JP2529096Y2 - 身長計のカーソル組立体 - Google Patents

身長計のカーソル組立体

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JP2529096Y2
JP2529096Y2 JP1992079069U JP7906992U JP2529096Y2 JP 2529096 Y2 JP2529096 Y2 JP 2529096Y2 JP 1992079069 U JP1992079069 U JP 1992079069U JP 7906992 U JP7906992 U JP 7906992U JP 2529096 Y2 JP2529096 Y2 JP 2529096Y2
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啓吾 大嶋
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株式会社暁電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、身長計のカーソル組立
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、身長計のカーソル組立体は、図4
に示すように、身長計の柱状体に装着されるカーソル環
1にカーソル固定部材2を固定し、そのカーソル固定部
材2を挟むように、第1のカーソルフレーム3と第2の
カーソルフレーム4とを抱合せて締め付け螺子8により
固定する。また、それらの第1のカーソルフレーム3と
第2のカーソルフレーム4との下方にカーソル板5を螺
子7により固定するとともに、そのカーソル板5の下方
にカーソルゴム板6を張り付けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の身長計のカーソル組立体は、カーソル環1に堅
牢に固定され、身長計の移動時にも、カーソルが身長計
の柱状体より長く突出することになるために、場所をと
り、運搬に支障を来たし、カーソルが物に当り、損傷し
易い、また子供達がカーソルにぶら下がるような異常な
場合には柱状体の転倒による事故が発生するといった問
題があった。また、その損傷を防止するために、梱包を
すると、嵩張り、その梱包スペースが増大するといった
問題があった。
【0004】因みに、従来の場合、梱包箱の断面積は4
00mm×400mmを要する。本考案は、上記問題点
を除去し、カーソルを柱状体にそって倒せるようにする
ことにより、カーソルの梱包断面積を低減し、運搬が容
易で、しかも、物へ当たることによる損傷防止すること
ができ、しかも、カーソルにぶら下がるような異常な場
合でもカーソル自体が曲がるだけで柱状体の転倒による
事故を防止でき、適度な強度を有する身長計のカーソル
組立体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、身長計のカーソル組立体において、身長
計測用の柱状体の周囲に位置するカーソル環と、このカ
ーソル環に固定されるカーソル固定部材と、このカーソ
ル固定部材に固定され、カーソルの長尺方向に延びる第
1の長孔と、前記カーソルの長尺方向に延び、かつ前記
カーソル固定部材側に開口された第2の長孔と、カーソ
ル固定部材側の水平部端部にテーパとを有するカーソル
フレームと、このカーソルフレームの下方に取り付けら
れ、カーソル固定部材側に開口された逃げ溝を有するカ
ーソル板部材と、前記第1の長孔及び第2の長孔に装着
される螺子とを設けるようにしたものである。
【0006】また、前記カーソルフレームはカーソル固
定部材を挟む2枚のカーソルフレームからなる。更に、
前記カーソル板部材は、カーソル板とその下方に設けら
れるカーソルゴム板とからなる。また、前記第1の長孔
及び第2の長孔に装着される螺子は、緩めることができ
るようにしている。
【0007】
【作用】本考案によれば、上記したように、身長計のカ
ーソル組立体において、身長計測用の柱状体の周囲に位
置するカーソル環と、該カーソル環に固定されるカーソ
ル固定部材と、このカーソル固定部材に固定され、カー
ソルの長尺方向に延びる第1の長孔と、前記カーソルの
長尺方向に延び、かつ前記カーソル固定部材側に開口さ
れた第2の長孔と、カーソル固定部材側の水平部端部に
テーパとを有するカーソルフレームと、このカーソルフ
レームの下方に取り付けられ、カーソル固定部材側に開
口された逃げ溝を有するカーソル板部材と、前記第1の
長孔及び第2の長孔に装着される螺子とを設けるように
したので、カーソルを柱状体に沿って倒せるようにする
ことにより、カーソルの梱包断面積を低減し、運搬が容
易である。
【0008】また、カーソルを倒すことができ、カーソ
ルの突出高さを低くすることができるので、カーソルが
運搬時に物に当たることによるカーソルの損傷を防止す
ることができる。更に、カーソルの固定部材側に2個の
長溝が形成されると共に、カーソル固定部材側の水平部
端部にテーパを設け、かつ、カーソルフレームの下方に
取り付けられるカーソル板部材に逃げ溝を有するので、
カーソルの根元が機械的に弱くなり、カーソルにぶら下
がるような異常な場合には、カーソル自体が曲がり、柱
状体の転倒による事故等を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す身長計の
カーソル組立体の分解斜視図、図2はその身長計のカー
ソル組立体の運搬時の取り扱いの説明図、図3は本考案
の実施例を示す身長計の部分斜視図である。
【0010】図3に示すように、身長計の柱状体20に
は、その裏側にカーソル移動のための縦長の溝21が形
成される。柱状体20内には図示しないが、身長を計測
するための昇降自在な摺動部材を有する計測装置(図示
なし)が装着されている。その摺動部材に第1の結合部
材22が固定され、更に、第2の結合部材23が固定さ
れ、この第2の結合部材23に揺動部材24をスペーサ
24aを介して枢着軸25により、揺動自在に取り付け
る。この揺動部材24の下端にはカーソルセンサ作動部
材27を設ける。また、第2の結合部材23には更に、
支持部材26を取り付け、その下端部に光変換素子から
なるカーソルセンサ28を設ける。また、揺動部材24
にはカーソル環10に固定されている。
【0011】また、図1に示すように、このカーソル環
10にはカーソル固定部材11が取り付けられ、このカ
ーソル環10にカーソル固定部材11をビス12により
固定する。このカーソル固定部材11を挟むように第1
のカーソルフレーム13と第2のカーソルフレーム14
とを抱合せて締め付け螺子18とナット19により固定
する。
【0012】ここで、第1のカーソルフレーム13には
カーソルの長尺方向に延びる閉じた第1の長孔13a
と、カーソルの長尺方向に延び、かつ前記カーソル固定
部材11側に開口された第2の長孔13bが形成されて
いる。また、第1のカーソルフレーム13の両端の水平
部にはテーパ13c及び13dが形成されている。前記
第1の長孔13aと、第2の長孔13bにはそれぞれ螺
子18が対応し、第2のカーソルフレーム14の第1の
長孔14aと、第2の長孔14bも螺子18と、これを
受けるナット19により締め付けられ、固定される。ま
た、第2のカーソルフレーム14の両端の水平部にもテ
ーパ14c及び14dが形成されている。
【0013】更に、第1のカーソルフレーム13と第2
のカーソルフレーム14の下方には螺子17により、カ
ーソル板15が取り付けられる。ここで、カーソル板1
5には、カーソルを倒す時に支障がないように、カーソ
ルの長尺方向に延び、しかも、カーソル固定部材11側
に開口された逃げ溝15aを形成する。
【0014】また、カーソル板15の下方にはカーソル
ゴム板16が張り付けられる。このカーソルゴム板16
にもカーソルを倒す時に支障がないように、カーソルの
長尺方向に延び、しかも、カーソル固定部材11側に開
口された逃げ溝16aを形成する。以下、本考案の身長
計のカーソル組立体の運搬時の取り扱いについて、図1
及び図2参照しながら説明する。
【0015】まず、図2(a)に示すように、カーソル
固定部材11と、第1のカーソルフレーム13及び第2
のカーソルフレーム板14(図1参照)を固定している
螺子18を緩める。次に、図2(b)に示すように、第
1のカーソルフレーム13及び第2のカーソル板14を
引っ張り出す。
【0016】次に、図2(c)に示すように、カーソル
固定部材11側の螺子18を、開口された第2の長孔1
3b,14bから脱出させて、第1の長孔13a,14
aに係合する螺子18を中心にして、上方に倒す。次
に、図2(d)に示すように、柱状体20と第1のカー
ソルフレーム13及び第2のカーソルフレーム14間に
当材30を挟んで、倒しておく。
【0017】この状態で、梱包箱に収納して、運搬す
る。因みに、従来、梱包箱の断面積が400mm×40
0mmであったものが、本考案では、200mm×40
0mmにすることができ、大幅な梱包スペースの低減を
図ることができる。また、カーソルの突出高さを低くす
ることができるので、物のカーソルへの衝突は回避でき
るため、カーソルを損傷することがなくなる。
【0018】更に、カーソルが過剰に堅牢である場合に
は、低学年の学生や幼稚園児などはこのカーソルにぶら
下がって遊ぶようなことがあり、カーソルが堅牢である
と、柱状体が転倒して、事故が起こるような場合もある
が、本考案によれば、カーソルフレームの固定部材側に
2個の長溝13a,14aと13b,14b及びテーパ
13c,14cを設け、カーソルフレームの下方に取り
付けられるカーソル板部材にカーソル固定部材側に開口
された逃げ溝が形成されるために、カーソルの根元が機
械的に弱くなり、カーソルに過度の荷重がかかる異常な
場合には、カーソル自体が曲がるために、柱状体の転倒
による事故等を防止することができる。
【0019】なお、上記実施例におけるカーソルの構造
やその固定手段は、種々の変形を行うことができる。ま
た、柱状体は円筒形でなく、角形であってもよく、カー
ソル環も円形でなく、角形であってもよい。なお、カー
ソルは下方に倒すようにしてもよい。
【0020】更に、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0021】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)カーソルを柱状体にそって倒せるようにすること
により、カーソルの梱包断面積を低減し、運搬が容易で
ある。 (2)カーソルを倒すことができ、カーソルの突出高さ
を低くすることができるので、カーソルが運搬時に物に
当たることによるカーソルの損傷を防止することができ
る。 (3)カーソルフレームの固定部材側に2個の長溝及び
テーパが形成され、カーソルフレームの下方に取り付け
られるカーソル板部材にカーソル固定部材側に開口され
た逃げ溝が形成されるために、カーソルの根元が機械的
に弱くなり、カーソルに極度の荷重がかかるような異常
な場合には、カーソル自体が曲がり、柱状体の転倒によ
る事故等を防止することができる。
【0022】上記したように、本考案は、簡単な構成で
はあるが、これによってもたらされる実用的効果は著大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す身長計のカーソル組立体
の分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す身長計のカーソル組立体
の運搬時の取り扱いの説明図である。
【図3】本考案の実施例を示す身長計の部分斜視図であ
る。
【図4】従来の身長計のカーソル組立体の分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 カーソル環 11 カーソル固定部材 12 ビス 13 第1のカーソルフレーム 13a,14a 第1の長孔 13b,14b 第2の長孔 13c,13d,14c,14d テーパ 14 第2のカーソルフレーム 15 カーソル板 15a,16a 逃げ溝 16 カーソルゴム板 17,18 螺子 19 ナット 20 身長計の柱状体 21 縦長の溝 22 第1の結合部材 23 第2の結合部材 24 揺動部材 24a スペーサ 25 枢着軸 26 支持部材 27 カーソルセンサ作動部材 28 カーソルセンサ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)身長計測用の柱状体の周囲に位置す
    るカーソル環と、 (b)該カーソル環に固定されるカーソル固定部材と、 (c)該カーソル固定部材に固定され、カーソルの長尺
    方向に延びる第1の長孔と、前記カーソルの長尺方向に
    延び、かつ前記カーソル固定部材側に開口された第2の
    長孔と、カーソル固定部材側の水平部端部にテーパとを
    有するカーソルフレームと、 (d)該カーソルフレームの下方に取り付けられ、カー
    ソル固定側部材側に開口された逃げ溝を有するカーソル
    板部材と、 (e)前記第1の長孔及び第2の長孔に装着される螺子
    とを具備することを特徴とする身長計のカーソル組立
    体。
  2. 【請求項2】 前記カーソルフレームはカーソル固定部
    材を挟む2枚のカーソルフレームからなることを特徴と
    する請求項1記載の身長計のカーソル組立体。
  3. 【請求項3】 前記カーソル板部材は、カーソル板とそ
    の下方に設けられるカーソルゴム板とからなることを特
    徴とする請求項1記載の身長計のカーソル組立体。
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JPS5439919Y2 (ja) * 1973-01-22 1979-11-26
JPS5584508U (ja) * 1978-12-06 1980-06-11
JPS59203545A (ja) * 1983-04-30 1984-11-17 大田 享 自動身長測定器

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