JP2584327B2 - 間欠記録または記録再生方法 - Google Patents

間欠記録または記録再生方法

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JP2584327B2 JP1330281A JP33028189A JP2584327B2 JP 2584327 B2 JP2584327 B2 JP 2584327B2 JP 1330281 A JP1330281 A JP 1330281A JP 33028189 A JP33028189 A JP 33028189A JP 2584327 B2 JP2584327 B2 JP 2584327B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダに於ける間欠記録ま
たは記録再生方式に関する。
(ロ)従来の技術 PALカラー映像信号を記録するVHS方式のビデオテープ
レコーダは、走査方向に記録トラックを1.5H先行して記
録しており、所謂Hアライメント記録を為している。こ
の方式に沿って間欠記録を為す場合には、記録タイミン
グでテープを定速走行せしめねばならない。しかし、テ
ープを間欠的に駆動してその瞬間に記録を為してもテー
プも走行が安定しないために記録トラックの直線性が確
保出来ないばかりか、隣接トラックとの所謂Hアライメ
ントが確保できず、高速再生時にスキュー歪みも発生す
る。
そこで、静止テープに記録をすることが考えられる
が、単にテープ走行を停止して記録トラックを形成する
だはけでは静止画再生時にヘッド出力切り換え時点でス
キュー歪みを発生する。
そこで、このスキュー歪みを解消する為に、ヘッドの
回転速度を1.5H分だけ減じて、記録をすることにより、
通常記録を同じ水平同期長の記録トラックを形成するこ
とが考えられる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上述する様に記録速度を通常の速度より正し
く1.5H低下するためには、相当の期間を必要とする。回
転速度の低下のために時間を要すると、ヘッドの回転位
相が大きく外れ、所望の記録信号を単一の記録トラック
に記録できない。
そこで、静止画再生時にスキュー歪みを生ずることの
なく、しかもヘッドの回転位相を記録映像信号より外す
こともない間欠記録を実現する必要がある。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明は、間欠記録期直前にビデオヘッドの
回転速度を1水平同期周期分減速して記録することを第
1の特徴とし、記録映像信号をPALカラー映像信号とし
たとき再生時にカラーサブキャリアの位相変化を連続的
に補正することを第2の特徴とする。
(ホ)作用 よって、本発明によれば、間欠記録に際して所定の記
録範囲に整数H分の記録トラックが形成され、PALカラ
ー映像信号を記録し再生する場合のカラーサブキャリア
の位相変化の不連続性は解消される。
(ヘ)実施例 以下、本発明を図示する1実施例に従い説明する。
本実施例は、PAL方式の映像信号をVHSタイプのビデオ
テープレコーダに本発明を採用するものである。
まず、第1図は本実施例の記録制御回路ブロック図
を、また第2図はその信号波形説明図をそれぞれ示す。
本実施例は、1/6の間欠記録を為す場合に奇数フィー
ルドと偶数フィールドとを所定間隔でサンプリング記録
している。また、本実施例は、記録タイミングの直前の
1フィールドでシリンダの回転速度を1水平同期周期だ
け減速し、記録タイミング終了直後より4フィールド期
間中にテープを1ピッチ分だけ間欠駆動するものであ
る。
まず、ヘッドサーボは、シリンダ1を駆動するシリン
ダモータ2よりFGパルスとPGパルスとを得てFGパルスを
速度制御回路3にまたPGパルスをパルス遅延回路4に入
力している。該パルス遅延回路4は、垂直同期タイミン
グに一致する比較信号と、ヘッド出力切換の為のRFスイ
ッチングパルスをそれぞれ発生している。前記速度制御
回路3は、FGパルスの周期を検出して速度制御出力を常
時発生している。また、比較信号を入力する位相制御回
路5は、記録信号の垂直同期信号を基準入力として位相
比較出力を発生している。従って、シリンダドライブ回
路6は速度制御出力と位相制御出力とを加算してドライ
ブ出力を前記シリンダモータ2に供給して前記シリンダ
1を記録信号に同期して回転せしめる。
係る状態で、RFスイッチングパルスを入力する制御信
号形成回路7は、記録タイミングの直前のフィールドに
ヘッドモータ制動パルスを発生している。このヘッドモ
ータ制御パルスは、そのレベルを適宜設定しており、位
相制御出力線路に多重される。その結果、記録タイミン
グに於て、前記シリンダモータ2の回転速度は、丁度1
水平同期周期分だけ減速された状態となり、1フィール
ド期間中は回転速度が減速状態のまま安定する。
なお、ヘッドモータ制御パルスの発生が終了すると、
該パルスは位相制御出力線路に多重されなくなるので、
シリンダモータ2は通常の速度で回転しようとするが、
一旦減速してから元の速度になるまでに時間を要するた
め、上述の通り1フィールド期間中は回転速度が減速状
態のまま安定する。
本実施例では、記録タイミングを5フィールドと7フ
ィールドの周期で交互に設定しており、前記制御信号形
成回路7は、記録タイミングになると、ゲート制御信号
が1フィールド期間発生し、このゲート制御信号によっ
てゲート回路11が解放されて記録信号が1フィールド分
記録ヘッド(図示省略)に供給され、静止状態のテープ
に記録トラックが形成される。
記録が終了すると、キャプスタン13が1トラックピッ
チ分だけ駆動される。この間欠駆動には4フィールドを
要し、キャプスタンモータ9は、記録直後の1フィール
ド目に起動され、4フィールド目に逆転制動される。そ
こで、前記制御信号形成回路7は、前記1フィールド目
と前記4フィールド目にスタート・ストップ信号を導出
している。このスタート・ストップ信号は、キャプスタ
ンドライブ回路8に入力されて駆動出力として前記キャ
プスタンモータ9に供給される。また、キャプスタンモ
ータの回転方向切換の為に、前記制御信号形成回路7か
らは前記4フィールド目の信号に同期して回転方向切換
信号が導出され、キャプスタンモータ9に供給される。
キャプスタンモータ9は、位相を僅か異にする第1FGパ
ルスと第2FGパルスを発生しており、両FGパルスを入力
する回転方向検出回路10は、前記キャプスタンモータ9
の逆転検出出力を発生している。この逆転検出出力の発
生に同期して前記制御信号形成回路7は、前記回転方向
切換信号を消勢している。
また、本実施例では、テープが静止している状態で且
つゲート回路11が解放されている時に記録信号を記録ヘ
ッドに供給して記録するので、テープが走行している状
態で記録される場合に比べ、形成される記録トラックの
テープ長手方向に対する傾斜角は異なったものとなる。
さらに、シリンダモータ2を減速しているので半回転の
周期が延び、第3図に示すように、1記録トラック当り
313水平同期周期分の記録信号が記録される。
この間欠記録によって形成される記録トラックには第
3図に図示する様に1記録トラック当り313水平同期周
期分の映像信号が記録され、奇数フィールドと偶数フィ
ールドの記録トラックはそれぞれ記録アジマスを異にし
てHアライメント記録される。
この記録トラックをそのまま通常再生したり静止画再
生をする場合、カラー位相切換順序が不連続になり再生
画面の色消現象を生ずる。この色消現象に付いて第3図
及び第4図に従い説明する。まず、通常再生に際して、
説明の都合上記録トラックの始端の中央を再生走査して
ハッチング部分の記録信号を再生するものと仮定する
と、再生出力は第4図に示す様な関係となる。即ち、一
方のヘッド出力切換タイミングに於て312H目と313H目の
信号が切り換えられ、他方のヘッド出力切換タイミング
に於て625H目と1H目の信号が切り換えられ、カラーサブ
キャリア位相変化は一方のヘッド出力切換タイミングで
不連続となる。
なお、テープが静止している状態で異なるアジマス角
を有する2つのヘッドにて交互に形成された記録トラッ
クに対して、通常再生、すなわちテープが走行している
状態では、例えば第3図に示したハッチング部分のよう
に、右下1より次のトラックの左上1まで、または右下
313より次のトラックの左上313まで記録信号を再生する
ことになる。
また、静止画再生に際して、説明の都合上、同一アジ
マスの180度対向して配置されたヘッドで記録トラック
の始端の中央を再生走査してそのトラック全ての記録信
号を再生するものと仮定すると、再生出力は第4図に示
す様な関係となる。即ち、一方のヘッド出力切換タイミ
ングに於て314H目と1H目の信号が切り換えられ、他方の
ヘッド出力切換タイミングに於ても314H目と1H目の信号
が切り換えられ、カラーサブキャリア位相変化は両方の
ヘッド出力切換タイミングで不連続となる。
従って、孰れの再生モードでもPALカラー映像信号の
カラー位相切換順序を連続化する必要が生ずる。
なお、通常再生では311.5水平同期周期分の再生映像
信号毎にヘッド出力が切り換えられ、静止画再生では31
3水平同期周期分の再生映像信号毎にヘッド出力が切り
換えられる。よって、第4図に示すように、通常再生と
静止画再生ではRFスイッチングパルスの周期は異なる。
第5図は、このカラー位相切換順序を連続化するため
の再生色信号処理回路ブロック図であり、図より明らか
な様に再生カラー信号は位相比較回路19と周波数変換回
路21に入力される。一方、水平同期分離信号は、1/2Hキ
ラー回路17を経て1/2分周回路18とバーストゲートパル
ス発生回路20に入力される。更に、キャリア発振回路14
は、カラーサブキャリア相当周波数の固定発振出力を所
定位相で発生しており、この固定発振出力は、2逓倍回
路21と位相反転回路15に入力される。この位相反転出力
と固定発振出力は第1切換スイッチ16に供給される。こ
の第1切換スイッチ16は1/2分周出力により交互に切換
を為しており、第1切換出力は、水平同期周期で基準位
相に対して±90度で反転する。前記位相比較回路19は、
バースト発生タイミングで再生カラー信号と第1切換出
力とを位相比較しており、再生バースト信号と切換出力
との位相切換順序が一致している時正の出力を、また逆
のとき負の出力を発生する。また、前記2逓倍回路21
は、固定発振出力を2逓倍して前記周波数変換回路22に
供給しており、周波数変換出力には、位相反転された再
生カラー信号が含まれる。第2切換スイッチ23は、再生
カラー信号と周波数変換出力を切換入力としており、位
相比較出力により切り換えられる。従って、第2切換出
力は、第1切換出力の切換順序に一致する位相成分を選
択導出し、ハンドパスフィルタ24を介して位相反転の連
続する再生カラー信号として導出される。導出された再
生カラー信号は、加算回路25に於て最盛期度信号と加算
され、再生PALカラー映像信号として導出される。
(ト)発明の効果 よって、本考案によれば、間欠記録はテープを静止下
状態で安定回転する記録ヘッドによって記録が為され、
再生時にはスキュー歪みもなく安定に再生される。ま
た、再生カラー信号の位相切換順序の不連続性も解消さ
れ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路ブロック図、第2図は
その信号波形説明図、第3図は記録トラックの模式説明
図、第4図はカラー位相反転状態説明図、第5図は再生
カラー信号処理回路ブロック図を、それぞれ示す。 7……制御信号形成回路、1……シリンダ 13……キャプスタン、11……ゲート回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを間欠的に走行せしめ静止状態でフ
    ィールド単位で映像信号を間欠的に記録し、記録トラッ
    クを走査方向に1.5H(但しHは水平同期相当長)づつず
    らせて形成する2ヘッドヘリカルスキャン方式のビデオ
    テープレコーダに於て、 2フィールド周期で回転するビデオヘッドの回転速度
    を、間欠記録直前に1水平同期周期分減速して記録する
    ことを特徴とする間欠記録方法。
  2. 【請求項2】テープを間欠的に走行せしめ静止状態でフ
    ィールド単位でPALカラー映像信号を間欠的に記録し、
    記録トラックを走査方向に1.5H(但しHは水平同期相当
    長)づつずらせて形成する2ヘッドヘリカルスキャン方
    式のビデオテープレコーダに於て、 2フィールド周期で回転するビデオヘッドの回転速度
    を、間欠記録直前に1水平同期周期分減速して記録する
    と共に、再生時にカラーサブキャリア位相変化を連続化
    することを特徴とする間欠記録再生方法。
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