JP2582649Y2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2582649Y2
JP2582649Y2 JP1991048399U JP4839991U JP2582649Y2 JP 2582649 Y2 JP2582649 Y2 JP 2582649Y2 JP 1991048399 U JP1991048399 U JP 1991048399U JP 4839991 U JP4839991 U JP 4839991U JP 2582649 Y2 JP2582649 Y2 JP 2582649Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、AC電源アダ
プターや、DC−DCコンバータ等の電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯用ラジオやテープレコーダ
等の電気機器に使用される電源バッテリーの代用とし
て、例えば家庭の交流100V電源から、6Vや12V
の所定の直流電圧を得るACアダプター、或いは車載用
のバッテリーから所定の直流電圧を得るDC−DCコン
バータ等の電源装置がある。これらの電源装置において
は、所定の出力電圧が装置本体から出力リード線により
外部に導出され、端末部に設けられた接続プラグやコン
セントを経て、負荷側となる電気機器の接続部分に差し
込まれ、使用される。
【0003】従来、同じ出力電圧、例えば、6Vの直流
電圧を用いる電気機器であっても、その電気機器の機種
や種類等により、これに差し込んで接続されるプラグや
コンセントの形状も異なる。また、同一の形状であって
も、製造メーカ等により、その電極極性が逆である場合
もある。このように、プラグやコンセントの接続手段に
規格の統一性がないため、結局、同一の電源装置を複数
の電気機器に対応して使用することが出来ず、それぞれ
の電源機器に用意された専用の電源装置を用いる以外に
手立てがなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来技術に
存した上記のような問題点を解決するために行われたも
のであって、その目的とするところは、ひとつの電源装
置で供給される所定の出力電圧を、種類の異なるプラグ
やコンセントを有した種々の電気機器に使用することが
できる電源装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の電源装置では、電源装置本体と、該装置本
体より伸びる出力リード線と、該出力リード線の端部に
設けられた接続手段とからなり、交流又は直流入力電源
から所定の直流電圧を出力する電源装置において、前記
接続手段は、長手方向の両端部に異なる形状及び/又は
極性に形成されそれぞれ前記出力リード線の端部に電気
的に接続された2組の電極部を有する円柱状の電極本体
と、この電極本体の外周を覆ってそれを移動可能に保持
するために樹脂部材からなる筒型に形成され全長がその
電極本体よりも短いホルダーと、から構成され、前記電
極本体の外周の前記両電極部より中央寄りの部位にそれ
ぞれ周方向の環状溝部が形成され、前記ホルダーの内周
の少なくとも両端開口部に半径方向内方に突出する周方
向突状部が形成され、前記ホルダーの一端の突状部が前
記電極本体の一方の電極部側の環状溝部に係合して該一
方の電極部を露出させると共にホルダーの他端の突状部
が他方の電極部の端面を覆う第1露出状態と、前記ホル
ダーの他端の突状部が電極本体の他方の電極側の環状溝
部に係合して該他方の電極部を露出させると共に前記ホ
ルダーの一端の突状部が一方の電極部の端面を覆う第2
露出状態とに、前記電極本体を移動させて選択的に切り
換えるようにしたことを特徴とする電源装置が提供され
る。
【0006】
【作用】本考案の電源装置は、電極本体が2組の電極部
を有し、電極本体の環状溝部とホルダーの突状部とが係
合することで、一方の電極部を露出させた状態で保持で
きる。他方の電極部は、一方の電極部を指等で押圧する
ことでに露出させる側を切り換えることができる。これ
らの電極部は使用する電気機器に応じて選択的に切り換
える。
【0007】
【実施例】本考案に従う電源装置の一実施例を、以下図
面を参照しつつ詳説する。図1は、本考案の実施例を示
す電源装置の斜視図である。図1における電源装置は、
例えば、家庭用の交流100V電源から、直流12Vの
一定電圧を出力するAC電源アダプターである。電源装
置本体としては次のような構成となっている。1は、本
体ケースであり、内部には入力電圧を所定の電圧に降圧
する降圧手段、直流電圧に変換する変換手段、出力電圧
を一定に保持する安定化手段等(以下図示省略)が組み
込まれている。11,11は、可動式のACピンであ
り、図1における上下方向を軸線とし、左右に回動す
る。このACピン11,11は、通常使用しない時は、
収納部12に収納されており、使用時は図に示すように
本体ケース1に対して、立設させた状態に保持され、電
源コンセントに差し込まれる。
【0008】直流出力は、出力リード線2により本体ケ
ース1から導出され、端部に設けられた接続手段3に送
給される。出力リード線2は、正電極と負電極の二本の
リード線21,22(図2)を内蔵して形成されてお
り、接続手段3の所定の電極本体に各々電気接続されて
いる。30は、接続手段3の電極本体としての接続用電
極部であり、接続されるべき電気機器(図示省略)の所
定箇所に差し込まれ、電気接続される。これにより、直
流出力電圧が電気機器に供給される。接続用電極部は、
後述するように、2組の形状の異なる電極部31及び3
2からなり、ホルダー4により絶縁保持されている。1
3は、本体ケース1に設けられた出力リード線2の収納
部であり、出力リード線2と接続手段3とを、使用しな
い時に収納する。なお、収納部13を開閉する蓋体14
は、爪15を図の上方向に引き上げてロックを外し、手
前に引くことによって開放することができる。
【0009】次に、図1に示した接続手段3について、
図2乃至図4を用いて更に詳述する。図2は接続手段3
を分解した視図である。図において、ホルダー4は、
ホルダー上部41とホルダー下部42とからなり、AB
S等の樹脂材料から形成されている。そして、それぞれ
の内周部49には、以下に説明する胴体部33が装着さ
れるべき所定の空間が確保されていると共に、ホルダー
4の中央寄りに中間突状部46及び47が、そして両端
開口部に端部突状部44及び45がそれぞれ半径方向に
突出するように円周状に設けられている。また、接続用
電極部30として機能する胴体部33は、電気接続され
た出力リード線2を通して、ホルダー4の上部41及び
下部42により保持される。胴体部33は図で明らかな
ように全長がホルダー4よりも長い。そして、これらが
一体的に組み合わされることにより、接続手段3が形成
される。ホルダー4の下部42には係合突部48が設け
られており、これに対向して接合されるホルダー4の上
部41には、図示省略の係合凹部が設けてある。これら
の係合により、ホルダー4の上部41と下部42が位置
決めされると共に、確実に保持固定される。
【0010】図3は、胴体部33を示す断面図である。
図において、胴体部33は、黄銅鋼(シンチュウ)等の
導電メッキした金属材料を、所定の円筒形状にしぼり形
成された内周電極35及び外周電極34と、これらの間
に分在されてなるABS樹脂等の絶縁部材36とから一
体に成形されている。胴体部33における接続用電極部
30は、図の左側に示す小径電極部31(片方の電極部
として作用する)と、同様に図の右側に示す大径電極部
32(他方の電極部として作用する)から構成され、こ
れら電極部31及び32は2種類の形状からなる。小径
電極部31と大径電極部32は、各々、接続されるべき
図示省略の電気機器の接続部に対応した所定の形状を有
している。即ち、内周電極35の内径寸法と外周電極3
4の外径寸法とは、図の左端と右端とでそれぞれ異なっ
た寸法に設定されている。
【0011】出力リード線2は、正電極リード線22と
負電極リード線21とを有し、図3に示す通り、正電極
リード線22が内周電極35に、負電極リード線21が
外周電極34に、それぞれはんだ付けによって電気接続
されている。従って、本実施例では、図で明らかなよう
に、小径電極部31と大径電極部32とは、各々、内周
電極35と外周電極34とが共通して電気極性を有して
いる。外周電極34の周面に設けられた37,38及び
39は、環状溝部で小径電極部31及び大径電極部32
より中央寄りの部位にそれぞれ形成されており、胴体部
33を一体成形する際に用いる位置決め係止溝として作
用し、更に以下に説明するホルダー4に対する胴体部3
3の抜け止めとしても機能するものである。
【0012】図4を用いて、接続手段3の使用時の動作
説明を行う。図4(a)及び(b)は、接続手段3の断
面図である。なお、胴体部33の断面形状を既に図3に
おいて示してある為、図4では省略してある。図4
(a)は、接続用電極部30のうち、大径電極部32を
使用する状態を示す。即ち、小径電極部31の端部を、
矢印のように指等で押してやると、胴体部33は、図
の右方向に移動して、大径電極部32がホルダー4に対
して露出する状態となる。ホルダー4の上部41及び下
部42により生成される内径形状に対して、外周電極3
4の外径形状は、僅かに小さい寸法設定が成されてい
る。更に、ホルダー4の中間突状部46,47及び端部
突状部44に対応して、外周電極34における環状溝部
39,38及び37が係合し、胴体部33は図4(a)
に示す第1の位置に保持される(第1露出状態)。上記
第1の位置にあるときには、上記突状部と環状溝部とが
係合するため、胴体部33が、ホルダー4から容易に外
れず、また小径電極部31はホルダー4内に収納され
る。
【0013】次に、図4(b)は、小径電極部31を使
用する状態を示す。この場合は、大径電極部32の端部
を、上述とは逆に矢印Pの方向に指などで押してやる。
すると、胴体部33は、左方向に移動して図のように、
小径電極部31がホルダー4から露出する。この場合も
同様に、ホルダー4の中間突状部46,47及び端部突
状部45に対応して、外周電極34における環状溝部3
8,37及び39が係合し、胴体部33は図4(b)に
示す第2の位置に保持される(第2露出状態)。上記第
2の位置にあるときには、上述した如く係合するため、
胴体部33は、ホルダー4から容易に外れず、また大径
電極部32はホルダー4内に収納される。ホルダー4の
上部41に設けられた段部43は、出力リード線2を保
持すると共に、リード線のホルダー4の内外部から作用
する曲げに対する応力を分散するために設けてある。ま
た、何れの場合にも、露出していない一方の電極部は、
ホルダー4に収納されるため、電気絶縁が確実に成され
る。
【0014】以上、本考案に従う電源装置の一実施例に
ついて説明したが、本考案はかかる実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の
変形乃至修正が可能である。
【0015】例えば、図示の実施例では2組の接続用電
極部の大きさを異ならしめているが、これに限定される
ことなく、2組の接続用電極部の電極極性を異ならしめ
るようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】本考案の電源装置では、接続手段3に、
2組の電極部を設けたので、一つの電源装置で供給され
る所定の出力電圧を、種類の異なる電気機器に対して使
用できる。特に、それら電極部を選択的にいずれか一方
のみが露出され他方はホルダー内に収納されているの
で、接続手段3の接続ミスが防止できる。そして、樹脂
部材からなるホルダーの突状部と電極本体の環状溝部と
が係合する構造なので、簡易な構造でありながらその電
極部の切り換えが指等で容易に行える。また、ホルダー
の両端開口部の周方向突状部のうち電極部が露出しない
側は、その電極部の端面が突状部に覆われるので、他部
材との接触による短絡事故等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従う電源装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の電源装置の接続手段を示す分解斜視図で
ある。
【図3】図1の電源装置における胴体部及びその近傍を
示す断面図である。
【図4】図1の電源装置の接続手段を、胴体部が第1の
位置にあるときと、胴体部が第2の位置にあるときの状
態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 本体ケース 2 出力リード線 3 接続手段 4 ホルダー 30 接続用電極部 31 小径電極部 32 大径電極部 33 胴体部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置本体と、該装置本体より伸びる
    出力リード線と、該出力リード線の端部に設けられた接
    続手段とからなり、交流又は直流入力電源から所定の直
    流電圧を出力する電源装置において、 前記接続手段は、長手方向の両端部に異なる形状及び/
    又は極性に形成されそれぞれ前記出力リード線の端部に
    電気的に接続された2組の電極部を有する円柱状の電極
    本体と、この電極本体の外周を覆ってそれを移動可能に
    保持するために樹脂部材からなる筒型に形成され全長が
    その電極本体よりも短いホルダーと、から構成され、 前記電極本体の外周の前記両電極部より中央寄りの部位
    にそれぞれ周方向の環状溝部が形成され、前記ホルダー
    の内周の少なくとも両端開口部に半径方向内方に突出す
    る周方向突状部が形成され、 前記ホルダーの一端の突状部が前記電極本体の一方の電
    極部側の環状溝部に係合して該一方の電極部を露出させ
    ると共にホルダーの他端の突状部が他方の電極部の端面
    を覆う第1露出状態と、前記ホルダーの他端の突状部が
    電極本体の他方の電極側の環状溝部に係合して該他方の
    電極部を露出させると共に前記ホルダーの一端の突状部
    が一方の電極部の端面を覆う第2露出状態とに、前記電
    極本体を移動させて選択的に切り換えるようにした、こ
    とを特徴とする電源装置。
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