JP2581247B2 - 伝導度変調型misfetを備えた半導体装置 - Google Patents

伝導度変調型misfetを備えた半導体装置

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JP2581247B2 JP2054486A JP5448690A JP2581247B2 JP 2581247 B2 JP2581247 B2 JP 2581247B2 JP 2054486 A JP2054486 A JP 2054486A JP 5448690 A JP5448690 A JP 5448690A JP 2581247 B2 JP2581247 B2 JP 2581247B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、片面総電極の伝導度変調型MISFETを備えた
半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、伝導度変調型MISFET(IGBT)を備えた半導体装
置の構造は、第14図に示すように、p+型層の少数キャリ
ア注入層1上に順次積層されたれたn+型バッファ層2及
びドレイン層としてのn-型の伝導度変調層3と、ゲート
酸化膜4上のポリシリコンゲート5をマスクとして伝導
度変調層3表面側にセルフアラインにより拡散形成され
たp型ベース領域6及びn+型ソース領域7と、ポリシリ
コンゲート5上に導電接触するゲート電極8と、p型ベ
ース領域6のp+型コンタクト領域9及びn+型ソース領域
7に導電接触するソース電極10と、裏面側で少数キャリ
ア注入層1に被着されたドレイン電極11と、を備えるも
のである。
ゲート電圧が印加されると、p型ベース6の表面に形
成される反転層を介して図示実線矢印の如く、電子(多
数キャリア)が伝導度変調層3を縦方向に流れると共
に、少数キャリア注入層1から正孔(少数キャリア)が
図示破線矢印の如く伝導度変調層3内に注入され、これ
により伝導度変調状態が誘起され、伝導度変調層3内の
抵抗が低くなるので、大電流容量を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
単一のIGBT素子では問題とならないが、複数のIGBT素
子やIGBT素子以外の素子を同一半導体基板上に作製した
半導体装置にあっては次の問題点がある。
即ち、従来のIGBT素子はゲート電極8及びソース電極
10を表面側に備え、一方ドレイン電極11が裏面側に被着
しているから、表面側のpn接合分離等の素子間分離は勿
論、裏面側にも素子間分離技術を施す必要があり、技術
的にもコスト的にも大きな問題となる。また、この問題
を仮に解決したとしても、各素子間の配線が両面間を行
き来する事態となり、配線実装方法が困難となる。
そこで、本発明の課題は、少数キャリア注入層上に伝
導度変調層を積層せずに、逆に伝導度変調層の表面側に
少数キャリア注入部を設けることにより、実質的に縦型
構造で大電流容量化を損なわずに、総電極を共に同一表
面上に有する伝導度変調型MISFETを備えた半導体装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、まず第1に本発明の講じ
た手段は、第1導電型埋込層を有し、この上の第1導電
型の伝導度変調層の表面側に2重拡散で形成された第2
導電型領域及び第1導電型領域を含むMIS部と、その伝
導度変調層の表面側でMIS部に対する隔離領域にて形成
された第2導電型の少数キャリア注入部とを有するもの
である。例えば伝導度変調層の表面側でMIS部と少数キ
ャリア注入部との間には第1導電型の空乏層端ストッパ
が形成されている場合や、少数キャリア注入部を取り囲
む第1導電型の少数キャリア注入抑制領域が形成されて
いる場合もある。そしてこの少数キャリア注入部が第1
導電型埋込層に接触している場合もある。
第2に本発明の講じた手段は、第1の手段に加えて、
伝導度変調層の表面側に形成された第1導電型の多数キ
ャリア抽出部と、少数キャリア注入部と当該多数キャリ
ア抽出部とを接続する抵抗膜とを有するものである。か
かる手段においては、多数キャリア抽出部は少数キャリ
ア注入部とMIS部との間に形成され、当該多数キャリア
抽出部のみを取り込む第1導電型のウォール領域が形成
されている場合や、少数キャリア注入部と多数キャリア
抽出部が第1導電型のウォール領域に形成されている場
合もある。また第1及び第2の手段においては、フィー
ルドプレートが少なくとも少数キャリア注入部とMIS部
との絶縁膜上に形成される。
第3に本発明の講じた手段は、第1の手段における第
1導電型埋込層に代えて、第2導電型半導体基板や第2
導電型埋込層などの第2導電型層とし、この第2導電型
層と上記第1導電型領域とを導電接続させた構造とした
ものである。勿論、かかる構造においても、伝導度変調
層の表面側に形成された少数キャリア注入部を取り囲む
第1導電型の少数キャリア注入抑制領域が形成されてい
る場合や、伝導度変調層の表面側に第1導電型の多数キ
ャリア抽出部を形成し、上記少数キャリア注入部とこの
多数キャリア抽出部を抵抗膜を介して接続する場合もあ
る。後者の場合にあっては、少数キャリア注入部及び多
数キャリア抽出部が第1導電型のウォール領域に形成さ
れていても良い。
〔作用〕
まず第1の手段によれば、MIS部のゲート電極及び第
1導電型領域に接続する電極の取り出し側に少数キャリ
ア注入部に接続すべき電極が配されるので、片面総電極
を備えた伝導度変調型MISFETを含む半導体装置が実現さ
れる。
多数キャリアはMIS部から伝導度変調層を縦方向に流
れ、埋込層に達し、それを横方向に流れた後、伝導度変
調層を介して少数キャリア注入部へ向かうが、同時に少
数キャリア注入部からは少数キャリアが伝導度変調層内
に注入されるので、伝導度変調状態が誘起され、したが
って、大電流容量が得られる。素子占有面積を縮小化す
るために、MIS部と少数キャリア注入部との隔離距離を
短くすると、第2導電型領域から伝導度変調層へ横方向
に拡大する空乏層端が少数キャリア注入部に容易に達
し、これによりパンチスルー(リーチスルー)が起こる
ので、耐圧が低下するが、両者間に高濃度第1導電型の
空乏層端ストッパを形成した場合には、ここで空乏層端
の横方向拡大が阻止され、ドレイン電圧を高めてもリー
チスルーが起こり難く、素子占有面積を抑制しながら従
来のIGBTとほぼ同様の高耐圧が得られる。
また少数キャリア注入部を取り囲む第1導電型の少数
キャリア注入抑制領域が形成された場合には、空乏層端
ストッパ機能として高耐圧が確保されると共に、ターン
オフ時間が短縮される。また素子面積の増大も回避でき
る。
ところで、上記構造をPN接合分離の集積回路に適用し
た場合、少数キャリア注入抑制領域下に第2導電型の伝
導度変調層が位置するが、ドレイン電圧を高めると、第
2導電型領域から伝導度変調層へ横方向に拡大する空乏
層端がアイソレイション領域から伝導度変調層へ拡大す
る空乏層端に相接触するおそれがある。そこで少数キャ
リア注入抑制領域を第1導電型埋込層に接触させた構造
を採用し、このウォール状の少数キャリア注入抑制領域
でアイソレイション領域からの空乏層端の拡大を阻止す
ることにより、耐圧低下が防止されると共に、アイソレ
イション領域とMIS部の距離の短縮化により高密度集積
化が実現される。
次に第2の手段によれば、ターンオン期間において第
2導電型の少数キャリア注入領域,第1導電型の伝導度
変調領域及び第2導電型領域が作る寄生トランジスタを
介して伝導度変調領域へ少数キャリアが注入される以前
に、MIS部から注入された多数キャリアが多数キャリア
抽出部から抵抗膜を介して流れるので、抵抗膜の電圧降
下の増大によって上記寄生トランジスタを急速にオン状
態とする。これにより伝導度変調状態がより早く起こ
る。
少数キャリア注入部とMIS部との間に多数キャリア抽
出部が形成され、この多数キャリア抽出部のみを取り込
む第1導電型のウォール領域が形成されている場合に
は、素子占有面積の縮小化と高耐圧化が実現される。
更に、少数キャリア注入部と多数キャリア抽出部が第
1導電型のウォール領域に形成されている場合には、高
耐圧が得られると共に、第1導電型のウォールが少数キ
ャリア注入抑制領域として機能するので、ターンオフ時
間の短縮やラッチアップ防止が図れる。
空乏層端の接触を防止するため、上記の如き、第1導
電型の少数キャリア注入抑制領域やウォール領域が形成
されるが、これに限らず、フィールドプレートを少なく
とも少数キャリア注入部と前記MIS部との絶縁膜上に形
成すると、空乏電界の集中を緩和して耐圧の低下を抑制
することができる。
上記第1及び第2の手段においては、ターンオン期間
においては、第1導電型の埋込層を介して少数キャリア
がMIS部直下の伝導度変調層に導入され、早期に伝導度
変調層状態が誘起するが、その後は伝導度変調層を介し
て主に電流が流れることになる。またドレイン電圧を高
めると、MIS部の第2導電型領域から空乏層端が伝導度
変調層を超えて第1導電型の埋込層内まで拡大し、これ
に伴い第2導電型領域内の空乏層端が第1導電型領域に
接触してパンチスルーを起こす。そこで第1導電型の埋
込層はタンーンオン期間の短縮の意義を有するだけであ
るから、本発明の第3の手段としては、このタンーンオ
ン期間の短縮を期せず、むしろ耐圧向上を期すべく、第
1導電型の埋込層の代わるに第2導電型層とすると共
に、この第2導電型層とMIS部の第1導電型領域とを導
電接触する。かかる構造においては、ドレイン電圧を高
めるにつれ、MIS部の第2導電型領域から空乏層端が伝
導度変調層内を拡大すると共に、これとは反対方向に第
2導電型層から空乏層端が伝導度変調層内を拡大して、
両空乏層端が会合する。この後は第2導電型層内の空乏
層端が拡大するため、第2導電型領域内の空乏電界が緩
和されることになるから、第2導電型領域内でのパンチ
スルーが起こり難く、したがって高耐圧素子が得られ
る。
この所謂リサーフ型の素子構造においても、少数キャ
リア注入部の周りに第1導電型の少数キャリア注入抑制
領域を形成することにより、空乏層端ストッパ機能とし
て高耐圧が確保されると共にターンオフ時間が短縮され
る。また素子面積の増大も回避できる。
また伝導度変調層の表面側に第1導電型の多数キャリ
ア抽出部を形成し、この多数キャリア抽出部と少数キャ
リア注入部とを抵抗膜で形成した場合には、ターオフ期
間を短縮することができる。
更に、少数キャリア注入部と多数キャリア抽出部が第
1導電型のウォール領域に形成されている場合には、高
耐圧化、ターンオフ時間の短縮及びラッチアップ防止が
図れる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1実施例 第1図は、本発明の第1実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。
この半導体装置20は、n型不純物高濃度の埋込層21上
にエピキシャル成長されたドレイン層としてのn-型伝導
度変調型22と、ストライプ上のポリシリコンゲート23を
マスクとして2重拡散により伝導度変調層22の表面側に
形成されたp型ベース領域24及びn+型ソース領域25とを
備えている。ポリシリコンゲート23にはゲート電極Gが
導電接触し、p型ベース領域24のp+型コンタクト領域26
及びn+型ソース領域25にはソース電極Sが導電接触して
いる。ポリシリコンゲート23とこの直下のゲート酸化膜
27及び伝導度変調層22の表面側はMOS部(MIS部)を構成
している。なお、本実施例における伝導度変調層22のn
型不純物はリンで、その不純物濃度は1016atm/cm3であ
り、またn+型ソース領域25の不純物濃度は1020atm/cm3
である。更にp型ベース領域24のp型不純物はボロン
で、その不純物濃度は1018atm/cm3程度である。
一方、伝導度変調層22の表面側でMOS部から隔離され
た領域にはp+型の少数キャリア注入領域28が拡散形成さ
れている。この少数キャリア注入領域28はストライプ状
のポリシリコンゲート23に対してほぼ並行でストライプ
状に設けられ、これにはドレイン電極Dが導電接触して
いる。少数キャリア注入領域28に隣接するp型ベース領
域24の周囲には少数キャリア注入領域28画に臨むp型低
濃度のグラフトベース29が形成されている。このグラフ
トベース29は空乏電界の集中を緩和するものである。
この実施例の等価回路は第9図(A)に示す如く従来
のIGBTと実質的に同一であり、MOSFETはポリシリコンゲ
ート23直下の反転層,ソース領域25及び伝導度変調層22
で構成され、寄生pnpトランジスタのエミッタは少数キ
ャリア注入領域28,ベースは伝導度変調層22,及びコレク
タはp型ベース領域24に相当する。また寄生npnトラン
ジスタのエミッタはソース領域25,ベースはp型ベース
領域24,及びコレクタは伝導度変調層22に相当してお
り、p型ベース領域24とソース領域25との間には短絡抵
抗RSが寄生している。
ゲート電圧が印加すると、p型ベース領域24のゲート
23直下に形成される反転層を介して、電子(多数キャリ
ア)が第1図示実線矢印の如く伝導度変調層22に流れ、
最初は埋込層21を主に通り少数キャリア注入領域28に向
かう。一方、正孔(少数キャリア)が第1図示破線矢印
の如く少数キャリア注入領域28から伝導度変調層22に注
入され、これにより伝導度変調状態が誘起される。この
ため、従来のいわば縦型の伝導度変調型MOSFETと同様
に、大電流容量を得ることができることは勿論、ドレイ
ン電極Dがゲート電極G及びソース電極S側が同一表面
上に配置されるので、素子間分離や電極間配線が簡略化
され、伝導度変調型MOSFET素子を含む集積回路の実用化
が促進される。
上記第1実施例は本発明の基本的構造を示すが、以下
にその改良例を説明する。
第2実施例 第2図は、本発明の第2実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第2図において
第1図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置30の第1実施例に係る半導体装置20に
対して異なる点は、横方向電流経路を形成するポリシリ
コンゲート31が付加された横MOS構造を有し、電流容量
の増大を図る共に、耐圧低下を抑制するため、伝導度変
調層22の表面側でフィールドプレートとしても機能する
ポリシリコンゲート31を少数キャリア注入領域28との間
でこの少数キォリア注入領域28に隣接するn+型の空乏層
端ストッパ32を拡散形成したところにある。
ゲート電極Gとソース電極Sとが同電位で、ドレイン
電圧を上げて行くと、p型ベース領域24から伝導度変調
層22へ空乏層端33が拡大し、これが少数キャリア注入領
域28側に延びて接触してしまい、パンチスルー(リーチ
スルー)を起こし易い。特に横DMOS構造を備える場合は
パンチスルーを起こし易いが、上記のような空乏層端ス
トッパ32を設けた場合には、空乏層端33の進行度合いを
抑制できるから、第1実施例に比して耐圧低下を抑制す
ることができる。逆に、空乏層端ストッパ32が存在する
ので、MIS部と少数キォリア注入領域28の距離を短縮す
ることが可能で、素子占有面積の縮小化を図ることがで
きる。なお、この実施例の等価回路は実施的に第9図
(A)のものと同一である。
第3実施例 第3図は、本発明の第3実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第3図において
第1図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置40の第1実施例に係る半導体装置20に
対して異なる点は、p型アイソレイション領域41で画成
された伝導度変調層22内にMOS部及び少数キャリア注入
領域28を作り込み、この少数キャリア注入領域28の囲わ
りに、n型不純物がリンで不純物濃度1017atm/cm3以上
程度のn型の少数キャリア注入抑制領域42が形成されて
いるところにある。
伝導度変調層22の濃度が比較的低い場合、例えば1015
atm/cm3程度では容易にラッチアップが発生する。また
素子間分離としてpn接合分離を用いる場合、少数キャリ
ア注入領域28,伝導度変調層22及びp型アイソレイショ
ン領域41で構成される寄生pnpトランジスタが作動し、
パワーロスが問題となるが、少数キャリア注入領域28を
取り囲むn型の少数キャリア注入抑制領域42が形成され
ているので、耐圧低下の抑制機能は勿論のこと、ラッチ
アップ防止及び寄生pnpトランジスタの抑制に寄与す
る。また、少数キャリア注入抑制領域42は本来的にバッ
ファ領域としてターンオフ時間を短絡する。なお、寄生
pnpトランジスタの電流増幅率hfeは0.01以下であった。
第4実施例 第4図は、本発明の第4実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第4図において
第3図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置50において、少数キャリア注入領域42
下には埋込層21に接触するウォール状のn型空乏層端ス
トッパ52が拡散形成されている。即ち、実質的に少数キ
ャリア注入領域28が埋込層21に接触している。第3図の
構造においては、MIS部から少数キャリア注入領域28側
に拡大する空乏層端45とアイソレーション42側から拡大
する空乏層端46とがドレイン電圧が上昇すると比較的簡
単に接触してしますが、本実施例の如く伝導度変調層22
の濃度に比して高い濃度の空乏層端ストッパ52を拡散形
成した構造では、両空乏層端45,46の接触を抑制するこ
とができる。したがって第3実施例に比して高耐圧化を
実現できる。
第5実施例 第5図は、本発明の第5実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第5図において
第3図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置60においては、ポリシリコンのフィー
ルドプレート65が少数キャリア注入領域28の周りを取り
囲んでいる。このフィールドプレート65の電位はドレイ
ン電位と同電位に維持されている。このフィールドプレ
ート65の存在により、ソース側又はアイソレーション側
からの空乏層の形状(空乏電界)を制御し、電界集中を
緩和して耐圧低下を抑制することができる。このフィー
ルドプレート65はポリシリコンゲート23と同一工程で形
成されるので、新たな工程の増加を回避でき、また少数
キャリア注入抑制領域42及び少数キャリア注入領域28を
セルフアラインで形成し得る利益がある。
第6実施例 第6図は、本発明の第6実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第6図において
第1図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置70においては、伝導度変調層22の表面
側でMOS部から隔離された領域にはp型の少数キャリア
注入領域28が形成されると共に、これに隣接する領域n+
型の多数キャリア抽出領域72が形成されており、また少
数キォリア注入領域28に接続されたドレイン電極Dと多
数キャリア抽出領域72との間にはポリシリコンの抵抗膜
73が接続されている。
この実施例の等価回路は第9図(B)に示すもので、
第9図(A)の等価回路(第1乃至第5実施例に相当)
に対して、少数キャリア注入領域28と多数キャリア抽出
領域72との間に抵抗膜73が付加されたものである。抵抗
膜73の付加した意義は寄生pnpトランジスタを早期にオ
ン状態とすること、即ちその電流増幅率hfeを低下させ
ることにある。MOSFETがオン状態となり、ソース電極S
とドレイン電極Dとの間の電圧が低いときには、寄生pn
pトランジスタがオフ状態であるが、電子(多数キャリ
ア)が多数キャリア抽出領域72から抵抗膜73を介してド
レイン電極Dへ流れるので、抵抗膜73の電圧降下の増大
によって寄生pnpトランジスタが早期にオン状態とな
り、伝導度変調層22内に正孔(少数キャリア)がいち早
く注入される。またこの抵抗膜73はラッチアップの防止
に有効である。従来の縦型の伝導度変調型MOSFETでは縦
型積層構造のため抵抗膜の付加が不可能であるが、本実
施例の如くいわば横型の伝導度変調型MOSFETにおいて、
初めて抵抗膜73を表面側に被着できる利益がある。
第7実施例 第7図は、本発明の第7実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお、第7図において
第6図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、
その説明は省略する。
この半導体装置80においては、横方向電流経路を形成
するポリシリコン31が付加された横MOS構造を有してい
る。このため第2実施例と同様に耐圧低下を抑制するた
め、フィールドプレートとして機能するポリシリコンゲ
ート31と少数キャリア注入領域28との間に多数キャリア
抽出領域72がストライプ状に形成され、この多数キャリ
ア抽出領域72を取り囲む浅いドレインウォール81が形成
されている。この浅いドレインウォール81二点鎖線で示
す通常のドレインウォール82に比して小規模で、通常の
ドレインウォール82のマスク幅は12μm程度であるが、
3μmのマスク幅で浅いドレインウォール61を形成し、
残る9μmの幅のうち例えば7μmのマスク幅の少数キ
ャリア注入領域28が形成されている。浅いドレインウォ
ール81によって、素子占有面積の拡大を抑制し得ること
は勿論、空乏層端ストッパとして機能するから、p型ベ
ース領域24と少数キャリア注入領域28とのパンチスルー
を抑制でき、耐圧低下を防止できる。
第8実施例 第8図は、本発明の第8実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお第8図において第
6図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、そ
の説明は省略する。
この半導体装置90においては、少数キャリア注入領域
28の隣接領域にはp型アイソレイション領域41が形成さ
れ、素子間分離が施されている。少数キャリア注入領域
28及び多数キャリア抽出領域72は共にn型のドレインウ
ォール91内に形成されている。この実施例も、少数キャ
リア注入領域28,伝導度変調層22及びp型アイソレイシ
ョン領域41で構成される寄生pnpトランジスタを抑制
し、パワーロスを低減する。また空乏層端ストッパとし
てのドレインウォール91は耐圧低下を抑制する。更にラ
ッチアップ防止の機能も果たす。
第9実施例 第10図は第2実施例における空乏層端の拡大状態を示
す構造断面図である。ドレイン電圧が高くなると、p型
ベース領域24から伝導度変調層22へ空乏層端33が拡大す
ると共に、p型ベース領域24内の空乏層端34がソース領
域25側に拡大する。更にドレイン電圧が高まると、空乏
層端33は埋込層内に進入する。進入後の空乏層端33′の
拡大度合いは鈍るものの、ドレイン電圧の上昇に伴い空
乏層端33′は着実に拡大するので、これに対応してp型
ベース領域24内に空乏層端34(特にコーナ部分の空乏層
端)がソース領域25に到達し、パンチスルーが発生す
る。
このパンチスルーを抑制するために、第11図の第9実
施例に係る半導体装置100においては、第10図に示す高
濃度n型埋込層21の代わりにp型半導体基板101上に伝
導度変調層22が形成されている。またこの半導体装置10
0はディスクリート素子として構成されており、p型半
導体基板101とソース領域25とが配線102を介して導電接
続されている。ドレイン電圧が高まると、p型ベース領
域24から伝導度変調層22へ空乏層端33が拡大すると共
に、p型ベース領域24内の空乏層端34がソース領域25側
に拡大する。これと同時にp型半導体基板101から伝導
度変調層22側に空乏層端103が拡大すると共に、p型半
導体基板101内の空乏層端104が基板裏面側に拡大する。
更にドレイン電圧が高まると、空乏層端33と空乏層端10
3が会合し、p型半導体基板101内の空乏層端104は拡大
するものの、p型ベース領域24内の空乏層端34の拡大が
抑制される。この結果、p型ベース領域内の空乏電界が
緩和されるので、パンチスルーが起こり難くなり、高耐
圧が確保される。この構造は所謂リサーフ型の構造であ
るが、本実施例は少数キャリア注入領域28を伝導度変調
層22の表面側に設けた構造においてリサーフ型の高耐圧
構造を採用した点に意義がある。勿論、少数キャリア注
入領域28の周りには空乏層端33の拡大を抑制する空乏端
ストッパとしても機能する少数キャリア注入抑制領域42
が形成されているので、所謂リーチスルーも起こり難い
ので、高耐圧素子が実現されている。
第10実施例 第12図は、本発明の第10実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお第12図において第
11図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、そ
の説明は省略する。
この半導体装置110においては、p型半導体基板110上
に高濃度p型埋込層111が形成されており、p型アイソ
レーション41により伝導度変調層22が分離されている。
このp型アイソレーション41は配線112でソース領域26
に導電接続されている。また、p型ベース24の少数キャ
リア28に望む側にはp型のグラフトベース29が形成され
ている。かかる構造は集積回路に適したリサーフ型の高
耐圧構造を有しており、片面総電極の配置が実現されて
いる。なお実験の結果によると、p型ベースの厚さ0.5
μm、伝導度変調層22のシート抵抗6Ωcmで厚さ5μm
では耐圧200V以上であった。因みにp型埋込層111の代
わりに、n型埋込層にし、伝導度変調層22の厚さを7μ
m程度に厚く作製した場合でも、耐圧は高々160V程度で
あった。
第11実施例 第13図は、本発明の第11実施例に係る伝導度変調型MO
SFETを示す構造縦断面図である。なお第13図において第
12図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、そ
の説明は省略する。
この半導体装置120もリサーフ型の構造を有し、第8
実施例と同様に、少数キャリア注入領域28と多数キャリ
ア抽出領域52とが抵抗膜53を介して接続されている。ま
た少数キャリア注入領域28及び多数キャリア抽出領域52
はn型の比較的浅いドレインウォール121に形成されて
いる。このドレインウォール121は空乏層端ストッパ及
び少数キャリア注入抑制領域として機能する。特に、こ
のドレインウォール121はアイソレーション41からの空
乏層端とMIS部側からの空乏層端との接触を防止するの
に有効的である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、埋込層又は基板上の
伝導度変調層の表面側に形成されたMIS部に対する表面
側隔離領域に少数キャリア注入部を備える点に特徴を有
するものであるから、次の効果を奏する。
ゲート電極,ソース電極のみならずドレイン電極を
共に同一面上に配することができ、MISFETを含む集積回
路の素子間分離や配線実装の簡素化が実現可能で、この
種の半導体装置の実用化が図れる。また従来の縦型のMI
SFETと同様に、大電流容量を得ることができる。
上記MIS部と上記少数キャリア注入部との間に空乏
層端ストッパを備える場合には、高耐圧が得られる。特
に、横MIS構造を有するときは有益である。
上記少数キャリア注入部が少数キャリア注入抑制領
域に取り囲まれている場合には、pn接合分離が隣接する
ときの寄生トランジスタを抑制できるので、パワーロス
を低減できると共に、耐圧低下の抑制,ラッチアップ防
止が図れる。また素子占有面積も縮小化する。
上記MIS部及び少数キャリア注入部の外に、多数キ
ャリア抽出部と、少数キャリア注入部と多数キャリア抽
出部とを接続する抵抗膜とを備える場合には、3電極の
すべてを同一面上に被着できることは勿論、少数キャリ
ア注入開始を早めることができるので、従来の伝導度変
調型MOSFETに比して、低オン電圧領域で電流密度をとる
ことができる。
上記多数キャリア抽出部が少数キャリア注入部とMI
S部との間に形成され、その多数キャリア抽出部のみを
取り囲むウォール領域が形成されている場合には、高耐
圧が得られる。特に横MIS構造を有するときは有益であ
る。また素子占有面積を拡大を抑制できる。
上記少数キャリア注入部と上記多数キャリア抽出部
がウォール領域に形成されている場合には、pn接合分離
が隣接するときの寄生トランジスタを抑制できるので、
パワーロスを低減できると共に、耐圧低下の抑制,ラッ
チアップ防止が図れる。
少数キャリア注入抑制領域が埋込層に接触している
場合には、アイソレーション側からの空乏層端の拡大を
抑制できるので、耐圧低下の防止に有益である。
また第1導電型埋込層を第2導電型半導体又は第2
導電型埋込層とし、これと第1導電型領域とを導電接続
した所謂リサーフ型構造と採用した場合において、片面
総電極配置を実現できる。また上記乃至の構成を講
じた構造においては同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第2図は、本発明の第2実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第3図は、本発明の第3実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第4図は、本発明の第4実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第5図は、本発明の第5実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第6図は、本発明の第6実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第7図は、本発明の第7実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第8図は、本発明の第8実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第9図は(A)は、同第1乃至第5実施例の等価回路図
で、第9図(B)は同第6乃至第8実施例の等価回路図
である。 第10図は、本発明の第3実施例における空乏層端の拡大
状態を示す構造縦断面図である。 第11図は、本発明の第9実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第12図は、本発明の第10実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第13図は、本発明の第11実施例に係る伝導度変調型MOSF
ETを示す構造縦断面図である。 第14図は、従来の伝導度変調型MOSFETを示す構造縦断面
図である。 〔符号の説明〕 20,30,40,50,60,70,80,90,100,110,120……半導体装置 21……n+型埋込層 22……n-型伝導度変調層(ドレイン層) 23,31……ポリシリコンゲート 24……p型ベース領域 25……n+型ソース領域 26……p+型コンタクト領域 27……ゲート酸化膜 28……p+型少数キャリア注入領域 29……p-型グラフトベース 31……ポリシリコンゲート 32,52……n+型空乏層端ストッパ 33,33′,34,45,46,103,104……空乏層端 41……p型アイソレイション 42……n型少数キャリア注入抑制領域 65……フィールドプレート 72……n+型多数キャリア抽出領域 73……ポリシリコンの抵抗膜 81,121……浅いn型ドレインウォール 91……n型ドレインウォール 101……p型半導体基板 102,112……配線 111……p+型埋込層 G……ゲート電極 S……ソース電極 D……ドレイン電極 RS……短絡抵抗。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型埋込層を有し、この上で第1導
    電型の伝導度変調層の表面側に2重拡散で形成された第
    2導電型領域及び第1導電型領域を含むMIS部と、該伝
    導度変調層の表面側で該MIS部に対する隔離領域にて形
    成された第2導電型の少数キャリア注入部と、を有する
    ことを特徴とする伝導度変調型MISFETを備えた半導体装
    置。
  2. 【請求項2】前記伝導度変調層の表面側で前記MIS部と
    前記少数キャリア注入部との間に形成された第1導電型
    の空乏層端ストッパを有することを特徴とする請求項第
    1項に記載の伝導度変調型MISFETを備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】前記少数キャリア注入部を取り囲む第1導
    電型の少数キャリア注入抑制領域が形成されていること
    を特徴とする請求項第1項に記載の伝導度変調型MISFET
    を備えた半導体装置。
  4. 【請求項4】前記少数キャリア注入抑制領域が前記第1
    導電型埋込層と接触していることを特徴とする請求項第
    3項に記載の伝導度変調型MISFETを備えた半導体装置。
  5. 【請求項5】前記伝導度変調層の表面側に形成された第
    1導電型の多数キャリア抽出部と、前記少数キャリア注
    入部と該多数キャリア抽出部とを接続する抵抗膜と、を
    有することを特徴とする請求項第1項記載の伝導度変調
    型MISFETを備えた半導体装置。
  6. 【請求項6】前記多数キャリア抽出部は前記少数キャリ
    ア注入部と前記MIS部との間に形成され、当該多数キャ
    リア抽出部のみを取り囲む第1導電型のウォール領域が
    形成されていることを特徴とする請求項第5項に記載の
    伝導度変調型MISFETを備えた半導体装置。
  7. 【請求項7】前記少数キャリア注入部と前記多数キャリ
    ア抽出部が第1導電型のウォール領域に形成されている
    ことを特徴とする請求項第5項に記載の伝導度変調型MI
    SFETを備えた半導体装置。
  8. 【請求項8】少なくとも前記少数キャリア注入部と前記
    前記MIS部との絶縁膜上にはフィールドプレートが形成
    されていることを特徴とする請求項第1項乃至第7項の
    いずれか一項に記載の伝導度変調度型MISFETを備えた半
    導体装置。
  9. 【請求項9】第2導電型層を有し、この上の第1導電型
    の伝導度変調層の表面側に2重拡散で形成された第2導
    電型領域及び第1導電型領域を含むMIS部と、該伝導度
    変調層の表面側で該MIS部に対する隔離領域にて形成さ
    れた第2導電型の少数キャリア注入部とを有し、該第2
    導電型層と該第1導電領域とが導電接続されていること
    を特徴とする伝導度変調型MISFETを備えた半導体装置。
  10. 【請求項10】前記少数キャリア注入部を取り囲む第1
    導電型の少数キャリア注入抑制領域が形成されているこ
    とを特徴とする請求項第9項に記載の伝導度変調型MISF
    ETを備えた半導体装置。
  11. 【請求項11】前記伝導度変調層の表面側に形成された
    第1導電型の多数キャリア抽出部と、前記少数キャリア
    注入部と該多数キャリア抽出部とを接続する抵抗膜と、
    を有することを特徴とする請求項第9項に記載の伝導度
    変調型MISFETを備えた半導体装置。
  12. 【請求項12】前記少数キャリア注入部と前記多数キャ
    リア抽出部が第1導電型のウォール領域に形成されてい
    ることを特徴とする請求項第11項に記載の伝導度変調型
    MISFETを備えた半導体装置。
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