JP2584770Y2 - 印字装置のヘッドケーブル - Google Patents

印字装置のヘッドケーブル

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JP2584770Y2 JP1992064983U JP6498392U JP2584770Y2 JP 2584770 Y2 JP2584770 Y2 JP 2584770Y2 JP 1992064983 U JP1992064983 U JP 1992064983U JP 6498392 U JP6498392 U JP 6498392U JP 2584770 Y2 JP2584770 Y2 JP 2584770Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字装置のヘッドケー
ブルに係り、特に、ヘッドケーブルのフラットケーブル
と補強板とを部分接着により接着するようにして、フラ
ットケーブルを補強板と重合する位置において折曲可能
にし、それによって、補強板による補強機能を充分に確
保するとともに、印字装置の小型化を図ったものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】印字装置のキャリッジ及びその周辺は、
例えば、図10に示すような構成になっている。まず、
印字装置の框体1があり、この框体1内には、プラテン
3が回転可能に取付けられている。上記プラテン3に対
向する位置には、印字ヘッド5が配置されていて、この
印字ヘッド5はキャリッジ7に搭載されている。このキ
ャリッジ7は、框体1内に設置されたキャリッジステー
9に沿って、図中左右方向に往復動可能に構成されてい
る。キャリッジ7の往復動に伴って印字ヘッド5も同方
向に往復動することになる。
【0003】一方、框体1にはメインPCB(プリント
サーキットボード)11が固定されていて、このメイン
PCB11と上記印字ヘッド5とはヘッドケーブル13
によって電気的に接続されている。上記ヘッドケーブル
13は、薄板状の外側フラットケーブル15と内側フラ
ットケーブル17とを積層させた構成になっている。そ
して、上記ヘッドケーブル13と印字ヘッド5との接続
構造は次のようなものである。まず、印字ヘッド5側よ
り基板19の一部が突出・配置されていて、この基板1
9には接続具21、23が取付けられている。これら接
続具21、23には差込口21a、23aが形成されて
いて、それら差込口21a、23aに、ヘッドケーブル
13の外側フラットケーブル15と内側フラットケーブ
ル17の端部が差し込まれており、それによって電気的
に接続されている。
【0004】又、ヘッドケーブル13とメインPCB1
1側との接続構造は次のようなものである。メインPC
B11側には接続具25、27が取付けられていて、ヘ
ッドケーブル13の外側フラットケーブル15と、内側
フラットケーブル17の端部が、これら接続具25、2
7の差込口25a、27aに差し込まれており、それに
よって、電気的に接続されている。又、メインPCB1
1側の外側フラットケーブル15と、内側フラットケー
ブル17は、ケーブル押さえ板29によって框体1上に
押さえ付けられている。
【0005】ところで、ヘッドケーブル13の外側フラ
ットケーブル15と内側フラットケーブル17の端部
を、印字ヘッド5側の接続具21、23の差込口21
a、23aに差し込む場合には、図11及び図12に示
すように、補強板31が使用される。これは、外側フラ
ットケーブル15と内側フラットケーブル17の端部を
補強して、接続具21、23の差込口21a、23aへ
の差込性を高めて、差込作業を容易にするとともに、差
込時に、ヘッドケーブル13の外側フラットケーブル1
5と内側フラットケーブル17の端部を、不用意に損傷
させないようにするためである。又、補強板31は、外
側フラットケーブル15と内側フラットケーブル17の
一方の面に全面接着されている。そして、図13及び図
14に示すように、外側フラットケーブル15と内側フ
ラットケーブル17は、補強板31を外れる位置におい
て90°折曲げられ、その状態で、図10に示すよう
に、キャリッジ7の往復動方向に平行に延長・配設され
ることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、図15に示すよ
うに、印字装置としての寸法(キャリッジ7の往復動方
向に直交する方向の寸法)が大きくなってしまって、そ
の結果、印字装置が大型化してしまうという問題があっ
た。これは次のような理由によるものである。すなわ
ち、前述したように、ヘッドケーブル13の外側フラッ
トケーブル15と内側フラットケーブル17は、補強板
31を外れる位置において90°折曲げられ、その状態
で、図10に示すように、キャリッジ7の往復動方向に
平行に延長・配設されることになる。本来であれば、よ
り印字ヘッド5に近い位置で90°折曲げればそれだけ
空間を有効利用することになるが、補強板31が有ると
ともにそこに外側フラットケーブル15と内側フラット
ケーブル17が全面接着されているためにそのような折
曲げができないからである。
【0007】これに対しては、補強板31の長さ
(L1 )(図13に示す)を小さくすることが考えられ
る。しかしながら、ヘッドケーブル13の外側フラット
ケーブル15と内側フラットケーブル17の差込性を考
慮した場合には、補強板31の長さ(L1 )は大きい方
が好ましく、よって、補強板31の長さ(L1 )を徒に
小さくすることはできず、結局、上記したような問題が
発生していたものである。尚、図15中、符号33はプ
ーリであり、符号35はタイミングベルトである。又、
図15中仮想線で示すのは、インクリボンカセット37
である。
【0008】本考案はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、フラットケーブルの差
込性を何等損なうことなく、フラットケーブルの折曲位
置をより印字ヘッドに接近させることを可能とし、それ
によって、印字装置の小型化を図ることを可能にする印
字ヘッドのヘッドケーブル取付構造を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願考案による印字装置のヘッドケーブルは、往復動可
能に配置されたキャリッジに搭載された印字ヘッドにそ
の一端側を接続され他端側を印字装置本体側に接続され
るとともに、一枚のフラットケーブル又は複数枚のフラ
ットケーブルを積層させるとともに上記印字ヘッド側の
接続部近傍において折り曲げて使用される印字装置のヘ
ッドケーブルにおいて、上記フラットケーブルは補強板
によって補強された状態で印字ヘッド側に接続され、そ
の際、フラットケーブルと補強板とを印字ヘッド側に位
置する一部による部分接着により接着するとともに補強
板側に少なくともヘッドケーブルの幅分の長さの非接着
部を残し、フラットケーブルを上記非接着部の範囲で折
り曲げて使用するようにしたこと、を特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】本考案の場合には、フラットケーブルと補強板
とを従来のように全面接着により接着するのではなく、
部分接着により接着するようにし、それによって、フラ
ットケーブルを、補強板と重合する位置において折曲可
能にしたものである。よって、補強板の大きさを確保し
た状態でフラットケーブルをより印字ヘッドに接近した
位置で折曲・延長させることができ、空間の有効利用を
図ることができるとともに、印字装置の小型化を図るこ
とができるようになった。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図9を参照して本考案の一実
施例を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付
して示しその説明は省略する。本実施例の場合には、ヘ
ッドケーブル13の外側フラットケーブル15と、内側
フラットケーブル17の、補強板31、31に対する接
着範囲を従来より小さなものとしている。すなわち、図
5及び図6に示すように、外側フラットケーブル15の
図中下面側には補強板31が配置されており、この補強
板31は差込側の端部の接着範囲(L2 )で示す範囲
(図中斜線で示す部分)だけで、外側フラットケーブル
15に接着されている。補強板31のその他の部分は外
側フラットケーブル15には接着されていない。
【0012】次に、上記外側フラットケーブル15を9
0°折曲げる場合には、図5に示す折曲線41に沿って
折曲げて、図7及び図8に示すような状態とする。つま
り、接着範囲(L2 )を外れた範囲では、補強板31と
外側フラットケーブル15とは接着されていないので、
折曲線41に沿って折曲げることができるものである。
又、内側フラットケーブル17についても、同様の構成
になっている。それによって、図1乃至図4に示すよう
に、印字ヘッド5により接近した位置で、外側フラット
ケーブル15を折曲げて延長することが可能になった。
又、補強板31の長さ(L1 )は、外側フラットケーブ
ル15及び内側フラットケーブル17の折曲を何等規制
するものではないので、挿入性を高めるべく逆に従来よ
り長くなっている。
【0013】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、ヘッドケーブル13の外側フ
ラットケーブル15及び内側フラットケーブル17を9
0°だけ折曲げて延長する位置をより印字ヘッド5に接
近した位置にすることができるので、図9にも示すよう
に、印字装置としての幅寸法を小さくすることができ、
印字装置の小型化を図ることができる。これは、フラッ
トケーブル15及び内側フラットケーブル17と補強板
31、31との接着範囲(L2 )を印字ヘッド5側の端
部のみに設定し、それ以外の部分は非接着の状態にした
ことによって可能になったものである。又、その際、補
強板31の長さ(L1 )は従来より大きくしてあるの
で、差込作業時の差込性を何等損なうことはなく、逆
に、長さ(L1 )を大きくしたことにより、差込性をよ
り高めることができる。
【0014】尚、本考案は前記一実施例に限定されるも
のではない。まず、ヘッドケーブルを構成するフラット
ケーブルの枚数は2枚に限定されるものではなく、1
枚、3枚以上であっても同様に適用できる。フラットケ
ーブルと補強板との接着範囲は図示したものに限定され
ず、要は、フラットケーブルを補強板とが重合する任意
の位置において、フラットケーブルを折曲可能にできる
ようなものであればよく、その範囲は任意に設定すれば
よい。
【0015】
【考案の効果】以上詳述したように本考案による印字装
置のヘッドケーブルによると、ヘッドケーブルを構成す
る各フラットケーブルと補強板との接着範囲を印字ヘッ
ド側の端部だけとしたので、フラットケーブルをより印
字ヘッドに接近した位置で折曲・延長することが可能に
なった。それによって、差込性を何ら損なうことなく、
且つ、補強板の長さを短くすることなく印字装置の小型
化を図ることができる。又、補強板側には、少なくと
も、ヘッドケーブルの幅分の長さの非接着部を設け、該
非接着部の範囲でヘッドケーブルを折り曲げるようにし
たので、折曲部において、補強板の長手方向にヘッドケ
ーブルがはみ出すことはなく、上記小型化を図る上で効
果的であるとともに、補強もより確実なものとなり、か
つ、差込性もより向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図で印字ヘッド及びそ
の近傍の構成を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図で印字ヘッド及びそ
の近傍の構成を示す背面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図で印字ヘッド及びそ
の近傍の構成を示す平面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図で印字ヘッド及びそ
の近傍の構成を示す側面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す図でフラットケーブル
と補強板との関係を示す平面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す図でフラットケーブル
と補強板との関係を示す側面図である。
【図7】本考案の一実施例を示す図でフラットケーブル
と補強板との関係を示す平面図である。
【図8】本考案の一実施例を示す図でフラットケーブル
と補強板との関係を示す側面図である。
【図9】本考案の一実施例を示す図で印字装置の要部の
構成を示す平面図である。
【図10】従来例を示す図で印字装置の要部の構成を示
す正面図である。
【図11】従来例を示す図でフラットケーブルと補強板
との関係を示す平面図である。
【図12】従来例を示す図でフラットケーブルと補強板
との関係を示す側面図である。
【図13】従来例を示す図でフラットケーブルと補強板
との関係を示す平面図である。
【図14】従来例を示す図でフラットケーブルと補強板
との関係を示す側面図である。
【図15】従来例を示す図で印字装置の要部の構成を示
す平面図である。
【符号の説明】 1 框体(印字装置本体) 5 印字ヘッド 7 キャリッジ 11 メインPCB 13 ヘッドケーブル 15 外側フラットケーブル 17 内側フラットケーブル 31 補強板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動可能に配置されたキャリッジに搭
    載された印字ヘッドにその一端側を接続され他端側を印
    字装置本体側に接続されるとともに、 一枚のフラットケーブル又は複数枚のフラットケーブル
    を積層させるとともに上記印字ヘッド側の接続部近傍に
    おいて折り曲げて使用される印字装置のヘッドケーブル
    において、 上記フラットケーブルは補強板によって補強された状態
    で印字ヘッド側に接続され、その際、フラットケーブル
    と補強板とを印字ヘッド側に位置する一部による部分接
    着により接着するとともに補強板側に少なくともヘッド
    ケーブルの幅分の長さの非接着部を残し、 フラットケーブルを上記非接着部の範囲で折り曲げて使
    用するようにしたこと、 を特徴とする印字装置のヘッドケーブル。
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JPH047643Y2 (ja) * 1986-10-29 1992-02-27
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