JPH0937031A - 原稿読み取り装置 - Google Patents

原稿読み取り装置

Info

Publication number
JPH0937031A
JPH0937031A JP7207579A JP20757995A JPH0937031A JP H0937031 A JPH0937031 A JP H0937031A JP 7207579 A JP7207579 A JP 7207579A JP 20757995 A JP20757995 A JP 20757995A JP H0937031 A JPH0937031 A JP H0937031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
image
height
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7207579A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Matsui
徹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP7207579A priority Critical patent/JPH0937031A/ja
Publication of JPH0937031A publication Critical patent/JPH0937031A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブック原稿等を上方から読み取る原稿読み取
り装置において、原稿を斜め方向から読み取るようにす
ることで、装置の小型化を可能とし、かつ、原稿を斜め
方向から読み取ることにより発生する読み取り画像の歪
みを簡単な構成によって補正ができるようにした。 【解決手段】 原稿高さ検出ユニット2は、原稿端部を
原稿高さ検出光学系3及び反射鏡1aによって原稿高さ
検出用ラインセンサ4上に結像させることで原稿7の原
稿面の各部の高さデータを測定すると共に、エンコーダ
部1bを読み取ることで自身の走行位置データを検出す
る。撮像光学系5はこれら両データに基づいてピントの
調節を行って原稿面の画像をラインセンサ6上に結像さ
せ、原稿面に対して斜め方向から読み取ることによる結
像面の歪みを、上記両データ及び原稿面各部の画像の像
倍率に基づいて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブック原稿等を上
方等から読み取る原稿読み取り装置に関し、特に、この
ブック原稿等に対して斜め方向より対向する位置からそ
のブック原稿等を読み取る原稿読み取り装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブック原稿等のように撮像対象面
が連続して曲率を持って変化する原稿を上方から読み取
る読み取り装置としては、撮像光学系とラインセンサを
用いたものが知られている。図15はこの従来の原稿読
み取り装置の一例を示す斜視図である。この装置200
は、書籍等の原稿を載置する原稿台201、撮像素子を
有したスキャナ部202、原稿等を照明する照明装置2
03、操作部204、及び、原稿台201の奥側に配置
され原稿等の位置決め用のストッパーとなる原稿高さ検
出板205を備えるものである。この装置200におい
て、ユーザは読み取る面を上向きにして書籍等の原稿を
原稿台201上に置き、書籍等の左右の頁端を手で押さ
えながらスキャナ部202により書籍等の原稿を読み取
らせる。装置200によれば、空間的に曲がった原稿面
を有するブック原稿でも、原稿台201から原稿面まで
の高さ距離を検出してそのデータに基づいて、読み取っ
た画像の歪みを補正するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置200のような従来の原稿読み取り装置においては、
スキャナ部202は原稿台201の真上に配置されてお
り、ユーザの頭の位置と同じくらいの高さにあることが
多く、ユーザが書籍の頁をめくるとき等に頭をぶつけて
しまう可能性があり、装置200の操作上支障をきたす
ことがあった。また、スキャナ部202をユーザの頭の
位置よりも上方に配置することとすると、装置200の
外型が大きくなってしまうといった問題があった。この
問題を解消するために、原稿読み取りのためのレンズ
(図示なし)の焦点距離を短くしてスキャナ部202の
位置を原稿台201に近づけると、装置200の操作の
ために必要なスペースをスキャナ部202とブック原稿
等との間に充分に確保できなくなり、ユーザにとって操
作上支障を生じることとなる。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、原稿を斜め方向から読み取るよ
うにすることで、ユーザが原稿読み取り装置の操作上必
要なスペースを原稿面とスキャナ部の間に確保でき、か
つ、当該装置の小型化が可能な原稿読み取り装置を提供
することを目的とする。また、本発明は本のように原稿
面の高さ変化によって生ずる画像の歪みと、原稿を斜め
上方から読み取ることによって生ずる別の歪みとを簡単
な構成により補正することができる原稿読み取り装置を
提供することを目的とする。なお、本発明に係る原稿読
み取り装置に関する技術と類似する従来技術として、複
数のレーザービームを撮像対象平面に照射し、その反射
像の位置より対象平面の撮像光学系に対する傾きを検知
して、画像入力用撮像素子の走査を制御し、歪みのない
正規化された画像に補正するようにしたものがある(特
開昭58−179051号)。しかし、この従来技術
は、装置の光学系の傾斜により生じる画像の歪みを補正
するという点では本発明に係る技術と共通しているが、
本発明において対象としているブック原稿等のように撮
像対象面の高さがその各部において連続して曲率を持っ
て変化している面に対して適用できるものではない点で
相違する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る原稿読み取り装置は、書
籍等の高さを有する原稿を読み取る画像読み取り装置に
おいて、原稿の位置よりも外側であって原稿面に対して
斜め方向に配置され、該原稿を斜め方向から読み取る原
稿読み取り手段と、原稿の高さを検出する高さ検出手段
と、高さ検出手段により得られたデータに基づいて、原
稿読み取り手段によって原稿を斜め方向から読み取るこ
とによって生ずる画像の歪みと、原稿面の高さが異なる
ことによって生ずる画像の歪みとを補正する補正手段と
を有するものである。
【0006】上記構成を有する原稿読み取り装置によれ
ば、原稿読み取り手段が原稿を斜め方向から読み取り、
高さ検出手段が原稿の高さを検出し、補正手段が、高さ
検出手段により得られたデータに基づいて、原稿が斜め
から読み取られることによって生ずる画像の歪みと原稿
面の高さが異なることによって生ずる画像の歪みとを補
正する。原稿読み取り手段が原稿位置の外側で原稿面に
対して斜め方向に設けられているので、原稿面と原稿読
み取り手段の間において、ユーザが当該装置の操作のた
めに必要なスペースを確保しつつ、装置を小型化するこ
とができる。また、補正手段による画像歪みの補正に関
しては、読み取られた画像データと検出された高さデー
タとから読み取り対象の平面形状を測定し、原稿読み取
り手段による画像位置に対応した像倍率を読み取り対象
平面の各点について求め、これを用いて像の歪み補正を
行えばよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る原稿
読み取り装置の全体の構成を示す斜視図である。原稿読
み取り装置10は、本等の原稿を置くための原稿台1、
原稿の端面の像を後述する原稿高さ検出ユニットに反射
結像するために原稿の端面と対峙する位置に配置された
凹面の反射鏡1a、原稿高さ検出ユニットの位置及び後
述するラインセンサのスキャン位置を検出するためのエ
ンコーダ部1b、原稿を置く位置を規制するための規制
板1cを有する。エンコーダ部1bは光を反射する反射
部と光を反射しないように黒く塗装された部分が交互に
配列されたものである。原稿読み取り装置10は原稿高
さ検出ユニット2を有し、図に示すように、原稿高さ検
出ユニット2は原稿台1の端部のエンコーダ部1bの上
面に沿って原稿の一端より他端に向かって一定スピード
で走行するように設けられ、走行中に反射鏡1aより原
稿端面の像を読み取り、原稿の高さを測定するものであ
る。
【0008】上記原稿高さ検出ユニット2は、反射鏡1
aにより曲げられた光路上に配置され、原稿表面の像を
ラインセンサ4上に結像させる原稿高さ検出用レンズ
(原稿高さ検出光学系)3と、この原稿高さ検出用レン
ズ3による結像面に配置され、原稿端面の像を検出し、
原稿台1から原稿表面までの高さ距離を検出するライン
センサ4とからなる。この原稿高さ検出ユニット2は、
エンコーダ部1bの上面に沿った原稿の一端から他端へ
の走行の際、走行中に不図示のホト・リフレクタ(後
述)によりエンコーダ部1bを読み取り、自身の走行位
置を走行スタート位置からのパルスカウント値として検
出する。このとき、原稿高さ検出ユニット2の走行スタ
ート位置を特定の位置に設定しておけば、走行中におけ
る原稿高さ検出ユニット2の絶対的な位置を知ることが
できる。また、上記の原稿の高さの測定(原稿の高さを
連続して検知するもの)は、エンコーダ部1bのパルス
読み取りと同期して行われる。
【0009】原稿台1の端部に設けられたハウジング8
内には、撮像光学系(撮像レンズ)5が、原稿の輪郭よ
りも外側であって、原稿面に対して斜め上方より対向す
る位置に設けられている。この撮像光学系5による結像
面には撮像用のラインセンサ6が設けられ、このライン
センサ6は原稿面を一端より他端までスキャンできるよ
うに所定の一点を中心として回転移動し、このスキャン
動作中にラインセンサ6の端部がエンコーダ部1b上を
スキャンすることで、原稿台1上におけるスキャン位置
を検出できるように構成されている。
【0010】図2は原稿読み取り装置10の撮像光学系
5と原稿面との関係を側面視により示し、また、原稿を
平面視で示した図である。以下、原稿読み取り装置10
の撮像光学系5の機能について詳細に説明する。撮像光
学系5は、上記のように原稿面に対して斜め上方より対
向する位置に配置されている(本実施例においては、原
稿の後部上方であって原稿面を斜め方向から見下ろす位
置)。撮影光学系5の光軸をO−O′線とすると、撮影
光学系5はJ−J′線で示されるように原稿台1に対し
て傾いて設けられている。また、原稿面ABの画像が形
成される面をK−K′面とすると、K−K′面の延長線
は原稿面と平行な仮想面I−I′面と、J−J′面との
交点Gを通ることになる。ここで、I−I′面とK−
K′面は光学的に共役関係となっている。
【0011】撮像光学系5によるピント調節は、撮像光
学系5を原稿面の各部の高さに応じて、光軸O−O′線
に沿って前後に動かすことによって行う。原稿面の各部
の高さの測定は、原稿高さ検出光学系3によって規制板
1c側の原稿端部が反射鏡1aによって原稿高さ検出用
ラインセンサ4上に結像され、原稿高さ検出ユニット2
が不図示のホト・リフレクタによりエンコーダ部1bを
読み取り、自身の走行位置を走行スタート位置からのパ
ルスカウント値として検出することによって行われる。
これらのデータは撮像光学系5へ出力され、撮像光学系
5はこのデータに基づいて上記のピント調節を行う。
【0012】今、原稿面が上記の仮想面I−I′面にあ
るとすると、原稿面の像は撮像光学系5によってK−
K′面上に結像する。原稿面上のO点がO′に、A点が
A′に、B点がB′にそれぞれ対応している。原稿面A
−Bの像は、図2に示すように、撮像光学系5の光軸O
−O′線と直交するJ−J′面に対して傾斜したK−
K′面上に結像される。ここで、撮像光学系5から原稿
面上のO点迄の距離はSoであり、J−J´面からA点
迄の距離はSmax、B点迄の距離はSminであり、
撮像光学系5から原稿面AB上の各点(上記A,O,
B)迄の距離が異なることから、それら各々の像倍率は
異なったものとなる。図2においては、Smax>So
>Sminであるから、A′点での像倍率が最も小さ
く、B′点での像倍率が最も大きくなる。
【0013】次に、四角形の平面原稿(図2における平
面視による原稿7´)を撮像光学系5によりK−K′面
上に結像する場合を考えると、X方向の位置が同じであ
る2点は同じ像倍率で結像され、X方向の位置が異なる
2点は異なる像倍率で結像されることから、原稿7´上
のA,B,P,Qの4点は、K−K′面上にA´,B
´,P´,Q´の各点でなる台形形状に歪んで結像され
る。なお、図2のラインセンサ6の部分はK−K´面の
平面視で示している。ここに、P′点は、A点に対して
X方向の位置が同じで、Y方向の位置が一定距離dだけ
離れたP点の像であり、Q′点は同様に、B点に対して
X方向の位置が同じで、Y方向の位置が一定距離dだけ
離れたQ点の像であるから、A′とP′、B′とQ′の
各点の像倍率は夫々同じとなっている。また、P′点と
Q′点を結ぶ直線を延長した直線は、直線K−K′線と
E点で交わり、このE点は撮像光学系5の中心を通り、
原稿台1と平行な面N−N´面と直線K−K′線との交
点となっている。従って、四角形の平面原稿7´のK−
K′面上に形成された像はE点を頂点とした台形形状と
なる。ラインセンサ6は、このE点を中心として回転す
るように構成されており、この回転動作によって原稿面
上をY軸に平行にスキャンする。原稿面7´上における
ラインセンサ6の像を破線6′で示している。
【0014】図3(a)は原稿の高さがY方向に変化し
ているブック原稿の撮像光学系5による結像面における
像の形状を示した図、(b)は原稿台1上の該原稿の側
面図である。図中(1´)は原稿台からの高さが比較的
高い位置にある四角形の平面原稿の像を示し、(2´)
は原稿台からの高さが中位置にある平面原稿の像を、
(3´)は原稿台からの高さが比較的低い位置にある平
面原稿の像を示している。図3(b)の(1)(2)
(3)は図3(a)の(1´)(2´)(3´)にそれ
ぞれ対応する。なお、原稿の大きさ、形状は全て同一で
あるとする。原稿が本等である場合は、上記平面原稿が
連続して変化して構成されたものと考えられ、実線で示
すように、上下端が曲線状に変形したものとして結像さ
れることになる。原稿読み取り装置10では、原稿面の
この高さの変化(Y方向)を原稿高さ検出ユニット2に
よって連続測定し、ラインセンサ6のスキャンと同期し
て、ラインセンサ6の原稿面上における像6′が正確に
原稿面上でピントが合うように、撮像光学系5のピント
調節を行う。原稿の高さの変化に応じて撮像光学系5の
ピント調節をその光軸O−O′線に沿って行うと、原稿
面を延長したI−I′面と撮像光学系5の傾きを示すJ
−J′線とが交差するG点が変化するので、像面を構成
するK−K′面の傾きも変化する。よって、像の中心
(O′点)にピントを合わせても上端及び下端(A′点
及びB′点)にはピントが合わない現象が生じるが、一
般に原稿の高さの変化は撮像光学系5全体のサイズに比
較して十分小さいと考えてよく、このピンぼけ量は無視
してもよい。また、撮像光学系5の焦点距離fや明るさ
FNO.を調節してこのピンぼけ量が無視できるような
構成とすることも可能である。
【0015】撮像光学系5のピント調節の他の例につい
て図4を参照して説明する。撮像光学系のピント調整を
行っても、像面K−K′が変化しないように撮像光学系
の光軸O−O′が原稿の高さに応じて変わるようにピン
ト調節を行えば、ピンぼけは発生しない。図4はこの例
を示すために撮像光学系を側面視で示した概略図であ
る。同図において、原稿面の位置がI−I′線の時の撮
像光学系の光軸をO−O′線とし、原稿面を延長した面
I−I′と、レンズの中心を通り撮像光学系の光軸O−
O′と直交する直交軸J−J′との交点を、前述したよ
うにGとしたとき、像面はO′点とG点を通るK−K′
面として求まるので、いま、例えば、原稿の高さが変化
して、原稿面位置がIo−Io′面となったときには、
撮像光学系の光軸と直交するJ−J´面がJo−Jo´
面となるように、すなわち、原稿面を含むIo−Io′
面と結像面K−K′との交点上に上記G点(新たな交点
をG′とする)が来るように、撮像光学系のピント調整
を行えばよいことになる。この時の新たな光軸をO−O
o′として示している。
【0016】撮像光学系5のピント調節のさらに他の例
について図5を参照して説明する。図5はこの例を示す
ために撮像光学系を側面視で示した概略図である。この
例においては、G点を中心として撮影光学系50が回転
するように構成している。原稿面がIo−Io′位置に
ある時、撮影光学系50がG−Jo上にあり、その時の
結像面はG−K上にあるとする。この撮像光学系50の
前方にはその角度が可変であるプリズム51が設けられ
ている。プリズム51は、ガラスプレートの間に無色透
明な液体が密封された構造であり、原稿高さ検出ユニッ
ト2からの原稿高さデータに基づきその角度が変化する
ように構成されている。いま、原稿面がIo−Io′位
置にあり、撮像光学系がG−Joの状態の時に、プリズ
ム51はそのガラスプレートが平行な状態にあるとす
る。ここで原稿面がI−I′位置となったとき、撮像光
学系50はG点を中心として回動して50′の位置に移
動し、それと共にプリズム51の角度が変化し、プリズ
ム51は51′の状態になる(図でプリズム51の左端
が厚くなる様に変化する)。このプリズム51は、像面
の倒れを補正するために設けられているもので、プリズ
ム51が設けられていない場合は、G−L面がG−K上
にピントが結ぶのを、プリズム51の角度を適性に調節
(すなわち、原稿高さデータに基づいて撮像光学系50
とプリズム51をリンクして調節)することで、I−I
´面上の像が正確にG−K上に結像するように補正を行
うものである。これは特に、厚い本の場合には有効であ
る。
【0017】次に、原稿面上の各点と像倍率との関係に
ついて説明する。図6(a)は撮像光学系5を側面視に
より示した概略図、(b)は結像面の拡大図である。撮
像光学系5より原稿面上O点までの距離をLoとする
と、原稿面の一端Aより撮像光学系5を含むJ−J´面
までの距離はLmax、原稿面の他端Bより撮像光学系
5を含むJ−J´面までの距離はLminとなる。点O
は撮像光学系5により点O′に、点Aは点A′に、点B
は点B′に結像するものとする。なお、O−O′は撮像
光学系5の光軸に一致しているものとする。ここで、像
面上における各点(O′,A′,B′等)の像倍率β
は、撮像光学系5から物点までの距離Lと撮像光学系5
の焦点距離fとの比L/fとして求められるので、撮像
光学系5から原稿面上の各点(A,B)までの距離を求
めてみる。
【0018】いま、例えば、Lminの距離にあるB点
の光軸からの距離(B−D)をYlとし、B点が結像さ
れるB´点の光軸からの距離(B´−D´をYl′とす
る。また、焦点位置FからO′点までの光軸上の長さを
s、O′点より点D′までの光軸上の長さをΔsとする
と、ニュートンの式より、
【数1】 (s+Δs)(L−f)=f2 (Lminを一般化してLとしてある)…(1 ) K−K′とJ−J′との作る角をαとすると、 tanα=Δs/Yl′…(2) (1)式より、L=f2 /(s+Δs)+f (2)式より、Δs=Yl′・tanα L=(f2 /s+Yl′・tanα)+f…(3) s・(Lo−f)=f2 s=f2 /(Lo−f)を(3)式に代入して、 L=f2 (Lo−f)/{f2 +(Lo−f)・Yl′
・tanα} より、Yl′に対応して物点までの距離Lが求められ
る。
【0019】ここに、Loは上記した様に撮像光学系5
から光軸上の物点までの距離であり、撮像光学系5より
原稿面までの距離をHとした時に、光軸と撮像光学系5
の中心を通り、原稿面と直交する軸とのなす角をθとす
ると、 Lo=H/cosθ 原稿高さ検出装置により、原稿面までの距離Hが求まれ
ば、上記式にあてはめてLoが求まり(θは撮影光学系
5により前もって一義的に求まる)、像面上の各点(B
´,A´)に対応した像倍率βが求められる。
【0020】次に、原稿の高さの変化とラインセンサ6
の各位置における像倍率との関係について説明する。図
7(a)は原稿面の高さの変化とラインセンサ6の各位
置における像倍率との関係をグラフで示した図であり、
左側のグラフは、Y軸方向における原稿の高さの変化を
曲線10で示したものである。例えば、yaでの原稿の
高さはhaとして求められる。曲線10は原稿高さ検出
ユニット2を原稿の一端より他端に向かってスキャンす
ることにより求められる。右側のグラフは、原稿の高さ
と像倍率の関係を示したもので、ラインセンサ6の各画
素No.(i1〜in )をパラメータにして示したもの
である。例えば、原稿の像がラインセンサ6上でia 〜
ib の間に結像しているものとすると、像倍率はグラフ
よりβa〜βb として求められる。ラインセンサ6上に
おける原稿の像は、原稿台1の反射率(例えば、黒塗装
面)と原稿の反射率(通常、原稿台1よりも反射率が高
い)の差を利用してその境界を求めることができる。図
7(b)は原稿の高さHとラインセンサ6の画素No.
iとから像倍率βを求めるテーブルを表により示した図
である。このように原稿の高さHとラインセンサの画素
No.iとから像倍率βを求めるテーブルを用意してお
くと便利である。
【0021】次に原稿読み取り装置10のシステム構成
について説明する。図8は原稿読み取り装置10の回路
ブロック図である。原稿読み取り装置10は、全体のシ
ーケンス制御や画素データ、原稿高さデータの処理、演
算等を行うマイコン(補正手段)22、図1のラインセ
ンサ6に含まれるCCD(原稿読み取り手段)20、こ
のCCD20より出力されるアナログ信号をデジタル信
号に変換してマイコン22へ出力するA/Dコンバータ
21が備えられている。さらに、原稿読み取り装置10
には、マイコン22からの指令に基づいて原稿高さ検出
を行い、得られた原稿高さデータをマイコン22へ出力
する原稿高さ検出ユニット2を含む原稿高さ検出部(高
さ検出手段)23、原稿台1の一部に設けられている白
黒の反射パターンでなるエンコーダ部1bをそのスキャ
ニング中に読み取り、パルス信号をマイコン22へ出力
する、原稿高さ検出ユニット2内に設けられたホト・リ
フレクタ(高さ検出手段)24が備えられ、マイコン2
2はこのパルス信号により原稿高さデータとその時の位
置データとを対応づけて知ることができる。その他に、
図7(b)に示すテーブルに対応する倍率データがメモ
リされているROM25、CCD20等から出力される
画素データや原稿高さデータを一時記憶するメモリ2
6、マイコン22の出力により駆動されるドライバ27
と、このドライバ27の出力端に接続されたモータ2
8,29が設けられている。モータ28は原稿高さ検出
ユニット2を駆動して原稿端部の形状をスキャニング
し、モータ29はCCD20を回動させて原稿面をY軸
方向に平行スキャンし、原稿面上の画像を読み取る。
【0022】上記の構成でなる原稿読み取り装置10の
動作について図9のフローチャートを参照して説明す
る。不図示のスタートボタンをONすると、原稿高さ検
出ユニット2が原稿台1上を原稿の一端より他端に向か
って走行を開始する(#1)。その走行の過程でホト・
リフレクタ24は原稿台1のエンコーダ部1bの白黒パ
ターンを検知し、パルス出力をマイコン22へ出力し、
マイコン22はこのパルスをカウントする(#2)。マ
イコン22は、そのパルスのタイミングに合わせて原稿
高さ検出指令信号を原稿高さ検出部23に出力する(#
3)。原稿高さ検出ユニット2は該指令に従って原稿高
さ検出を行い、原稿台1上の原稿高さデータをマイコン
22へ出力する。マイコン22はその時のパルスカウン
ト値と原稿高さ検出した原稿高さデータをメモリ26に
記憶する(#4)。このように、ホト・リフレクタ24
からのパルス出力に合わせてその時点の原稿高さデータ
が記憶され、原稿高さ検出ユニット2のスキャンが終了
すると(#5)、モータ28が停止し、マイコン22か
らの信号によりモータ29が駆動されてラインセンサ6
の駆動が開始される。このラインセンサ6の回転動作
は、前述の通り、撮像光学系5の配置構成により、原稿
面上ではY軸に平行なスキャン動作に変換され、原稿面
の一端から他端へとスキャニングを行うこととなる(#
6)。
【0023】上記スキャニング動作によりラインセンサ
6の一端はエンコーダ部1bをスキャンし、パルス信号
をマイコン22へ出力する(#7)。マイコン22はそ
のパルス信号をカウントし、そのカウント値に応じてメ
モリ26に格納されている原稿高さデータを読み出し、
そのデータ値に基づいて撮像光学系5の繰り出し量を演
算して撮像光学系5のピント調節を行い(不図示)、そ
の時の原稿面上の像がラインセンサ6上でピントが合う
ように調節する。同時にマイコン22は一定のパルスカ
ウント毎にラインセンサ6のCCD20から出力される
画素データを所定の番地のメモリへ順次メモリする。こ
の画素データより、マイコンは原稿のエッジを検出し
(#8)、有効な画素信号範囲を検出し、その範囲内の
データを予め決められた画素番号に対応したメモリの所
定番地へ順次メモリしてゆく(#9)。原稿のスキャン
が終了すると(#10)、原稿高さデータと原稿のエッ
ジデータを基に各画素No.に対応した像倍率βを、R
OM25に格納されている図7(b)のメモリテーブル
を参照して求める(#11)。そして、この像倍率デー
タに基づいて、上記画素データのアドレス変換を行い
(#12)、画素データの番地毎で異なった像倍率とな
っていることによって生じる像の歪みを補正し、歪みの
ない画像に修正する。例えば、図6におけるA点とB点
との像倍率の違いにより発生している像の歪みを、画素
データをメモリするメモリ番地をその倍率の比の分だけ
シフトすることによりアドレス変換を行うものである。
【0024】図10は原稿読み取り装置の他の実施例の
全体の構成を示す斜視図である。この原稿読み取り装置
100は、必要に応じて原稿台を折り畳める構造とし、
持ち運びに便利な構成となっている。原稿保持部30は
立て掛けられた本等の原稿を保持するものであって、原
稿載置部31が設けられ、その端面上に図1で示したエ
ンコーダ部1bと同様の白黒の部分が交互に印刷され、
撮像光学系及び原稿高さ検出光学系のスキャニング位置
を逐次検知できるような構成とされている。原稿押え部
材32,33は使用者が手動でその位置を調節して原稿
の両端を保持せしめるためのものである。ハウジング3
4の内部には撮像光学系及び原稿高さ検出ユニットが内
蔵されており、本体35の上面から突出し、その原稿に
面する部分には透明なガラス板が嵌め込まれている。ハ
ウジング34は、不図示のスプリングにより上下に可動
でき、不使用時には、持ち運びに都合がよいように、本
体35内部に収納することができる構成としてある。
【0025】さらに、原稿読み取り装置100は、撮像
したデータをプリントした紙を出力するために本体35
の側面に設けられた排紙用穴36と、撮像光学系37
と、この撮像光学系37の結像面に配置されているライ
ンセンサ38とを備え、このラインセンサ38は、原稿
面との関係が図2に示すラインセンサ6と同様の関係に
なるように配置構成されている。また、撮像光学系37
とラインセンサ38は、ハウジング34内部をその一端
より他端に向かって移動するように構成されていて、そ
の移動中によって原稿面を一端より他端(図では原稿4
1の左端から右端)までスキャンし、原稿面上のデータ
を取り込む。さらに撮像光学系37は、後述する原稿高
さ検出ユニットから出力されるデータに基づいて制御さ
れ、原稿面上までの距離に応じてピント調節が行われ
る。ハウジング34内の原稿高さ検出ユニット39は、
撮像光学系とラインセンサ38のスキャニングに先行し
て原稿面を一端より他端までスキャンし、原稿面の高さ
の変化を測定するものである。
【0026】図11は装置を上方から見た平面図であ
り、撮像光学系37とラインセンサ38と原稿高さ検出
ユニット39が原稿面41の一端より他端に向かって走
行する同一のユニット内に設けられており、原稿をスキ
ャンする様子を示す。図12は装置の原稿高さ検出ユニ
ット部を側方より見た側面図であり、原稿高さ検出ユニ
ット39は、上下方向に配置されたレンズ39a,39
bを有し、これらレンズ39a,39bは原稿面上の文
字やキャラクター等をラインセンサ39c上に結像させ
る。ラインセンサ39cは一次元のCCD等のラインセ
ンサであり、レンズ39a,39bによって各々結像さ
れる2つの像の位置を検出し、原稿41までの距離を測
定する。
【0027】図13は上述の図12に示した原稿高さ検
出ユニット39の変形例を示すものである。図12に示
した原稿高さ検出ユニット39では、原稿面中央部まで
の距離を測定し、原稿面のその他の点(上部や下部)に
ついては、図6に示したのと同様に中央部までの原稿高
さデータとその他の光学系のパラメータに基づいて計算
によって求めるものであるが、本変形例ではラインセン
サ44,45をそれぞれ3つの領域(1),(2),
(3)、及び(1´),(2´),(3´)に分割し、
それぞれの領域ごとに像の位置を検出するようにしてい
るので、原稿面中央部以外の複数点における距離データ
も原稿高さ検出によって求めることができる。これによ
り、像の歪みの補正をより確実に行うことができる。な
お、図中の原稿41横の破線は、高さの異なる原稿面部
分を示すものである。
【0028】図14は上述した斜め方向から原稿情報を
読み取る原稿読み取り装置100と従来の複写装置54
とを一体化することで装置のダウンサイジング化を図っ
た原稿読み取り装置101を示す斜視図である。この原
稿読み取り装置101は、図10に示した原稿読み取り
装置100を従来の複写装置54の画像入力機構部(ス
キャナ部)に設けたものであり、複写機本来の機能(ソ
ータ56、給紙部55、OHP用画紙部57等)をその
まま有している。ペーパ原稿やブック原稿は透明なガラ
ス又は樹脂等からなる原稿台30及び原稿載置部52の
上に載置され、撮像光学系37、ラインセンサ38、及
び原稿高さ検出ユニット39を移動させて画像データを
取り込む。原稿載置部52は、画像データを取り込んだ
り照明光を当てたりするために透明なガラス又は樹脂等
からなる。
【0029】さらに、原稿読み取り装置101は、原稿
台30の両側面に自動原稿搬送装置(ADF)53を備
え、ペーパ出入口60からペーパ原稿が挿入されると透
明な原稿台30の背面を通り、撮影可能とされている。
ADF53を使用する時は、撮像光学系37とラインセ
ンサ38は移動させずに、代わりに、原稿を移動させる
ことで画像データを取り込み、または、ADF53によ
り送り込まれたペーパー出入口60から入った原稿を一
旦原稿台30の位置に静止させ、撮像光学系37とライ
ンセンサ38を移動させて画像データを取り込めばよ
い。また、原稿を照らす照明系40は、原稿読み取り装
置101をコンパクトにするために、透明な台である原
稿載置部52の下に配置されている。
【0030】上述したように本実施例による原稿読み取
り装置10,100,101によれば、原稿の輪郭より
も外側であって原稿の斜め上方等に配置された撮像光学
系5、及び原稿面の原稿台1からの高さを計測する原稿
高さ検出ユニット2から得られるデータに基づいて、マ
イコン22が、原稿台1からの高さが異なる原稿面の各
部についての撮像光学系5までの距離及び各部の各々の
像倍率を求め、その距離及び像倍率のデータに基づい
て、原稿面各部の高さの違い、及び原稿面各部から撮像
光学系5までの距離の違いによって生じるラインセンサ
6の結像の歪みを補正するものである。従って、原稿面
の真上に撮像光学系5を配置しなくても原稿面の正確な
読み取りが可能となり、撮像光学系5を自由に配置する
ことができるので、原稿面と撮像光学系5との間にユー
ザが装置の操作のために必要なスペースを確保しなが
ら、原稿読み取り装置のダウンサイジング化を図ること
ができる。
【0031】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、原
稿を斜め方向から読み取った場合に生ずる歪みに合わせ
て、円弧を描くように1次元ラインセンサを移動させる
ものとしたが、本発明はこの円弧を描くような移動を行
う実施例に限定されるものではなく、1次元ラインセン
サを直線的に移動させて原稿を読み取った後、読み取ら
れた画像データに歪みに応じた補正を行うようにしても
よい。また、読み取り手段として用いられるラインセン
サは、1次元ラインセンサに限られるものではなく、2
次元のエリアセンサを用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る原稿読み取り装置によれば、原稿を斜め方向から読み
取ることによって生ずる画像の歪みと、原稿面の各部の
高さが異なることによって生ずる画像の歪みと、原稿高
さデータに基づいて補正するので、原稿面の真上に原稿
読み取り手段を配置しなくても原稿を正確に読み取るこ
とが可能となり、原稿読み取り手段の配置レイアウトの
自由度が向上し、従って、ユーザが装置の操作のために
必要なスペースを原稿面と原稿読み取り手段との間に確
保しながら、装置をダウンサイジング化して小型でコン
パクトな構成とすることができる。また、本等のように
撮像対象面が連続して曲率を持って変化する様な原稿に
対しても適正な歪み補正をすることができ、歪みのない
画像再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿読み取り装置の全体構成を示
す斜視図である。
【図2】原稿読み取り装置の撮像光学系と原稿面との関
係を側面視により示した概略図、及び該原稿を平面視で
示した図である。
【図3】(a)は原稿の高さがY方向に変化している原
稿の撮像光学系による結像面における像の形状を示した
図、(b)は原稿台上の原稿の側面図である。
【図4】原稿の高さに応じた撮像光学系のピント調節に
ついての他の例を側面視により示した概略図である。
【図5】原稿の高さに応じた撮像光学系のピント調節に
ついての他の例を側面視により示した概略図である。
【図6】(a)は撮像光学系のピント調節の一例を示す
ために撮像光学系を側面視により示した概略図、(b)
は部分拡大図である。
【図7】(a)は原稿面の高さの変化とラインセンサの
各位置における像倍率との関係をグラフで示した図、
(b)は原稿の高さHとラインセンサの画素N0 ,iと
から像倍率βを求めるテーブルを示した図である。
【図8】原稿読み取り装置の回路ブロック図である。
【図9】原稿読み取り装置による処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図10】原稿読み取り装置の他の実施例の全体の構成
を示す斜視図である。
【図11】原稿読み取り装置を上方から見た平面図であ
る。
【図12】原稿読み取り装置の原稿高さ検出ユニット部
を側方より見た側断面図である。
【図13】原稿読み取り装置の原稿高さ検出ユニットの
変形例を示す図である。
【図14】原稿読み取り装置と従来の複写装置とを一体
化した原稿読み取り装置を示す斜視図である。
【図15】従来の原稿読み取り装置の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
2 原稿高さ検出ユニット 3 原稿高さ検出光学系(原稿高さ検出レンズ) 4,6 ライセンサ 5 撮像光学系 7 原稿(本等) 22 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書籍等の高さを有する原稿を読み取る画
    像読み取り装置において、 原稿の位置よりも外側であって原稿面に対して斜め方向
    に配置され、該原稿を斜め方向から読み取る原稿読み取
    り手段と、 前記原稿の高さを検出する高さ検出手段と、 前記高さ検出手段により得られたデータに基づいて、前
    記原稿読み取り手段によって前記原稿を斜め方向から読
    み取ることによって生ずる画像の歪みと、前記原稿面の
    高さが異なることによって生ずる画像の歪みとを補正す
    る補正手段とを有することを特徴とする画像読み取り装
    置。
JP7207579A 1995-07-21 1995-07-21 原稿読み取り装置 Withdrawn JPH0937031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7207579A JPH0937031A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 原稿読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7207579A JPH0937031A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 原稿読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0937031A true JPH0937031A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16542100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7207579A Withdrawn JPH0937031A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 原稿読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0937031A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011864A3 (en) * 1999-08-11 2001-07-05 Asci Inc System and method for processing optically scanned documents
US6323964B1 (en) 1997-09-18 2001-11-27 Nec Corporation Image scanning apparatus and method
JP2009147842A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Pfu Ltd 画像読取装置
US8243339B2 (en) 2005-08-31 2012-08-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multifunction apparatus that can be configured to a plurality of dimensions
JP2017005702A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation 傾斜スキャン・ライン撮像システム
KR20170034669A (ko) * 2015-09-21 2017-03-29 주식회사 셀바스헬스케어 저시력자를 위한 휴대용 영상 확대 장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6323964B1 (en) 1997-09-18 2001-11-27 Nec Corporation Image scanning apparatus and method
WO2001011864A3 (en) * 1999-08-11 2001-07-05 Asci Inc System and method for processing optically scanned documents
US8243339B2 (en) 2005-08-31 2012-08-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multifunction apparatus that can be configured to a plurality of dimensions
JP2009147842A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Pfu Ltd 画像読取装置
JP2017005702A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation 傾斜スキャン・ライン撮像システム
US10244149B2 (en) 2015-06-09 2019-03-26 Lockheed Martin Corporation Imaging system with scan line titled off focal plane
KR20170034669A (ko) * 2015-09-21 2017-03-29 주식회사 셀바스헬스케어 저시력자를 위한 휴대용 영상 확대 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416609A (en) Image pickup apparatus for focusing an object image based on mirror reflected height of the object
US5616914A (en) Image reading apparatus with correction of image signals
US5886342A (en) Image reader and document curvature measurement using visible and infrared light
US5978102A (en) Image reading apparatus
JPH1183459A (ja) 凹凸面情報検出装置
JPH0937031A (ja) 原稿読み取り装置
JPH0951405A (ja) 画像読取装置
JP3125522B2 (ja) 画像読取装置
JPH07193690A (ja) 画像読取装置
JPH07140373A (ja) 画像入力装置
JP2513191B2 (ja) 画像読取装置における自動焦点検出装置
JP3947870B2 (ja) 読取装置
JP3025645B2 (ja) 走査装置用光学調節装置
JP2003037712A (ja) 画像読取装置
JPH10233901A (ja) 撮像装置
JPH09266528A (ja) 画像読取装置
JPH10341319A (ja) 画像読取装置
JPH11187171A (ja) 画像読み取り装置
JPH0998257A (ja) 画像読取装置
JPH08274955A (ja) イメージスキャナ
JPH11234482A (ja) 画像読み取り装置
JPS58124366A (ja) 画像読取光学装置
JPH05188485A (ja) 画像読取装置
JPH0514602A (ja) 画像読取装置
JPH10341314A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001