JP3931398B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気コネクタに関し、特に複数のコンタクタをもつコンタクタハウジングをシールドケースの内部に収納する電気コネクタのコンタクタハウジングの抜け止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、オーディオ機器等においては、例えばアンプ本体と周辺プレーヤとを接続するため、図4から図6に示すような接続プラグ形式の電気コネクタが用いられる場合がある。即ち、図4及び図5の符号”1A”は薄い導電性金属板で曲げ加工されるシールドケースであり、このシールドケース1Aは相手コネクタに先端を挿入できるハウジング収容筒1aを備え、このハウジング収容筒1aの内部には複数のコンタクタ2Aを支持する円柱状のコンタクタハウジング3Aが図の右方向から挿入される。
【0003】
つまり、絶縁性樹脂で成形する同コンタクタハウジング3Aの内部には、接続コード4Aのコード芯線4aにそれぞれハンダ付けされる互いに平行な複数のコンタクタ2Aが固定されるけれども、このコンタクタハウジング3Aを収容する前記ハウジング収容筒1aの後端には同ハウジング収容筒1aに対して略直角に折立てられた断面コ字状のコード接続端1bが一体加工される。
また、前記ハウジング収容筒1aの後端には、同ハウジング収容筒1aの延長上に位置するコ字状のコード覆い1cが曲げヒンジ1dを介して一体成形される。
【0004】
したがって、接続コード4Aを同電気コネクタに接続するに当たっては、接続コード4Aの各コード芯線4aをコンタクタハウジング3Aのコンタクタ2Aにハンダ付けした状態として、図の右方向からハウジング収容筒1aの内部にコンタクタハウジング3Aを押し込み、コード覆い1cの先端に一体加工するコードカシメ部1eに接続コード4Aの絶縁被覆を固定した後、曲げヒンジ1dからコード覆い1cをコード接続端1bに向かって直角に折り、前記ハウジング収容筒1a及びコード接続端1bの外面を絶縁筒5aを有したモールドケース本体5Aで覆い、同モールドケース本体5Aの解放部をモールドケース本体5Aと同様の絶縁性樹脂で成形するモールドケースカバー6Aで被覆することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したような電気コネクタの構造では、ハウジング収容筒1aの内部にコンタクタハウジング3Aを固定する必要があるが、この目的のため、従来では、ハウジング収容筒1aの周壁の一部にコ字溝7Aで切り出された舌片状の抜止め片8Aが加工される。つまり、この抜止め片8Aは、ハウジング収容筒1aに対するコンタクタハウジング3Aの挿入以前にはハウジング収容筒1aの周壁と同一平面内にあるが、同ハウジング収容筒1aを挿入した後、図6の仮想線示のように、適当な治工具でコンタクタハウジング3Aの凹所9Aに対応してハウジング収容筒1aの内部に折り込まれ、コンタクタハウジング3Aの右方向への抜け出しを阻止する。
しかしながら、このような従来のコンタクタハウジング3Aの抜け出し防止構造によると、ハウジング収容筒1aの内部への抜止め片8Aの変形量が不足したり、同抜止め片8Aの塑性変形を忘れると、後発的にコンタクタハウジング3Aがハウジング収容筒1aの右方向へ移動して、機能不全を生じて、電気コネクタが不良品となる問題があった。
【0006】
本発明の目的は、以上に述べたような従来の電気コネクタのコンタクタハウジングの抜け止め構造の問題に鑑み、特別な抜止め片の折り込み工程を必要とせず、確実にコンタクタハウジングがハウジング収容筒の内部に固定される電気コネクタを得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、ハウジング収容筒及びコード接続端をもった状態に導電性金属板から曲げ加工されるシールドケースの前記ハウジング収容筒の内部に、前記コード接続端側から複数のコンタクタを支持する円柱状のコンタクタハウジングを挿入し、前記ハウジング収容筒の外周面を覆う絶縁筒をもつ絶縁性モールドケース本体で前記シールドケースの外面を覆う電気コネクタにおいて、前記ハウジング収容筒の周壁の一部にコ字溝を形成して同周壁の外部に突出する抜止め片を切り起こし、同抜止め片の先端に略直角に曲げ加工された係止爪を一体成形し、前記ハウジング収容筒に対する前記絶縁筒の嵌合により前記抜止め片を同周壁の内部に強制変形させて前記係止爪を前記コンタクタハウジングの凹所に係合させた電気コネクタを提案するものである。
また、後述する本発明の好ましい実施例の説明においては、コ字断面とされる前記コード接続端は前記ハウジング収容筒に対して略直角に曲げ加工され、同コード接続端の解放部は、前記モールドケース本体の解放部を塞ぐ絶縁性のモールドケースカバーにより覆われる構造、並びに、コ字断面とされる前記コード接続端は前記ハウジング収容筒に対して略直角に曲げ加工され、同コード接続端の解放部は、前記ハウジング収容筒の挿入及び接続コードの取付け後に、前記ハウジング収容筒の延長上に折曲げ可能に曲げ加工されたコ字断面のコード覆いの折曲げによりシールドされ、同コード覆いの外面は前記モールドケース本体の解放部を塞ぐ絶縁性のモールドケースカバーにより覆われる構造が説明される。
【0008】
【実施例】
以下、図1から図3について本発明の実施例の詳細を説明する。
図1及び図2において、符号”1”は薄い導電性金属板で曲げ加工されるシールドケースであり、このシールドケース1は相手コネクタに先端を挿入できるハウジング収容筒1aを備え、このハウジング収容筒1aの内部には複数のコンタクタ2を支持する円柱状のコンタクタハウジング3が図の右方向から挿入される点では従来と同様である。
【0009】
即ち、絶縁性樹脂で成形する同コンタクタハウジング3の内部には、接続コード4のコード芯線4aにそれぞれハンダ付けされる互いに平行な複数のコンタクタ2が固定されるけれども、このコンタクタハウジング3を収容する前記ハウジング収容筒1aの後端には同ハウジング収容筒1aに対して略直角に折立てられた断面コ字状のコード接続端1bが一体加工され、また、前記ハウジング収容筒1aの後端には、同ハウジング収容筒1aの延長上に位置するコ字状のコード覆い1cが曲げヒンジ1dを介して一体成形される。
【0010】
そして、接続コード4を同電気コネクタに接続するに当たっては、接続コード4の各コード芯線4aをコンタクタハウジング3のコンタクタ2にハンダ付けした状態として、図の右方向からハウジング収容筒1aの内部にコンタクタハウジング3を押し込み、コード覆い1cの先端に一体加工するコードカシメ部1eに接続コード4の絶縁被覆を固定した後、曲げヒンジ1dからコード覆い1cをコード接続端1bに向かって直角に折り、前記ハウジング収容筒1a及びコード接続端1bの外面を絶縁筒5aを有したモールドケース本体5で覆い、同モールドケース本体5の解放部がモールドケース本体5と同様の絶縁性樹脂で成形するモールドケースカバー6で被覆されることになる。
【0011】
本発明の特徴は、図3に示したように、ハウジング収容筒1aの周壁の外部に突出した状態でハウジング収容筒1aに曲げ成形される抜止め片8にあり、この抜止め片8の先端には略直角な係止爪10がハウジング収容筒1aの凹所9に面した状態で加工される。つまり、この抜止め片8はハウジング収容筒1aの周壁に形成するコ字溝7により切り起こされるが、同抜止め片8の係止爪10は、同ハウジング収容筒1aの周壁の外部に位置しているので、ハウジング収容筒1aの内部にコンタクタハウジング3を自由に挿入できる。
【0012】
図示実施例による電気コネクタは、以上のような構造であるから、接続コード4の各コード芯線4aをコンタクタハウジング3のコンタクタ2にハンダ付けした状態として、図の右方向からハウジング収容筒1aの内部にコンタクタハウジング3を押し込み、コード覆い1cの先端に一体加工するコードカシメ部1eに接続コード4の絶縁被覆を固定した後、曲げヒンジ1dからコード覆い1cがコード接続端1bに向かって直角に折られることになる。この場合、抜止め片8及び係止爪10は、図3の実線示のようにハウジング収容筒1aの周壁の外部に位置しているので、コンタクタハウジング3は完全には固定されない。
【0013】
次に、ハウジング収容筒1aの左方向から絶縁筒5aを嵌合し、ハウジング収容筒1a及びコード接続端1bをモールドケース本体5で覆う際、スクリュドライバの先端等で抜止め片8をコ字溝7の内部に向かって弾性変形させつつ、絶縁筒5aをハウジング収容筒1aに嵌めると、抜止め片8の先端の係止爪10がコンタクタハウジング3の凹所9に係合するから、コンタクタハウジング3がハウジング収容筒1aの内部に完全に固定状態におかれる。
【0014】
この組立状態の係止爪10は、モールドケース本体5の絶縁筒5aがハウジング収容筒1aから抜けない限り、コンタクタハウジング3の凹所9から外れることはないので、コンタクタハウジング3が後発的に移動してしまう不都合を回避できる。
なお、シールドケース1のハウジング収容筒1aをモールドケース本体5で覆った後、同モールドケース本体5の解放部をモールドケースカバー6を覆った状態として、モールドケース本体5とモールドケースカバー6との間を高周波接着することにより電気コネクタが完成される。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シールドケースに対するモールドケース本体の組立時に、ハウジング収容筒の外部に突出状態にある抜止め片を弾性変形させるだけで、ハウジング収容筒の内部にコンタクタハウジングを完全に固定できるから、従来のように、抜止め片の塑性変形を忘れたり、同抜止め片の塑性変形不足による後発的なコンタクタハウジングの抜け出しが回避され、製品原価を割高なものとすることなく、信頼性に富んだ電気コネクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気コネクタの全体分解斜視図である。
【図2】同電気コネクタの全体断面図である。
【図3】同電気コネクタの要部拡大断面図である。
【図4】従来の電気コネクタの全体分解斜視図である。
【図5】同電気コネクタの全体断面図である。
【図6】同電気コネクタの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シールドケース
1a ハウジング収容筒
1b コード接続端
1c コード覆い
2 コンタクタ
3 コンタクタハウジング
4 接続コード
4a コード芯線
5 モールドケース本体
5a 絶縁筒
6 モールドケースカバー
7 コ字溝
8 抜止め片
9 凹所
10 係止爪

Claims (3)

  1. ハウジング収容筒及びコード接続端をもった状態に導電性金属板から曲げ加工されるシールドケースの前記ハウジング収容筒の内部に、前記コード接続端側から複数のコンタクタを支持する円柱状のコンタクタハウジングを挿入し、前記ハウジング収容筒の外周面を覆う絶縁筒をもつ絶縁性モールドケース本体で前記シールドケースの外面を覆う電気コネクタにおいて、前記ハウジング収容筒の周壁の一部にコ字溝を形成して同周壁の外部に突出する抜止め片を切り起こし、同抜止め片の先端に略直角に曲げ加工された係止爪を一体成形し、前記ハウジング収容筒に対する前記絶縁筒の嵌合により前記抜止め片を同周壁の内部に強制変形させて前記係止爪を前記コンタクタハウジングの凹所に係合させたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. コ字断面とされる前記コード接続端は前記ハウジング収容筒に対して略直角に曲げ加工され、同コード接続端の解放部は、前記モールドケース本体の解放部を塞ぐ絶縁性のモールドケースカバーにより覆われることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. コ字断面とされる前記コード接続端は前記ハウジング収容筒に対して略直角に曲げ加工され、同コード接続端の解放部は、前記ハウジング収容筒の挿入及び接続コードの取付け後に、前記ハウジング収容筒の延長上に折曲げ可能に曲げ加工されたコ字断面のコード覆いの折曲げによりシールドされ、同コード覆いの外面は前記モールドケース本体の解放部を塞ぐ絶縁性のモールドケースカバーにより覆われることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
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