JP2581737B2 - 高コレステロール血症治療用混合物 - Google Patents
高コレステロール血症治療用混合物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、オオバコ(psyllium)誘導体及びポリオー
ルポリエステル類の経口投与により血中コレステロール
レベルを低下させるための方法及び組成物に関する。
ルポリエステル類の経口投与により血中コレステロール
レベルを低下させるための方法及び組成物に関する。
発明の背景 高コレステロール(高コレステロール血症)は、今日
において主要なヘルスケアー問題となっている心血管系
疾患のリスクファクターであると認識されている。疫学
的研究によれば、いくつかの例外を除き、大量の飽和脂
肪及びコレステロールを摂取する人々は比較的高い血清
コレステロール濃度を有しかつ冠動脈系心疾患に起因し
て高死亡率であることが証明された。他のファクターも
心血管系疾患の進行に関与しうることが知られている
が、血清コレステロールの濃度(高コレステロール血症
により、循環系の各種部分(動脈硬化症)又は軟組織
(黄色腫症)において、望ましくない量でコレステロー
ルが蓄積することになる)と、冠動脈系疾患及び冠動脈
系死亡率との間には因果関係が存在するようである。
において主要なヘルスケアー問題となっている心血管系
疾患のリスクファクターであると認識されている。疫学
的研究によれば、いくつかの例外を除き、大量の飽和脂
肪及びコレステロールを摂取する人々は比較的高い血清
コレステロール濃度を有しかつ冠動脈系心疾患に起因し
て高死亡率であることが証明された。他のファクターも
心血管系疾患の進行に関与しうることが知られている
が、血清コレステロールの濃度(高コレステロール血症
により、循環系の各種部分(動脈硬化症)又は軟組織
(黄色腫症)において、望ましくない量でコレステロー
ルが蓄積することになる)と、冠動脈系疾患及び冠動脈
系死亡率との間には因果関係が存在するようである。
様々な食事及び薬物療法が、高コレステロール血症を
緩解又は予防するために提案されてきた。しかしなが
ら、これらの多くは望ましくない副作用を与えるか又は
最適とはいえない結果を与える。したがって、血中コレ
ステロールを低下させる物質に関する研究がなおも続い
ているのである。
緩解又は予防するために提案されてきた。しかしなが
ら、これらの多くは望ましくない副作用を与えるか又は
最適とはいえない結果を与える。したがって、血中コレ
ステロールを低下させる物質に関する研究がなおも続い
ているのである。
本発明において、非吸収性非消化性ポリエステル類
は、経口投与されるコレステロール低下用組成物として
オオバコ誘導体と共に用いられる。ある様態において、
本発明の組成物は脂溶性ビタミン類で更に強化されてい
る。
は、経口投与されるコレステロール低下用組成物として
オオバコ誘導体と共に用いられる。ある様態において、
本発明の組成物は脂溶性ビタミン類で更に強化されてい
る。
背景技術 ジェイ・イー・ガービン,デー・テー・フォーマン,
ダブル・アール・エイズマン及びシー・アール・フィリ
ップス,プロシーディング・オブ・ザ・ソサエティ・フ
ォア・エクスペリエンタル・バイオロジー・アンド・メ
ディシン,第120巻,第744頁,1965年〔J.E.Garvin,D.T.
forman,W.R.Eiseman and C.R.Phillips,Proceeding of
the Society for Experimental Biology and Medicine,
120,744(1965)〕は、血中コレステロールレベルを低
下させるヒトボランティアへのオオバコ〔商標名メタメ
シル(METAMUCIL)の下剤〕の投与について記載してい
る。更に、フォーマンら,前掲,第127巻,第1060−106
3頁,1968年参照。
ダブル・アール・エイズマン及びシー・アール・フィリ
ップス,プロシーディング・オブ・ザ・ソサエティ・フ
ォア・エクスペリエンタル・バイオロジー・アンド・メ
ディシン,第120巻,第744頁,1965年〔J.E.Garvin,D.T.
forman,W.R.Eiseman and C.R.Phillips,Proceeding of
the Society for Experimental Biology and Medicine,
120,744(1965)〕は、血中コレステロールレベルを低
下させるヒトボランティアへのオオバコ〔商標名メタメ
シル(METAMUCIL)の下剤〕の投与について記載してい
る。更に、フォーマンら,前掲,第127巻,第1060−106
3頁,1968年参照。
本発明においてコレステロール低下剤として用いられ
るタイプの非吸収性非消化性ポリオールポリエステル類
の使用に関しては、多数の米国特許がある。特に、米国
特許第3,600,186号;第4,005,195号;第4,005,196号
(脂溶性ビタミン類を含む);第4,034,083号(脂溶性
ビタミン類を含む);様々な食品組成物における、例え
ば、米国特許第4,368,213号;第4,461,782号;第3,579,
548号;並びに医薬品における、例えば、米国特許第3,9
54,976号;第4,241,054号;第4,264,583号;及び第4,38
2,924号明細書参照。ポリオールポリエステル類の製造
方法は、米国特許第3,963,699号;第4,517,360号;及び
第4,518,772号明細書に記載されている。これら特許の
すべては参考のため本明細書に組込まれる。
るタイプの非吸収性非消化性ポリオールポリエステル類
の使用に関しては、多数の米国特許がある。特に、米国
特許第3,600,186号;第4,005,195号;第4,005,196号
(脂溶性ビタミン類を含む);第4,034,083号(脂溶性
ビタミン類を含む);様々な食品組成物における、例え
ば、米国特許第4,368,213号;第4,461,782号;第3,579,
548号;並びに医薬品における、例えば、米国特許第3,9
54,976号;第4,241,054号;第4,264,583号;及び第4,38
2,924号明細書参照。ポリオールポリエステル類の製造
方法は、米国特許第3,963,699号;第4,517,360号;及び
第4,518,772号明細書に記載されている。これら特許の
すべては参考のため本明細書に組込まれる。
本発明で用いられるタイプのオオバコ誘導体(“ガ
ム”(以下、本発明において“ゴム”ともいう)又は
“親水性ムシロイド”とも呼ばれる)は商業的に商標名
メタムシルの下剤として知られており、グッドマン及び
ギルマン,ザ・ファーマコロジック・ベーシス・オブ・
セラピューティクス,第5版,第979頁,1975年〔Goodma
n and Gilman,The Phrmacologic Basis of Therapeutic
s,5th Ed.,979(197)〕に記載されている。
ム”(以下、本発明において“ゴム”ともいう)又は
“親水性ムシロイド”とも呼ばれる)は商業的に商標名
メタムシルの下剤として知られており、グッドマン及び
ギルマン,ザ・ファーマコロジック・ベーシス・オブ・
セラピューティクス,第5版,第979頁,1975年〔Goodma
n and Gilman,The Phrmacologic Basis of Therapeutic
s,5th Ed.,979(197)〕に記載されている。
更に、米国特許第3,455,714号及び第4,321,263号明細
書参照。
書参照。
発明の要旨 本発明は、ヒト又はより下等の動物において血中コレ
ステロールレベルを低下させるための経口投与用組成物
に関するが、この組成物は: a)オオバコ種子ゴム又はオオバコ種子ゴム源;及び b)非吸収性非消化性ポリオールポリエステルの混合物
を含むことを特徴とする。
ステロールレベルを低下させるための経口投与用組成物
に関するが、この組成物は: a)オオバコ種子ゴム又はオオバコ種子ゴム源;及び b)非吸収性非消化性ポリオールポリエステルの混合物
を含むことを特徴とする。
本発明は、治療の必要な患者(ヒト及びより下等の動
物の双方を含む)において血中コレステロールを低下さ
せるための方法にも関するが、この方法は: a)オオバコ種子ゴム又はオオバコ種子ゴム源;及び b)非吸収性非消化性ポリオールポリエステル;あるい
は c)(a)及び(b)の混合物 の安全有効量を上記患者に経口投与することを特徴とす
る。
物の双方を含む)において血中コレステロールを低下さ
せるための方法にも関するが、この方法は: a)オオバコ種子ゴム又はオオバコ種子ゴム源;及び b)非吸収性非消化性ポリオールポリエステル;あるい
は c)(a)及び(b)の混合物 の安全有効量を上記患者に経口投与することを特徴とす
る。
本発明の組成物は、顆粒のようなバルク形で、又は錠
剤、カプセル、発泡性書顆粒もしくは錠剤等のような単
位用量形で提供することができる。組成物は、医薬品の
処方者に周知の様々な香味剤、増量剤、錠剤補助剤等を
含有していてもよい。
剤、カプセル、発泡性書顆粒もしくは錠剤等のような単
位用量形で提供することができる。組成物は、医薬品の
処方者に周知の様々な香味剤、増量剤、錠剤補助剤等を
含有していてもよい。
任意的態様において、本発明の組成物は脂溶性ビタミ
ン類で強化させることができるが、その理由はポリオー
ルポリエステル類が望ましくないことにこれらビタミン
類の体内蓄積量を低下させてしまうからである。
ン類で強化させることができるが、その理由はポリオー
ルポリエステル類が望ましくないことにこれらビタミン
類の体内蓄積量を低下させてしまうからである。
本明細書におけるすべてのパーセンテージ、比率及び
割合は、他に指示のない限り、重量である。
割合は、他に指示のない限り、重量である。
発明の具体的な説明 本発明の実施に際して用いられるオオバコゴムは、プ
ランタゴ(Plantago)属の植物のオオバコ種子から得ら
れる。プランタゴ・ランセオレート(Plantago lanceol
ate)、P.ルゲリイ(P.rugelii)及びP.メジャー(P.ma
jor)のような様々な種が知られている。市販オオバゴ
としてフランス産〔黒色;プランタゴ・インジカ(Plan
tago indica)〕、スペイン産〔P.サイリウム(P.psyll
ium)〕及びインド産〔ブロンド色;P.オバタ(P.ovat
a)〕がある。オオバコのゴム含有率は、フランス産オ
オバコが11.8%;インド産オオバコが30.9%:及びドイ
ツ産オオバコが11.5%である。インド産(ブロンド)オ
オバコが本発明として好ましい。
ランタゴ(Plantago)属の植物のオオバコ種子から得ら
れる。プランタゴ・ランセオレート(Plantago lanceol
ate)、P.ルゲリイ(P.rugelii)及びP.メジャー(P.ma
jor)のような様々な種が知られている。市販オオバゴ
としてフランス産〔黒色;プランタゴ・インジカ(Plan
tago indica)〕、スペイン産〔P.サイリウム(P.psyll
ium)〕及びインド産〔ブロンド色;P.オバタ(P.ovat
a)〕がある。オオバコのゴム含有率は、フランス産オ
オバコが11.8%;インド産オオバコが30.9%:及びドイ
ツ産オオバコが11.5%である。インド産(ブロンド)オ
オバコが本発明として好ましい。
オオバコゴム(又は“親水性ムシロイド”)は種被中
に存在しているが、そこから容易に水で抽出しうる。し
たがって、未処理の又は浸軟化された種子が本発明の実
施に際して使用可能であるが、しかしながら例えばわず
かな機械的圧力により種子の残部から種皮を除去ししか
る後ゴム源として皮のみを使用することがより一般的で
ある。本発明の実施に際しては、オオバコ種子ゴム源と
して最終の処方において浸軟化された種皮を用いること
が便利かつ一般的であるが、別の処理においては本発明
の組成物及び方法での使用に望ましいゴムを取り出すた
めには種皮は水で抽出される。
に存在しているが、そこから容易に水で抽出しうる。し
たがって、未処理の又は浸軟化された種子が本発明の実
施に際して使用可能であるが、しかしながら例えばわず
かな機械的圧力により種子の残部から種皮を除去ししか
る後ゴム源として皮のみを使用することがより一般的で
ある。本発明の実施に際しては、オオバコ種子ゴム源と
して最終の処方において浸軟化された種皮を用いること
が便利かつ一般的であるが、別の処理においては本発明
の組成物及び方法での使用に望ましいゴムを取り出すた
めには種皮は水で抽出される。
本発明で用いられる非吸収性非消化性ポリオーポリエ
ステル類(又は簡単にポリエステル類)は、少なくとも
4つの脂肪酸基でエステル化された特定のポリオール
類、特に糖類又は糖アルコール類である。したがって、
ポリオール出発物質は少なくとも4つのエステル化しう
るヒドロキシル基を有していなければならない。好まし
いポリオール類の例としては、単糖類及び二糖類等の糖
類、並びに糖アルコール類がある。4つのヒドロキシル
基を有する単糖類の例としてはキシロール及びアラビノ
ースがあり、及び糖アルコールはキシロースから得られ
る(5つのヒドロキシル基を有している)、即ちキシリ
トールがある。(単糖類エリトロースは、それがたった
3つのヒドロキシル基を有していることから、本発明の
実施に際して適切ではないが、しかしながらエリトロー
スから得られる糖アルコール、即ちエリスリトール、は
4つのヒドロキシル基を有していることから使用可能で
ある。)適切な5つのヒドロキシル基含有率糖類は、ガ
ラクトース、フルクトース及びソルボースがある。スク
ロースの加水分解産物、並びにグルコース及びソルボー
スから得られる6つのヒドロキシル基を有する糖アルコ
ール類、例えばソルビトールも適している。使用可能な
二糖類ポリオールの例としては、マルトース、ラクトー
ス及びスクロースがあるが、それらはすべて8つのヒド
ロキシル基を有している。
ステル類(又は簡単にポリエステル類)は、少なくとも
4つの脂肪酸基でエステル化された特定のポリオール
類、特に糖類又は糖アルコール類である。したがって、
ポリオール出発物質は少なくとも4つのエステル化しう
るヒドロキシル基を有していなければならない。好まし
いポリオール類の例としては、単糖類及び二糖類等の糖
類、並びに糖アルコール類がある。4つのヒドロキシル
基を有する単糖類の例としてはキシロール及びアラビノ
ースがあり、及び糖アルコールはキシロースから得られ
る(5つのヒドロキシル基を有している)、即ちキシリ
トールがある。(単糖類エリトロースは、それがたった
3つのヒドロキシル基を有していることから、本発明の
実施に際して適切ではないが、しかしながらエリトロー
スから得られる糖アルコール、即ちエリスリトール、は
4つのヒドロキシル基を有していることから使用可能で
ある。)適切な5つのヒドロキシル基含有率糖類は、ガ
ラクトース、フルクトース及びソルボースがある。スク
ロースの加水分解産物、並びにグルコース及びソルボー
スから得られる6つのヒドロキシル基を有する糖アルコ
ール類、例えばソルビトールも適している。使用可能な
二糖類ポリオールの例としては、マルトース、ラクトー
ス及びスクロースがあるが、それらはすべて8つのヒド
ロキシル基を有している。
本発明用のポリエステル類を製造するために好ましい
ポリオール類は、エリスリトール、キシリトール、ソル
ビトール、グルコース及びスクロースからなる郡より選
択される。スクロースが特に好ましい。
ポリオール類は、エリスリトール、キシリトール、ソル
ビトール、グルコース及びスクロースからなる郡より選
択される。スクロースが特に好ましい。
少なくとも4つのヒドロキシル基を有するポリオール
出発物質は、少なくとも4つのヒドロキシル基上におい
て炭素原子約8〜約22個の脂肪酸でエステル化されねば
ならない。このような脂肪酸の例としては、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ミリスト
オレイン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、リ
ノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、アラキド
ン酸、ベヘン酸及びエルカ酸がある。脂肪酸は天然又は
合成脂肪酸から誘導されるが、それらは製造されるポリ
オール脂肪酸ポリエステルの望ましい物理的性質(例え
ば、望ましい粘性の液体又は固体)に応じて位置及び幾
何異性体を含めて飽和でも又は不飽和であってもよい。
出発物質は、少なくとも4つのヒドロキシル基上におい
て炭素原子約8〜約22個の脂肪酸でエステル化されねば
ならない。このような脂肪酸の例としては、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ミリスト
オレイン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、リシノール酸、リノール酸、リ
ノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、アラキド
ン酸、ベヘン酸及びエルカ酸がある。脂肪酸は天然又は
合成脂肪酸から誘導されるが、それらは製造されるポリ
オール脂肪酸ポリエステルの望ましい物理的性質(例え
ば、望ましい粘性の液体又は固体)に応じて位置及び幾
何異性体を含めて飽和でも又は不飽和であってもよい。
脂肪酸自体又は天然の脂肪及び油類は、ポリオール脂
肪酸ポリエステルにおける脂肪酸成分源として機能しう
る。例えば、菜種油はC22脂肪酸の良好な供給源を提供
する。C16−C18脂肪酸は獣油、大豆油及び綿実油から得
ることができる。短鎖脂肪酸はココナツ油、パーム核油
及びババスー油から得ることができる。コーン油、ラー
ド油、パーム油、ピーナツ油、サフラワー種子油、ゴマ
種子油及びヒマワリ種子油が、本発明のポリエステル類
を製造するために使用される脂肪酸の成分として機能し
うる他の天然油の例である。
肪酸ポリエステルにおける脂肪酸成分源として機能しう
る。例えば、菜種油はC22脂肪酸の良好な供給源を提供
する。C16−C18脂肪酸は獣油、大豆油及び綿実油から得
ることができる。短鎖脂肪酸はココナツ油、パーム核油
及びババスー油から得ることができる。コーン油、ラー
ド油、パーム油、ピーナツ油、サフラワー種子油、ゴマ
種子油及びヒマワリ種子油が、本発明のポリエステル類
を製造するために使用される脂肪酸の成分として機能し
うる他の天然油の例である。
本発明においてポリオールポリエステル類を製造する
ために好ましい脂肪酸はC14−C18酸類であって、最も好
ましくはミリスチン、パルミチン、ステアリン、オレイ
ン及びリノール脂肪酸からなる郡より選択される。この
ように、高含有率でこれらの脂肪酸を含む天然脂肪及び
油類が、脂肪酸成分に関する好ましい供給源、即ち大豆
油、オリーブ油、綿実油、コーン油、獣油及びラードを
代表する。
ために好ましい脂肪酸はC14−C18酸類であって、最も好
ましくはミリスチン、パルミチン、ステアリン、オレイ
ン及びリノール脂肪酸からなる郡より選択される。この
ように、高含有率でこれらの脂肪酸を含む天然脂肪及び
油類が、脂肪酸成分に関する好ましい供給源、即ち大豆
油、オリーブ油、綿実油、コーン油、獣油及びラードを
代表する。
本発明で有用なポリオール脂肪酸ポリエステル類は、
少なくとも4つの脂肪酸エステル基を有していなければ
ならない。3つ以下の脂肪酸エステル基を有するポリオ
ール脂肪酸ポリエステル化合物は消化され、消化産物は
通常のトリグリセリド脂肪として多量に腸管から吸収さ
れるが、一方4つ以上の脂肪酸エステル基を有するポリ
オール脂肪酸ポリエステル化合物はヒト体内によって実
質上非消化性でかつひいては非吸収性である。ポリオー
ルのすべてのヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化され
ることは不要であるが、しかしながらポリエステルは2
以下の未エステル化ヒドロキシル基を有していることが
好ましい。最も好ましくは、ポリオールの実質上すべて
のヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化されること、即
ち化合物が実質上完全にエステル化されていることであ
る。ポリオール分子にエステル化される脂肪酸は、同一
でも混合であってもよい。
少なくとも4つの脂肪酸エステル基を有していなければ
ならない。3つ以下の脂肪酸エステル基を有するポリオ
ール脂肪酸ポリエステル化合物は消化され、消化産物は
通常のトリグリセリド脂肪として多量に腸管から吸収さ
れるが、一方4つ以上の脂肪酸エステル基を有するポリ
オール脂肪酸ポリエステル化合物はヒト体内によって実
質上非消化性でかつひいては非吸収性である。ポリオー
ルのすべてのヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化され
ることは不要であるが、しかしながらポリエステルは2
以下の未エステル化ヒドロキシル基を有していることが
好ましい。最も好ましくは、ポリオールの実質上すべて
のヒドロキシル基が脂肪酸でエステル化されること、即
ち化合物が実質上完全にエステル化されていることであ
る。ポリオール分子にエステル化される脂肪酸は、同一
でも混合であってもよい。
上記諸点を説明すると、スクロース脂肪酸トリエステ
ルはそれが所要の4つの脂肪酸エステル基を有していな
いことから本発明での使用には適していない。スクロー
ステトラ脂肪酸エステルは適しているが、しかしながら
2を超す未エステル化ヒドロキシル基を有していること
から好ましくない。スクロースヘキサ脂肪酸エステルが
好ましいのは2以下の未エステル化ヒドロキシル基を有
しているからである。すべてのヒドロキシル基が脂肪酸
でエステル化されている非常に好ましい化合物として
は、スクロースオクタ脂肪酸エステル類がある。
ルはそれが所要の4つの脂肪酸エステル基を有していな
いことから本発明での使用には適していない。スクロー
ステトラ脂肪酸エステルは適しているが、しかしながら
2を超す未エステル化ヒドロキシル基を有していること
から好ましくない。スクロースヘキサ脂肪酸エステルが
好ましいのは2以下の未エステル化ヒドロキシル基を有
しているからである。すべてのヒドロキシル基が脂肪酸
でエステル化されている非常に好ましい化合物として
は、スクロースオクタ脂肪酸エステル類がある。
いかなる所定のポリオール脂肪酸ポリエステル化合物
においても、脂肪酸エステル基は化合物の望ましい物理
的性質に基づき選択することができる。例えば、不飽和
脂肪酸エステル基及び/又は複数の短鎖例えばC12の脂
肪酸エステル基を有するポリオールポリエステル類は、
通常室温で液体である。ステアロイルのような長鎖及び
/又は飽和脂肪酸基でエステル化されたポリオール類
は、室温で固体である。
においても、脂肪酸エステル基は化合物の望ましい物理
的性質に基づき選択することができる。例えば、不飽和
脂肪酸エステル基及び/又は複数の短鎖例えばC12の脂
肪酸エステル基を有するポリオールポリエステル類は、
通常室温で液体である。ステアロイルのような長鎖及び
/又は飽和脂肪酸基でエステル化されたポリオール類
は、室温で固体である。
以下は、本発明での使用に適した少なくとも4つの脂
肪酸エステル基を有する具体的なポリオール脂肪酸ポリ
エステル類の非限定的な例である:テトラオレイン酸グ
ルコース、テトラステアリン酸グルコース、大豆油脂肪
酸のグルコーステトラエステル類、混合獣脂肪酸類のマ
ンノーステトラエステル類、オリーブ油脂肪酸類のガラ
クトーステトラエステル類、綿実油脂肪酸類のアラビノ
ーステトラエステル類、テトラリノール酸キシロース、
ペンタステアリン酸ガラクトース、テトラオレイン酸ソ
ルビトール、オリーブ油脂肪酸類のソルビトールヘキサ
エステル類、ペンタパルミチ酸キシリトール、実質上完
全に水素添加された綿実油脂肪酸類のキシリトールテト
ラエステル類、テトラステアリン酸スクロース、ペンタ
ステアリン酸スクロース、ヘキサオレイン酸スクロー
ス、オクタオレイン酸スクロース、部分的に又は実質上
完全に水素添加された大豆油脂肪酸類のスクロースオク
タエステル類及びピーナツ油脂肪酸類のスクロースオク
タエステル類。
肪酸エステル基を有する具体的なポリオール脂肪酸ポリ
エステル類の非限定的な例である:テトラオレイン酸グ
ルコース、テトラステアリン酸グルコース、大豆油脂肪
酸のグルコーステトラエステル類、混合獣脂肪酸類のマ
ンノーステトラエステル類、オリーブ油脂肪酸類のガラ
クトーステトラエステル類、綿実油脂肪酸類のアラビノ
ーステトラエステル類、テトラリノール酸キシロース、
ペンタステアリン酸ガラクトース、テトラオレイン酸ソ
ルビトール、オリーブ油脂肪酸類のソルビトールヘキサ
エステル類、ペンタパルミチ酸キシリトール、実質上完
全に水素添加された綿実油脂肪酸類のキシリトールテト
ラエステル類、テトラステアリン酸スクロース、ペンタ
ステアリン酸スクロース、ヘキサオレイン酸スクロー
ス、オクタオレイン酸スクロース、部分的に又は実質上
完全に水素添加された大豆油脂肪酸類のスクロースオク
タエステル類及びピーナツ油脂肪酸類のスクロースオク
タエステル類。
上記のように、非常に好ましいポリオール脂肪酸エス
テル類は、脂肪酸が約14〜約18の炭素原子を有し、かつ
大豆油及びオリーブ油のような天然物質から得られる化
合物である。このような化合物の例は、オリーブ油脂肪
酸類のエリスリトールテトラエステル類、テトラオレイ
ン酸エリスリトール、ペンタオレイン酸キシリトール、
ヘキサオレイン酸ソルビトール、オクタオレイン酸スク
ロール、並びに部分的に又は実質上完全に水素添加され
た大豆油脂肪酸類のスクロースヘキサ、ヘプタ及びオク
タエステル類である。
テル類は、脂肪酸が約14〜約18の炭素原子を有し、かつ
大豆油及びオリーブ油のような天然物質から得られる化
合物である。このような化合物の例は、オリーブ油脂肪
酸類のエリスリトールテトラエステル類、テトラオレイ
ン酸エリスリトール、ペンタオレイン酸キシリトール、
ヘキサオレイン酸ソルビトール、オクタオレイン酸スク
ロール、並びに部分的に又は実質上完全に水素添加され
た大豆油脂肪酸類のスクロースヘキサ、ヘプタ及びオク
タエステル類である。
本発明での使用に適したポリオール脂肪酸ポリエステ
ル類は、当業者に周知の様々な方法によって製造するこ
とができる。これらの方法としては、様々な触媒を用い
たメチル、エチル又はグリセロール脂肪酸エステルによ
るポリオールのエステル交換;脂肪酸クロリドによるポ
リオールのアシル化;脂肪酸無水物によるポリオールの
アシル化;及び脂肪酸自体によるポリオールのアシル化
がある。一例として、ポリオール脂肪酸エステル類の製
法は、参考のため本明細書に組込まれる米国特許第2,83
1,854号明細書中に記載されている。本発明で使用され
るポリオールポリエステル類を製造するために最も非常
に好ましい方法は、参考のため本明細書に組込まれる米
国特許第4,517,360号及び第4,518,772号明細書中に開示
されている。
ル類は、当業者に周知の様々な方法によって製造するこ
とができる。これらの方法としては、様々な触媒を用い
たメチル、エチル又はグリセロール脂肪酸エステルによ
るポリオールのエステル交換;脂肪酸クロリドによるポ
リオールのアシル化;脂肪酸無水物によるポリオールの
アシル化;及び脂肪酸自体によるポリオールのアシル化
がある。一例として、ポリオール脂肪酸エステル類の製
法は、参考のため本明細書に組込まれる米国特許第2,83
1,854号明細書中に記載されている。本発明で使用され
るポリオールポリエステル類を製造するために最も非常
に好ましい方法は、参考のため本明細書に組込まれる米
国特許第4,517,360号及び第4,518,772号明細書中に開示
されている。
特別の、しかし非制限的は、本発明の実施に際しての
使用に適したポリオール脂肪酸エステル類の具体的な製
造例は下記の通りである。
使用に適したポリオール脂肪酸エステル類の具体的な製
造例は下記の通りである。
テトラオレイン酸エリスリトール:エリスリトール及
び5倍モル過剰のオレイン酸メチルは、各々数時間の2
回の反応時間にわたり減圧下撹拌しながらナトリウムメ
トキシド触媒の存在下180℃で加熱される。反応生成物
(主に、テトラオレイン酸エリスリトール)は石油エー
テル中で精製され、1℃において数倍容量のアセントか
ら3回結晶化される。
び5倍モル過剰のオレイン酸メチルは、各々数時間の2
回の反応時間にわたり減圧下撹拌しながらナトリウムメ
トキシド触媒の存在下180℃で加熱される。反応生成物
(主に、テトラオレイン酸エリスリトール)は石油エー
テル中で精製され、1℃において数倍容量のアセントか
ら3回結晶化される。
ペインタオレイン酸キシリトール:ジメチルセトアミ
ド(DMAC)溶液中のキシリトール及び5倍モル過剰のオ
レイン酸メチルは、減圧下ナトリウムメトキシド触媒の
存在下5時間にわたり180℃で加熱される。この時間中D
MACは留去される。生成物(主に、ペンタオレイン酸キ
シリトール)は石油エーテル溶液中で精製され、石油エ
ーテル除去後、約1℃においてアセントから4回及び約
10℃においてアルコールから2回液層として分離され
る。
ド(DMAC)溶液中のキシリトール及び5倍モル過剰のオ
レイン酸メチルは、減圧下ナトリウムメトキシド触媒の
存在下5時間にわたり180℃で加熱される。この時間中D
MACは留去される。生成物(主に、ペンタオレイン酸キ
シリトール)は石油エーテル溶液中で精製され、石油エ
ーテル除去後、約1℃においてアセントから4回及び約
10℃においてアルコールから2回液層として分離され
る。
ヘキサオレイン酸ソルビトールは、ソルビトールがキ
シリトールの代わりに用いられること以外は、ペンタオ
レイン酸キシリトールを製造するために用いられる方法
と実質上同一の方法によって製造される。
シリトールの代わりに用いられること以外は、ペンタオ
レイン酸キシリトールを製造するために用いられる方法
と実質上同一の方法によって製造される。
オクタクオレイン酸スクロースは、スクロースがエリ
ストリトールの代わりに用いられること以外は、テトラ
オレイン酸エリスリトールを製造するために用いられる
方法と実質上同一の方法によって製造される。
ストリトールの代わりに用いられること以外は、テトラ
オレイン酸エリスリトールを製造するために用いられる
方法と実質上同一の方法によって製造される。
脂溶性ビタミン類は、前記ポリエステル類を強化する
ために場合により用いることができる。ビタミンA、D
及びKを供給する適切なビタミン及び/又は適切はビタ
ミン混合物の市販製剤が本発明で使用可能であることは
明らかであろう。これらビタミン類の代謝における役割
及び本発明で使用されるタイプのポリエステル類と併用
されるそれらの用途に関する詳細については、米国特許
第4,034,083号明細書参照。
ために場合により用いることができる。ビタミンA、D
及びKを供給する適切なビタミン及び/又は適切はビタ
ミン混合物の市販製剤が本発明で使用可能であることは
明らかであろう。これらビタミン類の代謝における役割
及び本発明で使用されるタイプのポリエステル類と併用
されるそれらの用途に関する詳細については、米国特許
第4,034,083号明細書参照。
一般的用語において、ビタミン類は“脂溶性”又は
“水溶性”のいずれかに分類される。脂溶性ビタミン類
は、本発明においてポリエステル物質を強化するために
用いられる。脂溶性ビタミン類としては、ビタジンA、
ビタミンD、ビタミンE及びビタミンKがある。
“水溶性”のいずれかに分類される。脂溶性ビタミン類
は、本発明においてポリエステル物質を強化するために
用いられる。脂溶性ビタミン類としては、ビタジンA、
ビタミンD、ビタミンE及びビタミンKがある。
本組成物を強化するために用いられる個々の脂溶性ビ
タミンの量は、被投与者の年齢、適用される投与療法及
び他の食事源から摂取されるビタミンの量に応じて変更
しうる。例えば、若い成長中の子供又は妊産婦の場合に
は、より多量の所定のビタミンが成人男性に必要な量以
上の最適の栄養効果を与えるために摂取されねばならな
い。本組成物のユーザーが所定の脂溶性ビタミンについ
て極端に豊富な食物をたまたま摂取した場合には、良好
な栄養摂取のための適切な腸管摂取を行わせるためにか
かるビタミンは本組成物においてほとんど使用する必要
がなくなる。いずれにしても、担当医は所望であれば血
漿中の脂溶性ビタミン類の量を測定することができる。
これらのデータに基づき、次いで本発明でポリエステル
類を強化するために適切なタイプ及び量の脂溶性ビタミ
ンが個々のベースで測定される。
タミンの量は、被投与者の年齢、適用される投与療法及
び他の食事源から摂取されるビタミンの量に応じて変更
しうる。例えば、若い成長中の子供又は妊産婦の場合に
は、より多量の所定のビタミンが成人男性に必要な量以
上の最適の栄養効果を与えるために摂取されねばならな
い。本組成物のユーザーが所定の脂溶性ビタミンについ
て極端に豊富な食物をたまたま摂取した場合には、良好
な栄養摂取のための適切な腸管摂取を行わせるためにか
かるビタミンは本組成物においてほとんど使用する必要
がなくなる。いずれにしても、担当医は所望であれば血
漿中の脂溶性ビタミン類の量を測定することができる。
これらのデータに基づき、次いで本発明でポリエステル
類を強化するために適切なタイプ及び量の脂溶性ビタミ
ンが個々のベースで測定される。
更に簡単には、本組成物の処方者は、組成物のユーザ
ーが栄養的に十分なビタミン摂取を維持することを確保
するために、推奨一日許容量(recommended daily allo
wance,RDA)の、又はRDAより多量のもしくはその何倍か
のいずれかの脂溶性ビタミンでポリエステル類を強化す
ることができる。例えば、ビタミンAに関しては、20〜
約57IU(国際単位)/キログラム体重の範囲内の一日量
が使用可能である。ビタミンDの場合、組成物の強化の
ためには全約400IU/日を供給すれば十分である。ビタミ
ンEで補充する場合には、食事摂取用に最適のビタミン
量は幼児の全3〜6IU/日から成人の全25〜30IU/日まで
の範囲である。ビタミンKで補充する場合には、腸内微
生物がこのビタミンを合成しうることから、十分に栄養
摂取させうるために摂取すべき量を評価することは更に
困難である。しかしながら、ビタミンK 0.5〜1mg/日の
摂取では十分に予防しえないことが知られている。
ーが栄養的に十分なビタミン摂取を維持することを確保
するために、推奨一日許容量(recommended daily allo
wance,RDA)の、又はRDAより多量のもしくはその何倍か
のいずれかの脂溶性ビタミンでポリエステル類を強化す
ることができる。例えば、ビタミンAに関しては、20〜
約57IU(国際単位)/キログラム体重の範囲内の一日量
が使用可能である。ビタミンDの場合、組成物の強化の
ためには全約400IU/日を供給すれば十分である。ビタミ
ンEで補充する場合には、食事摂取用に最適のビタミン
量は幼児の全3〜6IU/日から成人の全25〜30IU/日まで
の範囲である。ビタミンKで補充する場合には、腸内微
生物がこのビタミンを合成しうることから、十分に栄養
摂取させうるために摂取すべき量を評価することは更に
困難である。しかしながら、ビタミンK 0.5〜1mg/日の
摂取では十分に予防しえないことが知られている。
治療方法 本発明の治療法は、低血中コレステロールレベルであ
ることを要する患者に、安全有効量のオオバコ種子ゴム
もしくはその供給源及び前記タイプの非吸収性非消化性
ポリオールポリエステルを、又は好都合にはこれら2種
の物質の混合物を経口投与することを特徴とする。1〜
30gのオオバコ物質及び5〜50gのポリエステル物質の摂
取がほとんどの状況下において適切である。しかしなが
ら、これは患者の体重及び症状、並びに患者の血中コレ
ステロールレベルに応じて変動する。このような事項は
当然のこのながら担当医にとって明らかである。しかし
ながら、オオバコ物質及びポリオール物質は無毒性かつ
無アレルギー性であることから、かかる物質が緩下作用
を有していることに留意していれば、たとえ一層高い摂
取レベルであっても角の副作用を伴うことなく適用しう
る。
ることを要する患者に、安全有効量のオオバコ種子ゴム
もしくはその供給源及び前記タイプの非吸収性非消化性
ポリオールポリエステルを、又は好都合にはこれら2種
の物質の混合物を経口投与することを特徴とする。1〜
30gのオオバコ物質及び5〜50gのポリエステル物質の摂
取がほとんどの状況下において適切である。しかしなが
ら、これは患者の体重及び症状、並びに患者の血中コレ
ステロールレベルに応じて変動する。このような事項は
当然のこのながら担当医にとって明らかである。しかし
ながら、オオバコ物質及びポリオール物質は無毒性かつ
無アレルギー性であることから、かかる物質が緩下作用
を有していることに留意していれば、たとえ一層高い摂
取レベルであっても角の副作用を伴うことなく適用しう
る。
患者の治療は、コレステロールレベルを低下させかつ
低コレステロールレベルを維持させるために、長期的摂
取であることを特徴とする。毎日の摂取が好ましく、約
5g〜約15gのオオバコ物質及び約15g〜約50gのポリエス
テル物質の毎日摂取が最も一般的に適用されるが、上記
摂取は1日2又は3回の規則的間隔で行われる。同様
に、患者の体重及び患者血中のコレステロールレベルに
応じてこれは変動する。
低コレステロールレベルを維持させるために、長期的摂
取であることを特徴とする。毎日の摂取が好ましく、約
5g〜約15gのオオバコ物質及び約15g〜約50gのポリエス
テル物質の毎日摂取が最も一般的に適用されるが、上記
摂取は1日2又は3回の規則的間隔で行われる。同様
に、患者の体重及び患者血中のコレステロールレベルに
応じてこれは変動する。
前記方法において用いられる好ましいポリオールポリ
エステル類は、オクタオレイン酸スクロース、オクタリ
ノール酸スクロース、オクタパルミチン酸スクロース及
びそれらの混合物である。
エステル類は、オクタオレイン酸スクロース、オクタリ
ノール酸スクロース、オクタパルミチン酸スクロース及
びそれらの混合物である。
前記のように、混合物としてオオバコ物質及びポリエ
ステルを用いることが好都合である。オオバコ種皮は周
知の方法で調製され、一般的には約10:1〜1:10、好まし
くは3:1〜1:3、好都合には1:1の重量比でポリエステル
と混合される。特にオクタオレイン酸スクロースのよう
な液体ポリエステルが使用される場合には物質は容易に
混じり合うが、重量比1:1のときに得られる混合物組成
物は樹脂顆粒の外観を呈している。これらの顆粒は錠剤
もしくはカプセルを作成するために圧縮されるか、ある
いは好都合にはバルク混合物からすくい出されてさじで
投与されるか又は水と混合して飲まれる。
ステルを用いることが好都合である。オオバコ種皮は周
知の方法で調製され、一般的には約10:1〜1:10、好まし
くは3:1〜1:3、好都合には1:1の重量比でポリエステル
と混合される。特にオクタオレイン酸スクロースのよう
な液体ポリエステルが使用される場合には物質は容易に
混じり合うが、重量比1:1のときに得られる混合物組成
物は樹脂顆粒の外観を呈している。これらの顆粒は錠剤
もしくはカプセルを作成するために圧縮されるか、ある
いは好都合にはバルク混合物からすくい出されてさじで
投与されるか又は水と混合して飲まれる。
下記例は本発明の組成物の代表例であるが、しかしな
がら本発明を限定させるためのものではない。
がら本発明を限定させるためのものではない。
例 1成分 量(グラム) ブロンドオオバコ皮(浸軟) 3.8 オクタオレイン酸スクロース 10 香味剤 所望量 オオバコ皮及びオクタオレイン酸スクロースを混合し
て、単位用量組成物を調製する。3つのかかる単位用量
を、血中コレステロールを低下させるために2週間の治
療期間にわたり毎日経口摂取させる。しかる後、1日1
用量を継続的ベースで用いる。
て、単位用量組成物を調製する。3つのかかる単位用量
を、血中コレステロールを低下させるために2週間の治
療期間にわたり毎日経口摂取させる。しかる後、1日1
用量を継続的ベースで用いる。
例 2成分 量(グラム) オオバコ* 7 オクタパルミチン酸スクロース** 20 オオバコ及びオクタパルミチン酸スクロースを、血中
コレステロールを低下させるために、1日3回経口投与
により同時に各々摂取させる。* 商標名メタムシルの下剤として** ビタミンEでビタミン強化されている オオバコの緩下効果は本発明においてポリエステル物
質により高められることは明らかであろう。
コレステロールを低下させるために、1日3回経口投与
により同時に各々摂取させる。* 商標名メタムシルの下剤として** ビタミンEでビタミン強化されている オオバコの緩下効果は本発明においてポリエステル物
質により高められることは明らかであろう。
例 3成分 量(グラム) オオバコ* 7 スクロースポリエステル混合物** 50 例3の組成物を、血中コレステロールを低下させるた
めに1日1用量で投与する。* デキストロースと50:50の浸軟皮として** オクタオレイン酸スクロース/オクタリノール酸ス
クロース混合物 理論に拘束されるつもりではないが、本組成物の高い
コレステロール低下作用は、オオバコが便を介して胆汁
酸を除去しかつポリエステル類がコレステロールを溶解
除去するという、2種の成分の異なる作用形式に基づい
ているもの推測される。
めに1日1用量で投与する。* デキストロースと50:50の浸軟皮として** オクタオレイン酸スクロース/オクタリノール酸ス
クロース混合物 理論に拘束されるつもりではないが、本組成物の高い
コレステロール低下作用は、オオバコが便を介して胆汁
酸を除去しかつポリエステル類がコレステロールを溶解
除去するという、2種の成分の異なる作用形式に基づい
ているもの推測される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−120131(JP,A) Proc.Sci.Exp.Bio l.Med.,120,P.744−6 (1965) Proc.Sci.Exp.Bio l.Med.,127,P.1060−3 (1968)
Claims (4)
- 【請求項1】血中コレステロールレベルを低下させるた
めの組成物であって、 a)オオバコ種子ガム(psyllium seed gum)又はオオ
バコ種子ガム源;及び b)非吸収性非消化性ポリオールポリエステル を含むことを特徴とする組成物。 - 【請求項2】ポリオールポリエステル成分(b)がオク
タオレイン酸スクロース、オクタリノール酸スクロー
ス、オクタパルミチン酸スクロース又はそれらの混合物
である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】成分(a):成分(b)の重量比が3:1〜
1:3である、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】脂溶性ビタミン類で強化された、請求項1
に記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US29825 | 1987-03-24 | ||
US07/029,825 US4849222A (en) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | Mixtures for treating hypercholesterolemia |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0126A JPH0126A (ja) | 1989-01-05 |
JPS6426A JPS6426A (en) | 1989-01-05 |
JP2581737B2 true JP2581737B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=21851092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63069220A Expired - Lifetime JP2581737B2 (ja) | 1987-03-24 | 1988-03-23 | 高コレステロール血症治療用混合物 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4849222A (ja) |
EP (1) | EP0285201B1 (ja) |
JP (1) | JP2581737B2 (ja) |
KR (1) | KR970004956B1 (ja) |
AT (1) | ATE79544T1 (ja) |
AU (1) | AU620541B2 (ja) |
CA (1) | CA1314230C (ja) |
DE (1) | DE3873800T2 (ja) |
DK (1) | DK167847B1 (ja) |
IE (1) | IE61404B1 (ja) |
IL (1) | IL85689A (ja) |
NZ (1) | NZ223947A (ja) |
PH (1) | PH26694A (ja) |
ZA (1) | ZA882061B (ja) |
Families Citing this family (91)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4579752A (en) * | 1984-10-29 | 1986-04-01 | At&T Bell Laboratories | Enhanced corrosion resistance of metal surfaces |
JPH0788318B2 (ja) * | 1986-08-06 | 1995-09-27 | 三菱レイヨン株式会社 | イソブチレンの製造法 |
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US4950140A (en) * | 1987-09-14 | 1990-08-21 | The Procter & Gamble Company | Cookies containing psyllium |
US5910317A (en) * | 1988-01-11 | 1999-06-08 | The Procter & Gamble Company | Mixed compositions for treating hypercholesterolemia |
US4978529A (en) * | 1988-05-25 | 1990-12-18 | Denick Jr John | Easily dispersible psyllium compositions |
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US5026689A (en) * | 1989-03-29 | 1991-06-25 | General Mills, Inc. | R-T-E cereal with psyllium |
US5024996A (en) * | 1989-12-05 | 1991-06-18 | General Mills, Inc. | R-T-E cereal with soluble fibers |
US5219570A (en) * | 1989-08-10 | 1993-06-15 | The Procter & Gamble Company | Agglomerated psyllium husk containing edible acid |
US6419911B1 (en) | 1993-09-17 | 2002-07-16 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Psyllium containing snack bars, processes for making these, and uses thereof |
US5126150A (en) * | 1990-10-01 | 1992-06-30 | The Procter & Gamble Company | Compositions containing psyllium |
AU663693B2 (en) * | 1990-12-20 | 1995-10-19 | Procter & Gamble Company, The | Psyllium and cholestyramine compositions with improved palatability |
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WO1993018756A1 (en) * | 1992-03-20 | 1993-09-30 | The Procter & Gamble Company | Anion exchange resin compositions |
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