JP2586360B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、コンピュー
タシステムの出力装置として使用される表示装置に関す
る。
タシステムの出力装置として使用される表示装置に関す
る。
【0002】コンピュータシステムの出力装置の1つと
して表示装置がある。
して表示装置がある。
【0003】この表示装置は、受像管や液晶等を使った
画像走査によりデータを一時的に目に見える形で表示す
るものである。
画像走査によりデータを一時的に目に見える形で表示す
るものである。
【0004】このようなコンピュータシステムで使用さ
れる表示装置においては、表示の多様化に伴い、画面の
カラー化が望まれている。
れる表示装置においては、表示の多様化に伴い、画面の
カラー化が望まれている。
【0005】
【従来の技術】コンピュータシステムで使用される従来
の表示装置においては、データパレットとビットマップ
メモリを使って画面のカラー化を図っている。
の表示装置においては、データパレットとビットマップ
メモリを使って画面のカラー化を図っている。
【0006】ここで、データパレットとは、n(nは2
以上の正の整数)色分の着色データを記憶するメモリで
ある。
以上の正の整数)色分の着色データを記憶するメモリで
ある。
【0007】また、ビットマップメモリとは、画面上の
各ドットに対応するアドレスを有し、各アドレスにデー
タパレットから希望する着色データを読み出すためのア
ドレスデータを記憶するメモリである。
各ドットに対応するアドレスを有し、各アドレスにデー
タパレットから希望する着色データを読み出すためのア
ドレスデータを記憶するメモリである。
【0008】このような構成においては、画像走査に同
期してビットマップメモリからアドレスデータが読み出
され、これに基づいてデータパレットから希望する着色
データが読み出される。
期してビットマップメモリからアドレスデータが読み出
され、これに基づいてデータパレットから希望する着色
データが読み出される。
【0009】これにより、着色された画面が表示され
る。
る。
【0010】ところで、コンピュータシステムで使用さ
れる表示装置には、通常、文字だけを表示する文字表示
装置と、文字だけでなく図形も表示することができる図
形表示装置とがある。
れる表示装置には、通常、文字だけを表示する文字表示
装置と、文字だけでなく図形も表示することができる図
形表示装置とがある。
【0011】従来の図形表示装置は、文字画面用のデー
タパレットと図形画面用のデータパレットを有し、文字
に関しては、固定のn色を、図形に関しては、可変のn
色を表示するようになっていた。
タパレットと図形画面用のデータパレットを有し、文字
に関しては、固定のn色を、図形に関しては、可変のn
色を表示するようになっていた。
【0012】しかし、このような構成においては、2つ
のデータパレットを必要とするという問題があった。
のデータパレットを必要とするという問題があった。
【0013】そこで、近年、1つのデータパレットを文
字画面と図形画面の着色に共用する表示装置が開発され
ている。
字画面と図形画面の着色に共用する表示装置が開発され
ている。
【0014】しかし、この種の従来の表示装置において
は、図形画面の着色が変更されると、文字画面の着色も
変更されてしまうという問題があった。
は、図形画面の着色が変更されると、文字画面の着色も
変更されてしまうという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、1
つのデータパレットを文字画面と図形画面の着色で兼用
する従来の表示装置においては、図形画面の着色が変更
されると、文字画面の着色も変更されるという問題があ
った。
つのデータパレットを文字画面と図形画面の着色で兼用
する従来の表示装置においては、図形画面の着色が変更
されると、文字画面の着色も変更されるという問題があ
った。
【0016】そこで、この発明は、1つのデータパレッ
トを文字画面と図形画面の着色で共用する構成でありな
がら、図形画面の着色が変更されても文字画面の着色が
変更されないようにすることが可能な表示装置を提供す
ることを目的とする。
トを文字画面と図形画面の着色で共用する構成でありな
がら、図形画面の着色が変更されても文字画面の着色が
変更されないようにすることが可能な表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、この発明の原理
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0018】図において、11は、複数のアドレスを有
し、各アドレスごとに異なる着色データを記憶する着色
データ記憶手段である。
し、各アドレスごとに異なる着色データを記憶する着色
データ記憶手段である。
【0019】12は、表示画面の各ドットに対応するア
ドレスを有し、各アドレスに当該ドットの着色データに
対応する着色データ記憶手段11のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶する第1のアドレスデータ
記憶手段である。
ドレスを有し、各アドレスに当該ドットの着色データに
対応する着色データ記憶手段11のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶する第1のアドレスデータ
記憶手段である。
【0020】
【0021】14は、第2の画面の着色情報による表示
画面の着色変更情報をに基づいて、着色データ記憶手段
11に記憶されている着色データを書き換える着色デー
タ書換え手段である。
画面の着色変更情報をに基づいて、着色データ記憶手段
11に記憶されている着色データを書き換える着色デー
タ書換え手段である。
【0022】15は、着色変更情報とこの着色変更情報
に基づく書換え前の着色データ記憶手段11に記憶され
た内容とに基づいて、第1のアドレスデータ記憶手段1
2に記憶されているアドレスデータを書き換えるアドレ
スデータ書換え手段である。
に基づく書換え前の着色データ記憶手段11に記憶され
た内容とに基づいて、第1のアドレスデータ記憶手段1
2に記憶されているアドレスデータを書き換えるアドレ
スデータ書換え手段である。
【0023】
【作用】上記構成においては、第1のアドレスデータ記
憶手段12の記憶内容は、着色データ記憶手段11の記
憶内容と同じく、第2の画面の着色情報に基づいて設定
される。
憶手段12の記憶内容は、着色データ記憶手段11の記
憶内容と同じく、第2の画面の着色情報に基づいて設定
される。
【0024】したがって、第2の画面の着色が変更され
ると、第1のアドレスデータ記憶手段12の記憶内容も
変更される。
ると、第1のアドレスデータ記憶手段12の記憶内容も
変更される。
【0025】これにより、着色データ記憶手段11を第
1の画面と第2の画面の着色で共用する構成でありなが
ら、第2の画面の着色が変更されても、第1の画面の着
色が変更されないようにすることができる。
1の画面と第2の画面の着色で共用する構成でありなが
ら、第2の画面の着色が変更されても、第1の画面の着
色が変更されないようにすることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0027】図2は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0028】図において、21は、受像管や液晶等を使
った画像走査により、文字画面や図形画面を表示する表
示装置本体である。
った画像走査により、文字画面や図形画面を表示する表
示装置本体である。
【0029】22は、図形画面の着色情報に基づいて、
後述するデータパレット211に記憶する着色データを
出力する着色データ出力部である。
後述するデータパレット211に記憶する着色データを
出力する着色データ出力部である。
【0030】23は、着色データ出力部22から出力さ
れる着色データにより、データパレット211の記憶内
容を書き換えるとともに、この着色データに基づいて、
後述する文字画面用ビットマップメモリ212の記憶内
容を書き換えるデータ書換え部である。
れる着色データにより、データパレット211の記憶内
容を書き換えるとともに、この着色データに基づいて、
後述する文字画面用ビットマップメモリ212の記憶内
容を書き換えるデータ書換え部である。
【0031】上記表示装置本体21において、上記デー
タパレット211は、着色データを記憶するためのメモ
リで、文字画面と図形画面の着色に兼用される。
タパレット211は、着色データを記憶するためのメモ
リで、文字画面と図形画面の着色に兼用される。
【0032】このデータパレット211は、図3に示す
ように、0からnー1(nは2以上の正の整数)までの
n個のアドレスを有し、n色分の着色データを記憶する
ようになっている。
ように、0からnー1(nは2以上の正の整数)までの
n個のアドレスを有し、n色分の着色データを記憶する
ようになっている。
【0033】ここで、着色データは、R(赤),G
(緑),B(青)の3色で規定されるようになってい
る。
(緑),B(青)の3色で規定されるようになってい
る。
【0034】上記文字画面用ビットマップメモリ212
は、データパレット211から文字画面の着色データを
読み出すためのアドレスデータを記憶するメモリであ
る。
は、データパレット211から文字画面の着色データを
読み出すためのアドレスデータを記憶するメモリであ
る。
【0035】この文字画面用ビットマップメモリ212
は、文字画面の各ドットに対応したアドレスを有し、各
アドレスにデータパレット211のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶するようになっている。
は、文字画面の各ドットに対応したアドレスを有し、各
アドレスにデータパレット211のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶するようになっている。
【0036】このアドレスデータは、文字画面の着色情
報に基づいて設定される。
報に基づいて設定される。
【0037】213は、データパレット211から図形
画面の着色データを読み出すためのアドレスデータを記
憶する図形画面用ビットマップメモリである。
画面の着色データを読み出すためのアドレスデータを記
憶する図形画面用ビットマップメモリである。
【0038】この図形画面用ビットマップメモリ213
は、図形画面の各ドットに対応したアドレスを有し、各
アドレスにデータパレット211のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶するようになっている。
は、図形画面の各ドットに対応したアドレスを有し、各
アドレスにデータパレット211のアドレスを指定する
ためのアドレスデータを記憶するようになっている。
【0039】このアドレスデータは、図形画面の着色情
報に基づいて設定される。
報に基づいて設定される。
【0040】214は、データパレット211から読み
出された着色データを、デジタル信号からアナログ信号
に変換するデジタル/アナログ変換部(以下、「D/A
変換部」という)である。
出された着色データを、デジタル信号からアナログ信号
に変換するデジタル/アナログ変換部(以下、「D/A
変換部」という)である。
【0041】215は、受像管あるいは液晶パネルを有
し、D/A変換部214の変換出力に基づいて、文字画
面や図形画面を着色表示する表示部である。
し、D/A変換部214の変換出力に基づいて、文字画
面や図形画面を着色表示する表示部である。
【0042】上記着色データ出力部22において、22
1はアプリケーションプログラムを実行する中央処理装
置(以下、「CPU」という)である。
1はアプリケーションプログラムを実行する中央処理装
置(以下、「CPU」という)である。
【0043】このCPU221は、アプリケーションプ
ログラムの起動時に、図形画面の着色情報に基づいて、
図形画面を着色するための着色データを出力する。
ログラムの起動時に、図形画面の着色情報に基づいて、
図形画面を着色するための着色データを出力する。
【0044】この場合、CPU221は、データパレッ
ト211の0番地からnー1番地まで順次1番地分ずつ
着色データを出力する。
ト211の0番地からnー1番地まで順次1番地分ずつ
着色データを出力する。
【0045】222は、CPU221から順次1アドレ
ス分づつ出力される着色データを保持するデータ保持部
である。
ス分づつ出力される着色データを保持するデータ保持部
である。
【0046】223は、データ保持部222に1アドレ
ス分の着色データがセットされるたびに、これをデータ
書換え部23に通知するためのセット通知部である。
ス分の着色データがセットされるたびに、これをデータ
書換え部23に通知するためのセット通知部である。
【0047】データ書換え部23において、231は、
このデータ書換え部23内の各部の制御を行うCPUで
ある。
このデータ書換え部23内の各部の制御を行うCPUで
ある。
【0048】232は、データパレット211の記憶内
容を書き換える着色データ書換え部である。
容を書き換える着色データ書換え部である。
【0049】この着色データ書換え部232は、セット
通知部223から着色データのセット通知があるたび
に、データ保持部222から着色データを読み取り、デ
ータパレット211の対応するアドレスに書き込む。
通知部223から着色データのセット通知があるたび
に、データ保持部222から着色データを読み取り、デ
ータパレット211の対応するアドレスに書き込む。
【0050】これと同時に、着色データ書換え部232
は、読み取った着色データを後述する退避テーブル23
3に書き込むとともに、後述する時間監視部234のタ
イマをリセットする。
は、読み取った着色データを後述する退避テーブル23
3に書き込むとともに、後述する時間監視部234のタ
イマをリセットする。
【0051】上記退避テーブル233は、着色データ書
換え部232から供給される着色データを一時的に保持
するテーブルである。この退避テーブル233のデータ
記憶構造は、データパレット211と同じく、図3に示
すような構造となっている。
換え部232から供給される着色データを一時的に保持
するテーブルである。この退避テーブル233のデータ
記憶構造は、データパレット211と同じく、図3に示
すような構造となっている。
【0052】上記時間監視部234は、着色データ書換
え部232によりタイマがリセットされた後、予め定め
た時間が経過しても再びリセットされなければ、後述す
る変換テーブル書換え部235に変換テーブル236の
書換えを指示する。
え部232によりタイマがリセットされた後、予め定め
た時間が経過しても再びリセットされなければ、後述す
る変換テーブル書換え部235に変換テーブル236の
書換えを指示する。
【0053】上記変換テーブル書換え部235は、退避
テーブル233に退避された着色データに基づいて、変
換テーブル236の記憶内容を書き換える。
テーブル233に退避された着色データに基づいて、変
換テーブル236の記憶内容を書き換える。
【0054】変換テーブル236には、図4に示すよう
に、文字画面の着色のために予め定められたn個の色
と、各色を表示するための着色データの記憶アドレスと
が対応付けされた状態で記憶されている。
に、文字画面の着色のために予め定められたn個の色
と、各色を表示するための着色データの記憶アドレスと
が対応付けされた状態で記憶されている。
【0055】なお、ここでいう記憶アドレスとは、デー
タパレット211における着色データの記憶アドレスで
ある。
タパレット211における着色データの記憶アドレスで
ある。
【0056】上記変換テーブル書換え部235は、変換
テーブル236上の各色ごとに、退避テーブル233を
検索し、この色と同じ色を表示する着色データを探すよ
うになっている。
テーブル236上の各色ごとに、退避テーブル233を
検索し、この色と同じ色を表示する着色データを探すよ
うになっている。
【0057】そして、この検索により、対応する着色デ
ータが検出されると、その記憶アドレスを変換テーブル
236に書き込むようになっている。
ータが検出されると、その記憶アドレスを変換テーブル
236に書き込むようになっている。
【0058】例えば、「白」の記憶アドレスが、データ
パレット211の書換え前は3番地であり、書換え後は
1番地になったとすると、「白」の記憶アドレスは3か
ら1に書き換えられる。
パレット211の書換え前は3番地であり、書換え後は
1番地になったとすると、「白」の記憶アドレスは3か
ら1に書き換えられる。
【0059】なお、着色データの記憶アドレスは、この
着色データが退避テーブル233上でデータパレット2
11のアドレス順に並べられていることから容易にわか
る。
着色データが退避テーブル233上でデータパレット2
11のアドレス順に並べられていることから容易にわか
る。
【0060】一方、退避テーブル233上に変換テーブ
ル236上の色と同じ色を表示する着色データがない場
合は、変換テーブル書換え部235は、この色に最も近
い色を表示する着色データを探し、この着色データの記
憶アドレスを変換テーブル236に書き込むようになっ
ている。
ル236上の色と同じ色を表示する着色データがない場
合は、変換テーブル書換え部235は、この色に最も近
い色を表示する着色データを探し、この着色データの記
憶アドレスを変換テーブル236に書き込むようになっ
ている。
【0061】これにより、図形画面の着色変更により、
文字画面の着色が大幅に変更されることはない。
文字画面の着色が大幅に変更されることはない。
【0062】例えば、今、変換テーブル236に「赤」
があり、退避テーブル233に「赤」の着色データがな
く、「橙色」の着色データがあるとする。
があり、退避テーブル233に「赤」の着色データがな
く、「橙色」の着色データがあるとする。
【0063】この場合、退避テーブル233上にある色
(着色データ)のうち、「橙色」が「赤」に最も近い色
とすると、変換テーブル書換え部235は、この「橙
色」の記憶アドレスを変換テーブル236の「赤」のア
ドレスに書き込む。
(着色データ)のうち、「橙色」が「赤」に最も近い色
とすると、変換テーブル書換え部235は、この「橙
色」の記憶アドレスを変換テーブル236の「赤」のア
ドレスに書き込む。
【0064】237は、文字画面用ビットマップメモリ
212のアドレスデータを書き換えるアドレスデータ書
換え部である。
212のアドレスデータを書き換えるアドレスデータ書
換え部である。
【0065】このアドレスデータ書換え部237は、文
字画面の各ドットごとに、変換テーブル236を検索
し、このドットの着色情報により指定される色と同じ色
を探すようになっている。
字画面の各ドットごとに、変換テーブル236を検索
し、このドットの着色情報により指定される色と同じ色
を探すようになっている。
【0066】そして、この検索により、同じ色が見つか
ると、この色の記憶アドレスを指定するアドレスデータ
を文字画面用ビットマップメモリ212に書き込むよう
になっている。
ると、この色の記憶アドレスを指定するアドレスデータ
を文字画面用ビットマップメモリ212に書き込むよう
になっている。
【0067】なお、この場合は、退避テーブル233の
検索と異なり、希望する色が見つからないということは
ない。
検索と異なり、希望する色が見つからないということは
ない。
【0068】これは、文字画面の色は、上記の如く、固
定のn色となっているからである。
定のn色となっているからである。
【0069】但し、希望する色が見つかっても、それが
実質的に希望する色であるとは限らない。
実質的に希望する色であるとは限らない。
【0070】これは、上記の如く、退避テーブル233
上に希望する色がない場合、最も近い色で近似する補間
処理がなされているからである。
上に希望する色がない場合、最も近い色で近似する補間
処理がなされているからである。
【0071】上記構成において動作を説明する。
【0072】まず、文字画面や図形画面の表示動作を説
明する。
明する。
【0073】ビットマップメモリ212,213に記憶
されているアドレスデータは、各ドットごとに画像走査
に同期して読み出される。
されているアドレスデータは、各ドットごとに画像走査
に同期して読み出される。
【0074】読み出されたアドレスデータは、データパ
レット211に供給される。これにより、希望する着色
データが記憶されているアドレスが指定され、このアド
レスから着色データが読み出される。
レット211に供給される。これにより、希望する着色
データが記憶されているアドレスが指定され、このアド
レスから着色データが読み出される。
【0075】読み出された着色データは、D/A変換部
214によりアナログ信号に変換された後、表示部21
5に供給される。これにより、着色された文字画面や図
形画面が表示される。
214によりアナログ信号に変換された後、表示部21
5に供給される。これにより、着色された文字画面や図
形画面が表示される。
【0076】次に、データパレット211や文字画面用
ビットマップメモリ212のデータ書換え動作を説明す
る。
ビットマップメモリ212のデータ書換え動作を説明す
る。
【0077】CPU221によるアプリケーションプロ
グラムの実行開始時、このCPU221からは、図形画
面の着色情報に基づいて設定されたn個の着色データが
順次1つずつ出力される。
グラムの実行開始時、このCPU221からは、図形画
面の着色情報に基づいて設定されたn個の着色データが
順次1つずつ出力される。
【0078】各着色データは、順次データ保持部222
に保持される。
に保持される。
【0079】データ保持部222に各着色データがセッ
トされるたびに、セット通知部223から着色データ書
換え部232に着色データのセット通知がなされる。
トされるたびに、セット通知部223から着色データ書
換え部232に着色データのセット通知がなされる。
【0080】これにより、データ保持部222にセット
された各着色データは、順次、着色データ書換え部23
2に読み取られる。
された各着色データは、順次、着色データ書換え部23
2に読み取られる。
【0081】着色データ書換え部232に読み取られた
各着色データは、この着色データ書換え部232により
データパレット211の対応するアドレスに書き込まれ
るとともに、退避テーブル233の対応するアドレスに
書き込まれる。
各着色データは、この着色データ書換え部232により
データパレット211の対応するアドレスに書き込まれ
るとともに、退避テーブル233の対応するアドレスに
書き込まれる。
【0082】これと同時に、着色データ書換え部232
により時間監視部234のタイマがリセットされる。
により時間監視部234のタイマがリセットされる。
【0083】以上の動作は、CPU221からデータ保
持部222に着色データがセットされるたびに繰り返さ
れる。
持部222に着色データがセットされるたびに繰り返さ
れる。
【0084】n個目の着色データの書換えが済むと、着
色データ書換え部232がn個目の着色データを読み取
ってから所定時間経過後に、時間監視部234から変換
テーブル書換え部235に変換テーブル236の書換え
指示がなされる。
色データ書換え部232がn個目の着色データを読み取
ってから所定時間経過後に、時間監視部234から変換
テーブル書換え部235に変換テーブル236の書換え
指示がなされる。
【0085】変換テーブル書換え部235は、この書換
え指示を受けると、変換テーブル236の各色ごとに、
退避テーブル233を検索する。
え指示を受けると、変換テーブル236の各色ごとに、
退避テーブル233を検索する。
【0086】これにより、変換テーブル236の色と同
じ色を表示する着色データが見つかると、変換テーブル
書換え部235は、この着色データの記憶アドレスを変
換テーブル236に書き込む。
じ色を表示する着色データが見つかると、変換テーブル
書換え部235は、この着色データの記憶アドレスを変
換テーブル236に書き込む。
【0087】一方、同じ色が見つからない場合は、退避
テーブル233上の色のうち、検索中の色に最も近い色
の記憶アドレスが変換テーブル236に書き込まれる。
テーブル233上の色のうち、検索中の色に最も近い色
の記憶アドレスが変換テーブル236に書き込まれる。
【0088】以上の処理が変換テーブル236上のn個
の色すべてについて行われると、変換テーブル236の
書換え処理が終了する。
の色すべてについて行われると、変換テーブル236の
書換え処理が終了する。
【0089】変換テーブル236の書換えが済むと、ア
ドレスデータ書換え部237により、文字画面用ビット
マップメモリ212の書換えがなされる。
ドレスデータ書換え部237により、文字画面用ビット
マップメモリ212の書換えがなされる。
【0090】すなわち、アドレスデータ書換え部237
は、文字画面の各ドットごとに、変換テーブル236を
検索し、各ドットの着色情報により指定される色と同じ
色を探す。
は、文字画面の各ドットごとに、変換テーブル236を
検索し、各ドットの着色情報により指定される色と同じ
色を探す。
【0091】そして、希望する色が見つかると、この色
の記憶アドレスを指定するアドレスデータを文字画面用
ビットマップメモリ212に書き込む。
の記憶アドレスを指定するアドレスデータを文字画面用
ビットマップメモリ212に書き込む。
【0092】以上の処理をすべてのドットについて行う
ことにより、文字画面用ビットマップメモリ212の書
換え処理が終了する。
ことにより、文字画面用ビットマップメモリ212の書
換え処理が終了する。
【0093】以上詳述したこの実施例によれば、1つの
データパレット211を文字画面と図形画面の着色に共
用する構成でありながら、図形画面の着色が変更されて
も、文字画面の着色が変更されないようにすることがで
きる。
データパレット211を文字画面と図形画面の着色に共
用する構成でありながら、図形画面の着色が変更されて
も、文字画面の着色が変更されないようにすることがで
きる。
【0094】これは、図形画面の着色情報に基づいて、
文字画面用ビットマップメモリ212のアドレスデータ
を書き換えるようにしたからである。
文字画面用ビットマップメモリ212のアドレスデータ
を書き換えるようにしたからである。
【0095】また、この実施例によれば、データパレッ
ト211の書換えにより、文字画面の色がデータパレッ
ト211に存在しなくなっても、文字画面の着色が大幅
に変更されることを防止することができる。
ト211の書換えにより、文字画面の色がデータパレッ
ト211に存在しなくなっても、文字画面の着色が大幅
に変更されることを防止することができる。
【0096】これは、書換えにより存在しなくなった色
を、データパレット211に存在する色のうち最も近い
色で補間するようにしたからである。
を、データパレット211に存在する色のうち最も近い
色で補間するようにしたからである。
【0097】以上この発明の一実施例を詳細に説明した
が、この発明は、このような実施例に限定されるもので
はない。
が、この発明は、このような実施例に限定されるもので
はない。
【0098】例えば、先の実施例では、図形画面の着色
情報に基づいて、文字画面用ビットマップメモリ212
の記憶内容を書き換える構成として、CPU221から
出力される着色データに基づいて書き換える構成を説明
した。
情報に基づいて、文字画面用ビットマップメモリ212
の記憶内容を書き換える構成として、CPU221から
出力される着色データに基づいて書き換える構成を説明
した。
【0099】しかし、この発明は、例えば、データパレ
ット211の記憶内容を直接参照し、この記憶内容に基
づいて書き換えるようにしてもよい。
ット211の記憶内容を直接参照し、この記憶内容に基
づいて書き換えるようにしてもよい。
【0100】また、先の実施例では、文字画面は固定の
n色で着色し、図形画面は可変のn色で着色する表示装
置に、この発明を適用する場合を説明した。
n色で着色し、図形画面は可変のn色で着色する表示装
置に、この発明を適用する場合を説明した。
【0101】しかし、この発明は、文字画面を可変のn
色に着色し、図形画面は固定のn色で着色する表示装置
にも適用することができる。
色に着色し、図形画面は固定のn色で着色する表示装置
にも適用することができる。
【0102】さらに、この発明は、文字画面や図形画面
以外の2つの画面を表示する表示装置にも適用すること
ができる。
以外の2つの画面を表示する表示装置にも適用すること
ができる。
【0103】このほかにも、この発明は、その要旨を逸
脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
1つのデータパレットを文字画面と図形画面の着色で共
用する構成でありながら、図形画面の着色を変更されて
も、文字画面の着色が変更されないようにすることが可
能な表示装置を提供することができる。
1つのデータパレットを文字画面と図形画面の着色で共
用する構成でありながら、図形画面の着色を変更されて
も、文字画面の着色が変更されないようにすることが可
能な表示装置を提供することができる。
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】データパレットの記憶構造を説明するための図
である。
である。
【図4】変換テーブルの記憶構造を説明するための図で
ある。
ある。
11 着色データ記憶手段 12 第1のアドレスデータ記憶
手段 13 第2のアドレスデータ記憶
手段 14 着色データデータ書換え手
段 15 アドレスデータ書換え手段
手段 13 第2のアドレスデータ記憶
手段 14 着色データデータ書換え手
段 15 アドレスデータ書換え手段
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のアドレスを有し、各アドレスごと
に異なる着色データを記憶する着色データ記憶手段と、 表示画面の 各ドットに対応するアドレスを有し、各アド
レスに当該ドットの着色データに対応する前記着色デー
タ記憶手段のアドレスを指定するためのアドレスデータ
を記憶するアドレスデータ記憶手段と、表示画面の着色変更情報に基づいて、前記着色データ記
憶手段 に記憶されている着色データを書き換える着色デ
ータ書換え手段と、 前記着色変更情報と当該着色変更情報に基づく書換え前
の前記着色データ記憶手段に記憶された内容とに基づい
て、前記アドレスデータ記憶手段 に記憶されているアド
レスデータを書き換えるアドレスデータ書換え手段とを
具備したことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】前記アドレスデータ書換え手段は、前記着
色データ書換え手段の着色データの書換え処理により存
在しなくなった色のある場合、この色をこれに最も近い
色で補間するように構成されていることを特徴とする請
求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】前記アドレスデータ書換え手段は、表示画
面の着色のために予め定められた着色データと当該着色
データに対応する前記着色データ記憶手段のアドレスと
が対応付けられている変換テーブルを備え、 前記着色変更情報と当該着色変更情報に基づく書換え前
の前記着色データ記憶手段に記憶された内容とに基づい
て、前記変換テーブルを書き換え、 書換えられた変換テーブルに基づいて、アドレスデータ
記憶手段に記憶されているアドレスデータを書き換える
ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055084A JP2586360B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3055084A JP2586360B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291296A JPH04291296A (ja) | 1992-10-15 |
JP2586360B2 true JP2586360B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=12988854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3055084A Expired - Lifetime JP2586360B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586360B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61238092A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-23 | ソニー株式会社 | カラ−画像表示装置 |
JPH028892A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Fujitsu Ltd | グラフィックディスプレイ |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3055084A patent/JP2586360B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04291296A (ja) | 1992-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961008 |