JP5801102B2 - 組み付けコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、組み付けコネクタに関するものである。
図8に示されるように、絶縁性の合成樹脂成形体からなるフードハウジングと、絶縁性の合成樹脂成形体に複数個のコンタクトを嵌合方向に整列配置させたコアハウジングとに分割された組み付けコネクタがある。
特許文献1記載の技術は、コアハウジング(端子台)をフードハウジング(端子ハウジング)に組み付ける際、コンタクト(オス型端子)に損傷を与えずに、組み付けを容易にするものである。コアハウジング(端子台)にはガイドピン(ガイド部)が形成され、フードハウジング(端子ハウジング)にはそれを受け入れるガイド孔(ガイド挿入孔)が形成されていて、両者の協働によってコアハウジング(端子台)と、フードハウジング(端子ハウジング)との位置決め作業を容易化させるものである。
ガイドピン(ガイド部)は、コアハウジング(端子台)の前面両端に一対備わり、コンタクト(オス型端子)と同様嵌合方向に沿って延びるとともに、並行するコンタクト(オス型端子)よりも先端がより前方に延びている。ガイドピン(ガイド部)を受け入れるガイド孔(ガイド挿入孔)は、フードハウジング(端子ハウジング)前面両端に備わり、ガイドピン(ガイド部)と同様嵌合方向に沿って延びている。なお、特許文献1で使用されている用語を( )内に記した。
特開2007−42529号公報
このようなコネクタの組み付け作業は、一般的に、コアハウジングの前面をフードハウジングの前面に正対させ、両者の前面同士の平行姿勢を維持した状態で、ガイドピン先端がガイド孔入口に架かるよう目視で位置決めをおこない、架かり合ったところから水平移動の嵌合動作に移行し、最終的にコアハウジングをフードハウジングの所定の位置に嵌合させる作業である。
確かに、特許文献1記載の技術によれば、ガイドピンと、ガイド孔とは協働して位置決め作業の見極めを助け、コアハウジングのフードハウジングに対する組み付け作業の誤りを防ぐとともに、予定外の操作によって生じるコンタクトの損傷を防ぐものではある。
しかし、組み付けの際、コアハウジングは、フードハウジングに対し前面同士を正対させた平行姿勢が求められ、且つ、コアハウジングは、嵌合方向に延びるコンタクトの先端よりもさらに前方に延びるガイドピンを備えているので、組み付け作業の際、ガイドピンが無い状態に比べ、この延びた分、コアハウジングを後方向に後退させる必要がある。また、位置決め作業をおこなうためには調整ストローク(調整に要するスペース)が必要であるが、ガイドピンとガイド孔との位置決めは、同一平面上で両者の先端同士を突き合わせるようにして行われるのが一般的であるから、調整ストローク分のスペースも、コアハウジングの後方に必要となる。すなわち、組み付け作業におけるコアハウジングの必要後方スペースは、ガイドピンのストローク分と、調整ストローク分との総和ということになる。このことは、後方に十分なスペース的余裕の確保を強いるもので、例えば箱体の内部
にこの一対のハウジングを含むユニット一式が組み込まれる場合には、この箱体の大型化を招くこととなる。
また、ガイドピンをガイド孔に挿入する位置決め操作は、水平面上で行なわなければならず、上方からの目視確認では勘に頼る部分が生じる結果、ハウジングの組み付け作業を困難にしている。
さらに、組み付け作業が行ない難い結果、コアハウジングを組み付ける際、コンタクトを誤ってフードハウジング本体に衝突させてしまい、折損等不具合を招くおそれがある。
本発明は、前記課題に鑑みなされたもので、コアハウジングをフードハウジングに組み付ける際、ガイド機能を有し、且つ、必要後方スペースを相対的に減少せしめ、ユニット一式が組み込まれる態様の場合でも箱体の小型化を図り得る組み付けコネクタ、及びそのようなコネクタの組み付け方法を提供することを目的とする。
この発明の別の目的は、組み付けコネクタにおいて、位置決めの視認性をよくし作業を行ないやすくすることである。
この発明のさらに別の目的は、組み付けコネクタにおいて、コンタクトの折損等不具合をより確実に抑制できるようにすることである。
前記目的を達成するため、本発明に係る組み付けコネクタは、(1)金属製のコンタクトを複数個配列した合成樹脂製の第1ハウジングと、この第1ハウジングと組み付け合う合成樹脂製の第2ハウジングと、前記第1ハウジングの幅方向に離間して備わり互いに遠のく方向に延在した先端部を有する一対のガイドピンと、前記一対のガイドピンを案内して位置調整を補助するために備わり互いに前記幅方向に直交して延びる嵌合方向に沿って並行するように突設された前記第2ハウジングの一対のガイド支柱と、この一対のガイド支柱の夫々対向面に形成された前記嵌合方向に沿って延びる溝部と、前記ガイド支柱の前記幅方向及び前記嵌合方向の双方に直交して延びる上下方向の上面に形成された、前記ガイドピンの先端部を前記上方向から下降させるようにして前記溝部に導入するための導入口と、を備え、前記一対のガイドピンの先端部が前記溝部において摺動自在であるところに特徴を有するものである。
本発明によれば、第1ハウジングのガイドピンを、第2ハウジングのガイド支柱に形成された溝部にスライドさせることで組み付け作業をスムーズに行なうことができ、この溝部への導入はガイドピンの先端部をガイド支柱の上面に形成された導入口を通して行なうことができる。これにより、第1ハウジングを第2ハウジングに対して上方向から組み付けることができる。したがって、例えば箱体の内部にこの一対のハウジングを含むユニット一式が組み込まれる場合には、必要後方スペースが相対的に減少するので、この箱体の小型化を達成できる。
また、第1ハウジングを第2ハウジングに対して上方向から組み付けることができるので、ガイドピンの先端部と、ガイド支柱の導入口との位置決めの目視確認が的確に行なえる。したがって、組み付けの作業性が向上する。
さらに、ガイドピンと、ガイド支柱とが協働してハウジング同士の位置調整ができるので、組み付け作業でハウジング同士の位置ズレは生じない。これによって、位置ズレが原因で生じる予定外の衝撃がコンタクトにかかることが無い。したがって、コンタクトの折損等不具合の発生が効果的に抑制されている。
更に好ましくは、本発明に係る組み付けコネクタは、(2)前記ガイドピンの先端部の延びる方向の断面形状が略矩形で、前記嵌合方向に沿って延びる長手寸法L1、前記長手寸法に直交する高さ寸法L2,及び前記溝部の前記上下方向に沿って延びる高さ寸法L3の関係が次式、L2<L3<L1、で表されるところに特徴を有する(1)記載のものである。
この発明によれば、第1ハウジングを傾けた姿勢では、ガイドピンの先端部は溝部を通過できず、第1ハウジングの前面を第2ハウジングの前面に正対させた姿勢でのみ、ガイドピンの先端部は溝部を通過できる。これにより、ガイドピンの先端部が導入口を通過して溝部に収まると、第1ハウジングは第2ハウジングに対して前面同士を正対させた姿勢をとるように変化する。これにより、組み付け作業はスムーズに進められる。したがって、作業性が一層向上する。
更に好ましくは、本発明に係る組み付けコネクタは、(3)前記溝部の導入口に臨む前記溝部を構成する上壁面の側面下端にテーパー面が形成されているところに特徴を有する(1)又は(2)のうち一項記載のものである。
この発明によれば、導入口に臨む上壁面の側面下端にテーパー面が形成されているので、第1ハウジングの前傾姿勢から水平姿勢への姿勢制御がスムーズに進められる。したがって、組み付け作業性が一層向上する。
更に好ましくは、本発明に係る組み付けコネクタは、(4)前記ガイドピンの先端部の延びる方向の上面構造が前記嵌合方向から反嵌合方向にかけて上方に膨らみを持った曲面を有するところに特徴を有する(2)又は(3)記載のものである。
この発明によれば、ガイドピンの先端部の上面が組み付け方向から反組み付け方向にかけて上方に膨らみを持った曲面を有するので、第1ハウジングの前傾姿勢から水平姿勢への姿勢変化がスムーズに進められる。したがって、組み付け作業性が一層向上する。
本発明に係るコネクタの組み付け方法は、(5)上記(2)記載の組み付けコネクタの組み付け方法であって、前記第1ハウジングを前傾させて前記ガイドピンの先端部を前記第2ハウジングの溝部に、前記上方向から下降させて前記導入口を通して導入するステップと、前記先端部と前記溝部との協働によって前傾姿勢を水平姿勢に変えるステップと、水平姿勢で移動して前記第1ハウジングが前記第2ハウジングに収容されるステップと、を有する方法である。
この発明によれば、第1ハウジングは前傾姿勢でガイドピンの先端部を上方向から導入口を通して溝部に導入されるので、箱体の小型化が達成される。
また、前傾姿勢から水平姿勢に姿勢制御がなされるので、組み付け作業をスムーズに行なうことができる。したがって、作業性が向上する。
本発明の実施形態に係るコアハウジング、フードハウジングの組み付け前の外観斜視図である。 同コアハウジングの要部拡大図で、(A)はコアハウジングの側面図、(B)はガイドピンの側面図である。 同フードハウジングの要部拡大図で、(A)はフードハウジングの側面図、(B)はガイド支柱の側面図である。 同フードハウジング、コアハウジング、及び筺体の外観斜視図であり、(A)は組み付けまえ、(B)は組み付け後の筺体外部の外観斜視図であり、(C)は組み付け後の筺体内部の外観斜視図である。 同回路基板に実装されたコアハウジングを筺体に取り付けられたフードハウジングに組み付けるところの外観斜視図であり、(A)は全体図、(B)は要部拡大図である。 同組み付け作業の工程図であり、(A)は前傾姿勢段階であり、(B)は水平姿勢段階であり、(C)は組み付け完了段階である。 同組み付け作業の要部拡大図であり、(A)は前傾姿勢段階であり、(B)は水平姿勢段階であり、(C)は組み付け完了段階である。 従来技術の組み付けコネクタの断面図である。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの実施形態によって限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で実施することができる。図1は、本発明の実施形態に係るコアハウジング、フードハウジングの組み付け前の外観斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るコアハウジングの要部拡大図で、(A)はコアハウジングの側面図、(B)はガイドピンの側面図である。図3は、本発明の実施形態に係るフードハウジングの要部拡大図で、(A)はフードハウジングの側面図、(B)はガイド支柱の側面図である。なお、特許請求の範囲の「第1ハウジング」は、「コアハウジング」を含み、「第2ハウジング」は、「フードハウジング」を含むものとする。
本発明の実施形態に係る組み付けコネクタ1は、図1に示されるように、コアハウジング10と、フードハウジング20とからなる。コアハウジング10は、フードハウジング20に穿設された収容孔31に前面側から組み付けられる。正しい姿勢で組み付けられると双方に備わるロック機構が作動して正規組み付け姿勢が固定される。
コアハウジング10は、図1、図2に示されるように、幅方向に長く、厚み方向に薄い扁平矩形状の合成樹脂成形体である。コアハウジング10は、2列に亘って幅方向に複数本のヘッダーピン38(コンタクト)を配列する。ヘッダーピン38は、銅合金の細線を鉤形状に加工して表面をめっきしたものである。ヘッダーピン38の長辺側は、コアハウジング10の本体を嵌合方向に貫通するとともに、端部には、図示しない相手側コネクタの接触片に電気的に接続する接触部380を備えている。接触部380は、コアハウジング10の前面16から嵌合方向に沿って真直ぐ前方に延びるとともに、反嵌合方向の後方に、コアハウジング10の圧入孔で固定される図示しない固定部を備えている。ヘッダーピン38の短辺側は、図示しない回路基板の接続パッドに半田で固着される接続部381を備えている。接続部381は、後面15から後方に配出され先端で直角下方に向かい、終端が回路基板の接続パッドに達する。コアハウジング10は、回路基板の縁部に実装される。
コアハウジング10は、図1、図2に示されるように、前面16から後面15まで嵌合方向に沿って貫通した圧入孔を格子状に形成するとともに、この圧入孔でヘッダーピン38を格子状に整列固定する。コアハウジング10は、上面12の幅方向両端部に一対のガイドピン17、17を形成するとともに、ガイドピン17、17のやや内側、及び左右側面14、14に、周囲の面から一段低くなった矩形状のロック受け部19を形成する。ロック受け部19は、フードハウジング20の図示しないロック爪と協働して、双方ハウジング10、20の正規組み付け状態を固定する。コアハウジング10は、ネジ式用の孔を穿った固定部18、18を左右側面14、14下端に側方に張り出すように形成している。コアハウジング10は、固定部18、18で回路基板の縁部に固定される。
一対のガイドピン17、17は、図1、図2に示されるように、コアハウジング10の上面12の左右縁部付近に形成されている。ガイドピン17は、本体(コアハウジング)と一体的に成形され、厚み(上下)方向に延びた台座部171と、幅方向に張り出したガイド部172とを備えている。台座部171は、コアハウジング10の上面12縁部付近に備わり、片持ち梁状のガイド部172をその端部で支持している。ガイド部172は、台座部171の端部からヘッダーピンの延びる方向とは直交する面上を幅方向に延びるとともに、自由端の先端は、コアハウジング10の本体外郭よりも更に外に向かって延びている。
ガイド部172は、図1、図2に示されるように、断面形状をほぼ一定にして延びるとともに、自由端の先端部はフードハウジング20の溝部28に摺動自在にスライドするスライド部17aが形成されている。スライド部17aは、前面175a、後面175b、底面173、及び上面174で構成されるとともに、上半分は曲面で構成されている。コアハウジング10をフードハウジング20に組み付ける際、スライド部17aは溝部28を摺動自在に嵌合方向に進むことで、双方ハウジング10、20を正規組み付け位置に嵌め合わせる。
フードハウジング20は、図1、図3に示されるように、板状の基底部30、基底部30の前面に前フード21、及び後面に後フード26を備えている。基底部30は、コアハウジング10を収容するための扁平矩形状に穿設された収容孔31を備えている。前フード21は、基底部30の前面に形成された、収容孔31周縁に立ち上がった壁である。前フード21は、上辺22、下辺23、及び左右側辺24、24で構成されている。後フー
ド26は、収容孔31周縁に立ち上がった、基底部30後面に形成された壁である。
前フード21は、図1、図3に示されるように、上辺22の左右角部に一対のガイド支柱27、27を備えるとともに、上辺22の内周面、及び左右側辺24、24の内周面にコアハウジング10のロック受け部19に係合する図示しないロック爪を備えている。正しい組み付け姿勢で、コアハウジング10がフードハウジング20に組み付けられると、ロック爪がロック受け部19に係止して正規組み付け姿勢が固定される。
ガイド支柱27、27は、図1、図3に示されるように、基底部30の前面で収容孔31周縁の左右側端上方を基底にして突設されている。ガイド支柱27、27の下端の周面は、前フード21の角部周面と一部共通するように前フード21と一体的に形成されている。一対のガイド支柱27、27は、並行して形成されるとともに、対向する内側面には、凹状の溝部28、28が開口面を対向させて、それぞれ嵌合方向に沿って前端から後方に向かって形成されている。
ガイド支柱27の溝部28は、図1、図3に示されるように、ガイドピン17のスライド部17aが摺動自在にスライドするところである。溝部28は、上壁281、下壁282、及び奥壁283で構成されている。溝部28の前面(入口側)は、壁面が無い間口部280であるとともに、溝部28の上壁281の前端部は、上壁281の一部が切り欠かれた導入口29が形成されている。このように溝部28は、前面の間口部280からこれに続く上壁281の導入口29にかけての部分が外部に開口されている。コアハウジング10に備わるガイドピン17のスライド部17aは、この上壁281に形成された導入口29から前面の間口部280にかけての開口を通して溝部28に導入される。溝部28は、上壁281に導入口29を備えているので、コアハウジング10を上方から下降させるようにしてガイドピン17のスライド部17aをガイド支柱27の溝部28に導入できる。
〔組み付け〕
ハウジング同士の組み付けについて説明する。図4は、本発明の実施形態に係るフードハウジング、コアハウジング、及び筺体の外観斜視図であり、(A)は組み付けまえ、(B)は組み付け後の筺体外部の外観斜視図であり、(C)は組み付け後の筺体内部の外観斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係る回路基板に実装されたコアハウジングを筺体に取り付けられたフードハウジングに組み付けるところの外観斜視図であり、(A)は全体図、(B)は要部拡大図である。
コネクタ1の組み付けは、図4に示されるように、筺体50(箱体)の一側面の外側に装着されたフードハウジング20に、回路基板40に実装された状態のコアハウジング10を嵌め込む態様でおこなわれる。筺体50は、図示しない蓋が別体になったアルミニューム合金製の箱体である(図4では、一側面だけを取り出している)。フードハウジング20は、筺体50の一側面に横長の貫通孔51が穿設された段差部53にシール材61を介して装着される。フードハウジング20は、筺体50のネジ孔52にネジ60で固定される。組み付け面間にシール材61が介在し機密性が確保されている。これにより、筺体50内部への水滴や異物の進入は効果的に防がれている。
コアハウジング10は、図4に示されるように、矩形状の回路基板40の一辺に張り出した張り出し部40aに装着されている。コアハウジング10は、筺体50に穿たれた貫通孔51の内側でフードハウジング20に組み付けられる。このとき回路基板40は、筺体50内部に納まる。
〔組み付け作業〕
組み付け作業は、図5に示されるように、筺体50の内側で行なわれる。筺体50は、シール材を介して図示しない蓋がされ機密性が確保された状態で車に搭載される。筺体50は、スペース効率の点から小型化が望まれている。コアハウジング10と、フードハウジング20との組み付けは、限られたスペースの中(筺体の内側)で行なわれる。コアハウジング10がフードハウジング20に組み付けられ、筺体50内に回路基板40が収容された後、蓋が被せられる。
組み付け作業について、図6、図7を参照しながら、詳細に説明する。図6は、本発明の実施形態に係る組み付け作業の工程図であり、(A)は前傾姿勢段階であり、(B)は水平姿勢段階であり、(C)は組み付け完了段階である。図7は、本発明の実施形態に係る組み付け作業の要部拡大図であり、(A)は前傾姿勢段階であり、(B)は水平姿勢段階であり、(C)は組み付け完了段階である。
組み付け作業の前傾姿勢段階は、図6及び図7の(A)に示されるように、回路基板40の張り出し部40aに装着されたコアハウジング10のガイドピン17、17を、筺体50の一側面に取り付けられたフードハウジング20のガイド支柱27、27に、回路基板40を前傾させた姿勢で位置決めをし、ガイドピン17、17のスライド部17a、17aを上方から下降させるようにして、ガイド支柱27、27の導入口29、29に導入する段階である。
このように導入は、スライド部17a、17aと導入口29、29との位置決めを上方から確認しながら、回路基板40を前傾させた姿勢で行なうことができる。
スライド部17a、17aが導入口29、29に導入されると、回路基板40は、前方ではコアハウジング10のガイドピン17、17を支点にしてフードハウジング20のガイド支柱27、27に吊り下げられた状態で支持され、後方では自由に上下可動の状態で、上方に持ち上げられた姿勢で作業者に保持されている。
このとき、前傾姿勢は、20〜90度が好ましく、さらに好ましくは、30〜60度、一層好ましくは、30〜45度である。また、下降させる角度は、真下に下ろしてもよいし、10〜30度の角度をつけてもよい。回路基板40を垂直に立てた姿勢(前傾姿勢90度)で、垂直方向に下降させて導入する態様であってもよい。筺体内が狭く、ほとんど後方スペースが確保されていない場合は、このような大きな前傾姿勢で真下に下ろす態様が選択される場合もあるだろう。
組み付け作業の水平姿勢段階は、図6及び図7の(B)に示されるように、ガイドピン17、17のスライド部17a、17aが導入口29、29を通過してガイド支柱27、27の溝部28、28に達し、底面173が下壁282表面に接した状態になる。このとき、回路基板40は、前傾姿勢を水平姿勢に変えるとともに、コアハウジング10と、フードハウジング20とは、前面同士を正対させている。この姿勢のまま水平移動させると、双方ハウジング10、20は正しい組み付け位置で嵌合される。
前傾姿勢から水平姿勢への変化は、上記した、前方ではガイドピン17、17を支点にしてガイド支柱27、27に吊り下げられ、後方では自由に上下可動の状態で、上方に持ち上げられた姿勢で作業者に保持されている回路基板40を、後方の保持を緩め自然に降下させることで漸次水平姿勢に近づけるものである。つまり、この変化は、熟練を要する操作を要するものではなく、安定化しようとする力を利用するものである。
若干組み付け方向に挿入力を加えながら回路基板40後方を下降させていくと、回路基板40は、ガイド支柱27、27で支持されたガイドピン17、17を中心にして、反時計回りに回転する(図6及び図7の図面上)。このとき挿入力を加えているので、回路基板40は、水平姿勢になったところで、組み付け方向(嵌合方向)に前進する。
ガイドピン17、17と、ガイド支柱27、27とは、協働してコアハウジング10をフードハウジング20との正規組み付け位置に誘導する。これによって、組み付け作業はスムーズに進められる。
組み付け作業の組み付け完了段階は、図6及び図7の(C)に示されるように、ガイドピン17、17のスライド部17a、17aがガイド支柱27、27の溝部28、28に誘導されて終端まで進み、コアハウジング10が、フードハウジング20に正規組み付け位置まで嵌合された状態である。正規組み付け位置でロック機構が作動し双方ハウジング10、20がこの姿勢で固定される。回路基板40の後面と、筺体50後壁とのスライド部17a、17aが溝部28、28に導入された当初の隙間S1は、図6の(B)に示されるように、極めて狭く、組み付け後、正規嵌合位置でロック機構が作動した時の隙間S2は、図6の(C)に示されるように、スライドした分だけ広がっている。
〔姿勢変化〕
組み付け作業における前傾姿勢から水平姿勢への姿勢変化について、図6及び図7の(A)、(B)を参照して、詳細に説明する。ガイドピン17のスライド部17aの高さ寸法L2、長手寸法L1(図2参照)、及び溝部28の高さ寸法L3(図3参照)の関係は、L2<L3<L1で表される。つまり、溝部28の高さ寸法L3は、スライド部17aの長手寸法L1より小さく、高さ寸法L2より大きく設計されている。つまり、スライド部17aは、長手方向を水平方向に一致させた場合にのみ溝部28を通過できるように設計されている。姿勢の変化は、ガイドピン17がこの通過条件に適するように、挿入力(導入力)を利用して回転運動した結果、生じる現象である。
回路基板40を前傾させた姿勢で、図6及び図7の(A)、(B)に示されるように、コアハウジング10のガイドピン17、17を、フードハウジング20のガイド支柱27、27の溝部28、28に導入する。この導入は、位置決めを視認しやすいように上方から下降させるようにして行なう。ガイドピン17、17のスライド部17a、17aを、ガイド支柱27、27の上壁281、281端部の導入部29、29に位置決めし、位置が決まったところで導入する。
導入過程で、図6及び図7の(A)、(B)に示されるように、ガイドピン17、17は、スライド部17a、17aの上面174、174の曲面部を溝部28、28の上壁281、281の導入口29、29に臨む側面に設けられたテーパー面281a、281aに摺接させる。このとき、スライド部17a、17aは前傾姿勢にあり、その前傾角度に倣うように上壁281、281の側面にはテーパー角度が設けられている。このように、テーパー面281a、281aは、前傾姿勢を誘うとともに、導入過程での姿勢変化をスムーズに行なわせるものである。
前傾姿勢のまま導入していくとスライド部17a、17aの底面173、173の角部が溝部28、28の下壁282、282に接触する。接触によってスライド部17a、17aは、溝部28、28に一部載った状態である。姿勢変化は、この一部載った状態から本格的に開始されるとともに、スライド部17a、17aの底面173、173が溝部28、28の下壁282、282に全て載った状態で終了する。姿勢変化は、この間に行なわれるガイドピン17、17を軸にした回転運動である。
このように姿勢変化は主に導入過程後半に行なわれる。スライド部17a、17aの底面173、173の角部が溝部28、28の下壁282、282に接触したとき(一部載った状態)、スライド部17a、17aの上面174、174の中央部付近がテーパー面281a、281a下端の角部に当たっている。
ここで、溝部28の高さ寸法L3は、スライド部17aの長手寸法L1より小さく、且つ、高さ寸法L2より大きいという大小関係にあるので、長手方向を水平方向に一致させた場合にのみスライド部17aは溝部28を通過できる。これによって、挿入力(導入力)を更に加えた場合、スライド部17a、17aは、テーパー面281a、281aの下
面の角部に上面174、174の中央部との当接点を僅かに滑らせながら、ガイドピン17、17を中心点にして小さく回転する(図6、図7で示されるように反時計回りに回転する)。この回転によって、回路基板40の前傾姿勢は、前傾角度を小さくするように漸次水平姿勢に変化する。水平姿勢になったところで、スライド部17a、17aの底面173、173が溝部28、28の下壁282、282面と接する状態(全部載った状態)になり長手方向が水平方向に一致する。このようにしてスライド部17a、17aが溝部28、28を通過できるようになる。
このように、姿勢変化は、ガイドピン17、17を軸心にした回転運動によって生じる現象であり、駆動力は、挿入力(導入力)である。スライド部17a、17aの上半分の曲面は、導入から姿勢変化にかけての動作をスムーズに生じさせることに貢献している。導入段階では、テーパー面281a、281aとの摺動部を線接触とすることで抵抗摩擦を軽減して、導入をスムーズにしている。また、姿勢移行段階では、ガイドピン17、17の回転を滑らかに進め、姿勢変化がスムーズに生じるように作用している。
〔作用効果〕
このようにして構成された組み付けコネクタは、(1)回路基板の一辺部に装着されたコアハウジングを筺体の一側面に装着されたフードハウジングに組み付ける際、回路基板を前傾姿勢に保ってガイドピンを上方から下降させてガイド支柱に位置決めができるので、後方スペースに余裕のない筺体内部でも作業ができる。これにより、機器の小型化が達成される。
(2)ガイド支柱の導入口は溝部の上壁前端にあり、ガイドピンは側方に張り出しているので、ガイドピンをガイド支柱に位置決めする際、目視確認がしやすくなる。これにより、組み付け作業性が向上する。
(3)溝部を構成する上壁の導入口に臨む側面にテーパー面がとってあるので、回路基板の前傾姿勢から水平姿勢への変化がスムーズに行なわれる。これにより、一層作業性が向上する。
(4)スライド部の上面が曲面で構成されているので、回路基板の前傾姿勢から水平姿勢への移行がスムーズに行なわれる。これにより、さらに作業性が向上する。
(5)導入口はガイド支柱の先端に設けられているので、ガイドピンを導入口に位置決めする際、ヘッダーピンをフードハウジングの本体に干渉させることがない。これにより、ヘッダーピンの折損等不具合が回避されている。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明思想の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態は、コアハウジングにはガイドピンが備わり、フードハウジングにはガイド支柱が備わって、ガイドピンとガイド支柱との協働で組み付け作業の容易化を達成するものであるが、逆の場合であってもよい。すなわち、コアハウジングにはガイド支柱が備わり、フードハウジングにはガイドピンが備わって、協働して組み付け作業を容易化するものであってよい。このような実施形態の場合も、概ね上記(1)から(5)の効果を奏しうる。
また、本実施形態は、コアハウジングと、フードハウジングとの組み付けコネクタの場合であったが、オス型ハウジングと、メス型ハウジングとの組み付けコネクタの場合であってもよい。このような実施形態の場合も、概ね上記(1)から(5)の効果を奏しうる。
1 組み付けコネクタ
10 コアハウジング
12 上面
13 下面
14 左右側面
15 後面
16 前面
17 ガイドピン
17a スライド部
171 基部
172 ガイド部
173 底面
174 上面
175a 前面
175b 後面
18 固定部
19 ロック受け部
20 フードハウジング
20a ネジ孔
21 前フード
22 上辺
23 下辺
24 左右側辺
26 後フード
27 ガイド支柱
28 溝部
280 間口部
281 上壁
281a テーパー面
282 下壁
283 奥壁
29 導入口
30 基底部
31 収容孔
38 ヘッダーピン
380 接触部
381 接続部
40 回路基板
40a 張出し部
50 筺体
51 貫通孔
52 ネジ孔
53 段差部
60 ネジ
61 シール材

Claims (5)

  1. 金属製のコンタクトを複数個配列した合成樹脂製の第1ハウジングと、
    この第1ハウジングと組み付け合う合成樹脂製の第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングの幅方向に離間して備わり互いに遠のく方向に延在した先端部を有する一対のガイドピンと、
    前記一対のガイドピンを案内して位置調整を補助するために備わり互いに前記幅方向に直交して延びる嵌合方向に沿って並行するように突設された前記第2ハウジングの一対のガイド支柱と、
    この一対のガイド支柱の夫々対向面に形成された前記嵌合方向に沿って延びる溝部と、
    前記ガイド支柱の前記幅方向及び前記嵌合方向の双方に直交して延びる上下方向の上面に形成された、前記ガイドピンの先端部を前記上方向から下降させるようにして前記溝部に導入するための導入口と、を備え、
    前記一対のガイドピンの先端部が前記溝部において摺動自在であるところに特徴を有する組み付けコネクタ。
  2. 前記ガイドピンの先端部の延びる方向の断面形状が略矩形で、前記嵌合方向に沿って延びる長手寸法L1、前記長手寸法に直交する高さ寸法L2,及び前記溝部の前記上下方向に沿って延びる高さ寸法L3の関係が次式、
    L2<L3<L1、
    で表されるところに特徴を有する請求項1記載の組み付けコネクタ。
  3. 前記溝部の導入口に臨む前記溝部を構成する上壁面の側面下端にテーパー面が形成されているところに特徴を有する請求項1又は2のうち一項記載の組み付けコネクタ。
  4. 前記ガイドピンの先端部の延びる方向の上面構造が前記嵌合方向から反嵌合方向にかけて上方に膨らみを持った曲面を有するところに特徴を有する請求項2又は3記載の組み付けコネクタ。
  5. 請求項2記載の組み付けコネクタの組み付け方法であって、
    前記第1ハウジングを前傾させて前記ガイドピンの先端部を前記第2ハウジングの溝部に、前記上方向から下降させて前記導入口を通して導入するステップと、
    前記先端部と前記溝部との協働によって前傾姿勢を水平姿勢に変えるステップと、
    水平姿勢で移動して前記第1ハウジングが前記第2ハウジングに収容されるステップと、を有する組み付けコネクタの組み付け方法。
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