JP2585032B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルキルグリコシドと、第4級アンモニウ
ム塩型カチオン界面活性剤及びカルボン酸塩型アニオン
界面活性剤とを含有した頭髪用もしくはボディー用シャ
ンプー、衣類もしくは食器用洗剤等に用いられる洗浄剤
組成物に関する。
[従来の技術] 一般に、頭髪あるいは衣類用洗浄剤の主剤としてアニ
オン界面活性剤、非イオン性界面活性剤が使用されてい
るが、これらの界面活性剤のみでは、洗浄力は有してい
るものの、泡質においてリッチ感に欠け、仕上り、特に
リンス効果(柔軟性)を付与することはできなかった。
柔軟性付与に対して、従来からカチオン界面活性剤の配
合が試みられているが、カチオン界面活性剤では皮膚に
対して刺激があるため、洗浄中に配合される量が限られ
ていた。このように、リンス効果が高く、泡質において
リッチ感のある製品が要望されているにもかかわらず、
これまで充分な洗浄剤組成物が得られていなかった。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、本発明者らは、リッチ感のある泡質を有し、
リンス効果に優れ、皮膚に対する刺激の少ない洗浄剤を
得るべく鋭意研究を行なった結果、アルキルグリコシド
とともに第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、
カルボン酸塩型アニオン界面活性剤を特定比率で組み合
せて得られる組成物は上記目的を満足する洗浄剤組成物
であることを見いだした。
一般にアニオン界面活性剤とカチオン界面活性剤を水
溶液中で共存させると結晶相中でコンプレックスを形成
し、コンプレックスは沈澱物となり水溶液は白濁あるい
は分離してしまう。すなわち、第4級アンモニウム塩型
カチオン界面活性剤を高級アルキルスルホン酸塩等のス
ルホン酸塩型、高級アルコール硫酸エステル塩等の硫酸
エステル塩型またはポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルリン酸エステル塩等のリン酸エステル塩型等のアニオ
ン界面活性剤と水溶液中で混合すると、あらゆるモル比
において結晶相中でコンプレックスが形成され、コンプ
レックスは沈澱物となり水溶液は白濁あるいは分離して
しまうのであるが、第4級アンモニウム塩型カチオン界
面活性剤とカルボン酸塩型アニオン界面活性剤の組み合
せに限っては水溶液中において特定のモル比で共存させ
た場合には、結晶相中ではなく溶液中でコンプレックス
を形成する。このコンプレックスは透明であり、優れた
リンス効果も有し、しかも皮膚に対する刺激も少ないも
のである。しかしながら、このコンプレックスは、上記
利点を備えているものの、一般の洗浄剤としては、泡質
にリッチ感がなく、洗浄力に劣るという欠点を有してい
たため、本発明者はさらに鋭意研究を行った結果、この
組成物にアルキルグリコシドを加えることにより、リン
ス効果、皮膚安全性という利点を損なうことなく組成物
に良好な泡質、洗浄力、起泡力が付与されることを見い
出し、本発明を完成したのである。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、 下記一般式(A)で表されるアルキルグリコシドと、 (式中、Xは1〜15の整数、nは7〜19の整数を表
す。) 第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の一種又
は二種以上と、 カルボン酸塩型アニオン界面活性剤の一種又は二種以
上とを含有してなり、/のモル比が4/6〜8/2の範囲
にあることを特徴とする洗浄剤組成物である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明で用いられるアルキルグリコシドは、上記一
般式(A)で示されるもので、炭素数が8〜20の直鎖ア
ルキル基を有するものであり、特に炭素数が10〜16の直
鎖アルキル基を有するものが、泡立ち及びリッチ感に優
れており、これらは単独でも混合物であってもよい。糖
部分は、グルコースもしくはグルコースを単位とするオ
リゴ糖である。グルコース単位としては1〜15、好まし
くは1〜5であり、グルコース間の結合はαあるいは
β、またはこれらの混合物であってもよい。
本発明で用いられるアルキルグリコシドの配合量は
組成物全量中5〜60重量%が好ましく、さらに好ましく
は8〜30重量%である。5重量%未満では泡のリッチ感
に欠ける傾向にあり、好ましくない。
本発明の組成物の成分として用いられる第4級アン
モニウム塩型カチオン界面活性剤は、特に限定されない
が、下記一般式(B)で表されるモノアルキル型第4級
アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、一般式(C)で
表されるイミダゾリン型第4級アンモニウム塩型カチオ
ン界面活性剤、一般式(D)で表される第4級アンモニ
ウム塩型カチオン界面活性剤が好ましい。
(式中、R1は炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基、R2、R3及びR4はメチルまたはエチル基、Xはハロ
ゲン原子またはメチルサルフェート残基を表す。) (式中Rは、炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基、Xは、ハロゲン原子または、アルキル基の炭素数
が1ないし2の低級アルキル硫酸基から選ばれるアニオ
ン性基を表す。) (式中R1は、炭素数16〜22のアルキル基を、R2は炭素数
1ないし2のアルキル基または炭素数16〜22のアルキル
基を示し、Xはハロゲン原子、アルキル基の炭素数が1
ないし2の低級アルキル硫酸基から選ばれるアニオン性
基を示し、m及びnは、m+n=2〜30を満たす1以上
の整数である。) 本発明で用いられる第4級アンモニウム塩型カチオン
界面活性剤を具体的に挙げると、一般式(B)で表され
るモノアルキル型第4級アンモニウム塩型カチオン界面
活性剤としては、ステアリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ミリスチルトリメチルアンモニウムブロマイ
ト、パルミチルジメチルエチルアンモニウムエチルサル
フェート等が挙げられ、一般式(D)で表される第4級
アンモニウム塩型カチオン界面活性剤としては、ジポリ
オキシエチレン(2モル付加)ステアリルエチルアンモ
ニウムブロマイド、ジポリオキシエチレン(4モル付
加)ベヘニルメチルアンモニウムクロライド等が挙げら
れる。これらの中から一種又は二種以上が任意に選択さ
れ用いられる。
本発明の組成物の成分として用いられるカルボン酸
塩型アニオン界面活性剤としては、例えば、 i)一般式 RCOOM (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ酸
の一種又は二種以上を表す。)で表されるラウリン酸ナ
トリウム、ミリスチン酸カリウム、オレイン酸ナトリウ
ム、ステアリン酸ナトリウムベヘニン酸トリエタノール
アミン塩等の脂肪酸セッケン型アニオン界面活性剤、 ii)一般式 R(OCH2CH2)nOCH2COOM (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基またはアルキル
アリル基、nは0又は1〜16の整数、Mはアルカリ金属
有機アミン、塩基性アミノ酸の一種又は二種以上を表
す。)で表されるポリオキシエチレン(3モル付加)ラ
ウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レン(6モル付加)ミリスチルエーテルカルボン酸ナト
リウムのエーテルカルボン酸塩型アニオン界面活性剤、 iii)一般式 (式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニ
ル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ酸
の一種又は二種以上を表す。)で表されるN−ラウロイ
ルサルコシンカリウム、N−ステアロイルサルコシント
リエタノールアミン塩等のN−アシルサルコシン塩型ア
ニオン界面活性剤あるいは、 iv)一般式 (式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基またはアルケニ
ル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ酸
の一種又は二種以上を表す。)で表されるN−ラウロイ
ルグルタミン酸カリウム、N−パルミトイルグルタミン
酸トリエタノールアミン塩等のN−アシルグルタミン酸
塩等の高級脂肪酸と、サルコシン、β−アラニン、グル
タミン酸、グリシン、バリン、ロイシン等のアミノ酸と
の縮合物などで表される一般式中に、 −COO-基 を持つアニオン界面活性剤等を挙げることができる。
本発明においてはこれらのうちから一種又は二種以上
が用いられる。
本発明においては、/のモル比は4/6〜8/2の範
囲、好ましくは5/5〜7/3の範囲である。この組成物にお
いて上記モル比が4/6未満の配合量では、リンス効果に
劣り、8/2を越える配合量では、皮膚に対する刺激が強
くなり好ましくない。配合量としては、+の合計が
組成物全量中の0.5〜20重量%、好ましくは1〜15重量
%である。0.5重量%未満の配合量では界面活性剤が不
足するため充分なリンス効果を得ることができず、20重
量%を越える配合量であると、皮膚に対する刺激が強く
なり好ましくない。
本発明においては、上記必須成分に加えて、洗浄剤組
成物への両性界面活性剤の配合は、さらに泡質において
リッチ感を増すものであり、用途によっては配合するこ
とが望ましい。具体的には、2−ウンデシル−N,N,N−
(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾ
リンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウム
ヒドロキシド−1−カルボキシエチルオキシ−2−ナト
リウムなどのイミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプ
タデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢
酸ベタインなどのベタイン系両性界面活性剤、あるいは
アルキルベタイン、アミノベタイン、スルホベタインな
どが例示される。これら両性界面活性剤は一種又は二種
以上を用いてもよい。配合量としては、組成物全量中、
0.1〜20重量%が好ましく、さらに好ましくは5〜15重
量%である。
が例示される。
さらに、本発明の洗浄剤組成物には、洗浄剤に常用さ
れている成分や添加剤を配合することも可能である。即
ち、高級アルコール、シリコーン油、流動パラフィン、
エステル油等の成分、ポリエチレングリコール脂肪酸ジ
エステル等のラスター剤、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等の水溶性高分子、カチオン変性セ
ルロースエーテル誘導体[ポリマーJR(ユニオンカーバ
イドコーポレーション社製]、ポリグリコール/ポリア
ミン縮合物[ポリコートH(ヘンケル白水社製)]等の
カチオン性高分子、ポリオキシエチレン(以下、POEと
いう)硬化ヒマシ油、POEアルキルエーテル等の非イオ
ン性界面活性剤、動植物の天然エキスおよびその誘導
体、具体例を挙げるならばカンゾウ、パブリカ、ムイア
プアマ、メギ、メラルーカ、ヤドリギ、ウスベニアオ
イ、エキナシ、エビスグサ、ヒバマタ、トクサ、エンバ
ク、オークモス、ミドリハッカ、ナツカワ、ニレ、ヒキ
オコシ、ヘンルータ、ベイベリ、オグルマベニノキ、カ
イカ、ヘイフラワー、ハクセン、ニワトコ、ホコリタ
チ、ガマ、パイナップル、キャベツ、ハクトウオウ、ハ
ナショウガ、マフノリ、クロモジ、パパイヤ、ミレシ
ア、ミカン、クワ、クロバナヒキオコシ、クララ、クス
ノキ、バリンシ、チチノリ、バナナ、コウホネ、コクサ
ギ、ハコベ、アラリア、ドクダミ、アズミ、イヌザクラ
ン、イエロードッグ、ナス、サクランボ、ジュニパー、
シバリギ、シア、アイリス、スイカズラ、スイバ、セイ
ヨウボダイジュ、センダン、セロリ、ゼラニウム、タマ
サキツヅラフジ、オランダイチゴ、チンサン、ハイマ
ツ、ウコン、オドリコソウ、チャ、オレンジ、セージ、
セイヨウキズタ、セイヨウニワトコ、セイヨウネズエ、
セイヨウノコギリソウ、セイヨウハッカ、セイヨウヤド
ギリ、ゼニアオイ、センキュウ、タチジャコウソウ、セ
ンブリ、タイム、チョウジ、チンピ、海藻、クロレラ、
トウキエキス、トウキンセンカ、トウヒ、トマト、オト
ギリソウ、コボタンズル、トルメンチラ、ニンジン、ニ
ンニク、ノバラ、バーチ、パセリ、ゲンチアナ、ハッ
カ、オノニス、ハマメリス、バラ、ウィキョウ、スギ
ナ、サフラン、オランダカラシ、サボンソウ、サンザ
シ、ゲンノショウコウ、ビワ、サンシチソウ、ブッチャ
ーブルーム、ブドウ、ブドウリーフ、ベイ、アイビー、
ヘチマ、水溶性ヨクイニン、イラクサ、ボダイジュ、ホ
ップ、サンショウ、シイタケ、マツカサ、マロニエ、ミ
ツガシワ、ムクロジ、メリッサ、メリロート、モモ、ヤ
グルマギク、ユーカリ、ジオウ、シコン、ユキノシタ、
油溶性アルニカ、油溶性カレンドラ、油溶性セイヨウボ
ダイジュ、油溶性ノバラ、褐藻、カノコソウ、油溶性ヨ
クイニン、ユリ、ヨウ化ニンニク、ヨモギ、シソ、シナ
ノキ、カモミラ、シモツケ、リンゴ、カラス麦、シャク
ヤク、アンズ、レタス、ローズマリー、レモン、ローマ
カミツレ、ショウキョウ、エイジツ、ワレモコウ、シラ
カバ、キノチゴ、ステビア、水溶性アルニカ、オウゴ
ン、キズタ、キナ、キューカンバー、アロエ、ゴボウ、
クチナシ、グレープフルーツ、オウバク、オウレン、ア
ンソッコウ、アカブドウ、アセンヤク、アルテア、アマ
チャ、ショウキョウ、トウガラシチンキ、ロジン、天然
ゴムラテックス、アラビアゴム、イクタモール、カンタ
リスチンキ、ブクリョウ、サルノコシカケ、チョレイ、
カキ、コラーゲン、ビフィズス菌、ペクチン、酵母、ロ
ーヤルゼリー、水溶性プラセンタエキス、ハチミツ、セ
ラツク等、クエン酸、乳酸等の有機酸、塩化ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン等の塩基性化合物、塩
化カリウム、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、硫酸
ナトリウム等の無機塩、無機質ビルダー、酸化防止剤、
香料、色剤、防腐剤、キレート剤、紫外線吸収剤等を本
発明の効果を損なわない範囲で適宜配合できる。
[実施例] 次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない。なお、効果
の測定は以下の試験法、評価法によった。
試験法、評価法 (1) リンス効果 リンス効果は「なめらかさ」、「光沢」、「櫛通り
性」の3項目につき、女性パネル15名を使用して行っ
た。
試料12gを実際に頭髪に直接塗布してから温湯ですす
ぎ洗いした後、風乾し、官能によって各項目を評価し
た。評価は4段階評価で行った。著しく良好であれば
◎、良好であれば○、普通であれば△、劣っていれば×
として表示した。
(2) 皮膚刺激性 皮膚に対する刺激は、界面活性剤や界面活性剤組成物
の蛋白質変性力の強弱(蛋白質変性率)により評価でき
ることが知られており(特公昭59−42038号公報)、本
発明組成物の皮膚刺激性はこの評価法に基づき蛋白質変
性率により評価した。
蛋白質変性率 水系高速液体クロマトグラフィを利用し、卵白アルブ
ミンpH7緩衝溶媒に、試料濃度1%になるように試料を
加えた場合の、卵白アルブミン変性率を220nmの吸収ピ
ークを用いて測定した。
Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ Hs:卵白アルブミン緩衝溶媒に試料を加えた時の220nm吸
収ピークの高さ 評価は以下の4段階評価で行った。
◎……皮膚刺激性が非常に少ない−卵白アルブミン変性
率30%未満 ○……皮膚刺激性が少ない−卵白アルブミン変性率30%
以上60%未満 △……皮膚刺激性が中程度−卵白アルブミン変性率60%
以上80%未満 ×……皮膚刺激性が強い−卵白アルブミン変性率80%以
上 (3) 泡のリッチ感評価法 試料10%水溶液を頭髪中で泡立て、泡のリッチ感をテ
スター10名により以下の基準より評価した。
◎……リッチ感がある △……普通 ×……リッチ感が全くない 実施例1〜8、比較例1〜7 (表−1)内に記載した配合組成よりなる洗浄剤組成
物を調製し、その泡のリッチ感、リンス効果及び皮膚刺
激性を(表−1)に比較例とともに示した。また、添加
剤等を配合した実施例もあわせて記載した。
実施例9 次の配合組成よりなるシャンプーを調製し(カチオン
界面活性剤/アニオン界面活性剤のモル比6/4)、実施
例1〜8と同様の方法にて評価した。
(重量%) アルキルグリコシド(n=8、x=1) 15.0 ポリマーJR−400(ユニオンカーバイト社製) 0.2 ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド(平均分子
量404) 2.42 ラウロイルアラニンナトリウム(平均分子量307) 1.23 プロピレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン(平均40モル)硬化ヒマシ油誘導体
2.0 N−ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0 色剤、香料 適 量 イオン交換水 残 余 このシャンプーはリンス効果、リッチ感に優れ、皮膚
に対して刺激が少ないものであった。
実施例10 次の配合組成よりなるボディーシャンプーを調製し
(カチオン界面活性剤/アニオン界面活性剤のモル7/
3)、実施例1〜8と同様の方法にて評価した。
(重量%) アルキルグリコシド(n=10、x=2) 30.0 一般式(D)の化合物[R1=18、R2=1、m+n=2、 平均分子量416、X=Cl] 2.19 ラウロイルサルコシンナトリウム(平均分子量310)0.9
3 ラウリルイミダゾリンベタイン 10.0 シプロピレングリコール 8.0 アロエ抽出物 0.5 色剤、香料 適 量 防腐剤、キレート剤 適 量 イオン交換水 残 余 このボディーシャンプーはリンス効果、リッチ感に優
れ、皮膚に対して刺激が少ないものであった。
実施例11 次の配合組成よりなるボディーシャンプーを調製し
(カチオン界面活性剤/アニオン界面活性剤のモル比7/
3)、実施例1〜9と同様の方法にて評価した。
(重量%) アルキルグリコシド(n=12、x=3) 20.0 ポリコートH 2.0 ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド 5.0 一般式(D)の化合物[R1=18、R2=1、m+n=4、 平均分子量504、X=Cl] 3.92 ラウロイルサルコシンナトリウム(平均分子量307)0.9
2 プロピレングリコール 3.0 色剤、香料 適 量 イオン交換水 残 余 この頭髪用シャンプーはリンス効果、リッチ感に優
れ、皮膚に対して刺激が少ないものであった。
実施例12 次の配合組成よりなるボディーシャンプーを調製し
(カチオン界面活性剤/アニオン界面活性剤のモル比6/
4)、実施例1〜10と同様の方法にて評価した。
(重量%) 2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキ
シメチル)−2−イミダゾリンナトリウム 2.0 ポリコートH 1.0 ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド 0.5 一般式(D)の化合物[R1=20、R2=1、m+n=10、 平均分子量796、X=Cl] 4.78 ラウロイルサルコシンナトリウム(平均分子量310)1.2
4 アルキルグリコシド(n=14、x=2) 10.0 ジプロピレングリコール 1.0 色剤、香料 適 量 イオン交換水 残 余 このボディーシャンプーはリンス効果、リッチ感に優
れ、皮膚に対して刺激が少ないものであった。
実施例13 次の配合組成よりなる衣料用液体洗剤を調製し(カチ
オン界面活性剤/アニオン界面活性剤のモル比5/5)、
洗濯試験後の柔軟性を官能により評価した。
(重量%) アルキルグリコシド(n=16、x=1) 30.0 一般式(D)の化合物[R1=18、R2=1、m+n=4、 平均分子量504、X=Cl] 5.0 ラウロイルアラニンナトリウム(平均分子量307) 3.05 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0 蛍光染料 0.2 エタノール 8.0 色剤、香料 適 量 水酸化ナトリウム 適 量 イオン交換水 残 余 この衣料用液体洗剤は柔軟効果、リッチ感及び洗浄効
果に優れていた。
[発明の効果] 本発明の洗浄剤組成物は、リンス効果、リッチ感に優
れ、皮膚に対する刺激の少ない組成物である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(A)で表されるアルキルグ
    リコシドと、 (式中、Xは1〜15の整数、nは7〜19の整数を表
    す。) 第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の一種又
    は二種以上と、 カルボン酸塩型アニオン界面活性剤の一種又は二種以
    上とを含有してなり、/のモル比が4/6〜8/2の範囲
    にあり、かつ+の合計が組成物全量中0.5〜20重量
    %配合されていることを特徴とする洗浄剤組成物。
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