JP2580844Y2 - 圧縮空気供給用ジョイント - Google Patents
圧縮空気供給用ジョイントInfo
- Publication number
- JP2580844Y2 JP2580844Y2 JP1992042699U JP4269992U JP2580844Y2 JP 2580844 Y2 JP2580844 Y2 JP 2580844Y2 JP 1992042699 U JP1992042699 U JP 1992042699U JP 4269992 U JP4269992 U JP 4269992U JP 2580844 Y2 JP2580844 Y2 JP 2580844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- hollow shaft
- compressed air
- bearing
- air supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- Drilling And Boring (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高速回転体へ送られる
圧縮空気が回転体のベアリングを傷つけないようにした
空気供給ジョイントに関するものである。
圧縮空気が回転体のベアリングを傷つけないようにした
空気供給ジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1を参考にして説明する。従来、ドア
ウエザーストリップの孔開け・クリップを挿入する自動
機械のチョコ停対策として、孔間け用モーター10の中
空シャフト11を介して、ドリル先端に圧縮空気を噴射
する方法が用いられおり、孔間け用モーター10の一端
面の中心に、中空シャフト11と同軸に圧縮空気供給用
ジョイント20を螺着している。
ウエザーストリップの孔開け・クリップを挿入する自動
機械のチョコ停対策として、孔間け用モーター10の中
空シャフト11を介して、ドリル先端に圧縮空気を噴射
する方法が用いられおり、孔間け用モーター10の一端
面の中心に、中空シャフト11と同軸に圧縮空気供給用
ジョイント20を螺着している。
【0003】この従来の方法は、自動機械のチョコ停に
対しては極めて有効であったが、ジョイント20が中空
シャフト11のベアリング40と向かい合っており、ジ
ョイント20出口から噴出した圧縮空気が孔開け用モー
ター10のベアリング40に当たり、そのグリースをも
吹き飛ばし、ベアリング40の寿命を著しく縮めると言
う問題点があった。
対しては極めて有効であったが、ジョイント20が中空
シャフト11のベアリング40と向かい合っており、ジ
ョイント20出口から噴出した圧縮空気が孔開け用モー
ター10のベアリング40に当たり、そのグリースをも
吹き飛ばし、ベアリング40の寿命を著しく縮めると言
う問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、圧縮空気がモーターのベアリングに突き当りグリ
ースを吹き飛ばすことである。
点は、圧縮空気がモーターのベアリングに突き当りグリ
ースを吹き飛ばすことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図2・図3を参考にして
説明する。本考案は、孔関け用モーター10の中空シャ
フト11を介して、ドリル先端に圧縮空気を噴射するた
めに、孔開け用モーター10の一端面の中心に、中空シ
ャフト11と同軸に螺着してなる圧縮空気供給用ジョイ
ント20において、ジョイント20とベアリング40と
の間に空間部22を形成し、かつ中空シャフト11の端
部を、それを支承するベアリング40を突き抜けて、ジ
ョイント20側に向けて突出させ、ジョイント20内面
に中空シャフト11内に非接触状態に挿入するパイプ3
0を気密に焼き嵌めし、ジョイント20に、その出口端
面から側面に通じる空気逃し通路21を形成し、空間部
22と外気とを連通させてなるものである。
説明する。本考案は、孔関け用モーター10の中空シャ
フト11を介して、ドリル先端に圧縮空気を噴射するた
めに、孔開け用モーター10の一端面の中心に、中空シ
ャフト11と同軸に螺着してなる圧縮空気供給用ジョイ
ント20において、ジョイント20とベアリング40と
の間に空間部22を形成し、かつ中空シャフト11の端
部を、それを支承するベアリング40を突き抜けて、ジ
ョイント20側に向けて突出させ、ジョイント20内面
に中空シャフト11内に非接触状態に挿入するパイプ3
0を気密に焼き嵌めし、ジョイント20に、その出口端
面から側面に通じる空気逃し通路21を形成し、空間部
22と外気とを連通させてなるものである。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10は孔開け用
モーター、11はそのモーター10に駆動されて、高速
回転(2万rpm)する中空シャフト、20はジョイン
トであって、前記孔開け用モーター10の一端面の中心
に、中空シャフト11と同軸に螺着してある。なお、中
空シャフト11の端部は支承するベアリング40を突き
抜けて、ジョイント20側に突出部12を形成させてあ
る。30はジョイント20よりの空気を中空シャフト1
1に導くノズル状パイプであって、その一端はジョイン
ト20内面に焼き嵌め31によって気密に嵌合固着して
あり、他端は中空シャフト11内に挿入してある。ま
た、ジョイント20には、その出口端面から側面に通じ
る空気逃し通路21を開けてある。
モーター、11はそのモーター10に駆動されて、高速
回転(2万rpm)する中空シャフト、20はジョイン
トであって、前記孔開け用モーター10の一端面の中心
に、中空シャフト11と同軸に螺着してある。なお、中
空シャフト11の端部は支承するベアリング40を突き
抜けて、ジョイント20側に突出部12を形成させてあ
る。30はジョイント20よりの空気を中空シャフト1
1に導くノズル状パイプであって、その一端はジョイン
ト20内面に焼き嵌め31によって気密に嵌合固着して
あり、他端は中空シャフト11内に挿入してある。ま
た、ジョイント20には、その出口端面から側面に通じ
る空気逃し通路21を開けてある。
【0007】作用について図2・図3により説明する
と、パイプ30を中空シャフト11内に接触しないよう
挿入し、ジョイント20を孔開け用モーター10の一端
面の中心に、中空シャフト11と同軸に螺着した状態
で、圧縮空気をジョイント20、中空シャフト11を経
て、ドリル先端に送り、噴射すると、空気はベアリング
40に当たらず、グリースを吹き飛ばすことなく、ま
た、モーター10内の空気圧が過度に上昇した場合、空
気逃し通路21を経て、空気を逃すことが出来、その
際、中空シャフト11の端部はベアリング40を突き抜
けて、ジョイント20側に突出させてあるため、中空シ
ャフト11から逆流する空気が直接ベアリング40に接
触せず、その寿命を縮めることはない。
と、パイプ30を中空シャフト11内に接触しないよう
挿入し、ジョイント20を孔開け用モーター10の一端
面の中心に、中空シャフト11と同軸に螺着した状態
で、圧縮空気をジョイント20、中空シャフト11を経
て、ドリル先端に送り、噴射すると、空気はベアリング
40に当たらず、グリースを吹き飛ばすことなく、ま
た、モーター10内の空気圧が過度に上昇した場合、空
気逃し通路21を経て、空気を逃すことが出来、その
際、中空シャフト11の端部はベアリング40を突き抜
けて、ジョイント20側に突出させてあるため、中空シ
ャフト11から逆流する空気が直接ベアリング40に接
触せず、その寿命を縮めることはない。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
自動機械のチョコ停に対して極めて有効であると共に、
先端のドリルへ送られる圧縮空気がベアリングに当たる
のを完全に防止し、そのグリースを吹き飛ばし、ベアリ
ング40の寿命を縮めると言う問題を解消する。
自動機械のチョコ停に対して極めて有効であると共に、
先端のドリルへ送られる圧縮空気がベアリングに当たる
のを完全に防止し、そのグリースを吹き飛ばし、ベアリ
ング40の寿命を縮めると言う問題を解消する。
【図1】従来例の使用状態を示す断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の使用状態を示す断面図である。
10 孔開け用モーター 11 中空シャフト 12 突出部 20 ジョイント 21 空気逃し通路 22 空間部 30 パイプ 31 焼き嵌め 40 ベアリング
Claims (1)
- 【請求項1】 孔開け用モーター(10)の中空シャフ
ト(11)を介して、ドリル先端に圧縮空気を噴射する
ために、孔間け用モーター(10)の一端面の中心に、
中空シャフト(11)と同軸に螺着してなる圧縮空気供
給用ジョイント(20)において、ジョイント(20)
とベアリング(40)との間に空間部(22)を形成
し、かつ中空シャフト(11)の端部を、それを支承す
るベアリング(40)を突き抜けて、ジョイント(2
0)側に向けて突出させ、ジョイント(20)内面に中
空シャフト(11)内に非接触状態に挿入するパイプ
(30)を気密に焼き嵌めし、ジョイント(20)に、
その出口端面から側面に通じる空気逃し通路(21)を
形成し、空間部(22)と外気とを連通させてなる圧縮
空気供給用ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042699U JP2580844Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 圧縮空気供給用ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992042699U JP2580844Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 圧縮空気供給用ジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593713U JPH0593713U (ja) | 1993-12-21 |
JP2580844Y2 true JP2580844Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=12643304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992042699U Expired - Lifetime JP2580844Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 圧縮空気供給用ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580844Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48111750U (ja) * | 1972-04-03 | 1973-12-21 | ||
JPS62201642U (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-22 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP1992042699U patent/JP2580844Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593713U (ja) | 1993-12-21 |
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