JP2586322B2 - コンベア側枠の連結構造 - Google Patents
コンベア側枠の連結構造Info
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- JP2586322B2 JP2586322B2 JP6049811A JP4981194A JP2586322B2 JP 2586322 B2 JP2586322 B2 JP 2586322B2 JP 6049811 A JP6049811 A JP 6049811A JP 4981194 A JP4981194 A JP 4981194A JP 2586322 B2 JP2586322 B2 JP 2586322B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンベア側枠の連結構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンベア側枠の連結構造として以
下の如きものは知られている。即ち、左右一対の側枠
と、これら側枠に渡し止められる連結桟とを有してお
り、前記連結桟の左右端各々を少なくとも2本のボルト
・ナットによって側枠に固定するようにしたものは知ら
れている。
下の如きものは知られている。即ち、左右一対の側枠
と、これら側枠に渡し止められる連結桟とを有してお
り、前記連結桟の左右端各々を少なくとも2本のボルト
・ナットによって側枠に固定するようにしたものは知ら
れている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のコンベア側枠の連結構造
には以下の如き欠点があった。即ち、左右の側枠及び連
結桟の左右端部各々に、ボルト挿通用の、少なくとも2
個の貫通孔を形成し、それら貫通孔を組となるもの同士
を一致させ、その状態でボルトを貫通孔に挿通すると共
に、それらボルトにナットをねじ嵌めるという作業を行
なわなければならず、側枠と連結桟との連結作業が結構
面倒であるという欠点があった。
には以下の如き欠点があった。即ち、左右の側枠及び連
結桟の左右端部各々に、ボルト挿通用の、少なくとも2
個の貫通孔を形成し、それら貫通孔を組となるもの同士
を一致させ、その状態でボルトを貫通孔に挿通すると共
に、それらボルトにナットをねじ嵌めるという作業を行
なわなければならず、側枠と連結桟との連結作業が結構
面倒であるという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
左右一対の側枠と、側枠に渡し止められる連結桟とを有
しており、側枠の下面に長手方向に沿う嵌合溝が形成さ
れ、側枠の対向側面に長手方向に沿うT形溝(この明細
書において、T形溝とは、開口縁部に相互に対向する張
り出し縁が形成された溝をいい、断面形状がT字状の溝
以外のものであっても開口縁部に相互に対向する張り出
し縁が形成されたものを含むものである。)が形成さ
れ、連結桟の両端に形成された突起が嵌合溝に嵌められ
ると共に、連結桟の両端に形成された貫通孔を通じて、
T形溝内のナットにボルトがねじ嵌められているもので
ある。
解消するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
左右一対の側枠と、側枠に渡し止められる連結桟とを有
しており、側枠の下面に長手方向に沿う嵌合溝が形成さ
れ、側枠の対向側面に長手方向に沿うT形溝(この明細
書において、T形溝とは、開口縁部に相互に対向する張
り出し縁が形成された溝をいい、断面形状がT字状の溝
以外のものであっても開口縁部に相互に対向する張り出
し縁が形成されたものを含むものである。)が形成さ
れ、連結桟の両端に形成された突起が嵌合溝に嵌められ
ると共に、連結桟の両端に形成された貫通孔を通じて、
T形溝内のナットにボルトがねじ嵌められているもので
ある。
【0005】
【発明の作用】本発明は以下の如き作用をなすものであ
る。側枠の下面の嵌合溝に連結桟の両端の突起を嵌めた
後、連結桟の両端の貫通孔を通じてT形溝内のナットに
ボルトをねじ嵌めることによって、側枠と連結桟との連
結が完了する。
る。側枠の下面の嵌合溝に連結桟の両端の突起を嵌めた
後、連結桟の両端の貫通孔を通じてT形溝内のナットに
ボルトをねじ嵌めることによって、側枠と連結桟との連
結が完了する。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏側を、
右とは同表側をいう。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1紙面裏側を、
右とは同表側をいう。
【0007】図1に示す如く、ローラーコンベア1は、
基枠2と、この基枠2に以下に詳述する手段によって、
軸心を左右方向に向けるようにして前後方向に所定間隔
で回転自在に設けられた多数のキャリアーローラー3と
を有している。
基枠2と、この基枠2に以下に詳述する手段によって、
軸心を左右方向に向けるようにして前後方向に所定間隔
で回転自在に設けられた多数のキャリアーローラー3と
を有している。
【0008】前記基枠2は、アルミニウム押し出し型材
等からなる左右一対の側枠32と、これら左右の側枠3
2の下部に、前後方向に所定間隔で且つ左右のもの同士
が相互に対向するようにして設けられたアルミニウム押
し出し型材等からなる脚33と、これら脚33の下端に
取り付けられた金属板の折曲によって形成されている連
結具34と、左右において相互に対向する連結具34に
渡し止められたアルミニウム押し出し型材等からなる下
側連結桟35と、側枠32に前後方向に所定間隔で渡さ
れた金属板の折曲によって形成されている上側連結桟3
6とを有している。
等からなる左右一対の側枠32と、これら左右の側枠3
2の下部に、前後方向に所定間隔で且つ左右のもの同士
が相互に対向するようにして設けられたアルミニウム押
し出し型材等からなる脚33と、これら脚33の下端に
取り付けられた金属板の折曲によって形成されている連
結具34と、左右において相互に対向する連結具34に
渡し止められたアルミニウム押し出し型材等からなる下
側連結桟35と、側枠32に前後方向に所定間隔で渡さ
れた金属板の折曲によって形成されている上側連結桟3
6とを有している。
【0009】図3〜図5に基づいて連結具34等の詳細
について説明する。連結具34は、正面形状L字状の脚
固定部40と、この脚固定部40に設けられた側面形状
L字状の連結桟固定部42と、脚固定部40の水平部4
0bの縁に立ち上がり縁を形成することによって形成さ
れた溝状のナット挿入部41とを有している。前記ナッ
ト挿入部41に、ナット44が、脚固定部40に対して
相対回転しないようにして納められ、このナット44
に、脚固定部40の水平部40bに形成された貫通孔を
通じて、高さ調節ねじ45が下方からねじ嵌められてい
る。高さ調節ねじ45には脚固定部40の水平部40b
にその下面から当接させられるロックナット46がねじ
嵌められると共に、高さ調節ねじ45の下部には高さ調
節ねじ45をスパナ等によって回転させるためのナット
47が固定されている。また、高さ調節ねじ45の下端
には円錐台状の床当接部材48が回転自在に設けられて
いる。
について説明する。連結具34は、正面形状L字状の脚
固定部40と、この脚固定部40に設けられた側面形状
L字状の連結桟固定部42と、脚固定部40の水平部4
0bの縁に立ち上がり縁を形成することによって形成さ
れた溝状のナット挿入部41とを有している。前記ナッ
ト挿入部41に、ナット44が、脚固定部40に対して
相対回転しないようにして納められ、このナット44
に、脚固定部40の水平部40bに形成された貫通孔を
通じて、高さ調節ねじ45が下方からねじ嵌められてい
る。高さ調節ねじ45には脚固定部40の水平部40b
にその下面から当接させられるロックナット46がねじ
嵌められると共に、高さ調節ねじ45の下部には高さ調
節ねじ45をスパナ等によって回転させるためのナット
47が固定されている。また、高さ調節ねじ45の下端
には円錐台状の床当接部材48が回転自在に設けられて
いる。
【0010】前記脚固定部40の垂直部40aには、上
下一対の貫通孔50が形成され、これら貫通孔50の周
縁部にナット保持片51が切り起し形成され、これらナ
ット保持片51にナット52が、貫通孔50と同軸とな
るようにして保持されている。前記脚33には、高さ調
節ねじ45が嵌まる孔54が形成されると共に、高さ方
向にT形溝55が形成されている。前記T形溝55にナ
ット52を嵌める(ナット保持片51はT形溝55内に
嵌まり込むようになされている。)と共に、脚33の下
端をナット44に当接させた後、ボルト56を貫通孔5
0を通じてナット52にねじ嵌めることによって、脚3
3と連結具34とを連結することが出来る。前記した如
く、脚33の下端をナット44に当てることによって、
ナット44は脚33と水平部40bとに挾まれたかたち
となって、上下には移動しなくなる。
下一対の貫通孔50が形成され、これら貫通孔50の周
縁部にナット保持片51が切り起し形成され、これらナ
ット保持片51にナット52が、貫通孔50と同軸とな
るようにして保持されている。前記脚33には、高さ調
節ねじ45が嵌まる孔54が形成されると共に、高さ方
向にT形溝55が形成されている。前記T形溝55にナ
ット52を嵌める(ナット保持片51はT形溝55内に
嵌まり込むようになされている。)と共に、脚33の下
端をナット44に当接させた後、ボルト56を貫通孔5
0を通じてナット52にねじ嵌めることによって、脚3
3と連結具34とを連結することが出来る。前記した如
く、脚33の下端をナット44に当てることによって、
ナット44は脚33と水平部40bとに挾まれたかたち
となって、上下には移動しなくなる。
【0011】前記連結桟固定部42の垂直部42a及び
水平部42bに下側連結桟35を当接させた後、垂直部
42aに形成された貫通孔61を通じてボルト62を、
下側連結桟35のT形溝63に嵌められたナット64に
ねじ嵌めることによって、下側連結桟35と連結具34
とを連結することが出来る。なお、垂直部42aにナッ
ト保持片51と同様にナット保持片を切り起こし形成し
て、そのナット保持片によってナット64を保持するよ
うにしてもよい。
水平部42bに下側連結桟35を当接させた後、垂直部
42aに形成された貫通孔61を通じてボルト62を、
下側連結桟35のT形溝63に嵌められたナット64に
ねじ嵌めることによって、下側連結桟35と連結具34
とを連結することが出来る。なお、垂直部42aにナッ
ト保持片51と同様にナット保持片を切り起こし形成し
て、そのナット保持片によってナット64を保持するよ
うにしてもよい。
【0012】図6〜図9に基づいて上側連結桟36と側
枠32との連結構造等の詳細について説明する。前記左
右の側枠32の下面や側面にT形溝70が形成されてい
る。前記上側連結桟36は、垂直壁71と、この垂直壁
71の下端に連設された下部水平壁72と、この下部水
平壁72の縁部に連設された立ち上がり壁73と、垂直
壁71の上端に連設された上部水平壁74と、上部水平
壁74の左右端に連設された、貫通孔75を有する取付
耳76とを有している。前記垂直壁71の下部、下部水
平壁72及び立ち上がり壁73によって、収納溝77が
形成されている。この収納溝77には、側枠32間に渡
される、給電線・信号線等のコード等が収納される。前
記上側連結桟36の左右端には、具体的には、垂直壁7
1及び立ち上がり壁73の下側端には、側枠32の下面
に当接する張り出し部79が連設され、張り出し部79
の上端に、側枠32の下側のT形溝70に左右の遊びな
く嵌まる突起80が連設されている。このような構成に
よって、突起80を側枠32の下側のT形溝70に嵌め
た後、貫通孔75を通じてボルト81を貫通孔75に対
向する側部のT形溝70に嵌められたナット82にねじ
嵌めることによって、上側連結桟36は側枠32に取り
付けられる。
枠32との連結構造等の詳細について説明する。前記左
右の側枠32の下面や側面にT形溝70が形成されてい
る。前記上側連結桟36は、垂直壁71と、この垂直壁
71の下端に連設された下部水平壁72と、この下部水
平壁72の縁部に連設された立ち上がり壁73と、垂直
壁71の上端に連設された上部水平壁74と、上部水平
壁74の左右端に連設された、貫通孔75を有する取付
耳76とを有している。前記垂直壁71の下部、下部水
平壁72及び立ち上がり壁73によって、収納溝77が
形成されている。この収納溝77には、側枠32間に渡
される、給電線・信号線等のコード等が収納される。前
記上側連結桟36の左右端には、具体的には、垂直壁7
1及び立ち上がり壁73の下側端には、側枠32の下面
に当接する張り出し部79が連設され、張り出し部79
の上端に、側枠32の下側のT形溝70に左右の遊びな
く嵌まる突起80が連設されている。このような構成に
よって、突起80を側枠32の下側のT形溝70に嵌め
た後、貫通孔75を通じてボルト81を貫通孔75に対
向する側部のT形溝70に嵌められたナット82にねじ
嵌めることによって、上側連結桟36は側枠32に取り
付けられる。
【0013】前記上側連結桟36の下部水平壁72に位
置決め突起84が下側に切り出し形成されている。この
位置決め突起84に軸受85が当接するようにして軸受
85が軸心を前後方向に向けるようにして上側連結桟3
6に公知の手段によって固定されている。
置決め突起84が下側に切り出し形成されている。この
位置決め突起84に軸受85が当接するようにして軸受
85が軸心を前後方向に向けるようにして上側連結桟3
6に公知の手段によって固定されている。
【0014】図6、図10及び図11に基づいて、キャ
リアーローラー3の取付構造や回転手段について説明す
る。前記キャリアーローラー3が回転自在に嵌められた
ローラー軸4が、側枠32に設けられた左側の軸受6と
同右側の軸受7とに渡されている。なお、左側の軸受6
は1本のローラー軸4を支持するようになっているが、
右側の軸受7は2本のローラー軸4を支持するようにな
っている。
リアーローラー3の取付構造や回転手段について説明す
る。前記キャリアーローラー3が回転自在に嵌められた
ローラー軸4が、側枠32に設けられた左側の軸受6と
同右側の軸受7とに渡されている。なお、左側の軸受6
は1本のローラー軸4を支持するようになっているが、
右側の軸受7は2本のローラー軸4を支持するようにな
っている。
【0015】前記ローラーコンベア1は、搬送方向に沿
って物品Wよりも長い所定間隔で区分された複数のゾー
ン5を有しており、これらゾーン5には2つの右側の軸
受7に支持された4本のキャリアーローラー3がある。
って物品Wよりも長い所定間隔で区分された複数のゾー
ン5を有しており、これらゾーン5には2つの右側の軸
受7に支持された4本のキャリアーローラー3がある。
【0016】前記同一の右側の軸受7に支持された2本
のキャリアーローラー3が組となされ、この組となされ
たキャリアーローラー3間の下側に位置するようにし
て、軸受7に軸心を前後方向に向けた枢軸8によって、
軸受9が上下揺動自在に設けられ、この軸受9に、軸心
を左右方向に向け、且つ、軸心を前後のキャリアーロー
ラー3の軸心の中間に位置させるようにして、回転軸1
0が回転自在に嵌められ、この回転軸10に伝動ローラ
ー12及びホイール13が嵌め止められている。このよ
うな構成によって、軸受9を上側に揺動させて伝動ロー
ラー12を前後1組のキャリアーローラー3に当接させ
ることによって、伝動ローラー12の回転を前後1組の
キャリアーローラー3に伝達することが出来、他方、軸
受9を下側に揺動させて伝動ローラー12をキャリアー
ローラー3から離れさせることによって、伝動ローラー
12の回転がキャリアーローラー3に伝わらないように
することが出来る。本実施例においては、伝動ローラー
12を前後1組のキャリアーローラー3に当接させるこ
とにより、1つの伝動ローラー12で2本のキャリアー
ローラー3を回転させることができ、伝動ローラー12
の数を減らすことができるようになっているが、伝動ロ
ーラー12をキャリアーローラー3の真下に設け、1つ
の伝動ローラー12で1本のキャリアーローラー3のみ
を回転させるようにしてもよい。
のキャリアーローラー3が組となされ、この組となされ
たキャリアーローラー3間の下側に位置するようにし
て、軸受7に軸心を前後方向に向けた枢軸8によって、
軸受9が上下揺動自在に設けられ、この軸受9に、軸心
を左右方向に向け、且つ、軸心を前後のキャリアーロー
ラー3の軸心の中間に位置させるようにして、回転軸1
0が回転自在に嵌められ、この回転軸10に伝動ローラ
ー12及びホイール13が嵌め止められている。このよ
うな構成によって、軸受9を上側に揺動させて伝動ロー
ラー12を前後1組のキャリアーローラー3に当接させ
ることによって、伝動ローラー12の回転を前後1組の
キャリアーローラー3に伝達することが出来、他方、軸
受9を下側に揺動させて伝動ローラー12をキャリアー
ローラー3から離れさせることによって、伝動ローラー
12の回転がキャリアーローラー3に伝わらないように
することが出来る。本実施例においては、伝動ローラー
12を前後1組のキャリアーローラー3に当接させるこ
とにより、1つの伝動ローラー12で2本のキャリアー
ローラー3を回転させることができ、伝動ローラー12
の数を減らすことができるようになっているが、伝動ロ
ーラー12をキャリアーローラー3の真下に設け、1つ
の伝動ローラー12で1本のキャリアーローラー3のみ
を回転させるようにしてもよい。
【0017】前記軸受9の、枢軸8を境として伝動ロー
ラー12と逆側の上面にブレーキシュー14が設けられ
ている。このブレーキシュー14は、伝動ローラー12
が下側に揺動してキャリアーローラー3に当接しなくな
ると、シーソーの如く、上側に揺動してキャリアーロー
ラー3に当接して、キャリアーローラー3の回転を阻止
するものである。
ラー12と逆側の上面にブレーキシュー14が設けられ
ている。このブレーキシュー14は、伝動ローラー12
が下側に揺動してキャリアーローラー3に当接しなくな
ると、シーソーの如く、上側に揺動してキャリアーロー
ラー3に当接して、キャリアーローラー3の回転を阻止
するものである。
【0018】前記軸受9の下部には被作動片15が垂下
状に設けられ、この被作動片15の、枢軸8より下部を
軸受7に設けられたリニアーソレノイド等の作動装置1
6によって左側に押すことによって、伝動ローラー12
をキャリアーローラー3に当接させることが出来る。そ
して、作動装置16によって被作動片15を押さない
と、伝動ローラー12は自重および丸ベルト20のテン
ションによってキャリアーローラー3から離れる。伝動
ローラー12がキャリアーローラー3に当接しなくなる
と、上述のようにブレーキシュー14がキャリアーロー
ラー3に当接してキャリアーローラー3の回転を阻止す
る。すなわち、このような構成により、1つの作動装置
16でキャリアーローラー3を回転させたり、回転を阻
止したりすることができる。
状に設けられ、この被作動片15の、枢軸8より下部を
軸受7に設けられたリニアーソレノイド等の作動装置1
6によって左側に押すことによって、伝動ローラー12
をキャリアーローラー3に当接させることが出来る。そ
して、作動装置16によって被作動片15を押さない
と、伝動ローラー12は自重および丸ベルト20のテン
ションによってキャリアーローラー3から離れる。伝動
ローラー12がキャリアーローラー3に当接しなくなる
と、上述のようにブレーキシュー14がキャリアーロー
ラー3に当接してキャリアーローラー3の回転を阻止す
る。すなわち、このような構成により、1つの作動装置
16でキャリアーローラー3を回転させたり、回転を阻
止したりすることができる。
【0019】前記上側連結桟36に設けられた軸受85
に軸心を前後方向に向けるようにして常時回転の駆動回
転軸18が回転自在に嵌められている。前記駆動回転軸
18は平面から見てその軸心をキャリアーローラー3の
軸心と直交(ほぼ直交も含む。)させている。前記駆動
回転軸18はモーター(図示略)によって正逆いずれの
方向にも回転自在となされている。前記駆動回転軸18
に、ホイール13に対応してホイール19が嵌め止めら
れ、このホイール19とホイール13とに丸ベルト20
が掛け渡されている。このような構成によって、伝動ロ
ーラー12がキャリアーローラー3に当接した状態で丸
ベルト20が張って、駆動回転軸18の回転が伝動ロー
ラー12に伝わるようになされ、他方、伝動ローラー1
2がキャリアーローラー3から離れると丸ベルト20が
緩んで、駆動回転軸18の回転が伝動ローラー12に伝
わらないようになされている。
に軸心を前後方向に向けるようにして常時回転の駆動回
転軸18が回転自在に嵌められている。前記駆動回転軸
18は平面から見てその軸心をキャリアーローラー3の
軸心と直交(ほぼ直交も含む。)させている。前記駆動
回転軸18はモーター(図示略)によって正逆いずれの
方向にも回転自在となされている。前記駆動回転軸18
に、ホイール13に対応してホイール19が嵌め止めら
れ、このホイール19とホイール13とに丸ベルト20
が掛け渡されている。このような構成によって、伝動ロ
ーラー12がキャリアーローラー3に当接した状態で丸
ベルト20が張って、駆動回転軸18の回転が伝動ロー
ラー12に伝わるようになされ、他方、伝動ローラー1
2がキャリアーローラー3から離れると丸ベルト20が
緩んで、駆動回転軸18の回転が伝動ローラー12に伝
わらないようになされている。
【0020】図1に示す如く、基枠2の、各ゾーン5の
前部には、物品検知器23が設けられている。この物品
検知器23には、光・電波・音波等の信号を用いた透過
型又は反射型のセンサー類や、物品Wとの接触による機
械的なスイッチ類等を用いることができる。物品検知器
23によって物品Wが検知された場合、当該物品検知器
23が属するゾーン5の後続側のゾーン5に属する全て
の作動装置16が非作動状態(被作動片15を左側に押
さない状態)となって、伝動ローラー12がキャリアー
ローラー3に当たらない状態となり、他方、物品検知器
23によって物品Wが検知されない場合、作動装置16
を作動状態(被作動片15を左側に押す状態)として、
伝動ローラー12をキャリアーローラー3に当接させる
ようになされている。
前部には、物品検知器23が設けられている。この物品
検知器23には、光・電波・音波等の信号を用いた透過
型又は反射型のセンサー類や、物品Wとの接触による機
械的なスイッチ類等を用いることができる。物品検知器
23によって物品Wが検知された場合、当該物品検知器
23が属するゾーン5の後続側のゾーン5に属する全て
の作動装置16が非作動状態(被作動片15を左側に押
さない状態)となって、伝動ローラー12がキャリアー
ローラー3に当たらない状態となり、他方、物品検知器
23によって物品Wが検知されない場合、作動装置16
を作動状態(被作動片15を左側に押す状態)として、
伝動ローラー12をキャリアーローラー3に当接させる
ようになされている。
【0021】
【実施例の作用】次に実施例の作用を説明する。全ての
物品検知器23が物品Wを検知していない状態では、全
てのゾーン5の全てのキャリアーローラー3が回転して
いる。物品検知器23が搬送中の物品Wを検知すると、
その物品検知器23のあるゾーン5の後続側のゾーン5
の全ての作動装置16が非作動状態となって、当該後続
側ゾーン5の全てのキャリアーローラー3の回転を停止
させる。即ち、後続の物品Wは、直ぐ前方に物品Wがあ
ると衝突する手前で一旦停止されるようになる。従っ
て、物品Wが前方の物品Wを押したり又は前方の物品W
に衝突したりすることはない。前位のゾーン5の物品W
が送出されると、後続側のゾーン5の作動装置16が初
期状態に復元作動し、上記の如く一旦停止状態にされた
物品Wは再び前方に送られる。
物品検知器23が物品Wを検知していない状態では、全
てのゾーン5の全てのキャリアーローラー3が回転して
いる。物品検知器23が搬送中の物品Wを検知すると、
その物品検知器23のあるゾーン5の後続側のゾーン5
の全ての作動装置16が非作動状態となって、当該後続
側ゾーン5の全てのキャリアーローラー3の回転を停止
させる。即ち、後続の物品Wは、直ぐ前方に物品Wがあ
ると衝突する手前で一旦停止されるようになる。従っ
て、物品Wが前方の物品Wを押したり又は前方の物品W
に衝突したりすることはない。前位のゾーン5の物品W
が送出されると、後続側のゾーン5の作動装置16が初
期状態に復元作動し、上記の如く一旦停止状態にされた
物品Wは再び前方に送られる。
【0022】以下に変形例等について説明を加える。突
起80が嵌まる嵌合溝はT形溝70に限定されるもので
はない。
起80が嵌まる嵌合溝はT形溝70に限定されるもので
はない。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 側枠の下面の嵌合溝に連結桟の両端の突起を嵌めた
後、連結桟の両端の貫通孔を通じてT形溝内のナットに
ボルトをねじ嵌めることによって、側枠と連結桟との連
結が完了するので、連結桟と側枠との連結作業が従来に
比較して、楽となる。 請求項2の発明によれば、左右の側枠間に渡るコード
等を収納溝に収納することが出来るので、コード等の処
理が楽である。 請求項3の発明によれば、軸受を設定位置に簡単に取
り付けることが出来る。
の如き効果を奏するものである。 側枠の下面の嵌合溝に連結桟の両端の突起を嵌めた
後、連結桟の両端の貫通孔を通じてT形溝内のナットに
ボルトをねじ嵌めることによって、側枠と連結桟との連
結が完了するので、連結桟と側枠との連結作業が従来に
比較して、楽となる。 請求項2の発明によれば、左右の側枠間に渡るコード
等を収納溝に収納することが出来るので、コード等の処
理が楽である。 請求項3の発明によれば、軸受を設定位置に簡単に取
り付けることが出来る。
【図1】この発明の実施例を示す要部の簡略側断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図2のA部分の拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
図である。
【図7】図6のVII−VIII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】上側連結桟の端部の斜視図である。
【図10】図6のX−X線断面図である。
【図11】図6のXI−XI線断面図である。
32 側枠 36 上側連結桟 70 T形溝 75 貫通孔 80 突起 81 ボルト 82 ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の側枠と、側枠に渡し止められ
る連結桟とを有しており、側枠の下面に長手方向に沿う
嵌合溝が形成され、側枠の対向側面に長手方向に沿うT
形溝が形成され、連結桟の両端に形成された突起が嵌合
溝に嵌められると共に、連結桟の両端に形成された貫通
孔を通じて、T形溝内のナットにボルトがねじ嵌められ
ているコンベア側枠の連結構造。 - 【請求項2】 前記連結桟に左右方向に渡るコード等の
収納溝が形成されている請求項1記載のコンベア側枠の
連結構造。 - 【請求項3】 前記連結桟の下面に位置決め突起が下方
突出状に形成され、位置決め突起に軸受が当接するよう
にして軸受が連結桟に固定されている請求項1又は2記
載のコンベア側枠の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049811A JP2586322B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | コンベア側枠の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049811A JP2586322B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | コンベア側枠の連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232813A JPH07232813A (ja) | 1995-09-05 |
JP2586322B2 true JP2586322B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=12841516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6049811A Expired - Fee Related JP2586322B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | コンベア側枠の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586322B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6049811A patent/JP2586322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07232813A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |