JP2585515B2 - 図形描画方法 - Google Patents

図形描画方法

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JP2585515B2
JP2585515B2 JP60179485A JP17948585A JP2585515B2 JP 2585515 B2 JP2585515 B2 JP 2585515B2 JP 60179485 A JP60179485 A JP 60179485A JP 17948585 A JP17948585 A JP 17948585A JP 2585515 B2 JP2585515 B2 JP 2585515B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は,表示装置における図形の描画方法に係り,
特に,ラスタスキャン型表示装置の表示画面上に,一つ
ずつが一つの画面として扱えるウィンドウと呼ばれる矩
形の領域が複数個作成可能なマルチウィンドウ・システ
ムにおいて,互いの重なりのために一つの矩形からなる
とは限らないそれらのウィンドウ内での描画や,ウィン
ドウの配置変更に伴う部分的な再表示の際に,各ウィン
ドウの重なりによって生じる表示画面に表示されない部
分を避けて図形を描画する方法に関する。
〔発明の背景〕
この種の方法においては,以前から,表示画面を超え
る図形を描画したり,画面上に設けられた特定の領域に
限って描画するために,図形を描画領域でクリッピング
するという考え方があった。従来用いられてきた主要な
方法は,特開昭58−225473に示されるように,描画対象
の図形を数学的に表現する方程式から描画領域に含まれ
る部分を求め,その結果に従って,表示画面に描くとい
うものである。この方法の利点は,例えば線分について
見ると,与えられた線分に対して描画領域に含まれる部
分の始点と終点を計算で求めれば,後はドット発生器を
用いて,始点と終点の間でドットを表示画面に表示すれ
ばよいという点である。
しかしながら,上記した従来方法には次のような問題
点がある。第一に,計算で求めた交点と実際に表示画面
上に現わる交点とは異なること,すなわち,例えば二つ
の直線の方程式から計算で求められる交点は,一般に,
それらを表示画面上のドットで表わした場合の交点では
ないということである。このため,交点計算でクリッピ
ングを行った場合,現在描かれている部分図形に,現在
描かれていない部分図形を追加して表示すると,両者を
一度に描いた場合とは異なる図形が得られることにな
る。この欠点は,部分的な表示,追加,あるいは削除が
頻繁に生じるマルチウィンドウ表示を採用する表示装置
においては,致命的なものとなる。第二に,図形として
よく現われる円や楕円については,交点計算と部分的な
ドット発生が困難であるため,従来から,発生されるド
ット毎に描画領域に含まれるか否かを確かめていた点で
ある。このように,ドット毎にクリッピングの判定を行
えば,部分的な表示や追加に際しての誤差は生じない
が,描画領域の構成が複雑になってくると,ドット毎の
判定が複雑になり,処理時間が増大し,描画速度の低下
を招くという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は,従来技術での上記した問題点を解決
し,描画領域が,実際に表示してもよい表示内部領域と
実際の表示が禁止されている非表示内部領域とから構成
される表示装置において,発生されるドットを実際に表
示するか否かの判定に要する時間を短縮することがで
き,しかも正確に表示することができる図形描画方法を
提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために,本発明での次のような
方法を採用する。すなわち,描画開始により,1ドット毎
に描画領域に含まれるか否かを判定し,描画領域内にあ
ると,表示が許されている表示内部領域と,表示が禁止
されている非表示内部領域(表示内部領域、非表示内部
領域を総称して内部領域という)のうちのいずれか一つ
の内部領域に存在するかを判定する。ある内部領域にあ
ることが判ると,以後発生されるドットについては,そ
の内部領域にあるか否かのみを確かめる。もし,今まで
ドットが存在した内部領域に存在しなくなったことが判
ると,残りの内部領域にあるか否かを確かめる。残りの
内部領域の一つに含まれることが判れば,以後発生され
るドットについては,この内部領域にあるか否かのみを
確かめる。上記の場合,残りのいずれの内部領域にも含
まれないことが判れば,そのドットは2種類の内部領域
のいずれにも含まれず,描画領域の外に出たことにな
り,その次のドットからは,最初に戻って,再び描画領
域内にあるか否かを確かめていく。以上の手続きにおい
て,ドットが表示内部領域にある場合は表示画面上に表
示し,非表示内部領域にある場合は表示画面上には表示
しないで計算のみを続けていく。このようにして,任意
の領域においてクリッピングしながら,任意の図形を描
画することを,通常,1ドットについて一度の判定で行う
ことができる。
〔発明の実施例〕
以下,本発明の実施例について述べる。
第1図は,本発明に係る表示装置の外観図を示してい
る。図のように,表示装置はキーボード1とCRT(陰極
線管)表示部2からなり,キーボード1には,カーソル
移動キー3,カーソル位置入力キー4および一群の文字列
キー5が設けられている。
第2図は本発明方法を実現する装置をブロックを用い
て表わした図である。このような構成において,キーボ
ード1上のカーソル位置キー3を押し,カーソルを移動
する。CRT表示部2上でのカーソル位置情報は,CPU(中
央処理装置)9によって実行されるカーソル制御プログ
ラムによりレジスタ8に格納される。キーボード1上の
カーソル位置入力キー4が押されると,あるいは,一群
の文字例キー5が特定の組合わせで押されると,キーボ
ードドライバ6によってコードが発生され,発生された
コードは,レジスタ7に格納される。CPU9はレジスタ7
内のコードより記憶装置20内のプログラムを起動する。
フレーム・メモリ11は,CRT表示部2の表示画面の各ドッ
トの情報を格納したメモリであり,スキャナ12がスキャ
ンすると,その内容が表示画面上に表示され,BMP(ビッ
トマップ・プロセッサ)10がフレーム・メモリ11に書込
みを行うことにより,表示を1ドット単位で書き換える
ことができる。ドット発生器13は,CPU9の命令により,
指定された図形を表現するドットを一つずつ発生し,そ
のドットの表示画面上でのX座標をレジスタ14に,Y座標
をレジスタ15に格納する。CPU9は,レジスタ16,レジス
タ17,レジスタ18およびレジスタ19に格納されている着
目領域(描画領域あるいは内部領域)の左辺,上辺,右
辺および下辺の座標と,レジスタ14およびレジスタ15の
内容を比較し,必要ならばBMP10を用いて,フレーム・
メモリ11に書込みを行う。
以下では,便宜上,仮想平面の座標系と表面画面の座
標系は一致し,原点は表面画面の左下隅であるとする。
第3図に従って,表面画面上の描画領域,表示内部領
域および非表示内部領域の設定の一例を説明する。図
は,CRT2の表示画面(すなわち仮想平面)上に矩形の領
域301と302を設けた状態を示している。ここに示した矩
形領域301と302は、マルチウィンドウ画面において部分
的に重なって生成された2つのウィンドウに相当する。
ただし、描画領域となる矩形領域302は、他のウィンド
ウ301に部分的重なりをもつ1つのウィンドウ内に位置
指定された矩形領域であってもよい。矩形領域301は,
左辺のX座標の値(以下,単に左辺の座標値という。他
の辺についても同様。)L1,上辺の座標値T1,右辺の座標
値R1,下辺の座標値B1で定義され,矩形領域302は,左辺
の座標値L2,上辺の座標値T2,右辺の座標値R2,下辺の座
標値B2で定義されるとする。図の状態を座標値の大小関
係で表すと,L1<L2,B1>B2,R1<R2,T1>T2となってい
る。ここで,矩形領域302を描写領域とする場合を考え
る。これは,例えば、ウィンドウサイズの拡張など、今
後何らかの指示があるまで,CRT表示部2に描画される図
形は,矩形領域302内に制限されるということである。
さらに,図に示すように,矩形領域301が,描画領域302
の上に重なっているので,302を次のような二つの内部領
域に分ける。まず,表示してもよい領域として,301に覆
われていない部分を303,304に示す二つの矩形として管
理し,表示内部領域と呼ぶ。303の左辺の座標値はR1,上
辺の座標値はT2,右辺の座標値はR2,下辺の座標値はB1
あり,304の左辺の座標値はL2,上辺の座標値はB1,右辺の
座標値はR2,下辺の座標値はB2である。次に,表示を禁
止される領域として,301に覆われた部分を矩形305とし
て管理し,非表示内部領域と呼ぶ。305の左辺の座標値
はL2,上辺の座標値はT2,右辺の座標値はR1,下辺の座標
値はB1である。ここで,X座標がXC,Y座標がYCであるよう
な点が,例えば,領域304に含まれると,L2≦XC,R2≧XC,
B2≦YC,B1≧YCがすべて成り立つことである。描画領域
となるウィンドウと他のウィンドウとの重畳関係に基づ
いて行われる上述した描画領域の内部領域への分割は、
描画ドットの生成に先立って,例えば、ウィンドウの1
つを描画領域として指定した時、あるいは1つのウィン
ドウ内に描画領域となる矩形領域を設定した時に行えば
良い。描画領域とこれを分割して得られた各内部領域の
定義データ(位置、サイズ、表示/非表示の区分など)
は記憶装置21に格納される。
第4図を用いて,本発明によるクリッピングの例とし
て,第3図の描画領域302に,第4図のドット列401,40
2,…,410で表わされるような図形を描く場合の処理手順
を説明する。ドットは401から402,403,…へ順に発生さ
れるとする。まず,ドット401から順に,描画領域302に
含まれるか否かを判定(描画領域確認)していくと,ド
ット403が初めて含まれることになることが判る。この
ドット403について,表示内部領域と非表示内部領域の
いずれの内部領域にあるかを調べる(内部領域探索)
と,表示内部領域304であるので,以後,ドット403を含
めて,この内部領域に含まれるドットは表示されること
になる。ドットが表示内部領域304に含まれるか否かの
判定と表示処理(内部領域内ドット処理)を続けて,ド
ット404も表示されるのが,ドット405に至って表示内部
領域304を出る。ドット405が非表示内部領域に入ったか
否かを調べると,非表示内部領域305内に入ったので,
以後,ドット405を含めて,この非表示内部領域305に含
まれるドットは表示されないことになる(内部領域切換
え)。ドットが表示内部領域305に含まれるか否かの判
定と非表示処理(これは計算処理のみ)(内部領域内ド
ット処理)を続けて,ドット406も表示されないが,ド
ット407に至って非表示内部領域305を出る。再び,内部
領域切換えを行って,ドット407が表示内部領域に入っ
たか否かを調べると,表示内部領域303内であるので,
以後,ドット407を含めて,この表示内部領域303に含ま
れるドットは表示されることになる(内部領域切換
え)。ドットが表示内部領域303に含まれるか否かの判
定と表示処理(内部領域内ドット処理)を続けて,ドッ
ト408も表示されるのが,ドット409に至って表示内部領
域303を出る。そこで,ドット409について,内部領域切
換えを行って,非表示内部領域にあるか否かを調べる
と,非表示内部領域にも入っていないことが判り,結
局,ドット409はいずれの内部領域にもふくまれないの
で,以後発生されるドットは,描画領域の確認からやり
直す。このようにして,ドット409と,次のドット410も
描画領域に含まれないことが判り,ここでドットの発生
は終了し画評処理は終る。
第5図は,第2図のCPU9での,描画領域の確認,内部
領域の探索,内部領域内ドット処理のプログラム処理の
フローを示し,第6図,第7図,第8図は第5図中の主
要なルーチンにおける処理のフローを示し,第9図は,
ドット発生器13における処理のフローを示すものであ
る。以下,第5図に従い,処理の流れの説明を行う。
まず,カーソル移動キー3によるカーソル移動によっ
て求められた,CRT表示部2上の位置座標がレジスタ8に
格納される。次に,キーボード1上のキー4,5が押され
ることによって発生するコードはレジスタ7に格納さ
れ,CPUはこのコードの命令に従い,記憶装置21に格納さ
れている対応するプログラムを読出して処理を行う。例
えば,命令が直線描画命令ならば,プログラムは,カー
ソル位置入力キー4によって2点の位置座標値が入力さ
れるのを待ち(ステップ508),レジスタ14に最大数MAX
を格納し(509),最初に指定された点を始点,次に指
定された点を終点として,その2点を結ぶ直線を表現す
るドットを順次発生するように,ドット発生器13に命令
する(510)。レジスタ7のコードの表わす命令が円描
画命令ならば,プログラムは,カーソル位置入力キー4
によって2点の位置座標値が入力されるのを待ち(50
8),レジスタ14に最大数MAXを格納し(509),最初に
指定された点を円の中心点,次に指定された点を円周上
の1点として,その2点から決定される円を表現するド
ットを順次発生するように,ドット発生器13に命令する
(510)。
ここで,ドット発生器13の処理について第9図に従っ
て説明す。ドット発生器13は,ドット発生命令と必要な
情報を受け取る(901)と,レジスタ14の内容がMAXなら
ば,与えられた図形を表現するドットの座標値を一つ発
生し(905),MAXでなければ待ち状態にある(902)。さ
らに,発生すべきドットをすべて発生し終える(903)
と,レジスタ14に最小の数MINを格納する(904)。ドッ
ト発生器13から発生されたドットの位置座標値は,X座標
がレジスタ14に,Y座標がレジスタ15に格納(以下,それ
ぞれの値をPX,PYと表わす)される(905)。
第5図に戻り,プログラムは,上に述べたようにドッ
ト発生器13に命令を与え(510)た後,発生されるドッ
トがあれば(511,512),レジスタ14,15の内容を,それ
ぞれ,レジスタ22,23に格納し(513),レジスタ14にMA
Xを格納し(514),ドット発生器13が次のドットを発生
できるようにしてから描画領域の確認を行う(516)。
第6図を用いて,描画領域確認ルーチンについて説明
する。なお、描画領域は、マルチウィンドウ画面に生成
された1つのウィンドウ領域全体を描画領域に指定して
もよいが、以下の述べる実施例で1つのウィンドウ内に
設定した任意個数の矩形領域を描画領域に指定できるよ
うにしている。ドット発生器13から得られるドットが表
示されるか否かを判定するためには,第一に,そのドッ
トが描画領域に含まれているかを調べなければならな
い。プログラムは,描画領域を一つずつ順に取ってきて
(601),その位置を定義する座標の値を,記憶装置20
より読出し,左辺,上辺,右辺,下辺の順で,それぞ
れ,レジスタ16,17,18,19に格納し(603),点(PX,
PY)がレジスタ16,17,18,19の内容で表わされる領域に
含まれるか否かを確める(604)。含まれているなら
ば,プログラムは内部領域探索ルーチンに移る(51
7)。一方、含まれていないならば,まだ他に画鋲領域
があるか否かを確かめ(601),以上の手続きを繰り返
す。次の描画領域がなければ,ドット発生器13の発生す
る次のドットについて,同様に,描画領域確認の手続き
を繰り返す(602,520)。レジスタ14の内容がMAXなら
ば,ドット発生器13がまだ次のドットを発生していない
のであり,MINならば,必要なドットがすべて発生されて
いることになるので,プログラムは終了すべきである。
プログラムがレジスタ14にMAXを格納した後,ドット発
生器13は,更に発生すべきドットがあればその座標値を
レジスタ14,15に格納している。
第7図に従って内部領域探索ルーチンについて説明す
る。ドット発生器13から発生されるドットが所定の描画
領域に含まれるに至ったことがわかると,次に,ドット
の表示・非表示の決定のために,そのドットは,該描画
領域を構成しているどの内部領域に含まれるのかを調べ
る。プログラムは,該描画領域を構成している表示内部
領域および非表示内部領域の位置と大きさを表わしてい
る各辺の座標値を,記憶装置21より読出し,それぞれ,
レジスタ16,17,18,19に格納し(702),現在問題にして
いる点(PX,PY)がその内部領域に含まれるかを調べる
(703)。以上の操作を各内部領域について行い,点(P
X,PY)を含む内部領域IAが見つかれば,その時点で,上
記の探索は中止し,レジスタ16,17,18,19の内容の変更
しない。もし,IAが表示内部領域ならば,以後この内部
領域に含まれるドットは表示画面上に表示されることを
示すために,レジスタ24に“1"を格納し(705),プロ
グラムは内部領域内ドット処理ルーチンに移る。一方,I
Aが非表示内部領域ならば,以後この内部領域に含まれ
るドットは表示画面上に表示されないことを示すため
に,レジスタ24に“0"を格納し(706),プログラムは
内部領域内ドット処理ルーチンに移る(518)。
第8図に従い,内部領域内ドット処理ルーチンについ
て説明する。ここでは,一たん,ある内部領域に入った
後に発生されるドットは,基本的にその内部領域にあり
続けると考える。そこで,該ルーチンでは,まず,レジ
スタ24に格納されている値が“1"ならば,レジスタ22,2
3に格納されている値を座標値として持つドットを画面
上に表示する(802)。次に,描画領域確認ルーチンの
ところで述べたように,レジスタ14の内容がMAXあるい
はMINでないことを確認した後に,レジスタ14,15に格納
されている,この時までに,ドット発生器13によって発
生されたドットの座標値をレジスタ22,23に格納し(80
5),レジスタ14にはMAXを格納しておく(806)。プロ
グラムは,レジスタ22,23の内容で表わされるドット
が,レジスタ16,17,18,19の内容で表わされる矩形領域
に含まれるか否かを判定し(807),もし,含まれるな
らば,該ルーチンを繰り返し,一方,含まれなければ,
内部領域切り換えのために,再び,描画領域確認ルーチ
ンに移る(519)。これは,ドットが,現在注目してい
る内部領域から外に出た場合,プログラム初期状態に戻
ったとして処理するものである。
上記の最後の部分(内部領域切り換え処理)は次のよ
うにしてもよい。内部領域探索ルーチンにおいて,レジ
スタ14,15の内容の示すドットがいずれの内部領域にも
含まれない場合,再び,描画領域確認ルーチンに移るよ
うに変更した上で,内部領域内ドット処理ルーチンにお
いて,発生したドットが内部領域の外に出た場合に,ま
ず,内部領域探索ルーチンに移り,その結果,自分を含
む内部領域が存在しなければ,更に,描画領域確認ルー
チンに移る。これは,ドットが,現在注目している内容
領域から外に出た場合でも,まだ,他の内部領域内にあ
るかもしれないので,そちらを見つけることを優先して
処理をするものである。この,他の内部領域を優先して
処理する方法の方が,前述の,直ちに最初の描画領域確
認ステップに戻る方法よりも,概して,処理ステップ数
をより少なくすることが可能で,高速処理に適してい
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,複数の内部領
域に分割された描画領域内に,任意の図形を描画するに
際し,描かれるべき図形のコードからドットへの変換を
一度行うだけで,図形の表示内部領域内にある部分のみ
を,ドット単位で表示する方式であることから,表示が
正確であり,しかも,一度ある内部領域内にあることが
判定されるとそれ以後のドットについてはその内部領域
にあるか否かのみを判定処理していく方式であることか
ら,処理ステップ数を大幅に低減させて高速処理とする
ことができ,上記のように図形表示が正確であることか
ら,図形の任意の部分を任意に追加表示したり,あるい
は削除したりしても,ドットの表示に乱れが生じること
はなく,さらに,ドットの表示される順番はドット発生
器によってドットが発生される順番と等しいため,マン
マシン・インタフェイスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される表示装置の斜視図,第2図
は本発明方法を実現する装置の一実施例のブロック図,
第3図は本発明における領域の内部領域による分割の一
例を説明するための図,第4図は本発明により図形を表
現するドットの表示処理の具体例を説明するための図,
第5図は第2図のCPUにおけるプログラム処理の流れ
図,第6図は第5図中の描画領域確認ルーチンの詳細説
明図,第7図は第5図中の内部領域探索ルーチンの詳細
説明図,第8図は第5図中の内部領域内ドット処理ルー
チンの詳細説明図,第9図は第2図中のドット発生器に
おけるドット発生処理の流れ図である。 〈符号の説明〉 1……キーボード、2……CRT表示部 3……カーソル移動キー 4……カーソル位置入力キー 5……文字列キー、302……描画領域 303,304……表示内部領域 305……非表示内部領域

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上に部分的に重なりをもって複数のウ
    ィンドウを生成するマルチウィンドウ方式の表示画面に
    おける図面描画方法において、 (a)上記表示画面上に生成された複数のウィンドウの
    うち、描画領域として指定されたウィンドウとそれと重
    なりをもつ他の少なくとも1つのウィンドウとの位置関
    係に基づいて、描画領域を描画内容の表示が許される少
    なくとも1つの表示内容領域と描画内容の表示が禁止さ
    れる少なくとも1つの非表示内部領域とに分割し、各内
    部領域を特定する位置データを予めメモリに記憶してお
    き、 (b)上記描画領域に描くべき図形を指定する描画デー
    タが与えられたとき、該描画データに基づいて決定され
    る描画図形の構成要素となる各ドットの位置データを次
    々と発生し、 (c)上記描画領域に含まれる特定ドットが見つかる
    迄、上記次々と発生される各ドットの位置データを上記
    描画領域の位置データと比較し、 (d)上記特定ドットの位置データを上記メモリに記憶
    された上記内部領域の位置データと比較して、上記特定
    ドットが位置する1つの内部領域を見つけ、 (e)上記1つの内部領域が上記表示内部領域の場合は
    上記特定ドットを上記表示画面へ出力する処理を行い、
    上記1つの内部領域が上記非表示内部領域の場合は上記
    特定ドットの上記表示画面への出力を抑制する処理を行
    い、 (f)上記特定ドット以降に発生する新たなドットにつ
    いては、各ドットの位置データを上記1つの内部領域の
    位置データと比較し、該内部領域から外れた新たな特定
    ドットが見つかれ迄、上記ステップ(e)で行ったドッ
    ト処理を繰り返し、 (g)上記ステップ(f)で見つけた特定ドットの位置
    データと上記メモリに記憶された上記内部領域の位置デ
    ータとを比較し、該特定ドットが位置する新たな内部領
    域が見つかった場合は、該内部領域について上記ステッ
    プ(e)〜(f)を繰り返し、上記特定ドットが位置す
    る新たな上記内部領域が見つからない場合は、該特定ド
    ット以降に発生されるドットについて、上記ステップ
    (c)を実行することを特徴とする図形描画方法。
  2. 【請求項2】画面上に部分的に重なりをもって複数のウ
    ィンドウを生成するマルチウィンドウ方式の表示画面に
    おける図面描画方法において、 (a)上記表示画面上に生成された複数のウィンドウの
    うち、描画領域として指定されたウィンドウとそれと重
    なりをもつ他の少なくとも1つのウィンドウとの位置関
    係に基づいて、描画領域を描画内容の表示が許される少
    なくとも1つの表示内部領域と描画内容の表示が禁止さ
    れる少なくとも1つの非表示内容領域とに分割し、各内
    部領域を特定する位置データを予めメモリに記憶してお
    き、 (b)上記描画領域に描くべき図形を指定する描画デー
    タが与えられたとき、該描画データに基づいて決定され
    る描画図形の構成要素となる各ドットの位置データを次
    々と発生し、 (c)上記描画領域に含まれる特定ドットが見つかる
    迄、上記次々と発生される各ドットの位置データを上記
    描画領域の位置データと比較し、 (d)上記特定ドットの位置データを上記メモリに記憶
    された上記内部領域の位置データと比較して、上記特定
    ドットが位置する1つの内部領域を見つけ、 (e)上記1つの内部両明が上記表示内部領域の場合は
    上記特定ドットを上記表示画面へ出力する処理を行い、
    上記1つの内部領域が上記非表示内部領域の場合は上記
    特定ドットの上記表示画面への出力を制御する処理を行
    い、 (f)上記特定ドット以降に発生する新たなドットにつ
    いては、各ドットの位置データを上記1つの内部領域の
    位置データと比較し、該内部領域から外れた新たな特定
    ドットが見つかる迄、上記ステップ(e)で行ったドッ
    ト処理を繰り返し、 (g)上記ステップ(f)で上記1つの内部領域から外
    れた新たな特定ドットが見つかった場合は、該特定ドッ
    ト以降に発生されるドットについて、上記ステップ
    (c)を実行することを特徴とする図形描画方法。
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