フレーム側に一端を枢着した
    固定リンク部材と、制御盤の底壁において、該制御盤の
    回転軸個所と同一線上の位置に一端を枢着すると共に、
    他端を上記固定リンク部材の他端と枢着してなる可動リ
    ンク部材とで構成され、該両者の枢着部が、可動リンク
    部材の一端が制御盤底壁に枢着されている個所よりもフ
    レーム側となるように可動リンク部材をフレーム側に折
    曲形成して枢着され、このリーチ・リターン機構の伸び
    作用により、パネル位置を上下に揺動させることなく回
    転軸を中心に制御盤の向きを変え、該機構が最大限縮ん
    だ時に制御盤がフレームの前端より平行状かつ内側に収
    納されることを特徴とする塑性加工機械の制御盤の旋回
    装置。
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