JP2584937Y2 - パネルの結合構造 - Google Patents

パネルの結合構造

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JP2584937Y2
JP2584937Y2 JP8974492U JP8974492U JP2584937Y2 JP 2584937 Y2 JP2584937 Y2 JP 2584937Y2 JP 8974492 U JP8974492 U JP 8974492U JP 8974492 U JP8974492 U JP 8974492U JP 2584937 Y2 JP2584937 Y2 JP 2584937Y2
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JP
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panel
panels
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panel holding
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JP8974492U
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泰男 須賀
明典 森下
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の外板等に用いられ
るパネルの端縁を互に結合する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両の外板、例えば図4に示すような箱
型荷台1の外板2として、2枚のアルミニウム薄板間に
発泡樹脂等の断熱材を挟んだサンドイッチ状のパネルが
用いられるようになってきた。
【0003】箱型荷台1は複数のパネル2により組み立
てられる。図5は相隣れるサンドイッチ状のパネル2
A,2Bの端縁を、従来のアルミニウム板のみからなる
パネルにおけると同様にリベット3にて結合した状態を
示すもので、アルミニウム薄板21間に発泡樹脂22を
挟んだパネル2A,2Bの端縁を重ね合せてリベット3
で締結すると、パネル2A,2Bは一般に厚さが2〜4
mmと厚いために結合部に目立つ段部が生じるととも
に、サンドイッチ状のパネル端が露出し、しかもリベッ
ト3まわりが凹状となって見栄えがよくない。また、リ
ベット3による締結部に応力集中が起きて強度上も好ま
しくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、上記
の不都合を解消して、見栄えがよく、かつ応力集中が生
じないサンドイッチ状パネルの結合構造を提供すること
を課題としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のパネル結合構造
は、図2に示すように中央部に仕切壁40を有する断面
がほぼH形で両端にコ字形のパネル保持部41a,41
bを備え、一方の側面部43に開口し開口側を狭小とし
たキー溝42を仕切壁40に設けた枠部材4を用いる。
そして図1に示すようにパネル保持部41a,41bに
それぞれ2枚のアルミニウム薄板21間に断熱材22を
挟んだ結合すべきサンドイッチ状パネル2A,2Bの端
縁を嵌入し、キー溝42にキー5を打ち込んでパネル保
持部41a,41bによりパネル2A,2Bの端縁を挟
圧固定する結合構造とする。
【0006】
【作用】キー5を打ち込むとキー溝42は開口側が拡開
し、これによりパネル保持部41a,41bは開口側が
狭くなってパネル2A,2Bを強く締め付け固定する。
【0007】
【実施例】図2は、車両の箱型荷台の外板を構成するパ
ネル2(図4)の相隣れる端縁を結合する枠部材の断面
を示すものである。
【0008】枠部材4はアルミニウムの押出材で、結合
すべきパネルの端縁に沿う長尺体である。枠部材4は
央に仕切壁40を有する断面ほぼH形の基本形状を有し
ており、両端に断面コ字形のパネル保持部41a,41
を備えている。そして仕切壁40には、枠部材4の
内側となる一方の側面部43に開口するキー溝42が形
成してある。キー溝42は上記一方の側面部43を貫通
して仕切り壁40の厚さ方向の中央に形成してあり、側
面部43および仕切り壁40をパネル保持部41a側と
パネル保持部41b側とに分離している。キー溝42は
開口側を狭小とし底へ向けて幅が広くなっている。キー
溝42の底部の両側は特に広くしてあり、これによりコ
字形のパネル保持部41a,41bの底の一端は薄肉と
なっている。両パネル保持部41a,41bをつなぐ
方の側面部44はパネル2A,2Bを結合したときに車
外側にモール状に現れる部分で、外面はゆるやかな円弧
状をなしている。パネル保持部41a,41bにはそれ
ぞれ対向内面に突条45が形成してある。
【0009】図1はこの枠部材4により相隣れる荷台外
板パネル2A,2Bを結合した状態を示すものである。
パネル2A,2Bは、2枚のアルミニウム薄板21間に
断熱用の発泡樹脂22を挟んだサンドイッチ構造となっ
ている。これ等パネル2A,2Bの端縁を枠部材4のパ
ネル保持部41a,41bに嵌入し、キー溝42に断面
ほぼ三角形のアルミニウムのキー5を打ち込むことで、
パネル2A,2Bは枠部材4を介して結合される。
【0010】即ち、キー5を打ち込むことでキー溝42
は開口側が押し広げられ、これによりパネル保持部41
a,41bは開口側が狭められてパネル2A,2Bを強
く挟圧する。そして突条45がパネル2A,2Bの両面
にくい込む。また、キー5には両側面に凹所51が形成
してあって、キー溝42の開口端と係合する。
【0011】しかして上記の結合構造によれば、パネル
2A,2Bは、枠部材4を介して応力集中なく強固に結
合される。また結合部はモール状をなす枠部材4の側面
部43で覆われるから見栄えがよい。またパネル2A,
2Bはキー5を抜き取って結合を解除することで、容易
に交換することができる。
【0012】図3は他の実施例を示すもので、キー5は
その基端側を延長して筒状のナット部50としてある。
そして枠部材4に沿い、結合を強化する断面U字形のリ
インフォースメント6を設ける。枠部材4の構造は前記
実施例と実質的に同じである。
【0013】この構造では、枠部材4のキー溝42に
ー5を打ち込み、リインフォースメント6を、キー5を
覆って底面をキー5のナット部50の上端に当接させ両
脚端をそれぞれパネル2A,2Bに当接させて配し、リ
インフォースメント6の底面を貫通してナット部50に
ボルト7を締め込むことで、パネル2A,2Bの結合
と、結合部を強化するリインフォースメント6の取付け
を同時に行うことができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば車
体の外板を構成するサンドイッチ状のパネルの端縁を
枠部材を介して作業性よく結合することができる。そし
て結合部はこれに沿う枠部材の側面部で外観に現れる側
モール状に覆われて見栄えがよく、また結合部には従
来のリベット締めのような応力集中は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネル結合構造の第1の実施例の図3
のAーA線に沿う位置での断面図である。
【図2】上記パネル結合構造に用いられる枠部材の断面
図である。
【図3】本考案のパネル結合構造の第2の実施例の断面
図である。
【図4】本考案のパネル結合構造が適用される車両の箱
型荷台の斜視図である。
【図5】従来のパネル結合構造の断面図である。
【符号の説明】
1 車両の箱型荷台 2,2A,2B パネル 21 アルミニウム薄板 22 発泡樹脂(断熱材) 3 リベット 4 枠部材40 仕切壁 41a,41b パネル保持部 42 キー溝 5 キー 50 ナット部 6 リインフォースメント 7 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 24/00 B62D 24/02 B62D 29/00 B62D 29/04 F16B 5/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のアルミニウム薄板間に発泡樹脂等
    の断熱材を挟んだサンドイッチ状パネルの複数をこれ等
    の端縁で互に結合する結合構造であって、中央部に仕切
    壁を有する断面ほぼH形で両端にコ字形のパネル保持部
    備え、一方の側面部に開口し開口側を狭小としたキー
    溝を仕切壁に設けたアルミニウムの枠部材の上記両パネ
    ル保持部に、結合すべきサンドイッチ状のパネルの端縁
    それぞれ嵌入し、キー溝にキーを打ち込んで両パネル
    保持部により上記パネルの端縁を挟圧固定してなるパネ
    ルの結合構造。
JP8974492U 1992-12-03 1992-12-03 パネルの結合構造 Expired - Lifetime JP2584937Y2 (ja)

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JPH0647084U JPH0647084U (ja) 1994-06-28
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