JP2582102Y2 - マルチターンアブソリュートエンコーダ - Google Patents

マルチターンアブソリュートエンコーダ

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JP2582102Y2
JP2582102Y2 JP1993000291U JP29193U JP2582102Y2 JP 2582102 Y2 JP2582102 Y2 JP 2582102Y2 JP 1993000291 U JP1993000291 U JP 1993000291U JP 29193 U JP29193 U JP 29193U JP 2582102 Y2 JP2582102 Y2 JP 2582102Y2
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sampling
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重夫 関
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マルチターンアブソリ
ュートエンコーダに関し、特に、停電時におけるエンコ
ーダの状態を検出するサンプリング信号のサンプリング
周期をnモード(n≧2)とするための新規な改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のマルチタ
ーンアブソリュートエンコーダとしては、一般に、AC
サーボモータをロボットとして作用させる場合、減速ギ
ャを介して使用するため、ACサーボモータの出力軸は
数10回転でロボットアームの1ストローク動作とな
る。従って、エンコーダとしては、その入力軸の1回転
内の位置データと共に、入力軸の回転数データが必要
で、この位置データの回転数データとを同時に検出する
ためのマルチターンアブソリュートエンコーダが採用さ
れている。
【0003】このマルチターンアブソリュートエンコー
ダの場合、工場が停電となったような停電時には、エン
コーダ外に設けられたバッテリー又はエンコーダ内部の
大容量コンデンサ(1ファラッド程度)からなるエンコ
ーダ用電源により、検出部(光学系又は磁気系)及び電
子回路をバックアップし、この検出部のみは一定周期の
サンプリング周期によりサンプリング動作としていると
共に、このサンプリング周期は1モードのみであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のマルチターンア
ブソリュートエンコーダは、以上のように構成されてい
たため、次のような課題が存在していた。すなわち、サ
ンプリング周期が1モードのみであったため、工場が停
電で停止した場合、又は、長期休業に入った場合等の何
れにおいても、1モードのみでサンプリングを行ってお
り、もっと長いサンプリング周期でも支障がない場合で
も停電時と同じサンプリング周期となり、エンコーダ用
電源の消費が多くなって長期間のサンプリングが困難と
なっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、停電時におけるエンコーダ
の状態を検出するサンプリング信号のサンプリング周期
をnモード(n≧2)としたマルチターンアブソリュー
トエンコーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によるマルチター
ンアブソリュートエンコーダは、内蔵されたカウンタに
よって入力軸の回転数を記憶保持するようにしたマルチ
ターンアブソリュートエンコーダにおいて、前記入力軸
の回転を検出する検出部と、前記検出部にサンプリング
信号を供給するためのサンプリング信号発生部と、前記
サンプリング信号発生部に設けられた発振器、分周回路
及びサンプリング周期切換回路とを備え、電源オフ時に
おいて前記サンプリング信号のサンプリング周期をnモ
ード(n≧2)とし、前記サンプリング周期切換回路
は、外部からの外部指令により前記nモードの切換を行
うようにした構成である。
【0007】
【作用】本考案によるマルチターンアブソリュートエン
コーダにおいては、サンプリング信号発生部にサンプリ
ング周期切換回路が設けられているため、このサンプリ
ング周期切換回路を介して任意のサンプリング周期(n
モード)でサンプリングを行うことができ、停電時には
停電時のモード、長期休業の場合には長期休業モードの
ように自在に設定し、エンコーダ電源の消費電力を抑え
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本考案によるマルチターン
アブソリュートエンコーダの好適な実施例について詳細
に説明する。図1は本考案によるマルチターンアブソリ
ュートエンコーダを示すブロック図、図2は波形図であ
る。
【0009】図1において符号1で示されるものはパタ
ーンとしてのスリット2を有する回転円板であり、この
回転円板1の両側には発光素子3及び受光素子4が配設
されていると共に、この受光素子3と受光素子4により
検出部5を構成し、前記回転円板1は入力軸6により回
転するように構成されている。
【0010】なお、前述の回転円板1と検出部5は、光
学式に限ることなく、図示しない磁気式の構成とするこ
ともできる。
【0011】前記受光素子4から得られた図2で示すエ
ンコーダ進み信号4a及びエンコーダ遅れ信号4bは、
エンコーダ信号処理部7に入力されて信号処理され、必
要とするエンコーダ信号7aが得られるように構成され
ている。なお、このエンコーダ信号7aは図示しないカ
ウンタによってカウントされ、マルチターンアブソリュ
ート機能を有するように構成されている。
【0012】前記発光素子3を駆動するための駆動トラ
ンジスタ8には、サンプリング信号10を出力するため
のサンプリング信号発生部11が接続されており、この
サンプリング信号発生部11は、発振器12、分周回路
13、タイマ14、サンプリング周期切換回路15及び
パルス幅設定回路16とから構成されている。
【0013】次に動作について説明する。前記発振器1
2からのクロック信号12aを分周回路13で分周して
得られたサンプリング信号10のサンプリング周期TS
は複数の周期TS1,TS2,TS3・・・で構成され、各サ
ンプリング周期TS1,TS2,TS3・・・はサンプリング
周期切換回路15で、外部からの外部指令17により任
意に切換できる。
【0014】従って、このエンコーダ20を装着したロ
ボット(図示せず)が稼動している工場の電源が停電と
なった場合(モード1)、又は、夏休み等で長期間休業
するような場合(モード2)には、そのモードに応じて
このサンプリング周期TS1・・・を任意に選択すること
によって、このサンプリング信号発生部11のエンコー
ダ電源21の電源消費を大幅に減少させることができ
る。なお、このモードとしては、前述の他に種々あり、
n≧2のnモードを設定している。
【0015】また、前記タイマ14に所要のプログラム
を組込んでおくことにより、前述の工場の電源停止の状
況と合わせてサンプリング周期TS1・・・を自動的に切
換えることができる。
【0016】
【考案の効果】本考案によるマルチターンアブソリュー
トエンコーダは、以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。すなわち、サンプリ
ング信号のサンプリング周期をモードに応じて選択して
いるため、エンコーダ電源の電力消費を従来よりも大幅
に減少させることができ、工場の制御系の管理を大幅に
容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるマルチターンアブソリュートエン
コーダを示すブロック図である。
【図2】図1のサンプリング周期を示す波形図である。
【図3】波形図である。
【符号の説明】 5 検出部 6 入力軸 10 サンプリング信号 11 サンプリング信号発生部 12 発振器 13 分周回路 14 タイマ 15 サンプリング周期切換回路 17 外部指令

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵されたカウンタによって入力軸(6)
    の回転数を記憶保持するようにしたマルチターンアブソ
    リュートエンコーダにおいて、前記入力軸(6)の回転を
    検出する検出部(5)と、前記検出部(5)にサンプリング信
    号(10)を供給するためのサンプリング信号発生部(11)
    と、前記サンプリング信号発生部(11)に設けられた発振
    器(12)、分周回路(13)及びサンプリング周期切換回路(1
    5)とを備え、電源オフ時に用いる前記サンプリング信号
    (10)のサンプリング周期(TS1・・)をnモード(n≧2)
    とし、前記サンプリング周期切換回路(15)は、外部から
    の外部指令(17)により前記nモードの切換を行うように
    構成したことを特徴とするマルチターンアブソリュート
    エンコーダ。
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JPH0656721U JPH0656721U (ja) 1994-08-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2758324B2 (ja) * 1992-10-30 1998-05-28 株式会社三協精機製作所 エンコーダ

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