JP2581812Y2 - 燃焼器具 - Google Patents

燃焼器具

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JP2581812Y2
JP2581812Y2 JP3048393U JP3048393U JP2581812Y2 JP 2581812 Y2 JP2581812 Y2 JP 2581812Y2 JP 3048393 U JP3048393 U JP 3048393U JP 3048393 U JP3048393 U JP 3048393U JP 2581812 Y2 JP2581812 Y2 JP 2581812Y2
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combustion
burner
locking
combustion cylinder
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JP3048393U
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JPH0684110U (ja
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鐵衛 内田
力 内田
義彦 足立
吉栄 桐生
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Corona Corp
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Corona Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は燃焼バ−ナを本体枠内
に内装された燃焼筒底部に備えた暖房器等の燃焼器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の燃焼器具に於いては、
バーナ取り付け台にバーナ部を装着した燃焼バ−ナユニ
ットの取り付けは、燃焼用送風機や炎検知器及び給油検
知装置や安全弁、空気弁等とともに下皿にネジにて固定
されていた。そこで、本考案の出願人はバーナ取り付け
台を用いずにバーナユニットを取り付け・取り外しでき
る燃焼器具を実願昭60−164034号(実開昭62
−75310号公報参照)にて提案した。この提案に関
わる燃焼器具では、燃焼バーナを固着したバーナ基板の
後方に形成した係止片を、炎筒を上面に設置し予め枠体
内に固定されている炎筒基板の後方下部に形成された係
止孔に挿入係止し、両基板の後方を係止状態のままバー
ナ基板の前側を起こして行き、バーナ基板のネジ孔と炎
筒基板の挿通孔とを合致させた後、ネジでネジ止めする
ものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで上述のような
燃焼器具では炎筒基板の後方下部の係止孔にバーナ基板
の後方の係止片を挿入係止後、バーナ基板の前側を起こ
して目で確認しながらバーナ基板のネジ孔と炎筒基板の
挿入孔とを合致させなければならず、しかも合致させた
後、その状態を手や治具等で保持しながらネジ止めしな
くてはならないため、組み立てや点検や修理のための取
り付け・取り外しが大変で時間もかかる等の多くの問題
点を有するものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この考案はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、前記燃焼
バーナユニットを固着するバーナ基板の後方に形成され
た係止片を、燃焼筒を上面に設置した燃焼筒基板の後方
下部に形成された係止部の間に係合させるとともに係止
部の上面にバーナ基板の後方の係合面を係合させ、前記
バーナ基板の前方に形成された突起部を前記燃焼筒基板
の前方に形成された係止孔に係止して取り付けるもので
ある。
【0005】
【作用】この燃焼バーナユニット1では、燃焼筒基板1
1の係止部16とバーナ基板7の係合面26を係合させ
た後、バーナ基板7の前面の突起部10を燃焼筒基板1
1の前面の係止孔18に係止させることにより、バーナ
基板7と燃焼筒基板11を嵌着できるとともにバーナ基
板7の前面のネジ孔9と燃焼筒基板11の前面のネジ用
孔17とが合致するものである。
【0006】従ってこの燃焼バーナユニット1は、ネジ
等により固定する前に仮止めの状態になり、前記両基板
を手や治具で支持することなくネジ止め作業ができ、ま
た、仮止めの状態でバーナ基板7の前面のネジ孔9と燃
焼筒基板11の前面のネジ用孔17とが合致するので、
ネジ孔9とネジ用孔17とを合わせる作業が不要とな
る。
【0007】
【実施例】次にこの考案に係る燃焼器具を図面に示され
た好適な一実施例で説明する。1は加熱手段(図示せ
ず)によって加熱され、電磁弁2を介して供給される燃
油を気化するとともに、この気化ガスと燃焼ファン3に
よって供給される燃焼空気を予め混合した後、気化燃焼
させる燃焼バーナユニットで、バーナヘッド4とバーナ
ヘッド受け5とバーナ本体6より構成されている。
【0008】7は後方に2つの係止片8を突設し、前面
には1つのネジ孔9と半球状のダボにて形成された2つ
の突起部10が形成されたバーナ基板で、前記燃焼バー
ナユニット1が取り付けられている。11は燃焼バーナ
ユニット1の外周を覆う上方開放の燃焼筒12を上面に
固着し中央に燃焼バーナユニット1の炎口部13が挿通
する開孔14を有し後方の屈曲片15に係止部16を形
成し前面には前記バーナ基板7のネジ孔9と突起部10
に対応したネジ用孔17及び係止孔18が設けられた燃
焼筒基板で、本体枠19内に固定されている。前記燃焼
筒基板11に前記バーナ基板7を取り付けることにより
前記燃焼筒基板11上に燃焼バーナユニット1の上部が
突出するようになっている。
【0009】20は前記燃焼筒12の上端部を閉口する
ように備えられた臭気除去用の触媒体であり、21は燃
焼筒12の外周を覆うように備えられ上方は開放すると
ともに燃焼筒12との間には適宜な間隔を有している遮
熱筒である。22は前記バーナ基板7と前記燃焼筒基板
11の間に挿入されるパッキンであり、23は前記バー
ナ基板7と前記燃焼筒基板11の前面よりネジ止めする
ネジである。
【0010】24は遮熱筒21後方の本体枠19背面に
備えられた対流ファンで、燃焼バーナユニット1の燃焼
で発生し、触媒体20を通過した熱排気を室内空気とと
もに本体枠19前面下方に備えた吹出口25から温風と
して放出し、該室内を温風暖房するものである。
【0011】この燃焼バーナユニット1を取り付ける場
合は、予め本体枠19内に固定している燃焼筒12下部
の燃焼筒基板11に対して、バーナ基板7の前側を下方
に向けて傾けながらバーナ基板7の後方の係止片8を燃
焼筒基板11の係止部16の間に位置を合わせ、そして
バーナ基板7の前面を起こしていくと、前記バーナ基板
7の係止片8の間の係合面26が前記燃焼筒基板11の
係止部16の上面と係合し、また、係止片8が左右を係
止部16に挟まれる状態となり、両基板の後方は係止さ
れ、両基板の前面は燃焼筒基板11の前面がたわんでバ
ーナ基板7の突起部10が燃焼筒基板11の係止孔18
と係合して嵌着し、合致した燃焼筒基板11の前面のネ
ジ用孔17とバーナ基板7の前面のネジ孔9を1つのネ
ジ23でネジ止めして完了するものである。
【0012】このように燃焼バーナユニット1を取り付
ける為に両基板の前面をネジ止めする際、嵌着している
ことにより前記両基板を手や治具で押さえてネジ用孔1
7とネジ孔9を合わせながらネジ止めする必要がなく、
楽にネジ止めして固定できるので組み立てや分解が容易
となり、使用するネジも1つでよいので部品点数も減ら
すことができる。
【0013】また、この燃焼バーナユニット1を取り外
す場合は、燃焼筒基板11の前面に見えるネジを外した
後、燃焼筒基板11とバーナ基板7の前面の鍔のすき間
27にマイナスドライバー等の先を差し込んで軽くねじ
ることにより、燃焼筒基板11の係止孔18とバーナ基
板7の突起部10の係合が外れて、バーナ基板7を前方
に引き出せば係合面26と係止部16との係止が外れて
簡単に取り外せるものである。
【0014】なお、本実施例では半球状のダボにて突起
部10を形成したが、これは丸孔の係止孔18に対して
係合部分がダボの半球状の周り全体となり、係合時の両
基板のガタが少なく、また、係止孔18がダボの半球面
状を滑るようにスムーズに移動するため、取り付け・取
り外しが大変容易となる。
【0015】突起部10の形状はこの半球状のダボに限
定されず、ダボ以外の形状として例えば図6〜図8のよ
うな形状があり、図6は突起部10を単なる突片にて形
成したもので、半球状のダボより突起部10の加工はし
やすく、一度係止孔20と係合すると外れにくく、ま
た、図7は突起部10をハーフカットにて形成したもの
で、係止孔20と接する部分が半球状のダボの半分であ
り、その分バーナ基板7が取り外し易く、点検や修理が
容易であり、また、図8は突起部10をカウンタ穴によ
り形成したもので、係止孔20は丸孔でよく、カウンタ
穴の円周部分が係止孔20と係合するため、突片や半球
状のダボよりさらに係合状態が確実という利点を持つ。
【0016】
【考案の効果】要するにこの考案は、本体枠19内に内
装される燃焼筒12底部に炎口部13が前記燃焼筒12
下部に露呈するよう燃焼バーナユニット1を装着するも
のに於いて、前記燃焼バーナユニット1を固着するバー
ナ基板7の後方に形成された係止片8を、燃焼筒12を
上面に設置した燃焼筒基板11の後方の下部に形成され
た係止部16の間に係合させるとともに、係止部16の
上面にバーナ基板7の後方の係合面26を係合させ、前
記バーナ基板7の前面に形成された突起部10を前記燃
焼筒基板11の前面に形成された係止孔18に係止して
取り付けたものであるから両基板の後方を係合させた
後、両基板の前面を押し合わせるだけで両基板が嵌着
し、両基板を支えることなく前面をネジ1つで簡単にネ
ジ止めすることができ、燃焼バーナユニット1の取り付
け・取り外しが容易となり組み立てや点検や修理での分
解が極めて短時間に行え、さらにネジも1つだけ使用す
ることにより部品点数を削減でき、コストダウンができ
るという種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例を付した燃焼器具の内部側面
図。
【図2】同要部分解斜視図。
【図3】同要部正面図。
【図4】同AA断面図。
【図5】同BB断面図。
【図6】この考案の突起部を突片にて形成した他の実施
例に係る両基板の説明図
【図7】この考案の突起部をハーフカットにて形成した
他の実施例に係る両基板の説明図
【図8】この考案の突起部をカウンタ穴にて形成した他
の実施例に係る両基板の説明図
【符号の説明】
1 燃焼バーナユニット 7 バーナ基板 8 係止片 9 ネジ孔 10 突起部 11 燃焼筒基板 12 燃焼筒 16 係止部 17 ネジ用孔 18 係止孔 19 本体枠 26 係合面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−75310(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23C 5/02 302

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠19内に内装される燃焼筒12底
    部に、炎口部13が前記燃焼筒12下部に露呈するよう
    燃焼バーナユニット1を装着するものに於いて、前記燃
    焼バーナユニット1を固着するバーナ基板7の後方に形
    成された係止片8を、燃焼筒12を上面に設置した燃焼
    筒基板11の後方下部に形成された係止部16の間に係
    合させるとともに係止部16の上面にバーナ基板7の後
    方の係合面26を係合させ、前記バーナ基板7の前面に
    形成された突起部10を前記燃焼筒基板11の前面に形
    成された係止孔18に係止して前記燃焼バーナユニット
    1を取り付けることを特徴とする燃焼器具。
  2. 【請求項2】 バーナ基板7の前方に設けた突起部10
    をダボにて形成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の燃焼器具。
JP3048393U 1993-05-14 1993-05-14 燃焼器具 Expired - Lifetime JP2581812Y2 (ja)

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JPH0684110U JPH0684110U (ja) 1994-12-02
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