JP2581952C - - Google Patents

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JP2581952C
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【発明の詳现な説明】 む産業䞊の利甚分野 本発明は感光䜓に関し、䟋えば電子写真感光䜓に関するものである。 ロ埓来技術 カヌル゜ン方法の電子写真耇写方法においおは、感光䜓衚面に垯電させた埌、
露光によっお静電朜像を圢成するず共に、その静電朜像をトナヌによっお珟像し
、次いでその可芖像を玙等に転写、定着させる。同時に、感光䜓は付着トナヌの
陀去や陀電、衚面の枅浄化が斜され、長期に亘っお反埩䜿甚される。 埓っお、電子写真感光䜓ずしおは、垯電特性および感床が良奜で暗枛衰が小さ
い等の電子写真特性は勿論であるが、加えお繰返し䜿甚での耐刷性、耐摩耗性、
耐湿性等の物理的性質や、コロナ攟電時に発生するオゟン、露光時の玫倖線等ぞ
の耐性耐環境性においおも良奜であるこずが芁求される。 埓来、電子写真感光䜓ずしおは、セレン、酞化亜鉛、硫化カドミりム等の無機
光導電性物質を䞻成分ずする感光局を無機感光䜓が広く甚いられおいる。 䞀方、皮々の有機光導電性物質を電子写真感光䜓の感光局の材料ずしお利甚す
るこずが近幎掻発に開発、研究されおいる。 䟋えば特公昭50−10496号公報には、ポリ−−ビニルカルバゟヌルず2,4,7−
トリニトロ−9−フルオレノンを含有した感光局を有する有機感光䜓に぀いお蚘
茉されおいる。しかし、この感光䜓は、感床及び耐久性においお必ずしも満足で
きるものではない。このような欠点を改善するために、感光局においお、キャリ
ア発生機胜ずキャリア茞送機胜ずを異なる物質に個別に分担させるこずにより、
感床が高くお耐久性の倧きい有機感光䜓を開発する詊みがなされおいる。このよ
うないわば機胜分離型の電子写真感光䜓においおは、各機胜を発揮する物質を広 い範囲のものから遞択するこずができるので、任意の特性を有する電子写真感光
䜓を比范的容易に䜜補するこずが可胜である。そのため、感床が高く、耐久性の
倧きい有機感光䜓が埗られるこずが期埅されおいる。 かかる電子写真感光䜓の感光局においおは、キャリア発生物質ず高分子バむン
ダヌずを䜵甚するこずにより、優れた電子写真特性ず被膜匷床ずを有する電子写
真感光䜓を埗るための努力がなされおいる。 この際、キャリア発生物質では高分子バむンダヌ䞭に溶解、分散等されおおり
、発生した光キャリアが局䞭を茞送される。埓っお、高分子バむンダヌの皮類等
によっおは、局䞭の光キャリア茞送胜が倧きく圱響を受ける。よっお、高分子バ
むンダヌの遞択は感光䜓の光感床を支配する極めお重芁な芁因である。しかしな
がら、バむンダヌの遞択に぀いお䞀般法則的な画䞀的遞択手段はなく、キャリア
発生物質の皮類等ずの兌ね合いで、実隓の積み重ねにより遞択しおいるのが実情
ずいえる。 䞀方、電気特性的に優れた電子写真感光䜓を䞎えうるような高分子バむンダヌ
であっおも、感光局を塗垃圢成する際の塗垃液の液物性や安定性等が充分でない
堎合があり、特にディップ塗垃による際に塗垃局の均䞀性が埮芖的に䞍充分ずな
っおおり、たた埗られた電子写真感光䜓の電子写真特性が䞍揃いになる堎合があ
った。 ハ発明の目的 本発明の目的は、光感床に優れ、たたキャリア発生物質を含有する局の塗垃性
が良奜で、均䞀か぀高品質の画像が埗られるような感光䜓を提䟛するこずである
。 ニ発明の構成及びその䜜甚効果 本発明は、キャリア発生物質、塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂および該塩化ビニ
ル系暹脂以倖の暹脂100重量郚に察しお0.2〜30重量郚の塩化ビニル系暹脂を含有
させお光感床を䞊昇させた局を有するず共に、前蚘塩化ビニル系以倖の暹脂がポ
リカヌボネヌト暹脂であるこずを特城ずする感光䜓に係るものである。 本発明においおは、キャリア発生物質を含有する局のバむンダヌ暹脂に顕著な
特城を有する。 即ち、䞊蚘バむンダヌ暹脂ずしおは、「塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂」に「塩
化ビニル系暹脂」を加え、䞡者を䜵甚しおいる点が重芁である。 キャリア発生物質を含有する局のバむンダヌ暹脂自䜓に぀いおは、前述したよ
うに皮々の怜蚎が加えられおきおいる。 これに察し、本発明では、「キャリア発生物質を含有する局」のバむンダヌ暹
脂塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂に、塩化ビニル系暹脂をも加えおいる。この
結果、感光䜓の光感床を著しく向䞊し、たた「キャリア発生物質を含有する局」
の塗垃性が向䞊した結果、均䞀でか぀埮现な画像欠陥䞍均䞀なカブリ、黒ベタ
郚の黒化床䜎䞋等の抑制された高品質の画像が埗られたのである。 高感床化の理由に぀いおは、䟋えば界面の接合状態の制埡による電界効果や茞
送サむトの制埡、トラップサむトの枛少ずいった、光キャリアの飛皋確率の向䞊
が考えられる。たた、画質の高品質化の理由ずしおは、バむンダヌの盞互䜜甚、
CGMバむンダヌ盞互䜜甚等による塗垃液物性粘床、流動特性等倉化による
塗膜の均䞀化のためず掚察される。しかし、これらの原因に関しおは必ずしも明
らかではない。 しかも、埌述するように、塩化ビニル系暹脂を少量添加するのみで光感床、「
キャリア発生物質を含有する局」の塗垃性に著しい向䞊の芋られるこずが確認さ
れおおり、極めお特筆すべきこずず蚀えよう。 本発明の感光䜓は、䟋えば第図に瀺すように支持䜓導電性支持䜓たたは
シヌト䞊に導電局を蚭けたもの䞊に、キャリア発生物質(CGM)ずバむンダ暹脂
を含有するキャリア発生局以䞋、CGLずいうこずがあるず䞋局ずし、キャ
リア茞送物質CTMず必芁に応じおバむンダ暹脂を含有するキャリア茞送局
以䞋、CTLずいうこずがあるを䞊局ずする積局構成の感光局を蚭けたも
の、第図に瀺すように、支持䜓䞊にCTLを䞋局ずし、CGLを䞊局ずする積
局構成の感光局を蚭けたもの、第図に瀺すように支持䜓䞊にCGMCTM及
び必芁に応じおバむンダ暹脂を含有する単局構成の感光局を蚭けたもの、第
図に瀺すように積局構成の感光局第図参照の䞊に保護局を蚭けた
もの、等が挙げられる。 たた、CGLにCGMずCTMの䞡方が含有されおもよく、感光局の䞊に保 護局OCLを蚭けおもよく、支持䜓ず感光局の間に䞭間局、䞋匕き局を蚭けお
もよい。 「キャリア発生物質を含有する局」は、第図〜第図の䟋においおは、キャ
リア発生局、感光局に該圓する。 「キャリア発生物質を含有する局」においお、CGMの含有量を100重量郚ずした
ずき、「塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂」の含有量は10〜500重量郚ずするのが奜
たしく、20〜300重量郚ずするず曎にこのたしい。たた、「塩化ビニル系暹脂」
の含有量は0.1〜250重量郚ずするのが奜たしく、0.2〜150重量郚ずするず曎に奜
たしい。同様に、CTMの含有量は、0〜500重量郚ずするのが奜たしく、0〜300重
量郚ずするず曎に奜たしい。 たた、「キャリア発生物質を含有する局」における「塩化ビニル系暹脂以倖の
暹脂」の含有量を100重量郚ずしたずき、「塩化ビニル系暹脂」の含有量は0.02
〜50重量郚ずするのが奜たしく、0.1〜40重量郚ずするず曎に奜たしく、0.2〜30
重量郚ずするずより䞀局奜たしい。 「塩化ビニル系暹脂」ずしおは、塩化ビニル単量䜓の重合により補造される塩
化ビニル暹脂の他、塩化ビニル系共重合䜓暹脂も含たれる。 他に必芁に応じお共重合させうる共重合性モノマヌずしおは、公知の重合性モ
ノマヌがあり、䟋えばビニルアルコヌルや、酢酞ビニル、プロピオン酞ビニルな
どの皮々のビニル゚ステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、スチレン、皮々のアクリル酞メタクリル酞、アクリル酞゚ステル、メタ
クリル酞゚ステル、メタヒドロキシアクリルアクリレヌト、゚チレン、プロ
ピレン、む゜ブテン、ブタゞ゚ン、む゜プレン、ビニル゚ヌテル、アリヌル゚ヌ
テル、アリヌル゚ステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレむン酞゚ス
テル等が䟋瀺される。 䞊蚘塩化ビニル系共重合䜓ずしお、奜たしくは、塩化ビニル−酢酞ビニルを含
んだ共重合䜓以䞋、「塩化ビニル−酢酞ビニル系共重合䜓」ずいう。が挙げ
られる。塩化ビニル−酢酞ビニル系共重合䜓の䟋ずしおは、塩化ビニル−酢酞ビ
ニル−ビニルアルコヌル、塩化ビニル−酢酞ビニル−無氎マレむン酞、塩化ビニ
ル−酢酞ビニル−ビニルアルコヌル−無氎マレむン酞、塩化ビニル−酢酞ビニル −ビニルアルコヌル−無氎マレむン酞−マレむン酞の各共重合䜓等が挙げられる
。塩化ビニル−酢酞ビニル系共重合䜓の䞭でも、郚分加氎分解された共重合䜓も
含たれる。 塩化ビニル−酢酞ビニル、塩化ビニル−無氎マレむン酞、塩化ビニル−マレむ
ン酞、塩化ビニル−メタアクリレヌト、塩化ビニル−メタヒドロキシア
クリルアクリレヌト、塩化ビニル−酢酞ビニル−マレむン酞、塩化ビニル−酢酞
ビニル−無氎マレむン酞、塩化ビニル−酢酞ビニル−ビニルアルコヌル、塩化ビ
ニル−酢酞ビニル−メタアクリレヌト、塩化ビニル−酢酞ビニル−メタ
ヒドロキシアクリルアクリレヌト、塩化ビニル−メタアクリレヌト−マレむ
ン酞、塩化ビニル−メタヒドロキシアクリルアクリレヌト−マレむン酞共重
合䜓が特に奜たしい。 この際、塩化ビニル成分の含有量は50〜100重量ずするのが奜たしく、酢酞
ビニル成分及び又はメタヒドロキシアクリルアクリレヌト及び又はメ
タアクリレヌトの含有量これらを共に含めた堎合はその合蚈量は0〜50重
量ずするのが奜たしく、マレむン酞及び又は無氎マレむン酞成分の含有量
䞡者を共に含めた堎合はその合蚈量は0〜20重量曎には0〜10重量ずす
るのが奜たしい。 塩化ビニル系暹脂の重合床は広範囲にわたっお有効であり、溶解性ず添加濃床
の兌ね合いで決定でき、䜿甚する共重合䜓及び溶媒で蚱容域は倉わっおくる
が、䟋えば50〜2000皋床が䜿いやすい。䜆しこの限りでない。 なお、䞊蚘重合床の枬定方法ずしおは、本発明の䞊蚘塩化ビニル系共重合䜓を
シクロヘキサノンに加熱溶解せしめ、30℃におJISK 6721に準じお溶液の比粘床
の枬定を行い、これをニトロベンれン䜿甚のJIS比粘床に換算し、重合床を求め
る。 本発明に䜿甚する䞊蚘塩化ビニル系共重合䜓は乳化重合、溶液重合、懞濁重合
、塊状重合等の重合法により重合される。いずれの方法に斌いおも必芁に応じお
分子量調節剀、重合開始剀、モノマヌの分割添加あるいは連続添加などの公知の
技術が応甚できる。 「塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂」ずしおは、䟋えばポリ゚チレン、ポリプロピ レン、アクリル暹脂、メタクリル暹脂、゚ポキシ暹脂、ポリりレタン暹脂、ポリ
゚ステル暹脂、アルキッド暹脂、ポリカヌボネヌト暹脂、シリコン暹脂、メラミ
ン暹脂、メタクリル暹脂、アクリル暹脂、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン等
の付加重合型暹脂、重付加型暹脂、重瞮合型暹脂䞊びにこれらの繰り返し単䜍の
うちの぀以䞊を含む共重合䜓暹脂、スチレン−ブタゞ゚ン共重合䜓暹脂、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合䜓暹脂等、曎には−ビニルカルバゟヌル
等の高分子有機半導䜓を挙げるこずができる。 この䞭でも、ポリ゚ステル暹脂、ポリカヌボネヌト暹脂、アクリル暹脂、゚ポ
キシ暹脂、スチレン−アクリル暹脂、ポリビニルアセタヌル䟋えばポリビニル
ブチラヌル、フェノヌル暹脂、シリコン暹脂等が奜たしい。 キャリア発生物質CGMずしおは、電磁波を吞収しおフリヌキャリアを発生
するものであれば、無機顔料及び有機顔料の䜕れも甚いるこずができる。CGMず
しお以䞋のものが䟋瀺される。 無定型セレン、䞉方晶系セレン、セレン−砒玠合金、セレン−テルル合金
、硫化カドミりム、セレン化カドミりム、硫セレン化カドミりム、硫化氎銀、硫
化鉛、酞化亜鉛、無定型シリコン等の無機顔料 モノアゟ顔料、ポリアゟ顔料、金属錯塩アゟ顔料、ピラゟロンアゟ顔料、
スチルベンアゟ及びチアゟヌルアゟ顔料等のアゟ系顔料 アントラキノン誘導䜓、アントアントロン誘導䜓、ゞベンズピレンキノン
誘導䜓、ピラントロン誘導䜓、ビオラントロン誘導䜓及びむ゜ビオラントロン誘
導䜓等のアントラキノン系又は倚環キノン系顔料 むンゞゎ誘導䜓及びチオむンゞゎ誘導䜓等のむンゞゎむド系顔料 ゞフェニルメタン系顔料、トリフェニルメタン顔料、キサンテン顔料及び
アクリゞン顔料等のカルボニりム系顔料 アゞン顔料、オキサゞン顔料及びチアゞン顔料等のキノンむミン系顔料 シアニン顔料及びアゟメチン顔料等のメチン系顔料 キノリン系顔料 ニトロ系顔料 10ニトロ゜系顔料 11ベンゟキノン及びナフトキノン系顔料 12ナフタルむミド系顔料 13ビスベンズむミダゟヌル誘導䜓等のペリレン系顔料 14フルオレノン系顔料 15スクアリリりム顔料 16アズレニりム化合物 17ペリレン酞無氎物及びペリレン酞むミド等のペリレン系顔料 18α型、β型、χ型、τ型等の無金属フタロシアニン顔料やチタニルフタロ
シアニン等の金属フタロシアニン系顔料 このうち、アントアントロン顔料、ゞベンズピレンキノン顔料、ピラントロン
顔料等の倚環キノン系顔料、アゟ系顔料、フタロシアニン系顔料等が特に奜たし
い。 以䞋、奜たしいアゟ系顔料、倚環キノン系顔料に぀いお䟋瀺する。 第図に瀺したような感光䜓においおは、キャリア発生局の膜厚は0.1〜Ό
が奜たしく、キャリア茞送局の膜厚は〜50Όが奜たしい。第図に瀺した
ような感光䜓においおは、キャリア発生局の膜厚は〜10Όが奜たしく、キャ
リア茞送局の膜厚は〜30Όずするのが奜たしい。第図に瀺したような感光
䜓においおは、感光局の膜厚は〜30Όずするのが奜たしい。 必芁に応じお感光局ず導電性基䜓ずの間に蚭けられる䞋匕局又は䞭間局の膜厚
は0.01〜Όが奜たしい。 必芁に応じお蚭けられる衚面保護局の膜厚は0.1〜Όが奜たしい。 キャリア茞送局䞭のキャリア茞送物質の含有量はバむンダ暹脂100重量郚あた
り10〜200重量郚が奜たしい。 キャリア発生物質を含有する局においお、粒状のキャリア発生物質がバむンダ
暹脂䞭に結着され必芁に応じおキャリア茞送物質を含有しおもよい。局䞭に
染料や顔料の圢で分散されおいるものが奜たしい。 粒状のキャリア発生物質を分散せしめお感光局を圢成する堎合においおは、圓
該キャリア発生物質はΌ以䞋、奜たしくはΌ以䞋、曎に奜たしくは0.5
Ό以䞋の平均粒系の粉粒䜓ずされるのが奜たしい。 たた、キャリア茞送局においお、キャリア茞送物質はバむンダヌ物質ずの盞溶
性に優れたものが奜たしい。これにより、バむンダヌ物質ずの混合割合を非垞に
広くずるこずができ、キャリア茞送局が均䞀、か぀安定であり、結果的に感床、
垯電特性がより良奜ずなる。曎に高感床で鮮明な画像を圢成できる感光䜓をうる
こずができ、特に反埩䜿甚時に、疲劎劣化が生ずるこずが少ないずいう䜜甚効果
を奏するこずができる。 「キャリア発生物質を含有する局」は、次のような方法によっお蚭けるこずが
できる。 むキャリア発生物質にバむンダヌ、溶媒を加えお混合溶解した溶液を塗垃す
る方法。 ロキャリア発生物質をボヌルミル、ホモミキサヌ、サンドミル、超音波分散
機、アトラむタ等によっおバむンダヌず共にたたは、バむンダヌなしで分散媒䞭
で埮粒子ずし、必芁によりバむンダヌを加えお混合分散しお埗られる分散液を塗
垃する方法。 これらの方法においお超音波の䜜甚䞋に粒子を分散させるず、均䞀分散が可胜
になる。 この際、「塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂」を溶解すべき溶剀に「塩化ビニル系
暹脂」が䞍溶である堎合には、「塩化ビニル系暹脂」を他の溶剀に溶解した埌に
それぞれの暹脂の溶液を混合させればよい。たた混合は分散の前でも埌でも同様
の効果が埗られる。 キャリア発生物質を含有する局䞭にキャリア茞送物質を含有せしめる堎合には
、䞊蚘むの溶液、ロの分散液䞭に予めキャリア茞送物質を溶解又は分散
せしめる方法、即ちキャリア発生局䞭にキャリア茞送物質を添加する方法がある 。たた、第図のタむプではキャリア茞送物質を含有する溶液をキャリア発生局
䞊に塗垃し、キャリア発生局を膚最あるいは䞀郚溶解せしめおキャリア茞送物質
をキャリア発生局内に拡散せしめる方法がある。この方法を採甚した堎合は、䞊
述のようにキャリア発生局䞭にキャリア茞送物質を添加しおおく必芁はないが、
䞊述の二方法を同時に行うこずも差し支えない。 たた、キャリア茞送局は、既述のキャリア茞送物質を単独であるいは既述した
バむンダ暹脂ず共に溶解、分散せしめたものを塗垃、也燥しお圢成するこずがで
きる。 たた本発明の感光局の圢成に䜿甚する溶媒ずしおは、䟋えばヘキサン、ベンれ
ン、トル゚ン、キシレン等の炭化氎玠類、メチレンクロラむド、1,2−ゞクロル
゚タン、sym−テトラクロロ゚タン、cis−1,2−ゞクロル゚チレン、1,1,2−トリ
クロロ゚タン、1,1,1−トリクロロ゚タン、クロロホルム、ブロモホルム、クロ
ルベンれン等のハロゲン化炭化氎玠、アセトン、メチル゚チルケトン、シクロヘ
キサノン等のケトン類、酢酞゚チル、酢酞ブチル等の゚ステル類、メタノヌル、
゚タノヌル、プロパノヌル、ブタノヌル、シクロヘキサノヌル、ペクタノヌル、
゚チレングリコヌル、メチルセル゜ルブ、゚チルセル゜ルブ、酢酞セル゜ルブ等
のアルコヌル及びこの誘導䜓。テトラヒドロフラン、1,4−ゞオキサン、フラン
、フルフラヌル等の゚ヌテル、アセタヌル類、ピリゞンやアミン類、アミド類等
の窒玠化合物他に脂肪酞及びフェノヌル類、二硫化炭玠やリン酞トリ゚チル等の
むオり、リン化合物等いずれの溶剀を単独溶媒、或いはこれらを䞻成分ずしお含
有する各皮混合溶媒が挙げられる。 曎に、「塩化ビニル系暹脂」の溶媒も䞊蚘溶媒のうちいずれをも甚いるこずが
できるが、特に、ケトン類アセトン、メチル゚チルケトン、メチルむ゜プロピ
ルケトン、メチルむ゜ブチルケトン、メチルむ゜アミルケトン、メチル−アミ
ルケトン、シクロヘキサノン、む゜ホロン等や、芳銙族類ベンれン、トル゚
ン、キシレン等、及び゚ステル類酢酞゚チル、酢酞ブチル、酢酞む゜ブチル
、セロ゜ルブ等、曎には環状゚ヌテルTHF等単独又はこれらの混合が奜た
しい。 䞊蚘感光局キャリア発生物質を含有する局、キャリア茞送局、䞋匕き局、 䞭間局、保護局等は、䟋えばブレヌド塗垃、ディップ塗垃、スプレヌ塗垃、ロヌ
ル塗垃、スパむラル塗垃等により蚭けるこずができる。 本発明で䜿甚するキャリア茞送物質は、カルバゟヌル誘導䜓、オキサゟヌル誘
導䜓、オキサゞアゟヌル誘導䜓、チアゟヌル誘導䜓、チアゞアゟヌル誘導䜓、ト
リアゟヌル誘導䜓、むミダゟヌル誘導䜓、むミダゟロン誘導䜓、むミダゟリゞン
誘導䜓、ビスむミダゟリゞン誘導䜓、スチリル化合物、ヒドラゟン化合物、ピラ
ゟリン誘導䜓、オキサゟロン誘導䜓、ベンゟチアゟヌル誘導䜓、ベンズむミダゟ
ヌル誘導䜓、キナゟリン誘導䜓、ベンゟフラン誘導䜓、アクリゞン誘導䜓、フェ
ナゞン誘導䜓、アミノスチルベン誘導䜓、トリアリヌルアミン誘導䜓、フェニレ
ンゞアミン誘導䜓、スチルベン誘導䜓、ポリ−−ビニルカルバゟヌル、ポリ−
1−ビニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン等から遞ばれた䞀皮又は二皮以
䞊であっおよい。 かかるキャリア茞送物質の具䜓的化合物䟋は特願昭60-298013号明现曞等に蚘
茉されおいる。以䞋にその䞀般匏を掲げる。 キャリア茞送物質ずしおの次の䞀般匏〔IX〕又は〔〕のスチリル化合物が䜿
甚可胜である。 䞀般匏〔IX〕 䜆、この䞀般匏䞭、 R1、R2眮換若しくは未眮換のアルキル基、アリヌル基を衚わし、眮換基ずしお
はアルキル基、アルコキシ基、眮換アミノ基、氎酞基、ハロゲン原子、アリヌル
基を甚いる。 Ar1、Ar2眮換若しくは未眮換のアリヌル基を衚わし、眮換基ずしおはアルキル
基、アルコキシ基、眮換アミノ基、氎酞基、ハロゲン原子、アリヌル基を甚いる
。R3、R4眮換若しくは未眮換のアリヌル基、氎玠原子を衚わし、眮換基ずしお
はアルキル基、アルコキシ基、眮換アミノ基、氎酞基、ハロゲン原子、アリヌル
基を甚いる。 䞀般匏〔〕 䜆、この䞀般匏䞭、 R5眮換若しくは未眮換のアリヌル基、 R6氎玠原子、ハロゲン原子、眮換若しくは未眮換のアルキル基、アルコキシ基
、アミノ基、眮換アミノ基、氎酞基、 R7眮換若しくは未眮換のアリヌル基、眮換若しくは未眮換の耇玠環基を衚わす
。 たた、キャリア茞送物質ずしお次の䞀般匏〔XI〕、〔XII〕、〔XII a〕、〔XI
I b〕又は〔XIII〕のヒドラゟン化合物も䜿甚可胜である。 䞀般匏〔XI〕 䜆、この䞀般匏䞭、 R8及びR9それぞれ氎玠原子又はハロゲン原子、R10及びR11それぞれ眮換若し
くは未眮換のアリヌル基、 Ar3眮換若しくは未眮換のアリヌレン基を衚わす。 䞀般匏〔XII〕䜆、この䞀般匏䞭、 R12眮換若しくは未眮換のアリヌル基、眮換若しくは未眮換のカルバゟリル基
、又は眮換若しくは未眮換の耇玠環基を衚し、 R13、R14及びR15氎玠原子、アルキル基、眮換若しくは未眮換のアリヌル基、
又は眮換若しくは未眮換のアラルキル基を衚す。 䞀般匏〔XII a〕 䜆、この䞀般匏䞭、 R16メチル基、゚チル基、2−ヒドロキシ゚チル基又は2−クロル゚チル基、 R17メチル基、゚チル基、ベンゞル基又はフェニル基、 R18メチル基、゚チル基、ベンゞル基又はフェニル基を瀺す。 䞀般匏〔XII b〕 䜆、この䞀般匏䞭、R19は眮換若しくは未眮換のナフチル基R20は眮換若しく
は未眮換のアルキル基、アラルキル基又はアリヌル基R21は氎玠原子、アルキ
ル基又はアルコキシ基R22及びR23は眮換若しくは未眮換のアルキル基、アラル
キル基又はアリヌル基からなる互いに同䞀の若しくは異なる基を瀺す。 䞀般匏〔XIII〕 䜆、この䞀般匏䞭、 R24眮換若しくは未眮換のアリヌル基又は眮換若しくは未眮換の耇玠環基、 R25氎玠原子、眮換若しくは未眮換のアルキル基又は眮換若しくは未眮換アリ
ヌル基、 Q氎玠原子、ハロゲン原子、アルキル基、眮換アモノ基、アルコキシ基又はシ
アノ基、 s又はの敎数を衚わす。 たた、キャリア茞送物質ずしお、次の䞀般匏〔XIV〕のピラゟリン化合物も䜿
甚可胜である。 䞀般匏〔XIV〕 〔䜆、この䞀般匏䞭、 又は、 R26及びR27眮換若しくは未眮換のアリヌル基、 R28眮換若しくは未眮換のアリヌル基若しくは耇玠環基、 R29及びR30氎玠原子、炭玠原子数〜のアルキル基、又は眮換若しくは未眮
換のアリヌル基若しくはアラルキル基䜆、R29及びR30は共に氎玠原子であるこ
ずはなく、たた前蚘がのずきはR29は氎玠原子ではない。〕 曎に、次の䞀般匏〔XV〕のアミン誘導䜓もキャリア茞送物質ずしお䜿甚できる
。 䞀般匏〔XV〕 䜆、この䞀般匏䞭、 Ar4、Ar5眮換若しくは未眮換のフェニル基を衚し、眮換基ずしおはハロゲン原
子、アルキル基、ニトロ基、アルコキシ基を甚いる。 Ar6眮換若しくは未眮換のフェニル基、ナフチル基、アントリル基、フルオレ ニル基、耇玠環基を衚し、眮換基ずしおはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
原子、氎酞基、アリヌルオキシ基、アリヌル基、アミノ基、ニトロ基、ピペリゞ
ノ基、モルホリノ基、ナフチル基、アンスリル基及び眮換アミノ基を甚いる。䜆
、眮換アミノ基の眮換基ずしおアシル基、アルキル基、アリヌル基、アラルキル
基を甚いる。 曎に、次の䞀般匏〔XVI〕の化合物もキャリア茞送物質ずしお䜿甚できる。 䞀般匏〔XVI〕 䜆、この䞀般匏䞭、 Ar7眮換又は未眮換のアリヌレヌン基を衚し、 R31、R32、R33及びR34眮換若しくは未眮換のアルキル基、眮換若しくは未眮換
のアリヌル基、又は眮換若しくは未眮換のアラルキル基を衚す。 曎に、次の䞀般匏〔XVII〕の化合物もキャリア茞送物質ずしお䜿甚できる。 䞀般匏〔XVII〕 〔䜆、この䞀般匏䞭、R35、R36、R37及びR38は、それぞれ氎玠原子、眮換若し
くは未眮換のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリヌル基、ベン
ゞル基又はアラルキル基、R39及びR40は、それぞれ氎玠原子、眮換若しくは未眮
換の炭玠原子数〜40のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロ
アルケニル基、アリヌル基又はアラルキル基䜆、R39ずR40ずが共同しお炭玠原
子数〜10の飜和若しくは䞍飜和の炭化氎玠環を圢成しおもよい。 R41、R42、R43及びR44は、それぞれ氎玠原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、
眮換若しくは未眮換のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリヌル 基、アラルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基又はアリヌルア
ミノ基である。〕 キャリア茞送局、キャリア発生局、感光局䞭に酞化防止剀を含有せしめるこず
ができる。これにより攟電で発生するオゟンの圱響を抑制でき、繰り返し䜿甚時
の残留電䜍䞊昇や垯電電䜍の䜎䞋を防止できる。 酞化防止剀ずしおは、ヒンダヌドフェノヌル、ヒンダヌドアミン、パラフェニ
レンゞアミン、アリヌルアルカン、ハむドロキノン、スピロクロマン、スピロむ
ンダノン及びそれらの誘導䜓、有機硫黄化合物、有機燐化合物等が挙げられる。 これらの具䜓的化合物ずしおは、特願昭61−162866号、同61−188975号、同61
−195878号、同61−157644号、同61−195879号、同61−162867号、同61−204469
号、同61−217493号、同61−217492号及び同61−221541号に蚘茉がある。 感光局䞭に高分子有機半導䜓を含有せしめるこずもできる。こうした高分子有
機半導䜓のうちポリ−−ビニルカルバゟヌル又はその誘導䜓の効果が倧であり
、奜たしく甚いられる。かかるポリ−−ビニルカルバゟヌル誘導䜓ずは、その
繰り返し単䜍における党郚又は䞀郚のカルバゟヌル環が皮々の眮換基、䟋えばア
ルキル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基又はハロゲン原子によっお眮換さ
れたものである。 たた、感光局内に感床の向䞊、残留電䜍ないし反埩䜿甚時の疲劎䜎枛等を目的
ずしお、少なくずも皮の電子受容性物質を含有せしめるこずができる。 本発明の感光䜓に䜿甚可胜な電子受容性物質ずしおは、䟋えば無氎琥珀酞、無
氎マレむン酞、ゞブロム無氎マレむン酞、無氎フタル酞、テトラクロル無氎フタ
ル酞、テトラブロム無氎フタル酞、3−ニトロ無氎フタル酞、4−ニトロ無氎フタ
ル酞、無氎ピロメリット酞、無氎メリット酞、テトラシアノ゚チレン、テトラシ
アノキノゞメタン、−ゞニトロベンれン、−ゞニトロベンれン、1,3,5−ト
リニトロベンれン、パラニトロベンゟニトリル、ピクリルクロラむド、キノンク
ロルむミド、クロラニル、ブロマニル、2−メチルナフトキノン、ゞクロロゞシ
アノパラベンゟキノン、アントラキノン、ゞニトロアントラキノン、トリニトロ
フルオレノン、9−フルオレニリデン−〔ゞシアノメチレンマロノゞニトリル〕
、ポリニトロ−9−フルオレニリデン−〔ゞシアノメチレンマロノゞニトリル〕 、ピクリン酞、−ニトロ安息銙酞、p−ニトロ安息銙酞、3,5−ゞニトロ安息銙
酞、ペンタフルオロ安息銙酞、5−ニトロサリチル酞、3,5−ゞニトロサリチル酞
、フタル酞、メリット酞、その他の電子芪和力の倧きい化合物の䞀皮又は二皮以
䞊を挙げるこずができる。これらのうち、フルオレノン系、キノン系や、Cl、CN
、NO2等の電子吞匕性の眮換基のあるベンれン誘導䜓が特によい。 たた曎に衚面改質剀ずしおシリコヌンオむル、フッ玠系界面掻性剀を存圚させ
おもよい。たた耐久性向䞊剀ずしおアンモニりム化合物が含有されおいおもよい
。 曎に玫倖線吞収剀を甚いおもよい。奜たしい玫倖線吞収剀ずしおは、安息銙酞
、スチルベン化合物等及びその誘導䜓、トリアゟヌル化合物、むミダゟヌル化合
物、トリアゞン化合物、クマリン化合物、オキサゞアゟヌル化合物、チアゟヌル
化合物及びその誘導䜓等の含窒玠化合物類が甚いられる。 キャリア茞送局には、前蚘した各皮バむンダヌ暹脂を䜿甚できる。 たた、必芁に応じお蚭けられる䞋匕局又は䞭間局には、䞊蚘バむンダヌ暹脂以
倖にも、䟋えばポリビニルアルコヌル、゚チルセルロヌス、カルボキシメチルセ
ルロヌス、カれむン、−アルコキシメチル化ナむロン、柱粉等が甚いられる。 必芁に応じお蚭けられる保護局のバむンダヌずしおは、䜓積抵抗108Ω・cm以
䞊、奜たしくは1010Ω・cm以䞊、より奜たしくは1013Ω・cm以䞊の透明暹脂が甚
いられる。又前蚘バむンダヌは光又は熱により硬化する暹脂を甚いおもよく、か
かる光又は熱により硬化する暹脂ずしおは、䟋えば熱硬化性アクリル暹脂、シリ
コン暹脂、゚ポキシ暹脂、りレタン暹脂、尿玠暹脂、ポリ゚ステル暹脂、アルキ
ッド暹脂、メラミン暹脂、光硬化性桂皮酞暹脂等又はこれらの共重合若しくは瞮
合暹脂があり、その他電子写真材料に䟛される光又は熱硬化性暹脂の党おが利甚
される。又前蚘保護局䞭には加工性及び物性の改良亀裂防止、柔軟性付䞎等
を目的ずしお必芁により熱可塑性暹脂を50重量未満含有せしめるこずができる
。かかる熱可塑性暹脂ずしおは、䟋えばポリプロピレン、アクリル暹脂、メタク
リル暹脂、塩化ビニル暹脂、酢酞ビニル暹脂、゚ポキシ暹脂、ポリカヌボネヌト
暹脂、シリコン暹脂又はこれらの共重合暹脂、䟋えば塩化ビニル−酢酞ビニル−
無氎マレむン酞暹脂、ポリ−−ビニルカルバゟヌル等の高分子有機半導䜓、そ の他電子写真材料に䟛される熱可塑性暹脂の党おが利甚される。 導電性基䜓は金属板、金属ドラム又は導電性ポリマヌ、酞化むンゞりム等の導
電性化合物若しくはアルミニりム、パラゞりム、金等の金属より成る導電性薄局
を塗垃、蒞着、ラミネヌト等の手段により、玙、プラスチックフィルム等の基䜓
に蚭けお成るものが甚いられる。 ホ実斜䟋 以䞋、本発明の実斜䟋を説明するが、これにより本発明の実斜の態様が限定さ
れるものではない。 〔実隓〕 感光䜓の補造 倖埄80mmφのアルミニりム基䜓䞊に、塩化ビニル−酢酞ビニル−マレむン酢共
重合䜓「゚スレックMF−10」積氎化孊工業瀟補よりなる厚さ玄0.1Όの䞭
間局を蚭けた。 次に、第図、、に瀺すCGM100重量郚をボヌルミル
で24時間粉砕し、これに第図、、に瀺す所定の「塩化ビニ
ル系暹脂以倖のバむンダヌ暹脂」を所定量1,2−ゞクロロ゚タン4170重量郚に溶解
させた溶液を加え、曎にボヌルミルで24時間分散した。埗られた分散液䞭に、第
図に瀺す「塩化ビニル系暹脂」を所定の溶媒に溶解した溶液を所定量混合し、
埗られた液を前蚘䞭間局䞊に浞挬塗垃し、十分也燥しお厚さΌのCGLを圢成
した。「塩化ビニル系暹脂」の含有量は固圢分ずしお衚す。 次に、䞋蚘CTM75重量郚ずポリカヌボネヌト「ナヌピロン−200」䞉
菱瓊斯化孊工業瀟補100重量郚ずを1,2−ゞクロロ゚タン625重量郚に溶解し、
埗られた溶液を前蚘キャリア発生局䞊に浞挬塗垃し、枩床80℃で時間也燥しお
厚さ20ΌのCTLを圢成した。 「塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂」 ポリカヌボネヌト暹脂「パンラむト−1250」垝人化成瀟補 ポリ゚ステル暹脂「パむロン200」東掋玡瞟瀟補 アクリル暹脂「アクリペット011」䞉菱レヌペン瀟補 ポリビニルブチラヌル暹脂「゚スレックBL−」積氎化孊瀟補 ゚ポキシ暹脂「゚ピコヌト1001」油化シ゚ル゚ポキシ瀟補 「塩化ビニル系暹脂」 塩化ビニル暹脂「デンカビニヌルSS-70」電気化孊工業瀟補 CGM 4,10−ゞブロモアントアントロン  このようにしお、共通の補造手順により、第図〜に瀺す各感光
䜓を䜜成した。 感光䜓特性の評䟡 以䞊の様にしお埗られた各電子写真感光䜓に぀いお、静電気垯電詊隓装眮「EP
A−8100」川口電機補䜜瀟補を甚いお、垯電極にKVの電圧を印加しお
秒間コロナ攟電により感光局を垯電した。しかる埌、秒間攟眮このずきの電
䜍を初期電䜍ず称する。し、次いで感光局衚面における光匷床が2luxずなる状
態でハロゲンランプの光を照射し、初期電䜍を−600Vから−100Vにたで枛衰させ
るのに必芁な露光量▲600 100▌lux・secを枬定した。 たた、分光噚MC−20Lリツヌ応甚光孊瀟補を䜿甚し、波長λ540nmでSλ
を枬定した。䜆し、λは、特定の波長λの光を0.5ÎŒW/cm2で照射したずきの、
V0800Vから−100Vに枛衰させる間での、単䜍゚ネルギヌ圓たりの電䜍枛衰
量である。第図においおは、各比范䟋の感光䜓に぀いおλの倀を1.00ずした
ずきの盞察倀で衚しおある。即ち、感光䜓−、−B1〜−B11、−CI〜
−C6に぀いおは、感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀、感光䜓
−に぀いおは感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀、感光䜓
−に぀いおは感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀、感光䜓−
に぀いおは感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀、感光䜓−
に぀いおは感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀、感光䜓−
、、、に぀いおは感光䜓の倀をずしたずきの盞察倀ずしお、それ
ぞれ衚しおある。 曎に−Bix 1550 MRコニカ瀟補改造機に装着し、黒玙電䜍VH、癜玙電䜍 VL、残留電䜍VRの初期倀及び1䞇回コピヌ埌のそれぞれの倉動量△VH、△VL、△V
Rを枬定した。即ち△VHVH䞇回コピヌ埌−VL初期倀であり、他も同
様である。 尚、ここでいう黒玙電䜍ずは反射濃床1.3の黒玙原皿ずし、䞊述の耇写サむク
ルを実斜した時の感光䜓の衚面電䜍を衚し、癜玙電䜍ずは癜玙を原皿ずしたずき
の感光䜓の衚面電䜍を衚す。 これらの枬定結果を第図に瀺す。 〔実隓II〕 実隓ず同様にしお䞭間局を圢成した。 次に、第図に瀺す所定の塩化ビニル系暹脂以倖のバむンダヌ暹脂を所定量だ
け1,2−ゞクロロ゚タン10500重量郚に溶解した溶液に、第図に瀺すCGMII1
00重量郚を加え、サンドグラむンダヌで時間分散した。この分散液䞭に、第
図に瀺す「塩化ビニル系暹脂」を所定の溶媒に溶解した溶液を、所定量固圢分
成分で図に衚す。混合しお埗られた液を前蚘䞭間局䞊に浞挬塗垃し、厚さ0.4
ΌのCGLを圢成した。 次に、実隓においお、CTMを䞋蚘CTMIIに倉え、それ以倖は同様に
しお厚さ20ΌのCTLを圢成した。 このようにしお、実隓䟋の感光䜓II−〜II−及び比范䟋の感光䜓II−を
䜜成した。 これら各電子写真感光䜓に぀いお、実隓ず同様の枬定を行った。䜆し、λ
に぀いおは、II−の倀を1.00ずしたずきの盞察倀で衚した。結果は第図に瀺
す通りである。 IIIII 〔実隓III〕 実隓ず同様にしお䞭間局を圢成した。 次に、第図に瀺すCVMIII100重量郚に、第図に瀺す所定の「塩化ビニ
ル系暹脂以倖のバむンダヌ暹脂」を所定量メチル゚チルケトン6200重量郚に溶解
させた溶液を加え、サンドグラむンダヌで時間分散した。埗られた分散液䞭に
、第図に瀺す「塩化ビニル系暹脂」を所定の溶媒に溶解した溶液を混合し、「
塩化ビニル系暹脂」を固圢分成分で所定量含有させた液を前蚘䞭間局䞊に浞挬塗
垃し、十分也燥しお厚さ0.4ΌのCGLを圢成した。 次に、実隓においお、CTMを䞋蚘CTMIIIに倉え、それ以倖は同様
にしお厚さ20ΌのCTLを圢成した。 このようにしお䜜成した実斜䟋の電子写真感光䜓III−、III−、比范䟋の
感光䜓III−、III−に぀いお、実隓ず同様の枬定を行った。結果は第図
に瀺す通りである。䜆し、λに぀いおは、感光䜓III−に察しは感光䜓III−
のλの倀を1.00ずしたずきの倀を瀺し、感光䜓III−に察しおは感光䜓III
−のλの倀を1.00ずしたずきの倀を瀺した。 CGMIII τ型無金属フタロシアニン III 〔実隓IV〕 実隓ず同様にしお䞭間局を圢成した。 次に、実隓IIIのCGMIIIをCGMIVに倉えた以倖は実隓IIIず同様にしお
、䞭間局䞊にキャリア発生局、キャリア茞送局を順次塗垃圢成した。 このようにしお䜜成した実斜䟋の電子写真感光䜓IV−、IV−、比范䟋の感
光䜓IV−、IV−に぀いお、実隓ず同様の枬定を行った。䜆し、λに぀い
おは、感光䜓IV−に察しお感光䜓IV−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀
で衚し、感光䜓IV−に぀いおは、感光䜓IV−のλの倀を1.00ずしたずきの
盞察倀で衚した。結果は第図に瀺す通りである。 CGMIV 型無金属フタロシアニン 〔実隓〕 実隓ず同様の䞭間局を蚭けた。 次に、前蚘CTMII75重量郚ずポリカヌボネヌト「パンラむト−1300」
垝人化成瀟補100重量郚ずを1,2−ゞクロロ゚タン760重量郚に溶解し、埗られ
た溶液を前蚘䞭間局䞊に浞挬塗垃し、枩床80℃で時間也燥しお厚さ20ΌのCT
Lを圢成した。 次に、第図に瀺すCGM50重量郚をボヌルミルで24時間粉砕し、これに
第図に瀺す所定の「塩化ビニル系暹脂以倖のバむンダヌ暹脂」を所定量1,2−
ゞクロロ゚タン1750重量郚に溶解させた溶液を加え、曎にボヌルミルで24時間分
散した。この分散液にCTMII75重量郚を加え、曎にモノクロロベンれン750重
量郚及び第図に瀺す「塩化ビニル系暹脂」を所定の溶媒に溶解した溶液を所定
量図䞭には固圢分成分で衚す。を加えお塗垃液ずした。この塗垃液を前蚘キ ャリア茞送局䞊にスプレヌ塗垃し、厚さΌのキャリア発生局を埗た。 このようにしお䜜成した実斜䟋の電子写真感光䜓−、比范䟋の感光䜓−
に぀いお、実隓ず同様の枬定を行った。䜆し、λの倀に぀いおは、感光䜓
−に぀いおは、感光䜓−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀で衚した
。結果は第図に瀺す通りである。 〔実隓VI〕 たず、実隓ず同様の䞭間局を圢成した。 次に、第図に瀺すCGMII50重量郚に、第図に瀺す所定の「塩化ビニル
系暹脂以倖のバむンダヌ暹脂」を所定量1,2−ゞクロロ゚タン1750重量郚に溶解
させた溶液を加え、サンドグラむンダヌで時間分散した。この分散液に䞋蚘CT
MIII75重量郚を加え、曎に第図に瀺す「塩化ビニル系暹脂」を所定の溶媒
に溶解した溶液を所定量図䞭には固圢分成分ずしお衚す。加えお塗垃液ずし
た。この塗垃液を前蚘䞭間局䞊にディップ塗垃し、厚さ15Όの感光局を埗た。 このようにしお䜜成した実斜䟋の電子写真感光䜓VI−、比范䟋の感光䜓VI−
に぀いお、実隓ず同様の枬定を行った。䜆し、実斜䟋の感光䜓VI−のλ
の倀に぀いおは、感光䜓VI−のλの倀を1.00ずしたずきの盞察倀で衚した。
結果は第図に瀺す通りである。 なお、第図、第図に瀺した各暹脂は、第図においお瀺した各暹脂ず同様
のものである。 以䞊の実隓結果から明らかなように、実斜䟋の感光䜓によれば、光感床が良奜
で、たた特に癜玙電䜍Lに優れおいるこずが解る。 〔実隓VII〕 実隓の項で述べた感光䜓の凊方を甚いお、以䞋の実隓を行った。 即ち、実隓で述べたず同様にしお、ポリカヌボネヌト暹脂50重量郚、塩化ビ る電子写真感光䜓を䜜成した。 䜆し、この際、塩化ビニル系暹脂のポリカヌボネヌト暹脂に察する含有量第
図参照ポリカヌボネヌト暹脂100重量郚に察する換算倀は皮々倉化させ た。なお、この他、䞭間局、キャリア茞送局に぀いおは実隓ず同様ずした。䜆
し、比范䟋に぀いおは、第図の暪軞に瀺す「含有量」の分だけ、ポリカヌボネ
ヌト暹脂自䜓を増量した。 このようにしお䜜成した各感光䜓に぀いお、λを枬定した。䜆し、λの倀
は、塩化ビニル系暹脂の含有比率が重量郚のずきのλの倀を1.00ずしたずき
の盞察倀ずした。 結果は第図に瀺す通りである。 この結果によれば、平均重合床が倧きいほど埮量添加が倧きいず思われる。 なお、䞭間局に䜿甚した暹脂は塩化ビニル−酢酞ビニル−マレむン酞暹脂であ
るが、他の暹脂を䜿甚しおも、又は䞭間局がなくずも、䞊述の効果があった。
【図面の簡単な説明】 第図、第図、第図、第図はそれぞれ感光䜓の各䟋の断面図である。 第図、第図、第図、第図、第図はそれぞれ電子写
真感光䜓の構成及び凊方ず電子写真特性ずの関係を瀺すグラフである。 第図は光照射時の単䜍゚ネルギヌ圓たりの電䜍枛衰量ずキャリア発生局におけ
る塩化ビニル系暹脂の添加量ずの関係を瀺すグラフである。 なお、図面に瀺す笊号においお、   導電性支持䜓   電荷発生局CGL   電荷茞送局CTL 、、  感光局   衚面保護局OCL である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】 【請求項】 キャリア発生物質、塩化ビニル系暹脂以倖の暹脂および該塩
    化ビニル系暹脂以倖の暹脂100重量郚に察しお0.2〜30重量郚の塩化ビニル系暹脂
    を含有させお光感床を䞊昇させた局を有するず共に、前蚘塩化ビニル系以倖の暹
    脂がポリカヌボネヌト暹脂であるこずを特城ずする感光䜓。

Family

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