JP2581188B2 - 産業車両におけるアタッチメントの動作制御装置 - Google Patents

産業車両におけるアタッチメントの動作制御装置

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JP2581188B2
JP2581188B2 JP63201531A JP20153188A JP2581188B2 JP 2581188 B2 JP2581188 B2 JP 2581188B2 JP 63201531 A JP63201531 A JP 63201531A JP 20153188 A JP20153188 A JP 20153188A JP 2581188 B2 JP2581188 B2 JP 2581188B2
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謙二 長谷川
永 北村
義行 寺田
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は産業車両におけるアタッチメントの動作制
御装置に関するものである。
[従来の技術] アタッチメントを備えた無人産業車両、例えば無人フ
ォークリフトにおいて、フォークの上昇は外部コンピュ
ータからフォークの揚高位置を指示する信号が入力され
ると、これに基きフォークリフトに搭載されたコントロ
ーラが油圧回路の電磁弁を制御してリフトシリンダを所
定量だけ突出させることにより行われる。
即ち、第4図に示すように、アウタマスト31内におい
て近接スイッチ32にて検出された最下降位置をフォーク
37の揚高測定基準位置として、リフトシリンダの突出に
伴うインナマスト34の上昇に従って巻回されるチェーン
35によりリフトブラケット36を介してフォーク37が上昇
され、この上昇量がロータリエンコーダ38によって監視
される。
そして、フォーク37の上昇に応じてロータリーエンコ
ーダ38が出力するパルス数が外部コンピュータの指令信
号に対応するカウント数になったとき、コントローラは
電磁弁を閉鎖させ、リフトシリンダの突出を停止させ、
フォーク37を設定揚高位置に保持する。
[発明が解決しようとする課題] ところが、フォークリフトはその走行及び荷役動作の
ための各種の直流モータが搭載され、これの稼働時に電
磁誘導的に発生される磁界に起因するノイズ等によりロ
ータリーエンコーダ38が出力するパルス信号波のカウン
ト数が狂ってフォーク37の上昇量が正確に検出されるこ
とがなく、ひいては設定揚高位置にフォーク37を保持す
ることが不可能となり、荷役作業に支障をきたすことが
ある。
この発明は上記した問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的はアタッチメントの変位量を示す
信号の伝送不良を確認した後、直ちに誤動作の修正を行
い、効率のよい荷役作業を行い得る産業車両におけるア
タッチメントの動作制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記した目的を達成するために、指令信号
に従う量だけ移動する荷役用アタッチメントの変位を検
出し、この変位量に応じて間欠的にパルス信号を出力す
る第1の検出信号出力手段と、前記第1の検出信号出力
手段とともにアタッチメントの移動を検出し、同アタッ
チメントの変位量に比例するアナログ検出信号を出力す
る第2の検出信号出力手段と、前記第1の検出信号出力
手段から出力されるパルス信号に基くアタッチメントの
変位量と、第2の検出信号出力手段から出力されるアナ
ログ検出信号に基くアタッチメントの変位量とを比較し
て、パルス信号の伝送不良の有無を監視する比較監視手
段と、前記比較監視手段がパルス信号に伝送不良があっ
たことを確認したとき、前記第1の検出信号出力手段か
ら出力されるパルス信号とは無関係に予め設定された基
準位置までアタッチメントを一旦移動させ、この基準位
置からの前記第1の検出信号出力手段により出力される
パルス信号に基くアタッチメントの変位量に基き、指令
信号に従って再度アタッチメントを移動させる修正手段
とからなることをその要旨とする。
[作用] この発明は上記した手段を採用したことによって、比
較監視手段にて、第1の検出信号出力手段から出力され
るパルス信号に基いたアタッチメントの変位量及び第2
の検出信号出力手段から出力されるアナログ信号とに基
いたアタッチメントの変位量が比較され、パルス信号の
伝送不良の有無が監視される。パルス信号の伝送不良が
あったときには、修正手段が第1の検出信号出力手段か
ら出力されるパルス信号とは無関係に予め設定された基
準位置までアタッチメントを一旦移動させ、この基準位
置からの第1の検出信号出力手段により出力されるパル
ス信号に基くアタッチメントの変位量に基き、指令信号
に従って再度アタッチメントを移動させる。
[実施例] 以下、この発明の第1の実施例を第1〜3図に従って
詳述する。
第1図において、リーチ式の無人フォークリフトの底
部にはピックアップコイル1が設けられ、このピックア
ップコイル1にて工場等、作業場の床面に敷設した電磁
誘導線2に外部装置(コンピュータ)から流される誘導
信号を検知して、車両に搭載した比較監視手段及び修正
手段としてのコントローラCにより車両が走行路に沿っ
て走行される。
また、フォークリフトの前部に設けた一対(一方のみ
図示)のマスト3は水平方向に延びる一対のレッグ部L
に沿って前後に移動される。前記マスト3はアウタマス
ト5及びインナマスト6から構成され、リフトシリンダ
7の伸縮によりインナマスト6が昇降される。
そして、前記インナマスト6の内側に引回されたチェ
ーン(図示せず)にはリフトブラケット8を介して、ア
タッチメントとしてのフォーク9が吊下支持され、イン
ナマスト6の昇降に従って巻回又は巻戻しされるチェー
ンに伴いリフトブラケット8が上下に移動することによ
りフォーク9が昇降される。
第2図に示すように、前記アウタマスト5内の下部に
は回転ドラム11が軸支され、これの外周上に巻回された
ピアノ線12がリフトブラケット8に連結されている。そ
して、前記リフトブラケット8の昇降に従って回転ドラ
ム11が回転され、同回転ドラム11の回転軸13上に固定さ
れた駆動歯車14が回転ドラム11とともに一体的に回転さ
れる。
また、前記回転ドラム11の上方近傍には第1の検出信
号出力手段としてのロータリーエンコーダ15が、下方近
傍には第2の検出信号出力手段としてのポテンショメー
タ16がそれぞれケースH上に支持され、これらと同軸上
に固定された被動歯車17,18が駆動歯車14に対しそれぞ
れ噛合している。そして、前記回転ドラム11の回転が駆
動歯車14より被動歯車17を介してロータリエンコーダ15
に伝達され、さらに被動歯車18を介してポテンシショメ
ータ16に伝達されるようになっている。
前記ロータリーエンコーダ15には外周縁全体に沿って
多数のスリット19が微細な間隔を置いて列設され、この
スリット19を挟んで投光装置及び受光装置(図示略)が
配設されている。そして、ロータリーエンコーダ15、即
ち回転ドラム11の回転量に従い、投光装置からスリット
19を介して受光装置に投光される回数に従うパルス信号
波がコントローラCに出力される。また、ポテンショメ
ータ16も回転ドラム11の回転量に比例したアナログ信
号、即ち電圧信号をコントローラCに出力する。
さらに、第3図に示すように、フォークリフトに搭載
されたコントローラCは外部装置からピックアップコイ
ル1に出力されるフォーク昇降用の指令信号に基き電動
モータMを介して油圧ポンプ22を駆動するとともに、同
指令信号にて指示されたフォーク9の上昇量に対応する
時間にわたって油圧回路内の電磁式切換弁23を遮断位置
から連通位置に切換える。すると、油圧ポンプ22とリフ
トシリンダ7とが連通され、同リフトシリンダ7が停止
状態から上昇状態に移行されて、インナマスト6が上昇
される。
この時、ロータリーエンコーダ15からはインナマスト
6の上動、即ちフォーク9の上動に相対して間欠的にパ
ルス信号が出力され、このパルス信号がコントローラC
にてカウントされて、その時々のロータリーエンコーダ
15の出力信号に基くフォーク9の揚高位置が計測され
る。一方、これと同時にポテンショメータ16からはフォ
ーク9の上動に比例した電圧のアナログ信号がコントロ
ーラCに出力され、同コントローラCはこのアナログ信
号に基くフォーク9のその時々の揚高位置を計測する。
そして、本実施例ではロータリーエンコーダ15からの
パルス信号に基いて計測されたフォーク9の揚高位置
が、指令信号にて指示されたフォーク9の上昇量と一致
するとき、コントローラCは切換弁23を切換えて油圧ポ
ンプ22とリフトシリンダ7とを遮断し、フォーク9を揚
高位置に保持する。これと同時に、コントローラCはポ
テンショメータ16からのアナログ信号に基いてフォーク
9の揚高位置を演算する。
続いて、前記コントローラCはロータリーエンコーダ
15のパルス信号に基いて計測された揚高位置と、ポテン
ショメータ16からのアナログ信号に基いて計測された揚
高位置との間に予め設定した許容範囲を越える誤差があ
るか否かを比較判定する。そして、許容範囲を越える誤
差があるとき、即ち、走行系及び荷役系直流モータの稼
動に起因して発生する磁界等によるノイズにてロータリ
ーエンコーダ15から出力されるパルス信号波に乱れが生
じてパルス数が狂い、それをコントローラCが誤認識し
て、入力されたパルス信号をカウントした場合、同コン
トローラCは前記指令信号に基くフォーク9の上昇制御
を無効化する。
そして、コントローラCは切換弁23に信号を出力し
て、これの位置を切換え、リフトシリンダ7をドレイン
側に連通させて、インナマスト6の下端がアウタマスト
5内の下部に配設した公知の近接センサ4にて検出され
る位置、即ちフォーク9を揚高測定基準位置にまで下降
させる。前記近接センサ4はインナマスト6の下端を検
出すると、これに基く信号をコントローラCに出力し、
コントローラCはこの信号に従ってロータリーエンコー
ダ15及びポテンショメータ16をそれぞれリセットする。
このあと、コントローラCは指令信号に従って再度切換
弁23を切り換え、ロータリーエンコーダ15からのパルス
信号に基いて計測されたフォーク9の揚高位置が、指令
信号にて指示されたフォーク9の上昇量と一致するまで
リフトシリンダ7を伸長させる。
上記したように、この実施例においては、高い計測精
度を備えるものの、ノイズ等に影響され易いロータリー
エンコーダ15と、機械的接触構造を有するため精密な計
測には不適当ながらも外乱等の影響を受けることが少な
いポテンショメータ16とを組合わせ、両者15,16を相補
的に機能させてフォーク9の位置を計測したことによ
り、極めて精度の高い揚高位置検出が実現され、外部装
置の指示にフォーク9の揚高位置を確実に整合させるこ
とができる。
なお、この発明は上記した実施例に拘束されるもので
はなく、例えば アタッチメントとしてフォーク9以外にスプレッダを
はじめとする微細な昇降検出を必要とするものを採用し
たり、 外部装置の指示に基いてフォーク9がリーチ動作動作
等を行うとき、同フォーク9の移動量を上記の装置で計
測したり、 無人フォークリフト以外にも、フォーク揚高位置が設
定されていて、スイッチ操作によりフォークを上昇させ
ることができるようなフォークリフトに具体化する 等、発明の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意の変更
は無論可能である。
[効果] 以上詳述したように、この発明によれば、アタッチメ
ントの変位量を示す信号の伝送不良を確認した後、第1
の検出信号出力手段から出力されるパルス信号とは無関
係に予め設定された基準位置までアタッチメントを一旦
移動させ、この基準位置からの第1の検出信号出力手段
により出力されるパルス信号に基くアタッチメントの変
位量に基き、指令信号に従って再度アタッチメントを移
動させることができるため、アッタチメントの位置を指
令信号によって指示された位置と確実に整合させること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は無人式フォークリフトを示す側面図、第2図は
ロータリーエンコーダ及びポテンショメータを示す拡大
側面図、第3図はこの発明における電気的及び油圧的接
続を示す回路図、第4図は従来例を示す断面図である。 アタッチメントとしてのフォーク9、検出信号出力手段
としてのロータリーエンコーダ15、第2の検出信号出力
手段としてのポテンショメータ16、比較監視手段及び修
正手段としてのコントローラC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−148200(JP,A) 特開 昭62−105900(JP,A) 実開 昭60−142299(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指令信号に従う量だけ移動する荷役用アタ
    ッチメントの変位を検出し、この変位量に応じて間欠的
    にパルス信号を出力する第1の検出信号出力手段と、 前記第1の検出信号出力手段とともにアタッチメントの
    移動を検出し、同アタッチメントの変位量に比例するア
    ナログ検出信号を出力する第2の検出信号出力手段と、 前記第1の検出信号から出力されるパルス信号に基くア
    タッチメントの変位量と、第2の検出信号出力手段から
    出力されるアナログ検出信号に基くアタッチメントの変
    位量とを比較して、パルス信号の伝送不良の有無を監視
    する比較監視手段と 前記比較監視手段がパルス信号に伝送不良があったこと
    を確認したとき、前記第1の検出信号出力手段から出力
    されるパルス信号とは無関係に予め設定された基準位置
    までアタッチメントを一旦移動させ、この基準位置から
    の前記第1の検出信号出力手段により出力されるパルス
    信号に基くアタッチメントの変位量に基き、指令信号に
    従って再度アタッチメントを移動させる修正手段と からなる産業車両におけるアタッチメントの動作制御装
    置。
JP63201531A 1988-08-11 1988-08-11 産業車両におけるアタッチメントの動作制御装置 Expired - Lifetime JP2581188B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148200A (ja) * 1982-02-24 1983-09-03 株式会社日立製作所 フオ−クリフトの揚高制御装置

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