JP2581372Y2 - ラッゲージドアのランプ取付構造 - Google Patents
ラッゲージドアのランプ取付構造Info
- Publication number
- JP2581372Y2 JP2581372Y2 JP1375393U JP1375393U JP2581372Y2 JP 2581372 Y2 JP2581372 Y2 JP 2581372Y2 JP 1375393 U JP1375393 U JP 1375393U JP 1375393 U JP1375393 U JP 1375393U JP 2581372 Y2 JP2581372 Y2 JP 2581372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount stop
- stop lamp
- outer panel
- luggage door
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車等の車両のラ
ッゲージドアにおける特にハイマウントストップランプ
の取付構造に関する。
ッゲージドアにおける特にハイマウントストップランプ
の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ハイマウントストップランプを取
り付ける場合、ラッゲージドアのインナパネルにリイン
フォースを介して、そのリインフォースの裏側から挿入
して固定するようになっていた。例えば図５及び図６
は、従来のラッゲージドアにおけるハイマウントストッ
プランプの取付構造の要部構成を示している。図におい
て、１はラッゲージドア、２はアウタパネル、３はイン
ナパネル、４はインナパネル３に溶接（×印により示し
た）によって接合されたリインフォース、５はハイマウ
ントストップランプ、６はハイマウントストップランプ
５の固定用のボルトである。ハイマウントストップラン
プ５は、その取付用孔５ａにボルト６を挿通させて、締
め込むことにより、リインフォース４を介して取り付け
られる。こうして取り付けられたハイマウントストップ
ランプ５は、そのランプ面５ｂが、アウタパネル２の開
口２ａより露出するようになっている。
り付ける場合、ラッゲージドアのインナパネルにリイン
フォースを介して、そのリインフォースの裏側から挿入
して固定するようになっていた。例えば図５及び図６
は、従来のラッゲージドアにおけるハイマウントストッ
プランプの取付構造の要部構成を示している。図におい
て、１はラッゲージドア、２はアウタパネル、３はイン
ナパネル、４はインナパネル３に溶接（×印により示し
た）によって接合されたリインフォース、５はハイマウ
ントストップランプ、６はハイマウントストップランプ
５の固定用のボルトである。ハイマウントストップラン
プ５は、その取付用孔５ａにボルト６を挿通させて、締
め込むことにより、リインフォース４を介して取り付け
られる。こうして取り付けられたハイマウントストップ
ランプ５は、そのランプ面５ｂが、アウタパネル２の開
口２ａより露出するようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラッゲージドア１におけるハイマウントスト
ップランプ取付構造において、上記のようにハイマウン
トストップランプ５は、ラッゲージドア１の裏側から挿
入・組付けられるようになっているが、その組付作業は
目視によって行われるため、作業バラツキが生じざるを
得なかった。このため、ハイマウントストップランプ５
がアウタパネル２又はインナパネル３と接触し、特にハ
イマウントストップランプ５のランプ面５ｂ等を傷を付
ける危険があった。さらに、アウタパネル２には、上記
ハイマウントストップランプ５のランプ面５ｂを露出さ
せるための開口２ａが形成されるので、該アウタパネル
２の剛性を確保するのが難しかった。
うな従来のラッゲージドア１におけるハイマウントスト
ップランプ取付構造において、上記のようにハイマウン
トストップランプ５は、ラッゲージドア１の裏側から挿
入・組付けられるようになっているが、その組付作業は
目視によって行われるため、作業バラツキが生じざるを
得なかった。このため、ハイマウントストップランプ５
がアウタパネル２又はインナパネル３と接触し、特にハ
イマウントストップランプ５のランプ面５ｂ等を傷を付
ける危険があった。さらに、アウタパネル２には、上記
ハイマウントストップランプ５のランプ面５ｂを露出さ
せるための開口２ａが形成されるので、該アウタパネル
２の剛性を確保するのが難しかった。
【０００４】この考案は上記の点に鑑み、ハイマウント
ストップランプの組付作業性を向上し、且つアウタパネ
ルの剛性を高め得るラッゲージドアのランプ取付構造を
提供することを目的とする。
ストップランプの組付作業性を向上し、且つアウタパネ
ルの剛性を高め得るラッゲージドアのランプ取付構造を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案のラッゲージド
アのランプ取付構造は、アウタパネルとインナパネルを
有するラッゲージドアに、ハイマウントストップランプ
を設け、該ハイマウントストップランプのランプ面を上
記アウタパネルの開口に露出させるようになっている
が、上記インナパネルに固着したロック・リテーナの一
部を、上記アウタパネル側に突出させることにより、ガ
イドアームを形成すると共に、該ガイドアームの先端
を、マスチックを介して上記アウタパネルの上記開口の
至近位置に接合するようにしたものである。
アのランプ取付構造は、アウタパネルとインナパネルを
有するラッゲージドアに、ハイマウントストップランプ
を設け、該ハイマウントストップランプのランプ面を上
記アウタパネルの開口に露出させるようになっている
が、上記インナパネルに固着したロック・リテーナの一
部を、上記アウタパネル側に突出させることにより、ガ
イドアームを形成すると共に、該ガイドアームの先端
を、マスチックを介して上記アウタパネルの上記開口の
至近位置に接合するようにしたものである。
【０００６】
【作用】本考案によれば、ロック・リテーナを利用して
ガイドアームを形成し、このガイドアームのガイド面に
沿って、ハイマウントストップランプが挿入・組付けさ
れる。このようにハイマウントストップランプの組付け
に際して、ハイマウントストップランプを的確にガイド
するようにしたことにより、該ハイマウントストップラ
ンプを円滑に、そして所定位置に適正且つ確実に取り付
けることができ、組付作業性を向上することができる。
またアウタパネルは、ロック・リテーナのガイドアーム
を介してインナパネルと連結され、これによりアウタパ
ネルの剛性を有効に強化することができる。
ガイドアームを形成し、このガイドアームのガイド面に
沿って、ハイマウントストップランプが挿入・組付けさ
れる。このようにハイマウントストップランプの組付け
に際して、ハイマウントストップランプを的確にガイド
するようにしたことにより、該ハイマウントストップラ
ンプを円滑に、そして所定位置に適正且つ確実に取り付
けることができ、組付作業性を向上することができる。
またアウタパネルは、ロック・リテーナのガイドアーム
を介してインナパネルと連結され、これによりアウタパ
ネルの剛性を有効に強化することができる。
【０００７】
【実施例】以下、図１乃至図４に基づき、従来例と同一
部材には同一符号を用いて、本考案によるラッゲージド
アのランプ取付構造の一実施例を説明する。図１に示し
たように、ラッゲージドア１を構成するアウタパネル２
には、ハイマウントストップランプ５のランプ面５ｂを
露出させるための開口２ａが形成されている。またアウ
タパネル２の裏側には、図２に示したように、インナパ
ネル３が設けられており、このインナパネル３には、後
述するロック・リテーナ７が固着し、そしてロック・リ
テーナ７のガイドアーム８が上記開口２ａの至近位置に
接合している。
部材には同一符号を用いて、本考案によるラッゲージド
アのランプ取付構造の一実施例を説明する。図１に示し
たように、ラッゲージドア１を構成するアウタパネル２
には、ハイマウントストップランプ５のランプ面５ｂを
露出させるための開口２ａが形成されている。またアウ
タパネル２の裏側には、図２に示したように、インナパ
ネル３が設けられており、このインナパネル３には、後
述するロック・リテーナ７が固着し、そしてロック・リ
テーナ７のガイドアーム８が上記開口２ａの至近位置に
接合している。
【０００８】図３及び図４は、本案取付構造の要部構成
を示している。上記ガイドアーム８は、上記ロック・リ
テーナ７の一部を、上記アウタパネル２側へ突出させる
ことにより形成したものであり、本実施例ではハイマウ
ントストップランプ５の大きさ（幅寸法）に対応して、
図示のように一対設けられている。ガイドアーム８の先
端８ａは、僅かに折曲されていて、この折曲部に図３の
ようにマスチック９を適用し、これによりガイドアーム
８は、アウタパネル２の裏側の開口２ａの至近位置に強
固に接合される。なおマスチック９は、一種の接着剤で
あり、固化することにより所定の接着力を生じさせる。
を示している。上記ガイドアーム８は、上記ロック・リ
テーナ７の一部を、上記アウタパネル２側へ突出させる
ことにより形成したものであり、本実施例ではハイマウ
ントストップランプ５の大きさ（幅寸法）に対応して、
図示のように一対設けられている。ガイドアーム８の先
端８ａは、僅かに折曲されていて、この折曲部に図３の
ようにマスチック９を適用し、これによりガイドアーム
８は、アウタパネル２の裏側の開口２ａの至近位置に強
固に接合される。なおマスチック９は、一種の接着剤で
あり、固化することにより所定の接着力を生じさせる。
【０００９】インナパネル３には、図４に示したよう
に、ハイマウントストップランプ５に対する挿入作業穴
１０が開設されていて、この挿入作業穴１０の周囲に、
本実施例では４箇所で取付穴１１が形成されている。そ
して各取付穴１１にボルト１２（図３参照）を挿通させ
て、ハイマウントストップランプ５をインナパネル３に
固定するようになっている。ガイドアーム８は、上記の
ようにロック・リテーナ７から突出形成されるが、その
基部は、図３に示されるように、挿入作業穴１０の周縁
から比較的なだらかな傾斜角度に設定された挿入カイド
面８ｂとして構成されており、ハイマウントストップラ
ンプ５の挿入・組付けをガイドするようになっている。
なお図３において、１３は、ハイマウントストップラン
プ５のランプ面５ｂの周囲に適用されるシール材であ
る。
に、ハイマウントストップランプ５に対する挿入作業穴
１０が開設されていて、この挿入作業穴１０の周囲に、
本実施例では４箇所で取付穴１１が形成されている。そ
して各取付穴１１にボルト１２（図３参照）を挿通させ
て、ハイマウントストップランプ５をインナパネル３に
固定するようになっている。ガイドアーム８は、上記の
ようにロック・リテーナ７から突出形成されるが、その
基部は、図３に示されるように、挿入作業穴１０の周縁
から比較的なだらかな傾斜角度に設定された挿入カイド
面８ｂとして構成されており、ハイマウントストップラ
ンプ５の挿入・組付けをガイドするようになっている。
なお図３において、１３は、ハイマウントストップラン
プ５のランプ面５ｂの周囲に適用されるシール材であ
る。
【００１０】本考案によるラッゲージドアのランプ取付
構造では、ロック・リテーナ７を利用してその一部をア
ウタパネル２まで延長することにより、ガイドアーム８
が形成される。更に、このガイドアーム８は、マスチッ
ク打ちによって該アウタパネル２に強固に接合される。
ハイマウントストップランプ５を組み付ける場合、イン
ナパネル３の挿入作業穴１０から挿入するが、ハイマウ
ントストップランプ５をガイドアーム８のガイド面８ｂ
に沿って摺動させることにより、該ハイマウントストッ
プランプ５を的確にガイドして、所定位置に適正且つ確
実に取り付けることができる。このようにハイマウント
ストップランプ５を円滑に組み込み、その組付作業性を
向上することができる。また上記のようにアウタパネル
２は、ロック・リテーナ７のガイドアーム８を介して、
インナパネル３と連結される。またガイドアーム８は、
マスチック打ちによって該アウタパネル２、特にその開
口２ａの至近位置に強固に接合され、これによりアウタ
パネル２の面剛性を有効に強化することができる。
構造では、ロック・リテーナ７を利用してその一部をア
ウタパネル２まで延長することにより、ガイドアーム８
が形成される。更に、このガイドアーム８は、マスチッ
ク打ちによって該アウタパネル２に強固に接合される。
ハイマウントストップランプ５を組み付ける場合、イン
ナパネル３の挿入作業穴１０から挿入するが、ハイマウ
ントストップランプ５をガイドアーム８のガイド面８ｂ
に沿って摺動させることにより、該ハイマウントストッ
プランプ５を的確にガイドして、所定位置に適正且つ確
実に取り付けることができる。このようにハイマウント
ストップランプ５を円滑に組み込み、その組付作業性を
向上することができる。また上記のようにアウタパネル
２は、ロック・リテーナ７のガイドアーム８を介して、
インナパネル３と連結される。またガイドアーム８は、
マスチック打ちによって該アウタパネル２、特にその開
口２ａの至近位置に強固に接合され、これによりアウタ
パネル２の面剛性を有効に強化することができる。
【００１１】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、ロック・
リテーナを有効利用して、ハイマウントストップランプ
に対する挿入ガイドを構成したことにより、該ハイマウ
ントストップランプの組付作業時にその組付作業性を向
上することができる。またハイマウントストップランプ
に対する的確なガイドを実現したことにより、作業バラ
ツキをなくしてハイマウントストップランプのランプ面
を傷付ける心配が全くなく、高い品質を確保することが
できる。更にロック・リテーナの一部をアウタパネルま
で延長して、マスチック打ちによってアウタパネルと強
固に接合し、アウタパネルの面剛性を有効に強化するこ
とができる等の利点がある。
リテーナを有効利用して、ハイマウントストップランプ
に対する挿入ガイドを構成したことにより、該ハイマウ
ントストップランプの組付作業時にその組付作業性を向
上することができる。またハイマウントストップランプ
に対する的確なガイドを実現したことにより、作業バラ
ツキをなくしてハイマウントストップランプのランプ面
を傷付ける心配が全くなく、高い品質を確保することが
できる。更にロック・リテーナの一部をアウタパネルま
で延長して、マスチック打ちによってアウタパネルと強
固に接合し、アウタパネルの面剛性を有効に強化するこ
とができる等の利点がある。
【図１】本考案のラッゲージドアのランプ取付構造の一
実施例におけるラッゲージドアの部分斜視図である。
実施例におけるラッゲージドアの部分斜視図である。
【図２】上記ラッゲージドアの図１のＡ部外観斜視図で
ある。
ある。
【図３】図２のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図４】本考案に係るロック・リテーナ及びそのガイド
アームまわりの構成例を示す斜視図である。
アームまわりの構成例を示す斜視図である。
【図５】従来のラッゲージドアにおけるハイマウントス
トップランプの取付構造の要部構成を示す斜視図であ
る。
トップランプの取付構造の要部構成を示す斜視図であ
る。
【図６】図５のラッゲージドアにおけるハイマウントス
トップランプの取付構造の縦断面図である。
トップランプの取付構造の縦断面図である。
１ ラッゲージドア ２ アウタパネル ３ インナパネル ５ ハイマウントストップランプ ７ ロック・リテーナ ８ ガイドアーム ９ マスチック １０ 挿入作業穴 １１ 取付穴 １２ ボルト １３ シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平６−18073（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−144778（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−174949（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−79237（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−16144（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−42412（ＪＰ，Ｕ) 実公 平４−6329（ＪＰ，Ｙ２) 実公 平６−30560（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60Q 1/44 B60J 5/04 B60Q 1/26
Claims (1)
- 【請求項１】 アウタパネルとインナパネルを有するラ
ッゲージドアに、ハイマウントストップランプを設け、
該ハイマウントストップランプのランプ面を上記アウタ
パネルの開口に露出させるようにしたラッゲージドアの
ランプ取付構造において、上記インナパネルに固着した
ロック・リテーナの一部を、上記アウタパネル側に突出
させることにより、ガイドアームを形成すると共に、該
ガイドアームの先端を、マスチックを介して上記アウタ
パネルの上記開口の至近位置に接合することを特徴とす
るラッゲージドアのランプ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1375393U JP2581372Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | ラッゲージドアのランプ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1375393U JP2581372Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | ラッゲージドアのランプ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671297U JPH0671297U (ja) | 1994-10-04 |
| JP2581372Y2 true JP2581372Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=11842018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1375393U Expired - Lifetime JP2581372Y2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | ラッゲージドアのランプ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581372Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP1375393U patent/JP2581372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671297U (ja) | 1994-10-04 |
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