JP2582559Y2 - 充填機の洗浄装置 - Google Patents

充填機の洗浄装置

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JP2582559Y2
JP2582559Y2 JP1992003517U JP351792U JP2582559Y2 JP 2582559 Y2 JP2582559 Y2 JP 2582559Y2 JP 1992003517 U JP1992003517 U JP 1992003517U JP 351792 U JP351792 U JP 351792U JP 2582559 Y2 JP2582559 Y2 JP 2582559Y2
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哲也 井内
隆雄 三木
芳文 三木
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67CCLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C3/00Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
    • B67C3/001Cleaning of filling devices
    • B67C3/002Cleaning of filling devices using cups or dummies to be placed under the filling heads
    • B67C3/004Cleaning of filling devices using cups or dummies to be placed under the filling heads permanently attached to the filling machine and movable between a rest and a working position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67CCLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C7/00Concurrent cleaning, filling, and closing of bottles; Processes or devices for at least two of these operations

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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ジュースのような液
体を容器に充填する充填機の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば、特公昭
52-23309号公報に開示されているように、昇降自在な充
填液タンクと、これの底壁に吊下げ状に取付けられた充
填ノズルとを備えた充填機を洗浄するための装置であっ
て、タンク内に洗浄液を供給する供給手段と、タンク内
に供給された洗浄液を充填ノズルを通じて回収する回収
手段とを備えており、回収手段が、充填ノズルの吐出口
に接続される受口を有する受液器と、入口端部において
受液器の側壁に、受液器の内部と連通して一体的に設け
られかつ出口端部が洗浄液回収パイプに接続されている
側方突出状導管と、充填ノズルの吐出口直下に対し受口
が進退しうるように導管を水平移動自在に支持している
支持手段と、充填ノズルの吐出口と、これの直下に進入
した受口が着脱自在に接続されるように充填ノズルとと
もに充填液タンクを昇降させる昇降手段とを備えている
ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記装置では、充填ノ
ズルと受液器を接続するためには、充填液ノズルをタン
クとともに昇降させ、かつ受液器を水平移動させる必要
がある。そのため、両者の接続作業が面倒で時間が掛る
という問題点がある。また、両者を移動させる機構が複
雑である、という問題点もある。とくに、タンクは、か
さ張る上に、重量も大きいため、これを昇降させるため
には大掛かりな装置を必要とする。
【0004】この考案の目的は、充填ノズルと、これよ
り洗浄液を回収するための回収パイプを簡単かつ短時間
で接続することのできる洗浄装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による充填機の
洗浄装置は、充填液タンクと、これの底壁に吊下げ状に
取付けられた充填ノズルとを備えた充填機を洗浄するた
めの装置であって、タンク内に洗浄液を供給する供給手
段と、タンク内に供給された洗浄液を充填ノズルを通じ
て回収する回収手段とを備えている洗浄装置において、
回収手段が、充填ノズルの吐出口に接続される受口を有
する受液器と、入口端部において受液器の側壁に、受液
器の内部と連通して一体的に設けられている側方突出状
導管と、一端部に導管の出口端部が着脱自在に連結され
かつ他端部が回収パイプの入口端に接続されている筒状
コネクタと、導管とコネクタが連結されている状態で充
填ノズルの吐出口に受口が着脱自在に接続されうるよう
にコネクタを充填ノズルの側方において上下方向に揺動
自在に支持している支持手段と、充填ノズルの吐出口に
受口が接続されている状態でタンクと受液器を着脱自在
に連結している連結手段とよりなることを特徴とするも
のである。
【0006】また、導管の先端寄り外面にはフランジが
設けられ、フランジから先の部分に差込口部が設けら
れ、差込口部に対応する受け口部がコネクタの一端部に
設けられていることが好ましい。
【0007】さらに、支持手段が、コネクタの周壁外面
に互いに反対方向に突出するように設けられている一対
の水平ピンと、これら水平ピンを回転自在に支持しかつ
タンク底壁に吊り下げ状に固定されている支持ブロック
とよりなることが好ましい。
【0008】さらに、連結手段が、受液器側壁に立上が
り状に固定されかつ充填ノズルの吐出口に受口が接続さ
れている状態で上端がタンクの底壁に達しているブラケ
ットと、ブラケットの上端部をタンクの底壁に取付けて
いるバックル錠とよりなり、バックル錠が、タンクの底
壁に固定されているフックと、ブラケット側に取付けら
れている係合アームおよびレバーとよりなり、レバーを
起こした状態でフックに係合アームを係合し、レバーを
倒すと、ブラケットが引き上げられた状態でタンクに固
定されるようになされていることが好ましい。
【0009】
【作用】この考案による充填機の洗浄装置では、回収手
段が、充填ノズルの吐出口に接続される受口を有する受
液器と、入口端部において受液器の側壁に、受液器の内
部と連通して一体的に設けられている側方突出状導管
と、一端部に導管の出口端部が着脱自在に連結されかつ
他端部が回収パイプの入口端に接続されている筒状コネ
クタと、導管とコネクタが連結されている状態で充填ノ
ズルの吐出口に受口が着脱自在に接続されうるようにコ
ネクタを充填ノズルの側方において上下方向に揺動自在
に支持している支持手段と、充填ノズルの吐出口に受口
が接続されている状態でタンクと受液器を着脱自在に連
結している連結手段とよりなるから、コネクタの一端部
に導管の出口端部を連結し、タンクに受液器を連結する
と、充填ノズルの吐出口と回収パイプの入口端が接続さ
れる。
【0010】また、導管の先端寄り外面にはフランジが
設けられ、フランジから先の部分に差込口部が設けら
れ、差込口部に対応する受け口部がコネクタの一端部に
設けられていると、導管の差込口部とコネクタの受け口
部のはめ外しによって導管とコ ネクタが連結解除自在に
連結される。
【0011】さらに、支持手段が、コネクタの周壁外面
に互いに反対方向に突出するように設けられている一対
の水平ピンと、これら水平ピンを回転自在に支持しかつ
タンク底壁に吊り下げ状に固定されている支持ブロック
とよりなると、コネクタの揺動が水平ピンを中心として
行われる。
【0012】さらに、連結手段が、受液器側壁に立上が
り状に固定されかつ充填ノズルの吐出口に受口が接続さ
れている状態で上端がタンクの底壁に達しているブラケ
ットと、ブラケットの上端部をタンクの底壁に取付けて
いるバックル錠とよりなり、バックル錠が、タンクの底
壁に固定されているフックと、ブラケット側に取付けら
れている係合アームおよびレバーとよりなり、レバーを
起こした状態でフックに係合アームを係合し、レバーを
倒すと、ブラケットが引き上げられた状態でタンクに固
定されるようになされていると、バックル錠によって充
填ノズルの吐出口に受液器の受口が押圧される。
【0013】
【実施例】この考案の実施例を、図面を参照してつぎに
説明する。
【0014】回転式真空充填機は、図1に示すように、
基台11に立てられている垂直回転支持軸12と、支持軸12
の上端で底壁が受けられている充填液タンク13と、タン
ク13の底壁から下方に所定距離をおいて支持軸12の高さ
の中程に固定されている容器搬送テーブル14と、タンク
13の底壁周縁部に一定間隔で取付けられている複数の充
填ノズル15と、全ての充填ノズル15の直下にそれぞれ位
置するように容器搬送テーブル14の周縁部に取付けられ
ている昇降容器受台16とを備えている。
【0015】そして、2つずつの充填ノズル15に対し、
回収パイプ接続用アダプタ17が1つずつ備えられてい
る。
【0016】タンク13の頂壁中央部には上方突出筒状開
口部21が設けられている。開口部21の上端開口には蓋22
が施されている。開口部21の外面には環状の洗浄液回収
用樋23が設けられている。
【0017】図2を参照すると、開口部21の上面と蓋22
の下面の間には、これの全周にわたってシールリング24
が介在されるとともに、複数適所に蓋持上げ用偏心輪25
が介在されている。偏心輪25には、蓋22に回転自在に取
付けられたつまみ26付き回転操作軸27が連結されてい
る。
【0018】偏心輪25を開口部21の上面に当接させて回
転させることにより、シールリング24と蓋22の間に隙間
が生じるようになっている。
【0019】蓋22の中央部に上方突出接続筒部31が設け
られている。接続筒部31の頂壁に、これを貫通するよう
に下端スプレイノズル32付垂直洗浄パイプ33が取付けら
れるとともに、接続筒部31の右側に垂直給液パイプ34
が、その左側に垂直棒状レベルセンサ35がそれぞれ貫通
状に取付けられている。
【0020】洗浄パイプ33の上端開口には、給液用三方
切換弁36の1つの通路が接続されている。給液用三方切
換弁36の残りの2つの通路の一方には、一端を図示しな
い送液ポンプに接続した第1送液パイプ37の他端が接続
され、他方には、1つの通路を給液パイプ34の上端開口
に接続した第1開閉弁38の残りの1つの通路が接続され
ている。
【0021】充填液タンク13には、吸込ブロワ39および
気液分離タンク40が備えられている。ブロワ39の吸込口
には回収用三方切換弁41の1つの通路が接続されてい
る。気液分離タンク40の頂壁には、2つの第2開閉弁42
および第3開閉弁43のそれぞれ1つの通路が接続される
とともに、気液分離タンク40の底壁に第4開閉弁44の1
つの通路が接続されている。回収用三方切換弁41の残り
の2つの通路の一方には、一端を図示しない回収ポンプ
に接続した第1回収パイプ45の他端が接続されている。
回収用三方切換弁41の残りの1つの通路には、第1吸込
パイプ46の一端が接続され、その他端は第2開閉弁42の
残りの1つの通路に接続されている。第3開閉弁43の残
りの1つの通路には、第2吸込パイプ47の一端が接続さ
れ、その他端は充填液タンク13の接続筒部31に接続され
ている。第4開閉弁44の残りの1つの通路には、一端を
図示しない送液ポンプに接続した第2送液パイプ48が接
続されている。
【0022】容器搬送ターブル14上面の内外中間部に、
環状の第2回収パイプ49が固定されている。第2回収パ
イプ49の一部には垂下J字状接続パイプ50が設けられ、
この接続パイプが、図示しない手段で回収ポンプに接続
される。
【0023】充填ノズル15は、図3に詳しく示すよう
に、タンク13内に上端開口を接続させるようにタンク13
底壁に吊下げられている垂直筒状ノズル本体61と、ノズ
ル本体61内を上下に貫通するように配置固定されている
垂直空気抜き管62と、空気抜き管62の下端部外面に、空
気抜き管62と一体的に設けられているシートリング63
と、空気抜き管62を取囲んで下端開口縁部がシートリン
グ63上面で受けられるように配されている垂直可動吐出
管64と、吐出管64外面に固定されている容器口縁当接リ
ング65と、吐出管64を下向きに付勢している圧縮コイル
ばね66と、ノズル本体61の下端開口縁部と吐出管64の上
端開口縁部間を接続している筒状パッキン67とを備えて
いる。
【0024】ノズル本体61は、上段部71を介して上下に
連なる上大径部72および上小径部73よりなる。上大径部
72の内面上端には、先端に空気抜き管取付筒74を有する
ステー75が設けられている。上大径部72の外面下端部に
は上雄ねじ76が形成されている。
【0025】吐出管64は、下段部81を介して上下に連な
る下大径部82および下小径部83よりなる。下大径部82の
上面レベルは、上小径部73の下面レベルと同一である。
下大径部82内面には、先端に空気抜き管ガイド筒84を有
するアーム85が設けられている。アーム85の上面レベル
は、下大径部82の上面レベルよりわずかに低く、このレ
ベル差が吐出管昇降ストロークに相当する。下大径部82
外面上端部には下雄ねじ86が形成されている。
【0026】容器口縁当接リング65は、ゴムのように弾
性材によって形成されたものであって、下小径部83には
められて下段部81に当接させられかつ吐出管64下端部を
下方に突出させている。
【0027】ばね66は、上大径部72と空気抜き管62間の
隙間に通されて、ステー75とアーム85の間に挾まれてい
る。
【0028】パッキン67は、ゴムのような弾性材で伸縮
自在に形成されたものであって、両端に上下のフランジ
91,92を有しかつ中間に横断面C字状の環状伸縮代93を
有している。パッキン67が上小径部73に被せられた状態
で上フランジ91を上段部71に押え付けるように上雄ねじ
76に上締付けナット94が、下フランジ92を下段部81に押
さえ付けるように下雄ねじ86に下締付けナット95がそれ
ぞれねじ込まれている。
【0029】回収パイプ接続用アダプタ17は、図4およ
び図5に詳しく示すように、偏平中空横長箱型状受液器
111 と、受液器111 の内部と連通して一体的に設けられ
ている側方突出状導管112 と、一端部に導管112 の先端
部が着脱自在に連結されている筒状コネクタ212 とより
なる。
【0030】受液器111 の頂壁には、2つの充填ノズル
15の吐出口をそれぞれ接続するための受口113 が横に並
んで形成されている。受口113 の上面縁部にはシールリ
ング114 が取付けられている。
【0031】導管112 先端から所定距離をおいた外面に
はフランジ117 が設けられ、このフ ランジ117 から先の
部分に差込口部118 が設けられている。差込口部118 外
面にはOリング119 が取付けられている。
【0032】受液器111 の側壁には、L字板状吊下げブ
ラケット115 が固着されている。ブラケット115 の上端
部にはバックル錠116 が取付けられている。バックル錠
116は、係合アーム121 およびレバー122 を有してい
る。図示しないが、レバー122を起こした状態で係合ア
ーム121 をタンク13のフック123 に係合し、レバー122
を図示のように倒すとブラケット115 が引き上げられた
状態でタンク13に固定されるようになっている。
【0033】コネクタ201 の一端部には、差込口部118
に対応する受口部211 が設けられている。コネクタ212
の他端はパイプ接続口221 となされ、これが、フレキシ
ブルパイプ222 を介して第2回収パイプ49に接続されて
いる。
【0034】コネクタ201 の長さの中程には、一対の支
持ピン213 が互いに反対方向に突出するように設けら
れ、これら支持ピン213 は、コの字状ブラケット214 を
介してタンク13底壁に吊下げられた支持ブロック215 に
回転自在に支持されている。
【0035】充填作業時は、吸引ブロワ39の作動によ
り、図6中矢印で示す経路にしたがってタンク13内の空
気が吸引されることにより、タンク13内は負圧に保持さ
れている。一方、レベルセンサ35の出力信号に基づい
て、タンク13内には、第1送液パイプ37を通じて送られ
る充填液が一定レベルに溜められている。
【0036】容器受台16上に容器が供給されると、容器
受台16が上昇して、その口縁部が当接リング65に当接
し、これを押上げることにより、当接リング65とともに
吐出管64が押上げられる。そうすると、吐出管64の下端
部がシートリング63から離れて吐出口が開放され、一
方、容器内の空気が空気抜き管62を通じて排出されるこ
とにより、容器内がタンク13内と同じ負圧となり、吐出
口から充填液が容器内に吐出される。容器内の液面レベ
ルが空気抜き管62の下端レベルと等しくなると、これ以
上、容器内に充填液が吐出されることはなく、吐出され
る充填液は空気抜き管62内を上昇し、空気抜き管62内の
液面レベルがタンク13内の液面レベルと等しくなると、
ノズル15からの充填液の吐出が停止される。この後、容
器受台16が下降して容器も下降させられると、吐出管64
が下降し、その下端がシートリング63に当接すると、吐
出口が閉鎖される。このとき、空気抜き管62内には充填
液が残存するが、タンク13内の負圧によって残存した充
填液はタンク13内に吸い上げられる。
【0037】つぎに、充填機の洗浄作業について説明す
る。
【0038】まず、洗浄の準備作業として、充填ノズル
15にアダプタ17をセットする。そうするには、充填ノズ
ル15から当接リング65を取り外しておいて、図4中鎖線
で示すように、コネクタ212 を下斜め向きにした状態で
その受口部211 に導管112 の差込口部118 を差込み、ブ
ラケット115 を持上げて、バックル錠116 でタンク13に
固定する。これにより、吐出管64が持上げられて、吐出
口が開放された状態となる。つぎに、上記したように、
偏心輪25を回転させて蓋22を持上げ、シールリング24と
蓋22の間に隙間をつくる。そして、第2回収パイプ49の
接続管50を回収ポンプに接続する。
【0039】こうして準備作業が完了すると、つぎの
つのステップを順次行う。
【0040】図7を参照して、第1のステップでは、第
2開閉弁42および第4開閉弁44を開き、回収用三方切換
弁41を、第1回収パイプ45と第1吸込パイプ46が接続さ
れるように切換え、送液ポンプおよび回収ポンプを運転
すると、図7中矢印で示すように、洗浄液は第2送液パ
イプ48を通じて気液分離タンク40および第1吸込パイプ
46内に供給され、第1回収パイプ45を通じて回収され
る。
【0041】図8を参照して、第2のステップでは、第
2開閉弁42を閉じ、第3開閉弁43を開き、第1のステッ
プと同様に、気液分離タンク40に洗浄液を供給すると、
今度は、洗浄液が第2吸込パイプ47内を流れ、その後充
填液タンク13内に流入する。タンク13内に流入した洗浄
液は、充填ノズル15内を流下してその吐出口から受液器
111 内に流入し、導管112 およびコネクタ212 内を流れ
て、第2回収パイプ49を通じて回収される。
【0042】図9を参照して、第3のステップでは、給
液用三方切換弁36を、第1送液パイプ37と第1開閉弁38
が接続されるように切換え、第1開閉弁38を開いて、第
1送液パイプ37を通じて洗浄液を供給すると、供給され
た洗浄液は給液パイプ34内を流下してタンク13内に流入
する。流入した洗浄液は、第2ステップと同様にして、
回収される。
【0043】図10を参照して、第4のステップでは、
給液用三方切換弁36を、第1送液パイプ37と洗浄パイプ
33が接続されるように切換え、同じ様に、第1送液パイ
プ37を通じて洗浄液を供給すると、洗浄液パイプ33内を
洗浄液が流下し、流下した洗浄液はノズル32からスプレ
イされる。これにより、タンク13内全体が洗浄されると
ともに、蓋22と開口部21の間も洗浄される。
【0044】第5のステップでは、回収ポンプを停止
し、第3のステップのときと同じように、給液用三方切
換弁36を切換え、第1開閉弁38を開いて、洗浄液を第1
送液パイプ37および給液パイプ34を通じて洗浄液をタン
ク13に供給する。タンク13内の液面レベルが空気抜き管
62の上端レベルを超えるまで上昇すると、回収ポンプを
運転する。そうすると、タンク13内の洗浄液が充填ノズ
ル15内を勢い良く連続して流下し、これにより、充填ノ
ズル15内全体、とくに空気抜き管62の内部が洗浄され
る。
【0045】以上説明した5つのステップは、複数種類
の洗浄液を、例えば温水、アルカリなどと変えながら、
繰返し行う。
【0046】上記に手順が完了すると、最後に洗浄液と
して水を用い、第5のステップに準じて、回収ポンプを
停止した状態で給液パイプ34を通じてタンク13内に水を
供給する。水はタンク13をオーバフローするまで送り続
ける。オーバーフローした水は、樋23によって回収され
る。
【0047】以上により洗浄作業が完了する。そうする
と、蓋22を閉じ、アダプタ17を上記取付時とは逆の手順
充填ノズル15から取外せば、充填作業準備完了とな
る。
【0048】
【考案の効果】請求項1記載の考案によれば、充填ノズ
ルと、これより洗浄液を回収するための回収パイプを接
続するには、コネクタに導管を接続し、タンクに受液器
を連結するだけでよく、簡単かつ短時間で充填ノズルと
回収パイプを接続することができ、しかも、接続作業に
際し、タンクを昇降させる必要も無いから、大掛かりな
装置が不要である。
【0049】請求項2記載の考案によれば、導管の差込
口部とコネクタの受け口部のはめ外しによって導管とコ
ネクタが連結解除自在に連結されるから、導管とコネク
タの連結作業を簡単に行うことができる。
【0050】請求項3記載の考案によれば、コネクタの
揺動が水平ピンを中心として行われるから、コネクタの
揺動を安定姿勢で支持することができる。
【0051】請求項4記載の考案によれば、バックル錠
によって充填ノズルの吐出口に受液器の受口が押圧され
るから、充填ノズルと受液器を、両者の間からの漏れ等
の心配をすることなく、確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による充填機全体の破砕断面を含む正
面図である。
【図2】同充填機の充填液タンクの一部拡大断面図であ
る。
【図3】同充填機の充填ノズル垂直縦断面図である。
【図4】同充填機の洗浄装置の垂直縦断面図である。
【図5】同洗浄装置の平面図である。
【図6】同充填液タンク内の吸引動作説明図である。
【図7】同洗浄装置による洗浄動作説明図である。
【図8】同洗浄装置による他の洗浄動作説明図である。
【図9】同洗浄装置によるさらに他の洗浄動作説明図で
ある。
【図10】同洗浄装置によるさらに他の洗浄動作説明図
である。
【符号の説明】
13 タンク 15 充填ノズル 49 回収パイプ111 受液器 112 導管 113 受口 115 ブラケト 116 バックル錠 117 フランジ 118 差込口部 121 係合アーム 122 レバー 123 フック 211 受け口部 212 コネクタ 213 水平ピン 215 支持ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三木 芳文 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10 番地の1 四国化工機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−152593(JP,A) 特開 昭53−130866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67C 1/00 - 3/34 B08B 1/00 - 17/06

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填液タンク13と、これの底壁に吊下げ
    状に取付けられた充填ノズル15とを備えた充填機を洗浄
    するための装置であって、 タンク13内に洗浄液を供給する供給手段と、 タンク13内に供給された洗浄液を充填ノズル15を通じて
    回収する回収手段とを備えている洗浄装置において、 回収手段が、 充填ノズル15の吐出口に接続される受口113 を有する受
    液器111 と、入口端部において受液器111 の側壁に、受
    液器111 の内部と連通して一体的に設けられている側方
    突出状導管112 と、一端部に導管112 の出口端部が着脱
    自在に連結されかつ他端部が回収パイプ49に接続されて
    いる筒状コネクタ212 と、導管112 とコネクタ212 が連
    結されている状態で充填ノズル15の吐出口に受口113 が
    着脱自在に接続されうるようにコネクタ212 を充填ノズ
    ル15の側方において上下方向に揺動自在に支持している
    支持手段と、充填ノズル15の吐出口に受口113 が接続さ
    れている状態でタンク15と受液器111 を着脱自在に連結
    している連結手段とよりなる、 ことを特徴とする充填機の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 導管112 の先端寄り外面にはフランジ11
    7 が設けられ、フランジ117 から先の部分に差込口部11
    8 が設けられ、差込口部118 に対応する受け口部211 が
    コネクタ212 の一端部に設けられている、 請求項1記載の充填機の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 支持手段が、 コネクタ212 の周壁外面に互いに反対方向に突出するよ
    うに設けられている一対の水平ピン213 と、これら水平
    ピン213 を回転自在に支持しかつタンク13底壁に吊り下
    げ状に固定されている支持ブロック215 とよりなる、 請求項1または2記載の充填機の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 連結手段が、 受液器111 側壁に立上がり状に固定されかつ充填ノズル
    15の吐出口に受口113が接続されている状態で上端がタ
    ンク13の底壁に達しているブラケット115 と、ブラケッ
    ト115 の上端部をタンク13の底壁に取付けているバック
    ル錠116 とよりなり、バックル錠116 が、タンク13の底
    壁に固定されているフック123 と、ブラケット115 側に
    取付けられている係合アーム121 およびレバー122 とよ
    りなり、レバー122 を起こした状態でフック123 に係合
    アーム12を係合し、レバー122 を倒すと、ブラケット11
    5 が引き上げられた状態でタンク13に固定されるように
    なされている、 請求項1〜3のいずれかに記載の充填機の洗浄装置。
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