JP2581515Y2 - フューエルカットオフバルブ - Google Patents
フューエルカットオフバルブInfo
- Publication number
- JP2581515Y2 JP2581515Y2 JP1992059248U JP5924892U JP2581515Y2 JP 2581515 Y2 JP2581515 Y2 JP 2581515Y2 JP 1992059248 U JP1992059248 U JP 1992059248U JP 5924892 U JP5924892 U JP 5924892U JP 2581515 Y2 JP2581515 Y2 JP 2581515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- cover
- hole
- flange
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はフューエルカットオフ
バルブに関し、特に、取付けおよび製作が容易なフュー
エルカットオフバルブに関するものである。
バルブに関し、特に、取付けおよび製作が容易なフュー
エルカットオフバルブに関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】一般に、自動
車等のガソリンタンクには、常態時においてガソリンタ
ンクの内圧を調整し、自動車の転倒、傾斜時にはガソリ
ンの流出を防止する目的で図4〜図6に示すようなフュ
ーエルカットオフバルブ51、61が取付けられてい
る。
車等のガソリンタンクには、常態時においてガソリンタ
ンクの内圧を調整し、自動車の転倒、傾斜時にはガソリ
ンの流出を防止する目的で図4〜図6に示すようなフュ
ーエルカットオフバルブ51、61が取付けられてい
る。
【0003】そして、一般的なフューエルカットオフバ
ルブ51、61は、円筒状の本体部52、62の周縁部
に鍔状のフランジ部53、63が形成され、このフラン
ジ部53、63の下面側には環状のパッキン55、65
が配設され、上面側には環状のカバー54、64が配設
されている。
ルブ51、61は、円筒状の本体部52、62の周縁部
に鍔状のフランジ部53、63が形成され、このフラン
ジ部53、63の下面側には環状のパッキン55、65
が配設され、上面側には環状のカバー54、64が配設
されている。
【0004】前記本体部52、62には、図6に示すよ
うに(図4、図5に示すフューエルカットオフバルブ5
1についても同様である。)、その内部の空所77にば
ね74で上方に付勢されたフロート73が配設され、上
部に形成された連通路71と前記空所77との間を連通
する椀状の通孔72をフロート73の上部に形成された
突部73aが開閉するようになっている。
うに(図4、図5に示すフューエルカットオフバルブ5
1についても同様である。)、その内部の空所77にば
ね74で上方に付勢されたフロート73が配設され、上
部に形成された連通路71と前記空所77との間を連通
する椀状の通孔72をフロート73の上部に形成された
突部73aが開閉するようになっている。
【0005】また、図4、図5に示すフューエルカット
オフバルブ51においては、前記カバー54、フランジ
部53およびパッキン55にフューエルカットオフバル
ブ51をガソリンタンクの壁面に取付けるためのねじが
挿通する孔53a、54a、55aがそれぞれ形成され
ている。
オフバルブ51においては、前記カバー54、フランジ
部53およびパッキン55にフューエルカットオフバル
ブ51をガソリンタンクの壁面に取付けるためのねじが
挿通する孔53a、54a、55aがそれぞれ形成され
ている。
【0006】そして、このフューエルカットオフバルブ
51をガソリンタンクに取付けるには、ガソリンタンク
の壁面に設けた開口部に本体部52の下部を挿入し、パ
ッキン55を装着したフランジ部53を前記開口部の周
縁部に位置させて、カバー54とガソリンタンクの壁面
との間で前記パッキン55を介して前記フューエルカッ
トオフバルブ51をねじで固定するようになっている。
51をガソリンタンクに取付けるには、ガソリンタンク
の壁面に設けた開口部に本体部52の下部を挿入し、パ
ッキン55を装着したフランジ部53を前記開口部の周
縁部に位置させて、カバー54とガソリンタンクの壁面
との間で前記パッキン55を介して前記フューエルカッ
トオフバルブ51をねじで固定するようになっている。
【0007】また、前記本体部52の外周縁部には、フ
ランジ部53の下面側に装着されるパッキン55の脱落
を防止するための突部57が設けられている。
ランジ部53の下面側に装着されるパッキン55の脱落
を防止するための突部57が設けられている。
【0008】しかしながら、フューエルカットオフバル
ブ51にパッキン55を装着するには、突部57とフラ
ンジ部53との間にパッキン55を圧入する必要があ
り、この圧入に手間がかかる。また、カバー54の孔5
4a、フランジ部53の孔53aおよびパッキン55の
孔55aをそれぞれ合致させなければならないため、位
置決めに手間がかかるという問題点を有していた。
ブ51にパッキン55を装着するには、突部57とフラ
ンジ部53との間にパッキン55を圧入する必要があ
り、この圧入に手間がかかる。また、カバー54の孔5
4a、フランジ部53の孔53aおよびパッキン55の
孔55aをそれぞれ合致させなければならないため、位
置決めに手間がかかるという問題点を有していた。
【0009】また、前記のような問題点を解決する手段
として、図6に示すように、パッキン65の図中上面に
突部66を設け、この突部66をフランジ部63および
カバー64に設けた位置決め用の孔63a、64a内に
位置させることによって、パッキン65、カバー64お
よびフランジ部63の位置決めを容易にしたものが考案
されている。
として、図6に示すように、パッキン65の図中上面に
突部66を設け、この突部66をフランジ部63および
カバー64に設けた位置決め用の孔63a、64a内に
位置させることによって、パッキン65、カバー64お
よびフランジ部63の位置決めを容易にしたものが考案
されている。
【0010】しかしながら、上記のものの場合には、位
置決めの煩雑さは解消されるが、パッキン65の形状が
特殊となるため、打ち抜きで形成することができない等
パッキン65の形成に手間がかかり、結果的には全体と
して手間がかかってしまう。
置決めの煩雑さは解消されるが、パッキン65の形状が
特殊となるため、打ち抜きで形成することができない等
パッキン65の形成に手間がかかり、結果的には全体と
して手間がかかってしまう。
【0011】したがって、フューエルカットオフバルブ
51、61のガソリンタンクの壁面68への取付けが煩
雑になってしまうという問題点を有していた。
51、61のガソリンタンクの壁面68への取付けが煩
雑になってしまうという問題点を有していた。
【0012】さらに、パッキン55、65がずれると、
フューエルカットオフバルブ51、61とガソリンタン
クの壁面68とのシール性が低下するという問題点も有
していた。
フューエルカットオフバルブ51、61とガソリンタン
クの壁面68とのシール性が低下するという問題点も有
していた。
【0013】この考案は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、取付けおよび製作が容
易で、シール性が向上したフューエルカットオフバルブ
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決したものであって、取付けおよび製作が容
易で、シール性が向上したフューエルカットオフバルブ
を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの考案は、本体部と、該本体部の外周部に一体に
形成されるとともに、取付け用の孔が設けられる鍔状の
フランジ部と、該フランジ部の一方の面に設けられると
ともに、前記取付け用の孔に対応する部位に取付け用の
孔が設けられるパッキンと、該フランジ部の他方の面に
設けられるとともに、前記取付け用の孔に対応する部位
に取付け用の孔が設けられ、かつ、外周縁部に前記フラ
ンジ部及び前記パッキンの外周縁部を覆う環状の壁部が
設けられるカバーとを備え、前記本体部をガソリンタン
クの壁面に形成した開口部に挿入し、前記カバー、フラ
ンジ部及びパッキンの取付け用の孔にねじを挿通し、該
ねじを開口部の周縁部に設けたねじ孔に螺合させて所定
のトルクで締め付けることによって、ガソリンタンクの
壁面に取付けられるようになっているフューエルカット
オフバルブにおいて、前記パッキンの外周部に突部を設
けるとともに、該突部を嵌合させる切欠部を前記カバー
の壁部に設け、前記突部と前記切欠部との協働によって
前記カバー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔を
合致させるように構成した手段を採用したものである。
めにこの考案は、本体部と、該本体部の外周部に一体に
形成されるとともに、取付け用の孔が設けられる鍔状の
フランジ部と、該フランジ部の一方の面に設けられると
ともに、前記取付け用の孔に対応する部位に取付け用の
孔が設けられるパッキンと、該フランジ部の他方の面に
設けられるとともに、前記取付け用の孔に対応する部位
に取付け用の孔が設けられ、かつ、外周縁部に前記フラ
ンジ部及び前記パッキンの外周縁部を覆う環状の壁部が
設けられるカバーとを備え、前記本体部をガソリンタン
クの壁面に形成した開口部に挿入し、前記カバー、フラ
ンジ部及びパッキンの取付け用の孔にねじを挿通し、該
ねじを開口部の周縁部に設けたねじ孔に螺合させて所定
のトルクで締め付けることによって、ガソリンタンクの
壁面に取付けられるようになっているフューエルカット
オフバルブにおいて、前記パッキンの外周部に突部を設
けるとともに、該突部を嵌合させる切欠部を前記カバー
の壁部に設け、前記突部と前記切欠部との協働によって
前記カバー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔を
合致させるように構成した手段を採用したものである。
【0015】
【作用】この考案は上記の手段を採用したことにより、
パッキンの外周部の突部をカバーの外周部の壁部の切欠
部に嵌合させることで、パッキンのカバーに対する相対
的な位置が決定され、パッキンの取付け用の孔とカバー
の取付け用の孔とが相互に合致する。そして、カバーと
パッキンを一体に回動させ、カバー及びパッキンの取付
け用の孔をフランジ部の取付け用の孔に合致させ、この
状態で、本体部をガソリンタンクの壁面の開口部に挿入
し、カバー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔に
ねじを挿通して開口部の周縁部のねじ孔に螺合させ、所
定のトルクで締め付けることでガソリンタンクの壁面に
取り付けられることになる。
パッキンの外周部の突部をカバーの外周部の壁部の切欠
部に嵌合させることで、パッキンのカバーに対する相対
的な位置が決定され、パッキンの取付け用の孔とカバー
の取付け用の孔とが相互に合致する。そして、カバーと
パッキンを一体に回動させ、カバー及びパッキンの取付
け用の孔をフランジ部の取付け用の孔に合致させ、この
状態で、本体部をガソリンタンクの壁面の開口部に挿入
し、カバー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔に
ねじを挿通して開口部の周縁部のねじ孔に螺合させ、所
定のトルクで締め付けることでガソリンタンクの壁面に
取り付けられることになる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の実施例について
説明する。図1〜図3にはこの考案によるフューエルカ
ットオフバルブの実施例が示されていて、このフューエ
ルカットオフバルブ1は、円筒形状の本体部2と、この
本体部2の外周縁部に設けられた鍔状のフランジ部3
と、このフランジ部3のガソリンタンク側に面する一方
の面に配設される環状のパッキン5と、フランジ部3の
他方の面に配設されるカバー4とからなっている。
説明する。図1〜図3にはこの考案によるフューエルカ
ットオフバルブの実施例が示されていて、このフューエ
ルカットオフバルブ1は、円筒形状の本体部2と、この
本体部2の外周縁部に設けられた鍔状のフランジ部3
と、このフランジ部3のガソリンタンク側に面する一方
の面に配設される環状のパッキン5と、フランジ部3の
他方の面に配設されるカバー4とからなっている。
【0017】前記本体部2は樹脂等から形成され、その
内部には、図3に示すように、下端部が開口する空所1
7が設けられ、上部に設けられた連通路11との間は椀
状の通孔12によって連通されている。
内部には、図3に示すように、下端部が開口する空所1
7が設けられ、上部に設けられた連通路11との間は椀
状の通孔12によって連通されている。
【0018】前記空所17の内部には、その上部に設け
られた椀状の通孔12を開閉可能な突部13aを上部に
有するフロート13が配設されており、このフロート1
3はその内部に設けられたばね14によって上方に付勢
されている。
られた椀状の通孔12を開閉可能な突部13aを上部に
有するフロート13が配設されており、このフロート1
3はその内部に設けられたばね14によって上方に付勢
されている。
【0019】そして、前記空所17の内部のフロート1
3は、取付け時には、ガソリンタンクの内部に貯溜され
たガソリンに浸漬されることになり、それ自身の浮力お
よび重量と、ばね14の付勢力によって上下動し、これ
によって、常態時には、ガソリンタンクの内部の内圧を
調整し、転倒、傾斜時には、ガソリンが漏れるのを防止
するようになっている。
3は、取付け時には、ガソリンタンクの内部に貯溜され
たガソリンに浸漬されることになり、それ自身の浮力お
よび重量と、ばね14の付勢力によって上下動し、これ
によって、常態時には、ガソリンタンクの内部の内圧を
調整し、転倒、傾斜時には、ガソリンが漏れるのを防止
するようになっている。
【0020】また、前記本体部2の空所17の下端部の
開口部は孔16を有する蓋部材15によって閉塞されて
いる。
開口部は孔16を有する蓋部材15によって閉塞されて
いる。
【0021】前記カバー4は環状であるとともに、前記
フランジ部3に形成された固定用の孔3aに合致する孔
4aが形成され、外周縁部には、ほぼ直角に折れ曲がっ
た壁部4bが形成され、この壁部4bの一部が対向して
切欠されて切欠部6が形成されている。
フランジ部3に形成された固定用の孔3aに合致する孔
4aが形成され、外周縁部には、ほぼ直角に折れ曲がっ
た壁部4bが形成され、この壁部4bの一部が対向して
切欠されて切欠部6が形成されている。
【0022】一方、前記パッキン5は環状であるととも
に、前記フランジ部3に形成された固定用の孔3aに合
致する孔5aが形成され、前記切欠部6に嵌合する突部
7が外周縁部に対向して形成されている。
に、前記フランジ部3に形成された固定用の孔3aに合
致する孔5aが形成され、前記切欠部6に嵌合する突部
7が外周縁部に対向して形成されている。
【0023】そして、前記カバー4に形成した切欠部6
にパッキン5の突部7を嵌合すると、前記カバー4に穿
設された孔4aと、パッキン5に穿設された孔5aとが
合致するようになっている。
にパッキン5の突部7を嵌合すると、前記カバー4に穿
設された孔4aと、パッキン5に穿設された孔5aとが
合致するようになっている。
【0024】上記のように構成されたフューエルカット
オフバルブ1をガソリンタンクの壁面18に取付けるに
は、ガソリンタンクの壁面18に形成した開口部18a
に本体部2の下部を挿入し、フランジ部3をパッキン5
を介してガソリンタンクの壁面18にねじで固定する。
オフバルブ1をガソリンタンクの壁面18に取付けるに
は、ガソリンタンクの壁面18に形成した開口部18a
に本体部2の下部を挿入し、フランジ部3をパッキン5
を介してガソリンタンクの壁面18にねじで固定する。
【0025】この時、カバー4に穿設された孔4aと、
フランジ部3に穿設された孔3aとを合致させれば、カ
バー4、フランジ部3およびパッキン5に形成した孔4
a、3a、5aが合致するようになる。
フランジ部3に穿設された孔3aとを合致させれば、カ
バー4、フランジ部3およびパッキン5に形成した孔4
a、3a、5aが合致するようになる。
【0026】そして、ガソリンタンクの壁面18に穿設
されたねじ孔に、カバー4に穿設された孔4aを合致さ
せて、ねじをねじ孔に螺合すれば、このフューエルカッ
トオフバルブ1はガソリンタンクの壁面18に固定され
る。
されたねじ孔に、カバー4に穿設された孔4aを合致さ
せて、ねじをねじ孔に螺合すれば、このフューエルカッ
トオフバルブ1はガソリンタンクの壁面18に固定され
る。
【0027】このようにしてガソリンタンクの壁面18
に取付けられたフューエルカットオフバルブ1は、ガソ
リンタンクの内圧を調整するとともに、自動車等が転
倒、傾斜した時はガソリンの流出を防止する。
に取付けられたフューエルカットオフバルブ1は、ガソ
リンタンクの内圧を調整するとともに、自動車等が転
倒、傾斜した時はガソリンの流出を防止する。
【0028】また、前記カバー4には切欠部6が設けら
れ、パッキン5にはこの切欠部6に嵌合する突部7が設
けられているため、従来のようにパッキン5を圧入する
必要がなく、切欠部6に突部7を嵌合させるだけでパッ
キン5の脱落を防止できるとともに、カバー4に形成し
た孔4aとパッキン5に形成した孔5aを容易に合致さ
せることができる。
れ、パッキン5にはこの切欠部6に嵌合する突部7が設
けられているため、従来のようにパッキン5を圧入する
必要がなく、切欠部6に突部7を嵌合させるだけでパッ
キン5の脱落を防止できるとともに、カバー4に形成し
た孔4aとパッキン5に形成した孔5aを容易に合致さ
せることができる。
【0029】したがって、カバー4およびパッキン5に
形成した孔4a、5aとフランジ部3に形成した孔3a
とを合致させるだけで容易に位置決めができ、ガソリン
タンクの壁面18への取付け容易となる。さらに、取付
け時に位置ずれを起こすことがなく、ガソリンタンクの
壁面18とのシール性が確保される。
形成した孔4a、5aとフランジ部3に形成した孔3a
とを合致させるだけで容易に位置決めができ、ガソリン
タンクの壁面18への取付け容易となる。さらに、取付
け時に位置ずれを起こすことがなく、ガソリンタンクの
壁面18とのシール性が確保される。
【0030】さらに、従来のフューエルカットオフバル
ブ61のように、位置決め用の突部66をパッキン65
に設ける必要がないため、打ち抜き等によって形成する
ことができ、パッキンの製作が容易となった。
ブ61のように、位置決め用の突部66をパッキン65
に設ける必要がないため、打ち抜き等によって形成する
ことができ、パッキンの製作が容易となった。
【0031】
【考案の効果】この考案は前記のように構成したことに
より、パッキンの外周部に設けた突部をカバーの外周部
の壁部に設けた切欠部に嵌合させることで、パッキンの
カバーに対する相対的な位置が決定され、パッキンの取
付け用の孔とカバーの取付け用の孔とが相互に合致す
る。そして、カバーとパッキンを一体に回動させること
で、カバー及びパッキンの取付け用の孔とフランジ部の
取付け用の孔とが相互に合致するとともに、この状態で
本体部をガソリンタンクの壁面の開口部に挿入し、カバ
ー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔にねじを挿
通し、開口部の周縁部のねじ孔に螺合させて所定のトル
クで締め付けることで、ガソリンタンクの壁面に取り付
けられることになる。したがって、パッキンのカバー及
びフランジ部に対する位置決めが容易となるとともに、
取付け後においてもパッキンが所定の位置からずれるよ
うなことがないので、良好なシール性を長期的に維持す
ることができることになる。さらに、パッキンの外周部
に突部を設け、この突部が嵌合する切欠部をカバーの壁
部に設けた簡単な構造のものであるので、製作が容易と
なり、安価なものを提供することができることになる。
より、パッキンの外周部に設けた突部をカバーの外周部
の壁部に設けた切欠部に嵌合させることで、パッキンの
カバーに対する相対的な位置が決定され、パッキンの取
付け用の孔とカバーの取付け用の孔とが相互に合致す
る。そして、カバーとパッキンを一体に回動させること
で、カバー及びパッキンの取付け用の孔とフランジ部の
取付け用の孔とが相互に合致するとともに、この状態で
本体部をガソリンタンクの壁面の開口部に挿入し、カバ
ー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔にねじを挿
通し、開口部の周縁部のねじ孔に螺合させて所定のトル
クで締め付けることで、ガソリンタンクの壁面に取り付
けられることになる。したがって、パッキンのカバー及
びフランジ部に対する位置決めが容易となるとともに、
取付け後においてもパッキンが所定の位置からずれるよ
うなことがないので、良好なシール性を長期的に維持す
ることができることになる。さらに、パッキンの外周部
に突部を設け、この突部が嵌合する切欠部をカバーの壁
部に設けた簡単な構造のものであるので、製作が容易と
なり、安価なものを提供することができることになる。
【0032】また、カバーとパッキンとの間に位置ずれ
が生じないため、ガソリンタンクの壁面との間のシール
性が向上するという効果を有するものである。
が生じないため、ガソリンタンクの壁面との間のシール
性が向上するという効果を有するものである。
【図1】この考案によるフューエルカットオフバルブの
実施例を示す一部切断した概略図である。
実施例を示す一部切断した概略図である。
【図2】図1を矢印A方向から見たパッキンとカバーを
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】この考案によるフューエルカットオフバルブが
ガソリンタンクの壁面に取付けられた状態を示す概略断
面図である。
ガソリンタンクの壁面に取付けられた状態を示す概略断
面図である。
【図4】従来のフューエルカットオフバルブを示す概略
図である。
図である。
【図5】図4のB−B線矢印方向から見た概略断面図で
ある。
ある。
【図6】従来のフューエルカットオフバルブの別の例を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
1、51、61……フューエルカットオフバルブ 2、52、62……本体部 3、53、63……フランジ部 3a、4a、5a、16、53a、54a、55a、6
3a、64a、76……孔 4、54、64……カバー 4b……壁部 5、55、65……パッキン 6……切欠部 7、13a、57、66、73a……突部 11、71……連通路 12、72……通孔 13、73……フロート 14、74……ばね 15、75……蓋部材 17、77……空所 18、68……壁面 18a……開口部
3a、64a、76……孔 4、54、64……カバー 4b……壁部 5、55、65……パッキン 6……切欠部 7、13a、57、66、73a……突部 11、71……連通路 12、72……通孔 13、73……フロート 14、74……ばね 15、75……蓋部材 17、77……空所 18、68……壁面 18a……開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 本体部と、該本体部の外周部に一体に形
成されるとともに、取付け用の孔が設けられる鍔状のフ
ランジ部と、該フランジ部の一方の面に設けられるとと
もに、前記取付け用の孔に対応する部位に取付け用の孔
が設けられるパッキンと、該フランジ部の他方の面に設
けられるとともに、前記取付け用の孔に対応する部位に
取付け用の孔が設けられ、かつ、外周縁部に前記フラン
ジ部及び前記パッキンの外周縁部を覆う環状の壁部が設
けられるカバーとを備え、前記本体部をガソリンタンク
の壁面に形成した開口部に挿入し、前記カバー、フラン
ジ部及びパッキンの取付け用の孔にねじを挿通し、該ね
じを開口部の周縁部に設けたねじ孔に螺合させて所定の
トルクで締め付けることによって、ガソリンタンクの壁
面に取付けられるようになっているフューエルカットオ
フバルブにおいて、前記パッキンの外周部に突部を設け
るとともに、該突部を嵌合させる切欠部を前記カバーの
壁部に設け、前記突部と前記切欠部との協働によって前
記カバー、フランジ部及びパッキンの取付け用の孔を合
致させるように構成したことを特徴とするフューエルカ
ットオフバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992059248U JP2581515Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | フューエルカットオフバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992059248U JP2581515Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | フューエルカットオフバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622041U JPH0622041U (ja) | 1994-03-22 |
JP2581515Y2 true JP2581515Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13107900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992059248U Expired - Lifetime JP2581515Y2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | フューエルカットオフバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581515Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02136715U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-14 | ||
JP3063760U (ja) * | 1999-05-11 | 1999-11-26 | 利之 平井 | 観賞用植木鉢 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP1992059248U patent/JP2581515Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622041U (ja) | 1994-03-22 |
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