JP2584445Y2 - 電波暗室 - Google Patents

電波暗室

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JP2584445Y2 JP1993073707U JP7370793U JP2584445Y2 JP 2584445 Y2 JP2584445 Y2 JP 2584445Y2 JP 1993073707 U JP1993073707 U JP 1993073707U JP 7370793 U JP7370793 U JP 7370793U JP 2584445 Y2 JP2584445 Y2 JP 2584445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、他の機器に電波障害を
与える電波雑音を発生する機器の放射雑音電界強度を測
定したり、電子機器に強電磁界の電波を照射して誤動作
を試験する場合等に使用する電波暗室に係り、とくに金
属板で室全体に電磁波シールドを施し、フェライト等の
電波吸収部材の背面に誘電体を設けた構造体を金属板上
に配設してなる多層型電波吸収体を用いた電波暗室に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、本出願人提案の特開平2−357
97号において、フェライトを電波到来方向の最表面に
設け、その背面全体に誘電体を積層し、さらにその背面
全体に電波反射体を設けた多層型電波吸収体が開示され
ている。
【0003】このような多層型電波吸収体の電波暗室内
面への取り付けは、接着剤による貼り付けが一般的であ
る。
【0004】電磁波シールド性能を要求される電波暗室
では、多層型電波吸収体の構成要素をなす電波反射体
は、室全体を覆うシールド材と兼用される場合と、シー
ルド材の室内面にセパレートさせた形で設置される場合
とがある。このシールド材及び電波反射体は、金属板を
使用するのが一般的である。
【0005】前記電波反射体への誘電体の取り付け、及
び誘電体へのフェライトの取り付けは、信頼性の面から
エポキシ系接着剤を用いるのが一般的である。フェライ
ト背面と電波反射体表面との間隔は、これらの中間にあ
る誘電体、接着剤それぞれの材質、厚さを含めて電波吸
収特性に影響を及ぼす要因となっている。
【0006】また、多層型電波吸収体用のフェライトは
特性上厚さが数mmであり、縦、横寸法は100mm程度の
タイル形状であり、このフェライトを誘電体に現場で接
着剤を用いて一枚一枚取り付けている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
多層型電波吸収体を用いて電波暗室を構成する場合、以
下に述べる問題点がある。
【0008】 誘電体を取り付ける際に信頼性の高い
接着剤を用いても、現場での接着剤の取り扱いの不備、
耐久性の点で誘電体と電波反射体間の剥離が生じ、誘電
体(例えば特殊合板で縦寸法1800mm、横寸法が90
0mm程度と比較的大きい)の落下事故等の問題を生じる
恐れがある。特に、天井面の落下事故については、問題
が大きい。
【0009】 誘電体の取り付けの際に接着剤が硬化
するまでの時間、誘電体を支持する必要があり、現場で
の施工に手間が掛かる問題がある。
【0010】 フェライト背面と電波反射体表面の厚
み(間隔)は、誘電体の厚みだけでなく接着剤層の厚み
によっても左右されるので、接着剤の塗布量、塗布方法
又は誘電体の支持方法に充分な注意が必要とされ、前記
接着剤層の厚みが許容範囲を越えると電波吸収特性の劣
化となる恐れがある。
【0011】 上記のような問題がある誘電体
を接着剤で電波反射体に貼り付ける代わりとなる取付手
段としては、板状の誘電体を釘、ビスを用いて取り付け
るという常識的な手段がある。釘、ビス等の金物を用い
た場合、特にシールド材と電波反射体が一つの金属板で
構成されている電波暗室においては、釘、ビス等がシー
ルド材を貫通することにより、金物とシールド材間のギ
ャップよりの電波漏洩による電磁波シールド性能の劣化
の問題がある。
【0012】 フェライトを誘電体の表面に現場で貼
り付けるため現場工期が長くなること、と同様接着剤
の厚みのコントロールに高度の技能を持つ作業者が必要
となるといった問題がある。
【0013】本考案は、上記の点に鑑み、シールド材を
兼ねた電波反射体としての金属板に誘電体板を確実に取
り付けることが可能で、また誘電体板前面にフェライト
等の電波吸収部材を予め貼り付けておくことで、組立時
の作業性を改善して現場施工時間の短縮や熟練した作業
者を不要にすることが可能な電波暗室を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の電波暗室は、室内面に設けられた金属板と
フェライト・タイルとの間に誘電体板を介在させて当該
フェライト・タイルが室内側表面となるように配置した
構成において、前記誘電体板の室内側表面に前記フェラ
イト・タイルを複数個接着剤で貼り付けて電波吸収パネ
ルを構成し、前記金属板の室内側に取付用金物を溶接
前記金属板と前記誘電体板間に接着剤を設けるとと
もに、前記取付用金物で前記誘電体板を前記金属板に取
り付けたことを特徴としている。
【0015】
【0016】
【0017】
【作用】本考案の電波暗室では、接着剤のみで誘電体板
を金属板に取り付ける代わりに、ビス、ナット等の取付
金物(螺子部を有するスタッド又は係止用頭部を有する
スタッド等)で取り付けが可能であり、誘電体板の取付
を迅速かつ確実に実行できる。
【0018】また、金属板に溶接で取付金物を固着する
ので、金属板を貫通する穴はあかない。このため、電波
の漏洩による問題は生じない。
【0019】さらに、前記取付金物がビス等の螺子部を
有するものである場合、誘電体板の取付の際に少なくと
も誘電体表面と金属板表面との距離をコントロールでき
る。
【0020】また、現場施工の前に、予め誘電体板前面
にフェライト等の電波吸収部材を貼り付けてパネルブロ
ック化できる。
【0021】
【実施例】以下、本考案に係る電波暗室の実施例を図面
に従って説明する。
【0022】図1乃至図7で本考案の第1実施例を説明
する。図1は第1実施例の電波暗室の壁部の側断面、図
2乃至図7は電波暗室の施工手順を説明するためのもの
であり、図中、1は外殻構築物の室内面の全面に貼られ
た電磁波シールド金属板、2は特殊合板等の誘電体板、
3は電波吸収部材としてのフェライト・タイルであり、
当該フェライト・タイル3は室内側最表面(電波到来方
向の最表面)となるように配置されている。
【0023】前記電磁波シールド金属板1は、電磁波シ
ールド材と電波反射体とを兼用したもので、電波暗室と
なるべき外殻構築物の室全体を電磁波シールド(電磁波
が漏洩したり侵入しないようにシールド)している。こ
の電磁波シールド金属板1は、例えば、亜鉛メッキ鋼
板、その他の鋼板、ステンレス鋼板、銅板、黄銅板、ア
ルミ板等であり、後述するように取付金物を溶接で固着
可能な材質であることが必要である(鋼材のように磁気
シールド効果のある電磁シールド材であっても、銅、黄
銅、アルミ等の非磁性材の電気シールド材であってもよ
い。)
【0024】まず、図2に示すように、電磁波シールド
金属板1上にスタッド溶接機(小物金具の溶接に適した
コンデンサ放電式溶接機)10で図1に示した誘電体板
2を取り付けるための取付金物としてのビス(雄螺子)
4を溶着する。すなわち、電磁波シールド金属板1をア
ース線11で溶接機10のアース側に接続しておき、溶
接前において底部に溶接用小突起4aを有するビス4
を、電源線路12で溶接機10に接続された溶接ガン本
体13のチャック14で保持して電磁波シールド金属板
1に前記溶接用小突起4aを押し当てる。この状態で溶
接ガン本体13の引金15を引くと、溶接機10内のコ
ンデンサに蓄積された電気が瞬時に放電して小突起4a
と電磁波シールド金属板1間にアークを発生させ、ビス
4底部と電磁波シールド金属板1とを溶接で短時間で固
着することができる。
【0025】このような、ビス4の取り付けは、電磁波
シールド金属板1を電波暗室となるべき外殻構築物の室
内面に貼り付けた後に実行しても、貼り付け前に予め実
行しておいてもよい。図3のように、電磁波シールド金
属板1に溶着したビス4の配置は、後述する誘電体板2
の取付穴の位置に一致させる(1枚の誘電体板に対して
9個とした)。
【0026】図4のように、誘電体板2は、1枚がほぼ
定尺の縦寸法1800mm、横寸法900mm、厚さ9mm程
度の特殊合板であり、前記ビス4の位置と一致した取付
穴2a及び該取付穴周囲の凹部(誘電体板上面より一段
低くなっていて取付穴より大径の面)2bを有してい
る。ここでは、1枚の誘電体板2に対して9箇所でビス
止めする場合を例示している。この凹部2bは、図1の
ようにビス4の先端及びこれに螺合する鍔付きナット7
が誘電体板2の前面から突出しないようにするために設
けられている。
【0027】図4の如く取付穴2a及び凹部2bを形成
した誘電体板2の前面(上面)には、図5及び図6のよ
うに予め透磁率の大きなNi−Zn系フェライトのフェラ
イト・タイル3が接着剤5で接着され、これにより誘電
体板2の前面にフェライト・タイル3を貼り付けた(フ
ェライト・タイル3の背後に誘電体板2を配した)電波
吸収パネル6が構成されている。このフェライト・タイ
ル3は通常10cm角で厚さ数mm程度のものであり、接着
剤5としてはタイル用エポキシ系接着剤を用いている。
但し、取付穴2a及び凹部2bを覆う部分Pのフェライ
ト・タイルは後工程で図1のようにビス4に鍔付きナッ
ト7を螺合するために貼らないでおく。
【0028】誘電体板2の前面にフェライト・タイル3
を設けた電波吸収パネル6は、図1及び図7のように、
誘電体板2の各取付穴2aにビス4をそれぞれ嵌め、ビ
ス4に鍔付きナット7を螺合し、締め付けることにより
外殻構築物の室内面に貼られた電磁波シールド金属板1
上に固定される。その際、誘電体板2と電磁波シールド
金属板1との間に接着剤8を介在させ、両者の接着も同
時に行う。ナット7の装着後、未だ取り付けていなかっ
た取付穴2a及び凹部2bを覆う部分Pにフェライト・
タイル3を接着剤5で接着する。なお、接着剤8は接着
剤5と同様のタイル用エポキシ系接着剤である。前記ナ
ット7として鍔付きナットを用いるのは、合板である誘
電体板2の保持面積を大きくするためであるが、通常の
ナットとワッシャとを組み合わせてもよい。
【0029】なお、電磁波シールド金属板1は外殻構築
物の室内側の全面、すなわち四側面、天井面及び床面に
対し設けられており、電波吸収パネル6は少なくとも四
側面及び天井面に配置され、必要に応じて床面にも配置
される。
【0030】上記第1実施例によれば、以下の効果を得
ることができる。
【0031】 電磁波が漏洩若しくは侵入しないよう
にシールドするシールド材と電波反射体とを電磁波シー
ルド金属板1で兼ねることができ、構造の簡略化及びコ
スト低減を図ることができる。
【0032】 特殊合板等の誘電体板2の前面にフェ
ライト・タイル3を接着剤5で貼り付けてなる電波吸収
パネル6を、ビス4及びナット7で電磁波シールド金属
板1に固定でき、接着剤剥離による電波吸収パネル6の
落下の心配はなくなる。
【0033】 電波吸収パネル6をビス4及びナット
7で電磁波シールド金属板1に固定できるため、接着剤
8が硬化するまでの時間にわたって電波吸収パネル6を
支持する必要がなくなり、施工の手間が省ける。
【0034】 ビス4で合板等の誘電体板2を取り付
けることが可能になることにより、誘電体表面と電波反
射体となる電磁波シールド金属板1との間隔をコントロ
ールでき、当初設計した電波暗室特性が保持できるよう
になる。
【0035】 電磁波シールド金属板1にビス4を溶
接で固着(溶着)しており、電磁波シールド金属板1に
ビスを貫通させた場合に発生する電磁波シールド性能の
低下がない。
【0036】 ビス4とナット7とによる電波吸収パ
ネル6の取り付けと、接着剤8による電波吸収パネル6
の接着とを併用することで、確実で耐久性のある取り付
けが可能である。
【0037】 多層型電波吸収体を構成するためのフ
ェライト・タイル3と誘電体板2とを予めパネルブロッ
ク化でき(電波吸収パネル6として構成でき)、現場施
工時間の短縮が図れ、高度の技能を持った作業者が必要
なくなるという効果をもたらす。
【0038】図8は本考案の第2実施例を示す。この図
において、外殻構築物の室内面の全面に貼られた電磁波
シールド金属板1には取付金物としてのナット20が第
1実施例の場合と同様にしてスタッド溶接機で溶着(溶
接で固着)されている。そして、誘電体板2の前面にフ
ェライト・タイル3を貼り付けた(但し、取付穴2a、
凹部2bを覆う部分Pには貼らないでおく)電波吸収パ
ネル6が、前記ナット20に螺合する偏平で幅広の頭部
を有するビス21で電磁波シールド金属板1上に固定さ
れる。この際、電波吸収パネル6と電磁波シールド金属
板1との間に接着剤8を介在させて接着も併せて行う。
電波吸収パネル6の取り付け後、フェライト・タイル3
を部分Pにも接着剤5で貼り付ける。なお、その他の構
成は前述の第1実施例と同じであり、第1実施例と同様
の作用効果を奏することができる。
【0039】なお、ビス21で電波吸収パネル6を取り
付ける際に、合板である誘電体板2の保持面積を大きく
するためにワッシャとビスとを組み合わせたり、鍔付き
ビスを採用したりしてもよい。
【0040】図9及び図10は本考案の第3実施例を示
す。この場合、軸部31の先端に偏平で幅広の頭部32
を有する係止金具30を取付金物として用いている。そ
して、外殻構築物の室内面の全面に貼られた電磁波シー
ルド金属板1に係止金具30が第1実施例の場合と同様
にしてスタッド溶接機で溶着(溶接で固着)されてい
る。
【0041】一方、誘電体板2の前面にフェライト・タ
イル3を貼り付けることで電波吸収パネル6が構成され
るが、その誘電体板2には、図10に示すように、前記
係止金具30の頭部32よりも大きな嵌め込み穴部36
とこれに連続していて前記軸部31の太さより僅かに大
きな幅の長穴部37とからなる取付穴35が形成されて
いる。そして、前記係止金具30の頭部32が長穴部3
7に沿って移動できるように前記嵌め込み穴部36と同
じ幅の長円状凹部38が長穴部37の周りに形成されて
いる。
【0042】前記電波吸収パネル6の取り付けは、誘電
体板2の嵌め込み穴部36を電磁波シールド金属板1に
溶着された係止金具30の頭部32に嵌め込み、その後
電波吸収パネル6を図10の矢印Qの如く電磁波シール
ド金属板1に平行にスライドさせて長穴部37の奥まで
軸部31を嵌めて係止することで実行される。この結
果、係止金具30が有する幅広の頭部32で誘電体板2
が凹部38底面にて確実に押えられる。その際、電波吸
収パネル6と電磁波シールド金属板1との間に接着剤8
を介在させて接着も併せて行うことにより、電波吸収パ
ネル6が動いて係止金具30により誘電体板2の係止が
外れることを防止できる。なお、その他の構成は前述の
第1実施例と同じである。
【0043】この第3実施例の場合、第1実施例と実質
的に同様の作用効果を奏することができるが、さらに電
波吸収パネル6の取り付けの際にビス、ナットの螺合、
締め付け作業が不要であるため、電波吸収パネル6の取
付前の段階で誘電体板2の取付穴35を設けた部分を覆
うように予めフェライト・タイル3を接着剤5で貼り付
けておくことができる利点がある。
【0044】以上本考案の実施例について説明してきた
が、本考案はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0045】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の電波暗室
によれば、室内面に設けられた金属板とフェライト・タ
イルとの間に誘電体板を介在させて当該フェライト・タ
イルが室内側表面となるように配置した構成において、
前記誘電体板の室内側表面に前記フェライト・タイルを
複数個接着剤で貼り付けて電波吸収パネルを構成し、
記金属板の室内側に取付用金物を溶接し前記金属板と
前記誘電体板間に接着剤を設けるとともに、前記取付用
金物で前記誘電体板を前記金属板に取り付けるようにし
たので、シールド材を兼ねた電波反射体としての金属板
に誘電体板を確実に取り付けることが可能である。また
誘電体板前面に電波吸収部材としてのフェライト・タイ
を予め貼り付けておくことで、組立時の作業性を改善
して現場施工時間の短縮や熟練した作業者を不要にする
ことができる。また、前記取付用金物は前記金属板に
接するので、当該金属板にビスを貫通させる場合に問題
となる電磁波シールド性能の低下は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電波暗室の第1実施例であって電
波暗室壁部の側断面図である。
【図2】第1実施例において電磁波シールド金属板にビ
スを溶接する工程を示す説明図である。
【図3】第1実施例において電磁波シールド金属板に誘
電体板取付用のビスを多数溶着した状態を示す正面図で
ある。
【図4】第1実施例において電磁波シールド金属板側の
ビスに対応した取付穴を有する誘電体板を示す正面図で
ある。
【図5】第1実施例において誘電体板の前面にフェライ
ト・タイルを貼り付けてなる電波吸収パネルを構成した
状態を示す正面図である。
【図6】同じく電波吸収パネルの構成を示す側断面図で
ある。
【図7】第1実施例における電波吸収パネルの取り付け
完成状態を示す正面図である。
【図8】本考案の第2実施例であって電波暗室壁部の側
断面図である。
【図9】本考案の第3実施例であって電波暗室壁部の側
断面図である。
【図10】第3実施例における電磁波シールド金属板側
の係止金具及び誘電体板側の取付穴を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 電磁波シールド金属板 2 誘電体板 3 フェライト・タイル 4,21 ビス 5,8 接着剤 6 電波吸収パネル 7,20 ナット 10 スタッド溶接機 30 係止金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−6798(JP,U) 実開 平4−125305(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 9/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内面に設けられた金属板とフェライト
    ・タイルとの間に誘電体板を介在させて当該フェライト
    ・タイルが室内側表面となるように配置した電波暗室に
    おいて、前記誘電体板の室内側表面に前記フェライト・
    タイルを複数個接着剤で貼り付けて電波吸収パネルを構
    成し、前記金属板の室内側に取付用金物を溶接し前記
    金属板と前記誘電体板間に接着剤を設けるとともに、前
    取付用金物で前記誘電体板を前記金属板に取り付けた
    ことを特徴とする電波暗室。
JP1993073707U 1993-12-27 1993-12-27 電波暗室 Expired - Lifetime JP2584445Y2 (ja)

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JP1993073707U JP2584445Y2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電波暗室
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US08/363,918 US5510792A (en) 1993-12-27 1994-12-27 Anechoic chamber and wave absorber
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