JP2585143B2 - 画像読取り装置における読取り手段の位置検出方法 - Google Patents

画像読取り装置における読取り手段の位置検出方法

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JP2585143B2 JP2294833A JP29483390A JP2585143B2 JP 2585143 B2 JP2585143 B2 JP 2585143B2 JP 2294833 A JP2294833 A JP 2294833A JP 29483390 A JP29483390 A JP 29483390A JP 2585143 B2 JP2585143 B2 JP 2585143B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像読取り装置における読取り手段の位置
検出方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の画像読取り装置は、ラインセンサと、このライ
ンセンサの位置を検出するためのピックアップコイル等
の複数のピックアップ素子が枠体内に収納され、外部か
らは視認不可能なものである。この画像認識装置におけ
るラインセンサの位置検出方法は、例えば、特公昭60−
55867号公報に開示されているように、ラインセンサと
複数のピックアップコイルの取付け位置を予め決めてお
き、この取付け位置関係および複数のピックアップコイ
ルによる各読取り座標に基づいてラインセンサの位置を
検出している。
[解決しようとする課題] 上記従来のラインセンサの位置検出方法では、上記ラ
インセンサと複数のピックアップ素子の取付け位置にず
れが生じると、読取り誤差が発生してしまうため、両者
の位置関係を極めて厳格に設定しなければならない。す
なわち、個々の装置における取付け位置の誤差をなくす
ために高精度の組立て技術あるいは微調整機構等が必要
となり、その分コストがかかる。
本発明は、ラインセンサと複数のピックアップ素子の
相対的な位置関係の設定に厳格さが要求されず、したが
って組立て工程等の簡素化、コスト低減が実現できる画
像読取り装置における読取り手段の位置検出方法を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、タブレット盤と、複数の撮像素子によって
構成され、上記タブレット盤上を走査して画像を読み取
るラインセンサと、このラインセンサの上記タブレット
盤上の位置を検出するための複数のピックアップ素子と
を具備し、上記複数のピックアップ素子のうち少なくと
も1つを外部から視認可能な位置に設けることにより画
像読取り装置を構成し、この外部から視認可能な位置に
設けたピックアップ素子により、上記タブレット盤上の
基準点の座標を読み取り、この基準点を上記ラインセン
サの異なる撮像素子でそれぞれ撮像し、このときの上記
複数のピックアップ素子のそれぞれの読取り座標と上記
基準点の座標に基づいて、上記ラインセンサと上記複数
のピックアップ素子の相対的な位置関係を検出すること
により、上記課題を解決するものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明による画像読取り装置の構成を示し
たもので、同図において、1はタブレット盤であり、そ
の表面上に均一な磁束密度の磁界を発生する。2は複数
の撮像素子によって構成され、画像情報を読み取るため
のラインセンサ、3aおよび3bはタブレット盤1上の座標
を読み取るためのピックアップ素子であり、本例ではピ
ックアップコイルとする。ピックアップ素子3aは外部か
ら視認可能な位置に設けてある(第2図示)。4はピッ
クアップ素子3aおよび3bからの出力信号を選択的に出力
するモード切換え回路である。2〜4によってハンドス
キャナ5が構成される。6aはタブレット盤1をx方向に
走査してピックアップ素子3aおよび3bのx座標を検知す
るためのx方向走査回路、6bはタブレット盤1をy方向
に走査してピックアップ素子3aおよび3bのy座標を検知
するためのy方向走査回路、7はピックアップ素子3aお
よび3bの位置およびラインセンサ2の位置の算出等の制
御を行なう制御回路、8はラインセンサ2で読み取った
画像情報およびその座標を記憶する記憶回路、9は記憶
回路8の記憶内容に基づいて画像を表示する表示部であ
る。
第2図はハンドスキャナ5の構成を示したものであ
り、同図において、第1図と同じ番号は同一のものを示
す。図示の通り、ピックアップ素子3aはハンドスキャナ
本体から露出して設けてあり、視認可能となっている。
なお、ピックアップ素子3aは本体内に設け、その位置の
本体ケースを透明部材によって形成し、外部から視認可
能となるようにしてもよい。P1〜Pzはラインセンサを構
成している撮像素子である。
つぎに、ラインセンサ2、ピックアップ素子3aおよび
3bの相対的な位置関係の検出方法を第3図のフローチャ
ートに沿って説明する。
まず、タブレット盤1上に用紙を載置し、この任意の
位置に基準点CPをマークする(ステップ)。
つぎに、スイッチ(図示せず。)を操作してタブレッ
ト盤1上のピックアップ素子3aの位置の座標を読み取る
デジタイザモードに切り換える(ステップ)。これに
より、モード切換え回路4はピックアップ素子3aからの
出力信号のみを出力するようになる。
つぎに、ピックアップ素子3aの中心点を目視により基
準点CPに合わせ、x方向走査回路6aおよびy方向走査回
路6bでタブレット盤1を走査して基準点CPの座標を読み
取る。すなわち、x方向走査回路6aおよびy方向走査回
路6bにより、それぞれタブレット盤1の走査線に順次電
流を印加して磁界を発生させ、この磁界によってピック
アップ素子3aから発生する出力信号のピーク値を検出す
ることにより、ピックアップ素子3aの座標(xcp,ycp)
を読み取る(ステップ)。
つぎに、上記スイッチにより画像入力モードに切り換
える(ステップ)。これにより、モード切換え回路4
はピックアップ素子3aおよび3bから発生する信号を出力
する。
つぎに、ラインセンサ2を走査して任意の撮像素子で
基準点CPを撮像する。ここでは、第2図に示した撮像素
子Paで基準点CPが撮像されたものとする。撮像素子Paに
より基準点CPが撮像されたときのピックアップ素子3aの
中心の位置する点Laの座標(xla,yla)、およびピック
アップ素子3bの中心の位置する点Raの座標(xra,yra)
を検出し、これを記憶回路8に記憶する(ステップ
)。
座標(xcp,ycp)、(xla,yla)、(xra,yra)は第
4図(a)のような位置関係にあるとする。つぎに、制
御回路7により、点CP、LaおよびRaを結んだ三角形の各
辺a〜cの長さおよび角度θaが算出される(ステップ
)。
各辺の長さは、 1a={(xcp−xla)+(ycp−yla)1/2 1b={(xcp−xra)+(ycp−yra)1/2 1c={(xla−xra)+(yla−yra)1/2 となる。また、角度θaは、 θa=2×arctan[{(s−la)(s−lc)/s(s−1
b)}1/2]となる。ここでs=(1a+1b+1c)/2であ
る。
このようにして、ピックアップ素子3a、3bおよび撮像
素子Paの相対的な位置関係が検出される。
つぎに、再度ラインセンサ2を走査して撮像素子Pa以
外の任意の撮像素子で基準点CPを撮像する。ここでは、
第2図に示した撮像素子Pbで基準点CPを撮像したとす
る。上記動作と同様にして、撮像素子Pbにより基準CPが
撮像されたときのピックアップ素子3aの中心の位置する
点Lbの座標(xlb,ylb)、およびピックアップ素子3bの
中心の位置する点Rbの座標(xrb,yrb)を検出し、これ
を記憶回路8に記憶する。
座標(xcp,ycp)、(xlb,ylb)、(xrb,yrb)は第
4図(b)のような位置関係にあるとする。つぎに、上
記と同様にして、制御回路7により、点CP、LbおよびRb
を結んだ三角形の各辺1a′〜1c′の長さおよび角度θb
を算出する。
以上のようにして、ピックアップ素子3a、3b、撮像素
子PaおよびPbの相対的な位置関係が検出される。
つぎに、タブレット盤1上において、ピックアップ素
子3a、3bおよびラインセンサ2が第5図に示す位置にあ
るとして、上記検出結果に基づいて、画像読取りを行な
う動作について説明する。ピックアップ素子3aの中心点
Lの座標を(xl,yl)、ピックアップ素子3bの中心点R
の座標を(xr,yr)とする。撮像素子Pa、Pb、ピックア
ップ素子3aおよび3bの相対的な位置関係は上記動作によ
り求まっているので、撮像素子Paの読取り点Pa′の座標
(Pax,Pay)および撮像素子Pbの読取り点Pb′の座標(P
bx,Pby)を算出できる。
Pax=xl+la・cos(θa+θ) Pay=yl+la・sin(θa+θ) Pbx=xl+la′・cos(θb+θ) Pby=yl+la′・sin(θb+θ) となる。ここで、 θ=arctan(yr−yl)/(xr−xl)である。
つぎに、撮像素子P1からn番目の撮像素子Pnの読取り
点Pn′の座標(Pnx,Pny)を算出する。
Pnx=Pax+(Pbx−Pax)(n−a)/(b−a) Pny=Pby+(Pby−Pay)(n−b)/(b−a) となる。ここでn、aおよびbはそれぞれ撮像素子Pn、
PaおよびPbの撮像素子P1からの順番を示す番号である。
すなわち、(n−a)/(b−a)は撮像素子Pbと撮像
素子Paの距離に対する撮像素子Pnと撮像素子Paの距離の
比を表わしている。
以上のようにして、ラインセンサ2の撮像素子P1〜Pn
による読取り点のそれぞれの座標が検出され、画像情報
とともに記憶回路8に記憶される。
なお、上記実施例においては、ラインセンサで複数回
走査して、1つの基準点をそれぞれ異なった撮像素子で
読み取ることにより、ラインセンサとピックアップ素子
との位置関係を算出したが、複数、例えば2つの基準点
を設けてラインセンサの1回の走査で各基準点をそれぞ
れ異なった撮像素子で読み取り、上記実施例と同様の演
算を行なってラインセンサとピックアップ素子との位置
関係を求めるようにしてもよい。また、上記基準点は、
例えば三角形や四角形の辺の交点等のように図形中の特
定点としてもよい。
また、上記実施例においては、タブレット盤に電流を
流して磁界を発生させ、ピックアップコイルに生じる誘
起電流の変化に基づいてピックアップコイルの位置を検
出するようにしたが、これとは逆に、ピックアップコイ
ルに電流を流して磁界を発生させ、これによってタブレ
ット盤に生じる誘起電流の変化に基づいて、ピックアッ
プコイルの位置を検出するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、ピックアップ素子とし
てピックアップコイルを用いたが、これに限るものでは
なく、電極を用い、かつタブレット盤にも電極を設けて
各電極間の容量の変化に基づいてピックアップ素子の位
置を検出するようにしてもよい。
また、ピックアップ素子として発光素子と受光素子か
らなるフォトカプラーを用いてタブレット盤からの反射
光量の変化に基づいてピックアップ素子の位置を検出す
るようにしてもよい。
[効果] 本発明によれば、視認可能位置に設けたピックアップ
素子による基準点の座標読取り後、ラインセンサのそれ
ぞれ異なる撮像素子による基準点の読取りによって、極
めて簡単にラインセンサとピックアップ素子の位置関係
を読み取ることができるので、組立て時に両者の位置関
係を厳密に合せ込む作業が不要となり、工程の簡素化お
よびコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるる画像読取り装置の一実施例を
示したブロック図、第2図は第1図要部の具体的な構成
を説明するための説明図、第3図は第1図の動作を説明
するためのフローチャート、第4図および第5図は第1
図の動作を説明するための説明図である。 1……タブレット盤、P1〜Pz……撮像素子 2……ラインセンサ、3a、3b……ピックアップ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 浩志 東京都墨田区太平4丁目1番1号 株式 会社精工舎内 (56)参考文献 特開 昭63−254855(JP,A) 特開 平1−289366(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タブレット盤と、複数の撮像素子によって
    構成され、上記タブレット盤上を走査して画像を読み取
    るラインセンサと、このラインセンサの上記タブレット
    盤上の位置を検出するための複数のピックアップ素子と
    を有し、上記複数のピックアップ素子のうち少なくとも
    1つを外部から視認可能な位置に設けてなる画像読取り
    装置における読取り手段の位置検出方法において、 上記外部から視認可能な位置に設けたピックアップ素子
    により、上記タブレット盤上の基準点の座標を読み取
    り、この基準点を上記ラインセンサの異なる撮像素子で
    それぞれ撮像し、このときの上記複数のピックアップ素
    子のそれぞれの読取り座標と上記基準点の座標に基づい
    て、上記ラインセンサと上記複数のピックアップ素子の
    相対的な位置関係を検出することを特徴とする画像読取
    り装置における読取り手段の位置検出方法。
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