JP2581422Y2 - 水石けん供給装置 - Google Patents
水石けん供給装置Info
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- JP2581422Y2 JP2581422Y2 JP1991053536U JP5353691U JP2581422Y2 JP 2581422 Y2 JP2581422 Y2 JP 2581422Y2 JP 1991053536 U JP1991053536 U JP 1991053536U JP 5353691 U JP5353691 U JP 5353691U JP 2581422 Y2 JP2581422 Y2 JP 2581422Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用や業務用として
使用される各種水石けんを泡状吐出する供給装置に関す
る。
使用される各種水石けんを泡状吐出する供給装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、液状界面活性剤を泡状吐出するも
のとして、整髪料，髭剃り用石けん等を吐出するエアゾ
−ル容器が知られている（例えば実開昭６２−２０２３
６０号）。このエアゾ−ル容器は、缶状の耐圧容器内に
所望の液状界面活性剤・圧縮ガス等を封入し、吐出口付
近に設けた開閉弁を作動させることにより、その吐出口
から前記液状界面活性剤を泡状吐出するようになってい
る。
のとして、整髪料，髭剃り用石けん等を吐出するエアゾ
−ル容器が知られている（例えば実開昭６２−２０２３
６０号）。このエアゾ−ル容器は、缶状の耐圧容器内に
所望の液状界面活性剤・圧縮ガス等を封入し、吐出口付
近に設けた開閉弁を作動させることにより、その吐出口
から前記液状界面活性剤を泡状吐出するようになってい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記したような従来の
供給装置は、封入した液状界面活性剤や圧縮ガスがなく
なった時点で使用不能になる所謂使い捨てのものであ
り、例えば一般家庭やオフィスの洗面所・トイレなどで
永続的に使用するには適さないものであった。一方、石
鹸液を補充することで永続的な使用が可能なものとし
て、例えば特公昭４３−５８７５号等には、石鹸液を入
れる容器と、該容器内の石鹸液を吸い上げて泡立室に送
る吸上翼と、泡立室内に配された泡立翼と、泡立室上方
に設けた空気孔とを備え、石鹸液を泡立室内で泡立翼に
より撹拌すると共に、空気孔より吸い込んだ空気と混合
撹拌して泡とし、排出口より排出するようにした石鹸泡
立機が記載されているが、この泡立機は、ケーシング内
に容器、泡立室、泡立翼、吸上翼、各翼の駆動源となる
電動機等を内設したものである。 よって、例えばオフィ
スや病院内等に配備する場合は各洗面所ごとに一台づつ
設置するようになり、石鹸液の補給等のメンテナンスを
個々に行うことになるので作業が面倒である。本考案
は、上述したような従来事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、家庭用や業務用として使
用される各種水石けんを泡状吐出でき、且つ一般家庭、
或いはオフィスその他のパブリックな場所の洗面所・ト
イレなどに、永続的な使用を目的として設置可能で、し
かも複数箇所で使用するようにしても水石けんを容易に
補給し得る便利な水石けん供給装置を提供することにあ
る。
供給装置は、封入した液状界面活性剤や圧縮ガスがなく
なった時点で使用不能になる所謂使い捨てのものであ
り、例えば一般家庭やオフィスの洗面所・トイレなどで
永続的に使用するには適さないものであった。一方、石
鹸液を補充することで永続的な使用が可能なものとし
て、例えば特公昭４３−５８７５号等には、石鹸液を入
れる容器と、該容器内の石鹸液を吸い上げて泡立室に送
る吸上翼と、泡立室内に配された泡立翼と、泡立室上方
に設けた空気孔とを備え、石鹸液を泡立室内で泡立翼に
より撹拌すると共に、空気孔より吸い込んだ空気と混合
撹拌して泡とし、排出口より排出するようにした石鹸泡
立機が記載されているが、この泡立機は、ケーシング内
に容器、泡立室、泡立翼、吸上翼、各翼の駆動源となる
電動機等を内設したものである。 よって、例えばオフィ
スや病院内等に配備する場合は各洗面所ごとに一台づつ
設置するようになり、石鹸液の補給等のメンテナンスを
個々に行うことになるので作業が面倒である。本考案
は、上述したような従来事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、家庭用や業務用として使
用される各種水石けんを泡状吐出でき、且つ一般家庭、
或いはオフィスその他のパブリックな場所の洗面所・ト
イレなどに、永続的な使用を目的として設置可能で、し
かも複数箇所で使用するようにしても水石けんを容易に
補給し得る便利な水石けん供給装置を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の水石けん供給装置は、水石けんを収容する
と共に底部に水石けんの取出し口を開設したタンクと、
底部には水石けんの導入口と空気導入口を、先端には吐
出口を夫々開設し内部には前記両導入口と吐出口とを連
絡する流路を設け、該流路中途部に開閉弁を設けると共
に、前記開閉弁の下流側に撹拌手段を有した撹拌室を具
備する吐出ノズルと、前記タンクの取出し口と前記吐出
ノズルの水石けんの導入口とを接続する配管と、前記タ
ンク内の水石けんを前記配管を経由して吐出ノズルへ圧
送する水石けん供給手段と、前記配管と前記吐出ノズル
の水石けんの導入口との間に設けた逆止弁と、強制的に
空気を送るエアー送出装置と、このエアー送出装置と前
記吐出ノズルの空気導入口とを接続するエアー配管と、
該エアー配管と前記吐出ノズルの空気導入口との間に設
けた逆止弁とからなり、前記吐出ノズルの開閉弁を開く
ことにより前記撹拌室内に水石けんと空気とが導かれ前
記撹拌手段で撹拌されて泡状態で吐出することを特徴と
する。
に、本考案の水石けん供給装置は、水石けんを収容する
と共に底部に水石けんの取出し口を開設したタンクと、
底部には水石けんの導入口と空気導入口を、先端には吐
出口を夫々開設し内部には前記両導入口と吐出口とを連
絡する流路を設け、該流路中途部に開閉弁を設けると共
に、前記開閉弁の下流側に撹拌手段を有した撹拌室を具
備する吐出ノズルと、前記タンクの取出し口と前記吐出
ノズルの水石けんの導入口とを接続する配管と、前記タ
ンク内の水石けんを前記配管を経由して吐出ノズルへ圧
送する水石けん供給手段と、前記配管と前記吐出ノズル
の水石けんの導入口との間に設けた逆止弁と、強制的に
空気を送るエアー送出装置と、このエアー送出装置と前
記吐出ノズルの空気導入口とを接続するエアー配管と、
該エアー配管と前記吐出ノズルの空気導入口との間に設
けた逆止弁とからなり、前記吐出ノズルの開閉弁を開く
ことにより前記撹拌室内に水石けんと空気とが導かれ前
記撹拌手段で撹拌されて泡状態で吐出することを特徴と
する。
【０００５】
【作用】以上の構成によれば、水石けん供給手段の作動
により、タンク内の水石けんが配管内を流動して強制的
に各吐出ノズルの流路内へ送られると共に、エアー送出
装置からエアー配管を介して供給される空気が各吐出ノ
ズルの流路内で水石けんに混合し、各吐出ノズルでの開
閉弁の開作動によりその水石けんと空気が攪拌室に導か
れ、撹拌手段により水石けんと空気を撹拌して、吐出口
から泡状の水石けんを吐出する。よって、タンク内に水
石けんを適宜補給することにより、装置の永続的な使用
が可能になる。
により、タンク内の水石けんが配管内を流動して強制的
に各吐出ノズルの流路内へ送られると共に、エアー送出
装置からエアー配管を介して供給される空気が各吐出ノ
ズルの流路内で水石けんに混合し、各吐出ノズルでの開
閉弁の開作動によりその水石けんと空気が攪拌室に導か
れ、撹拌手段により水石けんと空気を撹拌して、吐出口
から泡状の水石けんを吐出する。よって、タンク内に水
石けんを適宜補給することにより、装置の永続的な使用
が可能になる。
【０００６】
【作用】以上の構成によれば、開閉弁を開くと、水石け
ん供給手段の作動により、タンク内の水石けんが配管内
を流動して強制的に各吐出ノズルの流路内へ送られると
共に、エアー送出装置からエアー配管を介して供給され
る空気が各吐出ノズルの流路内で水石けんに混合し、各
吐出ノズルでの開閉弁の開作動によりその水石けんと空
気が攪拌室に導かれ、撹拌手段により水石けんと空気を
撹拌して、吐出口から泡状の水石けんを吐出する。よっ
て、タンク内に水石けんを適宜補給することにより、装
置の永続的な使用が可能になる。そして、開閉弁を閉じ
た状態では、空気又は水石けんの圧力の高い方が吐出ノ
ズルの流路を経由して圧力の低い側に流れ込むのを逆止
弁により防止する。従って、水石けん供給手段に空気が
流れ込んだり、エアー送出装置に水石けんが流れ込んだ
りすることによる故障の防止が可能になる。
ん供給手段の作動により、タンク内の水石けんが配管内
を流動して強制的に各吐出ノズルの流路内へ送られると
共に、エアー送出装置からエアー配管を介して供給され
る空気が各吐出ノズルの流路内で水石けんに混合し、各
吐出ノズルでの開閉弁の開作動によりその水石けんと空
気が攪拌室に導かれ、撹拌手段により水石けんと空気を
撹拌して、吐出口から泡状の水石けんを吐出する。よっ
て、タンク内に水石けんを適宜補給することにより、装
置の永続的な使用が可能になる。そして、開閉弁を閉じ
た状態では、空気又は水石けんの圧力の高い方が吐出ノ
ズルの流路を経由して圧力の低い側に流れ込むのを逆止
弁により防止する。従って、水石けん供給手段に空気が
流れ込んだり、エアー送出装置に水石けんが流れ込んだ
りすることによる故障の防止が可能になる。
【０００７】タンク１は、上壁若しくは側壁の適宜位置
に開閉自在な補給口（図示せず）を備えた耐圧タンク
で、その上部には圧縮空気の供給口１ａを、底部には水
石けんａの取出し口１ｂを、夫々開設する。前記供給口
１ａは空気配管４´を介して水石けん供給手段４ａに連
絡する。タンク１の内部には圧力センサｂを設けてあ
り、該圧力センサｂは制御部７に電気的に連絡する。上
記圧力センサｂは周知のストレインゲージ又は磁気抵抗
素子を用いた圧力スイッチからなり、タンク１内圧力の
変化に伴う電気抵抗の変化を利用してタンク１内圧力を
電気信号として制御部７に発信する。
に開閉自在な補給口（図示せず）を備えた耐圧タンク
で、その上部には圧縮空気の供給口１ａを、底部には水
石けんａの取出し口１ｂを、夫々開設する。前記供給口
１ａは空気配管４´を介して水石けん供給手段４ａに連
絡する。タンク１の内部には圧力センサｂを設けてあ
り、該圧力センサｂは制御部７に電気的に連絡する。上
記圧力センサｂは周知のストレインゲージ又は磁気抵抗
素子を用いた圧力スイッチからなり、タンク１内圧力の
変化に伴う電気抵抗の変化を利用してタンク１内圧力を
電気信号として制御部７に発信する。
【０００８】吐出ノズル２は、その底部に水石けんａの
導入口２ａと空気導入口２ｂを、先端には吐出口２ｃを
夫々開設し、内部には前記両導入口２ａ・２ｂと吐出口
２ｃを連絡する流路２ｄを設ける。また、図２に示す如
く、流路２ｄの中途部には開閉弁８を設けると共に、吐
出口２ｃ内には複数枚の網体９を装着して、水石けんａ
と空気を攪拌する攪拌室１０を形成する。
導入口２ａと空気導入口２ｂを、先端には吐出口２ｃを
夫々開設し、内部には前記両導入口２ａ・２ｂと吐出口
２ｃを連絡する流路２ｄを設ける。また、図２に示す如
く、流路２ｄの中途部には開閉弁８を設けると共に、吐
出口２ｃ内には複数枚の網体９を装着して、水石けんａ
と空気を攪拌する攪拌室１０を形成する。
【０００９】水石けんの導入口２ａはタンク１の取出し
口１ｂに配管３´で接続され、これにより、タンク１と
吐出口２ｃとを連絡する水石けん供給経路３が形成され
る。配管３´は中途部において複数に分岐し、分岐した
夫々の先端に各々吐出ノズル２を接続する。
口１ｂに配管３´で接続され、これにより、タンク１と
吐出口２ｃとを連絡する水石けん供給経路３が形成され
る。配管３´は中途部において複数に分岐し、分岐した
夫々の先端に各々吐出ノズル２を接続する。
【００１０】上記開閉弁８は光電センサ等の人感センサ
による手の感知やタッチスイッチの押圧操作に基づく電
気信号により一定時間開弁する電動式，電磁式のもので
も、押しボタンを押すことにより機械的に作動してボタ
ンを押している間（若しくは一定時間）開弁する手動式
のものでも良いが、図示例では押しボタン８ａの操作に
よる手動式の開閉弁を示してある。
による手の感知やタッチスイッチの押圧操作に基づく電
気信号により一定時間開弁する電動式，電磁式のもので
も、押しボタンを押すことにより機械的に作動してボタ
ンを押している間（若しくは一定時間）開弁する手動式
のものでも良いが、図示例では押しボタン８ａの操作に
よる手動式の開閉弁を示してある。
【００１１】水石けん供給手段４ａは、空気配管４´を
介してタンク１内に圧縮空気を送ることによりタンク１
内の水石けんａを吐出ノズル２に圧送する加圧装置、例
えばコンプレッサー，油圧（水圧）シリンダー，加圧ボ
ンベ等で、制御部７に電気的に連絡している。
介してタンク１内に圧縮空気を送ることによりタンク１
内の水石けんａを吐出ノズル２に圧送する加圧装置、例
えばコンプレッサー，油圧（水圧）シリンダー，加圧ボ
ンベ等で、制御部７に電気的に連絡している。
【００１２】制御部７は圧力センサｂからの検出信号を
入力して、タンク１内圧が所定の圧力以下になったとき
に出力を発生し、所定圧力より高くなると出力を消滅す
るように構成されるもので、水石けん供給手段４ａは上
記の出力を受けると作動してタンク１内に圧縮空気を供
給し、タンク１内を所定圧に加圧する。尚、水石けん供
給手段４ａを加圧ボンベで構成する場合は、空気配管４
´の中途部に電動弁を設け且つその電動弁の作動を制御
部７により制御して、前記の如くタンク１内を所定圧に
加圧する。制御部７は図示の如く設置面Ｃ上に設ける
か、若しくはタンク１，水石けん供給手段４ａに近接し
て設ける。
入力して、タンク１内圧が所定の圧力以下になったとき
に出力を発生し、所定圧力より高くなると出力を消滅す
るように構成されるもので、水石けん供給手段４ａは上
記の出力を受けると作動してタンク１内に圧縮空気を供
給し、タンク１内を所定圧に加圧する。尚、水石けん供
給手段４ａを加圧ボンベで構成する場合は、空気配管４
´の中途部に電動弁を設け且つその電動弁の作動を制御
部７により制御して、前記の如くタンク１内を所定圧に
加圧する。制御部７は図示の如く設置面Ｃ上に設ける
か、若しくはタンク１，水石けん供給手段４ａに近接し
て設ける。
【００１３】エアー送出装置６は空気供給経路５を介し
て吐出口２ｃへ強制的に空気を送るもの、例えば手動若
しくは電動の送風ポンプなどで、本実施例においては電
動のものを用い、制御部７に電気的に連絡している。空
気供給経路５はエアー送出装置６と空気導入口２ｂをエ
ア−配管５´で接続して形成され、エアー配管５´は中
途部において複数に分岐し、分岐した夫々の先端に各々
吐出ノズル２が接続される。エアー配管５´には安全弁
１２を、配管３´，エアー配管５´には逆止弁１３を、
夫々適宜位置に設ける。
て吐出口２ｃへ強制的に空気を送るもの、例えば手動若
しくは電動の送風ポンプなどで、本実施例においては電
動のものを用い、制御部７に電気的に連絡している。空
気供給経路５はエアー送出装置６と空気導入口２ｂをエ
ア−配管５´で接続して形成され、エアー配管５´は中
途部において複数に分岐し、分岐した夫々の先端に各々
吐出ノズル２が接続される。エアー配管５´には安全弁
１２を、配管３´，エアー配管５´には逆止弁１３を、
夫々適宜位置に設ける。
【００１４】以上の構成によれば、水石けん供給手段４
ａの作動を制御部７により制御してタンク１内を常に所
定圧に加圧する。タンク１内の水石けんａはその加圧に
より吐出ノズル２の流路２ｄへと圧送され、押しボタン
８ａを押すことにより吐出口２ｃから吐出される。同時
に、エアー送出装置６から供給される空気と水石けんａ
が流路２ｄ内で混合し、且つ攪拌室１０内の網体９で攪
拌される。よって、水石けんａは泡状態で吐出される。
ａの作動を制御部７により制御してタンク１内を常に所
定圧に加圧する。タンク１内の水石けんａはその加圧に
より吐出ノズル２の流路２ｄへと圧送され、押しボタン
８ａを押すことにより吐出口２ｃから吐出される。同時
に、エアー送出装置６から供給される空気と水石けんａ
が流路２ｄ内で混合し、且つ攪拌室１０内の網体９で攪
拌される。よって、水石けんａは泡状態で吐出される。
【００１５】このように水石けんａを泡状にして吐出さ
せることは、タンク１内圧による水石けんａの吐出勢い
が強すぎて手に当って飛び散ったり、流れ落ちたりする
ことを防止するだけでなく、少量の水石けんａを効率的
に使用することができ水石けんａの節約にも有効であ
る。
せることは、タンク１内圧による水石けんａの吐出勢い
が強すぎて手に当って飛び散ったり、流れ落ちたりする
ことを防止するだけでなく、少量の水石けんａを効率的
に使用することができ水石けんａの節約にも有効であ
る。
【００１６】図３においては、上述した網体９に代え
て、吐出口２ｃ内に小径部２ｃ´を適宜間隔ごとに設
け、これにより攪拌室１０を形成している。
て、吐出口２ｃ内に小径部２ｃ´を適宜間隔ごとに設
け、これにより攪拌室１０を形成している。
【００１７】図４は、本考案の請求項１に係るものでは
ないが、上記した水石けん供給手段を送出装置、例えば
液送ポンプ４ｂで構成した参考例を示している。即ちこ
の例においては、タンク１´に開放型のものを用い、且
つそのタンク１´の取出し口１ｂと吐出ノズル２´を接
続する配管３´の中途部に液送ポンプ４ｂを設けてい
る。さらに、その液送ポンプ４ｂと、吐出ノズル２´に
設けたスイッチ１４と、エアー配管５´に設けたエアー
送出装置６を制御部７に電気的に連絡させる。そうし
て、スイッチ１４の操作で液送ポンプ４ｂ・エアー送出
装置６を作動させ、これにより水石けんａと空気を吐出
ノズル２´に送って、前記同様吐出口２ｃから泡状の水
石けんを吐出するようになっている。
ないが、上記した水石けん供給手段を送出装置、例えば
液送ポンプ４ｂで構成した参考例を示している。即ちこ
の例においては、タンク１´に開放型のものを用い、且
つそのタンク１´の取出し口１ｂと吐出ノズル２´を接
続する配管３´の中途部に液送ポンプ４ｂを設けてい
る。さらに、その液送ポンプ４ｂと、吐出ノズル２´に
設けたスイッチ１４と、エアー配管５´に設けたエアー
送出装置６を制御部７に電気的に連絡させる。そうし
て、スイッチ１４の操作で液送ポンプ４ｂ・エアー送出
装置６を作動させ、これにより水石けんａと空気を吐出
ノズル２´に送って、前記同様吐出口２ｃから泡状の水
石けんを吐出するようになっている。
【００１８】また、この例においては液送ポンプ４ｂが
開閉弁として作用するので、図５，６に示す如く、吐出
ノズル２´の流路２ｄ内に開閉弁８を設ける必要はな
い。
開閉弁として作用するので、図５，６に示す如く、吐出
ノズル２´の流路２ｄ内に開閉弁８を設ける必要はな
い。
【００１９】尚、本考案において、ポンプは電動型に限
らず、手動型のものを用いるようにしても良い。さら
に、水石けんａは手洗い用の水石けんに限定されるもの
ではなく、例えばシャンプー，リンス，化粧品，各種用
途に使用される洗剤，その他、家庭用，業務用に限ら
ず、使用目的に応じて任意に選択できる。
らず、手動型のものを用いるようにしても良い。さら
に、水石けんａは手洗い用の水石けんに限定されるもの
ではなく、例えばシャンプー，リンス，化粧品，各種用
途に使用される洗剤，その他、家庭用，業務用に限ら
ず、使用目的に応じて任意に選択できる。
【００２０】また、上記夫々の実施例において、エアー
送出装置６に排気量一定のポンプのものを用いた場合に
は配管３´，エアー配管５´の中途部に流量調整弁（不
図示）などを設けるか、若しくはエアー送出装置６に排
気量可変タイプのポンプを用いた場合には制御部７によ
りその排気量を制御可能とし、これにより空気の供給量
を任意に調整できるようにして、泡状吐出される水石け
んの形状（きめの細かさ）を使用者の好みに応じて調整
可能とすることもできる。さらに、上述した以外の所望
の機能、例えば、タンク１内の水石けんａの残量を表示
する機能、水石けんａの補給時にタンク１からのオーバ
ーフローを防止するための警告機能、タンク１・吐出ノ
ズル２，２´・配管３´，エアー配管５´等の破損によ
り水石けんａや空気の漏れがあった場合に異常を表示す
る機能等を付加することは勿論任意である。
送出装置６に排気量一定のポンプのものを用いた場合に
は配管３´，エアー配管５´の中途部に流量調整弁（不
図示）などを設けるか、若しくはエアー送出装置６に排
気量可変タイプのポンプを用いた場合には制御部７によ
りその排気量を制御可能とし、これにより空気の供給量
を任意に調整できるようにして、泡状吐出される水石け
んの形状（きめの細かさ）を使用者の好みに応じて調整
可能とすることもできる。さらに、上述した以外の所望
の機能、例えば、タンク１内の水石けんａの残量を表示
する機能、水石けんａの補給時にタンク１からのオーバ
ーフローを防止するための警告機能、タンク１・吐出ノ
ズル２，２´・配管３´，エアー配管５´等の破損によ
り水石けんａや空気の漏れがあった場合に異常を表示す
る機能等を付加することは勿論任意である。
【００２１】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成したの
で、家庭用や業務用として使用される各種の水石けんを
泡状吐出でき、且つ一般家庭やオフィス，その他のパブ
リックな場所の洗面所・トイレなどに、永続的な使用を
目的として設置可能な水石けん供給装置を提供しうる。
また、水石けんを泡状で吐出するので、水石けんの効率
的な使用が可能になって一回当りの水石けん使用量が減
るので、水石けんの補給に係るコストと手間が少なくて
済む。また、エアー送出装置、エアー配管を介して吐出
ノズルへ空気を供給するようにしたので、例えば水石け
んの供給経路途中に設けた空気取り込み孔等から空気を
取り込んで水石けんと混合させようとする場合に比べ、
該空気取り込み孔等からの水石けんの漏出を防いで、水
石けんの無駄な消費を防止すると共に、空気取り込み孔
等廻りに水石けんが付着，固化して使用者に不快感を与
えるような虞れを少なくできる。しかも、水石けん用の
配管と吐出ノズルの水石けんの導入口との間及びエアー
配管と吐出ノズルの空気導入口との間に夫々逆止弁を設
けているので、開閉弁を閉じた状態で空気又は水石けん
の圧力の高い方が吐出ノズルの流路を経由して圧力の低
い側に流れ込むことを防止でき、従って水石けん供給手
段に空気が流れ込んだり、エアー送出装置に水石けんが
流れ込んだりすることによる故障が生じない。
で、家庭用や業務用として使用される各種の水石けんを
泡状吐出でき、且つ一般家庭やオフィス，その他のパブ
リックな場所の洗面所・トイレなどに、永続的な使用を
目的として設置可能な水石けん供給装置を提供しうる。
また、水石けんを泡状で吐出するので、水石けんの効率
的な使用が可能になって一回当りの水石けん使用量が減
るので、水石けんの補給に係るコストと手間が少なくて
済む。また、エアー送出装置、エアー配管を介して吐出
ノズルへ空気を供給するようにしたので、例えば水石け
んの供給経路途中に設けた空気取り込み孔等から空気を
取り込んで水石けんと混合させようとする場合に比べ、
該空気取り込み孔等からの水石けんの漏出を防いで、水
石けんの無駄な消費を防止すると共に、空気取り込み孔
等廻りに水石けんが付着，固化して使用者に不快感を与
えるような虞れを少なくできる。しかも、水石けん用の
配管と吐出ノズルの水石けんの導入口との間及びエアー
配管と吐出ノズルの空気導入口との間に夫々逆止弁を設
けているので、開閉弁を閉じた状態で空気又は水石けん
の圧力の高い方が吐出ノズルの流路を経由して圧力の低
い側に流れ込むことを防止でき、従って水石けん供給手
段に空気が流れ込んだり、エアー送出装置に水石けんが
流れ込んだりすることによる故障が生じない。
【図１】 本考案供給装置の一実施例を示す模式図。
【図２】 図１における攪拌室の拡大断面図。
【図３】 図１における攪拌室の他例を示す拡大断面
図。
図。
【図４】 参考例を示す模式図。
【図５】 図４における攪拌室の拡大断面図。
【図６】 図４における攪拌室の他例を示す拡大断面
図。
図。
１，１´：タンク ５：空気供給経
路 ２，２´：吐出ノズル ６：エアー送出
装置 ２ａ：水石けんの導入口 ７：制御部 ２ｂ：空気導入口 ８：開閉弁 ２ｃ：吐出口 ９：網体 ３：水石けん供給経路 １０：攪拌室 ４ａ，４ｂ：水石けん供給手段 ａ：水石けん
路 ２，２´：吐出ノズル ６：エアー送出
装置 ２ａ：水石けんの導入口 ７：制御部 ２ｂ：空気導入口 ８：開閉弁 ２ｃ：吐出口 ９：網体 ３：水石けん供給経路 １０：攪拌室 ４ａ，４ｂ：水石けん供給手段 ａ：水石けん
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B01J 4/00 - 4/04 A47K 5/12 B05B 7/26
Claims (1)
- 【請求項１】水石けんを収容すると共に底部に水石けん
の取出し口を開設したタンクと、底部には水石けんの導
入口と空気導入口を、先端には吐出口を夫々開設し内部
には前記両導入口と吐出口とを連絡する流路を設け、該
流路中途部に開閉弁を設けると共に、前記開閉弁の下流
側に撹拌手段を有した撹拌室を具備する吐出ノズルと、
前記タンクの取出し口と前記吐出ノズルの水石けんの導
入口とを接続する配管と、前記タンク内の水石けんを前
記配管を経由して吐出ノズルへ圧送する水石けん供給手
段と、前記配管と前記吐出ノズルの水石けんの導入口と
の間に設けた逆止弁と、強制的に空気を送るエアー送出
装置と、このエアー送出装置と前記吐出ノズルの空気導
入口とを接続するエアー配管と、該エアー配管と前記吐
出ノズルの空気導入口との間に設けた逆止弁とからな
り、前記吐出ノズルの開閉弁を開くことにより前記撹拌
室内に水石けんと空気とが導かれ前記撹拌手段で撹拌さ
れて泡状態で吐出することを特徴とする水石けん供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991053536U JP2581422Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水石けん供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991053536U JP2581422Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水石けん供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057334U JPH057334U (ja) | 1993-02-02 |
| JP2581422Y2 true JP2581422Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12945532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991053536U Expired - Lifetime JP2581422Y2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 水石けん供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581422Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0171521U (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-12 | ||
| JPH01210061A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-23 | Riko Kiyousan Kk | 薬剤散布装置 |
| JPH0292789U (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-24 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP1991053536U patent/JP2581422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH057334U (ja) | 1993-02-02 |
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