JP2584288B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- G03G5/0589—Macromolecular compounds characterised by specific side-chain substituents or end groups
Description
び耐湿性に優れた電子写真感光体に関する。特にCPC感
光体として性能の優れたものに関する。
適用される電子写真プロセスの種類に応じて、種々の構
成をとる。
導電層が形成されている感光体及び表面に絶縁層を備え
た感光体があり、広く用いられている。
光体は、最も一般的な電子写真プロセスによる、即ち帯
電、画像露光及び現像、更に必要に応じて転写による画
像形成に用いられる。
子写真感光体を用いる方法が広く実用されている。特に
近年、ダイレクト電子写真平板は数百枚から数千枚程度
の印刷枚数で高画質の印刷物を印刷する方式として重要
となってきている。
結合剤は、それ自体の成膜性および光導電性粉体の結合
剤中への分散能力が優れるとともに、形成された記録体
層の基材に対する接着性が良好であり、しかも記録体層
の光導電層は帯電能力に優れ、暗減衰が小さく、光減衰
が大きく、前露光疲労が少なく、且つ、撮像時の湿度の
変化によってこれら特性を安定に保持していることが必
要である等の各種の静電特性および優れた撮像性を具備
する必要がある。
(特公昭34-6670号)、スチレン−ブタジエン樹脂(特
公昭35-1960号)、アルキッド樹脂、マレイン酸樹脂、
ポリアミド(特公昭35-11219号)、酢酸ビニル樹脂(特
公昭41-2425号)、酢酸ビニル共重合体(特公昭41-2426
号)、アクリル樹脂(特公昭35-11216号)、アクリル酸
エステル共重合体(例えば特公昭35-11219号、特公昭36
-8510号、特公昭41-13946号等)等が知られている。
いては、1)光導電性粉体との親和性が不足し、塗工液
の分散性が不良となる。2)光導電層の帯電性が低い、
3)複写画像の画像部(特に網点再現性・解像力)の品
質が悪い、4)複写画像作成時の環境(例えば高温高
湿、低温低湿等)にその画質が影響されやすい、等のい
ずれかの問題があった。
案されており、その1つの方法として、例えば、芳香族
環又はフラン環にカルボキシル基又はニトロ基を含有す
る化合物、あるいはジカルボン酸の無水物を更に組合せ
て、光導電層に共存させる方法が特公昭42-6878号及び
特公昭45-3073号に開示さている。しかし、これらの方
法によって改良された感光材料でもその静電特性は充分
でなく、特に光減衰特性の優れたものは得られていな
い。そこでこの感光材料の感度不足を改良するために、
光導電層中に増感色素を多量に加える方法が従来とられ
てきたが、このような方法によって作製された感光材料
は、白色度が著しく劣化し、記録体としての品質低下を
生じ、場合によっては感光材料の暗減衰の劣化を起こ
し、充分な複写画像が得られなくなってしまうという問
題を有していた。
子量を調節して用いる方法が特開昭60-10254号に開示さ
れている。即ち、酸価4〜50のアクリル樹脂で平均分子
量が103〜104の分布の成分のものと104〜2×105の分布
の成分のものを併用することにより、静電特性(特にPP
C感光体としての繰り返し再現性)、耐湿性等を改良す
る技術が記載されている。
が鋭意行なわれており、電子写真感光体としての静電特
性と印刷原版としての印刷特性を両立させた光導電層用
の結着樹脂として、例えば、特公昭50-31011号では、フ
マル酸存在下で(メタ)アクリレート系モノマーと他の
モノマーと共重合させた、Mw1.8〜10×104でTg10〜80℃
の樹脂と、(メタ)アクリレート系モノマーとフマル酸
以外の他のモノマーとから成る共重合体とを併用したも
の、又特開昭53-54027号では、カルボン酸基をエステル
結合から少なくとも原子数7個離れて有する置換基をも
つ(メタ)アクリル酸エステルを含む三元共重合体を用
いるもの、又特開昭54-20735号・特開昭57-202544号で
は、アクリル酸及びヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ートを含む4元又は5元共重合体を用いるもの、又特開
昭58-68046号では、炭素数6〜12のアルキル基を置換基
とする(メタ)アクリル酸エステル及びカルボン酸含有
のビニルモノマーを含む3元共重合体を用いるもの等が
光導電層の不感脂化性の向上に効果があると記載されて
いる。
あるとされる樹脂であっても、現実に評価してみると特
に帯電性、暗電荷保持性、光感度の如き静電特性、光導
電層の平滑性等に問題があり、実用上満足できるもので
はなかった。
る結着樹脂においても、現実に評価してみると前記の静
電特性、印刷物の地汚れ、更には耐湿特性等に問題があ
った。
課題を改良するものである。
感度)が向上し、原画に対し忠実な複写画像を再現する
高画質の電子写真感光体を提供することである。
湿あるいは高温高湿の如く変動した場合でも、鮮明で良
質な画像を有する電子写真感光体を提供することであ
る。
の小さいCPC電子写真感光体を提供することである。
地汚れの発生を全く生じさせない印刷物を与える平版印
刷版を提供することである。
影響をうけにくい電子写真感光体を提供することにあ
る。
も含有する光導電層を有する電子写真感光体において、
該結着樹脂が、1×103〜2×104の重量平均分子量を有
し、且つ下記(i)及び(ii)の繰り返し単位を共重合
成分として含有する樹脂を少なくとも1種含有する事を
特徴とする電子写真感光体によって解決される。
つの繰り返し単位30重量%以上 式(I) 式(II) (式中、X1及びX2は互いに独立に、それぞれ水素原子、
炭素数1〜10の炭化水素基、塩素原子臭素原子、−COY1
又は−COOY2(Y1及びY2は各々炭素数1〜10の炭化水素
基を示す)を表わす。但し、X1とX2がともに水素原子を
表わすことはない。W1及びW2は、−COO−とベンゼン環
を結合する、直接結合又は連結原子数1〜4個の連結基
を表わす。
炭素数1〜10の炭化水素基を示す)を示す}の酸性基並
びに環状酸無水物含有基のうちの少なくとも1つの置換
基を含有する少なくとも1つの繰り返し単位0.5〜15重
量%。
び(ii)の繰返し単位に加え更に下記(iii)の繰り返
し単位を共重合成分として含有する場合に、更に膜強度
が向上し、耐刷性に優れた電子写真感光体が得られるこ
とが判った。
くとも1つの繰り返し単位1〜20重量%。
り返し単位は、結着樹脂中にそれぞれ2種以上含有され
ていてもよい。
オフセットマスター用であって、膜強度保持による耐刷
性向上のためにその分子量は大きいものであった(例え
ば5×104以上)。
もつメタクリレート共重合成分を含有する酸性基及び/
又は環状酸無水物含有樹脂(以下特にことわらない限り
酸性基の語の中に環状酸無水物も含むものとする)は、
樹脂中に含有される酸性基が無機光導電体の化学量論的
な欠陥に吸着し、且つ低分子量体であることから、光導
電体の表面の被覆性を向上させることで光導電体のトラ
ップを補償すると共に湿度特性を飛躍的に向上させる一
方、光導電体の分散が充分に行なわれ、凝集を抑制する
ことを見出した。
真式平版印刷原版として光導電層表面の平滑性の粗らい
感光体を用いると、光導電体粒子と結着樹脂の分散状態
が適切でなく、凝集物が存在する状態で光導電層が形成
されるため、不感脂化処理液による不感脂化処理をして
も非画像部の親水化が均一に充分に行なわれず、印刷時
に印刷インキの付着を引き起こし、結果として印刷物の
非画像部の地汚れが生じてしまう。
皮膜強度の脆弱化が懸念されたが、光導電体を充分に分
散し、該粒子表面に吸着、被覆させることにより、皮膜
性が保持され、CPC感光体あるいは数千枚の印刷枚数の
オフセット原版としては充分な膜強度を保有しているこ
とが見出された。
能基を少なくとも1種含有する場合には、該官能基が適
宜ポリマー間を架橋させることでポリマーの間の相互作
用を強固に、膜としての強度を向上させることが判っ
た。従って、熱及び/又は光硬化性官能基を更に含有す
る本発明の樹脂は、無機光導電体粒子表面と結着樹脂の
適切な吸着・被覆を疎外することなく、更に結着樹脂間
の相互作用を強め、その結果、皮膜強度が向上する効果
を有するものである。
×104、好ましくは5×103〜1×104であり、式(I)
又は式(II)の繰り返し単位に相当する共重合成分
(i)の存在割合は30重量%以上、好ましくは50〜97重
量%であり、該酸性基を含有する共重合成分(ii)の存
在割合は0.5〜15重量%、好ましくは1〜10重量%であ
り、該熱及び/又は光硬化性官能基を含有する共重合成
分(iii)が存在する場合におけるその存在割合は1〜2
0重量%である。該樹脂のガラス転移点は好ましくは−1
0℃〜100℃、より好ましくは−5℃〜80℃である。
形成が低下し十分な膜強度が保てない。一方分子量が2
×104より大きくなると電子写真特性(特に初期電位、
暗減衰保持率)が劣化するため好ましくない。特にかか
る高分子量体の場合に酸性含有量が3%を越えるとかか
る電子写真特性の劣化が著しく、オフセットマスターと
して用いたときに地汚れが顕著となる。
いと、初期電位が低くて十分な画像濃度を得ることがで
きない。一方該酸性基含有量が15重量%よりも多いと、
分散性が低下し、膜平滑度及び電子写真特性の高湿特性
が低下し、更にオフセットマスターとして用いるときに
地汚れが増大する。
が存在する場合に、その含有量が1重量%より少ないと
硬化反応不足で硬化性官能基による膜強度向上の効果を
得ることができず、一方該官能基含有量が20重量%より
も多いと膜の硬化度が高くなりすぎて電子写真特性が低
下し、更に、オフセットマスターとして用いるときに地
汚れが増大するため好ましくない。
以上含有される繰り返し単位(i)は前記式(I)又は
(II)で示される。
水素原子、塩素原子及び臭素原子のほかに、好ましい炭
化水素基として、炭素数1〜4のアルキル基(例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)、炭素数
7〜9のアラルキル基(例えばベンジル基、フェネチル
基、3−フェニルプ ロピル基、クロロベンジル基、ジ
クロロベンジル基、ブロモベンジル基、メチルベンジル
基、メトキシベンジル基、クロロメチルベンジル基
等)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基、キシ
リル基、ブロモフェニル基、メトキシフェニル基、クロ
ロフェニル基、ジクロロフェニル基等)、並びに−COY1
及び−COOY2(好ましいY1及びY2としては上記の好まし
い炭化水素基として記載したものを挙げることができ
る)を挙げることができる。但し、X1及びX2がともに水
素原子を表わす事はない。
合する、直接結合又はCH2 n(nは1〜3の整数を表
わす)、−CH2CH2OCO−、CH2Om(mは1又は2の整
数を表わす)、−CH2CH2O−等の如き連結原子数1〜4
個の連結基を表わす。
繰り返し単位(i)の具体例を以下に挙げる。しかし、
本発明の範囲は、これらに限定されるものではない。
る繰り返し単位(ii)」において、好ましい酸性基は−
PO3H2基、−SO3H基、−COOH基、 、環状酸無水物含有基である。
基を表わす)を表わし、R及びR′は好ましくは炭素数
1〜22の脂肪族基(例えば、メチル基、エチル基、プル
ピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、ドデシル基、オクタデシル基、2−クロロエチル
基、2−メトキシエチル基、3−エトキシプロピル基、
アリル基、クロトニル基、ブテニル基、シクロヘキシル
基、ベンジル基、フエネチル基、3−フエニルプロピル
基、メチルベンジル基、クロロベンジル基、フルオロベ
ンジル基、メトキシベンジル基等)、又は置換されても
よいアリール基(例えば、フェニル基、トリル基、エチ
ルフエニル基、プロピルフエニル基、クロロフエニル
基、ブロモフエニル基、クロロメチルフエニル基、ジク
ロロフエニル基、メトキシフエニル基、シアノフエニル
基、アセトアミドフエニル基、アセトフエニル基、ブト
キシフエニル基等)等を表わす。
酸無水物を含有する基であり、含有される環状酸無水物
としては、脂肪族ジカルボン酸無水物、芳香族ジカルボ
ン酸無水物が挙げられる。
水物環、グルタコン酸無水物環、マレイン酸無水物環、
シクロペンタン−1,2−ジカルボン酸無水物環、シクロ
ヘキサン−1,2−ジカルボン酸無水物環、シクロヘキセ
ン−1,2−ジカルボン酸無水物環、2,3−ビシクロ〔2,2,
2〕オクタンジカルボン酸無水物環等が挙げられ、これ
らの環には、例えば塩素原子、臭素原子等のハロゲン原
子、メチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシル基等のア
ルキル基等が置換されていてもよい。
酸無水物環、ナフタレンジカルボン酸無水物環、ピリジ
ン−ジカルボン酸無水物環、チオフェン−ジカルボン酸
無水物環等が挙げられ、これらの環は、例えば、塩素原
子、臭素原子等のハロゲン原子、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基等のアルキル基、ヒドロキシル
基、シアノ基、ニトロ基、アルコキシルカルボニル基
(アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキ
シ基等)等が置換されていてもよい。
相当する共重合成分は、例えば式(I)又は式(II)で
示される繰り返し単位に相当するメタクリレート単量体
と共重合し得る、該酸性基を含有するビニル系化合物で
あればいずれでもよく、例えば、高分子学会編「高分子
データ・ハンドブック〔基礎編〕」培風館(1986年)等
に記載されている。具体的には、アクリル酸、α及び/
又はβ置換アクリル酸(例えばα−アセトキシ体、α−
アセトキシメチル体、α−(2−アミノ)エチル体、α
−クロロ体、α−ブロモ体、α−フルオロ体、α−トリ
ブチルシリル体、α−シアノ体、β−クロロ体、β−ブ
ロモ体、α−クロロ−β−メトキシ体、α,β−ジクロ
ロ体等)、メタクリル酸、イタコン酸、イタコン酸半エ
ステル類、イタコン酸半アミド類、クロトン酸、2−ア
ルケニルカルボン酸類(例えば2−ペンテン酸、2−メ
チル−2−ヘキセン酸、2−オクテン酸、4−メチル−
2−ヘキセン酸、4−エチル−2−オクテン酸等)、マ
レイン酸、マレイン酸半エステル類、マレイン酸半アミ
ド類、ビニルベンゼンカルボン酸、ビニルベンゼンスル
ホン酸、ビニルスルホン酸、ビニルホスホン酸,ジカル
ボン酸類のビニル基又はアリル基の半エステル誘導体、
及びこれらのカルボン酸又はスルホン酸のエステル誘導
体、アミド誘導体の置換基中に該酸性基を含有する化合
物等が挙げられる。
び/又は光硬化性官能基」とは、熱及び光のうちの少な
くともいずれかにより樹脂の硬化反応を行なう官能基を
いう。
郎,「感光性高分子」(講談社、1977年刊)、角田隆
弘,「新感光性樹脂」(印刷学会出版部、1981年刊)、
G.E.Green and B.P,Strark,J.Macro.Sci.Reas.Macro
Chem.,C21(2),187〜273(1981〜82)、C.G.Ratte
y,「Photopolymirization of Surface Cootings」
(A.Wiley InterScience Pub.1982年刊)、等の総説
に引例された光硬化性樹脂として従来公知の感光性樹脂
等に用いられる官能基が用いられる。
性基以外の官能基であって、例えば、遠藤剛、「熱硬化
性高分子の精密化」(C.M.C(株)、1986年刊)、原崎
勇次「最新バインダー技術便覧」第II−I章(総合技術
センター、1985年刊)、大津隆行「アクリル樹脂の合成
・設計と新用途開発」(中部経営開発センター出版部、
1985年刊)、大森英三「機能性アクリル系樹脂」(テク
ノシステム,1985年刊)等の総説に引例の官能基を用い
ることができる。
化水素基を表わし、例えば炭素数1〜10の置換されても
よいアルキル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、2
−クロロエチル基、2−メトキシエチル基、2−シアノ
エチル基等)、炭素数4〜8の置換されてもよいシクロ
アルキル基(例えばシクロヘプチル基、シクロヘキシル
基等)、炭素数7〜12の置換されてもよいアラルキル基
(例えばベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロ
ピル基、クロロベンジル基、メチルベンジル基、メトキ
シベンジル基等)、置換されてもよいアリール基(例え
ばフェニル基、トリル基、キシリル基、クロロフェニル
基、ブロモフェニル基、メトキシフェニル基、ナフチル
基等)等が挙げられる〕、 −CONHCH2OR2〔R2は水素原子又は炭素数1〜8のアルキ
ル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ヘキシル基、オクチル基等)を表わす〕、−N=
C=O基及び 基{a1,a2は、各々水素原子、ハロゲン原子(例えば塩
素原子、臭素原子等)又は炭素数1〜4のアルキル基
(例えばメチル基、エチル基等)を表わす}等を挙げる
ことができる。又該重合性二重結合基として、具体的に
は、CH2=CH−、CH2=CH−CH2−、 CH2=CH−NHCO−、CH2=CH−CH2−、NHCO−、CH2=CH−
SO2−、CH2=CH−CO−、CH2=CH−O−、CH2=CH−S−
等を挙げることができる。
選択される官能基を少なくとも1種含有させる方法とし
て、重合体に高分子反応で導入する方法、又は該官能基
を1種又はそれ以上含有する1種又はそれ以上の単量体
と前記した一般式(I)又は(II)の繰り返し単位に相
当する単量体及び「酸性基含有の共重合体成分」に相当
する単量体と共重合反応する方法等により得られる。
のまま用いることができ、例えば、日本化学会編、「新
実験化学講座14巻、有機化合物の合成と反応〔I〕〜
〔V〕」、(丸善株式会社刊)、岩倉義男、栗田恵輔著
「反応性高分子」等の総説引例の公知文献等に詳細に記
載されている。
を含有する単量体の例としては、例えば一般式(I)又
は(II)の繰り返し単位に相当する単量体と共重合し得
る、該官能基を含有するビニル系化合物を挙げることが
できる。具体的には、前記した「酸性基含有の化合物」
と同様の化合物の置換基中に該官能基を含有するもの等
が挙げられる。
ついて例示する。
(II)の繰り返し単位に相当する単量体、該酸性基を含
有する単量体及び任意の該光及び/又は熱硬化性官能基
を含有する単量体とともに、これら以外の他の単量体を
共重合成分とて含有してもよい。
リルエステル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、ビニルエーテル類、アクリル酸エステル類、メタク
リル酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリルアミ
ド類、スチレン類、複素環ビニル類(例えばビニルピロ
リドン、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、ビニル
チオフェン、ビニルイミダゾリン、ビニルピラゾール、
ビニルジオキサン、ビニルキノリン、ビニルチアゾー
ル、ビニルオキサジン等)等が挙げられる。
する場合に、感光層膜中での架橋反応を促進させるため
に、必要に応じて反応促進剤を添加してもよい。官能基
間の化学結合を形成する反応様式の場合には、例えば有
機酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等)架橋剤等が挙げられ
る。
「架橋剤ハンドブック」大成社刊(1981年)等に記載さ
れている化合物等を用いることができる。例えば、通常
用いられる有機シラン、ポリウレタン、ポリイソシアナ
ートの如き架橋剤、エポキシ樹脂、メラミン樹脂の如き
硬化剤等を用いることができる。
アゾビス系化合物等が挙げられ、好ましくは、アゾビス
系重合開始剤である)、多官能重合性基含有の単量体
(例えばビニルメタクリレート、アリルメタクリレー
ト、エチレングリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジアクリレート、ジビニルコハク酸エステ
ル、ジビニルアジピン酸エステル、ジアリルコハク酸エ
ステル、2−メチルビニルメタクエレート、ジビニルベ
ンゼン等)等が挙げられる。
増感剤、光重合体単量体等を添加してもよい。具体的に
は前記した感光性樹脂に関する総説に引例された化合物
等を用いることができる。
着樹脂を用いる場合には熱硬化処理が行われる。この熱
硬化処理は従来の感光体作製時の乾燥条件を厳しくする
ことにより行うことができる。例えば、60℃〜120℃で
5分〜120分感処理すればよい。光架橋性官能基を含有
する樹脂を用いる場合は、感光層形成物を塗布した後
に、電子線、X線、紫外線あるいはプラズマ光照射をす
ることにより架橋され、これは乾燥中のみならず、その
前あるいは後でもいずれでもよく、上記乾燥条件の加熱
により反応はより促進する。熱及び/又は光硬化性官能
基を含有する場合に、上述の反応促進剤を併用すると、
より穏やかな条件で処理することが可能となる。
鉛、酸化チタン、硫化亜鉛、硫化カドミウム、炭酸カド
ミウム、セレン化亜鉛、セレン化カドミウム、セレン化
テルル、硫化鉛等が挙げられる。好ましくは、酸化亜
鉛、酸化チタン等が挙げられる。無機光導電材料に対し
て用いる結着樹脂の総量は、光導電体100重量部に対し
て結着樹脂を10〜100重量部なる割合、好ましくは15〜5
0重量部なる割合で使用する。
して併用することができる。例えば、宮本晴視:武井秀
彦:イメージング1973(No.8)第12頁、C.J.Young等、R
CA Review 15,469(1954)、清田航平等、電気通信学会
論文誌J63-C(No.2)、97(1980)、原崎勇次等、工業
化学雑誌66,78及び188(1963)、谷忠昭、日本写真学
会誌35、208(1972)等の総説引例のカーボニウム系色
素、ジフェニルメタン色素、トリフェニルメタン色素、
キサンテン系色素、フタレイン系色素、ポリメチン色素
(例えばオキソノール色素、メロシアニン色素、シアニ
ン色素、ロダシアニン色素、スチリル色素等)、フタロ
シアニン色素(金属を含有していてもよい)等が挙げら
れる。
メタン系色素、キサンテン系色素、フタレイン系色素を
中心に用いたものとしては、特公昭51-452号、特開昭50
-90334号、特開昭50-114227号、特開昭53-39130号、特
開昭53-82353号、米国特許第3052540号、米国特許第405
4450号、特開昭57-16456号等に記載のものが挙げられ
る。
素、ロダシアニン色素等のポリメチン色素としては、F.
M.Hammer、「The Cyanine Dyes and Related Compound
s」等に記載の色素類が使用可能であり、更に具体的に
は、米国特許第3047384号、米国特許第3110591号、米国
特許第3121008号、米国特許第3125447号、米国特許第31
28179号、米国特許第3132942号、米国特許第3622317
号、英国特許第1226892号、英国特許第1309274号、英国
特許第1405898号、特公昭48-7814号、特公昭55-18892号
等に記載の色素が挙げられる。
増感するポリメチン色素として、特開昭47-840号、特開
昭47-44180号、特公昭51-41061号、特開昭49-5034号、
特開昭49-45122号、特開昭57-46245号、特開昭56-35141
号、特開昭57-157254号、特開昭61-26044号、特開昭61-
27551号、米国特許第3619154号、米国特許第4175956
号、「Research Disclosure」1982年、216、第117〜118
頁等に記載のものが挙げられる。
の性能が増感色素により変動しにくい点でも優れてい
る。
いる電子写真感光層用各種添加剤を併用することもでき
る。例えば、前記した総説:イメージング1973(No.8)
第12頁の総説引例の電子受容性化合物(例えばハロゲ
ン、ベンゾキノン、クラニル、酸無水物、有機カルボン
酸等)、小門宏等、「最近の光導電材料と感光体の開発
・実用化」第4章〜第6章:日本科学情報(株)出版部
(1986年)の総説引例のポリアリールアルカン化合物、
ヒンダートフェノール化合物、p−フェニレンジアミン
化合物等が挙げられる。
通常光導電体100重量部に対して0.0001〜2.0重量部であ
る。
である。
発生層として光導電層を使用する場合は電荷発生層の厚
さは0.01〜1μ、特に0.05〜0.5μが好適である。
バゾール、オキサゾール系色素、ピラゾリン系色素、ト
リフェニルメタン系色素などがある。電荷輸送層の厚さ
としては5〜40μ、特には10〜30μ、が好適である。
は、代表的なものは、ポリスチレン樹脂、ポリエステル
樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、塩化ビニル
樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩ビ−酸ビ共重合体樹脂、ポリ
アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂の熱可塑性
樹脂及び硬化性樹脂が適宜用いられる。
ることができる。一般に言って電子写真感光層の支持体
は、導電性であることが好ましく、導電性支持体として
は、従来と全く同様、例えば、金属、紙、プラスチック
シート等の基体に低抵抗性物質を含浸させるなどして導
電処理したもの、基体の裏面(感光層を設ける面と反対
面)に導電性を付与し、更にはカール防止を図る等の目
的で少なくとも1層以上をコートしたもの、前記支持体
の表面に耐水性接着層を設けたもの、前記支持体の表面
層に必要に応じて少なくとも1層以上のプレコート層が
設けられたもの、Al等を蒸着した基体導電化プラスチッ
クを紙にラミネートしたもの等、が使用できる。
て、坂本幸男、電子写真、14、(No.1)、第2〜11頁
(1975)、森賀弘、「入門特殊紙の化学」高分子刊行会
(1975)、M.F.Hoover,J.Macromol.Sci.Chem.A-4
(6)、第1327〜1417頁(1970)等に記載されているも
の等を用いる。
これらに限定されるものではない。
酸5g及びトルエン200gの混合溶液を窒素気流下90℃の温
度に加温した後、2,2′−アゾビス(イソブチロニトリ
ル)6gを加え、8時間反応させた。得られた共重合体
(1)の重量平均分子量は8,500、ガラス転移点は60℃
であった。
ン200gの混合溶液を窒素気流下90℃の温度に加温した
後、アゾビスイソブチロニトリル6.0gを加え8時間反応
させた。得られた共重合体(A)の重量平均分子量は85
00、ガラス転移点42℃であった。
ン200gの混合溶液を窒素気流下75℃の温度に加温した
後、2,2′−アゾビス(イソブチロニトリル)1.5gを加
え、8時間反応させた。得られた共重合体(B)の重量
平均分子量は32,000、ガラス転移点は45℃であった。
して)、酸化亜鉛200g、下記構造式で示されるヘプタメ
チンシアニン色素0.02g、フタル酸無水物0.10g及びトル
エン300gの混合物をボールミル中で2時間分散して感光
層形成物を調整し、これを導電処理した紙に、乾燥付着
量が20g/m2となる様にワイヤーバーで塗布し、100℃で3
0秒感乾燥した。次いで暗所で20℃、65%RHの条件下で2
4時間放置することにより電子写真感光材料を作製し
た。
で製造した共重合体(A)40g(固形分量として)用い
る以外は実施例1と同様にして比較用電子写真感光体A
を製造した。
で製造した共重合体(B)40g(固形分量として)を用
いる以外は実施例1と同様にして比較用電子写真感光体
Bを製造した。
性、撮像性及び環境条件を30℃、80%RHとした時の撮像
性を調べた。更に、これらの感光材料をオフセットマス
ター用原版として用いた時の光導電性の不感脂化性(不
感脂化処理後の光導電層の水との接触角で表わす)及び
印刷性(地汚れ、耐刷性等)を調べた。
フィルム(株)製)に現像剤ELP-Tを用いて露光・現像
処理して画像を形成し、不感脂化液ELP-Eを用いてエッ
チングプロセッサーでエッチングして得られた平版印刷
版を用いて調べた(なお、印刷機にはハマダスター
(株)製ハマダスター800SX型を用いた)。
ある。
(株)製)を用い、空気容量1ccの条件にて、その平滑
度(sec/cc)を測定した。
アナライザー(川口電機(株)製ペーパーアナライザー
SP-428型)を用いて−6kVで20秒間コロナ放電をさせた
後、10秒間放置し、この時の表面電位V10を測定した。
次いでそのまま暗中で60秒間静置した後の電位V70を測
定し、60秒間減衰させた後の電位の保持性、即ち、暗減
衰保持率〔DRR(%)を、(V70/V10)×100(%)で求
めた。又、コロナ放電により光導電層表面を−400Vに帯
電させた後、該光導電層表面をカリウム−アルミニウム
−ヒ素半導体レーザー(発振波長830nm)光で照射し、
表面電位(V10)が1/10に減衰するまでの時間を求め、
これから露光量E1/10(erg/cm2)を算出する。
RH(II)で行なった。
感光材料を、−6KVで帯電し、光源として2.8mW出力のガ
リウム−アルミニウム−ヒ素半導体レーザー(発振波長
830nm)を用いて、感光材料表面上で、64erg/cm2の照射
量下、ピッチ25μm及びスキャニング速度300m/secのス
ピードで露光後、液体現像剤として、ELP-T(富士写真
フィルム(株)製)を用いて、現像し、定着することで
得られた複写画像(カブリ、画像の画質)を目視評価し
た。撮像時の環境条件は、20℃65%RH(I)30℃80%RH
(II)で実施した。
ム(株)製)を用いて、エッチングプロセッサーに1回
通して光導電層面を不感脂化処理した後、これに蒸留水
2μlの水滴を乗せ、形成された水との接触角をゴニオ
メーターで測定する。
注4)と同条件で不感脂化処理し、これをオフセットマ
スターとしてオフセット印刷機(桜井製作所(株)製オ
リバー52型)にかけ上質紙を印刷用紙として用いて、印
刷物の非画像部の地汚れ及び画像部の画質に問題が生じ
ないで印刷できる枚数を示す(印刷枚数が多い程、耐刷
性が良好なことを表わす)。
平滑性及び静電特性が良好で、実際の複写画像も地カブ
リがなく複写画質も鮮明であった。このことは光導電体
と結着樹脂が充分に吸着し、且つ、粒子表面を被覆して
いることによるものと推定される。同様の理由で、オフ
セットマスター原版として用いた場合でも不感脂化処理
液による不感脂化処理が充分に進行し、非画像部の水と
の接触角が15度以下と小さく、充分に親水化されている
ことが判る。実際に印刷して印刷物の地汚れを観察して
も地汚れは全く認められなかった。
あるが、エチルメタクリレートを共重合成分とする共重
合体を用いた比較例Aは、常温常湿での静電特性及びそ
の版を用いた印刷特性においては、本発明の場合と殆ん
ど変わらない良好な結果を示したが、高温高湿下での静
電特性が悪化し、V10,D.R.R.及びE1/10のいずれもが低
下してしまい、実際の複写画像も充分な画質のものでは
なかった。
リル酸〕共重合体であって、重量平均分子量が大きい場
合の比較例Bは、光導電層の平滑性が著しく悪くなり、
更に静電特性、特にDRRが悪化してしまった。オフセッ
ト原版として用いても、不感脂化処理後の非画像部の水
との接触角が25〜30度と大きく、かつバラツキが大き
く、実際に印刷しても刷り出しから地汚れが発生した。
このことは、結着樹脂の分子量が大きくなることによっ
て、光導電体粒子への吸着とともに粒子間の凝集が引き
起こされ、悪影響をもたらすものと推定される。
電特性及び印刷適性を満足する電子写真感光体が得られ
る。
条件と同様に操作して製造した。
量は7,000〜8,000であった。
示す各樹脂40g(固形分量として)を用いる他は実施例
1と同様に操作して、各感光体を製造し、実施例1と同
様に各特性を測定した。各感光体の光導電層表面の平滑
性はすべて80(sec/cc)以上で平滑であった。静電特性
及び撮像性についての結果を表−3に記した。
光感度に優れ、実際の複写画像も高温高湿(30℃、80%
RH)の過酷な条件においても地カブリの発生や細線飛び
の発生等のない鮮明な画像を与えた。
分子量は6,500〜9,500)を、実施例1において用いた樹
脂(1)の代わりに用い、他は実施例1と同様に操作し
て各感光材料を作製した。
電層表面の平滑性はすべて80(sec/cc)以上で平滑であ
った。静電特性についての結果を表−4に併せ記した。
光感度に優れ、実際の複写画像も高温高湿(30℃、80%
RH)の過酷な条件においても地カブリの発生や細線飛び
の発生等のない鮮明な画像を与えた。
た。
フタル酸0.01g及びトルエン300gの混合物をボールミル
中で2時間分散した。次に、この分散物にアリルメタク
リレート10g及び2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.
5gを加え、ボールミル中10分間分散して、感光層形成物
を調整した。
様にワイヤーバーで塗布し、80℃で1時間、更に100℃
で30分間乾燥した。次いで暗所で20℃、65%RHの条件下
で24時間放置することにより電子写真感光体を作製し
た。
性を測定した。但し、光減衰露光量(E1/10)は、コロ
ナ放電により光導電層表面を−400Vに帯電させた後、該
光導電表面を照度2.0ルックスの可視光で照射し、表面
電位(V10)が1/10に減衰するまでの時間を求め、これ
から露光量E1/10(ルックス・秒)を算出した。結果
は、V10:−620V,D.R.R=92%,E1/10=6.31ux.secであ
った。
いて製版した所、得られたオフセット印刷用マスタープ
レートの濃度は1.0以上で画質は鮮明であった。更に、
エッチング処理をして、印刷機で印刷した所、7000枚印
刷後の印刷物は、非画像部のカブリがなく、画像も鮮明
であった。又(30℃、80%RH)の環境条件で、同様に静
電特性、撮像性及び印刷性を測定したが、常温常湿のと
きとの差は認められなかった。
下記表−5に示される共重合体を用いる以外は、実施例
37と同様に操作して、各電子写真感光材料を作製した。
オフセット印刷用マスタープレートの濃度は1.0以上で
画質は鮮明であった。更にエッチング処理して印刷機で
印刷した所、7,000枚印刷後の印刷物は、カブリのない
鮮明な画質であった。
下記表−6に示される共重合体を用いる以外は、実施例
37と同様にして各感光材料を作製した。但し、塗布後の
乾燥条件を110℃、2時間とした。
チング処理して印刷機で印刷した。製版後得られたオフ
セット印刷用マスタープレートの濃度は1.1以上で、画
質は鮮明であった。又、5000枚印刷後の印刷物の画質は
地カブリのない鮮明な画質のものであった。
性更に不感脂化性及び地汚れにおいて優れた電子写真感
光体を得ることができ、特に高温高湿下の如き苛酷な条
件下においても、これらの優れた特性は維持される。
耐刷性を有する。結着樹脂が更に熱及び/又は光硬化性
官能基を含有する共重合成分を含有する場合には、かか
る耐刷性が更に向上する。
用させても、優れた光導電層の平滑性、静電特性等を有
することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】無機光導電材料及び結着樹脂を少なくとも
含有する光導電層を有する電子写真感光体において、該
結着樹脂が、1×103〜2×104の重量平均分子量を有し
且つ下記(i)及び(ii)の繰り返し単位を共重合成分
として含有する樹脂を少なくとも1種含有する事を特徴
とする電子写真感光体。 (i)式(I)又は式(II)で示される少なくとも1つ
の繰り返し単位30重量%以上 式(I) 式(II) (式中、X1及びX2は互いに独立に、それぞれ水素原子、
炭素数1〜10の炭化水素基、塩素原子、臭素原子、−CO
Y1又は−COOY2(Y1及びY2は各々炭素数1〜10の炭化水
素基を示す)を表わす。但し、X1とX2がともに水素原子
を表わすことはない。W1及びW2はそれぞれ−COO−とベ
ンゼン環を結合する、直接結合又は連結原子数1〜4個
の連結基を表わす。) (ii)−PO3H2基、−SO3H基、−COOH基及び 基{Rは炭素数1〜10の炭化水素基又は−OR′(R′は
炭素数1〜10の炭化水素基を示す)を示す}の酸性基並
びに環状酸無水物含有基のうちの少なくとも1つの置換
基を含有する少なくとも1つの繰り返し単位0.5〜15重
量% - 【請求項2】該結着樹脂に含有される樹脂が、(i)及
び(ii)の繰返し単位の外に更に下記(iii)の繰り返
し単位を共重合成分として含有する樹脂である請求項
(1)記載の電子写真感光体。 (iii)熱及び/又は光硬化性官能基を含有する少なく
とも1つの繰り返し単位1〜20重量%。
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1988
- 1988-08-31 JP JP21530588A patent/JP2584288B2/ja not_active Expired - Lifetime
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