JP2581863B2 - 立体形状計測装置及び立体形状計測用センサ - Google Patents

立体形状計測装置及び立体形状計測用センサ

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JP2581863B2
JP2581863B2 JP3344771A JP34477191A JP2581863B2 JP 2581863 B2 JP2581863 B2 JP 2581863B2 JP 3344771 A JP3344771 A JP 3344771A JP 34477191 A JP34477191 A JP 34477191A JP 2581863 B2 JP2581863 B2 JP 2581863B2
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capacitors
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、三角測量の原理を用
いて対象物体の立体形状を計測する立体形状計測装置及
び計測に用いるセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】図7を用いて光切断法により対象物体の
立体形状を計測する従来の方法を説明する。平面光を発
するレーザ光源41の前方にミラー43が配置され、ミ
ラー43の前方に計測の対象となる物体44が配置され
ている。対象物体44に対向するようにイメージセンサ
45が配置されている。
【0003】レーザ光源41から平面光を出射させる
と、平面光はミラー43により反射された後、物体44
を照射して物体44の表面上に輝線46を形成する。こ
の輝線46の像47が図示しない集光レンズによりイメ
ージセンサ45上に投影される。例えば、輝線46上の
点49はイメージセンサ45上の像47の点50に対応
している。ここで、物体44を照射する平面光42の方
程式は、ミラー43の振れ角度から決定される。一方、
輝線46上の点49はイメージセンサ45上に形成され
た像47の点50と集光レンズの中心点52とを通る直
線51上に存在し、直線51の方程式は像47の点50
が存在するイメージセンサ45の画素48の座標と集光
レンズの中心点52の座標とから決定される。このよう
にして得られた平面光42の方程式と直線51の方程式
の連立式を解くことにより、平面光42と直線51との
交点49の三次元座標を算出することができる。同様に
して、輝線46上の各点の座標がイメージセンサ45の
分解能に応じて求められる。
【0004】ミラー43を回転させて物体44を照射す
る平面光42を移動させると、物体44の表面上に形成
された輝線46もこの表面上を移動する。図4では輝線
46が物体44の表面上を移動する様子と、輝線46の
移動に対応してイメージセンサ45上の像47が移動す
る様子が示されている。そこで、ミラー43の角度を少
しづつ変えて、そのたびに物体44の表面に形成された
輝線46上の各点の座標を算出することにより、物体4
4全体の三次元座標が求められる。以上のようにして物
体44の立体形状を計測することが可能であるが、物体
44全体の三次元座標を求めるためには、数十から数百
の像47をイメージセンサ45によって撮り込む必要が
ある。このため、物体44全体の座標計測に長時間を要
し、例えば毎秒30フレームのリアルタイム処理を行う
ことは困難であった。
【0005】この処理時間の問題を解決するために、米
国特許第4,794,262号には図8に示されるよう
な新たな光切断法の方式が提案されている。レーザ発振
器61から発したレーザ光はレンズ62により平面状に
拡開された後、一定の角速度で回転するポリゴンミラー
63で反射して物体64を照射する。物体64上に形成
された輝線の像がイメージ装置69のイメージセンサ7
0のイメージ面71上に結ばれる。ポリゴンミラー63
の近傍にはフォトセンサ65が配置されており、ポリゴ
ンミラー63の回転角度が基準値になると、ポリゴンミ
ラー63での反射光がフォトセンサ65に入射され、フ
ォトセンサ65からタイマー67及びカウンタ68にリ
セット信号が出力される。これにより、タイマー67及
びカウンタ68が始動し、タイマー67でクロックが発
生されると共にこのクロックがカウンタ68で積算され
る。すなわち、ポリゴンミラー63の基準角度からの偏
角が経過時間としてカウンタ68の出力で表される。従
って、このカウンタ68の出力値を用いることにより、
平面光の方程式を立てることができる。
【0006】イメージセンサ70のイメージ面71にお
いて各画素を輝線の像が横切ると、このときのカウンタ
68の出力値がラッチされ、メモリユニット72に記憶
される。同様にして、平面光が物体64の表面を一回走
査する間に各画素に対応する経過時間が順次イメージ装
置69のメモリユニット72に記憶される。そして、走
査が完了すると、メモリユニット72に記憶された経過
時間の値を順次読み出し、データ処理部73で各画素に
対応する物体64の表面上の点の座標が算出される。こ
のようにして、物体64全体の三次元座標が求められ
る。図8に示した方法では、平面光を一回走査させるだ
けで物体64全体の計測が可能となるので、計測時間の
大幅な短縮化が実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、形状計
測の精度を向上させるためには、タイマー67で発生さ
れるクロックの最小単位を小さくして時間計測の分解能
を上げる必要がある。例えば、一回の平面光の走査時間
全体を2048=211に分解するより、4096=212
に分解した方が、それだけ細かく経過時間を取り出すこ
とができ、高精度の形状計測が可能となる。そこで、走
査時間全体を4096に分解して経過時間を計測しよう
とすると、カウンタ68から経過時間を取り込むために
イメージセンサ70の各画素に対応させてカウンタ68
から少なくとも12ビットの配線を設ける必要が生じ
る。このため、LSIの配線技術を用いて各画素間にこ
のような配線を形成すると、配線の占める面積が大きく
なって、画素の占める面積を小さくしなければならなく
なる。すなわち、時間計測の精度を向上させようとする
と、イメージセンサの開口率が低下し、輝線の像を高精
度で取り込むことができなくなるという問題点があっ
た。この発明はこのような問題点を解消するためになさ
れたもので、対象物体の立体形状を高速に且つ高精度で
計測することができる立体形状計測装置及びそれに用い
られる立体形状計測用センサを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る立体形状
計測装置は、平面光を対象物体の表面に沿って走査させ
る光源手段と、対象物体に対向して配置されると共に複
数の画素を有するイメージセンサと、平面光により対象
物体表面に形成された輝線をイメージセンサ上に結像さ
せる光学系と、イメージセンサの各画素に対応して設け
られた複数のコンデンサと、平面光の走査開始前に複数
のコンデンサに所定量の電荷を蓄積させる充電手段と、
各コンデンサに対応して設けられると共に平面光の走査
開始時から輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々
にそのコンデンサに蓄積されている電荷を放電させる複
数の放電手段と、平面光の走査終了後に複数のコンデン
サに残留する電荷量から対象物体の立体形状を演算する
演算手段とを備えたものである。
【0009】また、請求項2に係る立体形状計測装置
は、平面光を対象物体の表面に沿って走査させる光源手
段と、対象物体に対向して配置されると共に複数の画素
を有するイメージセンサと、平面光により対象物体表面
に形成された輝線をイメージセンサ上に結像させる光学
系と、イメージセンサの各画素に対応して設けられた複
数のコンデンサと、平面光の走査開始前に複数のコンデ
ンサに蓄積されていた電荷を放電させる放電手段と、各
コンデンサに対応して設けられると共に平面光の走査開
始時から輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々に
そのコンデンサを充電する複数の充電手段と、平面光の
走査終了後に複数のコンデンサに蓄積された電荷量から
対象物体の立体形状を演算する演算手段とを備えたもの
である。
【0010】請求項3に係る立体形状計測用センサは、
二次元的に配列された複数のフォトセンサと、各フォト
センサに対応して設けられた複数のコンデンサと、複数
のコンデンサにそれぞれ所定量の電荷を蓄積させる複数
の充電手段と、複数のコンデンサに蓄積されている電荷
を徐々に放電させる複数の放電手段と、それぞれ対応す
るフォトセンサからの出力信号に応じて対応する放電手
段による対応するコンデンサの放電を停止させる放電停
止手段と、各コンデンサに残留する電荷量を読み出す複
数の読み出し手段とを備え、フォトセンサが第1の層に
位置すると共にコンデンサ、充電手段、放電手段、放電
停止手段及び読み出し手段が第2の層に位置するような
二層構造としたものである。
【0011】請求項4に係る立体形状計測用センサは、
二次元的に配列された複数のフォトセンサと、各フォト
センサに対応して設けられた複数のコンデンサと、複数
のコンデンサに蓄積されていた電荷を放電させる複数の
放電手段と、複数のコンデンサを徐々に充電する複数の
充電手段と、それぞれ対応するフォトセンサからの出力
信号に応じて対応する充電手段による対応するコンデン
サの充電を停止させる充電停止手段と、各コンデンサに
蓄積された電荷量を読み出す複数の読み出し手段とを備
え、フォトセンサが第1の層に位置すると共にコンデン
サ、放電手段、充電手段、充電停止手段及び読み出し手
段が第2の層に位置するような二層構造としたものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1の立体形状計測装置においては、充電
手段が平面光の走査開始前に複数のコンデンサに所定量
の電荷を蓄積させ、放電手段が平面光の走査開始時から
輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々に対応する
コンデンサの電荷を放電させ、演算手段がコンデンサに
残留する電荷量から対象物体の立体形状を演算する。請
求項2の立体形状計測装置においては、放電手段が平面
光の走査開始前に複数のコンデンサに蓄積されていた電
荷を放電させ、充電手段が平面光の走査開始時から輝線
の像が対応する画素を通過するまで徐々に対応するコン
デンサを充電し、演算手段がコンデンサに蓄積された電
荷量から対象物体の立体形状を演算する。請求項3の立
体形状計測用センサにおいては、フォトセンサが第1の
層に形成される一方、コンデンサ、充電手段、放電手
段、放電停止手段及び読み出し手段が第2の層に形成さ
れる。請求項4の立体形状計測用センサにおいては、フ
ォトセンサが第1の層に形成される一方、コンデンサ、
放電手段、充電手段、充電停止手段及び読み出し手段が
第2の層に形成される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明の第1実施例に係る立体形
状計測装置を示すブロック図である。光源手段1は、平
面状の光を対象物体2に照射させると共にこの照射光で
対象物体2の表面を走査させるものである。具体的に
は、図7に示した従来の装置におけるレーザ光源41及
び回転ミラー43あるいは図8に示したレーザ発振器6
1、レンズ62及び回転ポリゴンミラー63等から構成
される。対象物体2に対向するように光学系3を介して
立体形状計測用センサ4が配置されている。光学系3
は、光学レンズ等から構成され、平面光の照射により対
象物体2の表面上に形成された輝線の像を立体形状計測
用センサ4の上に結ばせる。立体形状計測用センサ4に
は、対象物体2の立体形状を演算する演算手段5が接続
されている。
【0014】立体形状計測用センサ4の構造を図2に示
す。それぞれこのセンサ4の画素を構成する複数のフォ
トセンサ10が二次元的に配列されており、各フォトセ
ンサ10にそれぞれレベルスライサ回路11を介してフ
リップフロップ回路12が接続されている。図3の拡大
図に示されるように、電源ライン17にプリチャージ用
スイッチングトランジスタ15を介してコンデンサ13
が接続され、プリチャージ用スイッチングトランジスタ
15のゲート端子にプリチャージ制御ライン19が接続
されている。コンデンサ13とトランジスタ15との接
続点Pは放電用スイッチングトランジスタ16及び放電
用抵抗14を介して接地されており、放電用スイッチン
グトランジスタ16のゲート端子にフリップフロップ回
路12の出力端子が接続されている。さらに、接続点P
には、コンデンサ13に蓄積されている電荷量を読み出
すための読み出し用スイッチングトランジスタ21を介
して電荷転送ライン20が接続されている。また、フリ
ップフロップ回路12にはリセットライン18が接続さ
れている。
【0015】電源ライン17及びプリチャージ用スイッ
チングトランジスタ15により充電手段が、放電用抵抗
14及び放電用スイッチングトランジスタ16により放
電手段が、フリップフロップ回路12及び放電用スイッ
チングトランジスタ16により放電停止手段が、読み出
し用スイッチングトランジスタ21及び電荷転送ライン
20により読み出し手段がそれぞれ形成されている。こ
れらフォトセンサ10、レベルスライサ回路11、フリ
ップフロップ回路12、コンデンサ13、放電用抵抗1
4、プリチャージ用スイッチングトランジスタ15、放
電用スイッチングトランジスタ16及び読み出し用スイ
ッチングトランジスタ21が一組となって立体形状計測
用センサ4の各画素に対応して設けられている。
【0016】次に、この第1実施例の動作について図4
のタイミングチャートを参照して説明する。まず、平面
光の走査を開始する前の時刻tにプリチャージ制御ラ
イン19をハイレベルにしてプリチャージ用スイッチン
グトランジスタ15をオンさせる。これにより、電源ラ
イン17とコンデンサ13とが接続され、コンデンサ1
3に所定量の電荷が蓄積される。このようにしてコンデ
ンサ13が充電された後、プリチャージ制御ライン19
をローレベルにしてコンデンサ13を電源ライン17か
ら切り離す。時刻tに光源手段1により平面光の走査
を開始すると同時にリセットライン18をハイレベルに
してフリップフロップ回路12をリセットする。これに
より、放電用スイッチングトランジスタ16がオンさ
れ、コンデンサ13に蓄積されていた電荷は放電用抵抗
14を介して徐々に放電される。以上の動作は全ての画
素について同時に実行される。
【0017】次に、光学系3により結像された対象物体
2の輝線の像が時刻tに一つの画素のフォトセンサ1
0上を横切ると、フォトセンサ10の出力がレベルスラ
イサ回路11のしきい値を越えてレベルスライサ回路1
1からフリップフロップ回路12に検出信号が出力され
る。このため、フリップフロップ回路12によって放電
用スイッチングトランジスタ16がオフされ、コンデン
サ13からの電荷の放電が停止される。この動作は、各
画素のフォトセンサ10を輝線の像が横切るときにそれ
ぞれ実行される。
【0018】平面光の走査が完了すると、時刻tに読
み出し用スイッチングトランジスタ21をオンすること
により各コンデンサ13に残留する電荷量が順次電荷転
送ライン20を介して読み出される。
【0019】このようにして読み出された各コンデンサ
13の残留電荷量は演算手段5においてA/D変換され
る。このとき、各コンデンサ13の残留電荷量は平面光
の走査開始時から輝線の像がその画素を通過するまでの
経過時間△tに対応している。従って、この残留電荷量
により輝線の像がその画素を通過するときの平面光の方
程式を求めることができる。また、画素の座標と光学系
3の中心点の座標とからこれら画素及び光学系3の中心
点を通る直線の方程式が算出され、平面光とこの直線と
の交点を求めることにより対象物体2の輝線上の点の三
次元座標が算出される。このようにして対象物体2の立
体形状が演算手段5により演算される。
【0020】なお、この第1実施例においては、コンデ
ンサ13の残留電荷量を経過時間△tに対応させている
ので、コンデンサ13の容量のばらつき及び放電用抵抗
14の抵抗値のばらつきにより経過時間△tの計測の精
度が決定される。しかしながら、LSIのウエハプロセ
ス技術によりこれらのばらつきを極めて小さく抑えるこ
とができるため、高精度で経過時間△tを計測すること
が可能となる。さらに、フォトセンサ10で受けた光信
号のオン/オフをレベルスライサ回路11により所定の
しきい値でもって判断するため、フォトセンサ10の特
性のばらつき及び対象物体2の表面の反射率のばらつき
等に影響されることなく、輝線の像を捕らえることがで
きる。また、経過時間△tがアナログ量の電荷量で捕ら
えられるため、各画素のコンデンサ13にそれぞれ一本
の電荷転送ライン20を接続するだけで経過時間△tを
読み出すことができ、この立体形状計測用センサ4にお
ける配線の占める面積を小さく抑えることが可能とな
る。
【0021】この立体形状計測用センサ4は図5に示さ
れるように第1の層L1と第2の層L2とを有する二層
構造のLSIとして形成することができる。第1の層L
1には各画素のフォトセンサ10を形成し、第2の層L
2には各画素のフリップフロップ回路12、コンデンサ
13、放電用抵抗14、プリチャージ用スイッチングト
ランジスタ15、放電用スイッチングトランジスタ16
及び読み出し用スイッチングトランジスタ21と電源ラ
イン17、リセットライン18、プリチャージ制御ライ
ン19及び電荷転送ライン20を形成する。また、レベ
ルスライサ回路11はそのスペースに応じて第1の層L
1及び第2の層L2のいずれに配置してもよい。このよ
うな二層構造とすることにより、センサの開口率が著し
く向上し、さらに高精度の計測が可能となる。なお、図
5では簡略化のために第2の層L2に電荷転送ライン2
0のみが図示されており、他の部材は省略されている。
【0022】図6に第2実施例で用いられる立体形状計
測用センサの要部拡大図を示す。図6において図3と同
一番号が付されている部材はそれぞれ同一の部材を示し
ている。図2に示した立体形状計測用センサ4と同様
に、複数のフォトセンサ10が二次元的に配列されてお
り、各フォトセンサ10にそれぞれレベルスライサ回路
11を介してフリップフロップ回路12が接続されてい
る。電源ライン17に充電用スイッチングトランジスタ
22を介して充電用抵抗23とコンデンサ13とが直列
に接続され、充電用スイッチングトランジスタ22のゲ
ート端子にレベルスライサ回路11の出力端子が接続さ
れている。コンデンサ13と充電用抵抗23との接続点
Qは放電用スイッチングトランジスタ24を介して接地
されると共にこの接続点Qに読み出し用スイッチングト
ランジスタ21を介して電荷転送ライン20が接続され
ている。また、放電用スイッチングトランジスタ24の
ゲート端子には放電制御ライン25が接続されている。
【0023】放電用スイッチングトランジスタ24によ
り放電手段が、電源ライン17、充電用スイッチングト
ランジスタ22及び充電用抵抗23により充電手段が、
フリップフロップ回路12及び充電用スイッチングトラ
ンジスタ22により充電停止手段が、読み出し用スイッ
チングトランジスタ21及び電荷転送ライン20により
読み出し手段がそれぞれ形成されている。これらフォト
センサ10、レベルスライサ回路11、フリップフロッ
プ回路12、コンデンサ13、充電用抵抗23、充電用
スイッチングトランジスタ22、放電用スイッチングト
ランジスタ24及び読み出し用スイッチングトランジス
タ21が一組となって各画素に対応して設けられてい
る。
【0024】この立体形状計測センサにおいては、平面
光の走査を開始する前に放電制御ライン25をハイレベ
ルにして放電用スイッチングトランジスタ24をオンさ
せ、コンデンサ13に蓄積されていた電荷を放電させ
る。その後、放電制御ライン25をローレベルにして放
電用スイッチングトランジスタ24をオフさせる。次
に、平面光の走査を開始すると同時にリセットライン1
8をハイレベルにしてフリップフロップ回路12をリセ
ットする。これにより、充電用スイッチングトランジス
タ22がオンされ、電源ライン17から充電用抵抗23
を介してコンデンサ13に徐々に電荷が蓄積される。以
上の動作は全ての画素について同時に実行される。
【0025】次に、対象物体2の輝線の像が一つの画素
のフォトセンサ10上を横切ると、フォトセンサ10の
出力がレベルスライサ回路11のしきい値を越えてレベ
ルスライサ回路11からフリップフロップ回路12に検
出信号が出力される。このため、フリップフロップ回路
12によって充電用スイッチングトランジスタ22がオ
フされ、コンデンサ13への充電が停止される。この動
作は、各画素のフォトセンサ10を輝線の像が横切ると
きにそれぞれ実行される。
【0026】平面光の走査が完了すると、読み出し用ス
イッチングトランジスタ21をオンすることにより各コ
ンデンサ13に蓄積された電荷量が順次電荷転送ライン
20を介して読み出される。このようにして読み出され
た各コンデンサ13の蓄積電荷量から対象物体2の立体
形状が演算手段5により演算される。
【0027】この第2実施例では、各コンデンサ13に
蓄積された電荷量が第1実施例における経過時間△tに
対応するが、第1実施例と同様の効果を有する。また、
図6に示した回路構成の立体形状計測用センサにおいて
も、図5に示したような二層構造のLSIとして形成す
ることができる。第1の層L1に各画素のフォトセンサ
10を形成し、第2の層L2に他の部材を形成する。た
だし、レベルスライサ回路11は第1の層L1及び第2
の層L2のいずれに配置してもよい。このような二層構
造とすることにより、センサの開口率が著しく向上す
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る立
体形状計測装置は、平面光を対象物体の表面に沿って走
査させる光源手段と、対象物体に対向して配置されると
共に複数の画素を有するイメージセンサと、平面光によ
り対象物体表面に形成された輝線をイメージセンサ上に
結像させる光学系と、イメージセンサの各画素に対応し
て設けられた複数のコンデンサと、平面光の走査開始前
に複数のコンデンサに所定量の電荷を蓄積させる充電手
段と、各コンデンサに対応して設けられると共に平面光
の走査開始時から輝線の像が対応する画素を通過するま
で徐々にそのコンデンサに蓄積されている電荷を放電さ
せる複数の放電手段と、平面光の走査終了後に複数のコ
ンデンサに残留する電荷量から対象物体の立体形状を演
算する演算手段とを備えているので、対象物体の立体形
状を高速に且つ高精度で計測することができる。
【0029】また、請求項2に係る立体形状計測装置
は、平面光を対象物体の表面に沿って走査させる光源手
段と、対象物体に対向して配置されると共に複数の画素
を有するイメージセンサと、平面光により対象物体表面
に形成された輝線をイメージセンサ上に結像させる光学
系と、イメージセンサの各画素に対応して設けられた複
数のコンデンサと、平面光の走査開始前に複数のコンデ
ンサに蓄積されていた電荷を放電させる放電手段と、各
コンデンサに対応して設けられると共に平面光の走査開
始時から輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々に
そのコンデンサを充電する複数の充電手段と、平面光の
走査終了後に複数のコンデンサに蓄積された電荷量から
対象物体の立体形状を演算する演算手段とを備えている
ので、対象物体の立体形状を高速に且つ高精度で計測す
ることができる。
【0030】請求項3に係る立体形状計測用センサは、
フォトセンサが第1の層に位置すると共にコンデンサ、
充電手段、放電手段、放電停止手段及び読み出し手段が
第2の層に位置するような二層構造を有しているので、
センサの開口率が向上し、高精度な計測が可能となる。
【0031】請求項4に係る立体形状計測用センサは、
フォトセンサが第1の層に位置すると共にコンデンサ、
放電手段、充電手段、充電停止手段及び読み出し手段が
第2の層に位置するような二層構造を有しているので、
センサの開口率が向上し、高精度な計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る立体形状計測装置
を示すブロック図である。
【図2】第1実施例で用いられた立体形状計測用センサ
の構造を示す図である。
【図3】図2の立体形状計測用センサの要部拡大図であ
る。
【図4】第1実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】立体形状計測用センサの機能レイアウト図であ
る。
【図6】第2実施例で用いられる立体形状計測用センサ
の要部拡大図である。
【図7】従来の立体形状計測装置を示す図である。
【図8】従来の他の立体形状計測装置を示す図である。
【符号の説明】
1 光源手段 2 対象物体 3 光学系 4 立体形状計測用センサ 5 演算手段 10 フォトセンサ 12 フリップフロップ回路 13 コンデンサ 14 放電用抵抗 15 プリチャージ用スイッチングトランジスタ 16 放電用スイッチングトランジスタ 17 電源ライン 20 電荷転送ライン 21 読み出し用スイッチングトランジスタ 22 充電用スイッチングトランジスタ 23 充電用抵抗 24 放電用スイッチングトランジスタ 25 放電制御ライン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面光を対象物体の表面に沿って走査さ
    せる光源手段と、 対象物体に対向して配置されると共に複数の画素を有す
    るイメージセンサと、 平面光により対象物体表面に形成された輝線を前記イメ
    ージセンサ上に結像させる光学系と、 前記イメージセンサの各画素に対応して設けられた複数
    のコンデンサと、 平面光の走査開始前に前記複数のコンデンサに所定量の
    電荷を蓄積させる充電手段と、 各コンデンサに対応して設けられると共に平面光の走査
    開始時から輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々
    にそのコンデンサに蓄積されている電荷を放電させる複
    数の放電手段と、 平面光の走査終了後に前記複数のコンデンサに残留する
    電荷量から対象物体の立体形状を演算する演算手段とを
    備えたことを特徴とする立体形状計測装置。
  2. 【請求項2】 平面光を対象物体の表面に沿って走査さ
    せる光源手段と、 対象物体に対向して配置されると共に複数の画素を有す
    るイメージセンサと、 平面光により対象物体表面に形成された輝線を前記イメ
    ージセンサ上に結像させる光学系と、 前記イメージセンサの各画素に対応して設けられた複数
    のコンデンサと、 平面光の走査開始前に前記複数のコンデンサに蓄積され
    ていた電荷を放電させる放電手段と、 各コンデンサに対応して設けられると共に平面光の走査
    開始時から輝線の像が対応する画素を通過するまで徐々
    にそのコンデンサを充電する複数の充電手段と、 平面光の走査終了後に前記複数のコンデンサに蓄積され
    た電荷量から対象物体の立体形状を演算する演算手段と
    を備えたことを特徴とする立体形状計測装置。
  3. 【請求項3】 二次元的に配列された複数のフォトセン
    サと、 各フォトセンサに対応して設けられた複数のコンデンサ
    と、 前記複数のコンデンサにそれぞれ所定量の電荷を蓄積さ
    せる複数の充電手段と、 前記複数のコンデンサに蓄積されている電荷を徐々に放
    電させる複数の放電手段と、 それぞれ対応するフォトセンサからの出力信号に応じて
    対応する放電手段による対応するコンデンサの放電を停
    止させる放電停止手段と、 各コンデンサに残留する電荷量を読み出す複数の読み出
    し手段とを備え、前記フォトセンサが第1の層に位置す
    ると共に前記コンデンサ、前記充電手段、前記放電手
    段、前記放電停止手段及び前記読み出し手段が第2の層
    に位置するような二層構造としたことを特徴とする立体
    形状計測用センサ。
  4. 【請求項4】 二次元的に配列された複数のフォトセン
    サと、 各フォトセンサに対応して設けられた複数のコンデンサ
    と、 前記複数のコンデンサに蓄積されていた電荷を放電させ
    る複数の放電手段と、 前記複数のコンデンサを徐々に充電する複数の充電手段
    と、 それぞれ対応するフォトセンサからの出力信号に応じて
    対応する充電手段による対応するコンデンサの充電を停
    止させる充電停止手段と、 各コンデンサに蓄積された電荷量を読み出す複数の読み
    出し手段とを備え、前記フォトセンサが第1の層に位置
    すると共に前記コンデンサ、前記放電手段、前記充電手
    段、前記充電停止手段及び前記読み出し手段が第2の層
    に位置するような二層構造としたことを特徴とする立体
    形状計測用センサ。
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