JP2585708Y2 - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JP2585708Y2
JP2585708Y2 JP1991087963U JP8796391U JP2585708Y2 JP 2585708 Y2 JP2585708 Y2 JP 2585708Y2 JP 1991087963 U JP1991087963 U JP 1991087963U JP 8796391 U JP8796391 U JP 8796391U JP 2585708 Y2 JP2585708 Y2 JP 2585708Y2
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memory cell
channel
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drain
semiconductor memory
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正義 佐々木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、SRAMと称されてい
る半導体メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、抵抗負荷型SRAMのメモリセ
ルの等価回路を示している。このメモリセルのフリップ
フロップ11は、駆動用のNMOSトランジスタ12、
13と負荷用の抵抗素子14、15とから成っており、
このフリップフロップ11と転送用のNMOSトランジ
スタ16、17とでメモリセルが構成されている。
【0003】NMOSトランジスタ12、13のソース
には接地線21が接続されており、抵抗素子14、15
には電源線22が接続されている。また、ワード線23
がNMOSトランジスタ16、17のゲート電極になっ
ており、これらのNMOSトランジスタ16、17の各
々の一方のソース・ドレインに真補のビット線24、2
5が接続されている。
【0004】図4は、この様な抵抗負荷型SRAMの一
従来例におけるメモリセルのうちで、NMOSトランジ
スタ12、13、16、17のみを示している。この一
従来例では、NMOSトランジスタ12、13、16、
17のソース・ドレインになっている拡散層26a〜2
6gが、半導体基板の活性領域中に形成されている。
【0005】半導体基板上の絶縁膜(図示せず)上に
は、NMOSトランジスタ12、13のゲート電極12
a、13aとワード線23とが、第1層目の多結晶Si
膜等によって形成されている。そして、図4中に斜線で
示す埋込みコンタクト27a〜27cを介して、ゲート
電極12aが拡散層26d、26fにコンタクトしてお
り、ゲート電極13aが拡散層26bにコンタクトして
いる。
【0006】なお、図示されてはいないが、接地線21
は拡散層26a、26cにコンタクトしており、ビット
線24、25は拡散層26e、26gに夫々コンタクト
している。また、拡散層26b、26dがメモリセルの
記憶ノードになっている。
【0007】ところで、メモリセルのデータ保持特性を
向上させるためには、転送用のNMOSトランジスタ1
6、17の電流能力(β)に対する駆動用のNMOSト
ランジスタ12、13のβの比を大きくする必要があ
る。
【0008】MOSトランジスタのβは、一般的に、 β=(W/L)・Cox・μ と表される。W、L、Cox、μは、MOSトランジスタ
の夫々ゲート幅、ゲート長、単位面積当たりのゲート酸
化膜容量及びキャリア移動度である。
【0009】ここで、Cox、μは同一半導体チップ内の
MOSトランジスタでは総て同じであるので、設計上で
βを実質的に決めるのはWとLである。そして、転送用
のNMOSトランジスタ16、17のβを基準にし、且
つ駆動用のNMOSトランジスタ12、13のLを基準
にすると、上述のβの比を大きくするためには、NMO
Sトランジスタ12、13のWを大きくする必要があ
る。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところが、一従来例の
SRAMにおける駆動用のNMOSトランジスタ12、
13では、図4に示した様に、ゲート(チャネル)の両
側端が互いに平行であり、活性領域の端縁とゲート電極
12a、13aの両辺とが互いに直交している。このた
め、ドレインである拡散層26b、26d側とソースで
ある拡散層26a、26c側とで、ゲート幅(チャネル
幅)が互いに同じである。
【0011】このため、駆動用のNMOSトランジスタ
12、13のWを大きくするためには、図4中の縦方向
でメモリセルを大きくする必要があり、メモリセル面積
が大きくなる。逆に、メモリセル面積を小さくすると、
所要のデータ保持特性を有することができなくなる。従
って、従来のSRAMでは、この点が微細化の障害にな
っていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案による半導体メモ
リでは、フリップフロップ11の駆動用トランジスタ1
2、13のチャネルのうちでソース26a、26c側の
部分及びドレイン26b、26d側の部分の少なくとも
一方が夫々前記ソース26a、26c及び前記ドレイン
26b、26dに向かって連続的に広がっており、前記
チャネルと前記ソース26a、26cとの境界及び前記
チャネルと前記ドレイン26b、26dとの境界が夫々
直線状である。
【0013】
【作用】本考案による半導体メモリでは、駆動用トラン
ジスタ12、13のチャネルのうちでソース26a、2
6c側の部分及びドレイン26b、26d側の部分の少
なくとも一方が夫々ソース26a、26c及びドレイン
26b、26dに向かって広がっているので、この分だ
けチャネル幅が広い。しかも、チャネルの広がりが連続
的であり且つチャネルとソース26a、26cとの境界
及びチャネルとドレイン26b、26dとの境界が夫々
直線状であるので、チャネルの形状が単純でキャリアが
チャネルを走行し易い。従って、メモリセル面積の割に
駆動用トランジスタ12、13の電流能力が大きく、フ
リップフロップ11の双安定性が高くて、メモリセルの
データ保持特性が優れている。
【0014】
【実施例】以下、抵抗負荷型SRAMに適用した本考案
の一実施例を、図1〜3を参照しながら説明する。
【0015】本実施例では、図1中の領域31、32に
示す様に、フリップフロップ11の駆動用のNMOSト
ランジスタ12、13において、ゲート(チャネル)の
両側端が互いに平行ではなく、活性領域の端縁とゲート
電極12a、13aの一辺とが互いに斜交しており、こ
のために、ドレインである拡散層26b、26d側より
もソースである拡散層26a、26c側でゲート幅(チ
ャネル幅)が広くなっていることを除いて、図4に示し
た一従来例と実質的に同様の構成を有している。
【0016】この様な本実施例では、図1と図4との比
較からも明らかな様に、メモリセル面積は上述の一従来
例に比べて増加していない。しかし、本実施例の様にゲ
ート幅がドレイン側よりもソース側で広くなっていれ
ば、ゲート幅が何れの部分においても本実施例のソース
側におけるゲート幅と同じである一従来例に比べて、N
MOSトランジスタ12、13のβが大きい。逆に、β
が同じであれば、メモリセル面積は一従来例よりも小さ
くすることができる。
【0017】なお、本実施例の様にゲート幅がドレイン
側よりもソース側で広くなっている方が、ソース側より
もドレイン側で広くなっている場合に比べて、飽和電流
が大きくなって、βが大きくなる。
【0018】しかし、基本的には、ソース、ドレインの
何れか一方でゲート幅が広くなっていれば、それらのう
ちの狭い方のゲート幅しか有していない場合に比べて、
βが大きくなる。従って、図1の領域31、32に示し
た本実施例の活性領域のパターンに限らず、図2(a)
〜(d)に示す様な種々の活性領域のパターンでも、β
が大きくなる。
【0019】
【考案の効果】本考案による半導体メモリでは、メモリ
セル面積の割にメモリセルのデータ保持特性が優れてい
るので、メモリセル面積を小さくして微細化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるメモリセルの概略的
な平面図である。
【図2】一実施例における要部の各種変形例の平面図で
ある。
【図3】本考案を適用し得る抵抗負荷型SRAMのメモ
リセルの等価回路図である。
【図4】本考案の一従来例におけるメモリセルの概略的
な平面図である。
【符号の説明】
11 フリップフロップ 12 NMOSトランジスタ 13 NMOSトランジスタ 26a 拡散層 26b 拡散層 26c 拡散層 26d 拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/8244 H01L 27/11

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリップフロップを用いてメモリセルが
    構成されている半導体メモリにおいて、 前記フリップフロップの駆動用トランジスタのチャネル
    のうちでソース側の部分及びドレイン側の部分の少なく
    とも一方が夫々前記ソース及び前記ドレインに向かって
    連続的に広がっており、 前記チャネルと前記ソースとの境界及び前記チャネルと
    前記ドレインとの境界が夫々直線状であ る半導体メモ
    リ。
JP1991087963U 1991-10-01 1991-10-01 半導体メモリ Expired - Lifetime JP2585708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991087963U JP2585708Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 半導体メモリ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991087963U JP2585708Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 半導体メモリ

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JPH0531261U JPH0531261U (ja) 1993-04-23
JP2585708Y2 true JP2585708Y2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=13929517

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616355B2 (ja) * 1985-11-21 1994-03-02 日本電気株式会社 スタテイツクメモリ
JPS6329573A (ja) * 1986-07-23 1988-02-08 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JPS6357755U (ja) * 1986-09-30 1988-04-18
JPS63100771A (ja) * 1986-10-17 1988-05-02 Nec Corp 半導体メモリ装置
JP2927463B2 (ja) * 1989-09-28 1999-07-28 株式会社日立製作所 半導体記憶装置

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JPH0531261U (ja) 1993-04-23

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