JP2585908B2 - ブラシ装置 - Google Patents
ブラシ装置Info
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- JP2585908B2 JP2585908B2 JP3311624A JP31162491A JP2585908B2 JP 2585908 B2 JP2585908 B2 JP 2585908B2 JP 3311624 A JP3311624 A JP 3311624A JP 31162491 A JP31162491 A JP 31162491A JP 2585908 B2 JP2585908 B2 JP 2585908B2
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- JP
- Japan
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- brush
- pair
- holding frame
- box
- brushes
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/14—Means for supporting or protecting brushes or brush holders
- H02K5/143—Means for supporting or protecting brushes or brush holders for cooperation with commutators
- H02K5/148—Slidably supported brushes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/38—Brush holders
- H01R39/40—Brush holders enabling brush movement within holder during current collection
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/22—Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
- H02K5/225—Terminal boxes or connection arrangements
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、始動電動機など直流
機のブラシ装置に関する。
機のブラシ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は例えば実開昭６２−１４５４５５
号公報に示された、従来のブラシ装置の正面図である。
図において、１は直流機の整流子、２は合成樹脂成形品
からなるブラシ保持枠で、一方の側に４箇所のブラシ箱
部２ａが断面コ字状に形成され、半径方向の頂部はふさ
がれ、内径部は開口され、絶縁板６（後述する）に接す
る前面側は開口部２ｂとなっている。３０は整流子１が
すき間をあけ挿入される挿入孔である。ブラシ保持枠２
には、外方に１対の突状部２ｄが設けられている。ま
た、ブラシ箱部２ａ内には負極のブラシ３ａと正極のブ
ラシ３ｂとが挿入され、それぞれ頂部側にはブラシばね
５が入れられ押圧している。６はブラシ保持枠２の係合
部２ｃに半径方向に係合し、ブラシ箱部２ａの開口部２
ｂ側に当てられた絶縁板で、ブラシ箱部２ａの開口部２
ｂを覆いブラシ収容部３１を形成しており、直流機の後
ブラケットとブラシ３ａ、３ｂとを絶縁する。７ａ、７
ｂはブラシ保持枠２の１対の突状部２ｄにはめられ、か
つ、絶縁板６をブラシ保持枠２に圧接結合し位置決めす
る１対の取付片である。取付片７ａ、７ｂは金属材から
なり、ねじ穴が設けられており、後ブラケットにボルト
により取付けられる。一方の取付片７ｂ部を、図４に示
す。図３に返り、７ｃは取付片７ａに一体に設けられた
突出部で、負極の１対のブラシ３ａから出されたリード
線４ａを溶接により接続している。これにより、ブラシ
３ａは後ブラケットに電気接続される。各正極の１対ブ
ラシ３ｂからリード線４ｂが出され、１本の口出線９に
電気接続されている。
号公報に示された、従来のブラシ装置の正面図である。
図において、１は直流機の整流子、２は合成樹脂成形品
からなるブラシ保持枠で、一方の側に４箇所のブラシ箱
部２ａが断面コ字状に形成され、半径方向の頂部はふさ
がれ、内径部は開口され、絶縁板６（後述する）に接す
る前面側は開口部２ｂとなっている。３０は整流子１が
すき間をあけ挿入される挿入孔である。ブラシ保持枠２
には、外方に１対の突状部２ｄが設けられている。ま
た、ブラシ箱部２ａ内には負極のブラシ３ａと正極のブ
ラシ３ｂとが挿入され、それぞれ頂部側にはブラシばね
５が入れられ押圧している。６はブラシ保持枠２の係合
部２ｃに半径方向に係合し、ブラシ箱部２ａの開口部２
ｂ側に当てられた絶縁板で、ブラシ箱部２ａの開口部２
ｂを覆いブラシ収容部３１を形成しており、直流機の後
ブラケットとブラシ３ａ、３ｂとを絶縁する。７ａ、７
ｂはブラシ保持枠２の１対の突状部２ｄにはめられ、か
つ、絶縁板６をブラシ保持枠２に圧接結合し位置決めす
る１対の取付片である。取付片７ａ、７ｂは金属材から
なり、ねじ穴が設けられており、後ブラケットにボルト
により取付けられる。一方の取付片７ｂ部を、図４に示
す。図３に返り、７ｃは取付片７ａに一体に設けられた
突出部で、負極の１対のブラシ３ａから出されたリード
線４ａを溶接により接続している。これにより、ブラシ
３ａは後ブラケットに電気接続される。各正極の１対ブ
ラシ３ｂからリード線４ｂが出され、１本の口出線９に
電気接続されている。
【０００３】上記従来装置において、ブラシ３ａ、３ｂ
をブラシ保持枠２に組付けるには、次のようにする。な
お、以下の説明において、方向を次のように定義する。
図３において、図の左右、上下と呼び、紙面の垂直方向
表側を前、裏側を後と称する。まず、取付片７ａに、こ
の取付片７ａと一体に設けられた突出部７ｃを介して１
対のブラシ３ａのリード線４ａをそれぞれ接続してブラ
シ接続体としておく。絶縁板６がはめられていない状態
で、ブラシ接続体をブラシ保持枠２の左方の突状部２ｄ
の近傍に位置させ、一方の、例えば上方のブラシ３ａを
左上方のブラシ箱部２ａに手ではめ込む。ブラシ箱部２
ａにはめ込まれた上方のブラシ３ａをブラシ箱部２ａか
ら外れないように手で押えながら取付片７ａを突状部２
ｄの前方からこの上方を通過させ、突状部２ｄをかわし
ながらその後方へもっていく。このとき、まだブラシ箱
部２ａにはめ込まれていない下方のブラシ３ａも同時に
突状部２ｄの上方を通って突状部２ｄをかわし、取付片
７ａにぶらさがった状態となる。この後、下方のブラシ
３ａを前方へもってきて、左下方のブラシ箱部３ａには
め込む。さらに、ブラシ３ａの頂部側にブラシばね５を
圧縮しながら挿入する。次に右方の取付片７ｂにブラシ
３ｂの接続リード４ｂおよび口出し線９を接続し以下同
様にして取付片７ｂが右方の突状部２ｄに位置し、１対
のブラシ３ｂを右方上下のブラシ箱部２ａにはめ込まれ
た状態とする。次に絶縁板６をブラシ保持枠２に前方か
らはめ、左右の取付片７ａ、７ｂを中心方向に移動させ
て突設部２ｄに嵌合させ、同時に絶縁板６の端部を取付
片７ａ，７ｂにて左右から押えて固定する。１対のブラ
シ３ａをブラシ箱部２ａにはめ込んだ後は、ブラシ３ａ
が放射方向に移動可能でリード線４ａに余裕が生じるの
で、突状部は２ｄの左方から取付片７ａに嵌合させるこ
とが可能となる。なお、１対のブラシ３ａを先にブラシ
箱部２ａにはめ込んでから取付片７ａを 前方から後方へ
移動させようとしても突状部２ｄと干渉するために移動
できない。もし、ブラシ３ａを放射方向外側へ移動させ
たとしても突状部２ｄをかわすことができない。突状部
２ｄがブラシ保持枠２の前方寄りに設けられているの
で、取付片７ａが突状部２ｄに前方側から当接した状態
ではブラシ箱部２ａにはめ込まれたブラシ３ａと取付片
７ａが同一平面上にないのでリード線４ａが斜めにな
り、リード線４ａの長さが不足するためである。これに
対し、上記の方法によれば、ブラシ箱部２ａにはめ込ま
れたブラシ３ａと取付片７ａが同一平面上にあり、か
つ、ブラシ３ａをブラシ箱部２ａ内で放射方向に自由に
移動させることができリード線４ａに余裕が生じる。
をブラシ保持枠２に組付けるには、次のようにする。な
お、以下の説明において、方向を次のように定義する。
図３において、図の左右、上下と呼び、紙面の垂直方向
表側を前、裏側を後と称する。まず、取付片７ａに、こ
の取付片７ａと一体に設けられた突出部７ｃを介して１
対のブラシ３ａのリード線４ａをそれぞれ接続してブラ
シ接続体としておく。絶縁板６がはめられていない状態
で、ブラシ接続体をブラシ保持枠２の左方の突状部２ｄ
の近傍に位置させ、一方の、例えば上方のブラシ３ａを
左上方のブラシ箱部２ａに手ではめ込む。ブラシ箱部２
ａにはめ込まれた上方のブラシ３ａをブラシ箱部２ａか
ら外れないように手で押えながら取付片７ａを突状部２
ｄの前方からこの上方を通過させ、突状部２ｄをかわし
ながらその後方へもっていく。このとき、まだブラシ箱
部２ａにはめ込まれていない下方のブラシ３ａも同時に
突状部２ｄの上方を通って突状部２ｄをかわし、取付片
７ａにぶらさがった状態となる。この後、下方のブラシ
３ａを前方へもってきて、左下方のブラシ箱部３ａには
め込む。さらに、ブラシ３ａの頂部側にブラシばね５を
圧縮しながら挿入する。次に右方の取付片７ｂにブラシ
３ｂの接続リード４ｂおよび口出し線９を接続し以下同
様にして取付片７ｂが右方の突状部２ｄに位置し、１対
のブラシ３ｂを右方上下のブラシ箱部２ａにはめ込まれ
た状態とする。次に絶縁板６をブラシ保持枠２に前方か
らはめ、左右の取付片７ａ、７ｂを中心方向に移動させ
て突設部２ｄに嵌合させ、同時に絶縁板６の端部を取付
片７ａ，７ｂにて左右から押えて固定する。１対のブラ
シ３ａをブラシ箱部２ａにはめ込んだ後は、ブラシ３ａ
が放射方向に移動可能でリード線４ａに余裕が生じるの
で、突状部は２ｄの左方から取付片７ａに嵌合させるこ
とが可能となる。なお、１対のブラシ３ａを先にブラシ
箱部２ａにはめ込んでから取付片７ａを 前方から後方へ
移動させようとしても突状部２ｄと干渉するために移動
できない。もし、ブラシ３ａを放射方向外側へ移動させ
たとしても突状部２ｄをかわすことができない。突状部
２ｄがブラシ保持枠２の前方寄りに設けられているの
で、取付片７ａが突状部２ｄに前方側から当接した状態
ではブラシ箱部２ａにはめ込まれたブラシ３ａと取付片
７ａが同一平面上にないのでリード線４ａが斜めにな
り、リード線４ａの長さが不足するためである。これに
対し、上記の方法によれば、ブラシ箱部２ａにはめ込ま
れたブラシ３ａと取付片７ａが同一平面上にあり、か
つ、ブラシ３ａをブラシ箱部２ａ内で放射方向に自由に
移動させることができリード線４ａに余裕が生じる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のブ
ラシ装置では、ブラシ３ａ、３ｂをブラシ保持枠２のブ
ラシ箱部２ａに挿入する際、いったん半径方向に内方に
ずらしてから、軸方向にブラシ箱部２ａに挿入しなけれ
ばならず、ブラシ挿入組付けの自動化が困難で、手作業
となり生産性を低下させるという問題点があった。
ラシ装置では、ブラシ３ａ、３ｂをブラシ保持枠２のブ
ラシ箱部２ａに挿入する際、いったん半径方向に内方に
ずらしてから、軸方向にブラシ箱部２ａに挿入しなけれ
ばならず、ブラシ挿入組付けの自動化が困難で、手作業
となり生産性を低下させるという問題点があった。
【０００５】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、ブラシがブラシ保持枠のブラシ
箱部に自動組付けができ、生産性を向上するブラシ装置
を得ることを目的としている。
ためになされたもので、ブラシがブラシ保持枠のブラシ
箱部に自動組付けができ、生産性を向上するブラシ装置
を得ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるブラシ
装置は、１対宛の正極あるいは負極の各ブラシのリード
線の長さを、ブラシ保持枠の突状部に軸方向に後方にか
わされる長さにしてあり、ブラシをブラシ箱部に軸方向
に挿入し組付けられ、各ブラシの頂部側にブラシばねを
軸方向に入れ、１対宛のブラシのリード線をブラシ保持
枠の突状部の外方にかわし、ブラシ保持枠の前面に絶縁
板を１対の取付片により組付けたものである。
装置は、１対宛の正極あるいは負極の各ブラシのリード
線の長さを、ブラシ保持枠の突状部に軸方向に後方にか
わされる長さにしてあり、ブラシをブラシ箱部に軸方向
に挿入し組付けられ、各ブラシの頂部側にブラシばねを
軸方向に入れ、１対宛のブラシのリード線をブラシ保持
枠の突状部の外方にかわし、ブラシ保持枠の前面に絶縁
板を１対の取付片により組付けたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、リード線にて接続された
１対のブラシを有するブラシ接続体の正極と負極の分
が、ブラシ保持枠のブラシ箱部にブラシ保持枠の一方の
側に向って挿入され、自動組立機による自動組付けがで
きる。
１対のブラシを有するブラシ接続体の正極と負極の分
が、ブラシ保持枠のブラシ箱部にブラシ保持枠の一方の
側に向って挿入され、自動組立機による自動組付けがで
きる。
【０００８】
【実施例】実施例１． 図１（Ａ）及び（Ｂ）は、この発明によるブラシ装置の
正面図及び側面図である。１２は合成樹脂成形品からな
るブラシ保持枠で、４箇所のブラシ箱部１２ａが断面コ
字状に形成され、半径方向の頂部はふさがれ、内径部は
開口し、軸方向の絶縁板１６（後述する）に接する前面
側は開口部１２ｂとなっている。ブラシ保持枠１２に
は、外周側に半径方向の１対の突状部１２ｄと、内周側
に前方へ突出させて１対の係合突起１２ｅが設けられて
おり、整流子１がすき間をあけ挿入される挿入孔４０が
設けられている。１対の負極のブラシ１３ａからのリー
ド線１４ａの先端は、取付片１７ａの両側の突出部１７
ｅに溶接により接続されている。接続線４３は途中の分
岐部４３ａで１対のリード線１４ｂに分岐され、１対の
正極のブラシ１３ｂにそれぞれ接続され、中間部にゴム
材からなる絶縁ブシュ２０がはめられ、先端が端子２１
にはんだ付け又は圧着により接続されている。なお、分
岐部４３ａにおいて素線同士を溶接して一体化してい
る。絶縁ブシュ２０はくびれ部で後ブラケットの口出し
穴にはめ込まれる。１６はブラシ保持枠１２の係合部１
２ｃと係合突起１２ｅとに半径方向及び円周方向に係合
し、ブラシ箱部１２ａの開口部１２ｂに前面側（開口
側）から当てられた絶縁板で、ブラシ箱部１２ａとでブ
ラシ収容部３９を形成し、また、直流機の後ブラケット
とブラシ１３ａ、１３ｂとを絶縁する。１７ａ及び１７
ｂはブラシ保持枠１２の突状部１２ｄにはめられ、か
つ、絶縁板１６をブラシ保持枠１２に圧接位置決めさせ
る１対の取付片で、金属材からなる。４１は負極のブラ
シ接続体であり、取付片１７ａにブラシ１３ａがリード
線１４ａにより突出部１７ｅを介してそれぞれ接続され
ており、かつ、リード線１４ａは１対のブラシ１３ａが
ブラシ箱部１２ａに挿入されている状態で、取付片１７
ａが突状部１２ｄと干渉することなく一方の側に向って
（図１(B)において右 方から左方に向って）突状部１２
ｄの外側を通過しうる長さを有している。（図２参照）
４２は正極のブラシ接続体であり、接続線４３の一方の
端部に端子２１が接続され、接続線４３は途中の分岐部
４３ａで１対のリード線１４ｂに分岐され、この１対の
リード線１４ｂがそれぞれ１対のブラシ１３ｂに接続さ
れたものである。なお、分岐部４３ａ部において接続線
４３を構成する素線は互いに溶接されて一体化されて
る。リード１４ｂは１対のブラシ１３ｂがブラシ箱部１
２ｂに挿入されている状態で、分岐部４３ａが突状部１
２ｄと干渉することなく一方の側に沿って（図１(B)に
おいて右方から左方に向って）突状部１２ｄの外側を通
過しうる長さを有している（図２参照）。
正面図及び側面図である。１２は合成樹脂成形品からな
るブラシ保持枠で、４箇所のブラシ箱部１２ａが断面コ
字状に形成され、半径方向の頂部はふさがれ、内径部は
開口し、軸方向の絶縁板１６（後述する）に接する前面
側は開口部１２ｂとなっている。ブラシ保持枠１２に
は、外周側に半径方向の１対の突状部１２ｄと、内周側
に前方へ突出させて１対の係合突起１２ｅが設けられて
おり、整流子１がすき間をあけ挿入される挿入孔４０が
設けられている。１対の負極のブラシ１３ａからのリー
ド線１４ａの先端は、取付片１７ａの両側の突出部１７
ｅに溶接により接続されている。接続線４３は途中の分
岐部４３ａで１対のリード線１４ｂに分岐され、１対の
正極のブラシ１３ｂにそれぞれ接続され、中間部にゴム
材からなる絶縁ブシュ２０がはめられ、先端が端子２１
にはんだ付け又は圧着により接続されている。なお、分
岐部４３ａにおいて素線同士を溶接して一体化してい
る。絶縁ブシュ２０はくびれ部で後ブラケットの口出し
穴にはめ込まれる。１６はブラシ保持枠１２の係合部１
２ｃと係合突起１２ｅとに半径方向及び円周方向に係合
し、ブラシ箱部１２ａの開口部１２ｂに前面側（開口
側）から当てられた絶縁板で、ブラシ箱部１２ａとでブ
ラシ収容部３９を形成し、また、直流機の後ブラケット
とブラシ１３ａ、１３ｂとを絶縁する。１７ａ及び１７
ｂはブラシ保持枠１２の突状部１２ｄにはめられ、か
つ、絶縁板１６をブラシ保持枠１２に圧接位置決めさせ
る１対の取付片で、金属材からなる。４１は負極のブラ
シ接続体であり、取付片１７ａにブラシ１３ａがリード
線１４ａにより突出部１７ｅを介してそれぞれ接続され
ており、かつ、リード線１４ａは１対のブラシ１３ａが
ブラシ箱部１２ａに挿入されている状態で、取付片１７
ａが突状部１２ｄと干渉することなく一方の側に向って
（図１(B)において右 方から左方に向って）突状部１２
ｄの外側を通過しうる長さを有している。（図２参照）
４２は正極のブラシ接続体であり、接続線４３の一方の
端部に端子２１が接続され、接続線４３は途中の分岐部
４３ａで１対のリード線１４ｂに分岐され、この１対の
リード線１４ｂがそれぞれ１対のブラシ１３ｂに接続さ
れたものである。なお、分岐部４３ａ部において接続線
４３を構成する素線は互いに溶接されて一体化されて
る。リード１４ｂは１対のブラシ１３ｂがブラシ箱部１
２ｂに挿入されている状態で、分岐部４３ａが突状部１
２ｄと干渉することなく一方の側に沿って（図１(B)に
おいて右方から左方に向って）突状部１２ｄの外側を通
過しうる長さを有している（図２参照）。
【０００９】取付片１７ａは図１（Ｃ）に断面図で示す
ようになっている。取付片１７ａはコ字状に折曲げ形成
され、突状部１２ｄにはめられ、前辺部が案内溝１２ｇ
に案内されており、後辺部に設けられた突部１７ｃが突
状部１２ｄの貫通穴１２ｆに係合している。ブラシ保持
枠１２と絶縁板１６を結合した取付片１７ａは、後ブラ
ケットにボルトによるねじ穴１７ｄへのねじ締めで取付
けられる。取付片１７ｂは取付片１７ａと同様である
が、突出部１７ｅが設けられていない。
ようになっている。取付片１７ａはコ字状に折曲げ形成
され、突状部１２ｄにはめられ、前辺部が案内溝１２ｇ
に案内されており、後辺部に設けられた突部１７ｃが突
状部１２ｄの貫通穴１２ｆに係合している。ブラシ保持
枠１２と絶縁板１６を結合した取付片１７ａは、後ブラ
ケットにボルトによるねじ穴１７ｄへのねじ締めで取付
けられる。取付片１７ｂは取付片１７ａと同様である
が、突出部１７ｅが設けられていない。
【００１０】ブラシ保持枠１２には、各ブラシ箱部１２
ａの後方からそれぞれ突状部１２ｄ方向にフランジ部１
２ｈが出され、リード線１４ａ、１４ｂが後方に出ない
ように受止めている。これにより、リード線１４ａ、１
４ｂが整流子１のライザ１ａに接触しないようにしてい
る。
ａの後方からそれぞれ突状部１２ｄ方向にフランジ部１
２ｈが出され、リード線１４ａ、１４ｂが後方に出ない
ように受止めている。これにより、リード線１４ａ、１
４ｂが整流子１のライザ１ａに接触しないようにしてい
る。
【００１１】上記実施例１の装置において、ブラシ１３
ａ、１３ｂをブラシ保持枠１２に組付けるには、図２の
ようにする。１対の負極のブラシ１３ａをリード線１４
ａが突状部１２ｄをかわすようにし、前方から軸方向に
ブラシ箱部１２ａに挿入する。１対の正極のブラシ１３
ｂをリード線１４ｂが突状部１２ｄをかわすようにし、
前方から軸方向にブラシ箱部１２ａに挿入する。各ブラ
シ１３ａ、１３ｂの頂部とブラシ箱部１２ａの頂部との
間にブラシばね１５（図１参照）を入れる。次に、絶縁
板１６をその内径部の係合凹部１６ａでブラシ保持枠１
２の係合突起１２ｅにはめ、かつ、係合部１２ｃにはめ
て位置決めし、ブラシ保持枠１２の前面に結合する。つ
づいて、取付片１７ａ、１７ｂを各突状部１２ｄにはめ
係合し、絶縁板１６をブラシ保持枠１２に圧接保持させ
る。この状態で取付片１７ａ、１７ｂを介し後ブラケッ
トにボルトによりブラシ装置を取付ける。
ａ、１３ｂをブラシ保持枠１２に組付けるには、図２の
ようにする。１対の負極のブラシ１３ａをリード線１４
ａが突状部１２ｄをかわすようにし、前方から軸方向に
ブラシ箱部１２ａに挿入する。１対の正極のブラシ１３
ｂをリード線１４ｂが突状部１２ｄをかわすようにし、
前方から軸方向にブラシ箱部１２ａに挿入する。各ブラ
シ１３ａ、１３ｂの頂部とブラシ箱部１２ａの頂部との
間にブラシばね１５（図１参照）を入れる。次に、絶縁
板１６をその内径部の係合凹部１６ａでブラシ保持枠１
２の係合突起１２ｅにはめ、かつ、係合部１２ｃにはめ
て位置決めし、ブラシ保持枠１２の前面に結合する。つ
づいて、取付片１７ａ、１７ｂを各突状部１２ｄにはめ
係合し、絶縁板１６をブラシ保持枠１２に圧接保持させ
る。この状態で取付片１７ａ、１７ｂを介し後ブラケッ
トにボルトによりブラシ装置を取付ける。
【００１２】ブラシ１３ａ、１３ｂは、リード線１４
ａ、接続線４３のリード線１４ｂが長くされており、ブ
ラシ保持枠１２の突状部１２ｄをかわし、ブラシ箱部１
２ａに前方から軸方向に挿入されるので、自動組立機に
よる自動組立が可能になり、省力化される。
ａ、接続線４３のリード線１４ｂが長くされており、ブ
ラシ保持枠１２の突状部１２ｄをかわし、ブラシ箱部１
２ａに前方から軸方向に挿入されるので、自動組立機に
よる自動組立が可能になり、省力化される。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ブラ
シをブラシ保持枠に組付けるのに、ブラシのリード線が
ブラシ保持枠の突状部を外方へかわすようにし、ブラシ
をブラシ保持枠の一方の側から他方の側へ向ってブラシ
箱部に挿入できるようにし、絶縁板もブラシ保持枠に一
方の側に向って組付けられるようにしたので、組立ての
作業性が向上し、自動組立機による自動組立が可能にな
る。
シをブラシ保持枠に組付けるのに、ブラシのリード線が
ブラシ保持枠の突状部を外方へかわすようにし、ブラシ
をブラシ保持枠の一方の側から他方の側へ向ってブラシ
箱部に挿入できるようにし、絶縁板もブラシ保持枠に一
方の側に向って組付けられるようにしたので、組立ての
作業性が向上し、自動組立機による自動組立が可能にな
る。
【図１】（Ａ）図及び（Ｂ）図はこの発明によるブラシ
装置の一実施例の正面図及び側面図で、（Ｃ）図は
（Ｂ）図のＣ部の断面図である。
装置の一実施例の正面図及び側面図で、（Ｃ）図は
（Ｂ）図のＣ部の断面図である。
【図２】図１（Ａ）図のブラシ保持枠にブラシを組付け
る状態を示す正面図である。
る状態を示す正面図である。
【図３】従来のブラシ装置の正面図である。
【図４】図３の取付片部の斜視図である。
【符号の説明】１ 整流子 12 ブラシ保持枠 12a ブラシ箱部 12b 開口部 12c 係合部 12d 突状部 12e 係合突起 13a、13b ブラシ 14a、14b リード線 15 ブラシばね 16 絶縁板 16a 係合凹部 17a、17b 取付片 17d ねじ穴 20 絶縁ブシュ39 ブラシ収容部 40 挿入孔 41,42 ブラシ接続体 43 接続線 43a 分岐部
Claims (2)
- 【請求項１】 ブラシ保持枠１２とブラシ接続体４１と
絶縁板１６とを有するブラシ装置であって、 ブラシ保持枠１２は、挿入孔４０とブラシ箱部１２ａと
突状部１２ｄとを有し、挿入孔４０は筒状の整流子１が
挿入されるものであり、ブラシ箱部１２ａはブラシ保持
枠１２の一方の側に挿入孔４０の中心に向って放射状に
１対の溝状に設けられており、突状部１２ｄは一対のブ
ラシ箱部１２ａの間にあって挿入孔４０の半径方向外向
きに突出して設けられており、 ブラシ接続体４１は、取付片１７ａと１対のリード線１
４ａと１対のブラシ１３ａとを有し、取付片１７ａにブ
ラシ１３ａがリード線１４ａによりそれぞれ接続されて
おり、かつ、リード線１４ａは１対のブラシ１３ａがブ
ラシ箱部１２ａに挿入されている状態で取付片１７ａが
突状部１２ｄと干渉することなくブラシ保持枠１２の一
方の側から他方の側に向って突状部１２ｄの外側を通過
しうる長さを有し、 絶縁板１６はブラシ箱部１２ａを覆いブラシ収容部３９
を形成するとともに、突状部１２ｄに嵌合された取付片
１７ａによりブラシ保持枠１２に固定されており、ブラ
シ収容部３９にはブラシ１３ａが収容されている ブラシ
装置。 - 【請求項２】 ブラシ保持枠１２とブラシ接続体４２と
絶縁板１６とを有するブラシ装置であって、 ブラシ保持枠１２は、挿入孔４０とブラシ箱部１２ａと
突状部１２ｄとを有し、挿入孔４０は筒状の整流子１が
挿入されるものであり、ブラシ箱部１２ｄはブラシ保持
枠１２の一方の側に挿入孔４０の中心に向って放射状に
１対の溝状に設けられており、突状部１２ｄは１対のブ
ラシ箱部１２ａの間にあって挿入孔４０の半径方向外向
きに突出して設けられており、 ブラシ接続体４２は、接続線４３と１対のブラシ１３ｂ
とを有し、接続線４３は途中の分岐部４３ａで１対のリ
ード線１４ｂに分岐され、このリード線１４ｂ がそれぞ
れ１対のブラシ１３ｂに接続されており、かつ、リード
線１４ｂは１対のブラシ１３ｂがブラシ箱部１２ｂに挿
入されている状態で分岐部４３ａが突状部１２ｄと干渉
することなくブラシ保持枠１２の一方の側から他方の側
に向って突状部１２ｄの外側を通過しうる長さを有し、 絶縁板１６はブラシ箱部１２ｂを覆いブラシ収容部３９
を形成するとともに突状部１２ｄに嵌合された取付片１
７ｂによりブラシ保持枠１２に固定されており、ブラシ
収容部３９にはブラシ１３ｂが収容されている ブラシ装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311624A JP2585908B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ブラシ装置 |
| US07/961,875 US5289070A (en) | 1991-10-29 | 1992-10-16 | Commutator brush device for automated assembly |
| KR1019920019635A KR960006136B1 (ko) | 1991-10-29 | 1992-10-24 | 부러시 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311624A JP2585908B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ブラシ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122906A JPH05122906A (ja) | 1993-05-18 |
| JP2585908B2 true JP2585908B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=18019502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3311624A Expired - Lifetime JP2585908B2 (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | ブラシ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5289070A (ja) |
| JP (1) | JP2585908B2 (ja) |
| KR (1) | KR960006136B1 (ja) |
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| US7696666B2 (en) * | 2006-10-06 | 2010-04-13 | Remy Technologies, L.L.C. | Dynamoelectric machine grommet |
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| IT8553611V0 (it) * | 1985-07-19 | 1985-07-19 | Magneti Marelli Spa | Perfezionamenti nei portaspazzole per macchine elettriche a collettore particolarmente per motori di avviamento |
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| KR900009965Y1 (ko) * | 1986-10-31 | 1990-10-22 | 미쯔비시 덴끼 가부시끼가이샤 | 브러시 장치 |
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-
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- 1991-10-29 JP JP3311624A patent/JP2585908B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-16 US US07/961,875 patent/US5289070A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-24 KR KR1019920019635A patent/KR960006136B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5289070A (en) | 1994-02-22 |
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| KR960006136B1 (ko) | 1996-05-09 |
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