JP2580877B2 - データフロー計算機のライトモジュール - Google Patents

データフロー計算機のライトモジュール

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JP2580877B2
JP2580877B2 JP2416160A JP41616090A JP2580877B2 JP 2580877 B2 JP2580877 B2 JP 2580877B2 JP 2416160 A JP2416160 A JP 2416160A JP 41616090 A JP41616090 A JP 41616090A JP 2580877 B2 JP2580877 B2 JP 2580877B2
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耕三 本田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータフロー計算機のラ
イトモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算機のソフトウェアを開
発する際にデバッグは不可欠であり、そのためには処理
の途中の演算結果等をメモリにダンプする必要がある。
【0003】ところで、通常の計算機では処理を一時的
に停止することにより、その時点のメモリやレジスタの
内容から処理の途中の演算結果等をダンプすることが可
能であるが、データフロー計算機における処理はデータ
の流れに従って駆動されるため、外部からの指令で処理
を途中で止めることはできない。
【0004】従って、データフロー計算機において処理
の途中の演算結果等をダンプする場合、従来は、所望の
時点で処理を中断して演算結果等をメモリに出力するよ
うに、プログラムを修正するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のデータフロー計算機においては、処理の途中の演算結
果等をダンプする場合にプログラムを書き換えるように
していたため、デバッグしたい箇所が複数ある場合に
は、その数だけテスト用のプログラムを作る必要があ
り、デバッグ効率が非常に悪いという欠点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み提案されたもので
あり、その目的とするところは、デバッグのためのダン
プが容易に行えるデータフロー計算機のライトモジュー
ルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ライトモジュール宛のデータをデータバス
から取り込み、IDとデータとを抽出するバスインタフ
ェースと、抽出されたIDを内部IDに変換するTRS
テーブルと、内部IDが特定の値の場合に所定のアドレ
スを生成し、それ以外の場合には内部IDをそのまま通
過させるアドレス生成回路と、バスインタフェースで抽
出されたデータをアドレス生成回路で生成されたアドレ
スでメモリに書き込むと共に、内部IDが直接に与えら
れた場合には対になるアドレスとデータとを待ってメモ
リに書き込むアドレス・データ出力回路とを備えるよう
にしている。
【0008】
【作用】本発明のデータフロー計算機のライトモジュー
ルにあっては、バスインタフェースがライトモジュール
宛のデータをデータバスから取り込んでIDとデータと
を抽出し、TRSテーブルが抽出されたIDを内部ID
に変換し、アドレス生成回路が内部IDが特定の値の場
合に所定のアドレスを生成し、それ以外の内部IDの場
合には内部IDをそのまま通過させ、アドレス・データ
出力回路がバスインタフェースで抽出されたデータをア
ドレス生成回路で生成されたアドレスでメモリに書き込
むと共に、内部IDが直接に与えられた場合には対にな
るアドレスとデータとを待ってメモリに書き込む。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0010】図1は本発明のデータフロー計算機のライ
トモジュールの一実施例を示す構成図である。
【0011】図1において、本実施例のライトモジュー
ルは、データバス11に接続されたバスインタフェース
(BIF)12と、TRSテーブル(トランスファテー
ブル)13と、アドレス生成回路14と、アドレス・デ
ータ出力回路15と、CNTテーブル(コントロールテ
ーブル)16とから構成されており、従来のライトモジ
ュールとはアドレス生成回路14を付加した点が異な
る。なお、各部の機能等については、重複を避けるた
め、以下の動作を通して説明することとする。
【0012】以下、上記の実施例の動作を場合を分けて
説明する。
【0013】(1)通常のメモリ書き込み動作 データバス11に到来するデータ101はMSF,ID
と呼ばれる2個のタグを有している。ここで、MSF
(モジュールセレクトフラグ)はデータの行先である演
算モジュールを示すタグであり、IDは演算モジュール
内での処理内容を規定するデータ識別用のタグである。
なお、ライトモジュールによりデータをメモリへ書き込
む場合、書き込みアドレスと書き込みデータとは別々の
データとして与えられる。
【0014】今、データバス11にデータ101が到来
すると、バスインタフェース12はMSFを調べ、自己
のライトモジュール宛である場合には、そのデータ10
1を取り込み、ID102と本来のデータ103とを抽
出し、ID102をTRSテーブル13に与え、データ
103をアドレス・データ出力回路15に与える。
【0015】TRSテーブル13は所定の対応関係に従
ってID102を内部ID(STN)104に変換し、
アドレス生成回路14およびCNTテーブル16に与え
る。なお、TRSテーブルは一対の書き込みデータおよ
び書き込みアドレスにそれぞれ付加されるIDに対して
は同一の内部ID104を出力する。ただし、その場
合、データ103が書き込みデータであるか書き込みア
ドレスであるかは内部ID104に付加されているイー
ブンオッドフラグによって識別される。
【0016】アドレス生成回路14は特定のID102
に対応する特定の内部ID104以外を受けた場合に
は、その内部ID104をそのまま内部ID105とし
てアドレス・データ出力回路15に与える。
【0017】アドレス・データ出力回路15は内部ID
105を受けた場合、対になる同一の内部ID105が
到来するまで対応するデータ103を保持し、対となっ
た場合に、保持していたデータ103と到来したデータ
103を内部ID105に付加されたイーブンオッドフ
ラグにより書き込みアドレスと書き込みデータとを識別
して、アドレス106とデータ107としてメモリに与
えて書き込みを行う。書き込みの完了に際して書き込み
終了信号108をCNTテーブル16に与える。
【0018】CNTテーブル16は書き込み終了信号1
08を受けたタイミングで、内部ID104を所定の対
応関係に従ってMSF・ID109とデータ110に変
換し、バスインタフェース12に与える。なお、通常の
書き込みにあっては、データ110はダミーとなり、M
SF・ID109は書き込みの完了を示す終了トークン
とされる。
【0019】バスインタフェース12は受け取ったMS
F・ID109とデータ110とを合成し、データ11
1としてデータバス11を介して他の演算モジュール
(図示せず)に送り出す。
【0020】(2)デバッグ時のダンプ動作 データフロー計算機の任意の箇所における処理の途中の
演算結果等をメモリにダンプしたい場合、ダンプしたい
データを出力する演算モジュール(図示せず)のCNT
テーブルをデバッガ等により外部から操作し、ダンプし
たいデータのMSFをライトモジュールを行先とする情
報に書き換えると共に、IDを特定のIDに書き換え
る。
【0021】今、データバス11にダンプすべきデータ
101が到来すると、バスインタフェース12はMSF
を調べた結果、自己のライトモジュール宛であるため、
そのデータ101を取り込み、ID102とデータ10
3とを抽出し、ID102をTRSテーブル13に与
え、データ103をアドレス・データ出力回路15に与
える。なお、ダンプすべきデータ101のID102は
特定のものとなっている。
【0022】TRSテーブル13は所定の対応関係に従
って特定のID102を特定の内部ID104に変換
し、アドレス生成回路14およびCNTテーブル16に
与える。
【0023】アドレス生成回路14は特定のID102
に対応する特定の内部ID104を受けると、メモリの
特定領域のアドレスを生成し、生成アドレス105とし
てアドレス・データ出力回路15に与える。なお、メモ
リの特定領域には所定の語数が確保されており、アドレ
ス生成回路14は特定の内部ID104を受ける毎に、
アドレスをカウントアップして連続する異なるアドレス
を生成し、所定の語数に達した場合には最初のアドレス
に戻る。
【0024】アドレス・データ出力回路15は生成アド
レス105を受けた場合、その時点で与えられているデ
ータ103をデータ107とし、生成アドレス105を
アドレス106とし、これらをメモリに与えて書き込み
を行う。そして、書き込みの完了に際して書き込み終了
信号108をCNTテーブル16に与える。
【0025】CNTテーブル16は書き込み終了信号1
08を受けたタイミングで、特定の内部ID104を処
理を中断させる終了トークンを意味するMSF・ID1
09とデータ110とに変換し、バスインタフェース1
2に与える。
【0026】バスインタフェース12は受け取ったMS
F・ID109とデータ110とを合成し、データ11
1としてデータバス11を介して他の演算モジュールに
送り出す。
【0027】送り出されたデータ111は処理を中断さ
せる終了トークンであるため、処理は中断することとな
り、メモリの所定の領域に書き込まれた内容からデバッ
グが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータフ
ロー計算機のライトモジュールにあっては、プログラム
を書き換えることなく、ダンプしたいデータを出力する
演算モジュールのCNTテーブルをデバッガ等により外
部から操作してダンプしたいデータのMSFとIDとを
書き換えるだけでメモリの所定の領域にダンプが行える
ため、従来のようにデバッグしたい箇所の数だけテスト
用のプログラムを作るのに比べて、格段に効率良くデバ
ッグが行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータフロー計算機のライトモジュー
ルの一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
11……データバス 12……バスインタフェース 13……TRSテーブル 14……アドレス生成回路 15……アドレス・データ出力回路 16……CNTテーブル 101…データ 102…ID 103…データ 104…内部ID 105…内部ID/生成アドレス 106…アドレス 107…データ 108…書き込み終了信号 109…MSF・ID 110…データ 111…データ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトモジュール宛のデータをデータバ
    スから取り込み、IDとデータとを抽出するバスインタ
    フェースと、抽出されたIDを内部IDに変換するTR
    Sテーブルと、内部IDが特定の値の場合に所定のアド
    レスを生成し、それ以外の場合には内部IDをそのまま
    通過させるアドレス生成回路と、バスインタフェースで
    抽出されたデータをアドレス生成回路で生成されたアド
    レスでメモリに書き込むと共に、内部IDが直接に与え
    られた場合には対になるアドレスとデータとを待ってメ
    モリに書き込むアドレス・データ出力回路とを備えたこ
    とを特徴とするデータフロー計算機のライトモジュー
    ル。
JP2416160A 1990-12-29 1990-12-29 データフロー計算機のライトモジュール Expired - Lifetime JP2580877B2 (ja)

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