JP2586094Y2 - 電話線接続ジャック装着ユニット - Google Patents
電話線接続ジャック装着ユニットInfo
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電話線プラグを差込み
接続する複数のプラグ差込み口を有する電話線接続ユニ
ットに関するものである。
接続する複数のプラグ差込み口を有する電話線接続ユニ
ットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来において、複数のプラグ差込み口を
具備して成る電話線接続ユニットが知られているが、従
来の電話線接続ユニットとしては、樹脂などによる外殻
に、６極６心タイプのプラグ差込み口と８極８心タイプ
のプラグ差込み口とを一体に組み合わせ配設した電話線
接続ユニットや、樹脂などによる外殻に、同タイプの複
数のプラグ差込み口を一体に組み合わせ配設した電話線
接続ユニットなどがある。
具備して成る電話線接続ユニットが知られているが、従
来の電話線接続ユニットとしては、樹脂などによる外殻
に、６極６心タイプのプラグ差込み口と８極８心タイプ
のプラグ差込み口とを一体に組み合わせ配設した電話線
接続ユニットや、樹脂などによる外殻に、同タイプの複
数のプラグ差込み口を一体に組み合わせ配設した電話線
接続ユニットなどがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】然しながら従来の構成
の電話線接続ユニットにおいては、プラグ差込み口の数
や種類が異なる電話線接続ユニットを新たに製造する際
には、新たな成形金型を用意する必要があるなど、製造
コストが非常にかかるといった問題があった。
の電話線接続ユニットにおいては、プラグ差込み口の数
や種類が異なる電話線接続ユニットを新たに製造する際
には、新たな成形金型を用意する必要があるなど、製造
コストが非常にかかるといった問題があった。
【０００４】又、前記従来の構成の電話線接続ユニット
を、アクセスフロアなどの二重床のフロアパネルに埋め
込み固定する場合もあるが、該電話線接続ユニット自体
の厚み（従来品で約３６ｍｍ）のために、フロアパネル
下の配線量が比較的少ない二重床、即ち、フロアパネル
と床との間隔（従来は３０ｍｍ程度）が狭い二重床の該
フロアパネルに埋め込み固定することが出来なかった。
を、アクセスフロアなどの二重床のフロアパネルに埋め
込み固定する場合もあるが、該電話線接続ユニット自体
の厚み（従来品で約３６ｍｍ）のために、フロアパネル
下の配線量が比較的少ない二重床、即ち、フロアパネル
と床との間隔（従来は３０ｍｍ程度）が狭い二重床の該
フロアパネルに埋め込み固定することが出来なかった。
【０００５】本考案は上記課題に鑑みて成されたもので
あり、その目的とするところは、複数のプラグ差込み口
を有して成る電話線接続ユニットを容易に構成出来るよ
うにした電話線接続ジャック装着ユニットを提供するこ
とにある。
あり、その目的とするところは、複数のプラグ差込み口
を有して成る電話線接続ユニットを容易に構成出来るよ
うにした電話線接続ジャック装着ユニットを提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本考案に記載の考案は、電話線プラグを差込
み接続するプラグ差込み口と、配線器具用の取付枠に係
止可能な係止爪と、配線器具用の取付枠に取付可能な大
きさにモジュール化された外殻と、を有する電話線接続
ジャックを装着する電話線接続ジャック装着ユニットで
あって、前記電話接続ジャックを着脱自在に嵌合装着す
る複数の装着部を具備した箱体から成る電話線接続ジャ
ック装着ユニットである。
に成された本考案に記載の考案は、電話線プラグを差込
み接続するプラグ差込み口と、配線器具用の取付枠に係
止可能な係止爪と、配線器具用の取付枠に取付可能な大
きさにモジュール化された外殻と、を有する電話線接続
ジャックを装着する電話線接続ジャック装着ユニットで
あって、前記電話接続ジャックを着脱自在に嵌合装着す
る複数の装着部を具備した箱体から成る電話線接続ジャ
ック装着ユニットである。
【０００７】
【作用】本考案によれば、通常は配線器具用の取付枠に
取付けることで広く一般に使用されている既存の電話線
接続ジャックを複数、着脱自在に嵌合装着することによ
り、複数のプラグ差込み口を有して成る電話線接続ユニ
ットを構成することができる。
取付けることで広く一般に使用されている既存の電話線
接続ジャックを複数、着脱自在に嵌合装着することによ
り、複数のプラグ差込み口を有して成る電話線接続ユニ
ットを構成することができる。
【０００８】又、本考案において、各装着部に装着され
た各電話線接続ジャック全てのプラグ差込み口が周縁面
部のみに配されるよう、前記複数の装着部を配して構成
することにより、前記電話線接続ユニットの薄型化が成
され、フロアパネル下の配線量が比較的少ないアクセス
フロアなどの二重床、即ち、フロアパネルと床との間隔
が狭い二重床の該フロアパネルにも、該電話線接続ユニ
ットを埋め込み固定することが可能となる。
た各電話線接続ジャック全てのプラグ差込み口が周縁面
部のみに配されるよう、前記複数の装着部を配して構成
することにより、前記電話線接続ユニットの薄型化が成
され、フロアパネル下の配線量が比較的少ないアクセス
フロアなどの二重床、即ち、フロアパネルと床との間隔
が狭い二重床の該フロアパネルにも、該電話線接続ユニ
ットを埋め込み固定することが可能となる。
【０００９】
【実施例】以下に本考案を、その一実施例を示す図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【００１０】図２は、本考案に係る一実施例を示す図で
あり、（ａ）は該電話線接続ジャック装着ユニット１を
示す平面図であり、（ｂ）は該電話線接続ジャック装着
ユニット１に複数の電話線接続ジャック１０，１０，・
・を装着して成る電話線接続ユニットを示す平面図であ
る。又、図１は、本考案一実施例の電話線接続ジャック
装着ユニット１を示す斜視図である。
あり、（ａ）は該電話線接続ジャック装着ユニット１を
示す平面図であり、（ｂ）は該電話線接続ジャック装着
ユニット１に複数の電話線接続ジャック１０，１０，・
・を装着して成る電話線接続ユニットを示す平面図であ
る。又、図１は、本考案一実施例の電話線接続ジャック
装着ユニット１を示す斜視図である。
【００１１】本実施例の電話線接続ジャック装着ユニッ
ト１は、電話線プラグ（図示せず）を差込み接続するプ
ラグ差込み口１０ａ及びモジュール化された外殻を有す
る複数の電話線接続ジャック１０，１０，・・・を着脱
自在に嵌合装着する複数の装着部２，２，・・・を有し
て成っている。図１及び図２に示す電話線接続ジャック
装着ユニット１は、５個の電話線接続ジャック１０を装
着出来るようになっているが、電話線接続ジャック装着
ユニット１に嵌合装着出来る電話線接続ジャック１０の
数は、本考案においては２個以上であればよい。以下、
詳細に説明する。
ト１は、電話線プラグ（図示せず）を差込み接続するプ
ラグ差込み口１０ａ及びモジュール化された外殻を有す
る複数の電話線接続ジャック１０，１０，・・・を着脱
自在に嵌合装着する複数の装着部２，２，・・・を有し
て成っている。図１及び図２に示す電話線接続ジャック
装着ユニット１は、５個の電話線接続ジャック１０を装
着出来るようになっているが、電話線接続ジャック装着
ユニット１に嵌合装着出来る電話線接続ジャック１０の
数は、本考案においては２個以上であればよい。以下、
詳細に説明する。
【００１２】該電話線接続ジャック装着ユニット１は、
樹脂などにより成形された略直方箱体形状のユニットで
あり、その周縁面部１ａに、複数の前記装着部２，２，
・・・が配されている。又、図２（ｂ）に示すように、
該電話線接続ジャック装着ユニット１の各装着部２，
２，・・・それぞれには、モジュール化された外殻を有
する複数の電話線接続ジャック１０，１０，・・・が嵌
合装着されるが、このとき、各電話線接続ジャック１
０，１０，・・・全てのプラグ差込み口１０ａ，１０
ａ，・・・が、前記周縁面部１ａのみに配されるように
なっている。なお、各電話線接続ジャック１０，１０，
・・・は、例えば図５に示すように、通常は配 線器具用
の取付枠１２に取付けることで広く一般に使用されてい
る既存のものであり、配線器具用の取付枠１２に取付可
能な大きさにモジュール化された外殻を有するものであ
る。
樹脂などにより成形された略直方箱体形状のユニットで
あり、その周縁面部１ａに、複数の前記装着部２，２，
・・・が配されている。又、図２（ｂ）に示すように、
該電話線接続ジャック装着ユニット１の各装着部２，
２，・・・それぞれには、モジュール化された外殻を有
する複数の電話線接続ジャック１０，１０，・・・が嵌
合装着されるが、このとき、各電話線接続ジャック１
０，１０，・・・全てのプラグ差込み口１０ａ，１０
ａ，・・・が、前記周縁面部１ａのみに配されるように
なっている。なお、各電話線接続ジャック１０，１０，
・・・は、例えば図５に示すように、通常は配 線器具用
の取付枠１２に取付けることで広く一般に使用されてい
る既存のものであり、配線器具用の取付枠１２に取付可
能な大きさにモジュール化された外殻を有するものであ
る。
【００１３】該電話線接続ジャック装着ユニット１を使
用して、図１（ｂ）に示すように、種類の異なる複数の
プラグ差込み口を有する電話線接続ユニットを構成する
場合、前記電話線接続ジャック装着ユニット１の各装着
部２，２，・・・それぞれに、プラグ差込み口１０ａの
種類が異なる複数の電話線接続ジャック１０，１０，・
・・それぞれを嵌合装着し、該電話線接続ジャック装着
ユニット１の箱体開口を塞ぐようにプレート蓋などを前
記電話線接続ジャック装着ユニット１に固定する。図１
においては該プレート蓋は省略した。又、前記電話線接
続ジャック１０が装着されない前記装着部２には、該装
着部２に嵌合する形状のブランクチップを、該装着部２
に嵌合装着しておく。尚、前記電話線接続ユニットを構
成する際に、前記プレート蓋は必ずしも設けなくともよ
い。
用して、図１（ｂ）に示すように、種類の異なる複数の
プラグ差込み口を有する電話線接続ユニットを構成する
場合、前記電話線接続ジャック装着ユニット１の各装着
部２，２，・・・それぞれに、プラグ差込み口１０ａの
種類が異なる複数の電話線接続ジャック１０，１０，・
・・それぞれを嵌合装着し、該電話線接続ジャック装着
ユニット１の箱体開口を塞ぐようにプレート蓋などを前
記電話線接続ジャック装着ユニット１に固定する。図１
においては該プレート蓋は省略した。又、前記電話線接
続ジャック１０が装着されない前記装着部２には、該装
着部２に嵌合する形状のブランクチップを、該装着部２
に嵌合装着しておく。尚、前記電話線接続ユニットを構
成する際に、前記プレート蓋は必ずしも設けなくともよ
い。
【００１４】図２には、前記装着部２の形状及び寸法
と、前記電話線接続ジャック１０の形状及び寸法とが示
されている。図２において、Ｌ１〜Ｌ６は長さ寸法を表
す。図２に示すように、前記装着部２は、モジュール化
された外殻を有する電話線接続ジャック１０を着脱自在
に嵌合装着出来るようになっている。該装着部２は、前
記電話線接続ジャック１０の要部の形状および寸法に合
わせた形状および寸法の孔（又は凹部）である。該装着
部２に前記電話線接続ジャック１０を嵌合装着する際
に、前記電話線接続ジャック１０に設けられた４つの係
止爪１０ｂが、前記装着部２の側部に設けられた係止溝
１ｂ，１ｂそれぞれに挿入されるようになっており、該
電話線接続ジャック１０が前記装着部２からずれないよ
うになっている。なお、前記４つの係止爪１０ｂは、配
線器具用の取付枠１２に取付ける際に取付枠１２に係止
するためのものである。
と、前記電話線接続ジャック１０の形状及び寸法とが示
されている。図２において、Ｌ１〜Ｌ６は長さ寸法を表
す。図２に示すように、前記装着部２は、モジュール化
された外殻を有する電話線接続ジャック１０を着脱自在
に嵌合装着出来るようになっている。該装着部２は、前
記電話線接続ジャック１０の要部の形状および寸法に合
わせた形状および寸法の孔（又は凹部）である。該装着
部２に前記電話線接続ジャック１０を嵌合装着する際
に、前記電話線接続ジャック１０に設けられた４つの係
止爪１０ｂが、前記装着部２の側部に設けられた係止溝
１ｂ，１ｂそれぞれに挿入されるようになっており、該
電話線接続ジャック１０が前記装着部２からずれないよ
うになっている。なお、前記４つの係止爪１０ｂは、配
線器具用の取付枠１２に取付ける際に取付枠１２に係止
するためのものである。
【００１５】尚、前記電話線接続ジャック１０の外殻寸
法については従来から様々なものがあるが、例えば、Ｌ
１が２８ｍｍ、Ｌ２が２３ｍｍ、Ｌ３が８ｍｍ、Ｌ４が
４２ｍｍの外殻寸法を有する電話線接続ジャック１０
を、前記装着部２に嵌合装着する場合には、前記電話線
接続ジャック１０の外形寸法に合わせて全ての装着部
２，２，・・・を構成する。上記寸法の電話線接続ジャ
ック１０を装着する電話線接続ジャック装着ユニット１
は、各電話線接続ジャック１０，１０間の取付けピッチ
Ｌ５が約４６ｍｍに構成され、該電話線接続ジャック装
着ユニット１の厚さ、即ち、前記周縁面部１ａの幅Ｌ６
が約２７ｍｍ程度に構成出来る。
法については従来から様々なものがあるが、例えば、Ｌ
１が２８ｍｍ、Ｌ２が２３ｍｍ、Ｌ３が８ｍｍ、Ｌ４が
４２ｍｍの外殻寸法を有する電話線接続ジャック１０
を、前記装着部２に嵌合装着する場合には、前記電話線
接続ジャック１０の外形寸法に合わせて全ての装着部
２，２，・・・を構成する。上記寸法の電話線接続ジャ
ック１０を装着する電話線接続ジャック装着ユニット１
は、各電話線接続ジャック１０，１０間の取付けピッチ
Ｌ５が約４６ｍｍに構成され、該電話線接続ジャック装
着ユニット１の厚さ、即ち、前記周縁面部１ａの幅Ｌ６
が約２７ｍｍ程度に構成出来る。
【００１６】又、該電話線接続ジャック装着ユニット１
には、複数本の電話線を束ねて成る電話線ケーブル１１
を固定するケーブル挿通孔３とケーブル固定金具４とが
具備されており、該ケーブル固定金具４に固定された前
記電話線ケーブル１１の各電話線は、各装着部２，２，
・・・それぞれに嵌合装着された各電話線接続ジャック
１０，１０，・・・それぞれに電気的接続される。尚、
全く同一の機能形態を有する電話線接続ジャック１０，
１０（例えば、８極８心タイプの電話線接続ジャック１
０と８極８心タイプの電話線接続ジャック１０など）同
士の接続であれば、電話線接続ジャック１０，１０同士
を送り配線することが出来る。
には、複数本の電話線を束ねて成る電話線ケーブル１１
を固定するケーブル挿通孔３とケーブル固定金具４とが
具備されており、該ケーブル固定金具４に固定された前
記電話線ケーブル１１の各電話線は、各装着部２，２，
・・・それぞれに嵌合装着された各電話線接続ジャック
１０，１０，・・・それぞれに電気的接続される。尚、
全く同一の機能形態を有する電話線接続ジャック１０，
１０（例えば、８極８心タイプの電話線接続ジャック１
０と８極８心タイプの電話線接続ジャック１０など）同
士の接続であれば、電話線接続ジャック１０，１０同士
を送り配線することが出来る。
【００１７】図３は、本考案に係る電話線接続ジャック
装着ユニット１を使用して構成したた電話線接続ユニッ
トの第１実施例を示す図であり、（ａ）は前記電話線接
続ジャック装着ユニット１に前記電話線接続ジャック１
０を３個装着して成る電話線接続ユニットを、（ｂ）は
前記電話線接続ジャック装着ユニット１に前記電話線接
続ジャック１０を４個装着して成る電話線接続ユニット
を、（ｃ）は前記電話線接続ジャック装着ユニット１に
前記電話線接続ジャック１０を５個装着して成る電話線
接続ユニットを示す。
装着ユニット１を使用して構成したた電話線接続ユニッ
トの第１実施例を示す図であり、（ａ）は前記電話線接
続ジャック装着ユニット１に前記電話線接続ジャック１
０を３個装着して成る電話線接続ユニットを、（ｂ）は
前記電話線接続ジャック装着ユニット１に前記電話線接
続ジャック１０を４個装着して成る電話線接続ユニット
を、（ｃ）は前記電話線接続ジャック装着ユニット１に
前記電話線接続ジャック１０を５個装着して成る電話線
接続ユニットを示す。
【００１８】上記第１実施例においては、複数の電話線
接続ジャック１０を、電話線接続ジャック装着ユニット
１の３か所の周縁面部１ａ，１ａ，１ａそれぞれに着脱
自在に嵌合装着した構成であったが、該第２実施例は、
複数の電話線接続ジャック１０全てを、電話線接続ジャ
ック装着ユニット１の１か所の周縁面部１ａに一列に並
べるように該電話線接続ジャック装着ユニット１に着脱
自在に嵌合装着した構成とした。該電話線接続ジャック
装着ユニット１は、複数の装着部２，２，・・・全て
を、一か所の周縁部１ａに配して構成されている。
接続ジャック１０を、電話線接続ジャック装着ユニット
１の３か所の周縁面部１ａ，１ａ，１ａそれぞれに着脱
自在に嵌合装着した構成であったが、該第２実施例は、
複数の電話線接続ジャック１０全てを、電話線接続ジャ
ック装着ユニット１の１か所の周縁面部１ａに一列に並
べるように該電話線接続ジャック装着ユニット１に着脱
自在に嵌合装着した構成とした。該電話線接続ジャック
装着ユニット１は、複数の装着部２，２，・・・全て
を、一か所の周縁部１ａに配して構成されている。
【００１９】図４は、本考案に係る電話線接続ジャック
装着ユニット１を使用して構成した電話線接続ユニット
の第２実施例を示す図である。該電話線接続ユニット
は、下型部１−１及び上型部１−２とから成る前記電話
線接続ジャック装着ユニット１と、電話線プラグ（図示
せず）を差込み接続するプラグ差込み口１０ａ及びモジ
ュール化された外殻を有する複数の前記電話線接続ジャ
ック１０，１０，・・・と、コンセント２１，２１と、
該コンセント２１，２１それぞれに電気的接続したコン
セントプラグＰとを具備して成っている。前記電話線接
続ジャック装着ユニット１は、複数の電話線接続ジャッ
ク１０を嵌合装着する装着部と、前記コンセント１０を
嵌合装着する装着部と、を具備し、下型部１−１及び上
型部１−２が分離出来るという以外は、上記実施例のも
のと同様である。該電話線接続ユニットは、前記上型部
１−２と前記下型部１−１とを分離し、該下型部１−１
に複数の電話線接続ジャック１０やコンセント２１を着
脱自在に嵌合装着したのち、上型部１−２と下型部１−
１とをねじなどにより固定して成る。
装着ユニット１を使用して構成した電話線接続ユニット
の第２実施例を示す図である。該電話線接続ユニット
は、下型部１−１及び上型部１−２とから成る前記電話
線接続ジャック装着ユニット１と、電話線プラグ（図示
せず）を差込み接続するプラグ差込み口１０ａ及びモジ
ュール化された外殻を有する複数の前記電話線接続ジャ
ック１０，１０，・・・と、コンセント２１，２１と、
該コンセント２１，２１それぞれに電気的接続したコン
セントプラグＰとを具備して成っている。前記電話線接
続ジャック装着ユニット１は、複数の電話線接続ジャッ
ク１０を嵌合装着する装着部と、前記コンセント１０を
嵌合装着する装着部と、を具備し、下型部１−１及び上
型部１−２が分離出来るという以外は、上記実施例のも
のと同様である。該電話線接続ユニットは、前記上型部
１−２と前記下型部１−１とを分離し、該下型部１−１
に複数の電話線接続ジャック１０やコンセント２１を着
脱自在に嵌合装着したのち、上型部１−２と下型部１−
１とをねじなどにより固定して成る。
【００２０】この様に、本実施例の電話線接続ジャック
装着ユニット１は、複数の電話線接続ジャック１０とコ
ンセント２１とを装着して成る複合型電話線接続ユニッ
トを構成することも可能である。尚、図４の実施例にお
いては、２つの電話線接続ジャック１０，１０を互いに
電気的接続し、一方の電話線接続ジャック１０を入力用
とし、他方の電話線接続ジャック１０を出力用としてい
るが、前記実施例の如く、該電話線接続ジャック装着ユ
ニット１に外部からの前記電話線ケーブル１１を固定
し、該電話線ケーブル１１の各電話線を、該電話線接続
ジャック１０，１０それぞれに電気的接続するようにし
てもよい。
装着ユニット１は、複数の電話線接続ジャック１０とコ
ンセント２１とを装着して成る複合型電話線接続ユニッ
トを構成することも可能である。尚、図４の実施例にお
いては、２つの電話線接続ジャック１０，１０を互いに
電気的接続し、一方の電話線接続ジャック１０を入力用
とし、他方の電話線接続ジャック１０を出力用としてい
るが、前記実施例の如く、該電話線接続ジャック装着ユ
ニット１に外部からの前記電話線ケーブル１１を固定
し、該電話線ケーブル１１の各電話線を、該電話線接続
ジャック１０，１０それぞれに電気的接続するようにし
てもよい。
【００２１】尚、以上の実施例においては、各装着部
２，２，・・・に嵌合装着される各電話線接続ジャック
１０，１０，・・・は、その外殻における要部の形状及
び寸法（図１の実施例において長さ寸法Ｌ１，Ｌ４な
ど）が同一であって、各電話線接続ジャック１０，１
０，・・・のプラグ差込み口１０ａの種類は同一でなく
てよい。即ち、本実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１には、例えば８極８心タイプや６極６心タイプや
６極４心タイプや６極２心タイプなどの電話線接続ジャ
ック１０など、プラグ差込み口１０ａの種類の異なる複
数の電話線接続ジャック１０を任意に組み合わせて装着
することが出来るので、種類の異なる複数のプラグ差込
み口１０ａを有して成る電話線接続ユニットを構成する
際にも、該電話線接続ユニットの構成部品の殆どを共通
化出来る。即ち、本実施例の電話線接続ジャック装着ユ
ニットを使用すれば、種類の異なる複数のプラグ差込み
口１０ａを有して成る電話線接続ユニットを、新たな金
型投資などをせずに安価に構成出来、ユーザーの需要に
応じた電話線接続ユニットを安価に提供出来る。
２，２，・・・に嵌合装着される各電話線接続ジャック
１０，１０，・・・は、その外殻における要部の形状及
び寸法（図１の実施例において長さ寸法Ｌ１，Ｌ４な
ど）が同一であって、各電話線接続ジャック１０，１
０，・・・のプラグ差込み口１０ａの種類は同一でなく
てよい。即ち、本実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１には、例えば８極８心タイプや６極６心タイプや
６極４心タイプや６極２心タイプなどの電話線接続ジャ
ック１０など、プラグ差込み口１０ａの種類の異なる複
数の電話線接続ジャック１０を任意に組み合わせて装着
することが出来るので、種類の異なる複数のプラグ差込
み口１０ａを有して成る電話線接続ユニットを構成する
際にも、該電話線接続ユニットの構成部品の殆どを共通
化出来る。即ち、本実施例の電話線接続ジャック装着ユ
ニットを使用すれば、種類の異なる複数のプラグ差込み
口１０ａを有して成る電話線接続ユニットを、新たな金
型投資などをせずに安価に構成出来、ユーザーの需要に
応じた電話線接続ユニットを安価に提供出来る。
【００２２】又、以上の実施例においては、各装着部
２，２，・・・に装着された各電話線接続ジャック１
０，１０，・・・の全てのプラグ差込み口１０ａ，１０
ａ，・・・が、前記電話線接続ジャック装着装置１の周
縁面部１ａのみに配されるように該電話線接続ジャック
装着装置１を構成しているので、該電話線接続ジャック
装着装置１を使用して構成した電話線接続ユニットは非
常に薄型になり、フロアパネル下の配線量が比較的少な
い二重床、即ち、フロアパネルと床との間隔が狭い二重
床の該フロアパネルにも、該電話線接続ユニットを埋め
込み固定することが可能となる。
２，２，・・・に装着された各電話線接続ジャック１
０，１０，・・・の全てのプラグ差込み口１０ａ，１０
ａ，・・・が、前記電話線接続ジャック装着装置１の周
縁面部１ａのみに配されるように該電話線接続ジャック
装着装置１を構成しているので、該電話線接続ジャック
装着装置１を使用して構成した電話線接続ユニットは非
常に薄型になり、フロアパネル下の配線量が比較的少な
い二重床、即ち、フロアパネルと床との間隔が狭い二重
床の該フロアパネルにも、該電話線接続ユニットを埋め
込み固定することが可能となる。
【００２３】尚、前記装着部２を、前記周縁面部１ａの
みならず、電話線接続ジャック装着ユニット１の平面部
に配してもよい。又、前記電話線接続ジャック１０を、
前記電話線接続ジャック装着ユニット１の周縁面部１ａ
より差込み嵌合するように、前記装着部２を構成しても
よい。
みならず、電話線接続ジャック装着ユニット１の平面部
に配してもよい。又、前記電話線接続ジャック１０を、
前記電話線接続ジャック装着ユニット１の周縁面部１ａ
より差込み嵌合するように、前記装着部２を構成しても
よい。
【００２４】
【考案の効果】以上の如く構成した本考案の電話線接続
ジャック装着ユニットを使用すれば、既存の電話線接続
ジャックを使用して、複数のプラグ差込み口を有して成
る電話線接続ユニットを構成出来る。
ジャック装着ユニットを使用すれば、既存の電話線接続
ジャックを使用して、複数のプラグ差込み口を有して成
る電話線接続ユニットを構成出来る。
【００２５】又、前記電話線接続ジャック装着ユニット
の各装着部に装着された各電話線接続ジャック全てのプ
ラグ差込み口が周縁面部のみに配されるように前記電話
線接続ジャック装着ユニットを構成すれば、フロアパネ
ルと床との間隔が狭い二重床の該フロアパネルにも、前
記電話線接続ユニットを埋め込み固定することが可能と
なる。
の各装着部に装着された各電話線接続ジャック全てのプ
ラグ差込み口が周縁面部のみに配されるように前記電話
線接続ジャック装着ユニットを構成すれば、フロアパネ
ルと床との間隔が狭い二重床の該フロアパネルにも、前
記電話線接続ユニットを埋め込み固定することが可能と
なる。
【図１】本考案一実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１を示す斜視図。
ット１を示す斜視図。
【図２】本考案一実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１を示す図であり、（ａ）は該電話線接続ジャック
装着ユニット１を示す平面図であり、（ｂ）は該電話線
接続ジャック装着ユニット１に複数の電話線接続ジャッ
ク１０，１０，を装着して成る電話線接続ユニットを示
す平面図である。
ット１を示す図であり、（ａ）は該電話線接続ジャック
装着ユニット１を示す平面図であり、（ｂ）は該電話線
接続ジャック装着ユニット１に複数の電話線接続ジャッ
ク１０，１０，を装着して成る電話線接続ユニットを示
す平面図である。
【図３】本考案一実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１を使用して構成した電話線接続ユニットの第１実
施例を示す図であり、（ａ）は前記電話線接続ジャック
装着ユニット１に前記電話線接続ジャック１０を３個装
着して成る電話線接続ユニットを、（ｂ）は前記電話線
接続ジャック装着ユニット１に前記電話線接続ジャック
１０を４個装着して成る電話線接続ユニットを、（ｃ）
は前記電話線接続ジャック装着ユニット１に前記電話線
接続ジャック１０を５個装着して成る電話線接続ユニッ
トを示す。
ット１を使用して構成した電話線接続ユニットの第１実
施例を示す図であり、（ａ）は前記電話線接続ジャック
装着ユニット１に前記電話線接続ジャック１０を３個装
着して成る電話線接続ユニットを、（ｂ）は前記電話線
接続ジャック装着ユニット１に前記電話線接続ジャック
１０を４個装着して成る電話線接続ユニットを、（ｃ）
は前記電話線接続ジャック装着ユニット１に前記電話線
接続ジャック１０を５個装着して成る電話線接続ユニッ
トを示す。
【図４】本考案一実施例の電話線接続ジャック装着ユニ
ット１を使用して構成した電話線接続ユニットの第２実
施例を示す図。
ット１を使用して構成した電話線接続ユニットの第２実
施例を示す図。
【図５】本考案一実施例の電話線接続ジャックを、配線
器具用の取付枠に取り付けた状態を示す図。
器具用の取付枠に取り付けた状態を示す図。
１ 電話線接続ジャック装着ユニット １ａ 周縁面部 ２ 装着部 ３ ケーブル挿通孔 ４ ケーブル固定金具 １０ 電話線接続ジャック １０ａ プラグ差込み孔 １１ 電話線ケーブル ２１ コンセント
Claims (2)
- 【請求項１】 電話線プラグを差込み接続するプラグ差
込み口と、配線器具用の取付枠に係止可能な係止爪と、
配線器具用の取付枠に取付可能な大きさにモジュール化
された外殻と、を有する電話線接続ジャックを装着する
電話線接続ジャック装着ユニットであって、前記電話接
続ジャックを着脱自在に嵌合装着する複数の装着部を具
備した箱体から成る電話線接続ジャック装着ユニット。 - 【請求項２】 各装着部に装着された各電話線接続ジャ
ック全てのプラグ差込み口が周縁面部のみに配されるよ
う、前記複数の装着部を配したことを特徴とする請求項
１に記載の電話線接続ジャック装着ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993007649U JP2586094Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電話線接続ジャック装着ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993007649U JP2586094Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電話線接続ジャック装着ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668341U JPH0668341U (ja) | 1994-09-22 |
| JP2586094Y2 true JP2586094Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=11671673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993007649U Expired - Fee Related JP2586094Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電話線接続ジャック装着ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586094Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5302013B2 (ja) * | 2009-01-06 | 2013-10-02 | 株式会社岡村製作所 | コンセントボックス |
| JP5801102B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2015-10-28 | 日本圧着端子製造株式会社 | 組み付けコネクタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6258945U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-11 | ||
| JPS6257451U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-09 | ||
| JPH0160461U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-17 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1993007649U patent/JP2586094Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668341U (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |