JP2585819Y2 - 光玩具 - Google Patents
光玩具Info
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- JP2585819Y2 JP2585819Y2 JP1993029709U JP2970993U JP2585819Y2 JP 2585819 Y2 JP2585819 Y2 JP 2585819Y2 JP 1993029709 U JP1993029709 U JP 1993029709U JP 2970993 U JP2970993 U JP 2970993U JP 2585819 Y2 JP2585819 Y2 JP 2585819Y2
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- light
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- toy
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H33/00—Other toys
- A63H33/22—Optical, colour, or shadow toys
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光玩具に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、光玩具として、表面に絵柄が表示
された回転ドーム内に光源を配し、この光源で前記回転
ドームの絵柄を照らしてその像を天井や壁に投影して鑑
賞して楽しむように構成したものや、光源を動作させて
その残像を鑑賞して楽しむように構成したものが知られ
ている。従来のこのような光玩具にあっては、投影像あ
るいは残像の艶やかさを追求したものが多かった。
された回転ドーム内に光源を配し、この光源で前記回転
ドームの絵柄を照らしてその像を天井や壁に投影して鑑
賞して楽しむように構成したものや、光源を動作させて
その残像を鑑賞して楽しむように構成したものが知られ
ている。従来のこのような光玩具にあっては、投影像あ
るいは残像の艶やかさを追求したものが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、光は人の心
をなごませるとともに、過去の出来事や未来の夢などを
想起させる機能を持つ。特に、光像が清楚で、光玩具自
体の動作も単純な場合に、その機能が有効に発揮され
る。本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、見る人
の心に様々な想いを想起させるに適し、リラクゼーショ
ンの効果も高い光玩具を提供することを目的とする。
をなごませるとともに、過去の出来事や未来の夢などを
想起させる機能を持つ。特に、光像が清楚で、光玩具自
体の動作も単純な場合に、その機能が有効に発揮され
る。本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、見る人
の心に様々な想いを想起させるに適し、リラクゼーショ
ンの効果も高い光玩具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光玩具
は、本体の内部には、光源と、この光源に対して相対的
に移動可能でその移動方向に沿って色が変化するフィル
タと、このフィルタを前記光源に対して相対移動させる
移動手段と、ライト部を本体に対して揺動させる揺動手
段と、所定の音を出力する発音手段とが設けられ、前記
本体には、前記フィルムを透過した光によって照らされ
る半透明なライト部が左右方向に揺動可能に取り付けら
れ、このライト部には人形が載置され、前記ライト部は
乳白色で、その内部は中空に、また、その内部は凸凹と
なっていると共に、該ライト部の揺動軸の近くには光導
入用の開口が形成されていることを特徴とする。
は、本体の内部には、光源と、この光源に対して相対的
に移動可能でその移動方向に沿って色が変化するフィル
タと、このフィルタを前記光源に対して相対移動させる
移動手段と、ライト部を本体に対して揺動させる揺動手
段と、所定の音を出力する発音手段とが設けられ、前記
本体には、前記フィルムを透過した光によって照らされ
る半透明なライト部が左右方向に揺動可能に取り付けら
れ、このライト部には人形が載置され、前記ライト部は
乳白色で、その内部は中空に、また、その内部は凸凹と
なっていると共に、該ライト部の揺動軸の近くには光導
入用の開口が形成されていることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の光玩具は、請求項1記載の
光玩具において、前記ライト部は正面から見て三日月形
状となっており、その上に、前記人形として兎模型が寝
そべっていることを特徴とする。
光玩具において、前記ライト部は正面から見て三日月形
状となっており、その上に、前記人形として兎模型が寝
そべっていることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】上記した手段によれば、ライト部は揺動し、そ
の揺動の間にライト部の色だけが変化してゆく。このよ
うに、ライト部の動作は単純であり、しかも、ライト部
も色が変化してゆくだけなので、艶やかさはないが、そ
の艶やかがない分、看者に様々な想い(例えば子供の頃
の出来事、将来の夢など)を想起させることができる。
また、上記した手段によれば、見ているだけでリラクゼ
ーションを図ることができる。さらに、ライト部に人形
などを付加すれば、その人形に感情移入も可能で、あた
かも、自分がゆりかごなどに乗っているかのイメージを
得ることができ、より一層のリラクゼーションを図るこ
とが可能である。また、発音手段によって波の音、小川
のせせらぎの音、音楽などを発音させるようにすれば、
視覚的効果に加えて、聴覚的効果も付加されるので、よ
り一層の効果を得ることができる。
の揺動の間にライト部の色だけが変化してゆく。このよ
うに、ライト部の動作は単純であり、しかも、ライト部
も色が変化してゆくだけなので、艶やかさはないが、そ
の艶やかがない分、看者に様々な想い(例えば子供の頃
の出来事、将来の夢など)を想起させることができる。
また、上記した手段によれば、見ているだけでリラクゼ
ーションを図ることができる。さらに、ライト部に人形
などを付加すれば、その人形に感情移入も可能で、あた
かも、自分がゆりかごなどに乗っているかのイメージを
得ることができ、より一層のリラクゼーションを図るこ
とが可能である。また、発音手段によって波の音、小川
のせせらぎの音、音楽などを発音させるようにすれば、
視覚的効果に加えて、聴覚的効果も付加されるので、よ
り一層の効果を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて、本考案の実施例に係
る光玩具について説明する。
る光玩具について説明する。
【0009】図1には実施例の光玩具の外観斜視図が示
されている。この図1において符号1は光玩具を示して
おり、この光玩具1はつまみ2を右回転させることによ
って作動するようになっている。つまり、つまみ2を右
回転させた後、つまみ2から手を離すと、つまみ2はゆ
っくりと左回転して元の位置へ戻ろうとする。その間、
三日月形のライト部3が左右にゆっくりと揺れ、その上
に付設された兎模型4をゆする。また、このライト部3
が揺れている間、ライト部3の色は赤、黄、緑と徐々に
移り変わってゆくと同時に、光玩具1からは眠りを誘う
音楽が発音される。
されている。この図1において符号1は光玩具を示して
おり、この光玩具1はつまみ2を右回転させることによ
って作動するようになっている。つまり、つまみ2を右
回転させた後、つまみ2から手を離すと、つまみ2はゆ
っくりと左回転して元の位置へ戻ろうとする。その間、
三日月形のライト部3が左右にゆっくりと揺れ、その上
に付設された兎模型4をゆする。また、このライト部3
が揺れている間、ライト部3の色は赤、黄、緑と徐々に
移り変わってゆくと同時に、光玩具1からは眠りを誘う
音楽が発音される。
【0010】次に、この光玩具1の構成を詳細に説明す
る。
る。
【0011】この光玩具1の本体10の上面には、手前
側右につまみ2が付設され、奥側にライト部3が軸3a
を中心に左右に揺動可能に取り付けられている。また、
ライト部3の上には兎模型4が横たわった状態に付設さ
れている。
側右につまみ2が付設され、奥側にライト部3が軸3a
を中心に左右に揺動可能に取り付けられている。また、
ライト部3の上には兎模型4が横たわった状態に付設さ
れている。
【0012】本体10は、図2で示す上枠11と図3で
示す下枠12とで構成されている。上枠11には、ライ
ト部3の一部を受容するための開口11aと、ライト部
3の軸3a,3aを受容する軸受用凹部11b,11b
が形成されている。そして、この上枠11には、軸受用
凹部11b,11bにライト部3の軸3a,3aを入
れ、軸止部材13,13を軸受用凹部11b,11bに
嵌合させてねじ止めすることによって、ライト部3が取
り付けられる。なお、図2において符号3dはつまみ2
を受容するための開口を示している。
示す下枠12とで構成されている。上枠11には、ライ
ト部3の一部を受容するための開口11aと、ライト部
3の軸3a,3aを受容する軸受用凹部11b,11b
が形成されている。そして、この上枠11には、軸受用
凹部11b,11bにライト部3の軸3a,3aを入
れ、軸止部材13,13を軸受用凹部11b,11bに
嵌合させてねじ止めすることによって、ライト部3が取
り付けられる。なお、図2において符号3dはつまみ2
を受容するための開口を示している。
【0013】ライト部3について説明すれば、ライト部
3は図4に示すように、前枠31と後枠32とから構成
され、この前枠31と後枠32とはねじ止めによって相
互に組み付けられるようになっている。この組付けによ
って構成されたライト部3は乳白色で、その内部は中空
となっており、その内面は凹凸となっており、ここで光
が拡散されるようになっている。ライト部3の基部30
には、図5(下方から見た斜視図)に示すように光導入
用の開口30aが形成されている。この開口30aには
ライト部3を揺動させるためのスイングレバー33が付
設され、このスイングレバー33のはね掛け部33aと
上枠11のばね掛け部11aとの間には引きばね34が
掛けられている。一方、ライト部3を構成する前枠31
および後枠32の上面には兎模型4の取付片30c,3
0cが付設され、その取付片30c,30cに形成され
た孔には、兎模型4の分割片4a,4aのボス部が前後
から嵌合され、分割片4a,4aの両者はボス部におい
てピン係合している。
3は図4に示すように、前枠31と後枠32とから構成
され、この前枠31と後枠32とはねじ止めによって相
互に組み付けられるようになっている。この組付けによ
って構成されたライト部3は乳白色で、その内部は中空
となっており、その内面は凹凸となっており、ここで光
が拡散されるようになっている。ライト部3の基部30
には、図5(下方から見た斜視図)に示すように光導入
用の開口30aが形成されている。この開口30aには
ライト部3を揺動させるためのスイングレバー33が付
設され、このスイングレバー33のはね掛け部33aと
上枠11のばね掛け部11aとの間には引きばね34が
掛けられている。一方、ライト部3を構成する前枠31
および後枠32の上面には兎模型4の取付片30c,3
0cが付設され、その取付片30c,30cに形成され
た孔には、兎模型4の分割片4a,4aのボス部が前後
から嵌合され、分割片4a,4aの両者はボス部におい
てピン係合している。
【0014】また、下枠12には、図3に示すように、
電池ボックス14が形成され、この電池ボックス14に
は下枠12の下側から電池(図示せず)がセット可能と
なっている。また、この下枠12には、前記つまみ2の
下方にゼンマイ(図示せず)が設けられている。図6に
示すように、ゼンマイ軸15には、歯車機構(図示せ
ず)を介して、オルゴールの回転ドラム(図示せず)が
連結され、この回転ドラム周面の突起には、その突起に
よって弾かれて音を奏でる櫛歯状リード(図示せず)が
係合している。
電池ボックス14が形成され、この電池ボックス14に
は下枠12の下側から電池(図示せず)がセット可能と
なっている。また、この下枠12には、前記つまみ2の
下方にゼンマイ(図示せず)が設けられている。図6に
示すように、ゼンマイ軸15には、歯車機構(図示せ
ず)を介して、オルゴールの回転ドラム(図示せず)が
連結され、この回転ドラム周面の突起には、その突起に
よって弾かれて音を奏でる櫛歯状リード(図示せず)が
係合している。
【0015】前記回転ドラムと同軸には歯車16が付設
され、この歯車16には、軸17に付設された歯車18
が噛合し、ゼンマイ動力は、これら歯車16,18を通
じて、スイングカム19に伝達されるようになってい
る。スイングカム19は、前記ライト部3のスイングレ
バー33に係合している。したがって、ゼンマイ動力に
よってスイングカム19が回転すると、スイングレバー
33が動かされ、ひいてはライト部3が軸3a,3aを
中心に左右に揺動することになる。なお、ライト部3の
揺動中にその揺動を無理矢理に制止した場合の内部機構
の破損を防止するために、前記歯車18と前記スイング
カム19との間には面クラッチ20が設置されている。
され、この歯車16には、軸17に付設された歯車18
が噛合し、ゼンマイ動力は、これら歯車16,18を通
じて、スイングカム19に伝達されるようになってい
る。スイングカム19は、前記ライト部3のスイングレ
バー33に係合している。したがって、ゼンマイ動力に
よってスイングカム19が回転すると、スイングレバー
33が動かされ、ひいてはライト部3が軸3a,3aを
中心に左右に揺動することになる。なお、ライト部3の
揺動中にその揺動を無理矢理に制止した場合の内部機構
の破損を防止するために、前記歯車18と前記スイング
カム19との間には面クラッチ20が設置されている。
【0016】また、回転ドラム15と同軸には歯車21
が付設され、この歯車21には、軸17に付設された歯
車22が噛合している。また、この歯車22には、それ
と一体的に欠歯歯車23が付設され、この欠歯歯車23
は、有底円筒状のフィルタ24の周面の歯24aに噛合
している。その結果、ゼンマイ動力は、これら歯車2
1,22,23を通じて、フィルタ24に伝達され、フ
ィルタ24が間欠的に回転駆動されることになる。な
お、欠歯歯車23とフィルタ24の歯とは間欠的に噛合
するだけなので、噛合されない間、フィルタ24は空転
可能な状態となってしまい、衝撃などでフィルタ24が
空回りしてしまうおそれがあるので、それを防止するた
め、フィルタ24の軸50には三角カム51を付設し、
その三角カム51には板ばね52を係合させてある。
が付設され、この歯車21には、軸17に付設された歯
車22が噛合している。また、この歯車22には、それ
と一体的に欠歯歯車23が付設され、この欠歯歯車23
は、有底円筒状のフィルタ24の周面の歯24aに噛合
している。その結果、ゼンマイ動力は、これら歯車2
1,22,23を通じて、フィルタ24に伝達され、フ
ィルタ24が間欠的に回転駆動されることになる。な
お、欠歯歯車23とフィルタ24の歯とは間欠的に噛合
するだけなので、噛合されない間、フィルタ24は空転
可能な状態となってしまい、衝撃などでフィルタ24が
空回りしてしまうおそれがあるので、それを防止するた
め、フィルタ24の軸50には三角カム51を付設し、
その三角カム51には板ばね52を係合させてある。
【0017】フィルタ24はライト部3の開口30a下
方に位置している。このフィルタ24の周壁内面には例
えば赤、黄、緑に塗り分けられたシール25が貼られて
いる。その結果、フィルタ24は円周方向に3色に色分
けされることになる。このフィルタ24内には光源が設
置される。この光源は電球26によって構成されてお
り、その電球26のガラス球26aの部分がフィルタ2
4内に臨んでいる。したがって、電球26によってフィ
ルタ24が内側から照らされると、フィルタ24を透過
した光はライト部3に入り、その光はライト部3の内面
で拡散されることになる。また、フィルタ24内には、
前記ガラス球26aを下方と両側から覆う反射板41が
設けられ、この反射板41によってロス少なく光をライ
ト部3へ導くことができるようになっている。
方に位置している。このフィルタ24の周壁内面には例
えば赤、黄、緑に塗り分けられたシール25が貼られて
いる。その結果、フィルタ24は円周方向に3色に色分
けされることになる。このフィルタ24内には光源が設
置される。この光源は電球26によって構成されてお
り、その電球26のガラス球26aの部分がフィルタ2
4内に臨んでいる。したがって、電球26によってフィ
ルタ24が内側から照らされると、フィルタ24を透過
した光はライト部3に入り、その光はライト部3の内面
で拡散されることになる。また、フィルタ24内には、
前記ガラス球26aを下方と両側から覆う反射板41が
設けられ、この反射板41によってロス少なく光をライ
ト部3へ導くことができるようになっている。
【0018】電球26は、ベース27、上カバー28、
前カバー29および裏蓋40によって画成される空間に
設置される。前カバー29は少なくともガラス球26a
を覆う部分が透明に構成されている。この前カバー29
を設けたのは、万一、ガラス球26aが割れた場合に、
その破片が下枠12内に飛び散るのを防止するためであ
る。裏蓋40は着脱可能となっており、その取外しによ
って電球26を着脱できるようにされている。
前カバー29および裏蓋40によって画成される空間に
設置される。前カバー29は少なくともガラス球26a
を覆う部分が透明に構成されている。この前カバー29
を設けたのは、万一、ガラス球26aが割れた場合に、
その破片が下枠12内に飛び散るのを防止するためであ
る。裏蓋40は着脱可能となっており、その取外しによ
って電球26を着脱できるようにされている。
【0019】また、電球26への給電を行うに際し、実
施例では、図8に示すように、電池のマイナス側を、ベ
ース27に付設された導体片27aと、裏蓋40に付設
された導体片40aを通じて、電球26の先端接触部2
6bに接続し、電池のプラス側を、反射板41を通じて
環状接触部26bに接続している。
施例では、図8に示すように、電池のマイナス側を、ベ
ース27に付設された導体片27aと、裏蓋40に付設
された導体片40aを通じて、電球26の先端接触部2
6bに接続し、電池のプラス側を、反射板41を通じて
環状接触部26bに接続している。
【0020】また、下枠12には、図3および図9に示
すように、電球26を点滅させるための電源回路を開閉
するスイッチ機構60が設置されている。このスイッチ
機構60はゼネバ歯車61とカム62とを含んで構成さ
れ、このスイッチ機構60は、ゼンマイを巻いた時に電
球26の電源回路を閉じ、一方、ゼンマイがほどけ切っ
た時に電源回路を開くように働く。
すように、電球26を点滅させるための電源回路を開閉
するスイッチ機構60が設置されている。このスイッチ
機構60はゼネバ歯車61とカム62とを含んで構成さ
れ、このスイッチ機構60は、ゼンマイを巻いた時に電
球26の電源回路を閉じ、一方、ゼンマイがほどけ切っ
た時に電源回路を開くように働く。
【0021】すなわち、ゼネバ歯車61は、ゼンマイ軸
15に付設された原車63の突起63aが、軸64に付
設された縦車65の歯溝65aに噛み合い、原車63の
回転によって縦車65を間欠的に回転させるように構成
されている。ここで、前記縦車65の歯のうちの1つの
歯65bの先端面は外側に膨らむように湾曲しており、
当該歯65bはストッパとして機能するようになってい
る。
15に付設された原車63の突起63aが、軸64に付
設された縦車65の歯溝65aに噛み合い、原車63の
回転によって縦車65を間欠的に回転させるように構成
されている。ここで、前記縦車65の歯のうちの1つの
歯65bの先端面は外側に膨らむように湾曲しており、
当該歯65bはストッパとして機能するようになってい
る。
【0022】カム62は図3および図10に示すように
「D」字状の原節66を有し、この原節66は前記縦車
65の裏側に一体的に付設されている。この原節66に
は図3および図11に示すようにスイッチSの一方の端
子片67が接触しており、原節66の弧の部分が端子片
67に当たったときにはスイッチSがオンされ、原節6
6の弦の部分が端子片67に当たったときにはスイッチ
Sがオフされるようになっている。このオフ位置で、図
11に示すように、前記ゼネバ歯車61の歯65bが原
車63を制止させる。
「D」字状の原節66を有し、この原節66は前記縦車
65の裏側に一体的に付設されている。この原節66に
は図3および図11に示すようにスイッチSの一方の端
子片67が接触しており、原節66の弧の部分が端子片
67に当たったときにはスイッチSがオンされ、原節6
6の弦の部分が端子片67に当たったときにはスイッチ
Sがオフされるようになっている。このオフ位置で、図
11に示すように、前記ゼネバ歯車61の歯65bが原
車63を制止させる。
【0023】このように構成された光玩具1によれぱ下
記のような効果を得ることができる。
記のような効果を得ることができる。
【0024】ライト部3の動作は単純であり、しかも、
色が変化してゆくだけなので、艶やかさはないが、その
艶やかがない分、看者に様々な想い(例えば子供の頃の
出来事、将来の夢など)を想起させることができる。ま
た、上記した手段によれば、見ているだけでリラクゼー
ションを図ることができる。さらに、三日月形のライト
部3に兎模型4を付加しているので、物語性も生まれ、
しかも、その兎模型4に感情移入も可能で、あたかも、
自分が月に乗っているかのイメージを得ることができ、
より一層のリラクゼーションを図ることが可能である。
また、発音手段によって眠りの音楽などを発音させるよ
うにしているので、視覚的効果に加えて、聴覚的効果も
付加されることになる。
色が変化してゆくだけなので、艶やかさはないが、その
艶やかがない分、看者に様々な想い(例えば子供の頃の
出来事、将来の夢など)を想起させることができる。ま
た、上記した手段によれば、見ているだけでリラクゼー
ションを図ることができる。さらに、三日月形のライト
部3に兎模型4を付加しているので、物語性も生まれ、
しかも、その兎模型4に感情移入も可能で、あたかも、
自分が月に乗っているかのイメージを得ることができ、
より一層のリラクゼーションを図ることが可能である。
また、発音手段によって眠りの音楽などを発音させるよ
うにしているので、視覚的効果に加えて、聴覚的効果も
付加されることになる。
【0025】以上、本考案者によってなされた考案の実
施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変形が可能である。
施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変形が可能である。
【0026】例えば、前記実施例では、色付きフィルタ
として有底円筒状のフィルタを設けたが、平板状のフィ
ルタを用い、これを往復動作させるように構成すること
も可能である。
として有底円筒状のフィルタを設けたが、平板状のフィ
ルタを用い、これを往復動作させるように構成すること
も可能である。
【0027】また、前記実施例では、ライト部3を三日
月状に構成したが、ゆりかごやロッキングングチェア、
あるいは船や飛行機のような形状としても良い。
月状に構成したが、ゆりかごやロッキングングチェア、
あるいは船や飛行機のような形状としても良い。
【0028】さらに、発音される音も音楽に限らず、波
の音、小川のせせらぎの音など種々のものを発音させる
ことが可能である。
の音、小川のせせらぎの音など種々のものを発音させる
ことが可能である。
【0029】
【考案の効果】以上のように本考案の光玩具によれば、
見る人の心に様々な想いを想起させるに適し、リラクゼ
ーションの効果も高い光玩具の実現が図れる。
見る人の心に様々な想いを想起させるに適し、リラクゼ
ーションの効果も高い光玩具の実現が図れる。
【図1】本考案の実施例に係る光玩具の外観斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の実施例に係る光玩具の本体上枠の斜視
図である。
図である。
【図3】本考案の実施例に係る光玩具の本体下枠および
内部機構の斜視図である。
内部機構の斜視図である。
【図4】本考案の実施例に係る光玩具のライト部の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本考案の実施例に係る光玩具の本体上枠を下方
から見た場合の斜視図である。
から見た場合の斜視図である。
【図6】本考案の実施例に係る光玩具の内部機構の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本考案の実施例に係る光玩具の光源およびその
周辺の分解斜視図である。
周辺の分解斜視図である。
【図8】本考案の実施例に係る光玩具の光源およびその
周辺の分解斜視図である。
周辺の分解斜視図である。
【図9】本考案の実施例に係る光玩具のスイッチ機構の
平面図である。
平面図である。
【図10】本考案の実施例に係る光玩具のスイッチ機構
のカムの平面図である。
のカムの平面図である。
【図11】本考案の実施例に係る光玩具のスイッチ機構
の平面図である。
の平面図である。
1 光玩具 3 ライト部 4 兎模型(人形) 24 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−11999(JP,U) 実開 昭63−163891(JP,U) 実開 平1−77798(JP,U) 実開 昭61−8097(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63H 33/22 A63H 13/20 A63H 31/08 A63H 5/00 F21V 33/00 F21M 3/18
Claims (2)
- 【請求項1】 本体の内部には、光源と、この光源に対
して相対的に移動可能でその移動方向に沿って色が変化
するフィルタと、このフィルタを前記光源に対して相対
移動させる移動手段と、ライト部を本体に対して揺動さ
せる揺動手段と、所定の音を出力する発音手段とが設け
られ、前記本体には、前記フィルムを透過した光によっ
て照らされる半透明なライト部が左右方向に揺動可能に
取り付けられ、このライト部には人形が載置され、前記
ライト部は乳白色で、その内部は中空に、また、その内
部は凸凹となっていると共に、該ライト部の揺動軸の近
くには光導入用の開口が形成されていることを特徴とす
る光玩具。 - 【請求項2】 前記ライト部は正面から見て三日月形状
となっており、その上に、前記人形として兎模型が寝そ
べっていることを特徴とする請求項1記載の光玩具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993029709U JP2585819Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 光玩具 |
GB9409245A GB2277881B (en) | 1993-05-11 | 1994-05-10 | Optical toy |
HK98106704A HK1007528A1 (en) | 1993-05-11 | 1998-06-25 | Optical toy |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993029709U JP2585819Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 光玩具 |
Publications (2)
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JPH0681597U JPH0681597U (ja) | 1994-11-22 |
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Family Applications (1)
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JP1993029709U Expired - Fee Related JP2585819Y2 (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 光玩具 |
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JPH0511999U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 株式会社トミー | 発音玩具 |
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- 1994-05-10 GB GB9409245A patent/GB2277881B/en not_active Expired - Fee Related
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1998
- 1998-06-25 HK HK98106704A patent/HK1007528A1/xx not_active IP Right Cessation
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Publication number | Publication date |
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Legal Events
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