JP2584552Y2 - 開閉器におけるブッシングの振れ止め構造 - Google Patents

開閉器におけるブッシングの振れ止め構造

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JP2584552Y2
JP2584552Y2 JP8050792U JP8050792U JP2584552Y2 JP 2584552 Y2 JP2584552 Y2 JP 2584552Y2 JP 8050792 U JP8050792 U JP 8050792U JP 8050792 U JP8050792 U JP 8050792U JP 2584552 Y2 JP2584552 Y2 JP 2584552Y2
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JP
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bushing
flange
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switch
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春美 佐藤
光博 北折
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Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉器におけるブッシン
グの振れ止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉器ケースに貫通されたブッシ
ングの周囲にはフランジが形成され、このフランジは開
閉器ケースに対し、開閉器ケース内の気密を保持するた
めのパッキンを介して、押さえ金具等により押さえるこ
とにより、ブッシングは開閉器ケースに固定されてい
る。そして、開閉器ケースに固定されたブッシングの振
れを防止するために、フランジの周囲には複数の切欠部
が形成され、この切欠部には開閉器ケースに植設された
振れ止めボルト等が係入されている。すなわち、この振
れ止めボルトによりブッシングの振れをなくすようにし
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ブッシング
のフランジに切欠部を設けた場合には、開閉器ケース内
の気密を保持するためにブッシングとパッキンとの間に
十分な接触面を確保する必要があるため、フランジが大
型化し、開閉器全体も大型化するという問題があった。
また、フランジに切欠部を設けることにより、フランジ
の形状が複雑となり、ブッシングの成形に手間がかか
り、製造コストも高くなる問題があった。
【0004】そこで、本考案はこのような従来の技術に
存在する問題点に着目してなされたものであって、その
目的とするところは、ブッシングのフランジを小型化す
ることができ、また、ブッシングの成形が容易で、製造
コストを低減できる開閉器におけるブッシングの振れ止
め構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、開閉器ケースに貫通固定されたブッシン
グの振れ止め防止構造において、ブッシングの周囲に形
成された八角形状のフランジと、該フランジを開閉器ケ
ースに押さえつける箱状の押さえ部材とを備え、前記フ
ランジの側面と押さえ部材の内側面とを平面部にて面接
したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】このように構成された本考案は、ブッシングの
フランジ側面と押さえ部材の内側面とが面接触されるこ
とにより、フランジと押さえ部材との間の遊びはなくな
るため、ブッシングの振れがなくなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図1〜図3に示すように、開閉
器ケース1にはU,V,W相の各相毎に貫通孔2(一相
のみ図示する)が透設されている。ブッシング4は同貫
通孔2に対し開閉器ケース1内を気密保持するパッキン
3を介して貫通されている。ブッシング4の外端部には
前記パッキン3の側面に当接されたフランジ4aが形成
され、同フランジ4aは八角形状に形成されている。そ
して、フランジ4aは開閉器ケース1に植設された複数
の取付ボルト6に押さえ金具5を介して取付ナット9を
締付けることにより、開閉器ケース1に対し締め付け固
定されている。
【0008】前記押さえ金具5は背面が開口した箱状に
形成され、押さえ金具5の正面にはブッシング挿通孔7
と取付ボルト挿通孔10が透設されている。そして、ブ
ッシング挿通孔7にはブッシング4が挿通されるととも
に、同押さえ金具5内にはフランジ4aが収容されてい
る。押さえ金具5において四方を囲む各内側面にはアン
グル状の緩衝板8が貼着されている。そして、この緩衝
板8の一側面はフランジ4aの側面に対して密接に面接
触され、一方、緩衝板8の他側面はフランジ4aの正面
に対して密接に面接触されている。
【0009】すなわち、ブッシング4のフランジ4aの
側面が緩衝板8を介して押さえ金具5の内側面に対して
密接に面接触されることにより、ブッシング4がその軸
心回りの回動が規制され、わずかな振れでも防止され
る。さらに、フランジ4aの正面は緩衝板8に密接に面
接触されるとともに、背面はパッキン3に密接に面接触
されているため、ブッシング4の軸心方向の移動は規制
され、わずかな振れでも防止される。
【0010】このように本実施例のブッシング4の振れ
止め防止構造においては、ブッシング4の周囲に形成さ
れた八角形状のフランジ4aと、同フランジ4aを開閉
器ケース1に押さえつける箱状の押さえ金具5とが設け
られ、前記フランジ4aの側面と押さえ金具5の内側面
とを密接に面接触させている。よって、従来と異なり、
振れ止め用の取付ビス等を省略したにもかかわらず、ブ
ッシング4が振れるのを確実に防止することができる。
しかも、取付ビス等が削減されたことにより、ブッシン
グ4のフランジ4aの構造を簡素化することができると
ともに、製造コストを低減させることができる。
【0011】また、ブッシング4のフランジ4aを八角
形状にしたことにより、取付ボルト6のためのスペース
と押さえ金具5とフランジ4aとの面接触領域とを大型
化することなく確保できる。すなわち、八角形は四角形
のコーナーを切り落とした形状であるため、その切り落
とし部分に取付ボルト6のためのスペースを確保できる
とともに、その切り落とし部分を省略できるので、電源
側及び需要化側の各相のブッシング4のフランジ4aを
小型化することができ、開閉器全体を小型化することが
できる。
【0012】
【0013】なお、本考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うに変更してもよい。 (1)例えば前記 実施例では、押さえ金具5の材質は金
属製以外に合成樹脂等にしてもよい。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、
れ止め用の取付ビス等を省略したにもかかわらず、ブッ
シングが振れるのを確実に防止することができる。さら
に、ブッシングのフランジを小型化することにより開閉
器全体を小型化することができ、また、フランジの形状
を簡素化にすることによりブッシングの成形を容易に
し、製造コストも低減することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した押さえ金具にブッシングを
固定した状態を示す斜視図である。
【図2】押さえ金具にブッシングを固定した状態を示す
正面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1…開閉器ケース、4…ブッシング、4a…フランジ、
5…押さえ金具(押さえ部材)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉器ケース(1)に貫通固定されたブ
    ッシング(4)の振れ止め防止構造において、 ブッシング(4)の周囲に形成された八角形状のフラン
    ジ(4a)と、該フランジ(4a)を開閉器ケース
    (1)に押さえつける箱状の押さえ部材(5)とを備
    え、前記フランジ(4a)の側面と押さえ部材(5)の
    内側面とを平面部にて面接触したことを特徴とする開閉
    器におけるブッシングの振れ止め防止構造。
JP8050792U 1992-11-20 1992-11-20 開閉器におけるブッシングの振れ止め構造 Expired - Fee Related JP2584552Y2 (ja)

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